【試読】お隣の天使様がいつの間にか堕天させられていた件(椎名真昼/お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件) (Pixiv Fanbox)
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最寄り駅から徒歩十五分。やや歩かされた先に一棟のマンションが建っている。焦茶色の外壁に春の日差しを受け、街を見ろしている十五階の建物の九階にプリモはあった。
玄関には表札代わりに『リラクゼーションと美容整体のプリモ』と店の看板が掲げられている。
中に入って玄関でスリッパに履き替えると見えてくるのはリビング。学校の校長室にでもありそうな応接セットは、丈の低いテーブルを挟んで入口側に三人掛けの長ソファ、反対側に一人掛けの椅子が置いてあった。
ここで通常はカウンセリングをし、体の状態や最近の自覚症状を確かめてから施術に移る。
施術はリビングの奥にあるスペースで行う。リビングとの間はウォールドアで仕切られていた。
スライド式の間仕切りでリビングと居住スペースを区切れる造りだ。閉じれば玄関やリビングから寝室を隠せるし、開ければ部屋全体を広いワンルームとして使える。家主の目的や都合で自由度の高いレイアウトを可能とする。
プリモのウォールドアは磨りガラス模様で向こう側が見えないため、よりプライバシーに配慮された造りと言えよう。
「あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ あっ♡ これ、すごい、気持ちいい! すごく……キモチイイ♡」
ウォールドアの向こうから若い女の声が聞こえる。施術中に声を出す客も居なくはないが、その声は聞く者に媚や甘えを感じさせる声音だった。特に男が聞いたら堪らないだろう。雄の生殖器を刺激して元気にする声だ。
ウォールドアで区切られた空間では、ひとりの女が施術台で俯せになり、マッサージを受けていた。亜麻色の長い髪を一本結びにした女は、まだ少女と呼べる年齢だった。
髪と同じく色素の薄い瞳は大きく、くりくりとした人形のような目が愛らしい。すべてのパーツが理想的な形、大きさでここしかない場所に収まっている。女の子らしい小柄で華奢な体格に、おっとりした優しげな美貌は芸能人でもおいそれと見ないレベル。細身だが実は着痩せするタイプで、ベッドに連れ込んで脱がせてみた男が思わずニンマリしてしまう嬉しいオプション付き。
椎名真昼というのが少女の名前だった。
容姿端麗、品行方正、成績優秀でスポーツ万能な文武両道のお嬢様。通ってる高校では天使様と呼ばれ尊敬と嫉妬を一身に受ける。男子からのねっとりした視線や嬉しくない邪な感情も。
そんな真昼が現在プリモに居る。それ自体は問題ない。高校生とて整体やマッサージくらいは通う。問題は真昼もマッサージ師の男も全裸であること。男の手が彼女の秘部を揉みくちゃにしていることだ。
「あんっ♡ あっ♡ あんっ♡」
つぷりと膣口に中指を突き立てられ真昼の背中が反る。敏感な粘膜を男の指にほぐされ、肉襞をあやされて美少女の顔が恍惚とした表情になっていく。
「ダメです……あっ、あぁ、ダメ、ダメ」
ダメと繰り返しながら真昼の尻が徐々に持ち上がる。もっと深くまで弄って欲しくて――すっかり男に覚え込まされた自分の快楽ポイントを刺激してもらいたくて、より指が侵入しやすい体勢を取ってしまう。
もし彼女と同じ学校の生徒がこの場に居たら卒倒するか、ちんぽを取り出して扱き始めただろう。何せ天使様の素っ裸を拝めるだけでなく、品行方正な美少女が倍近く年齢の違う男に自ら性器とアナルを開帳し、子宮頸部を指でコリコリして欲しいとおねだりする姿まで見せられるのだから。
もちろん真昼とてこの場に他の人間が居たら、ここまで大胆に尻を突き出しはしない。今日は百八十分コースで予約枠を取っている。プリモでは他の客が部屋に居る間は別な客を入れない、室内でバッティングしないよう配慮していた。それにドアの鍵は真昼自身が閉めた。確かに掛け金が掛かっていることは確認済み。
加えてプリモが入るこのマンションは防音仕様。楽器演奏が趣味の人間でも隣近所の騒音トラブルを気にしなくて良いが売りのひとつだった。
つまり、いくら真昼が大胆に、はしたなく、この部屋の外では聞かせられないような言葉を口走って気持ちよくなっても、秘密は絶対に保たれる。
その安心感が少女の口を軽くする。
「ひゃん、んっ、んんんっ……だ、ダメですぅ……そ、そんなに……あっ、ああっ! そんな、いきなり……あんっ、んくぅぅぅぅっ! んはぁぁっ……あ、だめ、そこ……っあぁぁっ! い、いじめないでください! そ、そんなに、はげしく……そこだめっ、んあぁぁぁ」
マッサージ師の男は指を二本に増やし、勝手知ったる真昼の膣内を弄くり回す。クリトリスに伸ばした親指は円を描くように動かしつつ、同時に膣内の指でGスポットを探った。
恥骨の裏側。僅かに他の部分よりふっくらしたポイントを見つけて押す。セックスにおいても覚えがよく、敏感な真昼の体は激烈な反応を返した。
膣洞が切なげにきゅぅっと締まる。強すぎる快感に腕を突っ張ってられなくなり、両腕で頭を抱えて施術台に突っ伏した。頭が下がったぶんだけ相対的に尻が高くなる。
ぷりっとして白い、剥き玉子のような尻に男が口づける。キスした状態で吸われ臀部にチリッと痛みが走った。
つけられてる、キスマーク。前回のぶんが薄くなってきたのに、またお尻にエッチなことした跡を残されてる。
毎回こうやって男は真昼の体に性行為の痕跡を刻む。このS級美少女の体は自分の|所有物《もの》だと主張するために。一応は真昼の体面を慮ってくれてるらしく、下着で隠れる部分や目立たない部分を選んでマーキングするのだが、それでも真昼は体育で着替えるたび気が気でない。
ぐじゅぐじゅと濡れた粘膜の水音が部屋に響いた。
「今日もエッチな音がしてきた。真昼の体は敏感だな」
「あっ、あっ、やっ、い、い、イイ、言わないで、ください……あっ、あっ、ああっ」
「真昼のマン汁掻き混ぜながら、おまんこの臭い嗅ぐの好きだよ。この世に濡れたおまんこ掻き混ぜる音より、男を元気にする音なんてない」
男の指がクリを磨り潰すように動く。同時にGスポットも押されると真昼の視界は白と黒の世界が交互にやって来る。頭の奥深いところで快感の火花が散った。パチパチ飛んだ火花は血流に乗って全身に広がる。腕のみならず全身が蕩けて脱力した。
「もうイカせて欲しいんだ。ナカが震えてきた。どうして欲しいか言ってみな。前に教えたとおり、真昼のここはおまんこ、俺のはおちんぽで」
椎名真昼に対して全校の男子が邪な気持ちを抱きながら、一方では穢れを知らない天使であって欲しいと願っていた。その綺麗な天使を穢すのは自分でありたいと。だが閉じられたマンションの一室で、いま、真昼は彼らが知らない男に操られるように淫語を口にする。
「好き! 好きィ! あぁんっ! んんっ! おまんこっ! おまんこグチュグチュされるの好きぃ! おまんこ、おまんこぉ、おまんこもっとしてください。クリトリスぐりぐりされるのも好きなんです!」
みっともなく尻を振って媚びへつらいながら真昼は叫ぶ。どうなったっていい。気持ちよくしてくれるならプライドなんか投げ捨ててやる。初めて男に抱かれてからの一カ月で決心はできていた。
もう私は品行方正な天使様なんかじゃない。おまんこの気持ちよさを知ってしまったから。これなしでは生きられないの。
真昼が天使様と呼ばれるキャラクターを確立するに至った原因は、彼女の家庭環境にある。
幼いころより両親と不仲だった彼女は、自分が可愛く、優秀で、彼らが自慢したくなる娘に育てば振り向いてもらえるはずと考え努力した。非の打ち所がない完璧な娘なら愛情を注いでもらえると子供ながらに思った。
しかし愛情ではなく、上流階級のしがらみで結婚しただけの両親は、そもそも子供を望んでいなかった。一夜の過ちで避妊に失敗しデキてしまったのが真昼なのだ。
お前は要らない子だと面と向かって告げられても習慣化した努力はやめられない。やめ時を逸したと自嘲したこともある。
刹那の快楽と誘惑に負けて生まれてきた祝福されない子。その自分が快楽に翻弄され屈してしまった。
しょせん私も両親の血が流れた人間なのだ。享楽に耽って一時の感情に押し負けてしまう程度の存在。
もはや自分は後戻りできないくらい男との性行為にハマってしまってる。そう自覚した真昼は脳内でひとりの少年に謝罪する。
ごめんなさい周くん、ごめんなさい。だけど、この人のおちんぽ気持ちいいんです、私の体、この人とのエッチ覚えさせられてしまいました。おちんぽ挿れてもらえないとおまんこが切なくて、三日と我慢できないんです。
あんなに良くしてくれたのに、私のこと気づかってくれたのに、私も周くんのこと……好きだったのに、それでも気持ちいいおちんぽ忘れられないんです。
同じ学校に通う同級生で家が隣同士の藤宮周という少年。ひょんなことから知り合った二人は半年掛けて徐々に距離を縮めていった。昨秋から様々なイベントをこなし、クリスマスや大晦日を二人で過ごすという恋人のような時間を重ねた。
初めは単なる顔見知りだった二人。いつしか互いを一番大事な相手と想うまでに仲を深めた。
それなのに二人の絆は負けてしまった。たった一本の肉棒に。
周と重ねたスキンシップ以上の回数、真昼は男に抱かれている。
周には見せたことがない体の隅々、奥の奥まで男には見せ、触らせた。
周が半年かけてもできなかった行為を、男は真昼と会って初日で達成してしまった。
「真昼また余計なこと考えてるだろ」男がキスマークの上から真昼の尻を舐めながら言った。「大丈夫だって。真昼は親御さんのこともあって俺にヤリ捨てされないか心配なんだろ。ちゃーんと産まれてきたら責任取って真昼のことも子供のことも愛し尽くしてやるから安心しろ」
おまんこを弄る手とは反対の手が真昼の腹部に回される。へその下。子宮がある辺りを優しく撫でた。
「こっちは最初から孕ませて俺から離れられないようにするつもりで抱いてるんだ。真昼も覚悟決めて受精しちまえ」
言葉どおり男は最初から避妊など頭にない様子だった。セックス本来の目的である生殖を真昼と果たすために何度も体を重ねてきた。
たぶんだがもうデキている。受精してしまっている。真昼の胎では精子と結びついた卵子で細胞分裂が始まっている。
確証はない。まだ病院に行っても無駄だろう。それでも真昼は直感した。私は、この人のおちんぽに負けて、周くんじゃない男の人の子供を産むんだと。
「だから今日も生ハメ|膣内射精《ナカ出し》でいいだろ」
断られる可能性など微塵も考えてない声。それに真昼は逆らえない。
小さく頷いて限界まで尻を突き上げる。
「ください……あなたの、おちんぽ……私のおまんこに……♡」
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お隣の天使様がいつの間にか堕天させられていた件(椎名真昼/お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件)
Skeb依頼です。 キャラ:椎名真昼 原作:お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件 シチュ:真昼は既に調教済みの友達に「おすすめのマッサージ屋がある」と騙され向かってしまう。 一目見て気に入ったマッサージ師が絶対に堕とす為、催淫性のお香や媚薬オイルを使い調教の準備を完了させる。 たっぷり時間をか...