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「あのー……もしよかったらなんですけどー……


 私の……彼氏になってくれませんかー……?」


 あなたの目の前には、今――超絶美少女がいる。

 入学式の時点から周囲の男達の視線が集まっていた――最上級の美少女。

 トップアイドル級の容姿を持った彼女は、ボーイッシュなショートヘアー。実家が牧場であるので、「髪を伸ばすと、牛さんに食べられちゃうしうんち付いちゃうんですよねー」と切実な悩みを語っていたので、それは実用的な髪型であるのだが――

 彼女の愛らしい美少女顔に、そのショートヘアーは最高に似合っているのだ。

 童顔と呼べる顔立ちであるが――彼女の身長は170センチと、新一年生の女子の中では最も大きい。後述するが、とある身体的特徴の大ハンディがあっても、バレー部やバスケ部からスカウトされるほどであり(彼女は実家の手伝いがあるので、それらを断ったのだが)――


『いっぱい牛乳飲んだから、大きくなったんですよー』


 と、彼女は女子生徒に尋ねられて、簡単に答えていた。

 牛乳のカルシウム含有量や、そもそも身長というものは親からの遺伝的な要素が大きい――という、難解な理屈は彼女の答えの前では全てが吹き飛ばされる。他の女子達も、これまた後述する身体的特徴に憧れて、腹をゴロゴロ鳴らしながら牛乳を飲み始めるのかもしれない。「及川牧場の牛乳だと飲みやすいですよー」とちゃっかり実家を宣伝している姿を、微笑ましく思っていたのだが――


『ねえ、及川さん……ちょっといいかな?』


 彼女は――

 男子生徒に呼び出されて、教室を立ち去っていくのだ。


 ――それは、入学式初日のことだ。


 人が人を好きになるのに、時間は関係ないと理解している。

 一目惚れというのは、あなたには理解が出来ない価値観だが――それ自体を否定することは、決してあってはならないと思う。恋の形は人それぞれだ。彼が、入学式で出会って一時間も経っていない彼女に惚れても、それは何らおかしな話ではないと思っているのだが――


 彼女は――


 及川雫は、バスト105センチのKカップなのだ。


 男子生徒はともかく、女子生徒は高校入学時にはほとんど成長が止まると言われている。なので、及川雫が着用している制服は、今の彼女の身体に合ったものであるのだが――

 身長170センチで、全体的にはスレンダーな細身なのに――

 胸元には、105センチKカップの肉饅頭がぶら下がっているのだ。

 圧倒的な爆乳というものは、ブラジャーでギチギチに抑え込んだとしても限界があるし――何より雫は、そうしたバストサイズを小さく見せるブラジャーを「窮屈ですねー……」と嫌がる性格であったのだ。中学時代はサラシなども巻いたりして、どうにか胸のサイズを小さく見せるために苦労していたが――

 どこかで開き直らなければ、彼女は一生の窮屈と付き合うことになる。

 高校デビューが「髪を茶色に染める」や「ピアスの穴を空ける」ではなく――「ブラジャーを、自分のバストサイズに合わせたものにする」というそれは、言葉だけで男の子を前屈みにするもの。及川雫を呼び出した男子生徒は、まさしく髪を茶色に染めて、明るい雰囲気を持っているイケメンな男子だ。男からの評判は悪くても、女子はそれくらいチャラチャラした方が好きだろう、というような性質であり――

 入学式から一時間で告白をする彼は――

 

『すごかったんですよー?……体育館裏に呼び出してー、私に告白してるあいだ……


 ずーっと……おっぱいから視線逸らさなくて……っ♪』


 及川雫の、105センチKカップがお目当てであったらしい。 

 制服の真っ白なブラウスを浮き上がらせて、彼女のおへそを露わにしそうな極上のデカパイ。画面越しに眺める、整形と豊胸を繰り返した、自称二十五歳の三十代後半AV女優のシリコンパックが詰められた乳房とは――まるで違うのだ。

 16歳の、現役JKのデカパイ。

 指がどこまでも埋まる柔らかさと――若さ故のピチピチな張りが両立している、極上にして最上級のデカパイが、及川雫という美少女の乳房なのだ。ブラウスのボタンが簡単に弾けて、中学時代に購入した「100個入りのボタン」が全部消費されてしまうほど。制服やブラウスというものは、当然ながら平均的な肉体を基準に作られているわけで――肩幅が狭く、ウエストがくびれて、身長170センチのスレンダーモデル体型に――バスト105センチの、豊胸グラビアアイドルでも滅多に拝めない爆乳をぶら下げた美少女の為だけに、衣料品メーカーは採算の取れない洋服を作ったりはしないのだ。

 健全な思春期の――

 いや、近隣に住む、性欲の存在する全ての男達にとって、及川雫というのは格好のズリネタであり――性欲を向ける対象であり――命に替えてもヤりたい女であり――

 世界で唯一――

 あなたにだけは、違う存在なのだ。


 あなたは雫と幼馴染であり、幼少期は、ぽわぽわしている彼女の護衛係を買って出ていた。


 子供の頃は「牛くせ~」「もーもー女~」とからかわれていた彼女。田舎であるので、牧場の堆肥の香りが風に乗って通学路を汚せば、実家が牧場である彼女はからかいの格好の的。気が強く、男子の悪口にも毅然として反論して、教師に告げ口が出来る性質であればいいのだが――

 昔の彼女はそうした、人の悪意が苦手でたまらなかったのだ。

「牛を友達にして引きこもり気味になるが――そもそも実家が牧場なので、大自然の中で牛と戯れているのを引きこもりと呼ぶのか」なぞとあなたは考えながら――

 彼女が他の男子の悪意に触れられないように、幼馴染として庇って、毎日のように遊んでいたのだ。

 理由は覚えていない――と言えれば格好良かったのだが、基本的には牛乳目当てだ

 。彼女の家に遊びに行けば、振る舞われる牛乳は、市販のそれらが苦手なあなたでも「うっま~」となる代物だ。それに、彼女自身もとても魅力的な存在であった。楽しい上に美味しい牛乳も飲めるという――正義感も何もない、非常に利己的な考えであったのだが――

 雫と、そして及川家は想像以上にあなたに感謝をしていたらしい。

 雫の実家に行く度に、彼女の両親から歓迎されて――雫からも熱っぽい感情を感じるようになっていた。丁度、中学生になり立ての時期であり――男の子の性欲は最大まで昂ぶり、女の子の肉体は思春期を迎えて成長する頃だ。

 あなたは、自分という人間が及川雫に釣り合うとは到底考えていなかった。大

 牧場の一人娘であり、彼女の婿となる雄はそこの跡取りになるに違いない。更には――中学時代から既にFカップはあって、男達を惑わす魔性のロリ巨乳に――

 あなたは、絶対に手を触れてはならないと考えていたのだ。

 及川雫に相応しい男は、世の中に僅かながらも存在していて――

 それが自分ではないという、確信を持っていたのだ。

 だから、同じ高校に入学しても、雫とあなたは変わらずに”幼馴染”のままであり――

 あなたはその居心地の良い、生ぬるい空気に浸っていたのだが――

 高校生にとっては、あなたの繊細な感傷なぞ糞食らえであり――


『もしもー……私が、そこでいいよって言ってたらー……


 付き合ってもいいですよーって、言ってたらー……


 ……どうなってたと思いますかー……?』


 仲のいい幼馴染がいたとしても――

 それが恋人関係でないのならば、遠慮する理由にはならないのだ。

 いや――あるいは恋人がいたとしても、関係がないのかもしれない。

 及川雫という美少女に告白をして、たった一回でも首を縦に振ってもらえれば、その身体を自由に弄ぶことが出来るのだ。ナンパ師のテクニックでよく耳にする「千回に一回しか成功しないながら、千回ナンパすればいい」という理屈は、あなたには大嫌いな代物。「ナンパを断る女性の負担」を考えず、自らの性欲を発散させるために、猿のように迷惑をかけるという理屈は自分には考えられないものだが――

 及川雫という極上の媚雌が相手ならば、幾度振られても、千回告白を繰り返す男の気持ちを嘲笑うことはできないのだ。


『断りましたよー?


 私……彼氏いるのでーって……♪』


 及川雫は、男子トイレ内であなたに囁いてくる

 教室から遠い位置にあり――

 小便器二つと、個室一個しかない”穴場”とでも呼ぶべきトイレだ。

 個室に用がある生徒は、わざわざ空くのを待たずに、別のトイレを探すに違いない。

 秘密の話をするにはもってこいであり――

 学校内のどこにいても、衆目の視線を引く及川雫が唯一、他の男達の視線から逃れられる空間であるのだ。


『……気が付きませんでしたかー?……私、彼氏いるんですよー♪


 ……だから、他の男子に告白されても断れるんですけどー……


 ……んふふっ


 ……っていうことにしてるんですよー?


 告白を断るのって、凄く大変で……断る理由がないとー、じゃあ俺でいいじゃんって言われてー……粘られてー……


 ……私のおっぱいが揉みたい……私とチューがしたい……


 私とセックスがしたくてー……しつこい男の子、多いんですよー……?」


 彼女は、あなたを見つめて尋ねてくる。

 あなたの心臓はバクバクと、激しく弾んでいる。

 目の前の及川雫の身体が――他の男になることへの恐怖、だ。 

 雫の身体を――

 狭い個室では、簡単にあなたの胸板に触れてしまいそうな爆乳Kカップを――

 他の男に奪われて、揉まれて、舐められて、吸われてしまうのだ。

 同級生の男子に彼女が出来たり、あるいは女子に彼氏が出来るだけで――健全な童貞男子高校生の心には焦燥が湧き上がるのだ。それなのに雫に彼氏が出来て――彼女があんあんと喘ぎながら、他の男の上で腰を振っているのならば――

 105センチの爆乳を男の腹に押しつけながら、上目遣いで乳首を舐めて、手コキをしているのならば――

 考えるだけで――あなたの肉棒は隆起してしまう。


『でもでもー……今日、あれから三回告白されてー……全部断ったんですけどー……


 いつまでも……架空の彼氏で誤魔化すのは限界があるのでー……


 だからー……っ♡』


 雫はあなたを上目遣いで見つめてきて――

”ぽすっ♡”と、あなたに体重を預けてくる。

 乳房が馬鹿でかくて、片乳数キロは容易にあるはずなのに――

 スレンダーな彼女は軽く、強く抱きしめれば簡単に折れてしまいそうなのだ。

 あなたは――

 自身の胸元に押し当てられる乳房の感触に、脳味噌がトリップしている。

 童貞男子高校生ではあるが――距離感の近い爆乳JC及川雫と幼馴染で、何度も何度も、その感触は経験したことがあるのだ。彼女の豊満な乳房は、ブラジャーで窮屈に締め付ける必要がある。片乳数キロの肉饅頭を、肩と背中に回したブラ紐で支える必要があり――そうなればブラの布地も、分厚く硬くなるのが当然のこと。「ブラジャー越しのおっぱいて、結構硬いんだな」と感じながらも――雫に胸を押し当てられた日の夜は、邪な欲望を手淫で発散させていたのだが――

 今──

”むにゅっ♡”と押し当てられた胸の感触は、柔らかいのだ。


「あのー……もしよかったらなんですけどー……


 私の……彼氏になってくれませんかー……?


 ……あっ、勿論……演技としての偽物彼氏ですけどー……っ♡」


 雫は――

 高校の男子トイレで、上目遣いで、あなたに告白をしてくる

 彼女なりの精一杯の”媚び”なのだろう。雑誌か何かで、男の子は上目遣いに弱いと知ったのかもしれない。男子の中では平均的な身長であるので――あなたは、今の雫よりは僅かに小さい。勿論、まだ成長がストップしたとは思っていないので、これから雫の身長を上回るつもりでいるのだが―― 

 現状では、雫の方が背が高く――


 自分よりも圧倒的に価値のある、105センチKカップの高身長美少女が――

 あなたの胸元に顔を埋めて、上目遣いで見つめて、告白をしてくるのだ。


 健全な童貞男子高校生で、それを断れる人間がいるのならば連れてこい──と、あなたは開き直ってしまう。

 自分という人間が及川雫の恋人に相応しいとは、未だに思えない。

 全ての人間には相応しい居場所というのが存在するのだ。あなたと及川雫は、学校のカーストにおいて最頂点と最底辺の差がある。読みが同じでも”最高峰”と”最後方”の差があるのだ。及川雫のその告白が、本気の愛の告白であり――あなたと一対のつがいになりたいと言うのならば、反射的に断ったのだろうが――

 及川雫を害虫から守るための「偽物彼氏」であれば、それは望むところであるのだ。

 あなたは、雫の瞳を見つめる。

 ボーイッシュに短い髪でありながらも、ふかふかのふわふわを感じさせる彼女の髪。

 いい匂いが鼻腔をくすぐり、あなたは、気が付かれないように音を立てずに深呼吸する。

 雫の鼻息が、あなたの制服越しの胸元で熱を帯びて――肉棒が勃起してしまい、腰を引く。何とも無様で恥ずかしい格好であり、第三者の視点で見ればそれは、百年の恋が冷めるものかもしれないが――

 男子トイレの個室で、あなたと雫は二人きりなのだ。

 雫は迂闊とうっかりが共存している少女だが――

 それでも、自身の肢体の魅力は重々承知しているのだ。

 その身体が男達をムラムラさせて、邪な性暴力に走らせることを知っている。電車に乗るときはあなたと一緒ではないと絶対に痴漢に遭ってしまうので――こんな風に二人きりになれば、強引に襲われてレイプされると知っているわけで――

 だから――

 雫は、心の底からあなたを信頼して「偽物彼氏」を頼んできているのだ。


 一度、唾を”ごきゅり”と飲み込んだ。


 雫の信頼を裏切ることは、世界中に存在する全ての罪よりも重たいもの。

 及川雫がこの先、告白を断る際に「彼氏がいるのでー」と口にする権利の為に、あなたの青春三年間を捧げられるのならば、それは幸いであり――


「……あっ♪いいんですかー……?


 えへへー……っ♪


 ……よろしくお願いしますー……彼氏くん……っ♪」


 あなたは首を縦に頷いて――


 及川雫の”彼氏”になった。


 そして――


 あなたは、それで終わりだと思っていたのだ。


 雫がわざわざ男子トイレに呼び出したのは、その相談が誰にも聞かれたくないから。

 普通の美少女程度ならば、男子生徒もわざわざストーキングをすることはないが――そこにいるのは、高校一年生の、入学式時点でバスト105センチKカップの超絶美少女。アイドル事務所に所属していれば、容姿と体型だけで総選挙の上位に食い込めそうな極上の美少女であり――

「80年の人生で出会える女の中で一番の上玉」であるならば、彼らにはなりふり構っている余裕はないのだ。

 生徒達の視線を振り切って男子トイレの個室に逃げ込めば――後はもう、誰に気が付かれることもない。唯一、そこを出て行くときだけは心配だが――あなたが先に出て、廊下に誰も居ないことを確認すれば問題はないだろう。「とりあえず、このトイレから出て行くときが一番の難関だな」とあなたは考えて――思考を次のフェーズへと移していたのだが――


”さわ……さわ……っ♡♡♡”


”~~~~!?”


「わっ♡……あっ、ごめんなさい……


 もしかしてー……おいやでしたかー……?」


 雫は――

 あなたのズボン越しの股間を、撫で回してくるのだ。

 一瞬、それが何を意味しているのかわからなかった。

 尻を”ぱしんっ!”と叩いて、活を入れるような仕草かとも思ったのだが――それにしては雫の手付きは、柔らかくて優しい代物。男の子の股間は最大の急所であると、彼女は理解しているのだろう。幼い頃に――まだ胸がぺたんこで、シャンプーハットが必需品だった幼児の雫にお風呂で股間を触られたことはあるが――それ以来の衝撃であり――


「……硬くなってますねー……っ♪」


 雫は――

 相変わらずの上目遣いで、あなたに囁いてくるのだ。

 壁際のあなたに体重を預けて、優しく、それでいて激しく股間を撫で回してくる美少女。

 あなたは今日、一日を普通通りの生活で終えたのだ。

 トイレにも何回か行って小用を足したし――入学式の退屈な式辞では眠気を堪えて、脳に行くはずの血流が海綿体に回って勃起をしたし――今は雫の乳房の、制服越しの、柔らかい”むにゅっ♡”でカウパー腺液をダラダラと垂れ流しているのだ。

 あなたの股間は、ズボン越しにも悪臭を漂わせている。

 それは健全な男の子にとっては当然なものであり、自分自身においての恥じらいはないのだが――


「んー……っ♪ぐにぐにして……硬くなってー……


 痛くないですかー……?」


 及川雫の掌で撫で回されていると――

 あなたは、悪いことをしている気分になるのだ。

 雫の手付きにはテクニックも何も存在しない。全体をぐりぐりと押しつけてくるような乱暴な手付きであるが――

 そこに存在するのは、及川雫の掌なのだ。

 小学生の時は、及川雫と手を繋いで、彼女を引っ張っていくことは容易に出来たが――

 自慰行為を覚えて、自身の利き手が”汚らわしいもの”になってからは、中学生の雫と手を繋ぐことが出来るはずがない。

 教室ですれ違う際に、手の甲が触れるだけでも――あなたの下半身には激しい熱が灯り、邪な感情がわき上がるのだ。及川雫のお手手というのは、勿論、彼女の胸や臀部に比べれば遥かに劣るが――しかし”あなたのお気に入りの、男友達から借りて焼き増しした、及川雫にそっくりな美女のAV”というズリネタに比べれば圧倒的に上であり――


”びゅるるるるる~っ♡びゅ~っ♡びゅるるる♡どぴゅどぴゅ~っ♡”


「きゃっ!?……わっ、わぁー……びくびくしてますねー……


 ……気持ち良かったんですかー……?


 お手手で……おちんちんグニグニされて……ん……っ♡」


 あなたは――

 股間を撫でられるだけで、暴発射精してしまうのだ。

 男としては最低に情けなく、惨めで、無様で、今すぐにも自殺したくなるような暴発射精ではあるのだが――


「あー……恥ずかしくはないですよー……?


 牛さんも……簡単に射精してくれる方が楽なのでー……っ♪」


 及川雫が優しい笑みを浮かべながら、あなたを上目遣いで見つめて――

 ちょっとズレた慰めをしてくれるので、死んでいる暇なんてないのだ。

 彼女は”かちゃかちゃ”と、あなたのズボンのベルトを外してくる。

 男の子にとっては、据え膳から上げ膳まで全て女の子に”してもらっている”という情けない立場だが――雫は愛おしそうに、あなたの股間を優しく撫で回しながら、”ズボンのぬぎぬぎ”をしてくれているのだ。男の子のプライドと言うのは、圧倒的な美少女による母性の前ではいとも容易くこぼれ落ちて――ズボンと下着を、雫に同時に脱がされると――


「……うわー……っ♡


 ……人間のおちんちんって……牛さんやお馬さんと、全然違うんですねー……っ♡」


 雫は――

 あなたの仮性包茎の肉棒を見つめて、囁いてくるのだ。

 比較対象が雄牛や種馬であることに、疑問は抱くのだが――

 それ以上に雫は、興味津々とばかりに、瞳を爛々と輝かせているのだ。

 先端の桃色が露出した、あなたの仮性包茎の亀頭。

 先ほどの暴発射精により、陰毛にまでべっとりと白濁精液が絡みついている。

 普通の女の子であれば、そこに嫌悪こそ抱いても、好感情は欠片として浮かべないはずなの――


「……んふふーっ♡」


 及川雫にとって、あなたのペニスは”彼氏のおちんちん”であるのだ。

 先ほどの射精で、勃起を終えた肉棒は小さく縮こまっている。

 元々、自身の逸物に大した自信があるわけでもないが――それでも雫との初対面は、最大硬度に膨張して隆起した姿が良かったのだ。「ちょっと……かわいいかもー……っ♪」と雫に囁かれるほど、小馬鹿にされている状況。雄としての苛立ちと、同時に興奮を感じながら――

 あなたは雫の指先で、肉棒を”ちこちこ……っ♡”とシゴかれるのだ。


「痛くないですかー?痛かったら言ってくださいねー……♡


 あ……あとー……


 気持ち良くても……言ってくれると嬉しいですー……っ♡」


 親指と人差し指で、射精後の肉棒を”つままれる”という状況。

”違う、勃起をすればもっと強いんだ”と抗弁をしたくなるのだが――

 雫の甘やかすようなちこちこ手コキに、あなたは骨抜きにされてしまうのだ。

 彼女は先ほどからずっと、あなたへと体重を預けて、胸元に顔を寄せている。

 ぷにぷにほっぺを擦られている、自身の制服に嫉妬をしてしまうほど。彼女の吐息が触れている箇所は熱を帯びていて――きっとあなたは、帰宅した後その部分をしゃぶりながら、及川雫との間接キスでシコシコするのだろう――なぞと、眼前に迫る莫大な快楽から、半ば現実逃避のような思考に浸っていると――


「あのですねー……♡これはー、誰にでもするわけじゃなくてー……


 ……私の彼氏になってくれるってことはー……あなたに彼女が出来ないわけじゃないですかー……っ♪


 高校三年間……私のわがままで振り回すのも申し訳ないので……っ♪


 ……だからー


 ……えっちなこと、したくなったらいつでも言ってくださいねー……っ♪


 彼女の身体……彼氏様はー、好きに使っていいですからねー……っ♪」


 雫は――

 彼女の思考の中でのみ、成立する論理を組み立ててくるのだ。 

 及川雫の言葉は「あなたが魅力的な雄であり、三年間モテモテで、彼女をとっかえひっかえ出来る存在である」という前提だが――

 あなたは自分という雄に、そんな魅力があるとは考えていない。

 及川雫と親しい関係性であるのも――他の男達が性欲が芽生える前に「好きな子には意地悪をしたくなる」という、誰しもが通過する幼児性に甘えて――、一方で、多少は早熟だったあなたが雫を庇ってあげただけ、ということ。

 及川雫は、あなたという雄を世界中の誰よりも過大評価しているらしい。

 本来ならばあなたは、雫の誤解を解くべきなのだ。

 目の前の圧倒的な快楽に骨抜きにされていても――雫を不幸せにすることが、あってはいけない。「及川雫にちこちこ手コキされている状況で、誤解を解いて、それをやめさせる」という――自殺よりも決断力を要する行動をせねばならないのだが――

 それでもあなたは、必死に、雫にそれを告げようとすると――


「むー……中々大きくならないですねー……


 ……あっ♪


 ……えいっ♡♡♡」


”むっぎゅ~~~~っ♡♡♡”


”~~~~~!???”


 雫は──

 あなたの顔面を、自身の乳房に抱え込んでくるのだ。

 先ほどまでは背の高い雫が、上体を屈めてあなたの胸板に顔を埋めながら上目遣いをしていたのに――背筋をピンと伸ばせば、途端にあなたが雫を見上げる体位になるのだ。

 彼女のブラウス越しの乳房に――あなたは、強く抱きしめられる。

 片腕があなたの後頭部に回されて――雫の汗ばんだ脇汗の熱が、あなたの耳元に響いてくる。雫も激しく興奮しているのだろう。鼓動のドクドクとバクバクまでもが、響いてきそうな状況。ブラウスの下には当然、ブラジャーが付いているので、乳房は硬くて痛みを訴えるはずなのに”むにゅりん……っ♡”と、あなたの顔面には極上の乳肉の柔らかさが広がってくるのだ。

 理由の方はわからない。

 まさかノーブラのはずもない、とは知っている。

 だが――

 実際に感じる乳の柔らかさを前に、男の子が勝てるはずもない。

 朝早くに起きて、牧場の手伝いをしている雫。あなたもそれを手伝うことも多々あるが――あなたが息を切らしてヘトヘトになっていても、雫は激しく動いているのだ。疲れすぎて食欲がないあなたを尻目に、朝からご飯大盛りをお代わりするのが及川雫という美少女であり――

 あるいは、本気で腕相撲をしても、あなたが負けるかもしれない彼女が――

 自身の乳肉にあなたの顔面を埋めるために、”むぎゅ~っ♪”と腕力を使ってくるのだ。

 谷間から漂う華の香りと、汗の香りと――ミルクの香り。男の子の肉棒をバッキバキに屹立させるそれは――あなたの僅かな理性を簡単に蒸発させて――


「あ……っ♪


 大きくなりましたねー……っ♪」


 あなたを、本能だけの獣にさせてしまうのだ。

 このまま及川雫を押し倒してレイプしたとき――裁判になればあなたは、情状酌量の余地を見出されて、執行猶予をもぎ取るに違いない。「じゃあ及川雫の、汗ばんだおっぱいの谷間で顔面ぐりぐりされて、ヘコ猿にならない男とかいるの?」と弁護士が主張すれば、それに反論できる男など存在しないのだ。裁判官が男である限りは、雄の本能的に逆らえない性欲を煽った雫が悪いと判決を下してくれるはずであり――


”へこへこ♡へこへこ♡”と、あなたは雫の”ちこちこ手コキ”に腰を振る。


「わー……牛さんみたいですねー……っ♪


 ……お手手はー、おまんこじゃないんですよー……っ♪


 んふふー……っ♪お馬さんの種付けも、こんな感じですよねー……っ♪おーい……っ♡本物のおまんこじゃなくていいんですかー……っ♡」


 雫はあなたの耳元で、からかうような優しい言葉を注ぎ込んでくる。

 一人の人間として十数年間生きてきた、あなたの理性を蕩かして――

 獣として、性欲に従って腰をヘコヘコしても恥ずかしくないのだと、囁きかけてくるのだ。

 及川雫という極上の美雌をレイプしてはいけないのだが――

 同時に、及川雫が本気で自分を襲わせようとしてくるのだ。

 あなたのような矮小な雄に耐えられるはずもなく――


「……お手手でびゅっびゅーってしてもいいんですかー……?


 私はー、あんまり詳しくないですけどー……男の子ってえっちだからー……


 ……あなたがしたいこと……言っていいんですよー……?


 ……私、あなたの彼女なのでー……っ♡


 彼氏様が喜ぶこと……してあげたいなー……っ♡」


”ちゅっ♡”と雫は、あなたの首筋にキスを落としてきて――

 そこで、あなたに限界が訪れる。


”~~~~~”


「……んふふっ♪えっちですねー……っ♡」


 あなたが雫に告げたのは――

”雫の彼氏ならば当然、一度は夢見る行為”だ。

 普段のあなたならば、恐れ多くてそれを口にすることは出来ない。

 雫が、自身の乳房をあまり良く感じていないことを重々に承知していたからだ。

 深刻に、重たく、悲劇的な話として扱うことはなかったが――

 それは身長190センチあったり、足のサイズが30センチあったりと同様で――

「日常では頻繁に不便を感じる」という、言わば愚痴のような代物。

 胸を小さくすることは出来ないが”バストダウンマッサージ”を彼女は調べたことがあるらしいし――それの効果がないと知ってすぐに辞めたようだが――

 気にしている、というのは紛れもない事実であり――

 

 あなたは、雫のコンプレックスのど真ん中に突き刺さる”おねだり”を口にしたのだ。


 横目で眺めて、妄想の中で処理をするだけならば全てが合法であるのだが――

 口に出した途端に、雫はあなたに幻滅する可能性もあったのだ。

 それでも――

 及川雫の105センチKカップの谷間で、脳味噌をトロトロにされていて難しい思考が出来るはずもなく――


「パ・イ・ズ・リ……してほしいんですねー……?


 ふふっ♪知ってますよー……?こんなおっぱいしてるんですからー……


 ……でも、はじめてなので……


 上手く出来なくても……許してくださいねー……っ♡」


 雫は――

”ぷち……ぷち……っ♡”とブラウスのボタンを外していき――


「……あっ、これですかー……?


 今までの下着だと、窮屈で苦しくてー……それにー……


 彼氏がいるから、おっぱい強調させちゃっても、告白断れるのでー……


 一番楽な……スポーツブラにしちゃいましたー……っ♡」


 及川雫は――


 自身の105センチKカップを、スポーツブラで包み込んでいるのだ。


 カルヴァン・クラインのロゴが入ったそれは――灰色の無地で地味な代物。

 以前の及川雫の下着というのは――日本人離れした体型に合わせた、おばさん臭い紫色が多かったのだ。「巨乳ってオシャレできないんですよねー」とあなたに愚痴をこぼしていたとき――正しい反応がわからなかったので、聞こえなかったフリをしたのだが――


「これってー……ブラウスだと、インナー履いてても透けちゃってー……っ♪他の男子に見られちゃうの嫌で……あんまり、着けてなかったんですけどー……っ♡


 ……彼氏様が私のこと、守ってくれるんですよねー……っ♪」


 雫はあなたに尋ねてくるので――

”こく、こく”とあなたは二つ返事で二回頷く。

 彼女はそれが嬉しかったのだろう。あなたの頭を優しく撫でてから――

”むっぎゅ~~~っ♡”と再度、自身の胸元にあなたの顔を埋めさせる。


 スポーツブラは肌着のような肌触りであり――

 その内側には、彼女の爆乳が埋まっているのだ。


 乳房を支える下側や、背中と肩に回された紐にはワイヤーが入っているのかもしれないが――彼女の乳房を覆う布地の部分は別であるらしい。乳房の柔らかさが直接、あなたの顔面に響いてくる代物。あなたは今、飢えた獣であるので涎がドボドボと溢れているのだが――雫のスポーツブラの灰色は、あなたの唾液で更に濃いシミを作り上げてくるのだ。

 スポブラ105センチKカップに押し潰されて、及川雫の雌フェロモンをたっぷりと吸引していると――


「……準備オッケーですかー……?」


 雫は――

 自身の胸元から、あなたの顔面を離す。

 強烈なパンチを何発も食らったボクサーのように――あなたの脳味噌はクラクラして、足下はふらふらしている。その場で立ち続けることすら困難であるのだが――

 雫はあなたを、大便器に腰掛けさせてくるのだ。

 及川雫は――そのまま、あなたの正面に跪いてくる。

 男子トイレの個室で――汗だくで半脱ぎの、スポブラ及川雫が――膝をタイルにつけて、あなたの前に跪いてくる状況。

 自慰行為の妄想でも「いや、雫を汚してはいけない」とあなたは躊躇していたのに――

 目の前の雫は、生膝を床に付けてあなたを見上げているのだ。

 逆の立場であれば、あなたも同様に床に膝を付けて、雫の膣肉をクンニで舐めしゃぶることが出来る。あなたが及川雫という極上の美雌に捧げている莫大な感情が――そっくりそのまま、雫があなたに向けている感情であるのだ。あなたがお願いをすれば、アナル舐めまであるいは出来るのかもしれない。雫はまだ、あなたの肉棒を眺めているだけ。仮性包茎のグロテスクな勃起チンポは、子供の頃のそれとは比べものにならないほどに凶悪な形をしている。だが――雫は鼻を近づけて”すんすん……っ♡す~……っ♡”と匂いを嗅いで、あなたを受け入れてくれるわけで――

 それだけでもう、射精してしまいそうだが、歯の根を食いしばり必死に耐えて――


「……スポーツブラ、お好きなんですよねー……?


 ……じゃあ……


 着けたまま……しちゃいますねー……っ♪」


 雫はスポーツブラを、乳房の上にずらす。

 下乳が露わになった状態であり、あなたはその南半球に視線を奪われるが――

 彼女は双丘を持ち上げて、下乳をあなたの亀頭に触れさせて――

 そのまま――


”にゅ~~~~…………っぷんっ♡♡♡”


「あは……っ♪


 パイズリ童貞……食べちゃいましたー……っ♪」


 自身の乳房に――あなたの肉棒を、挟み込んでくるのだ。

”にゅっぷんっ♡”と、肉棒が乳肉に埋まった瞬間に――

 あなたは、全身を激しく痙攣させて射精欲を必死に堪える。

 二度も暴発射精をしてはならない――と、歯を食いしばりながら必死に耐えるのだが――


「……かわいい……っ♪」


 雫には、あなたの態度が愛おしくてしょうがないのだろう。


「私……自分のこれ、すっごいコンプレックスだったんですよー……?


 昔は意地悪してきた男の子がー……おっぱい膨らんだ途端に……っ♪ずーっと好きだったんだーみたいなこと言ってきて……っ♡好きな子には意地悪したくなる、とか言われてもー……よくわからなくてー……んふふー……っ♡


 でもでもー……♡


 私のこと……ずーっと支えてくれた……素敵な男の子がいてー……っ♡


 その男子が……私のおっぱい、チラチラ……えっちな目で見てきてー……っ♡


 おっきくて……♡重たくて♡肩が凝っちゃう……このおっぱいが……ちょっとだけ好きになれてー……っ♡


 ……だからー……彼氏様……っ♡


 私が……雫のおっぱいのこと……”モーッ”と好きになれるように……手伝ってくれますかー……?」


 彼女は――

 あなたを挑発する、淫らな言葉を囁いてくる。

 どこからどこまでが雫の本心で――どこからどこまでが、少女漫画で得た知識であるのか。「及川雫のスポブラパイズリ」を受けているあなたに理解が出来るはずもない。唯一、確信を持てるのは――及川雫があなたのことを、大好きでたまらないという事実。鼻の穴を膨らませて、涎を垂らして、パイズリの快楽に耐えている無様すぎる顔面ですらも――

 彼女は愛情たっぷりに受け止めてくれるのだ。


”にちゅっ♡どちゅっ♡ばちゅんっ♡にゅぷっ♡ぐぷっ♡ぶじゅっ♡”


「んしょ♡んしょ……っ♡……ん~……っ♡


 ぬるぬるだけどー……もっと……ぬるぬるにしたいですねー……


 ……んっ♡そうだー……っ♪


 んぐっ♡んぶっ……♡んー……っ♡ぐじゅぐじゅ……ぶじゅ……っ♡


 ……んれぇ~……っ♡」


”つつ~……っ♡”


 と、雫はあなたの亀頭に涎を垂らしてくる。

 口の中でぐぶぐぶと、お行儀悪く泡立てた唾液は――彼女の体温に暖められたポカポカでヌルヌルな代物。及川雫のデカパイを胸板に押しつけられながら、その涎を交換し合いたいと思う雄は大勢いるのだろう。それなのに――あなたは、彼女の唾液を自身の肉棒専用パイズリローション代わりに使えるという、最大の贅沢に浸ることが出来るのだ。


「んー……っ♪あなたも……ねっ?」


 雫は――

 あなたにキス顔を見せつけながら、おねだりをしてくる。

 本当にそれをしていいのか――目の前にあるのは及川雫の生乳であるのだぞ――と思いながらも、雫のおねだりに抵抗が出来るはずもない。あなたは、口の中でぐぶぐぶと唾液を泡立てる。雫のような超絶美少女が行えば、行儀の悪さの中に愛らしさも混ざるのだが――あなたという雄がやれば、ただ、汚くて仕方がないものなのだ。それなのに雫は瞳を爛々と輝かせて――自身の乳房が汚されることを待ち望んでいるらしく――


”んれぇ~……っ♡♡♡”


 と――

 あなたも、彼女の乳房に唾を吐き捨ててやるのだ。

 泡立った唾液が、雫の乳房に垂れ落ちると同時に――”じゅっぶっ♡ばちゅんっ♡ぶじゅるっ♡じゅぷぷっ♡”と淫らな水音を響かせてくる。雫は嬉しそうに、両側から乳圧をたっぷりとかけて、あなたの肉棒をシゴきあげてくるのだ。陰嚢の中にたっぷりと詰まった精子を、窮屈な圧力で絞り出すような雫のパイズリ。国宝級の極上の乳房が、その形を歪めながらあなたに捧げられているという事実。あなたの瞳を”じ~っ♡”と見つめながら、雫は、嬉しそうにパイズリを捧げてきて――

 我慢の限界は、すぐに訪れる。

 あなたの肉棒が、雫の谷間で”びぐびぐっ♡”と脈動をする。

 雫は初めてのパイズリだが――極上の美雌特有の、野生の本能でそれを感じ取ったのだろう。あなたを見つめながら、嬉しそうに目尻を垂らして――


 あなたへ向けて、両手を伸ばしてくるのだ。


 最初は、意図がわからなかったが――


「…………っ♡♡♡」


 無邪気な雫には不釣り合いなほどの、蠱惑的な笑みに――


”がし……っ♡”


「ノーハンドパイズリ……って、言うんですよねー……っ♡」


 あなたは――

 雫が恋人繋ぎを要求していると、理解するのだ。

 健全な男の子ではあるので、AVを視聴することもあるのだが――

 両側から手で押さえ込むのが、通常のパイズリであると理解しているのだ。

 普通の女性の乳房というのは、両側に広がることが多い。多少は巨乳自慢であっても、結局パイズリというのは「乳房を間に挟み込んだだけの手淫である」という理解をしていたのだが――

 たくし上げたスポブラで窮屈に締め付けられて――

 更には、高校の入学式を終えて間もないピチピチの張りがある105センチKカップであるのだ。

 彼女の極上の乳肉の谷間は――両手を使わずとも、あなたの肉棒を強く締め付けてくるのだ。更に――あなたの両手は、及川雫と五本の指を根元で重ね合わせた恋人繋ぎ。「手の甲が触れ合うだけでも、オナニーのオカズになった」という及川雫が――

 手汗でべっとりのあなたの掌を、受け止めてくれるのだ。

 何度も何度も、彼女の肢体を懸想して邪悪な欲望を発散させていたというのに――

 あなたの汚い部分も、全てを受け止めてくれるような雫の愛情。

「びゅーびゅー……っ♡びゅるびゅる~……っ♡」と、幼子の放尿を介助するような、優しい擬音まで注ぎ込んでくれるのだ。「顔にかけたいですかー……?……それとも……おっぱいの中がいいですかー……?」と、雫は最後に、あなたに尋ねてくる。雫をリードしなければいけない、という男らしさは全て彼女に蕩かされて――”~~~”と、あなたが返答をすると――

「はーい、わかりましたー……っ♡」と彼女は囁き――

 最後に一度、上体を屈めて”にゅぶぶぶ……っ♡”と、肉棒の根元まで乳肉を埋めてきて――


”びゅるるるるる~っ♡♡♡びゅるるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅ~っ♡びゅるるる~っ♡”


”びゅくびゅくっ♡びゅ~っ♡びゅっくんっ♡どぴゅっ♡びゅるるるっ♡びゅ~っ♡”


”びゅっくん……っ♡びゅ~……っ♡どぴゅどぴゅ……♡びゅるる……っ♡びゅ~っ♡”


”…………っ♡♡♡”


「あは……っ♪


 気持ち良かったですかー……っ?……私のおっぱい……っ♡」


 あなたは、及川雫に乳内射精を吐き出した。

 彼女の乳房の谷間に挟み込まれて――先端はスポーツブラの布地に押しつけられている。”びゅくびゅく♡びゅるる~っ♡”と肉棒は激しく脈動して、鈴口からは勢いの良い白濁が吐き出されるが――それが、彼女のスポーツブラを貫通することはない。肌着も同然の触り心地ではあるが、彼女のそれは飽くまでブラジャー。自身の乳肉を保護するために吸水性に長けており――

”じわぁ……っ♡”と、ねずみ色の生地が、あなたの精液でシミを作って濃くなるだけなのだ。

 及川雫の105センチKカップのなっが~い谷間に挟み込まれて、吐き出された精液の全てが、彼女の谷間の内側を泳いでいるという事実。雫が乳房から肉棒を引き抜くと――彼女の下乳の谷間から、あなたの精液がにゅるにゅると吐き出されていく。雫はあなたを挑発するように、両側から乳房を揉み込んで――谷間の中に、あなたの精液を馴染ませていくのだ。ティッシュに吐き捨てたそれですら、匂いを嗅ぎたくないので、ビニール袋に包んで”処理”をするのに――

 及川雫は、まるで乳液を染みこませるように、自身の谷間を揉み込んでいるのだ。

 あなたを挑発するような笑みを浮かべる、悪い雌にはお仕置きが必要であるのだが――あなたの肉棒は小さく縮こまって、それ以上に大きくなることはない。及川雫の”ノーハンド恋人繋ぎスポブラギチギチパイズリ”で射精をさせられたのだ。あなたという雄は、金玉の中の最後の一滴までを乳内に吐き出して――それ以上の回復は、見込めないのだ。雫も指先で亀頭を弄っていたが、あなたの限界を察したのだろう。彼女はそれ以上肉棒を愛撫することはなく、制服を直してそそくさと立ち上がる。スポブラのシミも、ブラウスの上からでは目立たないのだが――学校中の男子が、廊下をすれ違う度に二度見をする極上の爆乳美少女が――その乳房に、あなたの精液をべっとりとマーキングさせているのだ。この雌は俺様のものだと、他の男子達に無言のアピールが出来ている状況。あなたの優越感はそれだけでたっぷりと満たされて――今はそれだけで十分だった。



――――



 ――それで満足していた、はずなのだが


”ぐちゅ♡にちゅ♡にゅぷ……♡ぶぴゅ……♡ぬちゅちゅ……♡ぐちゅぐちゅ♡”


「んー……大きくならないですねー……?


 ……もしかしてー……私の身体に、飽きちゃいましたかー……?」


”ふぁいおー……!ふぁいおー……っ!”


 あなたは今――

 保健室のベッドで、及川雫と向き合っている。

 入学式当日ということもあり、クラスごとの歓迎会をそれぞれが主催しているらしい。大勢の生徒達はそちらに出かけていて――部活動自体も、今日はどこも休み。

 一部の熱心な生徒が自主練に出ているだけであり――

 窓の外から入り込む、グラウンドの喧噪も静かなものだ。


 あなたは今――


「……おーい、おちんちんさーん……っ♡


 えっちなこと……したくないんですかー……っ♡」


 下半身を素っ裸にして、及川雫に肉棒を撫で回されている。

 彼女は――

 男子トイレのパイズリ射精で終わらせるつもりは、毛頭なかったらしい。

 あなたの肉棒が既に回復不能で、一日の休息を隔てる必要があると告げたのだが――

 牛や馬の繁殖力を見ている及川雫には、そんな言い訳は通用しなかったのだ。

 放課後であり、保険医は不在。部活動も自主トレくらいであり、大きな怪我を負う生徒はいないだろうし――というのが、雫の立てた論理だ。廊下にもほとんど生徒達の姿はなく――更にはカーテンを閉めてしまえば、放課後の保健室のベッドというのは格好のヤリ部屋であり――


「うりうりー……っ♪……痛かったら言ってくださいねー……?


 ……私、牛さんのおちんちんなら慣れてますけどー……


 男の子のおちんちん触るの……はじめてですからー……っ♪」


 及川雫は――

 制服姿で、あなたの肉棒を勃起させようとしている、ということだ。

 雫はどうやら、今日、あなたの童貞と自身の処女を卒業させるつもりだ。

 男の子としては、この状況で自分のスタンスをはっきりとさせるべきなのだが――放課後の保健室で、パンツを脱いで――目の前には爆乳超絶美少女が、あなたの仮性包茎の肉棒を優しく、愛情たっぷりに撫で回してきているのだ。

 雫はきっちりと制服を着こなしてはいるが――

 彼女はつい先ほどまで、あなたにパイズリご奉仕をして、乳内の谷間に精液をぶちまけているのだ。

 マーキング済みの媚体で、うっとりと目尻を落として、熱っぽい視線を向けながら肉棒を撫で回してくる美少女。

 仮性包茎の包皮の隙間に、優しく指を突っ込んできながら――雫は”ぐちゅぐちゅ……っ♡”とあなたの肉棒を愛撫してくる。ブラウス越しであっても、彼女の圧倒的な爆乳は存在感を隠せない。105センチのKカップバストは、スポーツブラによって縮こまることもなく、のびのびと存在をアピールしているのだ。ブラウスの先端がギチギチに窮屈を訴えて、ボタンを弾けさせそうな光景。バスト100センチのたわわな美少女ですら、男の子に夢を見させて、フェミニストからは「雄の欲望を詰め合わせた淫らで不健全な肢体」とまで揶揄されるのに――

 天然でそれを遥かに凌駕した乳を目の前にして――

 それなのに、あなたの肉棒はピクリともしない。


「うーん……喜べばいいんですかねー……?私のおっぱいで……全部、空っぽになるまで興奮しちゃったんですからー……?」


 雫は、それが不満で仕方ないのだろう。

 あなたという雄が、一度欲情してしまえば――及川雫の膣肉を経験せずには終われないのと同様だ。あなたは、金玉の中を根こそぎ雫のデカパイに搾り取られたが――彼女は、直接的な快楽を感じていないのだ。精々が、自身の乳房に肉棒を擦りあげられた熱と、精液の匂いが精一杯。それはまるで、旦那が欲求不満の妻を前に就寝するようなもので――寝取られ物の一幕であるのだが――

 雫に触られても、勃起しない以上はどうしようもないのだ。

 だから、これで切り上げようかとも思うのだが――


「じゃあー……」


”ぷちぷち……しゅるるる……っ”


「おっぱい……触ってみますかー……?」


 雫が、ブラウスを脱いで――ブラジャーを外して――

 生乳の爆乳を露わにすると――


”びくんっ♡”


「おおー……♪」


 あなたの肉棒は、激しく弾むのだ。

 あなたの目の前には、及川雫の生乳がある。

 先ほどの――ブラウスを半脱ぎにした、スポブラ越しの乳房でも、男の子にとっては一生涯のオナネタであるのに――

 雫はそれが当然とでも言うように、あなたの前に生乳をさらけ出してくるのだ。

 彼女の豊満な釣り鐘型のデカパイは――透き通るように真っ白だ。

 目の前の爆乳は――あなたが今までに、見たことがない代物。 

 幼馴染であるので、彼女と幼い頃にお風呂に入ったことはある。

 雫の乳房がまだ、膨らむ以前のことだ。

 あの頃はあなた自身にも性欲が湧いてなく――ただ、女の子の裸を見て、不思議なドキドキを淡く感じていただけ。つるぺたの胸に、乳首が”一応付いてる”と言わんばかりの代物だったのだが――


「恥ずかしいんですよー……?あんまり……その、乳首……ちっちゃくないから……っ♪」


 雫は今――

 豊満な肉饅頭に、大粒の乳首を付けているのだ。

 誤解を恐れずに言えば――”下品”と感じてしまう存在感だ。大粒の乳首は、口の中でコロコロと転がせるサイズ感がある。あなたが赤ん坊であれば――これほどまでに極上の哺乳瓶はないだろうと感じさせられる代物で――

 雫の許可が出るよりも先に――


”むっぎゅ~~~っ♡♡♡”


「あ……っ♪まだ……触っていいって言ってないですよー……?」

 

 あなたの掌は、雫の乳房を鷲掴みにしていた。

 途端に、脳味噌には圧倒的な幸福感が満ちていく。

 どんな危険ドラッグでも、覚醒剤でも――”及川雫の生パイ鷲掴みの興奮”に勝る幸福は存在しないだろう。指がどこまでも沈み込むのに、しっかりと弾力が掌を押し返してくる興奮。たっぷりの水が詰まった饅頭のような触り心地であり――掌には、大粒の乳首の硬い感触がコロコロと広がってくる。

 初めて触る女の子のおっぱいが、及川雫のそれという事実。

 一生涯の性癖を歪めてしまうものであり――

 あなたは鼻息を荒げながら、激しく、雫の乳房を揉みしだいていく。

 親指を乳首に押し当てて、乳房を揉み込んでいくと「んん……っ♡あっ♡」と雫は、甘い嬌声を響かせてくる。脳内妄想で、雫と性行為をするときは――下乳をカリカリととろ火のように引っ掻いて、スペンス乳腺を優しく指でなぞって、”円を描くように”優しく愛撫して、最後に乳首を引っ掻く――なぞと考えていたのだが、現実にはそんなことをする余裕はまるでない。童貞丸出しの無様な乳揉みではあるのだが――

 童貞であるのは事実なので、開き直るほかにないし──

 何より――


「んっ♡あっ♡……上手ですよー……


 私のー……105センチの、Kカップのパイ揉み……っ♡


 おっぱい揉んでるお顔……かっこいいですねー……♡」


 雫は――

 あなたの乳揉みを、嬉しそうに見つめてくるのだ。

 乱暴で強引なそれに、快楽を感じているのは――先ほどの彼女の手コキが気持ち良かった、あなたと同じなのだろう。愛しくてたまらない相手の、下手くそな愛撫というのは――相手の初体験を奪っている感覚に、ドキドキが加速するのだ。

 雫は、あなたを上目遣いで見つめている。

 あなたの視線は、彼女の唇に釘付けになる。

 ぷにぷにのふわふわで――とろとろのぬめぬめ。ベッドの上で身体を重ね合わせているので、全身が汗ばんだ彼女の唇は、テカテカに光っている。今まで雫が、他の男とどれだけの経験を積んだのか、あなたにはわからないが――

 あなたの知る限り、及川雫の唇を奪った男を知らないのだ。

 彼女はあなたを見つめて――


「…………んっ♡」


 目を瞑って、唇を捧げてくる。

 本当は、そこにキスをしてはならないと知っている。

 及川雫とあなたは「偽物の恋人関係」であるのだ。

 彼女が数多の告白を断る際に「彼氏がいるので無理ですー」と言うためだけの存在。及川雫はおそらく、在学中に誇張抜きで一千回は告白されるに違いない。彼女ほどに極上の美少女には、一回振られた程度で諦めきれない男が大勢居るのだ。自分をラブコメ漫画の主人公と勘違いしたような奴は、及川雫の迷惑を考えずに毎日のように彼女を呼び出し、告白をするに違いない。「嗚呼、自分はこれほどまでに及川さんを愛しているのだ」と、性欲と愛情を勘違いして、自己陶酔に浸る迷惑男。「無関心でも、嫌われても、及川雫とヤれないことに変わりはないので――だったら、及川雫が判断力を失うまで告白を繰り返せばいいだろう」とでも言うような最低男が――彼女にしつこく告白を続けてくるわけで――

 そんなときに、「彼氏がいますー」と言えれば簡単なのだ。

 全ての被害は及川雫ではなく、彼女と付き合っているあなたに向かうのだ。あなたは自分の人生が「及川雫を守るための盾として摩耗する」とあらば、それは願ったり叶ったりだ。自分のような矮小な人間が、将来、どのような形であれスターとして際立つであろう及川雫のために消耗出来るのならば、それで十分だったはずなのに――


「…………っ?」


 及川雫にキス待ちをされて――

”どうしましたー?”と言わんばかりに、片目を開けて様子を窺われるのだ。

 我慢できるはずもなく――


”……ふにゅっ♡”


 あなたは――

 及川雫に唇を押し当てて、ファーストキスを捧げる。


「……んっ♡」


”ふにゅ……ふにふに……っ♡ちゅっ♡ちゅ~……っ♡ちゅ♡ちゅっ♡”


 それは唇を触れては離すだけの、バードキス。

 互いに高校生であり――これから先に訪れる行為のハードさは、十分に理解しているのだ。

 それでもあなたには”舌を挿れる”という度胸がなく――

 雫もまた、臆病になっているのだろう。

 生乳を揉ませて、肉棒を撫で回しているというのに――舌を入れる勇気がない及川雫。

 接吻に受け身になっているという態度に、あなたの欲望はムクムクと湧き上がる。

 舌を”にゅるんっ♡”とねじ込んでやると――彼女は肩を”びくっ♡”と弾ませながらも、すぐに受け入れてくれる。まるで一匹の生き物のような動きと粘液で、あなたの舌に這いずり回ってくる、及川雫のベロ肉。少し開けた窓から射し込む春の清風と、グラウンドで部活動に励む生徒達の喧噪。彼らの青春をBGMにしながら”にちゃっ♡にゅぷっ♡ぶちゅっ♡れろれろ……ちゅ~……っ♡”と淫らな水音を響かせていると――


「……うわー……っ♪


 ……おちんちん……かっこよくなりましたねー……っ♪」


 あなたの肉棒は――

 ギンギンに隆起してしまうのだ。

 先ほどのパイズリご奉仕を受けていたときよりも――

 あるいは、あなたの肉棒は大きく膨張しているのかもしれない。

 精液と汗が混ざったローションで、ぬるぬるになった乳房を愛撫して、乳首を優しく抓ってやる。あなたが雫の手で快楽を感じるのと同様に――彼女もそこに、電流のような快楽を味わっているらしい。ぬるぬるの乳を揉みしだくことで、雫があんあんと喘いでいる状況。ここで奮起しなければ、それはもう男ではないわけで――


「……あのー……っ♪


 さっきからずっと濡れてるのでー……ええとー……


 ……そろそろ……入れてくれますかー……?」


 雫は――

”ごろんっ♡”と、ベッドに寝転がる。

 仰向けになった彼女のスカートに、あなたは手を伸ばす。

 それを脱がせることなど、人生で一度も考えたこともないのだ。

 雫に教授されながらホックを外しているのだが――肉棒に脳味噌が支配されて、自分のことを少しも惨めだとは思わない。もうすぐ、もうすぐ、童貞が卒業できると肉棒は激しく喜んでいるのだ。スポーツブラに合わせた下半身の灰色地味ショーツの、膣の部分がぐじょぐじょに濡れて湿っていることすら――今のあなたの脳味噌には響かない。

 やがて、その下着を脱がせて――及川雫を全裸にすると――


「……やさしくしてくださいねー……っ♡」


 彼女の膣肉が、露わになるのだ。

 健全な男の子として、無修正の膣を見たことはある。

 だが――

 インターネットに転がっていたどんな膣よりも、目の前のそれは綺麗で――しかも、小さいのだ。桃色の膣肉は赤く充血しており――あなたの雄を待ち望むようにくぱくぱと、誘惑している。「雄の肉棒を受け入れる穴が、雌には付いている」という事実は理解していても――”実感”となると話は別だ。


「……あー……っ♪


 そうですねー……


 はじめては……正常位が……いいかなーって……っ♡」


 あなたは――

 雫に覆い被さって、彼女の髪を撫でながら尋ねる。

 完全な偏見だが、及川雫は後背位が好きだと思っていたのだ。 

 性教育を受けるよりもずっと前から――及川雫という少女が眺めていた性行為は、常に、動物同士の後背位であるのだろう。彼女が腹の中に悶々と溜めてきた欲望は、きっと動物のようなセックスでしか満たされないと思っていたのだが――

 雫は、正面から向き合った正常位がお好みであるらしい。


「えー?……理由は、ないですけどー……


 ……でもー


 ……牛さんには出来ない交尾が……いいなーって……っ♡」


 潤んだ瞳であなたを見つめて――

 雫は、甘いキスをおねだりしてくる。

 舌と舌を絡め合わせながら、彼女の頭を撫でてやる。ショートカットの髪の毛は汗ばんでいて、指に絡みついてくる。全身がぽかぽかと発熱している、及川雫の肉体。汗ばんだあなたの身体にピタリと張り付いてくるそれに――

”くちゅり”と、亀頭を触れ合わせる。

 及川雫の処女膜が、今、あなたの目の前にあるという事実。


「……はいっ♪


 きてください……っ♡」


 雫はあなたに両手を伸ばして、囁いてくるので――

 そのまま、腰を前に突き出して――


”にゅぷぷぷぷぷぷ~~~っ♡♡♡”


「んぐぐ……っ♡あっ……♡はぁ……んぎゅ……っ♡


 ふぅ……ふぅ……♡んんっ♡……んんん~……っ♡


 ああ゛~……っ♡……はぁ♡はぁ♡……んっ、ふぅ……♡


 ……入り……ました、かぁ……?」


 あなたは――

 及川雫の膣肉に、肉棒を挿入した。

 ギチギチのぬめぬめをかき分けて――最奥まで、亀頭を押し当てるのだ。

 雫が「んぐ……っ♡」と低い声で痛みを訴えたのは、おそらく、彼女の処女膜を破った瞬間であるのだろう。

 放課後の保健室で、及川雫の爆乳を鷲掴みにして、手すりにしながら――

 彼女の処女膣で、童貞を卒業しているという事実。

 男の子の欲望でも「流石に都合が良すぎて、没入感を損ねる」というそれを――あなたは現実に行うことが出来ているのだ。覆い被さって唇を重ねると、雫は嬉しそうに舌を受け入れてくる。彼女の痛みが鎮まるまで、あなたは肉棒を根元まで入れて、腰を止めてやるのだが――

”ぬめぬめ♡うごうご”と膣ひだは、あなたの肉棒に絡みついてくるのだ。

 全力で腰を振って欲望を発散させてやりたい反面で――破

 瓜の痛みで涙目になっている雫に、無理をさせるわけにはいかないのだ。

 彼女も、あなたの我慢を察しているのだろう。本来ならば「気にしないでー、動いてくださいー♡」と言いたいのだろうが――、十六年間守り続けてきた処女膜が見るも無惨に破られて、そんなことを言う余裕はないのだろう。「はぁ……くっ、ふぅ……♡」と苦しそうに、あなたの耳元で喘ぎ声を響かせてくるので――


”わー…………わー……っ”


”かっきーん……っ”


”ふぁいとー…………おー…………っ”


”じゅるるるるっ♡はむっ♡むちゅっ♡れるれるれる……っ♡ちゅ~っ♡れろれろ……っ♡”


”さわさわ……ぐにぐにっ♡むに~っ♡むにゅむにゅ……すりすり……っ♡”


「んあ……っ♡んっ♡ちゅ……っ♡ふぅ……ふぅ……♡


 ……優しいんですねー……っ♡」


 あなたは雫と繋がったまま――

 舌を絡め合わせて、彼女の身体を愛撫していくのだ。

 処女卒業と同時に、激しいピストンが出来るとは思ってもいなかった。雫が結合部で感じている、内臓が裂かれた激しい痛みを少しでも紛らわせるようにと――舌を濃厚に絡めて、彼女の身体を愛撫していくのだ。乳房やクリトリスは当然にして――彼女の脇腹や、腋のくぼみや、うなじにまであなたは指を這わせていく。極上の媚体というものは、あなたの稚拙な愛撫にすら敏感に反応していくのだ。


「正常位って……いい響きですよねー……っ♡


 男の子が……女の子に覆い被さって……腰、振るのが……正常……♡


 正しいってことなんですよー……っ♡


 ……ほらほらー……っ♡


 彼女のおまんこ……使っていいんですよー……?」


 雫はあなたの耳元で、ぽそぽそと囁きを注ぎ込んでくる。

 雄を挑発する言葉に、本来であればあなたは憤り、目の前の雌を屈服させるために腰を振るのだが――


「……んー……?


 ……優しいんですねー……っ♪」


 雫は――

 痛みを吹っ切るために、あなたを煽ってきているのだ。

 元より、彼女の処女膜をぶちぶちと肉棒で破った時点で、あなたは来世、虫として産まれる大罪であるのだが――それでも、破瓜の痛みで雫が苦しんでいるのに、腰を振るということはあなたには絶対に出来ないのだ。雫の頭を優しく撫でながら、何度も何度も甘いキスをして、彼女の痛みを誤魔化してやる。焦る必要はない。とにかく、処女膜は破ったのだから――今日はこれで終わりにして、また後日、改めて初体験を済ませればいいのではと――

 提案をしかけたところで――


”がらがらがら~っ”


「――――!!」


「あれ~、先生いねえの?」


「絆創膏だけもらって帰ろうぜ」


 保健室の扉が、開いたのだ。

 あなたと雫は、目を丸くして互いに見つめ合う。

「放課後の保健室には誰も来ない」という大前提であったのだが――


 その前提が、いとも容易く崩れ落ちるのだ。


「誰か寝てんのかな?」


「静かにしとこうぜ」


 不意の来訪者には、一切の悪意は存在しないらしい。

 ほんの僅かな好奇心でそれを覗けば――

 全裸の及川雫が、あなたという冴えない雄に組み伏せられている光景が広がるのだ。

 105センチKカップのバストが、あなたの胸板で押し潰されている光景。「入学式の新一年生であの爆乳」「つい昨日までは、実質中学生だったのだぞ」「中学生でバスト105センチKカップ!?」「小学六年生のときにはバスト90でFカップだったらしい」と噂が繰り広げられて――新入生も、在校生も、それどころか教職員に至るまで及川雫の胸に釘付けであったのに――

 そんな光景を見てしまって、まともでいられるはずもない。

 悪意の悉皆として存在しない、心優しい男子生徒であったとしても、「脅迫チャンス」があったときに冷静でいられるかはわからない。及川雫の肉体を手に入れるチャンスがあったときに、それが違法であっても――男の子は実行してしまうのかもしれないのだ。及川雫の乳を鷲掴みにしながら、ぬめぬめの膣肉に肉棒を挿入する為ならば、犯罪行為も厭わないというのが――文字どおり、及川雫の肢体を「犯罪的な身体」と形容するものであり――


「ふぅ……ふぅ……っ♡ん……きゅぅ……♡」


 及川雫は――

 涙目になりながら、あなたを見つめているのだ。

 破瓜直後の痛みに悶えていたときに比べると、今は多少の余裕があるのだろう。

 あなたの首筋に唇を重ね合わせて、荒い吐息をそこで押し殺している。

 裸でなく、制服同士で唇を重ね合わせるならば、見せつけるのは上等なのだろうが――

 自身の全裸を、あなた以外の男に見られるのは嫌であるらしい。

 小さく震えている雫とは裏腹に――

 あなたは、ほんの僅かとして怯えは存在しないのだ。

「及川雫を犯している男」というレッテルを貼られたときに、被害を喰うのは雫ではなくあなただ。そもそも――及川雫の乳を揉み、唇を重ね合わせて、唾液を飲ませあいながら童貞と処女を交換した男にとっては――世界の滅亡ですらも、ほんの欠片として恐怖にはならないのだ。雫が落ち着くようにと、頭を撫でながら”大丈夫だから、ね”と囁いてやる。

 後から聞いた話だが――

 それは及川雫にとって、幼少期を思い出す事柄であったらしい。

 内気で臆病であり、男子のからかいを”悪意”として捉えて――学校に行くのが怖くなっていた、小学生低学年のときだ。あのときもあなたに頭を撫でられて、学校なんか別に行かなくてもいいと慰められて――放課後、毎日遊びにくるあなたにだけ心を開いて――

 いつの間にか、気が付いたら大好きになっていたときと――

 全く同じように、あなたは雫の頭を撫でていたのだ。

 雫の膣肉が”ぎゅ~っ♡”と肉棒を締め付けてくるが――

 そのときのあなたには、理由なぞわかるはずもない。

 歯を食いしばって射精を必死に我慢する。カウパー腺液はぬめぬめに、雫の膣内を汚しているのだ。今更耐えたところで、関係はないのだが――

 それでも男の子の意地とプライドが存在して――


「なあ~……それにしても、あの及川って子めっちゃ可愛くなかった?」


「女バスと女バレが絶対スカウトするって言ってたぜ?いや~……にしても乳デッケえな~」


「あの乳、マジで犯罪だろ……この前まで中学生だったんだろ?」


「俺、あの乳揉めたら死んでもいいわ~……っ♪」


 男達は――

 カーテンの外で、下品な会話を交わしてくるのだ。

 及川雫にとって、それらの獣欲に満ちあふれた会話は日常茶飯事。

 今更顔を真っ赤に赤らめたり、心を痛めたりすることもないのだが――


「…………っ♡…………ふぅ♡ふぅ……♡」


 全裸になって、あなたの肉棒を膣に”にゅっぷんっ♡”と埋めていれば、話は別なのだ。


「あの乳鷲掴みにして中出しできたら……いや、マジで死んでもいいな~」


「及川、もう告白されてんだろ?いやぁ、でも、あいつらが告白して無理なら俺等も無理だろうな~」


「でもワンチャンねえかな?及川と付き合えばさぁ……あの乳揉み放題だぜ?」


「……及川って優しいらしいしさぁ、告白しても、まあ断られるけど?断られるけど……笑ったりしねえよなぁ?」


「駄目で元々で告白して見るか?……あいつに彼氏が出来る前にさぁ~……」


「いやぁ……あの乳鷲掴みにして中出しして~……っ♪」


「背後からヤりてえよなぁ~……牧場の跡取りだから金持ちだろうしさぁ……っ♪」


 男達は下衆な言葉を交わしあいながら――


”がらがらがら~っ”と、扉を閉めて外へと出て行く。


 あなたと雫は――

 無言のまま、見つめ合っている。

 互いにバレるのではないかという状況で、脳味噌からは快楽物質が止めどなく溢れているのだ。

 どちらも、ともに言葉を発することが出来ず――しかし、下半身の性器には強い熱が灯っている。圧倒的な快楽が、破瓜の痛みを上書きしているのだろう。雫はあなたを見つめて、はあはあと荒い息を吐くが――


「……このおっぱい……鷲掴みにして……


 背後から……ヤりたいんですかー……?」


 と――

 あなたの耳元で囁いてきて――それが限界だ。


「きゃっ♡」


 あなたは雫の膣肉から肉棒を引き抜いて、彼女の身体をぐるんと反転させて――


”にゅぷぷぷぷぷぷ~~~♡♡♡”


「んんん……っ♡ああ……っ♡はぁ……んきゅ……っ♡」


 及川雫を四つん這いにして、肉棒を挿入するのだ。

 あの男子生徒達が欲望として抱いていた、後背位での挿入。


「ふぅ……んんっ♡大丈夫ですよー……っ♡


 痛い、よりも……気持ちいいのが……んんっ♡うえ……なのでー……っ♡


 いっぱい……パンパン……ヘコヘコ……♡


 かっこいい牛さんみたいに……いっぱい、腰振ってくださいー……っ♡」


 雫は――

 耳まで真っ赤に染めながら、あなたに囁いてくるのだ。


”ばちゅんっ♡にゅぷっ♡ぶちゅっ♡どちゅんっ♡ぐぶっ♡ぶびゅっ♡にゅぷんっ♡”


「あっ゛♡んんっ♡ふぅ♡ふきゅ……ああ゛~……っ♡かはぁ……っ♡んぐ……ゅ♡ふっ♡ふっ♡ふっ♡……ああ~……っ♡はぁ……はぁ……おお……っ♡ほぉ……んぎゅ……っ♡


 ふひっ♡ふぅ~……あああああ~……っ♡……ほっ♡ほっ♡……んんん~……っ♡ああああああ……っ♡はぁ……んぐ……っ♡んみゅ~……っ♡」


 雫は――

 先ほどとは、段違いの喘ぎ声を奏でてくる。

 慌てて窓を閉めると――僅かな清風も消えて、途端に保健室は熱を帯びてくる。

 ムワムワと、雫の全身から漂ってくる汗の香り。

 うなじに顔を埋めて、濃厚なフェロモンを吸引してやると――

 あなたの肉棒には更に激しい熱が灯る。

 雫はどうやら、喘ぎ声が大きい体質であるらしい。

 背後からあなたは口を塞いでやるのだが「ふぅ~……っ♡ふぐっ♡うきゅ……っ♡」と、あなたの腹の奥底にきゅんきゅんと響く嬌声が止まることはないのだ。全身の激しい発汗により、ベッドのシーツはぐじょぐじょに濡れている。保険医に言い訳が出来ないほどであり――腰を叩きつける度に、豊満な尻肉が”ぱちゅんっ♡ばちゅんっ♡”と淫らな破裂音を響かせていくので、あなたはどんどん調子に乗っていく。

 やがて雫の膣肉が、あなたの肉棒の形に馴染んでいき――


「ああああ゛~……っ♡かはぁ……っ♡ふぐ……んん~……っ♡ほぉ♡ほぉ♡……んんん~……いじわる~……っ♡」


 あなたは、雫の膣の弱点を理解していく。

「三回浅く突いて、一回深く突く」というネットで学んだ知識ですらも――及川雫を喜ばせるには、十分すぎるらしい。彼女の膣の、腹に近いところをあなたは何度も擦ってやる。雫はやがて、四つん這いを保つことが出来なくなり、ベッドにうつ伏せで寝そべるのだが――


”どちゅっ♡ぐぶっ♡ぶじゅっ♡じゅぶっ♡ぶちゅちゅちゅ~……っ♡”


「あああ゛……っ♡んぎゅっ♡ふぅ♡いぐ……っ♡あああ~……いぐ……っ♡いっぢゃいまづ……っ♡」


 寝バックの体位で、あなたは雫に肉棒を叩きつけていくのだ。 

 彼女の全てを支配するように、シーツを掴む手の甲に掌を重ね合わせて――ヘコヘコと腰を振っていく。うつ伏せに寝そべった彼女に、腰だけを動かして肉棒を擦りあげるのだ。第三者の視点から見れば、とてつもなく無様かもしれないが――あなたと雫には至って真剣だ。雫の弱点を徹底的に擦りあげて、あなたは射精欲を限界まで高めていく。雫は最後に、あなたを挑発したいのだろう。あなたの耳元で――


「おっぱい……ぎゅーはぁ……?」


 あなたに囁いてくるので――


”むっぎゅ~~~~~っ♡♡♡♡”


「んんんんんん~…………っ♡♡♡」


 雫の乳房を、むっぎゅ~っと鷲掴みにしてやる。

 先ほどまでの、彼女の身体に快楽を注ぎ込むための愛撫ではなく――「射精を我慢するために、全身に力を込める必要があるので、手すり代わりに雫の105センチKカップを使ってやる」という状況なのだ。本気の握力を込めても――及川雫の張りがある乳房は、それを全て吸収してくる。寝バック状態であるので、あなたの両手は雫の乳房に挟み込まれて――彼女と、そしてあなた自身の体重で潰されていくのだ。世界一の幸せというのは、今の自分の姿を言うのだろうと思っていると――雫の膣肉が”ぎゅぎゅぎゅ~っ♡”とあなたの肉棒を締め付けてくる。「~~~~~!!♡♡♡♡」と雫は、最早言葉にならない嬌声を響かせてくるので――あなたも、限界だ。孕ませる――絶対に雫を孕ませると、歯を食いしばり金玉をグツグツと煮詰めながら、たっぷりと溜まった、繁殖欲満載の特濃精液を――及川雫の子宮口に鈴口をびったりと押し当てながら――


”びゅるるるるるる~~~っ♡びゅるるるる~っ♡びゅ~っ♡びゅくびゅく♡びゅ~っ♡どぴゅんっ♡”


”びゅるる~っ♡びゅるるるっ♡どぴゅどぴゅっ♡びゅ~っ♡びゅっくんっ♡”


”びゅ~っ♡びゅぐっ♡どびゅっ♡びゅ~っ♡びゅるる……っ♡びゅ~っ♡”


”…………っ♡♡♡”


「んんん……っ♡か……はぁ……っ♡ふぐ……っ♡


 んぐっ♡……んんん~…………――ああ゛……っ♡」


 あなたは、雫の膣内で精液を解き放っていく。

 亀頭の先端を雫の膣の最奥に押し当てているのだ。

 鈴口が押し潰されて、射精は”ぶびゅるるるる……っ♡”と鈍く激しい勢いで吐き出されていく。彼女のことを絶対に孕ませるのだと――長い脚を両足で押さえ込んで、身動きを取れなくしながら、あなたは精液をびゅくびゅくと流し込んでいく。

 肉棒の脈動が二桁を超えた頃に――ようやく、あなたは全てを終える。

 及川雫に最後の一滴までを吐き出して――今度こそ、金玉は空っぽになる。

 あなたが雫の膣肉から肉棒を引き抜くと――


「んあ……っ♡ふぅ……んきゅ……っ♡」


 彼女の膣口は、あなたの雄の形にぐっぽりと広がり――

”どろぉ……っ♡”と、膣口から白濁とした精液が垂れ流されていくのだ。

 つい数時間前までは、及川雫が、他の誰かに告白をされて彼女になるのではないかと、心の底からの激しい不安を抱いていたのだ。それだというのに――今は、あなたが彼女の身体に覆い被さって、バックから膣内射精をぶちかましたという事実。雫は腰を抜かしながらも――あなたへの愛情が爆発して、本能だけで動いているのだろう。うつろな目で、あなたの肉棒に舌を這わせて、お掃除フェラをしてくる。今度という今度は、あなたの肉棒はもう再起不能であるのだが――そんなことはお構いなしと言わんばかりに、雫はあなたの肉棒を舐め回してくるので――だからあなたは、放課後の保健室で、グラウンドの部活の喧噪をBGMにしながら――及川雫のお掃除フェラを堪能した。



――――


 

”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡にゅっぷ~っ♡ぶちゅっ♡ぐぶっ♡ぶちゅっ♡”


「んっ♡あっ♡……ピル、飲んでますよー……っ♪んっ♡ふぅ……んきゅ……っ♡えっち……する気、満々でしたしー……


 あなたとの赤ちゃん、欲しいですけどー……


 それは、まだ……今じゃないのでー……っ♡」


 あなたは今――

 及川雫の部屋で、彼女と対面座位で繋がっている。

 放課後の保健室で青春膣内射精を終えた後、流石にあなたもそれで終わりのつもりであった。

 及川雫の彼氏になったことをアピールするために、手を繋ぎながら帰路に着き、彼女を家まで送迎していった。

「お茶でも飲みませんかー?」と誘われるがままに部屋に上がり込むと――


 及川雫は、ホルスタインのコスプレをしてきたのだ。


 肩と、腋と、臍と、乳房の谷間を露わにした――まるで、エロ売りグラビアアイドルが着るようなドスケベホルスタインの衣装。彼女の爆乳が、文字どおりのウシ乳としてプロデュースされているのだ。細く真っ白で、透き通るような喉には赤い首輪と”カウベル”がぶら下げられていて――


『……も~っ♪』


 雫は――

 自分の部屋で、ホルスタイン衣装であなたを挑発しているのだ。

 空っぽになったはずの金玉が、ぎゅるんぎゅるんと音を立てて激しく脈動していく。

 目の前の雫に欲情をして、あなたは覆い被さり――

 気が付いたら、対面座位で雫とまぐわっていたのだ。


「これ~、んっ♡この前、もらったんですー……っ♡


 アイドルにならないかーって言われて……っ♡


 あはっ♡んっ♡どう、しましょうかー……?この衣装でー……うちの、んっ♡実家の♡おいかわ牧場、宣伝したら、儲かるぞーって言われてー……っ♡衣装、作られたんですけどー……っ♡


 ……私、アイドルになってもいいですかー……?」


 雫は、あなたの身体に密着して――

 あなたの耳元で、挑発を注ぎ込んでくるのだ。

 あなたがどんな結論を下しても、彼女の中で既に答えは決まっているのだろう。

 それが「愛しい彼氏様がいるから、アイドルになるのはやめますー」なのか――それとも「愛しい彼氏様がー、アイドル彼女お望みなのでー」なのかはわからないが――

 あなたは今、雫に掌の上で転がされているのだ。


「お父さんもー、お母さんもー……っ♪


 あなたがうちに来てくれるの……歓迎してるんですよー……っ♡」


 雫はあなたのうなじを撫でながら、首筋を甘噛みしてくる。

 対面座位で繋がり合って、彼女の甘い囁きを脳内に囁かれてくるのだ。「おいかわ牧場の入り婿」というそれは、勿論、酪農への苦労もあるのだろうが――

 毎日毎晩、及川雫の肉体を合法で貪り――

 夫婦にのみ許された、本気の種付け交尾が待ち受けているのだ。


「……んふふ~っ♪まだ……気が早いので……高校卒業してからでいいんですけどー……


 ……私のお婿さんになってくれますかー……?」


 雫の言葉に、あなたは限界を迎える。

 激しいピストンで彼女の肉体を下から突き上げて――雫の膣は、あなたの肉棒をキツく締め上げる。「私……いーっぱい狙われてるのでー……っ♪あなたのものだって……いっぱいアピールしないと……簡単に盗まれちゃいますよー……っ♡やんやんっ♡私はー……あなたのお嫁さんになりたいのにー……っ♡」と、今度は雫は余裕綽々であなたに囁いてくる。及川雫を徹底的に征服して、背後から精液を流し込むのもいいのだが――対面座位でラブラブに浸りながら、手玉に取られて弄ばれるというのも男の子にはたまらない代物なのだ。やがて限界が訪れて――


”びゅるるるる~っ♡びゅるるる♡どびゅどびゅ♡びゅるる~っ♡”


 あなたは、雫の膣内に射精した


「んんん……っ♡あっ♡……はぁ……んきゅ……っ♡


 これからぁ……毎日、えっちしましょうねー……っ♪


 他の牛さんたちに……及川雫って雌牛はー……っ♡もう……つがいがいるんだぞーってアピールしないとー……


 私……簡単に寝取られちゃいますよー……っ♡」


 雫はあなたの射精を労るように、うなじを優しく撫でてくる。 

 反対側の手はあなたとの結合部に伸びて――

 あなたの睾丸を、優しく揉みしだいてくるのだ。

 牛の種付けや搾精を手伝っている彼女にとって――発情期ど真ん中の、男子高校生の雄というのは、いとも容易く煽れる存在なのかもしれない。痛みを決して感じないが、しかし強い力で睾丸を揉みしだかれると――あなたの肉棒は、すぐに隆起してしまう。肛門の皺を優しく撫でられるのは、彼女が前立腺の刺激まで狙っているからかもしれない。及川雫による逆アナルプレイというのは――それはそれで魅力的なのだが――今、雫はホルスタインの、谷間丸出しドスケベコスプレをしているのだ。どすけべで、発情期で、雄を自分の部屋に招き入れて交尾する気満々のエロ雌牛に負けてはならぬと――あなたは雫を押し倒して、四つん這いにさせる。尻をフリフリとしながら、期待に満ちた表情であなたを見つめてくる及川雫。目の前の雌の全てを、自分が征服してやるという欲情に捕らわれて――あなたは彼女の思惑通り及川家に婿入りする決意を固めて――この極上の雌牛が、これからの高校生活三年間で他の雄に指一本触れられないように――自分の妻にしてやるのだと、征服感の赴くままに腰を振り続けた。

Comments

Anonymous

最高の雫いちゃラブをありがとうございます!

カツ

彼氏になればカーテン越しで男子たちが話したやつ全部できる幼なじみ雫いちゃラブ最高です!

wws2jsh7

こちらこそ読んでいただきありがとうございます!

wws2jsh7

男の子の欲望に理解がありそう、いいですよね……

谷澤晴夫

濃厚な乳の描写が最高でした。及川雫のキャラで甘やかされるような、蕩かされるような、ゆったりとした感じエロが良かったです。

wws2jsh7

ありがとうございます!!デカい乳でとろとろに脳味噌溶かされるの、いいですよね……!

yamada

やっぱ先生の小説は最高やな! fgoもいいがデレマス、シャニマス作品も大好きです。