Home Artists Posts Import Register

Content

「そうだよ~……♪あのテニサーの合宿に誘われてさぁ……♪アタシ達が抵抗できると思う~?」


「勿論、シラフの状態ではキミを裏切ることはないさ……っ♪でも、彼らだって女の子を食べるプロだよ?私達にお酒と媚薬を盛ってしまえば……後は簡単じゃないか……っ♥」


「やっらし~手付きでぇ……♡胸元さわさわ……っ♡ぷにょぷにょ……っ♡おっぱい撫でてくるんだよ……?あれ?あれ?本当に薬効いてる?媚薬の効果ある?……涎垂らしてぇ、目元トロンってしてぇ……っ♡おっぱい揉んでも、少しも抵抗できない女の子だ~……って♡」


「普段の私なら、蹴り飛ばしても逃げたんだろうけれど……っ♥屈強なヤリチン男子くんの身体の硬さが……♥胸板の分厚さが……っ♥媚薬でトロトロの脳味噌にはね?真夏に飲む酸素コーラよりも、身体の芯に染みこんできて……っ♥抵抗が出来ないんだよ……っ♥」


「でもでも~♡それってヤリチン男子からしたらぁ……”オッケー♡”ってことでしょ~?誰が最初にアタシ達とやるか……じゃんけんでみんな決めようとしていてね……?」


「まるで、キミの初体験のときのようだったよ……っ♥じゃんけんをしているのは逆だけどね……っ♥全員……中出しするつもりだったから……っ♥膣が汚れていない最初は譲れなかったんだろうね♥」


「あはっ♡……どうしたの~?アタシ達の彼氏様~?」


「耳元で……キミの恋人が汚された報告を聞いて……


 どうして……興奮をしているのかな……?」


 あなたは今――


 ラブホテルのベッドで、ブレマートンとボルチモアに両側から挟み込まれている。


 二人の美少女は汗だくになった身体を、シャワーで綺麗に洗い流したが――

 あなたはそれを拒否されて、二人に両側から挟み込まれているのだ。

 二人の身体から漂う、柔らかな花の香り。

 彼女達が選んだラブホテルは、二人には到底不釣り合いな安普請の代物。ユニオンから重桜に移住するに際して、彼女達の家族にも十分な手当は与えられている。大学生になった二人の仕送りは、あなたよりも桁が一つ上であり、本来ならば困ることはないのだが――

”ベッドが軋み、壁が薄く、安っぽいラブホテルで二人の美少女に貪られることがあなたは大好きだ”と、彼女達は知っているのだろう。

 あなたの鼻腔をくすぐるのは、二人のシャンプーとボディーソープの香り。

 業務用の安物は、わざとらしい科学的な香料が鼻をつく代物であっても――ブレマートンとボルチモアという極上の美少女の場合は、その限りではないのだ。あなたは彼女達から漂う、しかし、いつもとは違う香りにメロメロになりながら――


”すりすり……っ♡かりかり……っ♡”


”かりかりかりかり……っ♥なでなで……っ♥”


「ん~?どうしたのぉ~?……おちんちん、切ないのかな~?」


「どうしたんだい?……キミが私達を押し倒すならば……受け入れる準備は出来ているけど……?」


 二人の美少女に、肉棒をカリカリと引っかかれて――

 彼女達に、寝取られ話を囁かれているのだ。

 ことのきっかけは、あなたが持っていたアダルトビデオだった。

 極上の美少女を二人、恋人にしたところで――それはまるで、大富豪がたまにはお茶漬けを食べたくなるように、あなたも自慰行為をしたい瞬間はあるのだ。彼女達のような極上の美少女達との性交渉に、あなたは気を使わねばならない立場。二人の美少女の前で「ヤるだけヤった後は、いびきをかいて眠る」をしても、彼女達はあなたに愛情を向けてはくれるが――男の子としては、そんなことが出来るはずもない。「AVを見ながら、ブレマートンに後ろから抱きついて囁いてもらい、椅子の下ではボルチモアにちんちんをしゃぶってもらう」というプレイをするにしても、結局の所、その後は彼女達に奉仕のお返しをする必要があり――

 だから息抜きとして、アダルトビデオでの自慰行為は必要不可欠であったのだ。

 と、言うのが――


『ふぅ~ん……♪あくまで開き直るんだ?』


『男の子の性欲というやつだよね?うんっ、理解は示すよ?』


 AVが見つかった、あなたの言い分であるのだ。

 二人のことが嫌いだからオナニーをしたいのではなく――むしろ大好きだからこそ、二人に失望されないように、自分一人で性欲処理をしたいという理屈。彼女達は一定の理解は示してくれているようで、本来ならば、あまり深刻な問題にはならず――「シコシコするのはいいけど、今度からオカズは、アタシ達が撮影したブレマートンとボルチモアのレズ物AVねっ♡」程度で済まされたのだろうが――


『ねぇ、あんた?……アタシ達が怒ってるのはね、あんたがAVを持っていて、アタシらに隠れてシコシコしてたからじゃないのよ?』


『キミが……よりにもよって、NTR物のAVを持っていたから……私達はこんなに強く、キミを問い詰めているんだよ?』


『な~に?”初めて出来たギャル彼女が、悪い先輩に寝取られちゃった話12時間BEST”ってぇ……?』


『”運動神経抜群のテニス部の彼女が、中年おじさん顧問に孕まされるまでの一ヶ月”……ふふっ♪身体つきは全然違うけれど……髪型は私にそっくりだね?』


 あなたが持っていたのが、NTR物のAVであったことが二人の逆鱗に触れたらしい。

 あなたのコレクションは30本ほどあり、ほとんどが純愛物や企画物であるのだが――彼女達のように、あなた以外の彼氏がいたことのない美少女達にとって、男心の機微というのは難解であったのだろう。あなたもまた、彼女達にカラスは白いと言われれば、頷くほかにないほどの圧倒的な立場の差があるのだ。二人は怒って、あなたにお仕置きを提案してきて――


「そのまま~……っ♪アタシもボルチモアも押し倒されちゃったんだよ?……んふふ~っ♡勿論、居酒屋の中だけどぉ……♡お店の人もグルなんだって……っ♡アタシらがその場で押し倒されて……レイプされちゃっても……誰も助けてくれないの……っ♡」


「じゃんけんで勝ったのはテニサーの部長でね……っ♥その飲み会を主催した、言わば、ヤリチンくんどもの親玉……っ♥脂ぎった肌で押し倒してきて……っ♥私のぷにぷにのほっぺをべっろ~んっ♥って舐めてきてね……っ♥ふふっ♪眼球も……舌ででろ~ん♥って……舐められちゃってねぇ……っ♥」


「すね毛だらけの脚を~♡アタシらのすべすべな太腿にじょりじょり♡じょりじょり♡絡みつかせてきてぇ……っ♡そのままおまんこに……にゅ……っぷんっ♡」


「まだ濡れていないけど……キミが一番知っているよね?私達のおまんこはぁ……


 ク・ソ・ザ・コ♥……なんだよ?


 強引にでも押し倒してぇ……♥おちんちんを入れてしまえば……っ♥簡単に濡れてしまうの……っ♥


 キミが一番、よく知ってるよね……?」


 二人の美少女は、あなたの耳元で寝取られエピソードを囁いているのだ。

 その飲み会は、彼女達が参加しているテニスサークルのものだ。

 高校時代は様々な運動部の助っ人として呼ばれていたボルチモアであり――テニスは、その中でも彼女のお気に入りだった。ブレマートンもまた、適度に身体は動かしたいようであり――それと同時に、ボルチモアが変な男に食われてしまわないか、監視をしたかったらしい。大学中の男子生徒がこぞって勧誘してきたサークル争奪戦は、テニサーの勝利で幕を下ろして――

 彼女達は、その飲み会に参加してきたのだ。

 あなたは心臓をバクバクと弾ませていたが――

 結局その日、二人は一次会だけで帰ってきた。

 未成年の彼女達はアルコールも服用しておらず、帰ってきてからは「心配させたお詫び♡♥」と称して、イチャラブセックスをしたので――

 だから、あなたは寝取られていないと信じているのだ。

 帰ってきた彼女達の身体に、まるで大型犬のように鼻を埋めてすんすんと匂いを嗅ぎ、まだシャワーも浴びていない彼女達を、玄関で全裸にひん剥いて、膣をくぱぁと割り広げさせながら――他の男に汚されていない証明を、あなたはその網膜に焼き付けたのだ。

 本来ならば、疑う余地はないのだが――


「え~?アタシらがぁ……♡嘘ついてるって言うのぉ……?」


「ひどいなぁ……っ♥キミのために……寝取られマゾのキミのために……わざわざ、他の男子に寝取られてきてあげたのに……っ♥」


 二人の美少女が――

 あなたの耳元で囁くと、それが正解になるのだ。

 彼女達はあなたが寝取られマゾであると理解をして、喜ばせるためにわざと言っているのか――それともあなたを怒らせて、押し倒させるために挑発をしているのか。判断は付かないが、彼女達の喉から発せられる全ての言葉を、あなたは無条件で信じる必要があるのだ。

 肉棒はカリカリ、カリカリと二人の人差し指で引っかかれるだけ。

 炎天下の外を歩いて、汗ばんだ身体であり――シャワーを浴びて、シャンプーの香りが漂う二人の美少女とは違い、あなたの全身は悪臭を漂わせている。下半身の股間部が蒸れてしまうのは、男の子として避けられない代物ではあるのだが――

 それでも、本来ならば彼女達が良い顔をするはずはないのに――


”カリカリ……っ♡カリカリ……っ♡すす~っ♡なでなで……っ♡”


”もみもみ……っ♥くにくに……っ♥かりかり♥かりかり……っ♥”


「ん~?どしたのぉ~?……アタシらまだ、人差し指一本しか使ってないんだけどぉ……っ?」


「ふふっ♥私達の指一本に負けてしまうほど……♥弱っちい男の子だったのかな、キミは……っ♥」


 彼女達は――

 汗臭くて、我慢汁まみれの肉棒の”ちんカリご奉仕”を行ってくれるのだ。

 彼女達の爪で肉棒をカリカリと引っかかれるそれは、いつまで経っても永遠に射精が出来ないような、微弱な快楽が続く代物だ。肉棒というのは暴発寸前になれば、たった一コキでもびゅるびゅると精を解き放つことが出来るが――彼女達の”一カリ”では、どれだけ積まれたところで、発射のための引き金が引かれることはない。

 あなたの裏筋をカリカリと愛撫して、鈴口をカリカリと引っ掻いて、睾丸や肉幹や蟻の門渡りをカリカリと弄んだところで――

 あなたは射精をすることが出来ず、ただただ、陰嚢の中でグツグツと精子が煮えたぎるだけなのだ。

 二人の美少女が言っていた”お仕置き”という言葉に相応しい代物。あなたはユニオンが誇る極上の美少女二人――バスト116センチNカップのブレマートンと、バスト113センチMカップのボルチモアを恋人にして、彼女達といちゃいちゃラブラブ濃厚な交尾に励み、アナル舐めパイズリをしてもらいながら、もう片方と濃厚なディープキスに耽ることも出来る立場なのに――

”カリカリ♡カリカリ♥”と、二人のちんカリご奉仕で、あなたは悶えるばかりなのだ。

 彼女達の囁きは、更にエスカレートしていくばかり。

 ブレマートンは高校時代に家庭教師のアルバイトをしたことがあり――教える相手は、小学生の男の子であった。ユニオンのお偉いさんの息子であり、拒絶をすることも出来なかったのだが――当然のことながら”ブレマートンお姉ちゃん”を家庭教師にして、邪なことを考えないオスは存在しないのだ。未だに精通をしていない身であったとしても”ブレマートンお姉ちゃんを見ていると、ちんちんがムズムズする”というのは当然のことであり――その男子に太腿を撫でられて、ブレマートンは明確に拒否をすることが出来なかった。あなたへの誕生日プレゼントを買うには、親からもらったお小遣いよりも、自分で稼いだアルバイトの報酬ではないといけないと思っていたからこそだが――男の子からすれば、そんなものは合意の上と同じなのだ。太腿を触っても怒らない女が、肩や脇腹を触られて怒ることには一貫性がなく、それがエスカレートしていき胸を揉みしだかれていったとしても同様だ。ブレマートンという女は慈愛に満ちあふれており、子供のイタズラに激怒するようなことはないわけで――

 後は、簡単な話だ。

 セクハラがエスカレートしていけば、性欲しか頭にない小猿がまさか我慢が出来るはずもない。涙ながらに土下座をした後は「だってブレマートン姉ちゃん、おっぱいを揉んだときに嫌だって言わなかったじゃん」「ブレマートン姉ちゃんがヤらせてくれないなら、パパに全部言うから」と脅迫をしてきて――彼女は、もうどうすることも出来ないのだ。自分が犠牲になることで全てが丸く収まるのならばと、あなたの半分の年齢の少年の前でストリップをして、全裸になり、土下座をして――膣に小さな肉棒を挿入してもらう。デカケツをむっぎゅ~っ♡と鷲掴みにされながらパンパンと腰を振られて――「精通前だから」と油断をしていたのに、ブレマートンとの生交尾で肉体が覚醒してしまい、初めての精液を膣内にびゅるびゅるとぶちまけられてしまうのだ。


「それから……ねっ♪


 まだ週一でぇ~……っ♡セックスしてんだよ~……っ♡」


 ボルチモアは高校時代様々な運動部に掛け持ちで所属しており、社交的で活発な彼女は数多の交友関係を築いていた。だが――あるとき、その内の一人がパパ活がバレたことによって退学の危機に陥っていた。停学か退学か、というのは明確な前例も校則もないので、ボルチモア達は当然ながら停学で済ませてもらうように働きかけたが――その会議の音頭を取っている、学年主任の体育教師に彼女は一人で呼び出されたのだ。「お前が誠意を見せてくれれば、あの子が退学にならないように便宜を図ってやる」と言われれば、ボルチモアにそれを拒否するということは出来ない。体育倉庫の中で彼女は全裸になり、マットの上で寝そべって――体育教師の肉棒を、いとも容易く受け入れてしまうのだ。

 あなたとの愛情たっぷりの交尾ではなく、彼が長年、女子高生を前にして溜まりに溜まった欲望を吐き出すような性処理であり――ボルチモアは、舌苔のたっぷりと載ったベロ肉でディープキスをせがまれても、それを受け入れる他にない。一度の関係で彼が終わらせるはずはなく「彼氏にバラされたくなかったら」と毎週のように呼び出されてしまい――その関係性は、高校を卒業してからも続いているのだ。


「そうだよ……っ♪私が帰ってくるのが遅い日はね……っ♥


 いつも……その体育教師のお家に呼び出されているんだよ……っ♥」


 二人の美少女はあなたに最悪なNTRを囁きながら――

”かりかり♡かりかり♥”と肉棒を引っかくばかりなのだ。

 彼女達の巧みなところは、あなたがそれを否定できないところだ。

 ブレマートンがあなたの誕生日に、バイト代でプレゼントを渡してきたことも――ボルチモアが退学に追い込まれそうな女子生徒の為に、教師達と真っ向から対立したことも、あなたはしっかりと記憶に残しているのだ。勿論、あなたと彼女達は全く別のカーストを生きていたので、何から何まで知っているわけではない。二人はきっと、そこにつけこんであなたに囁いているわけで――

 

「くすっ♪ちんぽパンパンに張り詰めてる……っ♡アタシらの指でぇ……暴発したいのぉ~?」


「ほらほらっ♥どうしたんだい?……キミのことをいじめる生意気な雌に……お仕置き、したいんじゃないのかな?」 


 二匹の生意気な雌が囁く寝取られ妄想に――

 あなたの肉棒は、どうしようもないほどギンギンに隆起している。

 いつもはもっと容易く、二人の身体で肉棒は射精をしているのだ。彼女達のムチムチですべすべの太腿に”すり……っ♡”と触れるだけでも、肉棒はいとも容易く暴発をしてしまうのだ。極上の雌二匹による圧倒的な誘惑が目の前にあり、それでも、射精を出来ていないという状況はあなたの人生においてはまるで経験がない代物。仮性包茎の先端が剥かれて、パンパンに張り詰めた亀頭は――針の一刺しで、簡単に破裂してしまいそうなほどに膨張しているのだが――


「ね~え……っ♡」


「いいこと、教えてあげよっか?」


「……今まで話していたこと……っ♡」


「「ぜ~んぶ……嘘だよっ♡♥」」


「ブレマートンちゃんはぁ……♡あんた以外の男とえっちしたことありませ~んっ♪」


「私もだよ……っ♥ボルチモアはね?永遠に、キミ以外の男には抱かれないって誓うよ……っ♥」


「あは……っ♡アタシらを二人同時に彼女にしておきながらさぁ~っ♪自分は浮気されたらやだやだ~♡って……だっさw」


「ふふっ♪安心してくれたまえ、キミっ♥私達は……キミのそのダッサ~いところも含めて……全部受け止めてあげるから……っ♥」


 二人のその言葉は――


「――きゃあっ!?」


 まさしく、針の一刺しになったのだ。

 パンパンに張り詰めた風船が破裂するのと同じであり――あなたは、自分でも気が付かないうちにベッドへと、ブレマートンを押し倒していた。二人の内、ブレマートンを選んだそこに深い理由はない。ただ、あなたの利き手の側にブレマートンがいたというだけの単純な話であり――


「……あ、あはは……っ♡怒っちゃった?……じょ、冗談だってばぁ~!もう、ノリ悪いなぁ……っ♡


 ……じょ、冗談だよ?冗談だって!あ、あんた以外の奴とヤるわけないでしょ!……んっ♡ちょ、ちょっとぉ……ねぇ、なんか言ってよぉ……!ボルチモアからも、さぁ……っ!」


「……ごめんね、ブレマートン……っ♪これは無理だよ……っ♥


 私達は……彼をブチ切れさせてしまったんだから……っ♥」


 あるいは――

 彼女達の服装が違えば、話も別だったのかもしれない。

 彼女達が普段の私服通りであれば、二人の挑発もまだ乗り切れたのかもしれない。胸元の谷間をざっくりと露出したり、生足を見せつけるようなホットパンツであったとしても――それが「あなたとのセックスを盛り上げるための衣装」として捕らえれば、露出度の多寡は大差なかったのだ。

 だが――


「仕方ないよね、ブレマートン……っ♪


 制服を用意して……♥彼が踏み込めない過去の話を引き合いに出したのは……私達なんだから……っ♥」


 今の二人は、制服姿であるのだ。

 ボルチモアが告げたとおり――彼女達はあなたへの一線を越えてしまった。

 飲み会に行った先で何があったか、程度ならば問題はなかったのだが――彼女達はあなたの思い出まで踏みにじろうとしているのだ。それが自分の蒔いた種であっても、あなたはお仕置きをせねばならず――


「ふぅ……っ♡ふきゅ……っ♡…………んっ♡


 ……わ、わかりました……ご主人様……っ♡」


 ブレマートンというマゾメスは――

 あなたに押し倒されて、唇をきゅっと噛むのだ。

 目尻をトロンと落として、アヒル口になり、顎を引いたそれは――”メス顔”と呼ばれる代物だ。体格のいいスポーツ選手や一流俳優を前に――小柄で、容姿の良さだけで選ばれた女性アナウンサーが、インタビューをするときに浮かべる、メスをアピールするような表情。

 それが自分に向けられたものではなく、画面越しであっても。あまり容姿に優れた女性でなくても。男の子を絶対的に虜にしてしまうような表情。演技や打算では生み出すことが出来ないのだ。最高級に一流の役者が命乞いの演技をしたとしても、本物の拳銃を突きつけられた人間のそれには到底及ばないのと同じであり――

 排泄を我慢できる人間がいないように、食事をせずに生きていられる人間がいないように――

 人間の本能と深く密接した表情であるからこその魅力なのだが――


「……っ♡……んあ……っ♡」


 ブレマートンは――


 あなたに押し倒されて、そのガチ恋顔を浮かべているのだ。


 大勢の人間のお悩み相談に乗り、明るい笑顔を絶やすことはなく、周囲の人々を魅了するユニオン産バスト116センチNカップの最上級赤髪美少女が――唇を”きゅっ♡”と噛んで、メス顔を浮かべているという事実。普通の男ならば、その表情を見ただけで”ドクドクドク♡”と射精を吐き出すに違いない。

  あなたも、どうにか暴発を我慢するのが限界であり――


”くちゅり……っ♡”


「ふふっ♪ブレマートン……濡れているじゃないか……っ♥」


 彼女の下半身に手を伸ばすと――

 そこはまるで、洪水でも起きたかのようにびしょびしょであるのだ。

”制服のスカートの下に手を突っ込める”というだけでも、普通の男の子にとっては幸福に他ならないのだ。他のオスがやれば悲鳴を上げられて、通報をされて、現行犯逮捕されるようなそれも――あなたが行えば「あ……っ♡」と甘い嬌声を響かせられるだけ。下着越しにも感じる、彼女の膣のぐじょぐじょ。あなたは、ブレマートンの脚を持ち上げさせて――彼女の下着を脱がせていく。

 最初、それは恥ずかしいのでブレマートンは逃げようとよじろいだのだが――


”抵抗するな”とあなたが、低い声で命令をすれば――


「は……はいっ♡」


 ブレマートンはもう、従順になる他にないのだ。

 彼女の下半身から下着を脱がせると――


「うっわ~……っ♥女の身である私が言うのも、アレだけど……っ♥


 ちょっと……期待しすぎじゃないかな、ブレマートン……っ♥」


「うううう……っ♡は、恥ずかしいから……あんま見ないで……っ♡」


 彼女の膣肉は――

 湯気がほかほかと立ちそうなほどに、熱を帯びているのだ。

 髪色と同じ赤色の勝負下着は、膣との間に”つつ~っ♡”と粘り気のある糸を引いている。ブレマートンという美少女の下半身にも膣肉があり、肛門があり、そこで排泄をする必要があるとは――大勢の男達は想像することも出来ないのだろうが――

 あなたは、そこを幾度となく弄んでいるのだ。

 彼女達は最初、あなたに顔面騎乗を行うことはなかった。二対一でのプレイであり、片方が肉棒にご奉仕をしている間、もう片方は手持ち無沙汰になってしまうのだ。それは勿論、AVの知識による常識かもしれないが――

 彼女達は、自身の下半身へと自信を持っていなかったのだ。

 あなたですら「まだお風呂で洗っていない汗臭いおちんぽを、二人に舐めさせること」には激しい躊躇が存在したのだ。彼女達は女性である分、その恥ずかしさがひとしおであったのだろう。片方が騎乗位で奉仕している間、あなたの隣で添い寝をしながら乳首を攻めたり、胸を揉ませたり、頬をキスすることはあったが――顔面の上に乗ってくることはなく――

 それを解消したのは、結局の所「度重なるセックス」に他ならないのだ。

 何度も何度も肉体を混じり合わせて「精液をごっくんした後の唇でも、ディープキスを拒まない」「互いのおへそにぐりぐりと舌をねじ込んでも、不快感は一切存在しない」「アナル舐めパイズリをすると、肉棒がやばいくらいに喜んでくれる」と互いのボーダーラインを見極めれば――顔面騎乗など、二つの意味で屁でもないのだ。最初、ボルチモアは恐る恐るあなたの顔の上に跨がってきたのだが――男の子にしてみれば「ボルチモアが顔面騎乗をしてくれる」というのは、天地がひっくり返っても不快感は存在しない代物だ。あなたが激しく、ふごふごと豚鼻を鳴らすことも厭わずにご奉仕をすれば――ブレマートンもそれが羨ましくなり――あなたもまた、「ブレマートンとボルチモアがテニスで一汗をかいて、シャワーを浴びる前に膣の中に舌をねじ込むクンニをしたとしても、そこには幸せしか存在しない」となれば――


”じゅるるるるるる~っ♡むっちゅ~っ♡じゅるるるるっ♡あむあむっ♡れろれろれろ……っ♡”


「んんん……っ♡んぐっ♡ふぅ♡ふきゅ……っ♡あっ♡ちょ、ちょっと待って……んんん……っ♡あんたの……ふぅ♡ふっきゅ……っ♡クンニ……やばい、からぁ……っ♡」


「ふふっ♪ブレマートンの今の言葉を翻訳すると……♥もっと舐め回して……だいしゅき彼氏様~……♥っと、いうことだね……っ♥」


 あなたは――

 制服姿のブレマートンの股間に顔を埋めて、舌を激しく動かすほかにないのだ。

 彼女はベッドの上で大股を開かされて、クンニをされている状況。

 シックスナインであれば、ブレマートンはあなたの肉棒に意識を預けられるし――顔面騎乗であれば、あなたの乳首をカリカリと引っかきながらご奉仕も出来る。だが――ベッドの上で大股を開いていれば、ブレマートンはあなたの頭を抑える他に何もすることが出来ないのだ。


「んんん……っ♡ね、ねぇ……っ♡舐めるの、いいから……っ♡シックスナインが、いい……っ♡そっちの体位の方が……んんっ♡もっ、聞いてないし~……っ♡あんた、ほんっと……っ♡犬じゃないんだからぁ……っ♡」


「わんわん♪盛りの付いた犬じゃないか……ふふっ♥ほらほらっ♥ブレマートン、すっごいトロ顔してるよぉ~っ♥”しゅきしゅき♥キミのことがだ~いしゅきっ♥ブレマートンはぁ♥キミのことがしゅきすぎてね?初めて出会ってからもうず~っと好きでぇ♥十年以上もこじらせ処女を続けてきたぁ♥生粋のお嫁さんおまんこでちゅ~っ♥”……ってぇ♥そんな表情を浮かべてるんだよぉ……っ♥」


「だ、誰がこじらせ処女よ!……んんんん~っ♡んにゃ♡し、信じないでよバカァ♡んんっ♡なんで、激しくなってんのぉ♡もぉ~……さいっあく……っ♡」


「あ~っ♥しゅきしゅき♥キミのことがだ~いしゅき♥ブレマートンのおまんこはぁ♥キミに舐められてすっごく嬉しいでちゅ~っ♥ちんぽほしいよぉ♥かっこいいキミのおちんぽでぇ♥このぬめぬめまんこい~っぱいレイプしてほしいよぉ……っ♥」


 ブレマートンの表情が見えないあなたの為に――

 ボルチモアは耳元で、彼女の気持ちを代弁してくる。

 勿論それは、ブレマートンの本心という意味ではなく、あなたの肉棒を煽る為の言葉だ。

 だが――ボルチモアという、気高く美しい王子様風の美少女が、あなたを媚びるために淫語を口にするというだけでも、オスには十分すぎるほどの幸せであるのだ。

 そのままどれだけの時間、膣を舐めていたのかはわからない。 

 ブレマートンの膣から溢れる愛汁というのは、どんなエナジードリンクや強壮剤よりも遥かに濃厚で、味が濃い代物だ。あなたというオスの肉棒をビンビンに隆起させるそれは、永遠に舐めしゃぶることが出来る代物。

 ぬめぬめでとろとろの膣肉は、あなたが舌をねじ込もうとすると”にゅるんっ♡”と一切の抵抗なく、それを受け入れてくるのだ。通常のクンニでは、飽くまで敏感な部分を舐めるだけなのだが――あなたはわざと、舌肉でブレマートンの膣内をかき混ぜてやる。彼女はそれに激しい羞恥を抱くようで、最初はあなたの頭を抑えて逃げだそうとしていたが「だめだよ、ブレマートン……っ♪彼を怒らせた責任は、私達で取らないと……っ♥」とボルチモアに両手を掴まれて、万事休すだ。

 最初は激しく抵抗をしていたのに、それが徐々に弱まり――

 最後には「んお……っ♡ほぉ……っ♡」と呆けた嬌声を響かせるばかり。

 あなたはブレマートンの膣に顔を埋めているので、彼女の表情を拝むことは出来ないが――


「ほらほらっ♥ブレマートンの顔、すっごいよぉ~♥大好きなキミに愛されている悦びと、膣を舐められている羞恥心が混ざり合っているお顔……っ♥キミのことがだ~いすきなメスがぁ♥あっ♥あっ♥キミの顔が見れないよ~……♥って……唇を噛んで甘えている媚び顔……っ♥いやぁ♥ブレマートンのような超絶美少女にその顔をされたら……勝てるはずがないさ……っ♥」


「どうだい?ブレマートンはキミのクンニでトロトロで……♥今、すっごく甘えた顔をしているんだよ?キミの下半身から眼を背けられないんだ……っ♥ベッドのシーツの上にシミを作ってしまう、我慢汁がどろどろになったおちんぽ……っ♥キミのガッチガチのおちんぽでぇ♥とろとろの膣をほじくってほしい♥ちんぽほしい♥ちんぽすき♥と甘えている、切なそうな子犬のようなお顔……っ♥たまらないねぇ……っ♥」


「あ~あっ♥ブレマートンがとうとう、白目を剥いて無様なアヘ顔しちゃってるよぉ~っ♥ふふっ♪耳は聞こえているんだからぁ♥ブレマートンの懇願……ううん、命乞いは届いてるはずだよね?しゅきで、しゅきで、だいしゅきで……♥十年以上も一途に愛し続けてきた、大好きな男の子にクンニされまくって……っ♥腰が抜けそうなのに……♥彼はまだ意地悪をして、おちんぽをくれないんだ……っ♥ほらほらっ♥ひぐひぐ泣いてるよ?キミのおちんぽが欲しくて……っ♥キミのおちんぽがおまんこに入ってないからって、駄々をこねる赤子のように……あのブレマートンが泣いてるんだぞ~……っ♥」


 ボルチモアが、あなたの耳元で逐一実況をしてくれるのだ。

 もしもあなたが二人に街中でナンパをされていれば、きっと、クンニだけでも暴発射精をしたのだろう。だが――あなたは二人の美少女と、幾度となく身体を重ね合わせているのだ。昂ぶった興奮はいつだって新鮮なものだが、しかし、二人の幼なじみである以上は無様なノーハンド射精をすることは出来ない。ベッドのシーツに肉棒の先端が擦れるだけで、背骨がゾクゾクと痺れるような快楽が走るが――射精には至らないわけであり――


”ぬ…………っちゅ~っ♡”


「あ……っ♡」


 あなたがブレマートンの膣肉から口を離し、クンニを中断すると――


「ふぅ……っ♡ふきゅ……っ♡ねぇ……切ないよぉ……っ♡」


 ブレマートンは――

 涙に濡れた顔で、あなたを見つめてくるのだ。

 いつもの天真爛漫の、笑顔を浮かべている表情とは違い――まるで、最愛の恋人に別れ話を切り出された少女のような顔で、あなたを見つめてくるのだ。前言を撤回して――その表情だけで心臓が”ばくんっ”と弾み、ノーハンド射精してしまいそうになるが、あなたは肛門をぎゅ~っと絞って必死に堪えて――


「お願い……っ♡きて、きてください……っ♡ちんぽ入れてよぉ……っ♡あんたのちんぽじゃないと、やだ……やなのぉ……っ♡」


 ブレマートンは――

 大陰唇に両手を添えて、”くぱぁ♡”と膣肉を割り広げてくるのだ。

 最高まで肉体が昂ぶって、ぬるぬるでとろとろにぬめった膣肉はいとも容易く肉棒を咥え込むのだろう。あなたは激しい昂ぶりとともに、ブレマートンに覆い被さろうとするのだが――


「ふふ……っ♪私のことを……忘れては困るよ……っ♥」


”ぐいっ♥”


「あ……っ」


 と、ボルチモアに腰を抱かれるのだ。

 彼女はあなたの前では恋人らしく振る舞い、可愛らしい大型犬のような態度で接するのだが――今のそれは、女生徒達の期待に応えて王子様として振る舞うようなものだ。あなたの手首と腰を掴み、真剣な双眸であなたを見つめてくる。普段の甘えた恋人ではなく、あなたのことを強制的に娶るような、王子様風の態度であり――


「ブレマートンにクンニをして……っ♥キミの顔、どろどろに汚れているじゃないか……っ♥


 私が……綺麗にしてあげるよ……っ♥」


 彼女は――


”でろぉ~……んっ♥”と、あなたの顔に舌を這わせてくるのだ。

 それはまるで醜悪な容姿の男が、お姫様に執着心を露わにして、文字どおり”唾をつける”ような行為であるのだが――そこにいるのがボルチモアという、113センチMカップの極上制服美少女であれば話は別だ。

 あなたの顔は、ブレマートンの体液でべとべとに汚れている。 

 ブレマートンという極上の美少女は、大学構内でも常に男達の視線を集める存在だ。街中を共に歩けば、あなたと腕を組んで恋人アピールをしていても、様々なスカウト達が放っておかない存在。「彼氏がいてもいいから」「むしろ、彼氏の存在をアピールして彼氏持ちアイドルでもいいから」「男達はこれほどまでにレベルの高い女の子に、ラブラブな彼氏がいると、逆に興奮する変態の集まりだから」と――あなたの父親よりも年上の男達が、ヘコヘコと頭を下げて懇願をしてくるのが、ブレマートンという最上級の美少女であり――

 彼女の膣から分泌された液に、まさか不快感があるはずもあにのだ。

 だが――


「ふふ……っ♪ブレマートンの味がたっぷりと染みているね……っ♥まるで、マーキングでもされているかのようだ……っ♥……キミが私の恋人であることを、思い出させてあげるよ……っ♥」


「やだぁ……っ♡取らないでよぉ……っ♡」


 ボルチモアに抱きしめられて、顔面を舐められるというそれも――

 あなたにとっては、絶対に抗がえない興奮であるのだ。

 ボルチモアは、あなたの顔面を”でろぉ~ん……っ♥”と舌で舐めてくる。彼女の甘い香りがする唾液は、無限の時間キスをし続けることも可能なほどに極上の代物であるのだ。制服姿の彼女の胸を、あなたは”むぎゅっ♥”と鷲掴みにする。ブラジャー越しにも感じる、圧倒的な爆乳の存在感。ボルチモアは片目を開けて、あなたの様子を窺いながら――顔中を舐め回してくるのだ。

 あなたは彼女達の肛門を舐めしゃぶることも容易に出来るが――

 自分の顔面を舐め回せと言われれば(それは物理的な問題もあるが)返答に窮する。

 銃を突きつけられて脅されればやる他にないが、積極的に舐め回したいとは思えず――


”じゅるるるるるっ♥あむっ♥むちゅ……っ♥れっろぉ~……んっ♥”


 ボルチモアは――

 そんなあなたの顔面を、激しく舐め回してくるのだ。

 自分では舐めたくない汚れた顔面に、ボルチモアは両手を頬に伸ばしながら、真っ赤で長い舌を這わせてくるのだ。鼻の穴や耳の裏にまで彼女の舌は這ってきて、あなたの眼球を舐め回すことにすら躊躇はしない。頭の悪い飼い犬が、テンションが上がって愛情表現をするのとは違う。今のボルチモアはさながら女豹のようなものであり――

 これから、その肉を貪るに際して、神聖な儀式のようにあなたの顔面を舐め回しているのだ。

 痴漢に遭った女性が恐怖で声が出せずに、助けを求められない――という理屈は理解をしていたが、実感に及んだことはなかった。勿論、男女は人間の構造からして違うのだ。薄っぺらな理解をした気になるほうが邪悪だとは思っていたのだが――

 今、あなたはボルチモアに顔面を舐められて、それを断片的に理解をする。

 捕食者が、被捕食者の肉を前にして起こしている、文字どおりの”舌舐めずり”を邪魔する権利は、一方的に食われる側のあなたには許されていないのだ。ボルチモアの甘い香りに抱き留められながら、ブレマートンの体液が全て舐め尽くされて――


「ふふ……っ♥どうだい……♥子猫ちゃん、私のものになってくれないかな……?」


 あなたはボルチモアの魅力に、どうしようもないほどに虜になるのだが――


「やだぁ……っ♡意地悪、しないでよぉ……っ♡」


 ブレマートンは――


 もう、すっかりと号泣しながらあなたを見つめているのだ。


 大股開きの彼女は、膣を広げて”おまんこくぱぁ♡”をしながら――ぐすぐすと嗚咽を漏らしているのだ。普段のブレマートンでは絶対に見せることがないような、本気の号泣顔。感動する映画を見たときは、涙を流してもすぐにハンカチで拭き取るのに――あなたを誘惑するために、膣口を広げている状態ではそれを拭い去ることも出来ない。

 あなたはその瞬間まで、ボルチモアにすっかりと魅了されていたのだが――


”す……っ♥”


「あ……っ♥」


 自分を抱きしめてくるボルチモアから離れて――


「ばか……っ♡ばかぁ……っ♡ふた、二人一緒って言ったじゃん……っ!ブレマートンも、ボルチモアも、どっちも同じだけ大好きだって……!アタシたちの処女を奪った日に、約束したくせにぃ……うううう~っ!」


 ベソをかいて、機嫌を損ねたブレマートンと正面から向き合うのだ。

 先ほど、ボルチモアにされたので要領はわかっている。

 あなたがブレマートンの顔に舌を這わせて涙を拭うと――「あ……っ♡」と彼女は、嬉しそうに甘えた声を響かせてくる。たった一つの音だけで、彼女は喜怒哀楽をいとも容易く表現できるのだ。あなたが舌を這わせるだけで、ブレマートンは機嫌を直していく。「唾液塗れのベロ肉で、顔面を舐め回すだけで機嫌が良くなる美少女」という目の前の異常性に、激しい興奮が昂ぶり――


”くちゅり……っ♡”


「あ……っ♡」


 あなたは――

 ブレマートンの膣肉に、肉棒の先端を触れさせるのだ。

 今日は一日中たっぷりと、彼女達の愛情に満ちあふれたご奉仕をしてもらっていたが――肉棒はまだ、発散をさせてもらっていないのだ。ギンギンに隆起した逸物は、普段の勃起とはまるで格が違う硬さと大きさになっている。ブレマートンも、膣に触れた時点でそれを理解したのだろう。腰を”びくんっ♡”と弾ませて、眼を大きく見開きながら「むふぅー♡ふぅー♡」と荒い呼吸であなたを見つめている。


「……いいよっ♡きて……っ♡アタシ……今日、その……♡ちょっと、危ない日だけど……っ♡孕んでも……いい、から……っ♡


 ……え、えっと……さっ♡


 アタシと、ボルチモアと……付き合ってるの……パパ、知ってる、から……っ♡


 パパのオッケー……出てる、から……っ♡


 ……孕ませて、ください……ご主人様……っ♡」


 ブレマートンの囁きに――我慢が出来るはずもなく――


”にゅぷぷぷぷぷぷぷ~~~っ♡♡♡”と挿入をすると――


”びゅるるるるる~っ♡びゅるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅるるる~っ♡”


「…………ふぇっ?」


”びゅ~っ♡びゅぐびゅぐっ♡どぴゅどぴゅ♡びゅるるる~っ♡びゅ~っ♡びゅっくんっ♡”


”どびゅどびゅ……っ♡びゅぐ……っ♡びゅるるる……っ♡びゅ~……っくんっ♡”


”…………っ♡♡♡”


「……あっ♡……で、出ちゃった……の?」


「ふふっ♪仕方ないよね……っ♥


 ブレマートンのおまんこが……気持ち良すぎるんだから……っ♥」


 あなたは――


 挿入と同時に、情けない暴発射精をしてしまったのだ。


 彼女達との初体験の際でも、あなたは挿入して、腰を数ヘコすることは出来たのだ。それなのに今は――どうしようもないほどに無様な、挿入直後の暴発射精。事態を理解するまでに少しの時間を要して――理解をした後、あなたは自身の惨めな姿に、思わず落涙してしまいそうになるのだが――


「……えへへ……っ♡


 アタシの身体ぁ……っ♡そんなに気持ち良かったんだぁ……っ♡」


 ブレマートンは――

 ニヤニヤと、あなたに向けて笑みを浮かべてくる。

 先ほどまで彼女は、あなたに徹底的に掌握されて陵辱される立場だった。

 彼氏と彼女だから、ではない。古代より雄は狩りに出て獲物を捕らえて、家で待つ雌に振る舞い――その代償として、雌は雄の子を孕んで子孫を繁栄させると決まっているそれを彷彿とさせるような、圧倒的な性差による格差があったのだ。自身の秘部を指で広げて、”くぱぁ♡”と見せつけながら――

 あなたの肉棒が欲しいと、号泣して子供のようにベソをかいていた雌が――


「いいんだよ~……っ♡アタシのおまんこが……気持ち良すぎて、我慢できなかったんでしょ♡


 それぇ~……実はめ~っちゃ嬉しいことなんだからね?」


 あなたの頭を優しく撫でてきながら――

 あなたの耳元で、励ましてくれるのだ。

「挿入直後に暴発射精をしても、少しも恥ずかしいことじゃないよ~♡」というアピールを堂々とされるのは、雄にとってはむしろ、何よりも恥ずかしいことであるのだ。ブレマートンは男心を理解していながらも、そのくすぐったさが、たまらない興奮に繋がると思ってわざと囁いているのだろう。ブレマートンのボリュームのある髪の匂いは、どんなアロマよりもあなたに安らぎを与えてくれる代物。仰向けになっても少しも形が崩れることのない、圧倒的な質量を持っている天然爆乳女専用の116センチNカップデカパイ敷き布団で包み込まれて――

 全ての醜態を、受け入れてもらうことが出来るのだ。

 記憶にすら残っていない遙か昔、自分がまだ四つん這いのハイハイすら出来なかった頃は、ご飯を食べたり、おっぱいを飲んだり、あるいはオムツの中にブリブリと排泄をするだけでも「お~♡いっぱい出たね~♡」と親から褒められるという、無償の愛情を受けて育ったのだ。普通の人間が普通に生きて、成長をしていく上で全く得ることが出来なくなったそれを――


「よちよち……っ♡大丈夫……っ♡あんたがお漏らししちゃう赤ちゃんになってもぉ~……っ♡アタシはアンタのこと、受け止めてあげるから……ねっ?」


 ブレマートンは、大きくなったあなたに与えてくれるのだ。

 女性の膣内に挿入と同時に暴発射精をするという無様は、対処次第では永遠の勃起不全に繋がりかねないというのに――ブレマートンに抱きしめられて、優しく受け止められれば、それで勃起をしないのは不可能だ。あなたの肉棒はブレマートンのぽかぽかの37度5分のあちあちおまんこに包み込まれて、すぐに隆起していく。ギチギチに締め付けているくせに、指や肉棒をほんの僅かの躊躇もなく”にゅ……っるんっ♡”と受け止めてくる、伸縮性に富んだヌメヌメおまんこの中では、あなたの勃起を遮るものはなく――


「……んんんんっ♡あ……っ♡……あはっ♡アタシのこと……♡いじめたいんだ……っ♡ブレマートンって雌はぁ♡あんたのもんだよ~って百回言葉にしても、信じてくんないくせにぃ……っ♡


 アタシのこと、ちんぽで一回ハメ潰したらぁ……信じてくれるんだよね……っ♡」


 ブレマートンは――

 唇をたこのように窄めて、あなたを見つめてくるのだ。

 普段の彼女のキス待ち顔というのは――まるで、映画やテレビドラマの中の大女優が浮かべる表情のような代物。いや――演技力ではブレマートンの方が圧倒的に劣るのだが、そこにある容姿というのはどんな人工物でも敵うことがない天然の美しさなのだ。ただ海をアンニュイに眺めているだけでも、彼女の表情というのは巨大に引き延ばして、駅前の大看板に大々的に載せたとしても少しも問題はない。彼女はグラビアアイドルでも、アイドルでも、女優でも――その容姿の美しさで好きな進路を選ぶことが出来るというのに――


”むっちゅ~っ♡”とたこのように唇を窄めて――

 あなた専用のソープ嬢になりたい、とアピールをしているのだ。

 

 眼を緩く瞑り、顎をくいと上げて、唇の隙間から熱っぽい吐息を漏らすようなキス待ち顔ではなく――唇を強調した、ともすれば変顔にもなりそうなほどのキス待ち顔。勿論、普通の女がそれをやればギャグになるのかもしれないが――ブレマートンという極上の美少女であれば、話は別だ。彼女のような極上の美少女の場合は、下品で無様な醜態ですら、肉棒を隆起させる効果を持つのだ。ブレマートンとボルチモアが、ローション相撲をしたり、乳首に洗濯ばさみを挟んだり、ふんどしを履いてお尻で割り箸を割るような下品な醜態を見せたとしても――男の子であれば、ギンギンに肉棒が勃起してしまうわけであり――


”ぶっちゅ~~~~っ♡♡♡”


”むちゅっ♡むちゅっ♡むちゅっ♡ちゅ~っ♡ちゅ……っぽんっ♡”


”ちゅっ♡ぶちゅっ♡ぶっちゅ~っ♡ちゅっ♡ちゅっ♡ちゅっ♡”


「わぁ……っ♥二人とも、凄く下品なキスだね……っ♥」


 あなたとブレマートンは――

 互いの肌に吸い付いて、キスマークを残していく。

 それは彼女達がユニオンとの関係上、社交的な場にメイクをしてドレス姿で赴き、「おやおや、嫉妬させてしまったかな?」「アタシらはあんた一筋だって……ったく♪」と、帰路に着くリムジンの中で、あなたの首筋に口紅の痕を残すキスマークとはまるで違う。互いの皮膚に強く吸い付いて、内側に内出血の痕を残し、痣となるようなキスマークだ。初体験の際に、あなた達は互いの身体にキスマークを残しすぎて――後日学校に行ったときに、どうしようもないほどのざわめきが生じて、それ以来は残さないようにしていたのだが――


「んんん……っ♡もっと♡もっとアタシの身体に……っ♡あんたのもんだって……っ♡


 マーキング、刻み込んで……っ♡」


 ブレマートンは――

 本気であなたのことを、手に入れたいようだ。

 大学構内では、あなた達の関係をあまり公にすることはない。隠しているというわけではないが、ブレマートンもボルチモアも極上の美少女であり――その二人と3Pをしている雄というのは、自分に何も関係がなくても、嫉妬で呪い殺してやりたくなる代物。直接的な犯罪に出ることはなくても、丑三つ時にわら人形に釘を刺す程度はやりたくなるし――あなたもまた、一人の男として、その感情を否定することは出来ないのだ。

 だから、彼女達とのキスマークも”首”から下にしかつけないと決めていたので――

 うなじや、二の腕にキスマークを付けると、彼女達は露骨にそこを隠したファッションにならざるを得ないのだが――


”じゅ~~~…………っぽんっ♡”


 あなたは今――

 ブレマートンの首筋に、キスマークを残しているのだ。

「この女は昨日、彼氏と激しく燃えさかるようなセックスをしたのだ」というそれを”虫刺され”や”テニスのボールがぶつかって”という言い訳では通用しないほどに、あなたは力強く残している。明日、ブレマートンと出会う雄達は「この雌を好き放題に貪った雄がいる」という事実に、脳の血管がブチ切れるほどの嫉妬を抱くのかもしれない。あなたは本能のままに彼女の身体に手を這わせて、その媚肉を揉みしだいていく。極上の美少女を自分の好き勝手に出来るという興奮は、脳味噌が蕩けていくようなものであり――肉棒を挿入したまま、彼女の全身にキスマークを残した後で――


「ふぐ……っ♡ふぅ♡ふぅ……んんんんん……っ♡」


 ブレマートンは、いとも容易く限界を迎えるのだ。

 先ほどは、暴発と同時に射精をしたあなたを優しく受け入れてくれたのだが――元々あなたという雄は、彼女達よりも圧倒的に”上”に存在している立場だ。男1女2の3Pで、彼女達を満足させることが出来ないのは最悪の状況だ。あなたは二人の浮気を糾弾できる立場にはいない。「セックスで満たされずに、夜の街をふらふらとしていた彼女達が、悪い男の囁きに唆されて~」というのは、あなたは命に替えても阻止をしたい悲劇であるわけで――だから、彼女達を手マンだけで簡単に潮を噴かせられるように調教をする必要があったのだ。

 二人の美少女は極上の上玉であり、本来ならばあなたに従う必要はなかったのだが――

 あなたという雄は、彼女達に惚れられるに値しない弱っちい雄であったのだ。

 強い雄ならば「お前らは俺の女なんだから、有無を言わさずに俺の命令に従え」と言いながら手マンでイかせまくれるのだろうが――あなたという弱っちい雄には、彼女達の協力が必要不可欠だ。優しい二人の美少女は「それであんた(キミ)が安心できるのならば」と自らの身体を捧げてくれて――時には、ボルチモアと共にブレマートンを責めたり、ブレマートンと共にボルチモアを開発したりしているわけで――


 だから、余裕を取り戻してしまえば――


「うにゃ♡んみゃ……っ♡んんっ♡ふぅ♡ふきゅ……っ♡あ、、あんた……っ♡な、なんか……怒ってる……?なんで……んんん……っ♡いじわる、ばっかり……する、のぉ……っ♡」


「簡単じゃないか……♥ブレマートンがクソザコのマゾメスだからぁ……♥心優しい彼氏様はキミをいじめているんだよ……っ♥」


「んん……っ♡次、ボルチモアの番なんだからね……っ♡」


「わかっているさ♪でも……今はブレマートンに集中だよ、キミ……っ♥」


 ブレマートンを骨抜きにすることなぞ、簡単なのだ。

 彼女の膣肉に、あなたはギンギンに隆起した肉棒でゆっくりと抽送を捧げる。腰を前後に振る度に、甘えんぼのブレマートンの膣ひだが”ぬ~……ちゅり♡”と吸い付いて、離したくないと甘えてくるのだ。激しく腰を振れば、彼女は簡単に絶頂に導かれるのだろうが――それをしない、緩慢な速度の長いストロークであり――


「うううう゛~……っ♡うぐ……っ♡ふぅ♡ふぎゅ……っ♡んお……っ♡ほぉ♡んお……っ♡それ……嫌い、かも……っ♡やだ……んんんん……っ♡じらされ、てぇ……っ♡とかされて……っ♡おなかん中……ああ~……っ♡とけ、とけちゃう……からぁ……っ♡」


 ブレマートンは、命乞いのような嬌声を響かせる。

 それは決して不快だから、というわけではなく――「不快に感じる程度の気持ちよさだから」だ。ブレマートンの一番好きなピストンからわざとずらしてやることで、彼女は簡単に絶頂をすることが出来なくなる。いつもは、あなたは彼女達に”ご奉仕をする立場”であるのだ。あなたという肉バイブが、肉ローターが、肉ウーマナイザーがブレマートンとボルチモアを気持ち良くする立場であると自覚しているのだが――


「んんんん……っ♡んぐ……っ♡んっ、おおおお……っ♡ふごっ♡んおお゛……っ♡イがせで……よぉ……゛♡」


 ブレマートンは、”イきたすぎて”で、両目から大粒の涙をこぼしているのだ。

 あなたがブレマートンを虐めるための腰使いに、彼女は全身を激しくびぐびぐと痙攣させている。大股開きでベッドの上に尻餅をついて、あなたに覆い被さられながら腰を振られている状況。彼女の膣肉は極上であるので、挿入をした後に一切動かずに、互いに密着するだけでも十分すぎるほどに気持ちいいのだが――彼女に出来ることは、自分の媚肉を貪られることだけだ。防戦一方の状態であれば、最上級の膣を持った美少女が相手であってもあなたが負けるはずはなく――

 だからあなたは「この俺様に、嘘の寝取られ煽りを囁いてきたバカ女を徹底的に屈服させてやる」と凶暴な雄の本能に、理性を乗っ取られかけるのだが――


「ふふっ♪私の可愛いブレマートンをいじめられると……っ♥私としても、黙って見ているわけにはいかないんだよね……


 ……んっ♥失礼するね……っ♥


”ぐい……っ♥”


 ふふっ♪……すんすんっ♥すぅ~……っ♥んあ……っ♥そういえば、キミは……お風呂に入っていなかったんだね……っ♥汗をまだ流していない、男の子の匂い……っ♥ううん?嫌いじゃないよ……ただ……っ♥


 キミのアナルを嗅いでいるとね……♥


 まるで野生の動物のように……っ♥子宮が……疼いてしまうんだよ……っ♥」


 ボルチモアは――

 あなたの尻を鷲掴みにして、その谷間へと鼻を挿し込んでくるのだ。

 彼女達は、アナル舐めが大好きな美少女。

「アナル舐めが大好きな美少女」というのは、男の子の理想のような存在だとも思うが――実態は少し違う。あなたという人間は、ブレマートンとボルチモアのような極上美少女に自分が釣り合うとは思えない存在であり――彼女達にとってあなたは、二人で一緒に彼女になるのに十分すぎる王子様であるのだ。あなたが勝手に思い悩んで「二人にはやっぱり相応しくないから」と、書き置きだけを残して失踪する可能性が0.1%でもある限り、二人はそれを許容しないので――

 だから執拗に、あなたにアナル舐めを施してくるのだ。

 男の子の最も穢れている部分というのは、その排泄器官の持ち主であるあなた自身ですら、あまり触れたくはない代物。そんな汚れた部分に――ユニオン美少女特有の高い鼻を突っ込んで、彼女達は愛情たっぷりに舌を這わせてくるのだ。学校帰りの汗ばんだ身体であっても、彼女達は躊躇することはない。下半身はブレマートンのアナル舐めパイズリを受けて、上半身はボルチモアとディープキスをしながら乳首責めをされてしまえば――男の子は二度と「彼女達は僕のことを本当に好きなのだろうか?」なぞという考えを浮かべられないのだ。(あなたは極度のネガティブなので、一ヶ月程度しかその効果は保たないが)

 ボルチモアというのは、最強過ぎる顔面を持っている美少女だ。

 短く切りそろえた髪に、琥珀のように怪しい輝きを放つ瞳。「どうせスポーツをしたら汗をかくし、汗をかいたらメイクが落ちるから」と化粧に興味も示さずに無頓着なくせに――天然で美しさを保っている美少女。自制や節制とは無縁で好きなように生きていれば”太りやすい”や”醜くなりやすい”といった個性を持つ者は大勢居るが――きっと、ボルチモアは”美しくなりやすい”という個性を持って生まれてきたのだろう。好きなものを食べて、好きなように生きているだけで、勝手に美しくなってしまう――神様がオーダーメイドで作り上げた極上の天然美少女。メイクを必要とせずに、お湯でばしゃばしゃと洗い流せばいいだけなので、「ねえ?どうして世間の女の子は、顔射をされると嫌がるんだい?」と聞いてくるときには、あなたはたまらない背徳感を抱くような――そんな美少女が――


”じゅるるるるる~っ♥れろれろれろ♥はむ~っ♥むちゅっ♥ちゅっ♥ちゅ~っ♥”


”んちゅっ♥ちゅっ♥むっちゅ~……っ♥れるれるれる……っ♥ちゅ~……んぱっ♥んちゅ……っ♥”


”んれぇ……っ♥れるれるれる……っ♥ちゅ~……っ♥むっちゅ……っ♥ちゅっ♥ちゅっ♥”


「んみゅ……っ♥ろうかな……っ♥わたひの……んちゅっ♥あにゃるにゃめ……っ♥きみに……ん~っちゅっ♥よろこんで♥ちゅっ♥ちゅっ♥もらえるだろうか……っ♥」


 あなたの肛門に、アナル舐めでご奉仕してくるのだ。

 彼女の真っ赤で長い舌が、あなたの肛門に這いずり回ってくる。

 今日は二人と、ドロドロに濃厚な交尾に耽ると思っていたので、肛門の清潔は保っていたのだが――それでも、どれだけ綺麗にしようとしても、普通に生活をするだけで熱を帯びて蒸れるのが尻の穴であるのだ。なのにボルチモアは――尻の谷間の内側の肉にまで、簡単に舌を這わせてくる。それはまるで「あなたがボルチモアとブレマートンのケツ穴を舐めしゃぶることに、少しも躊躇がない」と思うのと同じような代物。自分が彼女達をどれほど大好きであるかは、自分が一番知っているのだが――

 ボルチモアは無条件に、それと同じだけの愛情をあなたに刻み込んでくるのだ。

 尻肉や肛門の皺を舐められる度に、背筋にぞわぞわと痺れるような感触が走ってくる。直接的な快楽も強いが、それはパイズリと同じであり「あのボルチモアが、あなたの汚れたケツ穴をベロベロと舐めてくれる」という興奮によるもの。目の前にはブレマートンのトロトロ美少女顔があるのに、あなたの位置からは絶対に見ることが出来ないボルチモアの顔を想像して、前立腺に血流が巡り――

 更に、そこを舌で刺激されると、どうすることも出来なくなるのだが――


「んおおおおおお……っ♡んぐ……っ♡ああああ゛……っ♡やだっ♡やだぁ……っ♡あたしの♡ぶれまーとんの、なかに、だすんならぁ……っ♡あたしだけ、みてよぉ……っ♡やだぁ……♡


 あたしだってぇ……あんたのこと、すきなのにぃ……っ♡」


 ブレマートンは――

 たった一言で、形成を逆転させてくるのだ。

 大粒の涙をボロボロとこぼしながら、あなたのことを見つめてくる彼女の表情は――男の子が絶対に耐えられない代物だ。こんな顔で「お願いだから……別れたくない……っ!アタシ、なんでもするから……っ!」などと言えば、きっと、男の子は歯止めが利かなくなるのだろうなと考えるのだが――

 長い付き合いのあなたでも、もう、無理だ。

 ボルチモアがあなたの尻の穴を舐める余裕があったのは、緩慢なピストンと長いストロークで、ブレマートンの膣肉をたっぷりといじめ尽くしていたからだ。

 だが――

 それが出来なくなるくらいに、あなたは激しく――


”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡ぐぶぶぶぶっ♡ぶじゅっ♡じゅぶぶぶ~っ♡”


”ぶじゅっ♡ぱんぱんっ♡どちゅっ♡ばちゅんっ♡にゅっぷ~っ♡”


「んおっ゛♡おおっ♡あぐ~……っ♡うううう゛~……っ♡んぐぐぐぐ……っ♡あああ゛~っ♡やばいっ♡ごれぇ……やばっ♡やばっ♡イぐっ♡マジで……イ、っぐぅ……がらぁ……っ♡やめ、やめでっ♡んおおおおおっ♡」


「あ~あ……っ♡私の可愛いブレマートンが……っ♡


 意地悪彼氏様に孕まされちゃうんだね……っ♡」


 ブレマートンの膣肉に、肉棒を抽送していく。

 先ほどまでの、ゆっくりと穏やかで、代わりに絶対に絶頂出来ないような焦らしピストンとは異なり――ブレマートンを速効でイかせることを目的としたような、凶悪で、彼女を虐めることに特化したピストンだ。浅く短いストロークで、膣の浅い部分のGスポをいじめ尽くすそれは――彼女が絶対に勝てない代物だ。

 勿論、それは彼女が感度抜群で、雄に貪られる為に産まれたザコメスだからという話ではない。(少し、それもあるが)男の子のおちんちんがシゴかれれば、意思に関係なく大きくなって――ローションガーゼで亀頭を磨かれれば、潮を噴いてしまうのと同様の理屈だ。彼女達が騎乗位で腰を振れば、あなたが泣いて喚いてもイかせ続けることが出来るのと同じであり――


「うううううう゛っ♡あああ~っ゛♡だめぇ♡だめっ♡んぐ……っ♡かわいいこえ……だせ、ない……っ♡がらぁ♡」


「それでいいんだよ、ブレマートン……っ♪私たちの意地悪なご主人様はね……っ♥キミの雌の本能をご所望なのさ……っ♥」


 あなたもまた、ブレマートンをイき狂わせることが出来るのだ。

 激しく腰を振り続けていくと、簡単に射精をしてしまいそうになるが――あなたには目的があるので、歯を食いしばって必死に我慢をする。ブレマートンの膣肉は”びぐんっ♡””びぐびぐ~っ♡”と、一秒間隔で何度も何度も深い絶頂に陥っている。腰が抜けてしまって、今夜はもう再起不能になるのかもしれないが――あなたにはもう一匹の雌がいるのだ。だったら、何も躊躇をする必要はないと、ブレマートンの最大の弱点であるGスポを”ごしごしごしごしごしごしごしごし♡♡♡”と徹底的に攻め潰していき――

 ブレマートンが、今日何度目かわからない絶頂を迎えた後で――


”~~~~”


「…………ふぇっ?」


「わぁ……っ♥」


 あなたは――

 彼女の耳元で、それを囁いてやるのだ。

 ブレマートンは、それを意識していないはずがない。

 だが同時に――、三人での関係性を維持するためには、乗り越えなくてはいけない障壁は山のようにあるのだ。彼女自身はそれを頑張るつもりではいても――この状況で一番の困難と遭遇するのは、あなたの方であるのだ。だからこそ、彼女は生温くてだらしない、三人での爛れた生活を享受していたのだが――


「ほらっ♪ブレマートン……♥私達の愛しき彼氏様が聞いているんだよ……っ♥


 ……子供……産んであげるのかい……?」


 あなたはブレマートンの為に――

 一つの覚悟を示さなくてはならないのだ。

”俺の子供を産んでくれ、ブレマートン”と耳元で囁くそれは、まるで少女漫画のイケメン王子様にしか許されないような言葉。場の雰囲気を無視して、ブレマートンに爆笑で返される怖れもあったのだが――どうやらそれは、効果覿面であった様子。ブレマートンは「……っ♡」「んと……っ♡」と、何度か言葉に惑っている様子であったが――

 それでも、他に選択肢はないと感じたのだろう。

 あなたの首に、すっと両腕を回して――


「わかりました……っ♡


 産ませてください……旦那様……っ♡」


 とろけた瞳で、あなたを見つめてきて――

”赤ちゃん産んであげる宣言”をして、唇を絡めてくれば――もうおしまいだ。

”どっちゅんっ♡♡♡””ばぢゅっっっ♡♡♡”とあなたは激しくブレマートンの膣肉に、肉棒を叩き込んでいく。最早それは快楽を求めるものではなく――あなたの中に湧き上がってくる「この雌を、とにかく、一秒でも早く孕ませたい」という欲求を暴力衝動として発散させているだけのものだ。普通の女であれば、膣が壊れてしまうのではないかと思うほどに乱暴なピストンであっても――ブレマートンという極上の雌は、三千数百グラムのあなたの子を、その安産型のデカケツからひり出すつもりでいるのだ。極上のぷにとろやわらかまん肉オナホは、あなたのピストンを全部受け止めてきて――限界が近づいてくる。


「ふふ……っ♪そうだよ♥今日の私達は危険日ど真ん中……っ♥いつもは、私達を大事に扱ってきて……っ♥生理周期まで把握してきて……っ♥孕ませてっておねだりしても、絶対にうんとは言わず、ゴムを着ける臆病なキミがぁ~……っ♥


 寝取られを煽ったら、ブチ切れて……


 孕ませレイプしてくれるんじゃないかって……っ♥


 私に提案してきたのは……ブレマートンなんだよ?


 ああっ♪そうだよ?キミの子供を孕む気満々できていたんだよ……っ♥ほらっ♥もっと腰を掴んで、激しく……っ♥キミの雄を刻み込んでやってくれ……っ♥どうしたんだい、キミ?……ああっ♥ふふっ♥この顔を見ればわかるだろ……?


 キミの子供を孕みたいから……っ♥


 ブレマートンは、こんなに蕩けた顔をしているんだよ……?」


 ボルチモアは、あなたの背後から抱きついてくる。

 彼女の乳房の柔らかさが背中越しに”むっにゅ♥”と押しつけられて――それと同時に、彼女の体重があなたに乗っかってくるのだ。ボルチモアはウエストが細くくびれていて、きっと周囲の女子よりも贅肉は少ないのだろうが――乳房と臀部と太腿に圧倒的な量の媚肉が詰まっているのだ。片乳数キロのハンデがあれば、体重は重たくなるのが道理であり――

 それはブレマートンによる、密着感に繋がるのだ。

 あなたの体重にボルチモアの体重が重なれば――それはでっぷりと太った男に、種付けプレスで押し潰されるのと同じくらいの質量はあるのだろう。あなたの肉棒は、ボルチモアの体重によってブレマートンの子宮口にぐりぐりとねじ込まれる。普段はどれだけ、彼女の膣肉を支配しようとしても絶対に届かない最奥であり――あなたはそのまま、今日何十度目かわからないブレマートンの絶頂と膣の締め付けを感じながら、鈴口と子宮口で”ぶっちゅ~っ♡♡”と濃厚なディープキスをして――


「ほらっ♥


 ブレマートンのこと、孕ませちゃえ……っ♥」


 背後からのボルチモアの囁きに、脳味噌を蕩かせていく。

 二人の美少女の別々の香りを嗅ぎながら、肉棒を激しく抽送させていき――、二人の柔らかな媚肉に挟み込まれている状況。休日の二度寝よりも遥かに気持ち良くて、絶対に抗うことが出来ないのが――敷き布団ブレマートンと、掛け布団ボルチモアなのだ。116センチNカップと113センチMカップに挟み込まれて、もう、我慢することなぞ出来るはずもない。ブレマートンを抱きしめて、全身に硬く力を込めて、肛門を引き締めることで尿道の根元を狭めていたのだが――背後から、ボルチモアの細くて長い指があなたの顎や鼻をこちょこちょとくすぐってくるのだ。身体の力を抜かせようとしてくるボルチモアに、抵抗をすることも出来ず――”くすっ♥”と笑った彼女が、耳元に顔を近づけてくれば、それでとどめだ。この先に待ち受けているものが何かを理解していても、射精を我慢するために全身に力を込めているあなたが逃げ出せるはずもなく――

 すぅ、とボルチモアは息を吸って――


”ふぅぅぅうう~っ♥♥♥”


 と、あなたの耳に息を吐きかけると同時に――


”びゅるるるるる~っ♡♡♡びゅるるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅるるる~っ♡”


”びゅ~っ♡びゅくびゅくっ♡びゅるるる~っ♡どびゅどびゅ♡びゅるる~っ♡”


”びゅぐっ♡どぴゅっ♡びゅるるるる~……っ♡びゅ……っくんっ♡♡”


”…………っ♡”


「おおおお……っ♡んほぉ……っ♡」


 あなたは、ブレマートンの膣内に精液をぶちまけていく。

 尿道の中をまるで、ゼリーが通過しているような錯覚に陥る濃厚な精液が”びゅるるるるる~っ♡”とブレマートンの膣内にぶちまけられていくのだ。子宮の中が空っぽの安全日に行うような”子作りごっこ”とは根底から違う――ブレマートンを本気で孕ませる為の射精だ。それに果たして効果があるのかはわからないが――あなたは腰をぐりぐりと振って、ブレマートンの膣内に精液を染みこませていく。「お前は俺の精液で孕むんだぞ」という意思表示をするような子供っぽさに、ブレマートンは嬉しさを感じたのだろう。”れろれろれろ……っ♡”と、あなたと舌を絡ませ合わせる接吻を懇願してくるのだ。極上の美少女の甘い唾液を堪能しながら、ぬめぬめあちあちのおまんこで肉棒を包み込まれて、射精後の余韻に浸らせてくれるのだ。しかも、あなたの上からは汗ばんだボルチモア掛け布団が全身を包み込んでくれるわけで――

 そのまま、眠りに就いても良かったのだが――


「ふふ……っ♪


 私のことを忘れていないよね、キミ……っ♥」


 ボルチモアは、あなたの耳を優しく甘噛みしながら――

 このまま眠ってはならないと、あなたに告げてくるのだ。



―――― 



 私は今、愛しい彼の目の前に立っている。

 彼は先ほどまでブレマートンと激しく濃厚な交尾に耽っていたのだ。彼以外の男性経験があるわけではないので、ネットに載っている噂程度の知識だが――

 男性は一度射精をすれば、回復までには十分な時間を要するらしい。

 ブレマートンと共に彼を共有するに際して、一番悩んだのは性交渉だ。

 私もブレマートンも、その、恥ずかしい話ではあるが性欲は大量に存在するのだ。

 いつか互いに落ち着いた年齢になって、セックスよりもスキンシップの時間の方が大事になれば良いのだろうが――そこに至るまで、十代の私達は毎晩のように獣の交わりを求めたく思っていたわけであり――

 しかし同時に、それは彼の肉体への負担が大きいと思って――

 だから、困っていたのだが――


”びん、びんっ♥”


 と、彼の肉棒は天井を穿つ角度でそそり立っているのだ。

 ブレマートンに濃厚な精液を吐き出して、彼女を絶対に孕ませるのだという強い覚悟を示して――その上でなお、ギンギンに隆起している逞しい逸物。私は思わず、ごくりと生唾を飲んでしまう。彼はしきりに私やブレマートンの肢体を褒め称えてくるが――私からすれば、彼の身体の方がもっと魅力的であるのだ。そこにある筋肉は、美術館に飾られる大理石の彫像とは天と地の差ではあるが――

 私達は、彼の幼少期を知っているのだ。

 幼かった彼が「私達をお姫様抱っこできるように」と頑張って鍛えてくれて、私達に釣り合いたいと努力をしてきた様をずっと間近で見てきたのだ。彼の身体は、どれだけの一流俳優や格闘家が口説いてきたとしても――少なくとも、私とブレマートンの前では太刀打ちが出来ないほどに最上級の代物であり――

 

 そんな彼が、ベッドに腰掛けながら全裸になり――

 勃起チンポを見せつけてくれば、私達に勝てるはずはないのだ。


 ブレマートンとタッグを組んで、二対一で襲いかかっても”彼の気分次第”では私達は簡単に負けてしまうのだ。彼女はと視線を送ると、そこにいるのは仰向けになり、全身を脱力させて、秘部から”こぽぉ……っ♥”と白濁とした体液を垂れ流している――さながら、潰れた蛙のような存在だ。一対一のタイマンであり――目の前の雄は、私達に挑発をされて肉棒を滾らせて、孕ませることだけを目的にしている存在だ。いっそ、檻の中で腹を空かせたライオンと対峙させてもらった方が、まだずっとマシだなと考えながら――


”~~~~~”


 彼が、私に命令をしてくるので――


「……はいっ♥かしこまりました……ご主人様……っ♥」


 私は、彼に従って――


”ぷちっ♥ぷち……っ♥しゅるるる……っ♥”


 自身の制服に、手をかけていく。

 普段の彼は「キミ」と呼ばれるのを好むが――そうして、興が乗ったときには「ご主人様」と呼ばれることを喜ぶ性質であるのだ。勿論、彼自身はそんなことを理解していないだろう。私とブレマートンは彼のことが大好きであるために、彼の喜ぶ性癖を互いに共有しているというだけの話であり――まあその、少し話が逸れたが――


 この場では、彼がご主人様であり――

 私は、その命令に絶対服従の奴隷なのだ。


 服を脱げとご主人様に言われて、奴隷の私が逆らうわけにもいかない。身体をまとっているのは、高校時代の制服姿。彼を喜ばせるために着用していたそれだが――大学生になると、少し窮屈を感じる代物だ。

 スカートは元々お尻部分に余裕がある特注品だったのだが――昔よりもお尻が大きくなったせいで、その部分がまるで浮き上がるようになっている。ブラウスに至っては、私の乳房の形がくっきりと浮き出るほどには窮屈なのだ。ここがラブホテルであり、私達の脳内がまっピンク色だから許されるものの――ここが学校であれば、到底許される代物ではないだろう。学年主任に「他の生徒達が勉強に集中できないから、校則違反していないのはわかるが、新しいオーバーサイズのブラウスを買ってくれ」と言われれば――私はそれに否定をせずに「はいわかりました、ご迷惑をおかけします」と、頭を下げてお詫びをしなければいけない立場であるのだ。

 だが――ここはラブホテルであり、えっちなことをする場所なのだ。

 彼の視線が私のブラウスに向いているので――ボタンを一つずつ、ゆっくりとした速度で外していく。普段、雑に服を脱ぎ散らかして、ブレマートンに叱られるタイプの私にとっては(言い訳をすると私は運動で汗を流すことが多く、一刻も早く服を脱いで汗を流して、その後で洗濯機に突っ込んだ方が合理的だと思っているからだ)珍しい代物であり――

 彼も私のストリップショーに、興味津々なのだろう。

 やがてブラウスを脱ぐと――


「……ご主人様……これでいいかな?」


 私は、下着姿で彼と対峙することになる。

 白のニーソックスと、上履きのパンプスは履いたままだ。

 彼はそれが良かったのだろう。肉棒が”びぐっ♥”と強く跳ねて、私の腰も弾む。

 上下に着用しているのはスカイブルーの下着。

 彼との初体験の際に着用していた物であり、まあ、その、当然のことではあるが――


「……そうだよ♥その……少し、また、大きくなってしまってね……っ♥


 ……あ~っ♥その……恥ずかしいんだけど……


 115センチの……Nカップ、だよ……っ♥」


 私の乳房は、大きく成長をしているのだ。

 通常、胸の大きさというものはある一定の段階を過ぎれば、大きく増減することはないと聞くのだが――何しろ、私達の恋人はおっぱいが大好きなおっぱい星人であるのだ。暇さえあれば、私達のおっぱいを揉み揉み、揉み揉みと弄んでくる男の子。三人で映画を見ているときや、大学の課題を行っているときに――まるで、貧乏揺すりやペン回しをするかのように、彼は私達の胸を揉んでくるのだ。

 私達も、その――胸元にぶら下がって、肩凝りの原因になり、スポーツブラでギチギチに締め付けないと揺れて痛くなる邪魔な肉塊が、彼を喜ばせられるのならばと甘やかしすぎて――たまに、大学の講義中にすら彼は私達の胸を弄んでくるのだが――閑話休題。

 とにかく私の胸は、彼のせいで1カップ大きくなってしまったのだ。

 高校時代に着用していたスカイブルーのブラジャーは、私がLカップであったときから使っていた代物。Mカップ時代ですら、ギチギチに窮屈で苦しかったのに――、Nカップともなれば、最早悪いのは、サイズの合わないブラジャーを着用している私の方だ。彼の視線が私の乳房に、ほんの僅かの遠慮も容赦もなく突き刺さる。街中で男達が無思慮に胸に向けてくる視線は、まあ慣れたが、それでも最初は不快感を抱いて仕方がなかったのに――彼の視線はまるで別物なのだ。下を向くと、足下が見えなくなってしまうほどの圧倒的な爆乳。男達の獣欲を煽って、女の子の嫉妬を買うその乳房を、呪ったことは幾度となくあったが――

 彼の前に跪いて、肉棒を乳房の間で”むっぎゅ~っ♥♥♥”と力強く挟み込み――

 涎を垂らしながら悶えている彼の姿を見ると、全てのストレスが霧散していくのだ。

 彼に育てられた爆乳に恥じる必要はなく――私は、下半身の下着へと手を伸ばしていく。目の前に居るのが、下衆なお偉いさんであり「お前の彼氏を誘拐した、返してほしくば~」と脅迫をしているのならば躊躇はあるが、そこにいるのは、張本人の私の彼氏なのだ。

 だから私は、少しも躊躇うことなく下着を脱いで――


「これでよろしいでしょうか?……ご主人様っ♥」


 彼の目の前に――

 自身の下着の、クロッチの部分を見せつけるのだ。

 足を通す部分に指を入れて広げるそれは”パンティあやとり”とネットには書いていたが、正式名称はわからない。それでも、男の子が”それ”が大好きであることは理解しているのだ。彼は眼を大きく見開いて、鼻息を荒く私の下着を見つめている。愛しい彼と密着して、ブレマートンとの濃厚セックスを見せつけられて、私の膣はどうしようもないほどに熱を帯びているのだ。”ああ、どうして今、私のおまんこにはおちんぽが入っていないんだ(怒)”とブチ切れてしまいそうなほどの熱情であり――ねばっと糸を引くほどに、濡れてしまったクロッチ部分は自身の一部であったはずなのに、恥ずかしくて仕方ない。

 彼は何も言わず――しかし、抵抗することもないので――


「…………っ♥」


”ぬちゃ……っ♥”と、私は彼の顔に下着を被せる。

 クロッチ部分が彼の鼻に押し当てられるそれは、本来ならば嫌がらせと同義なのだが――

 私の愛しい彼氏は、どうしようもないほどの特大の変態なので、それを喜んでくれるのだ。

 深呼吸をして、先ほどまで私の発情おまんこが触れていた部分の匂いを嗅いで――肉棒は、びぐびぐと弾んでいる。全裸の彼の身体は、ほんの僅かとして反応を隠すことが出来ないのだ。それが嬉しいのか、恥ずかしいのかは私自身にもわからないことだが――


「…………っ♥もちろんさ……っ♥


 私の全部は……キミの、ものなんだから……っ♥」


 私は――

 両手を後ろに組んで、肩幅に脚を開いて彼を見つめるのだ。

 今の私は、彼の命令に絶対服従しなければいけない立場。

 彼はようやく重たい腰を上げて、立ち上がり私を見下ろしてくる。

 ギンギンに隆起した肉棒が、私のお腹に”ぬちゃり♥”と触れる。初体験の際に「ここまでちんぽが入っていくんだぞ」と見せつけられたとき、私は絶対に無理だと思っていたのだが――考えると、この先の近い将来で、私は彼との愛情の結晶である三千数百グラムの赤子をこの腹からひり出すことになるのだ。そう思えば、当時の私は簡単に耐えられて――同時に、雌の膣というのは赤子を出産するための伸縮性に富んでおり、限界などないんだと知らされて――


「あ……っ♥……キミの……あついの……っ♥お腹に……んん……っ♥やっ♥……ぐりぐり、しないでくれ……っ♥」


 今の私は――

 彼の肉棒によって、ぐりぐりと腹部を押し込まれる。

”壁ドン”や”床ドン”のように――”子宮ドン”とでも言うのだろうか。くびれて凹んだ腹肉の上から、彼の肉棒がぐりぐりと子宮を恐喝してくるのだ。お前の腹の中の卵をよこせと、脅迫をしてくるようなそれに、私の身体は全身にゾクゾクと鳥肌を立たせる。

 お風呂に入るときや、あるいは大鏡のある部屋で彼と身体を重ね合わせるときに私は必然、自分の身体を眺めることになり――

 それが、どれほどに卑猥な身体であるのか、理解をしてしまうのだ。

 スポーツが得意であるのは、私の運動センスの問題であり――どれだけに表現を変えても「身体に恵まれて」という言葉は、私には相応しくはないのだ。大きく膨らんで、数人の赤子に母乳を与えても尽きないようなNカップの爆乳に――雄の子を孕むことに特化した、大きなお尻。食べても食べても、私とブレマートンの脂肪は胸や尻や太腿へと回っていくのだ。下を見たときに、足下すらろくに見ることが出来ない卑猥な身体には、男達の性暴力がつきまとい――

 それはまるで、呪いのようにじわじわと私達の精神を蝕んでいたのだが――

 彼が――

 私達の愛しい彼が隣にいてくれたことで、私達は全ての悪意から守られてきたのだ。

 彼はそれをわかっていない。「自分は未だにブレマートンやボルチモアに相応しくない」とネガティブに考えてしまう人間。勿論、そのマイナス思考によって避けられた悲劇もあるのだが――彼がもっと早くに「あれ?二人とも俺のことが好きなんじゃない?3P出来るんじゃない?」とプラス思考を持ってくれていれば、私達は中学生のときから彼と身体を重ね合わせることが出来たのだ。彼はいつも自問自答して、自分が二人の彼氏に相応しいのか悩んでいるが――私達からすれば、私達こそ彼の優しさに甘えていいのかと悩まなくてはいけないのだ。私とブレマートンは二人でも、私達にとって彼は世界に一人だけ。絶対に失いたくない存在であり――彼が望むのならば、いくらでも子を孕んであげたいくらいだし――ガチガチに張り詰めた硬い亀頭で、子宮をぐりぐりと押し込んでカツアゲなんてしなくても「最初から、私達の卵子は全部キミのものだよ……(怒)」という感情がわき上がってくるのだ。

 彼は今、きっと、私を屈服させたいのだろう。

 勿論、それはイメージプレイ。

 先ほどのNTRごっこ遊びと同じで、私と彼が互いに互いを大好きだからこそ出来る――おままごとのようなものだ。それでも、私からすれば「そうやって屈服させて、忠誠を誓わせなければ、私が逃げていくような尻軽だと思っているのかい?」となる腹立たしいものであり――

 だから――


”す……っ♥”


「……お、お願いします……ご主人様……っ♥


 どうか……私に、お慈悲をくださいませ……っ♥」


 私は彼の前で、跪いて――


 尻を高く突き上げて、全裸土下座で彼に懇願をするのだ。


 胸元の115センチNカップの爆乳は、普段、うつ伏せでスマートフォンを触る際にはクッションいらずで丁度いいのだが――土下座をする際には、胸元でそれが邪魔になるのだ。身体が少し浮き上がるような無様な土下座は、本来ならば重桜の文化への冒涜だと怒られるのかもしれないが――そこはそれ、私達の大好きな変態彼氏様だ。「ユニオン出身のエロ女は、乳がデカすぎて土下座すらまともに出来ない」という光景に、彼は激しく興奮をしているらしく――


”ぐい……っ♥”


「んあ……っ♥」


 彼は私の頭の上に、足を乗せてくるのだ。

 勿論――彼は私達が惚れるに相応しい、心優しき男の子だ。 

 頭を踏んづけても、体重はほとんどかけてこないし――むしろ、普段わしゃわしゃと頭を撫でてくるときの方が、力強いのかもしれないが――


「ふぅ……っ♥んぐ……っ♥はぁ♥はぁ……っ♥んん……っ♥」


 頭を踏まれるというのは――

 ただのそれだけで、私の子宮を疼かせてくるのだ。

 全裸で土下座をしている状況で、今、私が出来ることは何もない。

 いや――正確には「彼に徹底的に媚びて、赦しを請う」というそれだけは出来るかもしれない。私の頭部は、当然ではあるが身体と結合しているために、彼が頭を抑え込んでくれば起き上がることすら出来ない。もしも彼が、足に徹底的に力を込めてくればどうだろうか。人間の頭蓋骨は、スイカと同等の硬さだと聞いたことがある。彼のような普通の男の子でも、踵に力を込めればきっと、いとも容易くスイカを割り潰すことくらいは出来るはずであり――

 私の生殺与奪の権利は、今、彼が握っているのだ。

 愛しい彼が、私達を殺すことはないとわかっていても――それはまるで、実弾の入っている拳銃を突きつけられているのと同じだ。撃つ気がないと判断をしていても――例えば今、ラブホテルの外で大きなガス爆発が起きて、彼がその轟音と衝撃に驚いて足を滑らせれば――

 私はいとも容易く、絶命してしまうのだろう。

 その状況で、今の私は――


「……うううう~……っ♥ごめ……ごめ、なじゃ……っ♥きみのこと……んぐっ♥ちょうはつ、して……っ♥いっぱい♥いっぱい、嘘、ついて……っ♥ねとられで、あおったこと……あやまる、がらぁ……っ♥」


 どうしようもないほどに、子宮が疼いてしまうのだ。

 彼の足に”ぐぐぐ……っ”と力が込められるのは、きっと、0.1%程度の差でしかないのだろう。だが――全身がまるで剥き出しの性感帯になっているような、今の私にはその違いが如実に理解できる。胸元の爆乳が土下座の邪魔になっている、というのもあるが――今の私は、尻を高く突き上げた状態。頭で思考をするのではなく、子宮で物事を考えるバカメスだとでも言わんばかりに――尻を、頭よりも高い位置に置いているのだ。

 だめだ、だめだ、だめだ――と、頭の中では理解をしているのだ。

 人間の身体にはイき癖というものがある。例えば私は最初、自慰行為の際にクリトリスでしか絶頂をしたことがなかったが――彼との肉体関係を重ね合わせていく内に、身体の至る部分で絶頂が出来るようになったのだ。肉棒を挿入されて、腰を振られる”膣イキ”は普通なのだろうが――背後から彼に耳を舐められたり、腋をくすぐられたり、乳首を”カリカリカリカリカリカリカリカリ♥”と引っかかれるだけで、私の身体はいとも容易く絶頂を迎えており――

 今、この状況でイけば後戻りは出来ないとわかっているのだ。 

 ブレマートンは愛しい彼の前で、クソマゾとして、頭を踏まれて絶頂出来るのかもしれないが――私はストッパー兼バランサーとして、三人での関係をリードする義務があるのだ。彼が調子に乗っていれば、私は手の甲を抓って「そういうのは、時と場所を弁えないとダメだよ?」と言わなければいけない存在なのだ。ブレマートンを相手に好き放題やったとしても、ボルチモアに言われれば従わなければいけない――という関係性が、私達には必要であり――

 その境界線を曖昧にしてしまえば、大学の講義に出ることもなく、ムラムラすれば朝からまぐわってしまう三匹のお猿さんになってしまうというのに――


「うううう゛~っ♥うぐ……っ♥はぁ♥はぁ♥……だ、めぇ……っ♥んぎゅ~……っ♥」


 私の下半身は――

「はやく♥はやく♥お猿さんになりたい♥」と疼いているのだ。 

 人間としての理性を全て捨てて、ただひたすらに、本能のままに快楽を貪りたいのだと――子宮が、イニシアチブを握っている状態だ。普段の私はどれだけ本能が疼いても、理性で必死に我慢をしていたのに――頭よりも尻が高い位置にある状態だと、もう、だめだ。

 理性と本能のギリギリの均衡を保っている状況で――それを崩すのは、いつも彼の方からだ。

 彼はまだまだ足に力を込めても、私の身体にダメージはないと理解をしているのだ。私が嫌がっていれば、そこで足を退くのかもしれないが――「だめ♥だめ♥やだ♥」と言いながらも、尻が勝手にフリフリと振られている状況で、その言葉を本気で捉えるバカはいない。

 彼が力強く足を踏み込んできて――

 私の頭部が”ミシッ♥”と軋む音を奏でると同時に――


”ぶっしゃ~~~~っ♥♥♥”


”びぐびぐっ♥びゅぐっ♥びっくんっ♥びゅっくんっ♥”


”…………っ♥♥♥♥♥”


「んお……っ♥ほぉ……おおおおお~……っ♥」


 私は――

 イキ潮を撒き散らしながら、絶頂をしてしまったのだ。

 彼は慌てて足を退き、状況を理解しようとしているが――さしもの彼も「クソマゾのボルチモアは、頭を踏まれるだけでガチイキするザコメスである」とは理解できないのだろう。私の身体を持ち上げてきて、頭を優しく撫でてくる。先ほどの”ミシッ”と軋む音は――当然ながら、私の幻聴だ。人間の頭部は、逆に言えばスイカと同等の硬さはあるのだ。愛しい彼の足は、恋人の私にほんの僅かとしてダメージを与えることはなく――

 ただひたすら、快楽に敏感になっていた私が過剰反応をしただけという話であり――


「はぁ……っ♥はぁ……っ♥んぐ……っ♥やめ……っ♥だめっ♥やめて……っ♥ほんとに……頭、ばがになる……がらぁ゛……っ♥」


 彼は、私の頭を労るように撫でてくるのだ。

 サウナの高温で身体を温めた後に、冷水に浸かって冷やして――擬似的にヒートショック現象を行う”ととのう”という言葉を聞いたことがある。身体に悪そうだな、と思うと同時に――身体に悪いことの多くは気持ちいいものなので、いつかブレマートンを誘ってやってみたいなとボンヤリ思っていたのだが――

 今の私は、それなのだ。

 彼は私の寝取られ挑発と、純愛囁きで脳味噌をぐちゃぐちゃにしたがる変態さんだと思っていたのだが――なんてことはない、私自身もそうなのだ。彼に徹底的に掌握されて、屈服させられた後で――優しく頭を撫でてくるその温度差が、どうしようもないほど、身体の本能に疼いてくるのだ。ベッドの上で彼は私の頭を撫でてきて――身体はそこに激しい安心をして、思わず、おしっこが漏れてしまいそうになる。休日の夜に三人ではげしくまぐわって、全身に満足感と倦怠感を抱いて、二人がまだ眠っている休日の朝のお布団――と同じ程度には、這い出すことが困難な快楽であったが――


「ふふ……っ♥少し、準備をしてもいいかな……?


 あなたのために……用意してきた衣装があるんだよ……っ♥」


 彼の肉棒は――

 まだ、私の身体で射精をしていないのだ。

”ギンギンに張り詰めた肉棒が、まだボルチモアで射精をしていない”というのは、私がどうにか身体を奮い立たせる理由になるのだ。愛しい彼のなでなでを、どうにか撥ね除けて――ガクガクと震える膝で、私はお風呂場へと向かっていった。



――――



 私がシャワーを浴びて、衣装に着替えて、準備を施している間――

 どうやら彼は、ベッドの上でじっと待っていたらしい。

 普通の男の子ならば、女の子がシャワーを浴びている時間を待つことが苦ではなくても――彼の隣には、潰れた蛙のようなブレマートンがいるのだ。そこにいるのがレイプ被害者であれば、男の子としては少しの躊躇もあるのだろうが――そこにいるのは、彼のことが大好きでたまらない、和姦レイプに合意している極上の美少女であるのだ。視界がチカチカとして、意識が飛んで、膣の締め付けを殆ど失ったマグロであっても――それがブレマートンである限り、男の子には十分すぎる代物。馬乗りになって、デカパイを”むっぎゅ~っ♡”と両側から鷲掴みにして、ヘコヘコと腰を振りながらパイズリをするだけで十分過ぎるほど気持ちいいので――


 だから――


 脱衣所から出た私を、彼がじいっと見つめてきたとき――


「……ふふっ?どうしたんだい?……ああっ、この格好のことかな?


 ……先輩達に教えてもらったんだよ……♪


 テニサーの先輩達に……俺達の好みは、こういう格好だ……ってね♪」


 私は、どうしようもなく心が弾んでしまったのだ。

 まるで初恋を覚えた恋する乙女のように、ウキウキとしている気分だが――

 私の格好は、それとは正反対に酷いものだ。

 今の私は、不良やヤンキーを通り越した――ギャングの情婦のような格好をしている。

 普段のテニスウェアとは違い、スポーツブラのように乳房だけを隠したタンクトップと、股下0センチで太腿を丸出しにしたショートパンツであり――それはおよそ、スポーツをする人間が着用をする代物ではない。肌の大事な部分を丸出しにしている上に、今の私は、肩や胸や脇腹にタトゥーを刻んでいる。それはお湯で貼り付ける、タトゥーシールと呼ばれるものだが――今、発情している状態の彼にとっては「ええ!?実はボルチモアは、俺に内緒でタトゥーを彫っていたの!?」という発想になるのだろう。首元には、他の雄の所有物である証として、黒のチョーカーをワンポイントで装着したそれは――

 ブレマートンお墨付きの、寝取られコーデであるのだ。

 私は男心の機微というものを、あまり強くは理解していない。

 周囲からは「ボルチモアは、むしろそうやって、理解していない方が男の子に悦ばれるよ」と言われているので、私もまあ、なんとなくでいいかなと思っていた。私にとって大事なのは――愛しい、たった一人の彼氏様が喜んでくれることだけなのだ。大多数の男心を理解するよりは、愛しい彼をたった一人深く理解したいと思っていたのだが――

 私は――

 男の子というのは、自分だけの性癖と、「男の子として産まれた以上、絶対に存在する習性のような性癖」の二つあると理解していなかったのだ。

 ブレマートンに言われたコーデは、先ほども言ったとおり「ギャングの情婦」がテーマであるのだ。治安の悪いユニオンで生まれ育った私が、悪い男達に騙されて、クイーンビーとして大多数の男達の上に君臨している姿。露出を多くして、身体にはタトゥーを刻み込んで――さながら、超高級コールガールのようにボスを誘惑している光景が――

 今、彼の頭の中にはありありと浮かんでいるのだろう。

 私が登場しただけで、肉棒が”びぐんっ♥びゅぐっ♥”と暴れていき――彼はシーツをぎゅ~っと掴み、射精を我慢しているようだ。本当はアウターやテニスラケットも用意していたのだが、ギンギンに隆起した逸物で我慢している彼のために急ぐ必要があったので、着用していなかったのだが――

 それが、彼には丁度良かったらしい。

 シャワーを浴びて、髪の水滴すら取っていないので、今の私の身体は水気と熱気を帯びている。普段の彼ならば、冷静に「シャワー上がり」であると判断できるのだろうが――私の身体に刻み込まれたタトゥーと、さながらヴィランのように闇堕ちしたような服装では「他の男達に抱かれた後」であるようにしか見えないらしい。

 なので私は、ベッドに腰掛けた彼の隣に座る。


「どうしたんだい?緊張して……私は私だよ?何も変わっていないさ……っ♪


 それとも……


 変態なキミは……私がこうして……


 ヤリサーの彼らの趣味に染まりきることは……興奮するシチュエーションなのかな……?」


 私は彼の耳元に”ふぅ~っ♥”と吐息を吹きかける。

 彼の身体は、私の脇腹を優しくくすぐってくる。

 先ほどまでの愛撫でたっぷりと、私の身体は発情していたのだ。シャワーを浴びて着替えている内に、冷静を取り戻したと思っていたのだが――彼のゴツゴツとした指先が、私の薄い腹に触れるだけで、もうおしまいだ。子宮はきゅんきゅんと疼いて、お腹の奥が熱を帯びてくる。私を見つめてくる彼の顔が愛おしくて、たまらなく大好きになってしまう。

 彼は私の脇腹に腕を回すに際して――私の腋の窪みに、腕を通している。

 基礎代謝が活発になって、シャワーを浴びてしまえば、そこが汗で蒸れてしまうのは当然の話。普通の女の子に比べて敏感で、クソザコな部分には恥じらいを感じても――生理現象として、人間である限りは避けられない部分の汚れに、恥を感じるべきではないのだが――

 大好きな彼の前だと――

 腋が熱を帯びて汗ばむことすら、今の私には恥ずかしくてたまらないのだ。

 彼は私が、それに気が付いていないと思っているのだろう。電車の中で顔を近づけてきて、匂いを嗅いでくるタイプの痴漢と同じような姑息さであるのだが――大好きな彼のそれは、まるで、腹を痛めて産んだ幼子がバレバレの嘘を吐くのと同じような可愛らしさに感じてしまうのだ。彼は私の匂いを、すんすんと嗅いでくる。「今からこの女を食べるのだ」と、彼の本能が自覚しているのだろう。食事の際に、出された食べ物の匂いを嗅ぐのはマナー違反だが――性行為においては、きっと、それが正しいマナーなのだろう。間違いない。だって私は――彼に鼻を近づけられて、うなじや髪の匂いを嗅がれるだけで、全身に鳥肌が立ち――

 下半身が疼いて、モジモジと内腿を擦らせてしまうのだ。

 彼はそのまま、弱い愛撫を続けてくる。

”すりすり♥””もにもに♥””むにゅむにゅっ♥””なでなで♥”と、私の身体に臆病な手付きで触れてくるのは――きっと、私が今、情婦のような格好をしているからだろう。いつもの健全なテニスウェアとは違い、まるで、「闇の賭けテニスをするときに、相手の悪いボスが隣にはべらせている情婦」のような格好をしているのだ。少し頭の悪い発想であり、私ならば「闇の賭けテニスってなんだ、ボスってなんだ」と思ってしまうのだが――

 肉棒をギンギンに勃起させて、私のおまんこににゅっぷんしたくてたまらない――

 IQが溶けている最中のお猿さんには、それが丁度いいらしいのだ。

 腰をすりすりと撫でて、髪をすはすはと吸って、太腿をむにむにと揉んでも――ボルチモアという雌は「♥」を浮かべるばかりで、少しの抵抗もしないのだ。男の子にとってそれは「ってことは、合意の上だよね」という欲望を膨らませる態度。私達の大好きな彼は、女の子の嫌がることをしない。それはとても嬉しいことなのだが――やはり、濃厚な交尾の際には「やだっ♥だめっ♥おねがいゆるして♥」と懇願をしても、少しも腰を緩めてくれない強靱な雄に愛してもらいたいのだ。

 私の態度に、彼はやがて、腰に回した手を背中に伸ばして――


「…………あっ♥」


 私の胸に――

”むっぎゅ~~~っ♥”と顔を埋めてくるのだ。

 私が着用しているタンクトップは、おへそどころか肋骨をほとんど剥き出しにしており――

 それは彼のような男子にとっては、スポーツブラと何も違わないのかもしれない。

 スポーツブラを丸出しでテニスをプレイして、しかも「いや、これはタンクトップだから」と言い張る痴女がいれば、きっと彼のような変態さんにとってはたまらないのだろう。私のテニスウェアの上から、彼は顔面をむっぎゅ~と押し込んでくる。普段の彼は、私達の前では変態プレイをしてくることはないが――肉棒がバッキバキになって、蕩けてしまっている彼の脳味噌では、その本能を止めることが出来ないのだろう。私は彼の後頭部に腕を回して、その”ぱふぱふ♥”を堪能させてやる。彼が舌を伸ばして、涎を垂らして、私のタンクトップに唾液を染みこまれてきていたとしても――

 私は彼への好感度を、益々と膨らませていくばかりなのだ。

 だから私は――


「世界中の男の子を探しても……キミだけだよ?


 私とブレマートンを恋人にしておきながら……他の雄に寝取られたら興奮する、だなんて……っ♪」


 彼にもう少しだけ、意地悪をしたくなるのだ。

 ギンギンに隆起した肉棒を私のヘソに、ぐりぐりと押しつけてきて――彼の顔面は、タンクトップ越しの115センチNカップに埋まっている。男の子としては夢のような状況であり、私に告白をしてきた男子達は、きっと、これがやりたくて仕方なかったのだろう。

 彼はそれを望めば、KOされてしまったブレマートンと一緒に、デカパイサンドイッチで顔面を押し潰してもらうことが出来る。世界で一番の幸福に包み込まれている男子の分際で、私達が他の男に寝取られて興奮をする彼には、お仕置きをしてやる必要があり――

 私は――


「……ねぇ?


 さっき語ったさ……?ヤリサーのテニサーの飲み会で……食べられてしまったっていう……あの話……♥


 もし……嘘じゃなかったらどうする?」


 その”一線”を、気軽に踏み越えてしまったのだ。


 気が付いたときには一瞬であり――


”――どさっ♥”


「…………ふぇっ?」


 私は、彼に押し倒されてしまう。

 先ほどのブレマートンの醜態は、嫌と言うほど見せられていた。

 私とブレマートンは二対一ですら、彼にはベッドの上で徹底的な敗北を喫する存在なのだ。彼が飽くまで受け身であり、私達の好きなように身体を預けてくれて、私達が弄べるからこそ勝機が存在するわけで――

 彼を怒らせて、押し倒されてしまえば、私達には一切の勝ち目が存在しないのだ。

 ベッドの上で横並びに四つん這いになって、彼の指で膣肉をほぐされるだけで――私達の身体はいとも容易く絶頂をしてしまうのだ。雄と雌の間にある圧倒的な格差は「今日はボルチモアとブレマートンに攻められたい気分だから」という気まぐれでしか、埋めることが出来ない代物。だから私は、彼を一方的に責められる、ギャングの情婦のような格好で煽っていたのだが――


「……キ……キミ?


 ちょっと……顔、怖い……よ?」


 私はいつの間にか、彼の地雷を踏み抜いていたらしい。


 私はスポーツが大好きだし、女の子同士の腕相撲大会では負ける気はしないが――

 彼はただ、男に生まれたというだけで、私達が絶対に抗がえない筋力差を持っているのだ。

 これが非合意の強姦であれば、私は彼の股間に膝蹴りを加えて、窮地を免れることが出来るのだが――大好きな彼氏様の金的は、蹴る為のものではなく、舐めて吸う為のものなのだ。ボルチモアという雌は、どうやら、愛しい雄の金玉様にも勝てない弱っちい存在なのだと再確認させられて――

 押し倒された私は、彼を見上げるばかりだ。

「女の子は、正常位で犯されているときに、その男の顔が世界で一番素敵に見える」という俗説をブレマートンから聞いたことがある。彼女は少しロマンチックなところがあるので、それを信じていたらしいが――私はあまり、その、信じているわけではなかった。

 私達の愛しい彼氏様は、その内面に多大な魅力が秘められているのだ。容姿はまあ、その――いやこれは、悪口とかそういう意味ではなく、単純にモデルや俳優やアイドルと比べると劣るのは当然の話であり――

 ええと、とにかく――

 彼は別に、そんなにかっこいい男の子ではないのだ。

 私とブレマートンにとっては、容姿の良さというのは加点要素になっても、それは優先順位がかなり低い方の話だ。少なくとも私達は彼のことが大好きだし、それは彼が仮に、男達の嫉妬を買って硫酸を浴びて顔面が爛れたとしても少しも変わらない程度の愛情であるのだが――

 今――


「……ふぅ♥ふきゅ……っ♥な、なんで……そんな顔するんだい……?……い、いつものキミに……戻ってくれないかな……?」


 私を押し倒して、床ドンをしている彼の顔に――

 私の本能は、どうしようもなくキュンキュンと疼いてしまうのだ。

「え?あれ?私の彼氏様ってこんなにイケメンだったっけ?」と思ってしまうのはきっと、雌の本能がバイアスをかけているのだろう。現状で私は、どうしようもないほどに発情してしまい「身体が発情しているというのは、つまり、目の前の雄がイケメン過ぎて困っちゃうから」と思考が誘導されてしまうのだ。 

 大好きな彼が、最高すぎる容姿まで手に入れれば――

 私という雌には、なすすべはなく――

 さらに――


”ぐぐぐぐぐ……っ♥”


「あっ、っぐ……っ♥んぐぅ……っ♥かはっ♥それ……っ♥や、やだぁ……っ♥やだっ♥ほんとに、だめ、だから……っ♥」


 彼は――


 私の下腹部を、ぐぐぐっと掌で押し込んでくるのだ。


 薄い腹肉を隔てた先には、私の子宮が存在して――


 つまりそこには、ポルチオも存在しているのだ。


 私――ボルチモアという雌が、最も強く感じてしまう性感帯だ。私はブレマートンのように、女の子らしさが強いタイプではない。どちらかというとボーイッシュな雰囲気があり(ブレマートンからはよく、そのデカパイでボーイッシュは無理でしょと笑われるが)そんな私に、雌の象徴とでも言うべき子宮があるという事実に、彼はたまらない興奮を抱くらしい。

 だから私のポルチオは――

 愛しい彼に、徹底的に開発されている。

 腹の上から力を込めて、掌を押し込まれるだけで――限界まで発情してしまった肉体に、どうしようもない快楽が注ぎ込まれてくるのだ。この辺りから、私の頭の中の思考は上手く紡げなくなる。乳首を揉まれたり、手マンで膣肉をほじられるのとはまるで違い――

 ポルチオを攻められるのは、身体の芯の奥深くに響いてくる快楽なのだ。

 転んで擦りむいた外傷とは違い――原因不明の腹痛が続くような、そんな快楽だ。先ほど、頭を踏まれていたときに動けなくなったのは当然だが――私という雌は、腹を掌で押さえ込まれるだけで、子宮がジクジクと疼いて抵抗できなくなるのだ。


”ぐぐぐぐぐ……っ♥”


「んお……っ♥おおおっ♥ほぉ……っ♥ん、ぉお……っ♥んほっ♥んご……っ♥やらぁ……っ♥それ、やめで……っ♥」


 私は彼に、命乞いのような懇願をするが――

 ブチ切れている彼に、そんなものが通用するはずもない。

「目の前にいるキミの愛しい恋人は、キミのことを徹底的に馬鹿にして、おちょくり、舐め腐っているわけで――それが嫌ならば、お仕置きしてハメ潰せばいいじゃないか♥」という提案を、その全身で投げかけていたのは私の方であるのだ。言わば”正当防衛”の彼は、ここで私の命乞いを聞けば、またしても形勢逆転の憂き目に遭うのかもしれないのだ。

 罠に捉えた子ウサギの命を奪うことに、彼は少しの躊躇もないようであり――


”くちゅり……っ♥”


「んあ……っ♥んぐ……っ♥ふぅ♥ふぐ……っ♥卑怯、だよぉ……っ♥内側からも……外側からも……っ♥私のポルチオ……責め潰したいんだね……っ♥


 ぐちゃぐちゃに……♥ぐちぐちに……っ♥キミという逞しい雄を侮辱した私を……絶対に、許さないというわけだ……っ♥ふぅ♥ふぐ……っ♥私が、絶対に勝てない……その快楽で……っ♥ポルチオハメ潰しで……っ♥足が、ぴーんってなるくらい、気持ちいいの……注ぎ込んで……っ♥


 私のことを……自分のものにしたいんだね……っ♥」


 彼は私の膣口に、亀頭を擦りつける。

 私の身体は今、目の前の雄に全てを明け渡す気であるのだ。

 膣口に肉棒が触れるだけで、ぬるぬるの愛液とまん肉は、彼のペニスに吸い付いて咥え込もうとしているのだ。自分の身体でありながら、呆れるほどの男好きをする膣肉であり――そんないやらしい身体も、愛しい彼の興奮に繋がるのならば、私にとってはたまらなく誇らしいのだ。

 ベッドの上で押し倒されて、大股を開いて――

 彼が肉棒を挿入する瞬間を、待っている状況。

 およそ想像しうる限り、私が最も”女の子”をしているポーズなのだろう。

 彼の手は私の腹部を押さえたまま。ポルチオをじんわりと刺激してくるその快楽に、頭の奥がチリチリと熱を帯びているのがわかる。脳味噌が溶けるような快楽は、私が後戻り出来なくなる代物。目の前の彼は私をポルチオ中毒のエロい雌にしたいようであり――そんな雌と、一生を付き合っていく覚悟があるらしい。避妊具のない肉棒で、私のことを本気で孕ませる気で――向き合ってくる、大好きな彼氏に――


「……いいよっ♥


 きてくれ……っ♥私に……ボルチモアに……


 キミの赤ちゃん……産ませてくれ……っ♥」


 私も、最高の笑顔で答える他にないのだ。

「男の子はきっと、自分の赤ちゃんを産んであげると言われるのが好きなのだろう」と思っての言葉であったのだが――私の推測はドンピシャで的中したらしく――


”にゅぷぷぷぷ~~~っ♥♥♥”


「んおおおおお……っ♥んぐぅ♥うううう゛~っ♥」


 彼の肉棒が、私の膣内に挿入されていく。

 初体験の際には、圧倒的な圧迫感ばかりが存在していた。

 痛みも感じられるが――私とブレマートンというのは、表現はアレだが、極上の雌であるのだ。足下すら見えないほどに、圧倒的な爆乳を持っているのは――ユニオンから下着を個人輸入しなくてはいけないデカケツを湛えているのは――全ては、私達の身体が愛しい雄の子を孕む際に、不便を訴えないようにするためだ。雄の子を孕む母胎として、私達は最上級であり――初体験の際には、膣を割り広げられる圧迫感こそあれど、痛みはあまり感じなくて――

 だが今は、その圧迫感すらないのだ。 

 小さくてスカスカというわけではなく――それはむしろ、ピッタリすぎるからの感触だ。高級ブランドの装飾品が入っている箱の蓋を開けるときに”す~……っぽん”と、心地よさを感じる感覚に似ているのかもしれない。

 何しろ――

 私と彼は、高校時代から幾度となく身体を重ね合わせているのだ。

 彼以外の肉棒を一切知らない、私の膣肉は当然のことながら、彼が最も気持ちいいように作り上げられている。彼の肉欲を満たすためだけに、少なくとも、未だに孕んでいない私の膣肉は存在しているのだ。私の膣ひだは彼の肉棒に絡みついて、極上の心地になっているようで――脂汗を垂らして、鼻の下を伸ばして、快楽に必死に悶えているその表情が――かっこよすぎて、私のキュンキュンは止まることを知らない。


”どちゅんっ♥ばちゅっ♥にゅぷっ♥ぐぶぶぶっ♥じゅぶっ♥ばちゅんっ♥”


「んあっ♥んんん……っ♥ふぅ♥ふぎゅ……っ♥気持ちいい、かな……っ♥私の、おまんこは……っ♥ふぅ♥ふぅ♥……ああっ♥もちろんさ……っ♥ポルチオ、もっといじめても……いい、よ……っ♥私が……ボルチモアが……天地がひっくり返っても、キミじゃない男に靡かない……っ♥


 変態マゾの……ポルチオ中毒の私のこと……♥


 徹底的に……ハメ潰してくれ……っ♥」


 彼の肉棒で膣肉をほじくられながら――

 私は、彼の耳元で甘く囁く。

 正直なことを言うと、身体はもうとっくに限界を迎えている。足の爪先をぴ~んと伸ばして快楽を逃がそうとしても、彼がポルチオを掌握している限り、私にはどうすることも出来ないのだ。私は中高と、女生徒から多くの人気を集めていて、王子様扱いされるのは満更でもなかったのだが――「あのボルチモア様が、気持ち良すぎて足ピンしないとイけなくなってる」というのはきっと、彼女達に知られれば簡単に幻滅されてしまうに違いない。

 圧倒的な快楽に押し潰されて、私の子宮は疼き”はやく♥はやく♥精子ちょうだい♥”とおねだりをしているのだが――苦しくて辛いときこそ、虚勢を張って平気をアピールするべきだと、私は数多のスポーツ経験で理解をしているのだ。

 だから「まだまだ余裕だから♥もっとちょうだい♥」とアピールをする判断は、間違いではなかったのだが――


「……へぇ~?


 まだまだ余裕なんだぁ……すごいねぇ……♡」


「……んにゃ……っ?♥」


 ブレマートンは――

 いつの間にか復活して、私を見下ろしているのだ。

 愛しい彼と二人きりであれば、私はニャンニャンと子猫アピールをして甘えることもやぶさかではないが――親友のブレマートンに、それを見られていたと思うと、一気に羞恥が沸き上がってくる。だが――彼女の目的は、それではなく”仕返し”なのだろう。先ほど、彼がブレマートンを陵辱しているときに、私はその興奮を昂ぶらせて、責めを苛烈にさせるように誘導していたのだ。立場が逆転したときに、私がその報いを受けるのは必然の道理であり――


”ぶぶぶぶぶぶぶぶ……っ♡”


「さっきさぁ~……これ♪自販機で売ってるの見つけてぇ~……♡


 仕返しするのに丁度いいかな~って思ったんだよね♪


 あっ、あんたはいいって♡ちんぽパコパコすることにだけ集中して?うんっ♪ボルチモアのオナホまんこでぇ♡ちんぽさいっこ~に気持ち良くなってれば……それでいいから……♡


 アタシの仕返しはぁ……アタシ自身の手でやるからさ……っ♪」


 ブレマートンの手には、電マが握られているのだ。

 ラブホテルの自販機ロッカーというのは、私の頭の中にはあったが――この快楽に流されている内に、すっかりと記憶から失われていたのだ。先端が”ぶぶぶぶ♡”と細かく震動しているそれは、私達が雌に産まれて、絶対に勝てない代物。「まてっ♥まってっ♥」と懇願をしても「さっきアタシがだめ~って言ったとき……言うこと聞いてくれた?」とニヤニヤ、意地悪な笑みを浮かべられて勝てるはずもなく――

 私の腹の上から――

 ポルチオをめがけて――


”ぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶ~~~~っ♥♥♥♥”


「おおおおおおおお゛っ!?!?♥♥♥♥」


 彼女は、私のポルチオに振動を押し当ててくるのだ。

 愛しい彼とのセックスで、すっかりとポルチオ中毒に仕立て上げられた私であり――更に彼は、腹の内側からも私のポルチオに肉棒をごつごつと擦り上げてくるのだ。そのときの私の思考は――果たして、言葉にすることが出来ない。想像を絶する痛みを受けた際に、何も考えられないのと同じことだ。怪我をしたときは、深い呼吸でダメージをコントロールすることも出来るのだが――ブレマートンと、愛しい彼にポルチオを責められている私には、余分な酸素などあるはずもないのだ。喘ぎ声すらあげられないほどに酸素が欠乏して、私の顔はきっと、今頃真っ赤で無様なのだろう。防音のラブホテルでも、部屋の外にまで届きそうな絶叫は――むしろ、事件性を彷彿とさせるものであり――


”じゅるるるるるるるる~っ♥れろれろれろれろっ♥むっちゅ~っ♥”


 彼は私の口に、舌を這わせてくるのだ。

 両手両足を絡め合わせて、舌と舌を濃厚に混ざり合わせて――腹の外と内からポルチオを徹底的に責められている状況。「こんなの無理だろ」と私は、幽体離脱でもしたかのように思考をしている。「こんなの雌に産まれて、勝てるわけないだろ」「キミの子供を産まないわけがないだろ、ばかじゃないか」と思ってしまうのは、絶望的なまでに莫大な快楽への、現実逃避であるのかもしれない。


「すぎっ♥すぎだ……っ♥ぎみのごとぉ……゛♥すぎっ♥すきっ♥あかちゃんほしい♥こどもほしい♥きみの、あかちゃん♥うませて♥ねっ♥ねっ♥あかちゃんつくろう♥うむから♥ぜったい♥ぜったい、うむ、がらぁ゛……っ♥」


 ここから先は、私自身の記憶ではなくブレマートンの回顧だが――

 どうやら私は、彼の前でとことん甘えん坊になってしまったらしい。

 大好きな彼の赤ちゃんを産みたいと、涙と鼻水と涎と汗と――顔中を体液まみれにして、おねだりをしている私。普段のボルチモアが絶対に口にしないような、無様で、子供のように泣きじゃくるそれに――私達の愛しい彼氏様は、ブチ壊れてしまったらしい。私の子宮を徹底的に陵辱するような激しいピストンであり――やがて、彼の動きが止まる。それは射精の予兆のようなものであり――亀頭を子宮口に、ぐりぐりとねじ込みながら、ピタリと動きを止めるのだ。膣をピストンされる快楽というものは、とても気持ち良くて簡単に絶頂出来るものだが――ポルチオを”ぐぐぐぐぐぐ~っ♥”と押し込まれるそれは、足の親指を千切れんばかりぴ~んと伸ばしても、快楽を逃がせないものだ。下腹部の外と内から、ポルチオを刺激されて勝てるはずもなく――私の膣肉が媚びるように、彼の肉棒に吸い付くと――”んおおおっ”と彼が、低い唸り声をあげて――


”びゅるるるるるる~っ♥♥びゅぐびゅぐっ♥びゅるるるる~っ♥どびゅどびゅ♥びゅ~っ♥”


”びゅぐびゅぐ……っ♥びゅっぐんっ♥どびゅるるる~っ♥びゅ~っ♥”


”びゅっくんっ♥びゅ~っ♥びゅるるるっ♥どぴゅどぴゅっ♥びゅ~っ♥”


”…………っ♥♥♥”


「おおおおお……っ♥んほぉ……っ♥んあっ♥おお……ほっ♥」


 彼は私の膣内に、精液を解き放っていくのだ。

 今までの、安全日の子作りごっこの中出しえっちとは違う。一匹の雄が、本気で私を孕ませることを目的として行った膣内射精だ。私という雌が勝てるはずもなく、全身を痙攣させて深い絶頂を味わって――更に彼が肉棒を引き抜くと、その余波で”ぶっしゃ~~~っ♥♥”とイキ潮まで垂れ流してしまったらしい。勿論、それは全て、後からブレマートンから聞いた話だ。そのときの私は、ポルチオをカツアゲされて勝てるはずもなく、意識を朦朧とさせていたのだ。だが――そんな意識朦朧としている状態でも、顔の前に彼の汚れた肉棒を突き出されれば、私は舌をぺろぺろと伸ばして、本能的にお掃除フェラをしていたらしい。ブレマートンに動画で見せられたとき、私という雌はどこまで貪欲なのだろうかと少し恥じらいを感じたのだが――だがしかし、同時に、どんな状況であっても愛しい彼の肉棒にご奉仕を出来るという自分自身は、褒めてやるべきだろうかと、そんなことを考えた。



――――


「んでんで~?アタシとボルチモア……どっちのことを正妻にしてくれるの?」


「ユニオンでは一夫多妻は普通だからね……ふふっ♪勿論……私達は互いに、キミの一番になることは諦めてないよ?」


 あなたは今――

 ブレマートンとボルチモアに挟み込まれながら、ラブホテルのベッドで横たわっている。

 二人の美少女と、手を変え、品を変え、衣装を変え――様々なご奉仕を受けて、文字どおり精根尽き果てた状態。二人の美少女も同様であり、すっかりと腰が抜けた彼女達は、あなたの軟らかな肉棒を優しく撫でながら抱きついてくるばかりであり――


「……ふふっ♪アタシらのこと……どっちも大事だから、まだ選べないんだ……っ♪」


「構わないよ?その代わりに……二人とも、同じだけ愛してくれるんだよね……っ?」


 二人が耳元で囁くピロートークに――

 あなたは、どうしようもなく興奮をしてしまうのだ。

 ブレマートンとボルチモアを満足させるために、精液をたっぷりと用意したところで――空っぽになってしまえば、物理的に肉棒は勃起しなくなるのだ。二人の美少女を満足させきった自負があるので、後悔はないのだが――、二人のデカパイを押しつけられて、ぷにぷにやわやわすべすべのお手手で萎びたちんぽを触られると――

 勃起できないそれに、腹立たしいほどの怒りを感じてしまうのだ。

 二人も、それを理解しているらしく――


「ねえ……今度さぁ、温泉旅館に行かない?」


「あ……っ♪この前言っていたやつかい?……うんっ♥手頃な値段で……丁度いい温泉があってね……っ♥」


「アタシらに浴衣着せてさぁ……えっちなこと、したいでしょ?」


「畳の上に敷いた布団の上で……私達二人を襲っていいんだよ?」


「浴衣着て卓球する?……胸元からぁ、乳首チラチラしちゃって……っ♡」


「食べ歩きというのもいいね♥……私達の腰を掴んで、俺様の女アピールしながら観光地をうろうろ……♥」


「んでんでぇ……♡一番の魅力は……もちろん……」


「「こ・ん・よ・くっ♡♥」」


「アタシらのことを混浴風呂に連れ込んでぇ……他の男達に見せつけて……っ♡」


「だけど指一本触れさせず……♥この雌は、これから孕ませるのだと……品評会で見せつけるように……っ♥」


「変態なあんたが一番喜ぶやつ……やってあげようか?」


「……くすくすっ♪……おちんぽを勃起させて返事をするなんて、器用だねキミは……っ♥」


 あなたの耳元で囁いてくる言葉に――

 肉棒は、いとも容易く隆起してしまうのだ。


「それじゃあ、前払いね……っ♪お金はアタシらが出してあげる代わりに~……たっぷり楽しませてよ?」


「次は私とブレマートン、どっちにするんだい?……ああっ♪まだまだ着せ替え衣装は用意してあるからね……?」


 二人の美少女は、あなたの手を掴んで――


”ぐちゅり……っ♡ぐちゅぐちゅ……っ♥”


 ぬめぬめ、とろとろ、あちあちにほぐれた膣に、あなたの指を挿入させてくるのだ。

 ブレマートンとボルチモアによる膣肉食べ放題プランな上に――あなたが腰を振って励めば励むほど、二人の美少女は喜んで、あなたに淫らな奉仕を捧げてくれるのだ。男の子としてまさか、滾らないはずもなく――だから、その場でどちらを選んだか、なぞということはどうでもよくなるほどに――

 ブレマートンと、ボルチモアの媚肉をあなたはひたすらに貪り続けた。

Comments

ひななぐさ

素晴らしいですね…クソザコまんこと強調されることでNTRされる危険性が高まるのまじで良い…文字の間の妄想が捗りますね… バスト100で「でっか…」なのにバスト110以上にすることでなんかもう「シコって良いですよ感」が前面に押し出されてて安心してシコれますね… そして…!!!なんといってもブレマートンのショタおね嘘NTR囁き…!!!!!マイクさんの小説内で読めるソレでしか得られないシコさが有って本当に凄いです…リピ確定です 素晴らしい嘘NTRありがとうございました…!!!

wws2jsh7

ありがとうございます……!圧倒的なでかさいいですよね……脳味噌が溶けちゃう嘘NTR……そんなもの存在しないからこそ興奮する……

熊琴

良きです

カツ

おっぱいデカくてくそ雑魚まんこなのにクソみたいにガード固いとか最高です

谷澤晴夫

嘘NTRだとわかっているけど、しっかりとわからせるの最高でした。  ブレマートンの泣かせるまでクンニしてからの挿入懇願、そして孕ませ懇願は本当にエロかった。  ボルチモアの王子様属性を徹底的に雌に堕としてからの、孕ませもエロかったです。

wws2jsh7

ありがとうございます!他の男に抱かれてくれない女の子好き

wws2jsh7

ありがとうございます!溶けるまで女の子いじめるのいいよね

並カルビとセンマイ

嘘NTRから彼をいじめるんじゃなくてブチ切れた彼にガン攻めされるの最高ですよね。 普段かっこいい二人が彼氏だけに晒す無様っぷりも、流石のエロさでした。