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「ええと、つまり……アンタがアタシのことを好きにしたいってことかい?


 ……そりゃ、嫌じゃないよ?アタシだって、別に嫌いな奴にまで股を開くほどじゃないけどさぁ……


 そういうのって、お願いしてやるもんじゃなくて、実力でやるもんじゃないのかい?マスター?」


 あなたは今――


 極上の美女を前に、土下座をしている。


 桃色の長髪をした美女は、極上の肢体をしている。雄を徹底的に挑発するように、ボンキュッボンで引き締まった身体。食事制限や豊胸手術によって作られた肉体美とは違い――好きな物を食って、好きなだけ酒を飲んで、好きなだけ眠って――代わりに、船の上という過酷な環境で、激しい運動を行って作られた極上の肢体であり――

 それは男の子が、本能的に絶対に抗がえないものだ。

 額から頬にかけて大きな傷を負っているが、極上の美女においてそれは、泣きぼくろと同等の「それはそれで」の魅力になってしまうのだ。あなたの部屋で椅子に座って、脚を組みながら呆れた表情を浮かべて――土下座するあなたに、困惑した表情を浮かべる美女。162センチの身長は「女性にしてはちょっと背が高め」程度でしかないのだが――

 股下が長すぎるので、極上のモデル体型のようにも見えるわけであり――

 それはおよそ、あなたとは不釣り合いな存在と言えるだろう。 

 豊満な胸元の谷間をざっくりと露出している彼女は――


 あなたと、何度も何度も肉体関係を持っていた。


 酒に酔った彼女が、あなたを逆レイプ気味に押し倒したことがきっかけだ。あなたがか弱い乙女であり、彼が乱暴なケルトの勇士であれば大問題だが――男女を逆転させたときに、「爆乳美女による逆レイプ」を断ることが出来る男はいないのだ。あなたのファーストキスは酒臭い彼女の唇であり――あなたの童貞喪失は彼女の極上の膣肉であり――

 あなたは性経験における全てを、その一晩で喪失させられたのだ。

 一夜限りの関係性かと思っていたが――

 どうやら互いに、身体の関係は抜群であったらしい。

 あなたは大勢の美少女と、ある程度には好意的な関係性を抱いている。マシュ・キリエライトやジャンヌ・オルタやメルトリリスは、きっと、あなたが告白をすれば受けてくれるとは思っている。あなたが真剣に思いの丈を吐露して、イベントの度に溜まった聖杯を使って受肉させれば、彼女達はきっと受け入れてくれると思ってはいたのだが――

 それは飽くまで、あなたが勝手に思っているだけだ。

 マシュが食堂であなたを見つけて、ぱあっと笑顔を浮かべて隣の席に座ったり――ジャンヌ・オルタがソファに座ってるあなたの横に腰掛けて、わざわざお行儀悪く、脚をあなたの膝の上に乗せてきたり――メルトリリスがあられもない姿で、ベッドの中に潜り込んできたとしても――

 童貞男子であったあなたに、告白をすることなぞ出来ないのだ。

 悪い方向性の耳年増になっているあなたにとっては「勘違いしてるんじゃねえよ」と、自分自身でその感情を否定してしまうのだ。彼女達の行為は飽くまでも、親しい男友達を相手にしているようなものであり――そこにあなたが性欲を抱いて、肉棒を滾らせながら告白してしまえば、全ての関係が終わってしまうのだ。「彼女達から抱いてくださいとお願いしてくるのならばともかく」という、人間として最低の発想は――しかし現実に、勘違いで誰も傷つけないためには大事なことであり――


 彼女は――


 そんなあなたを、容易く逆レイプしてきたのだ。


「アタシがムラムラするから、ちょっとチンポ貸しな」で押し倒されて、唇を奪われて、乳房を押しつけられて――肉棒をシゴかれて、勃起したら挿入されるというそれは――

 童貞男子にとっては、これ以上ないほどに都合がいいものだ。 

 だからあなたは、彼女と何度も肉体関係を持っていた。

 恋人同士と呼ぶには微妙なラインであり、それはあるいは、セックスフレンドと呼ぶものかもしれない。彼女すらいたことのない童貞が、極上の爆乳美女をセフレにしているそれは、あるいは男の子の夢と呼べるものかもしれない。

 あなたも実際、それに不満はないのだ。

 女の子達を口説き落とす度胸もない童貞のくせに、ベッドの上で押し倒されて、騎乗位で肉棒を気持ち良くしてもらえるという事実。彼女はあなたのことを、もしかしたら肉バイブ程度に思っているのかもしれないが――性欲が昂ぶれば、あなたに覆い被さって、舌と舌を根元でくるくると絡め合わせるディープキスもしてくれるのだ。フェラチオやパイズリといったオーラルセックスも、彼女はあなたのためにしてくれているし――それで不満を抱けば、モテない男の子達から殺されても文句は言えないわけだが――


「……まぁ、そうだね♪アタシもさ?マスターのこと……ちょ~っといじめすぎたかな~って反省はしてるよ?


 ほんとだってば~、でも、アンタも悪いんだよ?アタシに押し倒されて、耳を舐められるだけで可愛い声を出しちゃうんだから……っ♪アタシを押し倒して、上から組み伏せて、好き放題にしたいんなら……それに相応しい男気を見せてもらわないと……っ♡」


 あなたは――


 フランシス・ドレイクを押し倒したくて、仕方がないのだ。


 太陽の沈まぬ王国と呼ばれていたスペインの、無敵艦隊を沈めてエルドラゴ(悪魔)と呼ばれた美女。「なろう小説やライトノベルでも、もう少し控えめな設定だぞ」と思いたくなるほどの英霊は――当然のことながら、あなたのような矮小な存在が勝てる相手ではない。彼女とのセックスにおいて、あなたが貪られる一方なのは道理だ。極上の美女が、ノリノリで、酒臭い吐息で強引に舌をねじ込んできて勝てる男がいるのならば、連れてこいと開き直るほどだが――

 あのドレイクを、押し倒して――

 自身の肉棒でアヘアヘ言わせたいのもまた、男の子の本能によるものなのだ。

 あなたは沢山考えて、沢山のアイディアを浮かべたのだが――結局の所はどれも、机上の空論だ。それは「海戦でドレイクに勝て」と無茶振りをされるのと同じであり、圧倒的な戦力差の前には、都合のいい妄想ですら勝ち目は訪れないのだ。

 だから――


「……ほらっ、頭上げなって……♪


 別に、嫌って言ったわけじゃないんだからさ……っ♪」


 あなたは、ドレイクに土下座をして頼むことにしたのだ。

 彼女はあなたのことを、都合のいい肉バイブのように扱ってはいるが――

 同時に、あなたのことをある程度は好きだと思っているからこそ、その肉棒を使ってやっているわけだ。

 然らばあなたに出来ることは、日本人として最大最強の武器である”泣き落とし”だ。

 自分のマイルームにドレイクを招いて、土下座をして、不様に、惨めに、自分がどれだけドレイクに勝ちたいかを懇願する。

 あなたに出来ることはそれしかないわけであり――


「……っで?アタシに勝ちたいって……具体的にどうすればいいんだい?」


 ドレイクは――

 いとも容易く、あなたの懇願を受け入れてくれるのだ。


「言っておくけど……アタシ、アンタのちんぽでちゃんと気持ち良くなってるよ?……そりゃ、あんあ~ん♪やんや~ん♪みたいに乱れてはないけどさぁ……でも、そういうもんじゃないかい?アタシが仮に、嘘であんあん喘いだらアンタは興奮……す、するのかい?それはよくわからないけど……う~ん……っ


 ……へっ?


 媚薬?」


 あなたがドレイクに提案したのは――

 彼女に媚薬を飲んでもらうことだった。

 パラケルススに頼んで作ってもらった媚薬は、サーヴァントにも効くように特別な効果が秘められているもの。普通の人間が飲めば、感度が昂ぶりすぎて絶命してしまうかもしれないので、絶対に飲んではいけない――とまで言われるほどに凶悪な代物。あなたが手にした小瓶をドレイクは受け取り、天井の電灯に透かしている。きゅぽんと蓋を開けて、匂いを嗅ぐと――そこにあるのは、アルコールの香りだ。「マスター?これ本当に媚薬なのかい?ただの酒にしか思えないけど……」と彼女は怪訝そうな表情を浮かべる。あなたとしては、自信満々に胸を張って答えたかったが、ドレイク以外の相手に試すことは到底考えてもいないのだ。パラケルススが取り違えたことをきっかけに、ぐだぐだな特異点が起きるかもしれないと答えると「正直だね……アンタ……」とドレイクは、少し呆れた様子であり――


「う~ん……アタシには効かないと思うけどねぇ……?ほらっ、海賊って長旅になるから、食料も腐っていくし、酒で流し込まなきゃいけないから胃も頑丈になっていくんだよねぇ……


 まぁ、でも……


 これに効果があったら、アタシはアンタにアヘアヘ言わされちまうんだろ?


 くくっ♪それは面白そうだねぇ……んっ♡」


 ドレイクは――


 小瓶の中身を、一息で飲み干していく。


「ぷはぁ♪飲んでみると、益々ただの酒だね……んっ?


 そんな一瞬で効果なんて出やしないだろう?安心しなってマスター……♪


 効果が出るまでは……アタシがアンタをいつも通り、蹂躙してやるからさ……っ♪」


”どさっ♡”


 と、ドレイクはあなたをベッドに押し倒してくる。

 162センチの彼女は、あなたよりも背が低いはずなのだが――胸元にぶら下がっている、あなたの顔面よりも大きな二つの肉果実が、圧倒的な体積であなたを威圧してくるのだ。あなたの両手首を掴み、あなたの股の間に膝をねじ込んでくる彼女。ほんの僅かとして痛みは存在していないのに、自分が本気の力で抵抗をしても、絶対に敵わないのだと理解させられる圧倒的な実力差。嗚呼――ドレイクを相手に海戦で戦った彼らも、こんな絶望的な気持ちを抱いていたのだろうかと――

 そんなことを考えながら、あなたはただ、されるがままであった。



――――



「はぁ……はぁ……んんん……っ♡あんのクソ科学者……っ!覚えておきやがれ……っ!……んんんっ♡ま、マスター……っ♡ちょ、ちょっと……だめっ♡だめ……っ♡今、はぁ……んんん……っ♡」


 ドレイクは今――


 媚薬の効果によって、全身の感度を昂ぶらせている。

 

 彼女はあなたを押し倒すのが大好きだが――同時に、長くて濃厚なキスというのも大好きなのだ。互いの身体を密着させあって、脚を絡めて、体重をかけて、デカパイをあなたの胸板でむんにゅりと潰しておきながら――動かすのは舌から先だけという、ナメクジの交尾のようにねっとりとしたセックス。勿論それは、彼女が貪欲に快楽を求めているだけという話。性欲解消するためのセックスならば、ただ腰をパンパンと振ればいいだけだが――ドレイクは積極的に「気持ち良くなりたいからセックスをする」という価値観を持っているのだ。

 彼女の唇と唾液から漂うのは、どこか野生を感じる味。

 それは悪口でも不満でもなく――あなたにとっては褒め言葉だ。例えばマシュやジャンヌ・オルタを相手にすれば、初めてのキスはレモン味であるのかもしれないが――ドレイクの唇から感じられるのは、海の潮とアルコールの味であり――それは男の子にとっては、興奮材料の一つになる。腋の窪みやうなじから漂うのが、甘いフルーツの香りなのではなく、しっかりとした雌臭い悪臭であるというのは――肉棒をビンビンに滾らせてしまうものなのだ。 

 ドレイクと唇を重ね合わせて、舌を絡め合わせて、彼女の雌のフェロモンを濃厚に流し込まれていく状況。肉棒はいとも容易く、隆起してしまう。「冷房が壊れた蒸し暑い部屋で、汗だくセックスを行う」となれば、それはドレイク以上に適任の雌サーヴァントはいないだろう。媚薬を飲んでいるのは彼女なのに、まるであなたが媚薬を飲んだかのように、身体が火照っている。ドレイクに唇を貪られながら、あなたは股間をズボン越しに撫でられて、乳首をカリカリと引っ掻かれて、耳を舐められたところで――


「んんんん……っ♡ちょ、ちょっと……どこ触ってるんだい……♡ひゃっ♡んん……っ♡あっ♡ち、ちが……っ♡声が、勝手に出ちゃ……んひゃ……っ♡」


 ようやく、媚薬の効果が出てきたらしい。

 パラケルススに媚薬を頼んだとき、あなたは言葉を濁していた。

 どこからどのようにして、情報が漏れるかというのはわからないのだ。あなたとドレイクの関係性がバレたときに、凶行に走る可能性のあるサーヴァントも多々存在する。なのであなたは、具体的な名前は出さず「めっちゃ強い女サーヴァントでも、あへあへ言うような媚薬がいい」と言ったのだが――

 それがどうやら、功を奏したらしい。

 あなたは感度が昂ぶったドレイクを、正常位でパコパコ腰を振って喘がせたい程度の気持ちでしかなかったのだが――ドレイクは今、口元から涎をたっぷりと垂らしている。筋弛緩の効果もあるのだろうか、それとも、快楽が溢れて涎となってこぼれているのだろうか。あなたには判断が付かないが「あの、戦場でも特異点でも頼りになるドレイクが、涎をだらだらと垂れ流していて、それを止めることが出来ない」というのだけは紛れもない事実であるのだ。

 激しい興奮を感じながら、あなたは肉棒を滾らせる。

 ドレイクは全身に、極上の媚肉をまとわせている。

 普段の船長や海賊としての姿からは想像も出来ないが――当然のように、衣服を脱いだ先にあるのは、人間の女性の身体であるのだ。彼女の豊満な乳房は、あなたが今までに見てきたグラビアアイドルやAV女優が比較にならないほど、真っ白で、大きく、媚肉がたっぷりと詰まった代物。

 暴飲暴食を繰り返しても、彼女のウエストが醜く太ることはない。それどころか、しっかりと引き締まって、腹筋がうっすらと割れていて、「本当に内臓が詰まっているのか」と心配になるほどに、細くくびれた形をしているのだ。

 そうして臀部は、安産型に豊満で大きな代物。駄肉によって構成されたデカケツではなく、しっかりと引き締まって、揉みしだくと指が疲れるタイプの極上の媚肉で形成されているのだ。「大海原に出て、冒険に挑むタイプのドレイクが――まるで陸の上で帰りを待ってくれていたら最高に嬉しい、幾らでも赤ちゃんをぽんぽこひり出してくれそうなお嫁さんの安産型デカケツである」という事実は――あなたが思わず、生唾を飲んでしまう代物だ。

 普段のドレイクの態度で「シコれない」と判断することは、きっと間違いではないのだろうが――

 彼女と肉体関係を持って、その媚肉を貪って「腋から乳房に繋がるスペンス乳腺がふにふにで柔らかいのだ」と知ってしまえば、男の子はドレイクをエロい目で見ないのは不可能であるのだ。

 あなたは、彼女の谷間に手を伸ばして――


”つつつ~~~っ♡♡♡”


「んきゅ……っ♡んあっ♡んんん……っ♡」


 そこを優しく、愛撫してやる。

 汗で湿った肌は、指に吸い付くような極上の心地をしている。

 大きな乳房は、あなたが軽く撫でるだけで容易く快楽を得るらしい。普段のドレイクは、あなたが握力の限り乳房を揉み込んでも「ふふっ♪マスター?優しくしないと、女の子に嫌われちまうよ?♡」と余裕綽々であるのに――


「んぐ……っ♡んあっ♡んん……っ♡マスター……っ♡おね、おねがい……っ♡今は、もまないで……っ♡おっぱい、揉まれたら……っ♡ふぅ♡ふぅ……♡アタシ、頭おかしくなりそう、でぇ……っ♡」


 涎を垂らして、瞳をとろんとさせながら――

 あのドレイクが、快楽に悶えているのだ。

 いつもあなたは、彼女に女性上位で精を搾り取られるのが精一杯だ。男の子では絶対に抗うことが出来ない、彼女の極上の肢体。それなのに――今、あなたはドレイクの柔肌に軽く指を這わせるだけで、彼女を絶頂に導くことが出来るという事実。

 男の子としては、たまらない優越感だ。


「んお……っ♡んぐっ♡やぁ……っ♡スペンス乳腺、だめ……っ♡んん……っ♡ふぅ♡ふぅ♡アタシのおっぱい……持ちあげて……っ♡掌でたぷたぷして……っ♡な、何が面白いんだい……っ♡んん……っ♡こ、こら……っ♡揉み込む、なぁ……っ♡人のデカパイ……揉み込んで、何が楽しいのか……ったく♡」


 あなたはドレイクの乳房を露出させて――

 その豊満な双丘を、徹底的に揉みしだいてやる。

 童貞男子の基礎知識として「豊胸で大きくなった乳房は、仰向けになっても広がらずに、つんと上を向いている」というものがあるが――ドレイクの乳房には圧倒的な張りと、頑丈なクーパー靱帯が存在しているのだ。そもそもあのドレイクの乳房が「指がどこまでも沈み込む、柔らかな軟乳」と考える人間はいないだろう。男の子の希望通りに、指で揉み込もうとしても反発してくる、生意気デカパイであり――

 だからあなたは、彼女の乳房を掌に乗せて、たぷたぷと弄んでやるのだ。

 童貞だった頃は、おっぱいというのは天使の羽根が生えたように、ふわふわで、質量が0の、重力に逆らった存在だと思っていたのだが――彼女の莫大な乳房には当然のように、莫大な質量が存在しているのだ。掌に載せているだけで、手首が腱鞘炎になるのではないかと疑うほどであり――


「……んっ♡アンタってほんと……っ♡アタシにそれ、言わせないと気が済まないんだね……っ♡知ってんだろ、マスター……っ♡……知ってても、アタシの口から聞きたいのかい……?


 ……ったく♡


 ……106センチのKカップだよ……っ♡


 片乳……3.3キロ……っ♡肩凝りの原因になる……っ♡無駄にデカいだけの、脂肪だよこんなもん……っ♡」


 あなたは、ドレイクの口から自身のカップサイズと質量を言わせるのだ。

 彼女は呆れながらも、しっかりとあなたの双眸を見つめて告げてくれるのだ。

 ドレイクという女はいつも笑顔を浮かべている印象があり、時折、真剣な表情を浮かべるとドキッとするのだが――今の彼女が浮かべているのは”ガチ恋顔”と呼ばれるものだろう。異性の瞳を上目遣いで見つめて、唇をきゅっと噛んで、男性特攻とでも呼ぶべき媚びた表情は――男に生まれて、絶対に勝つことが出来ない代物だ。

 勿論、ドレイクは本能でやっているだけで、ガチ恋をしているわけではない。

 瞳にハートマークが浮かび上がりそうなほど、トロンと目尻を落としているのも、全ては媚薬によって肉体の感度が昂ぶっているだけだ。「ガチ恋をして、本気で目の前の雄が好きになり、赤ちゃんをどうにかして孕みたいと思っている」くらいの”感度”だけを媚薬で強制的に与えられて、肉体が、そんな表情を浮かべさせているわけだが――


 当たり前の話で――

 

「なぁ……っ♡もう、いいだろ……っ♡


 早くしてくれよ……マスター……っ♪」


 過程はどうであれ、ドレイクの本気のガチ恋顔に勝てるはずがないのだ。


「……んっ♡アンタが脱がせるんだね……?……なんか、いつもと逆……んん……っ♡あっ♡だめ……っ♡耳舐められるの……弱い、からぁ……っ♡ふぅ♡んん……っ♡仕返しって……っ♡アンタ、ずいぶんと陰険なやつに……んんっ♡なっちまった、もん♡だね……♡」


 あなたはドレイクの衣服を脱がせていく。

 霊基を変更して一瞬で脱ぎ捨ててもらうのとは意味合いが違い――男の子が自分の意思で、女の子の服に手をかけるのだ。逆レイプされるとき、あなたは自分が服を脱いだ記憶すらもないほどの手際の良さで服を剥がされるのだが――

 今のあなたの手付きはおどおどと、臆病な代物だ。

 逆レイプの女性上位で、騎乗位で搾り取られる男の子が――今、感度が最大まで昂ぶったドレイクの服に手を伸ばしているのだ。彼女はきっと、あなたを押し倒したくて仕方がないのだろうが――男の子が土下座までして、自分が責めてみたい、自分が上になってみたいと懇願をして、彼女は許可を下したのだ。あなたのもたもたとした手付きの間に、媚薬の効果が進んで身体が火照っても、約束を反故にすることは出来ないのだろう。 

 たっぷり数分、もたもたと下手くそな手付きを経て、ドレイクを全裸にひん剥いて――


「ほら……っ♡なんか言ったらどうだい?か弱い婦女子をひん剥いたんだ……っ♪気の利く台詞の一つくらいさ……っ♡」


 あなたは、ドレイクの身体を見つめる。

 それは――彼女の下半身に向けられた視線だ。

 ドレイクは全身引き締まった肢体をしているが――

 それはそうと、彼女の下半身は別格の極上であるのだ。


「……どうしたんだい、マスター……?」


 普段のあなたならば、もう少し我慢が出来たと思う。

 ドレイクの全身を愛撫しても、彼女が抵抗をしない機会なんて、あなたが土下座をしない限り訪れないのだ。彼女の頭にネコ耳を被せて、四つん這いになって尻を突き出させて、桃色のアナルがひくひくとしているところに鼻を埋めて深呼吸をしても許されるのだから――もっと、欲望を解放させるべきだと理解はしているのだが――


「ちょ、ちょっと……目が怖いよ……?」


 あなたは――

 ドレイクのムチムチな下半身を前に、我慢が出来ないのだ。

 彼女の下半身にしっかりと、子を孕ませる太腿とデカケツがあるという事実。女性を太腿と膣と尻だけで判断するのは、男として最低の行為ではあるが――同時にそこにある下半身は、コルデーや卑弥呼や紫式部のような、妻として娶って子を孕ませるに際して最高すぎる女のデカケツと同じであるのだ。ドレイクの極上の美女顔を敢えて無視をして、彼女の下半身の媚肉だけを見つめると――そこにあるのは最強の大海賊でも、頼りになる英霊でもなく、あなたの子を孕むためのお嫁さんおまんこであり――


「――きゃあっ!?」


 あなたは――

 本能的に、ドレイクにまんぐり返しの態勢を取らせるのだ。

 普段の彼女ならばそんな屈辱、決して許してはくれなかったのだろうが――今のドレイクは、特製媚薬によって感度を最大まで高められている。男の子が浮気セックスを拒んでも「しびれ薬を盛られたり、手錠で拘束されたりして、逃げ出すことが出来ない逆レイプ」を仕掛けられれば、女の子の顎を蹴ってまで逃げ出すことはないように――

 彼女は、途方もない恥辱の先に待ち受けている快楽に、少なからず期待をしているようだ。

 当然ながらまんぐり返しをすると、あなたの眼前にはドレイクの股間があり――

”ドレイクのおまんこ”が、目の前にはあるのだ。

 船上や戦場であれほどまでに頼りになる彼女の下半身に――ぷにっぷにで、むっちむちで、ぬるぬるの愛液を垂れ流している膣肉があるという事実。英霊である以上、彼女は子を孕むことは出来ないが――それでも、人間の身体を模している以上は、腹の内側に子宮がしっかりと存在しているのだ。

 あのドレイクの股間に「おちんぽを入れたらめっっっっっちゃ気持ちいい穴」が、しかも二つ付いているという事実。とろとろでねばねばで、マン汁を垂れ流しているぷにっぷにのおまんこお肉があるという事実。膣口のぷっくらと膨らんだ陰唇を撫でてやると、彼女は「んんん……っ♡あっ♡はぁ……んんん……っ♡」と苦しそうな嬌声を響かせる。まんぐり返し状態では肛門も丸見えなので「ドレイクはクリトリスをいじめてやると、連動してアナルがヒクヒクと震える」という、あなただけしか知らない事実が存在するのだ。

 目の前にドレイクのおまんこがあって、耐えられる人間いるはずもなく――


”じゅるるるるるる~っ♡れろれろれろっ♡むっちゅ~っ♡じゅるるるる~っ♡”


「んんんん……っ♡あっ♡ちょ、ちょっとマスター……っ♡どこ舐めて……んきゃっ♡んあ……っ♡んっ♡んっ♡……ふきゅ……っ♡ま、待って……待ってってばぁ……っ♡今、ほんとにやばい……からぁ……っ♡」


 あなたはドレイクの秘部に、クンニを施していく。

 男性が女性をレイプする場合、相手が歯を立てない保証があるのならば、喉奥を使ったイラマチオをして征服感を手に入れたいのは至極当然の理屈であり――酒に酔って気が大きくなったドレイクもまた、あなたに顔面騎乗をして秘部を舐めさせることが多々あった。元より彼女は極上の美女であるし、膣から漂うのは濃厚に肉棒を滾らせるフェロモンであり――更に、騎乗Bのライダーであるので(顔面騎乗の際にまで、そのスキルが適用されるのかは知らない)あなたが苦しむことはなかったのだが――

 それはご主人様に奉仕を強制される奴隷が、思惑は別にしてご主人様の性感帯を覚えて的確に刺激できるように――


”じゅるるるる~っ♡むっちゅ~っ♡ちゅ~っ♡じゅるるるるるっ♡れろれろれろれろれろ……っ♡”


 あなたもまた、ドレイクの弱点を理解してしまっているのだ。


「んお……っ♡んぐっ♡ふぅ♡ふきゅ……っ♡やっ♡おね……おねがい、します……っ♡やめて、ください……っ♡マスター……っ♡ちょ……♡ほんっと……やめろ、って……んんんん……っ♡」


 ドレイクは下半身を激しく弾ませながら、懇願をしてくる。

 いつも「あなたが本当に嫌がるときは、敬語でお願いをしてくる」ということを、彼女は無意識下で理解をしていて――自分もまた同様に、敬語を無意識で使ってしまうのだろう。あのドレイクが「まんこを犬のように乱暴にベロベロと舐められると、絶頂をしてしまうから、無意識の内に敬語を使ってへりくだって赦しを懇願している」というそれは――どうあがいても、勝てるはずがない代物だ。

 どれだけの時間、そうしていたのかは知らない。

 あなたは童貞だった頃、クンニリングスという行為に自信がなかった。

 耳年増でエロ知識だけが豊富な男子にとって「女の子は汗臭くても花の香りがする」「おまんこからは甘いフルーツの匂いがする」という幻想は、かなり早い段階でかき消される代物だ。女性の秘部から漂う香りには、個人差があり千差万別で――しかし、どれだけ上のランクであっても無味無臭が限度だと――

 半ば諦めにも近い感情を抱いていたのだが――

 カルデアに存在する美少女達は、違うのだ。

 ネットにエロ情報を書き込む男達が、どれだけの性経験を経てきたかは知らないが――それは地球に35億人いる女性の中で、きっと、どれだけに魅力的であったとしても「10億位」や「5億位」レベルの女性でしかないはずだ。それは差別や蔑視ではなく、単純に、数学的な統計の話。クラス一の美少女であったとしても、40人のクラスであれば女性は20人であり――それを35億人の女性で割れば、「クラスで一番可愛い美少女は、上位1億7500万人内に入っていますよ」という、何の役にも立たない理屈でしかないのだ。

 それに比べて英霊の彼女達というのは、当然、その名が後世に響いているわけだ。

 世界史を学校で学べば、鎖国国家や独裁国家でない限りはその名を知ることが出来るような彼女達は――きっと、どんなハリウッド女優や、大富豪の妻であったとしても比較にはならない存在だ。VIP限定の超高級コールガールが、高いヒールを脱いで裸足で逃げ出すような極上の美少女の集まり、それがカルデアだ。あなたはきっと、困難を全て解決して元の世界に戻ったとしても、周りの女性では勃起が出来ないほどに女性観をぶち壊されてしまったのだろうなと考えていたが――

 その点ではドレイクという存在は、あまりにも別格なのだ。

 カルデアにいる数多の美少女――楊貴妃や玉藻の前やクレオパトラといった世界規模の彼女達は、その美貌の美しさによって歴史の教科書に掲載されているほど(実際は違うのだが)。傾国や傾城という言葉は、何も、誇張した比喩表現ではない。「彼女達はその美貌で権力者達にすり寄れば、それだけで、世界のバランスを崩せるほどに美しい」という意味であり――

 フランシス・ドレイクもまた――

 少なくともあなたの目から見て、他の美女達にひけを取ることはないのだ

 顔にある大きな傷ですらも、あなたにとっては美しさを際立たせる代物だ。いや――あるいは、顔に大きな傷を負った上で他の美女達と同格ということは、美しさの格では元々圧倒的に上であるのかもしれない。それはドレイクと肉体関係を持ち、彼女に童貞を食べられた男の贔屓目も多分に含まれているのだろうが――

 それ自体は紛れもないあなたの本心であり――


 話が遠回りしたが――


”じゅるるるる~っ♡むっちゅ~っ♡れろれろれろ……っ♡ちゅるるるっ♡はむはむっ♡”


”じゅぞぞぞぞ~っ♡れろれろろ……っ♡るちゅっ♡んちゅ……っ♡むっちゅ~っ♡”


「んあ……っ♡んおっ♡ふぅ……ふぎゅ……っ♡も……っ♡わかった……っ♡わかった、からぁ……っ♡あたしのまけ、で、いいからぁ……っ♡たのむから……んんっ♡ますたー……っ♡もっ、むりぃ……っ♡やだ……っ♡かてないから……あたしの、まけ♡まけです……っ♡……ますたぁ……っ♡」


 目の前に居る女は「世界三大美女」や「傾城・傾国」と言った存在と同レベルの美女であり――

 そんな女の膣を永遠にクンニすることは、男の子には容易であるのだ。

「好きな食べ物であれば永遠に食べ続けられる~」――というような、生ぬるい永遠ではない。人間が生きている限り、食欲と睡眠欲と性欲に逆らえないように、目の前にドレイクの膣肉があれば男の子には”貪らない”という選択肢は存在しないのだ。彼女の膣から溢れていく愛液にはきっと、魔力が含まれているのだろう。濃厚なフェロモンが漂っているそのまん汁を、喉を鳴らしてごきゅごきゅと飲み込めば、下半身にかあっと熱が滾っていく気がするのだ。

 ドレイクが泣き言を口にするまで、あなたはクンニを続ける。

 普段の彼女では絶対に吐かないような情けない弱音であっても、媚薬によって支配されている身体では勝手が違うのだろう。ドレイクにクンニを続けることによって、あなたの肉体はどんどん元気になっていき、無限に膣肉を舐めしゃぶり続けることも出来たのだが――


”ずるるるるるる……っ♡”


「んん……っ♡あっ♡……マスター……っ♡アンタも……がまん、の♡限界なのかい……っ?」


 あなたの下半身は、もう、限界なのだ。

 ギンギンに隆起した肉棒は、天井を穿つ角度で隆起している。 

 巨乳サーヴァントの乳を揉むことはなく――乳を押しつけられることはなく――ただ、そこに巨乳が存在するという事実だけでも、簡単に大きくなってしまうのがあなたの健全な肉棒だ。ドレイクはその勃起を前にして、一度、ごくりと生唾を飲む。「あのドレイクが、僕のちんぽを前にして生唾を飲んじゃう」というそれだけでも、男の子は射精欲が限界に近づくのだ。彼女の膣肉はすっかりと濡れそぼって――というよりは、あまりにも濡れすぎて、ヌメヌメのヌルヌルで、雄の肉棒をくわえ込めるのかと心配になるほどだ。

 あなたはベッドの上に立ち上がり――


「あ……っ♡ふぅ♡んん……っ♡ますたぁ……っ♡ますたー……っ♡」


 彼女の膣口に、肉棒を”くちゅり……っ♡”と押し当てる。

 種付けプレスの体位は、むしろ、普段は彼女があなたに行うような代物。

 逆レイプをされているときのあなたは、ただひたすらに、その快楽に悶えるだけなのだが――今は立場が逆転している。大好きでたまらない極上の美女を組み伏せて、下にしているというそれは、あなたのような男が本来は生涯味わえない快楽なのだ。

 自分が腰を突き出せば――ガッチガチに硬直した逸物が、ドレイクのまん肉をかき分けて、子宮口に亀頭が”ぷちゅっ♡”と押し当てられる事実。背骨に痺れが走るのは、今、あなたの優越感と征服感が最大まで引き出されているから。ドレイクという美女を好き放題に出来るというそれに、涙を流しそうなほどの幸福を感じているのだが――


 ドレイクは――


「はぁ♡はぁ♡んん……っ♡マスター……っ♡アンタ、本当にどうしようもない変態だね……っ♡アタシに言わせなきゃ……気が済まないってのかい……?」


 何か、勘違いをしているらしい。


 あなたはこの先に待ち受けている快楽で、自分がおかしくなってしまうことに脅えて腰を突き出せなかっただけなのだが――ドレイクにとってそれは「変態マスターが、自分を屈服させるために焦らしている」と解釈をしたらしい。誤解を解くべきかと一瞬悩んだのだが――考えれば考えるほどに、あなたは、それが楽しみで仕方がないのだ。無言のまま、ドレイクの小陰唇に肉棒を擦りつけてやり、挿入を焦らしてやると――


「……んっ♡」


 彼女は、観念したのだろう。

 顔を真っ赤に染めて、あなたから顔を逸らしながら――


「お……お願いします、マスター……っ♪


 アタシのおまんこに……っ♡アンタの、ぶっといちんぽ……入れてください……っ♡


 お願い……します……っ♡年甲斐もなく……んんっ♡アンタのこと、好きになっちゃって……っ♡酒の勢いのせいにして、押し倒して、逆レイプしちゃった……っ♡淫乱ババアサーヴァントに……っ♡


 マスターの……っ♡若い燕の、お仕置きちんぽ……っ♡ぶち込んでください……っ♡」


 大陰唇を”くぱぁ……っ♡”と割り広げていくのだ。

 ティーチが照れ隠しのようにいうBBAという言葉を、あなたはドレイクに感じたことはなかったのだが――それはそうと、彼女の口からその言葉が出ると、あなたの肉棒には激しい熱がドクドクと注ぎ込まれていく。熟女趣味があるわけではないし、そもそも熟女と呼ばれる年齢でもないのに――まるで、自分よりも遥かに格上で年上の存在を肉棒で陥落させるような、そんな錯覚に陥るのだ。


”ぬちゅり……っ♡”


「あ……っ♡」


 あなたは亀頭を膣に触れさせて、挿入位置を定める。

 膣口に肉棒が触れて、これからおちんぽをぶち込まれるに際して、期待満々に喜色が混ざった「あ……っ♡」を口走り、ドレイクは瞳を潤わせながらあなたを見つめる。大海原に繰り出す冒険とは対極にあるような――陸地で、帰りを待っていてほしいお嫁さんに相応しいデカケツと、ぷにっぷにのまん肉をしている美女。ドレイクのその表情に、あなたがまさか勝てるはずもなく――そのまま、腰を突き出して――


”にゅぷぷぷぷぷぷぷ~~~っ♡”


「んおおおおおお…………っ♡♡♡」


 あなたは、ドレイクの膣内に肉棒を挿入した。

 肉棒を最奥まで入れて、子宮口に亀頭の先端が”こつんっ♡”と当たり、肉幹がヌメヌメの膣ひだによって包み込まれて――


「うおっ♡んぐ……っ♡おお゛……っ♡ふぅ♡ふぅ……っ♡おっ……ほぉ~……っ♡」


 あなたの肉棒は、即座に射精してしまいそうになる。

 人間の身体の中というのは、医者でもないあなたには難解で困難な代物。どれだけに極上の美少女であっても、膣の具合というのは実際に性行為に至るまでは知ることが出来ない。身体の相性というのは、新婚生活を送る上では深刻な問題であり――ましてやあなたは、ドレイクに逆レイプされるまで童貞であり、他の女性の感触などわかるはずもないのだが――

 それでも――


「ふぅ♡ふぅ……んんんっ♡あっ♡マスター……っ♡ちょ、ちょっと待って……っ♡アタシのまんこ……っ♡ふぅ♡んぐっ♡今、やばいんだ……っ♡アンタのちんぽで……っ♡んんっ♡ぴったり、密着しちゃって……っ♡んぐっ♡あっ♡動かれたら……おかしくなる……からぁ……っ♡」


 ドレイクの膣肉が最高であることは、疑う余地もないのだ。

 あなたの肉棒にぴったりと密着してくる、ドレイクの膣ひだ。

 彼女の膣肉はどれほどに性行為を繰り返しても、ガバガバになることはなく、ぎちぎちの窮屈性を秘めていたが――今は少し状況が違う。あなたの肉棒を締め付けてくる膣ひだは、雄の精液を搾り取るために積極的に、絡みついてきているのだ。ぬるぬるでぬめぬめなマン汁は、きっと、ドレイクの年齢が理由なのだろうか。”同世代”の美少女達とは異なり、あなたよりも年上の彼女のそれは――大人のお姉さんの魅力を感じさせる代物。全身が媚薬に犯されて、雄の肉棒から搾精するために限界突破した膣肉は――まるで、触手のようにあなたの肉棒を愛撫していく。

 挿入して動いていないのに、もう、腰が抜けそうでたまらないのだ。


「はぁ……はぁ♡んん……っ♡マスター……?


 気持ち良すぎて……動けないのかい……?」


 彼女は――

 あなたを見つめながら、ぽそぽそと囁く。

 酒が注がれたジョッキを片手に持つ彼女は、豪快な女海賊のように豪気であるのに――今の彼女は、まるで、処女喪失をした際のマシュ・キリエライト(勿論、全ては想像だ)のようにしとやかな美少女であるのだ。


「あは……っ♪気にしなくていいんだよ、マスター……っ♪そりゃ……んっ♡彼氏と彼女なら……っ♡ふぅ♡んん……っ♡入れてすぐに、暴発射精しちまったら……かっこ悪いかもしれないけどさ……っ♡


 アンタは……アタシのこと、わからせたいんだろ……っ?


 アタシの上に立って……っ♡アタシのこと……支配してみたいんだろ……っ?


 だったら……んっ♡


 好きなだけ……中出しすればいいじゃないか……っ♡」


 あなたを挑発して、見つめてくる彼女に――


”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡ぶちゅっ♡にゅっぷ~っ♡ぐぶぶぶっ♡ぶじゅっ♡” 


「おおおおお……っ!?♡♡んおおっ♡おおおお……っ♡ほぉ♡んおっ♡んぐっ♡おっ♡おおおお~っ♡


 あぐっ♡あっ♡ちんぽ、やばぁ♡おっほ……っ♡やっば……っ♡ごれ……んぐぐぐぐっ♡おおおお……っ♡だめ♡だめっ♡これ……当たっちゃ、だめなとこ……♡当たってる……っ♡あだま……おがぢぐなる゛……がらぁ……っ♡♡♡」


 あなたは激しく、腰を叩きつけていくのだ。

 対等な交際関係であれば、あなたが挿入即暴発射精をすれば、情けなさで涙を流す代物だ。だが――ドレイクは今、媚薬の効果によって身体が疼いてしまっている。彼女の細長い手指では、膣をどれだけかき混ぜても我慢が出来ないほどの昂ぶりは――

 あなたの肉棒が勃起をやめれば、どうしようもなくなってしまうのだ。

 あなたが簡単に膣内射精をして、肉棒が小さくなったところで、ドレイクの疼きが鎮まることはない。彼女はあなたの肉棒を再勃起させるために、数多の媚びた嬌声をにゃんにゃんと響かせて、あなたに尻尾を振って、あなたの肛門にアナル舐めを施しながらパイズリをする必要があるのだ。射精をするかどうかの権利は、あなただけが握っており――ドレイクはあなたに媚びて、勃起チンポでまん肉をほじくりまわして欲しがるという――

 普段のあなたとドレイクが、逆転したかのような圧倒的な立場の差は――


”ばちゅんっ♡どちゅんっ♡ぐぶぶぶぶっ♡ぶじゅっ♡じゅぶっ♡ぶちゅんっ♡”


 あなたのピストンを、激しく、逞しく高めていくのだ。

 射精をしてはいけないと思えば、腰の動きは弱々しく臆病にヘコヘコと動くほかにないのだが――射精をしてもいいと開き直れば、腰を激しく叩きつけることにほんの欠片も躊躇はない。そうするとドレイクもまた「んんん……っ♡ああっ♡んぐっ♡んきゅ……っ♡」と、肉棒を滾らせるような嬌声を響かせるのだ。限界を突破してしまえば、意外なほどに射精臨界点までは快楽の余裕がある。あなたの肉棒は我慢汁を溢れさせても、精液はまだ睾丸にたっぷりと溜まったままであり――

 ギンギンに隆起した剛直で、ドレイクのまん肉を穿っていくのだ。

 

「んぐっ♡んんん……っ♡ああっ♡ふぅ♡ふきゅ……っ♡ますたぁ……っ♡ますたぁ……っ♡んんん……っ♡あたしの、まんこが……っ♡そんなに、気持ちいいのかい……っ♡んぐっ♡んお……っ♡当たり前さ……っ♡あたしの、からだは……っ♡あんたの、もんなんだから……っ♡ふぅ♡ふきゅ……っ♡すきにしてくれ、ますたー……っ♡あたしの全部は……あんたのもんだ……っ♡」


 ドレイクがあなたに顔を寄せて――

 耳元で囁く言葉は、どこまでが本心なのだろうか。

 種付けプレスの杭打ちピストンをしながら、あなたは彼女の顔面を正面から見つめる。

 顔に大きな傷があるとは言えど――そこにあるのは、極上の美女の顔面であるのだ。大海原を彷彿とさせるブルーの瞳が、あなたを見つめている。我慢が出来ずに――唇を重ねて”にゅるるるる……っ♡”と舌をねじ込んでいく。彼女の大きく豊満な、106センチKカップを両手で鷲掴みにして、乱暴に揉みしだき――

 ひたすら、あなたは肉棒を膣肉でシゴきあげていくのだ。

 それは男女の合意がある性行為ではなく――等身大ダッチワイフを前に自慰行為を行うようなものだ。普段のあなたであれば、絶対に出来ない代物。ドレイクのことを異性として愛している以上に、あなたは、彼女という存在に敬意を表しているのだ。あなたがドレイクに、肉バイブとして逆レイプされることは当然であっても、あなたがドレイクを肉オナホとしてレイプしてはいけないとわかっているのに――

 本能が――


 ドレイクのデカパイを”むにゅっ♡”と鷲掴みにして――

 ドレイクの唇に舌肉を”れろ……っ♡”とねじ込んで――

 ドレイクの膣肉を”どちゅどちゅ♡”とほじくりたいのだ。


 彼女は今、激しい快楽を感じているらしく――

「んんんんん~っ♡」と、全身を激しくびくつかせて、何度も絶頂に導かれている。

 男の子の射精回数は有限である以上、簡単には精液を吐き出すことは出来ないが――女の子の肉体はどうやら、無限の回数の絶頂をすることが出来るらしい。媚薬の効果は凄まじいようで、絶頂をして膣肉が肉棒を”むっぎゅ~っ♡”と抱きしめてきて――それからまた、数瞬で膣肉が肉棒を抱きしめてくる。連続の絶頂にドレイクの腹筋が、びぐびぐと、見たこともない勢いで痙攣をしているのがわかる。彼女の内側の雌を全て陵辱して、支配するようなそれに――あなたはまるで、英霊級の伝説のヤリチンになった気分だ。

 あなたはそのまま”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡”と肉棒を叩きつけていく。

 先ほどまでは「腰を動かしたら精子出ちゃうよ~……」と、まるで精通したばかりの幼子のように甘えた感情だったのだが――今は無敵の肉棒で膣肉をシゴきあげても、少しも射精をする気が起きないのだ。マラソンで限界を超えた後に訪れるランナーズハイのように――脳味噌がきっと、バカになってしまったのだろう。脳味噌の電気信号が射精のスイッチを押してくれない以上は、あなたの肉棒は激しくドレイクの膣肉をほじくっていくばかりだ。

 いつもはかっこよくて、頼りになって、豪快な笑い方で――

 どんな劣勢であっても勝利を信じられる、女神のような存在の彼女が――

 今はぬめぬめのマン汁を垂れ流して、ピストンをするだけでも滑ってしまいそうな事実に、興奮は昂ぶっていく。

 最大硬度まで隆起した肉棒なので、彼女の膣肉がどれだけぬめってもピストンには支障ないが――それはそうと、ドレイクももうすっかりと限界であるらしい。媚薬を使わないシラフの交尾では、騎乗位で激しく腰を叩きつけても、絶頂までの間隔は長いが――媚薬によって昂ぶった身体に、連続する絶頂を注ぎ込まれているのだ。それはまるで、あなたがローションガーゼコキをされた場合に感じる「だめ、だめっ、本当に壊れちゃう」が――そっくりそのまま、ドレイクの快楽なのだろう。


「んんん……っ♡あっ♡出るのかい……っ♡ふぅ♡んん……っ♡いいよっ♡あたしのなかに……だして♡だして……っ♡ますたーの精液……っ♡あたしのしきゅうに……そそぎこんでくれ……っ♡」


 ドレイクに囁かれて、あなたも限界だ。

 脳味噌が射精のスイッチをオフにしたところで、肉体には快楽が積もり続けているのだ。

 アナルを引き締めて、尿道の根元をグッと狭めたところで――精液が溜まれば溜まるほど、射精したいという内側からの圧力も高まっていくのだ。あなたもどうにか、我慢をしていたのだが――ドレイクと舌を絡めて、乳房を揉みしだき、彼女に耳元で囁かれれば――もう限界だ。

 孕ませる――絶対に孕ませると、強い覚悟を持ちながら”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡”と腰を叩きつける。サーヴァントが人間の子を孕むわけがないという理屈は知っているが――その理屈をねじ曲げるのだ、と、強い意思を持って腰を叩きつけるのだ。”孕め、孕め……っ♡俺の子供を孕め……ドレイク……っ!”と囁いて、股間には強い意思を込めていく。あなたが吐き出す精液は、それは性欲処理の為に行う自慰行為とはまるで異なる。本気で、目の前の雌の子宮に注ぎ込んで、腹の中にあるたった一つの卵を数億匹で蹂躙するのだと――覚悟を決めながら腰を叩きつけるのだ。ドレイクがあなたの耳元で「孕む♡わかった♡アンタの子供♡孕むから……っ♡」と囁いてくれば、それでおしまいだ。最後に亀頭を、ドレイクの膣の最奥に”ぐぐぐぐ~っ♡”と押しつける。あなたの鈴口と彼女の子宮口が”ぶっちゅ~っ♡”とディープキスで密着をしあう。とどめとばかりに、あなたは腰をぐいぐいと押し込んで、ドレイクの大陰唇を押し潰しながら――最奥に肉棒をねじ込んで――

 彼女が、今日何度目かわからない絶頂で膣肉を締め付けると同時に――

 肛門の力を、ふっと緩めて――


「んんんんんん~~~っ♡♡♡♡」


”びゅるるるるるるる~~~っ♡♡♡どびゅどびゅ~っ♡びゅるるる~っ♡びゅ~っ♡”


”びゅくびゅく♡びゅるるる~っ♡びゅ~っ♡どぴゅっ♡びゅるるるっ♡びゅ~っ♡”


”びゅぐびゅぐ……っ♡びゅるるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅるるる~っ♡びゅ~っ♡”


”………………っ♡♡♡”


 あなたは、ドレイクの膣内に精液を吐き出していった。

 彼女の膣が肉棒を締め付けて、搾り取ってくるような射精であり――

 舌を突き伸ばして、あなたはひたすら、気持ちよさに甘える。

 ムッチムチの太腿と極上のデカケツをした、安定感がどっしりとある彼女の下半身は、あなたの射精を全て受け止めてくれる。「自慰行為の後に眠たくなる」というそれとは比較にならないほどに、あなたは、精根が尽き果てるまで勢いのある射精を吐き出したのだ。本来ならばそのまま、ドレイクのむっちりとした肉布団に埋もれるべきだ。106センチKカップの、潮の匂いが染みこんだデカパイを枕にして、白いお漏らしをとぷとぷと子宮に注ぎ込みながら、甘えるように眠りに就けばいいだけなのだが――


「おね……おねがいだよ、ますたー……っ♪これ以上されたら……あたし、おかしくなっちゃう……っ♡あんたに負けちゃって……っ♡あんたに……っ♡ぜったい♡かてなくなっちゃうから……っ♡


 これいじょう……いじめないで、ますたぁ……っ♡」


 ドレイクは――

 あともう少しで、あなたに完全屈服をしそうなのだ。

 極上の美女を自分の意のままに出来るというそれに――あなたの男心はムクムクと湧き上がる。土下座をして媚薬を飲んでもらって、ドレイクに”勝たせてもらう”というそれとはまるで違う――日常においてムラムラすれば彼女を呼び出し、ちんぽをしゃぶってもらえるという優越感が、すぐそこにあるのだ。あなたの肉棒は、いとも容易く隆起する。今日中にこの女を落として、この女を自分のものにするのだと、本能が強く叫んでおり――だからあなたは眠っていられる余裕もなく、勃起した肉棒をドレイクの膣に突き刺して、本能のままに彼女の媚肉を貪っていった。



――――



”ちゅんちゅん……っ♪ちゅんちゅん♪”


 スピーカーから流れてくるのは、鳥の鳴き声だ。

 カルデアは当然ながら「小鳥のさえずりで目覚める環境」ではないのだが、職員達が日常感を味わえるように、規定の時刻になるとそうして鳥の鳴き声が響いてくるのだ。

 だからあなたも、それで目を覚まして――


「おっ♪起きたかい?マスター……っ♡


 アタシのことを征服するのは……気持ち良かったか?


 あはっ♪アタシも何かを蹂躙して征服する気持ちはわかるからさぁ~♪いつもお世話になってるんだし……アンタの為にやってやったんだけど……


 満足できたかい?マスター……♪」


 あなたは――

 目の前で、裸で同衾しているドレイクに見つめられるのだ。


「え?媚薬の効果かい?……ん~、ないとは言わないけど、いつもよりちょっと気持ちいい程度だったかな~♪


 ……ふふっ、そうだよ?


 ……アタシが乱れてたのは……全部演技さ……♪


 アンタがたまには、そういう男性上位もしたいんじゃないかと思ってね……♪わざと気持ち良くて、イきまくった振りをしてやったんだけど……どうだった?」


 彼女の言葉に――

 あなたは、寝起き早々で頭が真っ白になる。

 昨夜はドレイクの身体を徹底的に貪り尽くして、何度も何度も彼女をイかせまくって、忠誠と屈服を誓わせながら、足の指を舐めさせたり、尻穴に舌をねじ込ませたりはしたのだが――

 それが全て、ドレイクの演技であるのならば――

 普通の女を相手にすれば、あなたは「気持ち良すぎて乱れてしまった負け惜しみだろう」と思えるのだが――今から考えればドレイクのその乱れ方は、あなたにとってあまりにも都合がいい代物。そうだ――冷静に考えれば、あのドレイクがあなたの小便をごきゅごきゅと飲み干すまでに乱れているのならば――あなたを押し倒して逆レイプをしない方が不自然だ。彼女の言葉に、あなたは心臓がバクバクと弾んでいる。それはまるで、母親に自慰行為の現場を見られたかの如き気まずさであり――それは即ち、今すぐにも自死を選びたいほどの屈辱だったのだが――


「ん~?どうしたんだい、マスター?


 ……あっ♪」


 ドレイクはその動揺を、違った意味で捉えたらしく――


「なるほど……っ♪やっぱりアタシにいじめられて、アタシに騎乗位で腰を振られる快楽が忘れられなくて……っ♡


 アタシの腹に……っ♡こんな美味そうなもん押しつけてるんだろ……?」


”ぐりぐり……っ♡ぐにぐに……っ♡”


 彼女は――

 自身の腹部で、あなたの勃起チンポをぐりぐりと押し込んでくるのだ。

 互いに全裸の身であり、寝起き早々であり――それなのにドレイクは、少しも躊躇わずにあなたの頬に手を伸ばして、唇を重ねて、舌をねじ込んでくる。代謝があって排泄が必要なあなたと違って、本来は食事すら必要としないサーヴァントの彼女は――寝起きであっても、甘く蠱惑的な匂いのする唾液で、あなたを受け入れてくるのだ。寝起きの男の子の唇に舌をねじ込んで、貪ってくる極上の美女に勝てる生き物は存在しない。「ふふっ♪マスター、安心しなってば……っ♡アタシが上になった方が気持ちいいんだって……アンタの身体にた~っぷり刻み込んでやるからさ……っ♡」と誤解されたまま、ドレイクに襲いかかられるのだが――寝起きをドレイクに襲われて逆レイプされるそれに、あなたは勝てるはずもなく――

 だから今日も、当然のように、ドレイクに負けてしまった。




Comments

谷澤晴夫

男っぽさがあるドレイクを征服する快感が最高でした。

カツ

男らしいドレイク姉さん落ちるのかわいいかわいい