①恋人になったカイニス(Fate)と南の無人島でひたすらポリネシアンセックスに励む話 (Pixiv Fanbox)
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「ほらよ、マスター……っ、一杯獲ってきたぜ~、流石無人島だな、魚達も警戒心がないから入れ食い状態だし……あっ、果物も好きに食っていいからな?……ん~?まぁ、そうだな……今のお前はヒモってやつだな~……ははっ、気にすんなよ♪
ここでのオレは、マスターを守る保安要員なんだからよ……っ♪
大人しくオレに養われてろよ、ヒモマスター♪」
あなたは今――
極上の美少女と、無人島で二人きりだ。
彼女の容姿をベッドの上以外で褒めると、あなたには苛烈な仕返しが待ち受けていると知っている。なので口に出すことは出来ないが――雄としての理性はドロドロに蕩けて、代わりに、繁殖欲を刺激する熱が股間付近から昂ぶってくるのだ。
今の彼女は、黒のビキニを着用している。
布地の少ないそれが、豊満な乳房と大きな臀部を隠している状況であり――逆に、それ以外の肌は一切、隠されることがないのだ。理屈の上では、水着と下着が別物であることは理解している。”下着は隠すため”であり”水着は見せるため”だとは理解はしているが――
目の前に居る彼女は、あまりにも極上すぎる肢体をしているのだ。
脚はすらっと長く、足首なんてローキック一発で折れてしまいそうなほど細いのに――「いや、その細い足首で支えるには無理があるでしょ」と思うほどに、ムチムチで蠱惑的な太腿をしているのだ。彼女の下半身はしっかり、どっしりとした土台がある。それは自堕落な食生活で、ベッドに寝転がりながらポテチを食べる女の不摂生による駄肉ではなく――むしろ、その正反対。しっかりと身体を動かして、しっかりとご飯を食べて、しっかりと眠って――最高に健康的な生活によって培われた、媚肉がたっぷりのムチムチな太腿であり――
それを証明するように、彼女のお腹は腹筋がうっすらと割れている。
逆三角形な肢体というのは通常であれば、消防士や自衛官のような屈強な男への褒め言葉なのだろうが――目の前に居る美少女も、まさしくそれであるのだ。全身に筋肉がついていて、どこか硬さすら感じさせるが――彼女の容姿が極上であるので”ゴリウー”と形容されるそれすらも、褒め言葉の一つになるのだ。更には――彼女の胸部には圧倒的に大きな、肉の果実が二つぶら下がっているのだ。彼女が木によじ登って収穫してきた無人島の、多種多様、様々な果実でも――その乳房のサイズ感を上回る代物はない。スイカやメロンを引き合いに出すにしても、小玉サイズではなく、一家四人家族でも食べきれるか心配になるほどの大玉を彷彿とさせる代物であり――
がっしりとした肩幅の上には――
余分な贅肉の一切存在しない、極上の美少女顔があるのだ。
「んっ?どうしたマスター?そんなにじ~っと……
……はは~んっ♪オレに見惚れてたのか?
……えっ、マジで?」
褐色肌の彼女は、人ならざる存在だ。
人理を守るカルデアには、様々な英霊達が存在する。彼らは様々な思惑や正義を持ちながらも、結局の所は人理の存続を支持する存在だ。数多の奴隷で大儲けをしようとしても、世界征服が如く他国を侵略しようとしても、あるいは、サイコパスのような精神性で大勢の人間を殺害したとしても――そこには既存の世界と、数多の人間が存在してこそ成立する思考であるのだ。例えばこれが聖杯戦争であれば絶対にあり得ない話だが――「カルデアの敗北が、即ち世界の終わり」であるのならば、大勢の英霊達も協力する他になく――
そんな中で、彼女のような”神霊”はまた、違った存在ではあるのだ。
勿論、カルデアの味方に立ち、人理を守るという点では同じではあるのだが――彼ら彼女らの精神性というものは、通常の人間の物差しやはかりでは測定が出来ないところにある。それは何も蔑視したり、嘲笑したりするものではなく――”だから、どんなときでも絶対に油断するな”という、自分への心がけのようなものだが――
目の前に存在する彼女は――
「ほらっ、今から火を起こしてやるからな……あっ、でもあんまり腹一杯になるなよ?多少は腹が空いてた方が、感度が高くなるらしいからな……っ♪変態のヒモマスター……?折角遊ぶんだから……楽しい方がいいに決まってるだろ……?」
嬉しそうに、頭の上の耳をパタパタと動かしながら――
ニヤニヤと笑みを浮かべて、あなたを見つめてくるのだ。
「マスター……?食い終わったら……たっぷりセックスするからな……覚悟しとけよ……?」
だからあなたは――
どうして、カイニスと無人島で二人きりなのか――
ということを、考えていた。
――――
『な~~~あ゛っ!もう一週間だぜ!?一週間もしてないなんてありえないだろ!?しようぜ!さっさと……ぐぅ゛~~~っ!!』
あなたとカイニスは、肉体関係を持っていた。
最初のきっかけは、ほとんど覚えていない。
確かレイシフト先で、他のサーヴァント達とはぐれて二人きりになったタイミングがあったのだ。カルデアとも通信が繋がらない状況。当たり前ではあるが、あなたはそこで命を落とせば簡単に絶命する身。勿論、死ぬつもりはなかったし、カイニスがいる以上、死ぬようなことも起きないだろうとは思っていたが――
そこにいるカイニスという存在は、あまり、友好的なサーヴァントではなかったのだ。
勿論、一部のサーヴァントがあなたに「マスターとサーヴァント」の関係を超えた親愛の情を送っているから、そう感じるだけの話だ。あなたのファーストサーヴァントであるマシュ・キリエライトや、様々な特異点を共に乗り越えたジャンヌ・オルタや、あるいは何故か忠犬のように、見えない尻尾を振り回しながら、あなたに頭を撫でられて頬が緩む牛若丸のような――彼女達が特別な存在であり――
「ち……っ、足手まといなんだから、隠れてろよばーかっ」
カイニスは、ツンツンと尖っている存在であったのだ。
あなたを守ることはカイニスの役割であり――手を抜いてあなたが殺されるというのは、彼女にとっては何よりも屈辱であるのだ。あなたを守るために言葉を荒げるのは――まるで母親が「ねえ!ママは怒ってるんだよ!わかる!?」と、言葉を解さない幼子の本能に訴えかけて、躾をするような代物。だからあなたも、カイニスに恐怖を抱くことは(いや、勿論脅えてはいたのだが、それは体育会系の人間に抱くような恐怖だ)なかったのだが――
「クッソ……ッ!おい、マスター!あんただけでも守り切るからな……っ!オレの後ろから絶対に出るなよ……っ!」
圧倒的に大量の魔物が、襲ってきてしまったのだ。
はぐれてしまった他のサーヴァント達が集まれば、特異点の魔物側は圧倒的に不利な戦いを余儀なくされる。それはまるで、テレビゲームにおける「いや、最初の村を出たところで、魔王が直接勇者を倒せばいいのでは?」という野暮な代物。ゲームであれば面白くないので、そんなことは起きないが――彼らは特異点を守るために、全力を尽くす必要があるのだ。カルデアのマスターが、サーヴァント一匹だけを連れてはぐれた状況で、まさか全力を尽くさないはずもなく――
あなたもカイニスも、自身のキャパシティを遥かに凌駕してしまったのだ。
大勢のサーヴァントを引き連れて、カルデアから魔力のバックアップをもらっても――多分、十回やって一回勝てるかどうかという大軍の魔物達。あなたもカイニスも、勿論、生きてカルデアに帰るつもりではあったのだが――それはそうと現実的に考えて、無理なものは無理であるのも事実だ。42キロを完走しなさいと言われれば根性で乗り切れても、420キロを一日で完走しなさいと言われれば「いや、人間の身体はそれが出来るようには作られていないですから」と思うのと同様であり――
だから本来ならば、あなた達の旅はそこで終わりを迎えるはずだったのだが――
「はぁ……はぁ……
なんか……生き延びちまったな……っ?」
あなたとカイニスは――
420キロを、何故か1日で走りきることが出来たのだ。
勿論、魔物達の思考や作戦があったり、途中から雨が降ってきて視界が悪くなったり、様々な歯車が絡み合っての出来事であり――
もう一度繰り返せと言われても、絶対に無理な話。
全身が雨でびしょ濡れになっても、あなたとカイニスの身体は熱く火照っていて――更に、周囲には数多の魔物達の血の臭いが立ちこめているのだ。それはまるで、歴史物の映画の中でしか見ることが出来ない、戦場のような代物。現代の映画館ならば、席に座りながらでも振動や水を感じることは出来ても――噎せ返るような血の臭いというのは、その場に存在しない限り体験することが出来ないのだ。
本来ならば、あなたもカイニスも絶対にそんなことはしなかっただろう。
あなたは童貞であり、百花繚乱咲き誇る美少女達から誘惑をされても、その全てを断ちきってきた。それは童貞男子特有の臆病でもあるのだが、彼女達と肉体関係を持てば、いずれ来たる別れに耐えきれないと思ったからだ。
だが、あなたはその瞬間に、命の危機を三桁は感じ取っていたのだ。
人間の肉体というのは、命の危機を感じると「あっ、子孫を残さなくてはいけない」と感じて、激しい興奮と獣欲を呼び起こすのだ。それは、カイニスという凶暴な猛獣を相手にしても同じだ。たった一人で、三桁を超える魔物達をぶち殺した彼女は猛り昂ぶっていて、鉄製の檻を隔てていても近寄りたくない代物であるのに――
火照った身体に雨が打ち付けて、蒸気が沸き立つほどに熱を帯びたカイニスと二人きりで――
「…………っ!!!」
カイニスは――
どうやら、我慢が出来なかったらしい。
「わりぃな、マスター……っ、少しだけ……身体貸せ……痛くしねえから……んぐ……っ……っ!」
彼女は――
あなたを抱きしめて、その唇を奪ってくるのだ。
初めてのキスの味はレモンやイチゴだと、童貞のあなたは、まるでマシュ・キリエライトが如く淡い妄想を抱いていたのだが――
そこに漂うのは、汗と雨と血が入り交じった水たまりのような味だ。
勿論、それは決して不快なわけではない。たった一人で、あなたを守るために三桁の魔物を鏖殺した極上の美少女の唇であるのだ。あなた達の体躯の十数倍はある――繁華街の雑居ビル程度はありそうな巨大な魔物を、持ち上げて、敵陣の中にぶん投げていた膂力を持つ彼女だが――
抱きしめてくる身体は柔らかく、唇はぷにぷにであるのだ。
当然ではあるが、あなたよりもカイニスの方が頑張ったことに間違いはないのだ。
彼女は元々理性で本能を隠すのではなく、好き勝手に、本能のままに生きているタイプ。公共の場でもはしたなく脚を開き、モードレッドと共にマルタに説教される光景を何度も目にしている。食欲に遠慮がないように、睡眠欲に際限がないように――彼女にとって性欲というものは、必死に隠して誤魔化すものではないようであり――
”じゅるるるるる~っ♡むっちゅ~っ♡はむはむはむっ♡れろれろれろ~っ♡”
「マスター……っ♡あんたの身体、借りるから……っ♡あんたも、オレの身体……っ♡好きにしていいからな……っ♡」
彼女の言葉は、果たしてあなたへの気遣いであったのだろうか。
カイニスは自身が女性扱いされると、簡単にブチ切れてしまう存在ではあるのだが――それはそうと、胸元にぶら下がった肉果実も、股間についている穴っぽこも、彼女が常に付き合わなくてはいけない存在であるのだ。身体の奥底から沸き上がる欲情を鎮めるには、雄の肉棒を使うのが最も手っ取り早いわけであり――
それと同時に――
仮にあなたが女性であったとしても、カイニスは襲ったに違いない。
彼女の野生を感じさせる獣の耳と、ふさふさでもふもふの白髪。白馬を彷彿とさせるそれは、あるいは彼女の性欲の出所であるのかもしれない。獣のようにあなたの唇を貪り、あなたの肉棒をズボンから引っ張り出してくる彼女。自身の逸物はどうやら、随分と図太いらしく――カイニスを前にギンギンに隆起している。彼女の膣の中に肉棒を収めたいと考えたことは、あまりなかった。自慰行為のオカズにしたことがバレたら、首が撥ね飛ばされるリスクもあったし――何より、カルデアにはオカズとして相応しい極上の美少女が大勢に存在したのだ。あまりにも現実感とかけ離れた自慰行為も、快楽は保証されているが――やはり「その可能性が、実際に存在する自慰行為」というのは別格だ。清少納言や紫式部のような、土下座すればヤらせてくれそうな彼女達の方があなたにとってはシコりやすい存在であったので――
だから、カイニスのことを舐めていたのかもしれない。
”じゅるるるる~っ♡ぶっちゅ~っ♡れろれろれろ♡はむはむっ♡んちゅ~っ♡”
「ち……っ♡おい、もっと舌出せよマスター……んじゅるるるるる……っ♡うっせえ……♡一々、聞くな……っ♡触っちゃだめな場所なんてねえよ……ほら……っ♡」
”むっにゅ~~~っ♡むにゅむにゅ♡もちもち……っ♡”
「ったく……っ♡こんなとこ柔らかくても、なんも嬉しくねえけど……んっ♡お前のちんぽがデッカくなるんなら……っ♡今は、それでいいから……っ♡……おい、もう、これ以上喋らすな……っ♡身体の火照り……鎮めてえだけなんだから……んちゅ~っ♡」
カイニスの身体は――
その全身が、雄の肉欲を受け止めるように出来ているのだ。
カルデアには豊満な美女が大勢いて、あなたは彼女達の身体の抱き心地を妄想しながら自慰行為に耽っていたが――実際に肌から感じる、極上の美女の触り心地というのはまるで別物なのだ。スキンケアや化粧といった諸々の行為とはまるで無縁でありながら、「ただ、美しく存在するから」という理由のみで、最上級の美肌を持っているカイニス。普段、彼女に睨まれたら”ちょっとチビった……っ”となる程度には恐ろしいのに――
至近距離で、互いの鼻息が触れ合い、ベロ肉を絡め合わせながら――
肉棒をぬちぬちと、その柔肌に擦りつけていれば、脳味噌はもう何も考えることが出来ないのだ。
犬や猿の方が、まだ理性があるのではないかと思えるような交尾であり――
”ぬちゅっ♡どちゅんっ♡ばちゅんっ♡ぐちゅっ♡ぐぶぶぶぶ……っ♡”
気が付けばあなたは、カイニスに挿入をしていた。
童貞卒業の瞬間はきっと、人生で永遠に忘れることがないのだろうとは思っていたのだが――あなたはいつ挿入したのかすら、記憶にないままに、肉棒を膣肉で咥え込まれていたのだ。結合部から垂れている鮮血はきっと、先ほどの激闘の余波によるものではないだろう。互いに童貞と処女を卒業した直後でも『カイニス、はじめてだったんだ……』『マスターこそ……♡』などと生ぬるい会話を交わしている余裕はまるでない。あなたは本能のままに、腰をヘコヘコ、パンパンとカイニスの膣肉に叩きつけていく。ぬめぬめでぬるぬるで窮屈なそれは――昔、興味本位で使ったオナホールとはまるで格が違う代物。戦闘後に火照った身体のカイニスの熱が、粘膜を通じて直接響いてくるのだ。カイニスもまた――あなたという雄の熱に、たまらない快楽を味わっているらしい。唇を何度も何度も重ね合わせて、舌を濃厚に絡ませ合いながら――ぐちゃぐちゃになって、乱れ合っていくのだ。
全身が雨に打たれた状態であり、互いの身体からは激しい熱気が沸き上がってくる。
雨でぐちょぐちょに濡れた靴下と、それを脱いだ後の素足というのは――それの持ち主である自分自身ですら、汚らわしいと感じる代物であるのだが――
それがカイニスのブーツと素足であれば、あなたにとっては欲情の対象だ。
カイニスもまた同様であるらしく――
あなた達は互いの間に混ざり合った濃厚なフェロモンを、たっぷりと吸収し合っていく。
彼女の尻を鷲掴みにして、乳を揉みしだきながら腰を振って――カイニスもあなたの肛門に指を突っ込んで、反対側の手で後頭部を鷲掴みにしてくるのだ。互いに、腰の振り方は下手くそもいいところ。性経験が豊富なサーヴァント達とは違い、あなたもカイニスも、少なくとも、合意の上での純愛ラブラブセックスというのは初体験であるのだ。あなたの下手くそな腰振りに、カイニスも下手くそに腰を振って返すが――童貞ちんぽと極上のメスというのは、きっと、同じだけクソザコな感度を持っているのだろう。互いに乱れ合って、混ざり合って――
やがて、限界が訪れて――
”びゅるるるるるる~~~っ♡びゅるるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅるるるる~っ♡”
「ああああ゛……っ♡ふぅ♡うぐ……っ♡オレの、腹んなかに……っ♡ふぎゅっ♡ふぅ♡ふぅ……ああ゛~っ♡あついの……注がれてる……っ♡ふぅ♡んぐ……っ♡」
あなたは、カイニスの膣内に射精をする。
「カイニスの膣内に射精をする」と言うのは簡単だが――相手は”あの”カイニスなのだ。カルデアに来た当初から、彼女は気安く近づけないような空気感を漂わせていた。数多の英霊や神霊に囲まれて、ようやく彼女も、不良娘達と仲良くなり、今でこそ親しみやすくはなっているが――それはそうと、元々そこに存在するのは、地雷原のように危険な存在であるのだ。彼女やモードレッドのような瞬間湯沸かし器は、理性よりも先に本能に従って行動をする。仮にあなたが彼女達の地雷を無意識に踏めば、即座に首が刎ね飛ばされてもおかしくないわけであり――
だからこそ――
カイニスの膣内というのは、余りにも特別な響きであるのだ。
椅子の上で大股を開き、片足を机の上に載せる下品なポーズをしていても「まあ、そういう性格だし」で注意を出来るカルデア職員はいない。マルタのようにお節介で、かつ圧倒的なパワーのあるサーヴァントであれば話は別だが――大勢の男達は、その大きく開かれた股間部分を凝視することすら、モニター越しではないと出来ないのだ。「ちくしょう、あの生意気な褐色エロ女め……俺様が強かったら、押し倒してレイプしてやるのに……っ!」という欲求は、何も悪徳な人間のものではなく、性欲がある人間にとっては至って当然の思考。女優がエロいという理由だけで、レイプ物AVを見るが如き気安さではあるのだが――
故に絶対に手に入らないと思っていた、カイニスの膣内に――
「おおお゛っ♡てめぇ……っ♡射精しすぎだろ……っ♡そんなに、オレの身体が……っ♡うっせぇ……っ♡いいから、もっと出せ……っ♡あんたの精子……っ♡金玉……っ♡空っぽに、なるまで……っ♡オレの身体が、鎮まるまで……相手しやがれ……っ♡」
あなたは膣内射精を吐き出して――
更には、二回戦を要求される身となっているのだ。
互いの身体の境目が曖昧になるほど、汗だくになり密着しあい――互いの身体を貪り合って、獣欲を満たしていく二匹の獣。肉棒が小さくなれば、カイニスは手段を選びはしないのだ。まるで動物たちの交尾に、一切のタブーがないように――彼女はあなたの睾丸にむしゃぶりつき、肛門に舌を挿入してぐりぐりとかき混ぜて――自身の小便をあなたに飲ませた後で、あなたの小便をごきゅごきゅと飲み干して――そうして、肉棒を再隆起させて、身体を混じり合わせるのだ。二日、四十八時間そうして、互いに身体を重ね合わせて――他のサーヴァント達と合流した頃には、あなたもカイニスも全く、腰を抜かせて立ち上がることも出来なくなっていた。
――――
それから――
あなたとカイニスは、交際関係になった。
最初、彼女はあなたを尻に敷くつもりでいたらしい。
「自分がムラムラしたときに使う性処理道具」のつもりでいたのだろう。あなたとカイニスの体格差は、大して存在しない。彼女は174センチと、女性にしては珍しいほどの長身。脚もすらっと長く、モデルのような威圧感が存在はしていたのだが――
それは飽くまで、成人男性の平均身長より少し上――という程度に過ぎないのだ。
伊吹童子や、それこそキングプロテアのように、人外を感じさせる圧倒的な体躯であればあなたは圧倒されたが――カイニスはその態度も含めて、まるで「女子バレー部の王子様扱いされている少女」のような空気感を感じさせるのだ。彼女の地雷を踏めば、あなたは四肢が爆発四散するに違いないが――その地雷は、警戒していれば踏むことは存在しない、地表に露出して蛍光色な代物。あなたはカイニスの好きなタイミングで襲われて、押し倒されていたのだが――
”ぎしっ♡ぎしぎしっ♡”
”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡にゅぷぷぷぷ~っ♡ぬちぬちっ♡ぬっちゅっ♡ぱんぱんっ♡”
「ふぅ♡んんんっ♡あああ~っ♡うぐっ♡や、やめろてめぇ……っ♡おれが、うごくって……んあああっ♡」
カイニスはどうやら、マゾヒズムの資質があるらしい。
あなたという雄は当然ながら、ベッドの上で女性と身体を重ね合わせるに際して、リードしたいという欲求を持っている。
勿論、それが簡単に出来ることではないと知っている。
女性を満足させるというのは、数多の恥をかいて、経験値を積んで作法を習得せねばならないものだ。あなたは街を出たばかりで、ひのきの棒を一本持っただけの勇者であり、マシュやジャンヌ・オルタを口説き落とす勇気もない童貞男子には、本来ならば叶わぬ夢であったのだが――
「ああああ゛~っ♡おれ、またいぐ……っ♡うううう゛~っ♡おぼ、おぼえてやがれ、ますたぁ……っ♡あああ~~っ♡♡♡」
”びぐびぐびぐ~~~っ♡”
そういう意味では、カイニスは、最初の村に出るスライムと同様の存在であるのだ。
あなたの下手くそなピストンであっても、彼女の極上の膣肉はいとも容易く快楽を感じてくれる。あなたの愛撫がどれほどに稚拙であり、経験者を萎えさせる代物であっても――服の上から胸を揉んでるだけで、乳首がぷっくらと隆起してしまう淫乱な身体であれば話は別なのだ。
「神霊であるはずの自分が、ただの人間であるマスターに弄ばれている」という事実に、彼女は倒錯したマゾヒズムを抱くようで――同時にあなたも「普段は凜々しく、戦闘では苛烈なカイニスを、ただの人間である自分が好き放題に弄んでいる」という事実に歪んだサディズムを抱くのだ。そこには、互いの合意が存在している。ムラムラしたカイニスがあなたを押し倒して、後半にはいつもあなたがカイニスを後背位で犯すというそれが定番になったころに――
『な~~~あ゛っ!もう一週間だぜ!?一週間もしてないなんてありえないだろ!?しようぜ!さっさと……ぐぅ゛~~~っ!!』
あなたとカイニスは――
都合が悪く、セックスが出来ないタイミングに遭遇してしまったのだ。
ことのきっかけは、カルデアのいつもの特異点の話。
微少特異点が乱発して、あなたは常に臨戦態勢を余儀なくされたのだ。二十四時間、いついかなる時にそれが訪れても対処が出来るように――という緊急出動要請。勿論、それが発生していない間は日常を過ごしていいわけだが――
ハメを外してはいけない、というのは事実であり――
だから、カイニスとセックスをしている余裕があるはずもないのだ。
性欲の強い彼女にとって、それは死活問題だ。
あなたに背後から覆い被さって、豊満な乳房をぐりぐりと押しつけて、甘ったるく発情した雌の香りを漂わせてきたとしても――あなたは鋼の理性で、それに耐える他にない。「セックス中に出動要請が来れば、そんときに動けばいいじゃねえか」という彼女の言葉は、あなたが堕落を肯定する場合は正しいのだが――
万が一を想定すると、軽々に頷くことは出来ないのだ。
あなたがカイニスの欲求不満を発散させるだけの肉バイブであれば、有無を言わさず「こいつは関係ねえよ!オレがムラムラしたから襲ったんだ!」と彼女はあなたに襲いかかり、マルタ達の叱責を物ともしなかっただろう。だが――何度も関係を持ち、あなたとカイニスは交際関係になっているのだ。セフレ以上の関係になれば「相手が嫌がることをしない」のは基本であり――
だから、微少特異点の乱発問題が解決するまで一週間を要して――
「ふぅ~っ♡ううう゛~……っ♡もう我慢できねえぞ……っ♡
さっさとオレとセックスしやがれ……っ♡」
それが終わった後で、あなたはカイニスに襲われたのだ。
本来ならばそのままセックスに至ったのだろう。
彼女だけではなく、あなたにだって性欲の我慢はある。一日数回の自慰行為を平然と行えるのが、健康的な高校生男子というものだ。それなのに自慰行為も我慢せざるを得ないのは――男の子としては忸怩たる想いがあり、本能のままにカイニスと貪り合おうとしたのだが――
「――と、いうことで♪
一週間、マスターには休暇を与えるよ♪」
ダヴィンチちゃんに呼び出されたあなたは――
彼女から、特別な長期休暇をもらったのだ。
メンタルチェックを行った結果、あなたのストレスは限界値ギリギリまで追い込まれている。勿論彼女はそれが「あなたがセックス出来ないから」だとは知らないのだろうが――それでも、ストレスが溜まったのならば休むのは基本中の基本だ。「シミュレーターを一週間、自由に使う権限を与えるよ♪マスターの理想とする空間でリラックスしてもらって、その後はバリバリ働いてもらうからね♪」と彼女に言われて、あなたは有頂天。「勿論、緊急事態があれば呼び戻すことになるけど……聞いてるのかい?」と言われた言葉は耳に入らず――
だから――
「…………っ♡♡」
その場に、カイニスも共にいたことをあなたは忘れていたのだ。
性欲が溜まりに溜まって、一週間が経過して――
そこから、一週間の長期休暇をもらえるという状況。
気が付けば――
「ほらっ、マスター♪さっさと食えよな……っ♪食ったら……はじめるからよ……っ♪」
あなたは南国の無人島で、カイニスと二人きりだったのだ。
――――
「ん~、食った食った……っ♪マスターも腹一杯になったか?……ああっ、もちろんだ……っ♪食った分の仕事はしてもらうかんな……っ♪」
あなたは今、ビーチに張ったテントの中で、カイニスと二人きりだ。
彼女は海が嫌いな存在であるのだが――故に、克服をしなくてはならないのだと言っていた。勿論、海に直接入ることはない。海の波音が常に聞こえているだけの距離だ。カイニスがポセイドンから辱めを受けたというそれは――神話の話なので、あなたに寝取られ感を抱かせることはない。だが――それはそうと、興奮をするのも事実であり、複雑な感情が腹の奥からむくむくと沸き上がってくるのだ。
カルデアとの連絡は緊急事態を除いては取らない、という約束。本来ならばあり得ない話ではあるが、微少特異点が乱発したことによって、一週間緊張の糸を張り詰めていたあなたには、それくらいの荒療治が必要であるらしい。
テントの中でカイニスと二人きりであり――
今は、カルデアにも監視されていないのだ。
「……おっきくなってるなぁ……♪ひひっ♡マスター……っ?オレとヤりてぇのか……?オレの身体に……このバッキバキのちんぽ打ち付けて……っ♡オレのことオナホ扱いしてえのか~?……おいっ、変態だなぁてめえは……っ♡」
カイニスはニヤニヤと、あなたに笑みを浮かべている。
上下黒ビキニの水着霊基というのは――
あなたの理性を、頭の内側からガンガンと打ち砕くような代物。
人生において海やプールを訪れたことは何度かあるが――海外のモデルよりも極上のスタイルをした、最上級の美女が、これほどまでにハレンチで布地が少ない水着をしているというのは――少なくとも、あなたの人生においては経験がない代物。アダルトビデオを見れば、整形と豊胸で取り繕ったナイスバディを拝むことは出来るかもしれないが――
それでも、カイニスの天然で極上の肢体とはまるで比較にもならないのだ。
脚が長く、乳が大きく、尻も安産型であり――
生意気な雰囲気を醸し出した最上級の美少女と言うのは、男の子が絶対に勝てない代物であり――
「……んっ?どうした?」
カイニスに上目遣いで見つめられて――
だから、あなたは”ガバッ”と押し倒そうとするのだが――
「待て、ま~てっ♪待てだぞバカマスター……♪……ひひっ、別に嫌がらせしてるわけじゃねえよ……
……なぁ?
こんだけまとまった休暇が取れるのって、お前にとっては滅多にねえことだろ?
あ~、わーってるって……っ♪お前がオレとヤりたい雄猿だってことは……っ♪
でもよぉ?オレにも考えがあってな?
……なぁ?
ポリネシアンセックスって知ってるか?」
彼女の言葉に――
「……なんだ、知ってんのかよつまんねー」
あなたは、コクコクと頷くほかにない。
健全な男子高校生にとっては――それは、フェラチオやパイズリと同様の”一般常識”とでも呼ぶべき代物。勿論、それを実行してくれる相手などいるはずもないし、細部の部分は知らないが――知識としては、むしろ知らない方が不自然なものであり――
「だからよぉ、マスター……っ♪
オレとヤらねえか?ポリネシアンセックス……っ♪」
彼女は――
あなたの顎をクイと掴みながら、尋ねてくる。
目尻をトロンと落として、発情した雌の顔を浮かべてはいるが――そこにいるのは、極上のイケメン王子様系美少女の顔面であるのだ。オラオラ系、とでも言うのだろうか。乙女ゲーにおける不良王子様のような彼女の顔面は凜々しく、あなたを夢中にさせる代物。その肉体が男であるか女であるか――というのは神霊カイニスが人間を虜にする際には、些末な違いでしかないのだろう。
カイニスの視線に、あなたは簡単に敗北してしまい――
”こくこく……っ!”
と、彼女に頷くのが精一杯であった。
――――
「ああ、調べてきたんだぜ?このオレが図書館で調べ物だなんて柄じゃねえし、司書の女はなんか照れてたけどよぉ……
どうせヤるなら、きっちりヤらねえと気が済まねえからな……♪」
カイニスの言葉によると――
ポリネシアンセックスというのは、五日間にかけて行われるらしい。
最初、彼女に「五日間かかるんだけどよ」と言われた瞬間は、一瞬、精神がぐらついた。
あなたは健全な男の子であり、ここに至るまで既に、一週間のオナ禁を余儀なくされているのだ。
一日、射精を怠っただけでも「うっお、すげえ量が出た……」となるのが普通の男の子であるのだ。それなのに――ここから更に五日間の我慢を追加されるというのは、咄嗟の判断であなたを暴挙へと追い込む代物であるのだ。
怒りが沸き上がっても六秒我慢すれば、衝動が鎮まると聞いたことはあるが――あなたがその瞬間に感じた熱が収まるには、十倍の、一分を丸々要した。心を落ち着かせるために深呼吸をしようとしても、テントの中ではカイニスの雌臭フェロモンが肺に飛び込んでくるのだ。平静でいられるはずもない。
それでもどうにか、我慢をして彼女の言葉の続きを待った。
ポリネシアンセックスというのは、徐々に感度を昂ぶらせて、最終日にようやく結合に至るという性行為だ。
健全な男の子にとっては理解が出来ない代物であり、童貞男子だった頃のあなたも「そのシチュエーションでシコるのはいいけど、実際にやるのは想像が出来ない」というものであった。ポリネシアンセックスという、どこか変態チックな性癖を満たしてくれる恋人がいれば――、四六時中繋がり合って、腰を振っている方がいいに決まっているのだ。何をわざわざ、五日間も我慢する必要があるのかと思っていたのだが――
それは、戦国時代に貧困で飢餓に喘いでいる少年が「食べ物の味を追い求めて何になるのだ」と主張するようなものだ。
あなたは実際にカイニスと関係を持ち始めて――普通のセックスでは満足が出来ないのだと、互いに理解していったのだ。最初はベッドの上で、正常位で腰を振っていたのだが――目の前の雌のもっと違う味を堪能したいと、どうしても思ってしまうのだ。彼女を四つん這いにしたり、あるいは立ったまま行為に至ったり――時にはシャワールームの中で身体を重ね合わせて――時にはトイレで、自身の排尿をカイニスの喉に注ぎ込んだりもするのだ。カイニスと交尾をすることで性欲が満たされれば、次に求めるのは満足感であり――
だからこそ彼女も、あなたにポリネシアンセックスを提案したのだろう。
「膀胱にパンパンに溜まった小尿を、洋式便器に腰掛けたカイニスの口で、一滴残らずに飲んでもらう」という体験をしてしまえば、どんどんアブノーマルな行為を追い求めていくのが本能だ。いずれ、カイニスは自身の褐色の尻肉とは正反対の、まっピンクの肛門をあなたに差し出す日が来るのかもしれない。彼女にとってポリネシアンセックスというのは、自身の欲求を満たす物であるのか。あなたがカイニスの全てを欲するように――カイニスもまた、あなたの全てを欲しているのだとすれば、それは男冥利に尽きるものだと言えるだろう。
話が逸れたが――
「ということで、初日は触り合うのも禁止らしいぜ?……ふふっ♪マスターのその顔、見たかったんだよなぁ……っ♪安心しろって、どのみち5日目まで射精できねえんだし……
……なぁ?
それとも……ポリネシアンセックスやめて……のんびりだらだら……南の島でヤりまくるか?
青姦しまくってよぉ……っ♡オレと交尾しまくって、腹が減ったら飯食って、眠たくなったら寝て……っ♡
お前の雄の本能を満たすだけの……野生の獣セックス……っ♡してえのか……?」
カイニスはあなたに顔を近づけて――
それでも、決して肌が触れない距離で囁いてくるのだ。
彼女の頭部からぴょこんと突き出た耳は、彼女の”野生の獣セックス”という言葉を「冗談だってw」では済ませられない破壊力があるのだ。今度もまた深呼吸をするのだが、目の前にはカイニスの美少女過ぎる顔面がある。あなたは無防備な彼女の顔面に、唇をぷにっと押し当てても――「ああ、いいぜ……っ♪ここは無人島だしな……っ♡人がいちゃいけねえんだから……オレ達も獣になろうぜ……っ♡」と許してもらえる立場にあるのだ。目の前でたわわに実った、黒ビキニ越しの豊乳を揉みしだく権利があるのに――汗ばんで熱に蒸れた金玉を、カイニスの顔面でごしごしと擦ることが許されているのに――陰嚢の中でグツグツ、コトコトと煮込まれた精子を、カイニスの膣内に全て吐き出せる、世界で唯一の雄であるのに――
「……そっか♪ポリネシアンセックスがいいんだな……?」
あなたは、それらを全て放棄するのだ。
「初日は肌の接触はなしで、互いに全裸になって……っ♪
身体を観察し合いながらコミュニケーションを取るんだってよ♪
んじゃ、さっさと脱げよマスター♪」
カイニスはニヤニヤと笑みを浮かべながら、あなたに命令をしてくる。
ここにいるのがマシュ・キリエライトであれば、互いに恥じらいを持っているために、一時間かけても服を脱ぐことは出来ないのだろうが――カイニスはそうした面倒な葛藤を邪魔だと思っているらしい。あなたは南国の島に合わせた軽装なアロハであり――
「ははっ♪なんかこれ……オレがマスターのことを食おうとしてるみたいだなぁ♪おーい、もっと色っぽく脱げよ~っ♪」
そのままでは、一分もかからずに脱衣をしてしまうのだ。
五日間掛けて、たった一回の射精を濃厚にするための催しであり――だからあなたは、今までの人生で得たエロ知識を総動員して、ストリップのように扇情的に服を脱いでいく。勿論、あなたの知識にある全ては女性の服の脱ぎ方だ。時々「あれ?これ間違ってないか?男がやるべきじゃないのではないか?」と疑問を感じるのだが――
「……んっ♡……ははっ、まあ……オレのことを何度も何度も犯してる身体だからな……っ♪……これくらいは……うんっ♡……当然だけど……んっ♡こんな……なんか、まじまじと見るとなると……ん……っ♡
て、照れるな……っ♡」
カイニスは――
あなたの脱衣する光景を眺めながら、照れ出すのだ。
あなたが極上の美少女の脱衣光景を見た際には、どれだけカイニスと経験を積んでいても、童貞丸出しの態度を露わにしてしまうように――カイニスにとって、あなたの裸も同様の代物であるらしい。頬を真っ赤に染めて、あなたの裸に興奮をしているカイニス。パンツまで脱ぎ、ビーチに張ったテント内で全裸になると――やけに開放感が感じられて――
「……お、おいっ!?ちょっと待てよ!?」
あなたはカイニスの手を掴んで――
テントの外へと、飛び出していくのだ。
ビーチには当然のことだが、誰一人として存在していない。
プライベートビーチを通り越した、無人島に二人きりであるのだ。カルデアのシミュレーターを使っている上に、ダヴィンチちゃんとの約束で監視されることもないのだ。家やホテルの中で全裸になるのとは、まるで意味合いが違う。青空の陽光の下で、一糸まとわぬ全裸になるというのは――激しい開放感と背徳感があり――
「ったく……っ♡てめぇ、本当に変態だよな……っ♡」
あなたは――
勃起した逸物を見せつけながら、カイニスに迫るのだ。
この場を提案したのは彼女の方であり――更には、あなたは彼女の思惑通りに脱衣をして全裸になったのだ。その羞恥に耐えた以上は「テントの中ではないから」などという些細な理由で、カイニスによるストリップショーを諦める理由は存在しない。彼女もまた、頬を膨らませて怒った態度を見せながらも――そこに興奮が存在すると理解を示しているので――
「わーったよ……♡ったく、この変態が……っ♡」
彼女は――
自身の水着へと、手を伸ばしていくのだ。
最初に彼女が手を伸ばしたのはトップスであり――そこに存在しているのは、黒のビキニだ。コルデーやアナスタシアのような、オシャレで女の子らしい水着とは違い――「ビーチや川辺で遊ぶために、乳首や秘部を隠すことを目的とした布地」であるそれは、カイニスの無骨な雰囲気と相まって非常によく似合っている。豊満な乳房を隠している水着は、彼女の胸元で二つのリングで結ばれている。勿論、背中に腕を回して水着を脱ぐことも出来るのだが――互いの性感を高めるのに際して、彼女も手段を選んではいられないのだ。
それはまるで、フロントボックのブラジャーを外すかのようにリングに手を伸ばして――
”かちゃかちゃ……っ♡”
”ど…………ったぷんっ♡”
「……んっ♡こ、これでいいかよ……っ?」
カイニスは水着を外して、豊満な乳房を露わにするのだ。
褐色肌の彼女というのは、当然ではあるがあなたにとっては非日常的な存在。
和風美少女の宮本武蔵が星条旗ビキニを着ても最高に似合うように――逆に、フランス人形のような美しさのコルデーが着物を着ても似合うように――ギャップ萌えというのは万能の形式を誇っている。そういう意味では「普段着」というものが想像できないカイニスにとっては――着用する全ての格好が、あなたにとってはギャップ萌えであり――
どんな姿のカイニスであっても、あなたは激しく興奮をして、劣情を催していたというのに――
「ん……っ♡な、なんか言えよ……っ♡恥ずかしいのオレだけかよ……っ♡」
カイニスの褐色生乳というのは――
あなたにとって、最大の破壊力であるのだ。
先端の乳首は桃色であり、小さくお淑やかであるのだ。「ヤンキーのような乱暴美少女の乳首と乳輪は大きくあるべき」というあなたの偏見は、カイニスの美少女性にとってはまるで関係がないのだ。先端の乳首は慎ましく、彼女の身体の体積の0.1%分も存在していないのだろう。あなたはそれを激しく乱暴に愛撫して、舐め回して、抓ってやるだけで――カイニスが腰をモジモジとさせて、快楽に悶えて、涙目になりながら『も……もう、意地悪するなよマスター……っ♡』と懇願してくることを知っているのだ。肉棒がギンギンに隆起して、青空を睨み付けるような角度でそそり立つ。普段はズボンの中で勃起しているだけなので、角度を調整すれば誤魔化すことも出来るのだが――
「……ん、んん……っ♡」
”ごくり……っ♡”
”カイニスの命令”によって素っ裸になったあなたは――
勃起した逸物を、まるで隠すことが出来ないのだ。
仕方がないので堂々と仁王立ちになり、カイニスを正面から見つめてやる。
彼女は自分の身体が、その肉棒に勝てないことを何度も何度もベッドの上で理解させられているのだ。水着を脱いで、褐色生乳桃色乳首を見せるだけで、最大硬度まで隆起する肉棒に思わず生唾を飲んでしまうらしく――
「ったく……っ♡本当に変態だな、マスターは……っ♡」
彼女はあなたを罵りながら――
”くるり”と振り返って、あなたに背中を向ける。
引き締まった極上の媚肉を持っているカイニスの後ろ姿というのは――結局、あなたはそれだけで、金玉が空っぽになるまで見抜きが出来る存在なのだ。上半身に本来存在するはずの、ブラジャーや水着のヒモがないという状況であり――胸元のたわわな果実を抑えつけるものが何もなければ、背中越しにも乳房が見えてしまうのだ。下半身も脚がすらっと長く、引き締まった極上の肢体をしている。彼女は174センチという、女性にしては高身長な肉体をしているのだ。無愛想で睨み付けるような視線がなければ、今すぐ、超一流のファッションショーに参加することが出来るに違いない。駄肉によってむっちりと大きくなった尻とは違い――そこに存在するのは媚肉と、しっかり鍛えられた大腿筋であるのだ。豊満なヒップは”ぷりんっ♡”と上向きで、今は黒ビキニによって隠されており――
「こうやって……っ♡脱げば、喜ぶんだろ……?」
彼女は上体を屈めて――
あなたを挑発するように、尻を向けながら水着を脱いでいくのだ。
女性扱いされるだけでも簡単にブチ切れる彼女は――モードレッドと同様の地雷的な存在であるのだ。対抗できる力を持ったサーヴァント同士ならばともかく、カルデア職員からは露骨に距離を置かれる存在。「まさしく、学校のヤンキーのような存在だな」と思っていた存在であり――
そんな彼女が、ストリップショーのように蠱惑的に、あなたを挑発しながら水着を脱いで――
”しゅるるるる……っ♡”
「おら……っ♡これで満足かよ……変態マスター……っ♪」
あなたの前で、一糸まとわぬ全裸を晒すのだ。
彼女は脚を交差した状態で尻を突き出しており――
桃色の秘部は、ぬらぬらと体液によって濡れているのだ。
あなたは何度も何度もカイニスの秘部に肉棒を抽送して、擦りあげているのだが――サーヴァントであるからか、それとも彼女の肢体が極上であるからか、色が沈着してくすむことは絶対にないのだ。初めて、彼女と身体を重ね合わせたときから何も変わらない――まるで未経験であるかのような極上の桃色。
カイニスの褐色肌と、膣肉の桃色は極上のコントラストであり――
「……んっ♡このままかよ……っ♡あ~、わかってるって……っ♡でも、触るのはなしだぞ……っ♡ポリネシアンセックスの初日は……触ったら、台無しなんだからな……っ?」
カイニスは両足を交差して、上体を屈めたまま――
あなたに、視姦の許可を与えてくれるのだ。
美術館の彫像ですら、周囲にはロープが張られて、手が触れる距離で鑑賞をすることは叶わないのだ。それなのに――カイニスの身体に、あなたは鼻息が触れる距離まで近づくことが出来ている。触ってはいけないと言われても、彼女はきっと、あなたが触っても『ったく、本当に我慢できねえんだなお前は……猿じゃねえんだから……っ♡』と呆れながらも許してくれるに違いないのだ。
その状況が、あなたに更なる興奮を引き起こす。
互いに全裸になり、無人島のビーチで身体を観察し合っている光景はきっと、第三者から見れば不様で滑稽なのだろうが――今のあなたにとっては、自身の視野に広がっている光景だけが正義であり――
”ぬらぬら……っ♡”と、怪しい光沢に濡れている膣肉だけが正解であるのだ。
脚を交差させることで、ただでさえ長くてスタイル抜群な脚が、更に長く見える光景。カイニスはあなたの視線を察して、自身の臀部に手を伸ばして――膣肉を”ぐい……っ♡”と割り広げていく。男勝りで、どんな強靱な相手にも怯むことはなく――、一個師団とも呼ぶべき魔物の大軍を相手に勝利を収めた彼女が、自身の股間についている「ちんぽを入れるとめっっっっちゃ気持ちいい穴」を見せびらかしてくるのだ。鼻を近づけて匂いを嗅ぐと、流石にカイニスも恥ずかしかったのだろう。肛門をヒクヒクと動かしながら、「お前……流石にそれは……っ♡」と、恥ずかしがってくるので、あなたは益々興奮を昂ぶらせる。カイニスの身体から漂うのはどこか、獣の香り。それは悪口ではなく――人間の理性を取っ払わせて、一匹の猿にするような、凶悪なほどに魔性的な香りであるのだ。
指一本触れてはいけない状況で、あなたはカイニスの身体を徹底的に視姦して――
匂いを嗅いでいき、本能を昂ぶらせていくと――
「……おいっ、いい加減にしろよてめえ……
攻守交代……だっ!」
あなたは――
カイニスに、その場に押し倒されるのだ。
ビーチで尻餅をついたあなたに――彼女は四つん這いになり、股間の部分に顔を近づけてくるのだ。カイニスのフェロモンをたっぷりと吸い込んで、ギンギンに隆起した逸物は、彼女の小顔よりも大きなサイズであるのかもしれない。カイニスはあなたの肉棒に顔を近づけて、鼻息が触れる距離で――
「ふんふん……っ♡すぅ~っ♡ふがふが……っ♡すぅ……っ♡んあ……っ♡ふぅ♡ふきゅ……っ♡んんん……っ♡はぁ、ほんっと……くっせえなこれ……っ♡んっ♡すぅ~……っ♡すはすは……んあ……っ♡」
あなたの肉棒に、ちん嗅ぎを施してくるのだ。
普段のセックス前は、彼女は自身の美少女過ぎる顔面を使って”顔コキ”とでも言うべきちん嗅ぎを行ってくる。彼女のほっぺがぷにぷにで『おい……そろそろキレてもいいか?』とカイニスが不機嫌になるまで、突いていたくなる代物だが――当たり前のことだが、顔の下には頭蓋骨が存在しているのだ。彼女が自身の顔面をぐりぐりとあなたの肉棒に擦りつけると、その硬さは激しい興奮を引き起こして――、何度か、そのまま射精してしまったことすらあるのだが――
「すぅ~……っ♡んあ……っ♡小便の匂いだな、これ……っ♡汗の匂いも……っ♡精液と、チンカスの匂いも……っ♡このオレ様に……こんなくっせえもの嗅がせるなんて、いい度胸じゃねえか……っ♡すぅ~……っ♡んあ……っ♡ほんっとくっせえちんぽだな、マスター……っ♪」
カイニスは、あなたの肉棒に僅かとして触れることはないのだ。
あなたにガンを飛ばすだけでも、カイニスという極上の美少女は”クッソ……こいつ、顔が良すぎる……っ!”とあなたを興奮させてしまうのだ。そんな彼女の顔が、トロンと恍惚に浸りながら肉棒をガン見している光景。耳がぱたぱたと動いているのは、きっと彼女も興奮をしている証拠に違いない。
「……んっ?どうした?オレの胸ばっかり見て……っ♡
……あっ♡
まさか……バストサイズ知りたいんじゃねえだろうな……っ♡」
あなたは――
カイニスの胸元に、夢中になってしまう。
ビーチで尻餅をついたあなたと、そのあなたの股間を嗅ぐために四つん這いになっているカイニスであり――胸元の豊満な乳房が砂に埋まっている光景だ。彼女が上体を起こすと、乳房には砂がたっぷりとまとわりついている。イメージビデオの冒頭でしか見たことがない光景であり、あなたは砂に嫉妬をする。まさか自分の人生で、”砂に嫉妬をする”ということになるとは、想像すらしていなかったものであり――
「そうだよな、お前に教えたことなかったよな……あ~っ、その……言いたくねえんだよ……っ♡だって、マスター……っ♪オレがサイズ教えたら、オレの胸見る度に……”何センチの何カップだ~!”って頭に浮かんで、ちんぽ勃起すんだろ?
……ん~……まあ、いいか……
……103センチのJカップだよ……っ♡」
カイニスは――
いとも容易く、あなたにその言葉を口にする。
男心を手玉に取る能力に長けている、コルデーやアナスタシアであれば、焦らして焦らして、あなたの睾丸が爆発しそうなほどに溜めてから――発散させるために、その数値を口にするのだろう。だがカイニスに、そんな男心の機微を理解しろというほうが無理な話であり――「嫌がっていたのに、気まぐれで簡単に口にしちゃった」というそれに――
”びぐびぐびぐ……っ♡”
「うおっ!?……お前さぁ……オレのバストサイズ聞いただけで、暴発しそうになってんじゃねえよばーか……っ♡」
あなたの肉棒は、激しく脈動をするのだ。
「おい、大丈夫か?……初日は感度を高めるために……抱き合いながら眠るんだけど……っ♡お前……我慢できねえんじゃねえのか……?」
カイニスは不安そうに、あなたを見上げてくる。
普段のゴテゴテとした鎧姿であっても、あなたの理性は蒸発寸前なのに――今、彼女は生乳を晒けだしながら――103センチJカップの、褐色乳房桃色乳首の砂付きおっぱいを晒けだしながら、あなたを見上げてくるのだ。理性は到底、保てる代物ではない。カイニスはもうすっかりと、このポリネシアンセックスに乗り気であるのだ。「昼間っからダラダラ……オレと抱き合って昼寝するんだぞ~?この太腿にちんぽこすりつけて……くくっ♡お前、我慢できるのか~?」と彼女はニヤニヤ笑みを浮かべて、あなたをからかってくるので――だから「いや、カイニスには絶対に負けないように鋼の心を持とう」と考える――ことはまるでなく「偶然でも暴発射精しちゃえば、全部台無しになって、仕方がないからと、なしくずしダラダライチャラブセックスに持ち込めるだろうか」と、そればかりを考えた。