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 猿山ケンイチという雄にどうして惚れてしまったのか――

 私――金色の闇という存在にも、それは理解出来ないものです。

 彼を殺害する依頼を受けた私は、デビルーク王女達の妨害を受けて失敗しました。そのときの猿山ケンイチというのは――まあ、見るも無惨に逃げ回り、鼻水を垂らし、額を地面に擦りつけながら命乞いを懇願するような存在。当時の私は色恋沙汰には興味もありませんでしたが、少なくとも、目の前で土下座をしている彼に好意を抱くことはないと直感的に感じていたのですが――


 彼に抱かれてしまったことで――


 私という存在が、どうしようもないほどにメスであると理解させられてしまったのです。


 周囲を取り囲んでいる大勢の才媛の美少女達によって、彼の肉棒は大きく隆起していました。私の膣に入るのではないか、裂けてしまうのではないかと疑うほどの大きさ。トランスを使えば肉体を自在に変えることは出来ますし、膣を広げることも出来ますが――それをするのは”逃げ”だと煽られれば、私にはそれを選択することは出来ません。

 大勢の少女達に見守られながら、私は破瓜を済ませて――


 そうして、猿山ケンイチという雄の虜になってしまったのです。



――――



”ざわざわ”と賑わっているのは、ここがプールだからです。

 泳ぐことを目的にした市民プールではなく、しかし優雅に時間を過ごすための、天条院家が所有しているプライベートのナイトプールでもなく――大勢の人々が娯楽を楽しみにしている、リゾートプール。人が多く集まるそこは、以前の、兵器だった頃の私には無縁な代物であり、最初は緊張していたのですが――


「どうしました?猿山ケンイチ……私とはぐれないようにしてくださいね?


 ……いいえ、勘違いしないでください


 これはAV撮影なのですから……仕方なくです……


 えっちいことしたら、ころ……怒りますからね……っ♡」


 猿山ケンイチと出会ってから――

 私はこうした、大勢の人が集まる場が平気になったのです。

 銀河系の中でも未開の惑星であり、つい最近まで、宇宙人の存在すら知らなかった地球という田舎惑星。大した資源も眠っていないので、わざわざ侵略する価値もなかった星です。今はデビルーク星のお姫様が移住している星でもあるので、そこにちょっかいをかけるのは――即ち、デビルーク王を敵に回すということ。

 だから今、私は束の間の平和を堪能しているのですが――


”すりすり……っ♡もみもみ……っ♡”


「……んっ♡どこを触って……っ♡……お尻がそんなにいいのですか?……わかりませんが……んんっ♡手付き……えっちい、ですよ……っ♡」


 猿山ケンイチは――

 どうやら、少し平和ボケしすぎている様子。

 私が着用しているのは、授業でも使用しているスクール水着。胸元に学年が書かれて「ヤミ」と大きく記載されているそれは、授業中であれば平気であっても、人前では恥ずかしさを感じさせる代物。ですが猿山ケンイチにはそれがいい様子で――先ほどから私の腰に腕を回して、尻を淫らに撫で回してくるのです。 

 周囲には、ナノマシン型のカメラが飛び回っています。

 宇宙の最先端技術によって発明されたそれで、今の私達は四方八方からその姿を収められています。自動でAVに編集をしてくれる高度な技術はありませんが――それは私ではなく、他の人に任せればいいだけの話です。

 猿山ケンイチは、私の平坦な身体がお好みな様子。

 いえ――正確には彼は、容姿がいい美少女ならばどんな肢体であっても興奮をするのでしょう。

 リゾートプールであるために、猿山ケンイチのハーレム妻の彼女達もやってきています。露出の多いビキニを着て、胸元の谷間や、豊満な臀部を晒しながら遊んでいるのは――猿山ケンイチという雄を興奮させるためのもの。彼は自分のハーレム妻達が寝取られることを良しとはしませんが「他の男達に声をかけられている彼女達を、ハーレム王の俺様が助けてやる」というプレイが大好きな様子。きっと、彼女達がナンパ男達に声をかけられているところも撮影して、後日その映像を見ながらえっちいハーレムプレイに浸るのでしょう。

 私がそんなことを考えていると――


”~~~~っ?”


「……いいえ?特に何とも思っていませんが?


 ……胸が大きいからなんですか?あんなものはただの脂肪に過ぎませんし、少しも羨ましくはないですが?」


 猿山ケンイチは、私に彼女達の胸のことを尋ねてきます。

 自分の身体を見下ろすと、そこにあるのはぺたんこの乳房。

 私の身体が今後、どのような成長を遂げるのかはわかりませんが――

 巨乳のハーレム妻達に尋ねると、どうやら、中学生の頃には胸元はしっかりと膨らんでいた様子。

 私の肉体は色々と特殊ですし、細胞の元となったティアがあの身体なのですから望みは捨てていないのですが――それはそうと、勝算の低い勝負であることは自覚しており――


 そういう意味では、私はハーレム妻の中では一歩遅れているのです。


 猿山ケンイチに直接言うことはありませんが、私は彼が大好きです。

 情けない部分もあるし、ヘタレな性格ではありますが――それが性欲由来の感情であっても、私達のピンチには絶対に駆けつけてくれるのです。それに、その――彼との逢瀬は、私の身体にとっては最早欠かせないもの。夜な夜な、彼の身体を思い出すだけで秘部が濡れて、子宮が疼き、自慰行為をしなければ満たされないのです。毎日毎晩、彼の下に訪れて関係を迫るはしたない真似は出来ませんが――それが許されるのならば、私は四六時中、猿山ケンイチという雄を堪能していたいと思うほどであり――

 ですが彼の視線は、大勢の美少女達の豊満な乳房に向いているのです。

 私の尻を揉みしだきながら、視線は他のハーレム妻の巨乳爆乳、様々な食べ放題の果実達に向いているという状況。本来であれば私は、猿山ケンイチを叱るべきなのですが――そもそも、デビルーク王女達のハーレムに割り込んでいるのは、私の方なのです。

 だから、私に出来るささやかな抵抗は――


”むっぎゅ~っ♡♡♡”


「どうしました?猿山ケンイチ?


 あなたの恋人らしく……腕を組んでいるだけですが?」


 彼の腕に、自身の乳房を押しつけることだけなのです。

 私は彼を満たすために、胸を大きくしたいと思うばかりなのですが――

 彼の単純明快にして、しかし同時に複雑怪奇な男心は「小さな胸も、それはそれで魅力的」だと考える様子。

 私の胸はきつく寄せれば、どうにか乳房を挟み込めるサイズであり――それはメアも同様。彼にとっては「小さなおっぱいをどうにか寄せてあげて、Wパイズリをしてもらう、宇宙中で俺様にしか出来ない贅沢」であるらしく――

 然らば私に出来ることは、与えられた武器を使うことだけなのです。 

 猿山ケンイチと腕を組みながら、乳房をすりすりと腕に押しつけていきます。

 鼻の下を伸ばして、嬉しそうに、下品に私を見下ろしてくる彼の表情。水着越しの股間は隆起してテントを張っていますが――「もしもし、あなた勃起していますよ」とマナー違反を注意できる立場の人間は、ほとんどいないに違いありません。それに、その――ある意味では、彼女達の巨乳よりも視線を惹き付けるような、圧倒的な巨根。初体験の際、私は涙を流しながら受け入れてしまったそれを前にすると――男も女も、等しく圧倒されるに違いありません。


「はい、聞いていますよ?プリンセス・ララの発明品によって……ここでの記憶は、私達以外はみんな消えてなくなるのですよね?」


 このリゾートプールは、当然ながら猿山ケンイチの所有物。

 正確には天条院家が運営しているのですが――その娘である天条院沙姫は、猿山ケンイチという雄にメロメロで、全てを捧げる気でいるのです。そういう意味では、猿山ケンイチの持ち物と言っても過言ではないでしょう。構内に入場するための出入り口に仕掛けられた発明品は、猿山ケンイチのハーレム妻達との関わりを持った部分の記憶だけを消去する代物。彼らがここでナンパをしても、帰る頃にはその記憶がなく――、万が一違法な手段でお持ち帰りをしようとしても、出入り口から出れば「え?誰この子?」となるように作られているのです。

 自分のハーレム妻が、鼻の下を伸ばした、下品な雄猿どもにナンパされるのは興奮するが――

 しかし、指一本触れられたくはなく、全てが俺様の物だと宣言をするような圧倒的な独占欲。 

 正直なところ、私は猿山ケンイチのそういう部分が大好きです。

 金色の闇という、様々な背景や肩書きを持って生まれた私ですらも――彼にとっては、おちんぽを気持ち良くする肉オナホの一匹に過ぎないという扱い。私の身体の奥底で溜まっていた、様々な凝りが――肉棒で子宮をコツコツノックされて、膣肉を擦り上げられるだけで、いとも容易く溶けていくのです。

 そうしていると――


「お~、そこの子可愛いじゃん♪なにその金髪?地毛?」


「まだ子供だけど可愛いね~♪ちょっとそこの男、邪魔」


「そんなしょうもない男より、俺達と遊ばな~い?楽しませてあげっからさぁ♪」


 猿山ケンイチと私は、男達に絡まれるのです。

 髪を染めてピアスを着けている彼らは、見るからに軽薄な雰囲気を漂わせていますが――

 あまりにも無様なアホ面をぶら下げているので、だから私は「手練れの殺し屋が油断を誘うための、地球人への変装」を疑わずに済みます。猿山ケンイチは、私の腰を抱き寄せながら鼻息を荒くしているご様子。彼は出会った当初こそ、小便を漏らしながら私に命乞いをする情けない雄でしたが――今の彼は数多の危機を乗り越えているのです。

 このAV撮影を見守っているメアとネメシスがいますし――きっと、遠く離れた位置で邪魔をしないように遊んでいても、モモ姫なども私達を見張っているに違いありません。そして何より――彼の隣には、私がいるのです。ナンパをしている男が、伝説の殺し屋や、あるいはデビルーク王のような圧倒的な武力を背景に脅迫してくるならばともかく――

 目の前の男達は、猿山ケンイチにほんの僅かとして及ばない、魅力に欠けた男達なのです。


「あはっ♪ビビっちゃって声も出ない感じ~?」


「ねえ?キミ名前なんて言うの?そんな男より俺達と遊ぼうよ~っ♪」


 彼らが果たして、このAV撮影において雇われたエキストラなのか――

 それとも、私という雌を手に入れたくて仕方ない、野良のナンパ男なのかは判断が付きません。

 私がララ姫やティアのように豊満な乳房をしていれば、話は早かったのですが――生憎というか、私の身体つきはまだまだ未成熟な代物。ですが同時に――私の艶やかに輝く金髪というのは、日本においては滅多にいない存在でもあるのです。男性の殆どがロリコンではないというのは――それはただ単純に「美しくない子供には興味がない」というだけの話。自画自賛をするようですが、私やメア、あるいは美柑の容姿というのは彼らにとって獣欲の対象であり――

 だからこうして、ナンパをされるのです。

 明らかに手を出してはいけない年齢、というのは彼らにとって、武勇伝の一つになるのでしょう。普通の男達ならば、余りにも可能性が低い異性を前に手を出しはしないのでしょうが――そんな常識的な判断が出来ていれば、ナンパなんて確率の低い遊びには興じないのです。少なくとも、頭の悪い異性にモテそうな軽薄の雰囲気の彼らは、自身と猿山ケンイチを比較した上で「あの男よりも、俺等の方がイケてんだろ」と判断をしたようで――

 それは――


「申し訳ありません……


 私は……猿山ケンイチの虜ですので……


 あなた達のような頭の悪そうな猿に嫁ぐ気はございませんから」


 私の愛しい旦那様を、侮辱するということでもあるのです。

 猿山ケンイチは私の言葉に喜んだようで、鼻の穴をぷっくらと膨らませますが――私からすれば、彼を侮辱した男達の血を見なければ収まらないもの。ですがそれは、昔の殺し屋稼業であった頃の私の話。今の私は、猿山ケンイチがそれでいいのならばと満足をするほかになく――

 だからつま先立ちになり、彼の首に両腕を回して――


”むっちゅ~~~っ♡♡♡”


 猿山ケンイチと、濃厚な接吻を交わすのです。

 唇同士を密着させるまでならば「尋常じゃないほどに仲のいい兄妹ならあり得るレベル」と彼らは思えるのかもしれないので――”にゅるんっ♡”と私は、猿山ケンイチの口に舌をねじ込みます。私やメアの唾液とは違い、ぬるぬるでぬめぬめ、ねばねばな唾液がべっとりとまとわりついた舌。最初は不快でしたが、今の私はそれが愛おしくてたまらないほど。彼の身体にしがみついて、この華奢で細い肉体が浮き上がるほどに強く抱きついて――


”じゅるるるる……っ♡んれぇ♡あむあむっ♡んちゅっ♡んれんれんれれ……っ♡”


 私は猿山ケンイチと、舌を絡め合わせていきます。

 ナンパで絡んできたのが彼らであっても、事情を知らない警備員が来れば――いいえ、事情を知ったところで、私達は追い出されてしまうのかもしれません。ですが――それはそれで、猿山ケンイチを独り占めできる大チャンス。私にとっては、リゾートプールである必要はないのです。ただ猿山ケンイチが「可愛い女の子とデートした後で、セックスするAVっていいよな~」と言っていたから、この舞台を用意しただけの話。他の彼女達には申し訳ない話ですが、猿山ケンイチがそれを望むのならば、私は仕方なく、彼にラブホテルに連れ込まれて――ハメ潰されなければいけないわけであり――

 私の下腹部に押しつけられる、彼の海パン越しの勃起した肉棒に――

 私の背筋はゾクゾクと、痺れるような興奮を感じるのです。

 彼らは「お、おい……行こうぜ……」と私達から遠ざかっていきます。

 ですが折角のチャンスなので――

 私は猿山ケンイチの口に舌を絡め合わせて、濃厚なディープキスを堪能します。

 最初の頃はただただ、不快なだけに感じた接吻ですが――今の私にとって、彼の唇も唾液も、愛おしくてたまらないもの。彼の涎がべっとりと、私の透き通る白い肌にこびりついて、乾いた後に漂う悪臭に最初は眉をしかめる他になかったのに――

 今はその残り香だけでも、自慰行為に耽ることが出来るほど。

 男達が立ち去った後でも、猿山ケンイチは私を抱きしめたまま舌を絡めてきます。

 彼らの記憶が消えるとは言えど、今、この瞬間にいるのは通常の利用客なのです。白昼堂々と、私が――あの金色の闇が、猿山ケンイチという雄と濃厚なディープキスを堪能する光景を見せつけるそれに――子宮がうずうずとする、背徳感のような興奮が走ります。


「……いいえ?本当なら……私はあなたを守るために、彼らを叩きのめす必要がありましたが……


 そもそも私達が、他星に危害を加えるのではないかと疑われているのが、このAV撮影の原因ですよね?


 少なくとも、それが証明されるまで……私は地球人に危害を加えることは出来ませんから……っ♡誤解しないでください、猿山ケンイチ……っ♡先ほどのは、ただの緊急避難以上の意味は――きゃあっ!?ちょ、ちょっと!?どこへ行くんですか!?手を掴んで……っ!……い、いいこと聞いたって何を……んんっ!?」


 猿山ケンイチは私の手を掴んで、乱暴に引っ張ってきます。

 普段の私であれば、どれほどに鍛えていたとしても、地球人を相手にまさか負けるはずもありません。ですがそこにいるのは、私の大好きで、心の底から惚れている雄なのです。ハーレム計画を提案されたときに「自分には好きな人がいるから」「みんなを幸せに出来るかわからないから」と臆病にヘタレを見せる雄ではなく――私やメアやティア、全員をまとめて幸せにしてくれると宣言をする優秀で逞しい雄の、その力強さには、私はきゅんきゅんと子宮が疼いてしまうのです。猿山ケンイチではない雄に惚れていれば、きっと私は、その恋心を無駄に弄ばれるだけなのでしょうが――彼は使えるものはなんでも使って、私達全員を娶ってくれることを誓っている最高の旦那様であるので、だから私は彼に従順についていき、彼の命令ならば全てを聞くのだと決意をしました。



――――



 え?……いいえ、出来ないことはありませんが……


 やはりあなたは……猿山ケンイチは、そういうのが好きなのですか?


 違う?いいんですよ、私に気を使わなくても……私の身体が実際にそうなのは、認めますし……


 ……そう、ですか?


 私だから、意味があるんですか?


 プリンセス・ララが子供の姿になることに意味があるように?


 ……よく、わかりませんが……構いませんよ……


 私は……あなたの命令ならば、絶対に逆らえませんから♡


 はいっ♡そうですよ♡私は……宇宙を混乱の渦に巻き込んだのは私の責任であり……あなたは、私を守ってくれる立場なのですから……っ♪


 カメラの向こうの方々も……見えるでしょうか?


 私は彼に……絶対の忠誠と屈服を誓っております……っ♡彼に……猿山ケンイチに命令されれば、今すぐに自分の首を刎ねてみせましょう……♡


 ……わかっています♡そんなに焦らないでください♡……あなたが、そんなことを命令する酷い人じゃないから……私は好きになっているんですよ?


 んっ♡こ、こら……っ♡どこ触って……っ♡えっちいのは……んんっ♡撮影、なんですからぁ……っ♡ふぅ♡んんっ♡わか、わかりました♡ちっぱいの私も、大好きなのはわかりましたから……っ♡乳首♡やだ♡乳首こねこね……っ♡それ、ほんっと……いやなんです……っ♡気持ち良くて♡すぐイっちゃうのに……っ♡お腹のうずうず♡止まらない♡欲求不満な感じあるので……っ♡


 あっ♡やだっ♡なんで激しく……っ♡んんん……っ♡ふぁ、ふぁいっ♡わかっています♡猿山ケンイチ様の命令には♡絶対服従、なので……っ♡猿山ケンイチが♡やれと、言わない限り♡私は絶対に♡宇宙に危害を加えないので……んんんん~っ♡


”びぐびぐびぐ~~~っ♡♡♡”


 ふぅ……ふぅ……っ♡んん……っ♡


 また……乳首だけで、イかされてしまいました……っ♡


 ……んっ♡じゅるるるるるっ♡はむっ♡れろぉ~……っ♡んちゅっ♡ちゅっ♡もっと、ベロ出して……んっ♡はむはむ……っ♡


 ……ぷはぁ♡


 猿山ケンイチ……キスもいいですが……っ♡その……♡


 あなたの目的のためには……早くしたほうがいいのでは?


 ……は、はいっ♡それでは……んんん……っ♡


 ……はいっ♡これでトランス完了です……っ♡


 ……見せびらかしたいのですね?構いませんよ?……どうせ、このプールを出る頃には♡猿山ケンイチと、ハーレム妻以外のみんなは記憶がなくなるのですから……っ♡


 あなたの好きなように……私を使ってくださいませ……ご主人様……っ♡



――――



”どたぷんっ♡ぽよんっ♡むちむちっ♡ぶりんぶりんっ♡”


「お、おいあれ……やっばぁ……なんだよあの子……」


「身体ちっちゃいのに胸やっばぁ……エロ漫画から出てきたみたいだ……」


「あれも宇宙人って奴なのかな?……うっお、ちんぽに媚びるためだけの存在かよ……」


 私は今――

 猿山ケンイチに腰を抱かれながら、プールサイドを歩いています。

 大勢の人々の視線が、私達に向けられていることは理解しています。

 先ほど私はナンパをされましたし、街中を歩けば大勢のスカウトや、キャッチや、校長が声をかけてくる容姿はしていますが――

 それは飽くまで、マニアックな趣味なのでしょう。

 男性は本質的にロリコンなのだと猿山ケンイチが熱く語っていたことを思い出しますが――男性はやはり、圧倒的に乳が大きくて、スタイルが良い、大人の女を好むのがスタンダード。猿山ケンイチは私達をはべらす、ハーレム王として相応しい男であり、爆乳女のWパイズリやおっぱいサンドイッチを楽しんだ翌日には、私達のちっぱいハーレムを堪能できる身なので全てを味わいたがりますが――

 一夫一妻という窮屈なルールに縛られている地球人のほとんどは、生涯の伴侶を一人しか選ぶことが出来ず――

 そうなったとき、私やメアよりも、プリンセス・ララやティアを選ぶように出来ているのです。

 私にとって、宇宙広しと言えども心を奪いたい雄は猿山ケンイチだけであり、彼が私を見てくれるのならば、他の男達は必要ありません。ですが、まあ――猿山ケンイチは「自分の女を見せびらかしたいくせに、エロい目で見られるとブチ切れて、ちんぽをバッキバキに勃起させながら雌を寝バックでお仕置きしてくれる雄様」であるので、適度な範疇であれば、エロい目で見られることもやぶさかではないわけで――


 だから私の――


「どうしました?猿山ケンイチ……っ♡


 物陰に連れ込んで……パイズリ、させたいのですよね?」


 112センチPカップに、周囲の男は釘付けとなっています。 

 大きな乳房というのは当然のことながら、それに相応しい体躯で成長するもの。

 プリンセス・ララやティアは巨乳が目立ちますが、女性にしては肩幅が広く、肋の部分がしっかりとしている骨格レベルからの巨乳であり――

 一方で私は、華奢な身体で爆乳を実現させているのです。

 自身の胸元の肉だけをトランスさせて、作り上げた圧倒的な爆乳の112センチPカップ。スクール水着の布地がギチギチに引っ張られるもので、脱いだ後にはダルダルの、見るも無惨な布きれが待っているのでしょう。

 自分の足下すら見えないほどの、圧倒的欠陥とも言えるその爆乳は――


「うっお……エロすぎんだろ、あの子……っ!」


「パイズリさせてぇ~……っ♪ちんぽぶちこみてぇ……っ♡」


 男性達にとっては、獣欲の対象となるのです。

 スレンダーで胸が小さな少女というのは、女性達は「憧れる」や「可愛い」と好き勝手に言いますが――男性にとっては「まあ悪くないんだけど、なんかなぁ……」と思う代物。それに比べて今の私の、乳牛が如き無様な爆乳は、女性達からは憐憫の視線を向けられても、強靱な雄である猿山ケンイチにとっては大好物と呼べるものです。

 きっと彼は、私のこのPカップのデカパイを鷲掴みにして、背後からへこへこと腰を振りたいのでしょう。私に馬乗りになって、普段の私には出来ない長い谷間によるパイズリを味わいたいのでしょう。乳がデカい雌にしか出来ないそれを、トランス持ちの私はお手軽に行うことが出来るのです。プリンセス・ララやティアには出来ない私だけのアドバンテージ。猿山ケンイチという雄を満足させるためならば、少しの遠慮も容赦も必要ないわけで――

 だから――


”むっぎゅ~~~~っ♡♡♡”


「んん……っ♡あくっ♡んん……っ♡みんなが見てますよ、猿山ケンイチ……っ♡


 大丈夫です、安心してください……っ♡


 そんなに強く……”俺様の女だぞ”というアピールをしなくても……


 私は……あなただけのヤミですから……っ♪」


 猿山ケンイチが、嫉妬を露わにして私のデカパイを鷲掴みにしてきても――

 それは私にとって、誇らしいことなのです。

 普段の小さな胸を触る際に、猿山ケンイチは優しい手付きを見せてきました。「貧乳は敏感」という通説が正しいのかはわかりませんが、少なくとも、猿山ケンイチハーレムにいる貧乳の雌はみんな敏感な感度を持っています。(いえ、巨乳の彼女達も乳首だけでイけるまで開発されているのですが)

 だから彼の愛撫は、いつも優しくて、丁寧で――

 同時に蛇のようにねちっこくて、私を乳首だけでイかせることにご執心の様子を見せてきます。

 私としては、乳首だけでイかされるとお腹の奥の疼きが、解消されるどころか余計に酷くなるばかりなので好きではないのですが――彼の手で、乳首を愛撫されること自体は決して嫌いではないのです。

 女を捨てて、たった一人で、この広い宇宙を生きていくと決めていた私が――

 地球人の、非力な一匹の雄に乳首を責められて、腰をビクビクと弾ませるほどの快楽に身悶えしてしまうこと。私という雌はどうやら、それがたまらなく大好きな様子。それは――小さな胸の私ではなく、112センチPカップという圧倒的な爆乳になっても同様です。普段の私では味わえない、スペンス乳腺や、下乳を刺激される快楽に身悶えしながらプール中を一周していき――


「……いいんですか、猿山ケンイチ?


 人が……見ていますが……っ♡」


 やがて私達は、プールサイドの椅子に到着します。

 パラソルの下で寝そべることの出来る椅子は、本物のビーチに置かれていて、ティアのような極上の美女が座れば絵になるのかもしれません。猿山ケンイチはそこに寝そべります。彼は容姿が決して優れているわけではなく、むしろ、猿顔のそれは地球人基準では劣っていると言われるものでしょう。私にとって、雄を好きになるのに容姿は関係ありません。「顔がいい男に口説かれて、膣を濡らしながら股を開くバカ女」は猿山ハーレム計画に相応しくないのだとプリンセス・モモが強い口調で言っていたことを思い出します。人間を容姿の良し悪しで量っていいのは、大勢の雌共を妻とするハーレムの主である猿山ケンイチ様だけであり――私達雌は、彼の足下に跪いて土下座をすべきなのですと言っていた彼女の言葉は、よくはわかりませんでしたが――

 猿山ケンイチが一人で、その椅子に寝そべると滑稽なのは事実なのです。

 なので私は、彼の膝の上に跨がり――


「シックスナインですよね……っ♡はいっ♡わかりました……んっ♡」


 猿山ケンイチの顔面の上に、自身の下半身を押しつけます。

 当然のように、プールではえっちいことは禁止されていますが――

 このプールはハーレム妻の一人、天条院沙姫の所有する代物。

 それに――

 彼らはどうせ、このプールを出れば記憶が消えるのです。

 それならば――

 今、ジロジロ見られたところで問題はないわけです。

 猿山ケンイチの下半身は、先ほどからずっと勃起している様子。

 彼が一人で勃起した海パンを晒け出して歩けば、それは問題かもしれませんが――隣に私がいれば話は別。自分が美少女であると認めることはむず痒くありますが――腰を抱かれて、胸を揉まれて”俺様の女アピール”をされても僅かとして抵抗をすることのない美少女が隣にいれば、猿山ケンイチの勃起は正当化されるのです。

 彼の海パン越しに、私は顔を埋めます。

 プールの塩素の匂いの奥には――猿山ケンイチという雄の、凶悪なフェロモンが詰まった肉棒が眠っているのです。海パン越しの硬さと熱に、私はそれだけで陥落してしまいそうになりますが――

 これ以上、愛しい旦那様に我慢をさせてはならないのです。


「猿山ケンイチ……


 脱がせますので……腰、浮かせてください……っ♡」


 彼の海パンを”ずるっ♡”と脱がせると――


”ばっき~~~んっ♡♡♡”


「…………っ♡」


”ごきゅりっ♡”


 思わず生唾を飲んでしまうほどの、剛直と目が合うのです。

 私の身体を淫らな目で見てきた存在も「捕獲して従順になるまで調教して、雌奴隷にしてやるのだ」と意気込んでいた存在も大勢いました。当然、私は猿山ケンイチに襲われるまで処女膜を守り続けてきたのですが――

 その過程で、不本意ながら彼らの男性器を眺めることがあって――

 当然のように、それは多種多様な代物であったのです。

 肉体の構造からして違う、様々な星の宇宙人である以上男性器が違うのも当然の話。惨めに見下したくなる小さくて粗末な逸物もあれば、「いや、それは私の身体を仮に全身オナホにしても入らないのではないでしょうか」と思うほどの巨根もあって、当時は大した感慨もなく全てを始末していたのですが――


「…………猿山ケンイチのおちんぽ……っ♡


 いつ見ても……逞しくて、かっこよくて……えっちいです……っ♡」


 猿山ケンイチの肉棒は――

 私の本能に、どうしようもなく響いてくるのです。

 きっとそれは、彼の肉棒が初体験の相手であるから。

 私という雌は、猿山ケンイチに”女”にされたのです。

 肉体の芯に残った熱が、彼の肉棒に触れるだけで燃え上がってくるのでしょう。

 鼻を近づけて匂いを嗅ぐと――


”すんすん……っ♡ふがふが……っ♡す~っ♡すはすは……っ♡”


 まさしくそこに漂うのは、悪臭と呼べるもの。

 ですが、決して悪い意味ではなく――臭い匂いを敢えて嗅ぎたくなるようなものと同じなのです。少なくとも、私達のような繁殖欲求の強い雌にとっては、絶対に抗うことが出来ないような強い雄の匂い。プールに入ったことで僅かに匂いが薄まっていますが――彼は初めて精通をした日から、毎日毎日、気が狂ったような回数の自慰行為をこなしてきたのです。肉棒に染みついた雄の匂いは、私の敏感な鼻では簡単に感じ取ることが出来てしまいます。

 猿山ケンイチは、私よりも圧倒的に弱っちい存在なのに――

 この肉棒で膣内を擦り上げられるだけで、私は全身を痙攣させて、無様に潮を噴かされてしまうのです。

 雌を虐める為の高いカリ首に、おまんこをカツアゲするような長い肉幹に――更に、無尽蔵に精液を放つことが出来る、圧倒的な貯蔵庫である彼の陰嚢。その全てが今の私にとっては、たまらなく興奮を招くもの。ああ――”金色のヤミが、地球という片田舎に住んでいる、猿顔男子高校生の金玉に――鼻先を埋めながら「す~っ♡すはすは♡ふがふがっ♡」と匂いを嗅いでいる光景を見せれば、彼らも諦めてくれるでしょうか”などと考えながら、私は猿山ケンイチへのちん嗅ぎ奉仕を行い――


”びくびくっ♡びぐびぐ~っ♡”


「わかっています……猿山ケンイチ……っ♡


 我慢が出来ないのですよね?」


 彼の肉棒が、私の頬をビンタしてくるので――

 私はスクール水着を脱いで、胸元を露わにします。

”全部脱いでしまえば台無し”と言っていた彼の男心はわかりませんが、半脱ぎで112センチPカップを晒すだけで、”びぐんっ♡びゅぐっ♡”と肉棒が激しくはずむのがわかります。


「猿山ケンイチ……っ♡


 私の……ヤミの112センチPカップパイズリご奉仕で……っ♡


 どうか……気持ち良くなってくださいませ……っ♡」


 私は宣言をすると同時に、その巨大な肉塊を持ち上げて――


”にゅぷぷぷぷぷぷ~~~っ♡♡♡”


「~~~~~っ!!」


「ふふ……っ♪いかがですか……?


 気持ち良すぎて……声も出ませんか……?」


 猿山ケンイチの肉棒を、挟み込むのです。

 彼の肉棒はあまりにも大きすぎるので、普段の私では挟み込むことは出来ません。

 それどころか、ティアのような圧倒的な爆乳を前にしても――猿山ケンイチという逞しい雄のペニスは、先端が露出してしまうのです。彼の肉棒は、私達雌を徹底的に陵辱して、調教して、屈服させる最高にかっこいい逸物ではありますが――

 そればかりは、どうしようもない弱点なのです。

 だから私は、112センチPカップという肉体にトランスしたのです。

 彼の肉棒が、先端から根元まで全て埋まってしまうようなサイズ感であり――猿山ケンイチは、ビクビクと下半身を弾ませながら快楽に悶えている様子。ルール違反やチートに手を染めなければ実現できない、猿山ケンイチという雄の肉棒を満足させる全埋まりパイズリ。彼はどうやら、涎を垂らしながら私の下半身に顔を寄せている様子。シックスナインの体位は、男女が互いを奉仕する代物。勿論、私達が猿山ケンイチに奉仕をすることが義務であっても、彼がそれをする必要はありません。

 ですが――


”じゅるるるるる……っ♡はむはむっ♡むちゅ~っ♡れろれろれろ……っ♡”


「んんん……っ♡猿山ケンイチ……っ♡だめ、です……っ♡私が奉仕をするので……っ♡んんっ♡やっ♡パイズリ……集中、出来なくなってしまいますから……っ♡」


 彼は私の股間を、どうやら舐めたくて仕方がない様子。

 私に爆乳パイズリをされて興奮しているのに――目の前には、私の下半身が存在するのです。スクール水着の水分は、最終的に重力に従って、私の股間部分から”ぽた♡ぽた……っ♡”と垂れていくのです。それはまるで、コーヒーをドリップしたかのような代物であり――猿山ケンイチは、その水滴を飲んで興奮したのかもしれません。

 スクール水着を引っ張り、私の膣を露わにして――

 彼は、クンニリングスを行ってくるのです。

 私の舌を乱暴に――しかし的確に舐め回してくる彼。このAV撮影は、私が主導権を握って猿山ケンイチを逆レイプするはずだったのですが――彼にクリトリスをちろちろと舐められて、あまつさえ甘噛みされると、私は簡単に腰砕けになってしまうのです。

 猿山ケンイチの肉棒を、乳房で挟み込む行為には集中力が必要。私は今、彼に性器を刺激されて、その気持ちよさに腰を浮かせてしまい――その浮いた腰を、彼に両腕でがしっと掴まれるのです。逃げることも出来ず、猿山ケンイチの舌の技巧に弄ばれて――

 私は、何度も何度も、小さい絶頂を迎えるのです。

 私は猿山ケンイチ以外の異性を知りませんし、彼以外の肉棒を受け入れたいと思ったこともありませんが――猿山ケンイチはハーレムの王として、大勢の媚雌を相手にしているのです。プリンセス・ララの発明品を使えば、彼の肉棒を増やしたり、あるいは彼自身を分身させることは容易ですが――それは飽くまで飛び道具。基本的に彼は一人で、二桁の大勢の雌を満足させる必要があり――

 私達の身体は、猿山ケンイチの指一本で容易く絶頂させられてしまうのです。

 彼のクンニテクも同様なのでしょう。私のような雌を簡単に絶頂に導いて、骨抜きにさせることが出来る舌使い。全身を”びぐっ♡びぐっ♡”と弾ませながら、私はパイズリご奉仕に意識を集中させますが――後付けで作られたこのデカパイでは、慣れた奉仕が出来るはずもなく――

 やがて――


”じゅるるるるるる~っ♡はむはむっ♡れろれろれろれろれろれろ……っ♡”


「…………っっ♡♡」


”びぐびぐ~っ♡”と私は、彼の舌で深い絶頂を迎えます。

 猿山ケンイチの肉棒は射精を間近に控えています。仮に私がプリンセス・ララやティアのように天然の巨乳を持ち、普段からパイズリの練習をしていればいとも容易く射精させられたのでしょうが――やはり、こればかりは練習を積まねばどうしようもない様子。

 課題が一つ見つかったところで――


「仕方ありませんね……猿山ケンイチ……っ♡


 あなたが私のこの……112センチPカップをお好きなのは知っていますが……っ♡


 このままでは、猿山ケンイチを十分に満足させることは出来そうにないので……っ♡」


 私は彼の肉棒から、乳房を離して――

”ぐるんっ”と、その場で半回転をします。

 以前、猿山ケンイチが言っていた「パイズリでいいところまで盛り上げておいて、”射精すならこっち”で挿入するのは酷い話だ」という言葉を思い出します。彼のように性欲過多のお猿さんにとっては、あるいはこれは酷い話であるのかもしれません。ですが――私はクンニで絶頂に導かれて、逃げようと腰を浮かせても、抱き寄せられて強引に舐めしゃぶられた身。

 猿山ケンイチへの、ささやかな仕返しとしては十分なのでしょう。

 きっとこのAVを視聴している、宇宙中の雄達は「あの伝説の殺し屋の金色の闇が、”パイズリご奉仕でイかせてあげず、最後はおまんこで精液を搾り取ることがお仕置きになると思っている”のだと、頭の悪すぎる発想をしている」ということが最高の興奮に繋がるのでしょう。私は小さな足で、彼のパンパンに張り詰めた金玉を揉みしだきながら、猿山ケンイチを見下ろします。鼻の穴をぷっくらと膨らませて、鼻息荒く、期待に満ちた下品な視線で私を見上げてくる彼の姿。ああ――仮にこれが、猿山ケンイチでなければ、私はきっと醜いと思えたのでしょう。いえ、美醜感覚が狂っているわけではないので、実際に期待に満ちあふれて、鼻の下を伸ばした、彼の猿顔は醜いのですが――


「……あなたは、そのままで結構です……っ♡


 私が……動きますから……っ♡」


 今の私には、それを圧倒的に凌駕した愛しさが存在するのです。

 彼を押し倒している状況で、彼に跨がっているのですから、私が騎乗位で腰を振るのは当然のことです。猿山ケンイチの肉棒は私の腹の中で、強い圧迫感を与えています。彼の逸物に気持ち良くされてしまっていることを、私の全細胞は覚えているのです。「自分が気持ち良くなるために腰を振るのではなく、彼を歓待するための性行為であるので、膣の弱い部分は避けて肉棒の快楽を優先するように」と思考では理解が出来ていても――

 私の本能は、それを許容できないのです。

 大好きで、大好きで、大好きでたまらない猿山ケンイチの愛しい逸物を膣内に咥え込んで――


”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡にゅぷぷぷぷ~っ♡ぶちゅっ♡ぐぶぶ~っ♡”


 我慢できるほど、私も冷静ではいられないのです。

 腰を振る度に、私のデカパイはぶるんぶるんと彼の顔の前で揺れていきます。なんとも見苦しい乳肉の乱舞ですが――彼は鼻の下を伸ばして、それにうっとりとしている様子。私は本来、猿山ケンイチには絶対に手出しできない立場。彼が「私達にボンテージを着せて、女王様プレイをして欲しい」と提案をしてきても、子供のオモチャのような鞭と、少しも熱くないろうそくを使うほかにないくらいには――猿山ケンイチを傷つけたくないと思っているのですが――


”どたぷんっ♡ぼよんっ♡ばちぃっ♡ばちゅんっ♡どっぷっ♡”


「んん……っ♡いかがですか、猿山ケンイチ……っ♡


 おっぱいビンタと……言うのですよね……?


 ララやティアではなく……私のおっぱいでやって欲しいとは……っ♡変態的すぎますね……っ♡えっちいです、猿山ケンイチ……っ♡……いいですよ♡そのえっちいのも……


 私の身体で……受け止めてあげますから……っ♡」


 私は騎乗位で彼に跨がったまま、前傾姿勢になり――

 猿山ケンイチの顔面に”おっぱいビンタ”を行っていきます。 

 普段の私の乳房ならばいざ知らず、トランス能力によって乳房を極度に肥大化させた私のそれは、圧倒的なサイズ感を誇っています。重力に従って、先端が下を向いてしまうそれで――猿山ケンイチの顔面を殴打するわけです。片乳数キロはある肉塊は、あるいは水がパンパンに詰まった袋と同等であるのかもしれません。それで顔面をビンタするというのは――まるで、童貞男子が想像するような「おっぱいは世界で一番柔らかい物質だから、おっぱいビンタをされても柔らかくてぷにょぷにょのマシュマロで、痛みは少しもない」とは別物。重たい鈍器で彼の顔面を殴るようなものであり――

 猿山ケンイチはそれが、圧倒的に幸福である様子。

 彼の顔面にデカパイを押しつけて、叩きつけていると――当然のことながら私にも、激しい興奮が襲ってくるのです。猿山ケンイチという雄の脂ぎってにゅるにゅるな顔面に、私のデカパイを叩きつけると――彼の熱が乳肉越しに伝わってくるのです。荒い鼻息が吹きかかってきます。顔面を通過する僅かコンマ数秒も逃さないように、乳首に舌を這わせてくる姿勢に――夢中になるな、と言う方が無理な話。腰を淫らに振り、膣肉で肉棒を抽送していると、身体の奥から熱がじわじわとこみ上げてきます。


「猿山ケンイチ……っ♡いかがですか……っ♡


 私のおまんこは……気持ちいいですか……?」


 彼は、情けなく頷くばかりであり――

 そこで、私のお腹の”キュンキュン♡”は最高潮を迎えるのです。

 自分の身体に、愛しい雄を気持ち良く出来る機能が備わっているという事実。猿山ケンイチという雄が、生物兵器であった自分を一人の女の子に戻してくれて――責任を取って、娶ってくれるという事実。大好きでたまらない雄が、私に身悶えをしている姿がたまらなくなり――


「猿山ケンイチ……っ♡


 それで、いいのですか……?


 金色の闇は……宇宙を混乱に陥れた殺し屋に……弄ばれるだけでいいのですか……?


 騎乗位で腰を振られて……っ♡猿山ケンイチは……都合のいい肉バイブ……っ♡私や、メアや、ティアがムラムラしたら……っ♡いつでもおちんぽを捧げる……っ♡


 都合のいい雄奴隷扱いで……ご満足なのですか……?」


 私は彼の耳元で、意地悪を囁いてあげます。

 メアから聞いていましたが――やはり猿山ケンイチは、耳元で囁かれるのが大好きな様子。イヤホン越しに、与えられた台本を読むようなASMRとは違い――私の生の吐息が、生の熱が、生の声が響くそれに――

 猿山ケンイチは全身に鳥肌を浮かべて、悶えるばかりなのです。


「猿山ケンイチ♡いかがですか♡私の身体は……っ♡私のおまんこは……っ♡宇宙の中でも有数の強さを誇り……っ♡宇宙中からやってくる殺し屋から、あなたを守り……っ♡あなたが頼れる……最強で……えっちい私が……っ♡


 今……おまんこでおちんぽをシゴきあげてるのですよ……っ♡


 わかりますか?おまんこはそのまんまなんですよ?……おっぱいはトランスして♡112センチPカップっ♡牛のおっぱいみたいにぃ♡下品で♡えっちくて♡ハレンチなものにしましたけど……っ♡


 おまんこは……私の……金色の闇のそのまんまなんですよ……っ♡


 ほらほらっ♡金玉がせり上がってきて……射精、したいのですよね?構いませんよ♡猿山ケンイチの精液は♡一滴残らず♡私が子宮で受け止めますし……っ♡


 あっ♡それに……猿山ケンイチ……♡


 どう、なさいますか……?


 今日で……私のことを、孕ませたいですか……?」


 私は猿山ケンイチに”ぶっちゅ~っ♡”と舌を絡め合わせて、濃厚なディープキスを捧げながら――

 新しく作った”唇”で、彼の耳元に囁きかけるのです。

 トランス能力がある私とメアにとって、髪を操って彼の耳元に近づけた後で――そこに口を作って、耳元で囁きかける程度の芸当は朝飯前。猿山ケンイチの全身がビクビクと弾み、そこでようやく、私は心の底からの優越感を手に入れるのです。

 大きな乳房や、豊満なお尻や、肉棒から搾精するための腰使いにおいて私より上の彼女達がいても――こうして、ディープキスをして、舌と舌を根元でくるくる絡め合わせながら唾液を交換し合うと同時に囁けるのは――私達だけの専用プレイなのです。


「猿山ケンイチ?ご存じですよね?私とメアの身体はトランスによって……自在に変身することが出来ますので……っ♡


 猿山ケンイチがそれを望むなら……っ♡


 今すぐ……排卵日の雌の身体にも出来るんですよ……っ♡


 子宮の中に卵をぽこっと生み出して……っ♡子供を孕む準備が出来上がった……っ♡危険日の♡排卵日の♡発情した女の子の身体に出来るんですよ……っ♡


 猿山ケンイチ……っ♡


 私のこと……孕ませてみたいですか……?」


 彼の耳元で囁いた言葉で――

 肉棒が”びくんっ♡”と弾むのが、わかります。

 仮に猿山ケンイチが、もっとしょうもない男であれば――プリンセス・モモにハーレム計画を提案されても、男気を勘違いして、大勢の女の子を不幸にする選択を選ぶしょうもない雄であれば――話は違ったのでしょう。ですが彼は――圧倒的な性欲と精力で、大勢の雌を全て娶る気満々の、逞しくて優秀な雄なのです。宇宙の実権を支配しているデビルーク星の王女三人を同時に娶り、次代の宇宙を支配する雄として、私達ハーレム妻に子を孕ませることを少しも躊躇うことがない――

 まさしく、王様と呼ぶに相応しい猿山ケンイチ様は、私達のことを孕ませる権利を持っているのです。

 猿山ケンイチのたった一つの気まぐれで、私達は子を孕み、産まなければいけないという事実は――今の私にとっては、たまらなく幸せであるもの。大勢のベビーシッター代わりのハーレム妻は存在しますし、私達の身体が十月十日を経て出産をするにしても、猿山ケンイチの性欲は幾らでも満たすことが出来るのです。ですから、彼が一言頷けば私達は抵抗することも出来ず、排卵日の子宮を捧げるほかにないのですが――


「……かしこまりました♡猿山ケンイチ……っ♡


 まだ……孕ませるのは勿体ないのですね……っ♡」


 猿山ケンイチは――

 まだ、子供を孕んでいない私達の膣肉を、堪能しきっていない様子。

 私やメアはトランスを使えば、膣の締まりを元に戻すことも出来ます。プリンセス・ララの発明品や、御門涼子の医療技術を使えば、他の美少女達も同様なのかもしれませんが――

「まだ子供を産んでいない女」と「既に子供を出産した女」は、猿山ケンイチの中に大きな違いがある様子。

 彼の男心と圧倒的な性欲は、私達の理解を遥かに超えた代物。「まだ、出産未経験の身体で遊び尽くしていないから」と言われれば、私達は黙ってそれに従うほかにないのです。猿山ケンイチの言葉に従い、私の身体は安全日のまま。幾ら膣内に精液を解き放っても、腹の中に卵がない以上、物理的に受精が出来ない肉体であり――”あ、これはこれで、えっちいやつですね”と思ったが最後、私に我慢が出来るはずもありません。

”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡”と猿山ケンイチが、下から腰を突き上げてきます。

「気持ち良すぎるので、自分では責められない箇所」を彼の肉棒はほんの僅かとして、遠慮も容赦もなくすり潰してくるのです。私には腰を止める権利はなく――バチバチと火花が散りそうなほどの快楽に「ああああ゛~っ♡」と悶えながら、受け止める他にないのです。

 猿山ケンイチの雄として逞しい肉棒が、私の膣内を擦り上げていき――彼と舌を絡め合わせて、一体感を得るのです。人肌寂しい、と思うことすらない、孤独な宇宙を旅してきた私にとって――ああ、それは本能から決して逆らうことが出来ない劇物。精子が欲しい、精子が欲しいと、腰だけは淫らに振られていき、口元では猿山ケンイチの唾液を絡め合わせて、耳元で「すき♡すきです♡猿山ケンイチ♡だいすきです♡しゅき♡しゅき♡しゅきしゅきしゅき♡」と囁き続けて――

”びぐびぐびぐ~っ♡”と、私の身体は絶頂を迎えます。

 落雷に打たれたかのように、全身の細胞が絶頂の快楽に歓喜しています。膣肉が猿山ケンイチの肉棒を強く締め付けると同時に――彼の身体も射精を迎えている様子。快楽に悶えて、鼻の穴をぷっくらと膨らませて、荒い鼻息をふすふすと吐き出すそれは――私にとって大好きでたまらないもの。ほんの一ミリの距離も生まれないように、私は下半身に重心を移して、猿山ケンイチの亀頭を子宮口で”ぐりぐり~っ♡”と受け止めます。子供を孕むことが出来ない身体を求めたのは、彼のはずなのに――「孕め♡孕めヤミ♡」と囁いてくれるそれは、私にとってはたまらないほどに大好きなもので――、四肢を絡めて、舌を根元でくるくると混じり合わせながら――そのまま、彼は――


”びゅるびゅるびゅる~~~っ♡びゅるるるる~っ♡”


”びゅ~っ♡びゅるびゅるびゅるっ♡どびゅどびゅ♡びゅるる~っ♡びゅ~っ♡”


”びゅぐびゅぐっ♡びゅっくんっ♡……どぴゅっ♡……びゅるるる……っ♡”


”…………っ♡♡♡”


「んんん……っ♡あっ♡……はぁ♡んん……っ♡さるやまけんいちの……っ♡あついのが……っ♡わたしのおくに……っ♡どくどく♡びゅるびゅる……そそがれて……んんっ♡」


 猿山ケンイチは、私の膣内に精液を解き放っていきます。

 窮屈に締め付けられた膣内で、肉棒が激しく暴れている姿に――私の子宮はキュンキュンと疼きを感じます。膣壁に打ち付けるように、精液が吐き捨てられていく感触。猿山ケンイチは、射精直後の『おおおおお゛~っ♡ヤミのまんこ、ぎぼぢいい゛~っ♡』という余韻に浸った吐息を、私の口の中でディープキスとともに吐き出してきます。膣肉が最高に気持ち良くて、射精をした興奮を――彼は私の口の中に注ぎ込んでくるわけで、そんなもの、耐えられるはずもありません。彼と舌を絡め合わせて、私は全身をすりすりと擦りつけて、にゃんにゃんと甘えていましたが――

 すぐに、周囲に大勢の人だかりが出来ていることに気が付きます。

 慌てて立ち上がろうとするのですが、快楽に腰が抜けてしまい、その場で倒れ込みそうになり――

”がしっ”と、猿山ケンイチに支えられるのです。

 彼は私の身体を、いとも容易くお姫様抱っこで持ち上げていき――そのまま、更衣室へとお持ち帰りをしていきます。周囲の彼らは、この昼日中から起きた蛮行の記憶を残しておくことも出来ないのです。それはララ姫が発明品で作り上げた、ホログラムの観客と何が違うのでしょうか。そう考えながら私は、猿山ケンイチの頬に手を伸ばして、彼の唇にキスをしていきます。素直になった私が、猿山ケンイチに甘えて、恋人同士のキスをおねだりしても、彼らはそれを記憶には残さないわけで――と考えながらでしたが、当然のことながら、猿山ケンイチのハーレム妻達の記憶は残されているのです。ですが、そのときの私は、後々彼女達にからかわれるリスクなど考えていられるはずもなく――「猿山ケンイチ……ベロ……もっと、ベロだしてくらふぁい……っ♡」と夢中になって、彼の唇を貪るばかりでした。

Comments

ねむまる

えっちいの嫌いって言っていたヤミがトランス能力駆使して爆乳にしてくるのも孕ませ提案してくるのも強烈過ぎるけど何よりヤミの一人称だから向けてくる好意丸分かりなのが堪りませんね。

谷澤晴夫

ディープキスでナンパ男を追い払うの優越感がすごかったです。ヤミのナノマシンの能力を最大限に駆使した爆乳化と、排卵できるのにさせない所は最高の贅沢でエロかったです。

カツ

エッチなことが嫌いなヤミちゃんにディープキスで見せつけてナンパ男追い払ったり爆乳化という①以上トランス能力を生かしたプレイは優越感が満たされてたまりません