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「ふ~ん……なるほどねぇ……


 あなたは……ザラに、寝取られて欲しいのね……?」


 あなたは、今――

 自宅で正座をしながら、極上の美女に詰められている。

 目の前にあるのは、多くの寝取られ物DVDのパッケージだ。 

 やれ自分の妻や、やれ自分の恋人――ときには、自分の母親や妹と言った「それは寝取られと呼ぶのだろうか」という関係性の彼女達が――

 太っていたり痩せていたり、若かったり年寄りだったり──

 ともかく、大勢の間男達に寝取られて、愛しい人を裏切る作品達なのだ。


 あなたは、寝取られという性癖を幼い頃から抱えていた。


 初恋の娘が、運動が出来るだけのチャラい奴と付き合い始めたときなのか――それとも、大好きだったラブコメ漫画の推しヒロインが敗北して、主人公の友人とくっついたときか――あるいは、人生で初めて精通を迎えたときに見ていた、不倫を題材にした深夜ドラマで、主人公の妻が会社の上司に抱かれている濃密なベッドシーンであったのか――

 今となっては、それを知るよしもないのだが――

 あなたが「自身の愛しい人が寝取られる妄想」において、激しい興奮を得るのは事実であるのだ。

 恋人がいないときは、問題はなかったのだ。全ては妄想の中の出来事。元からいない恋人を、存在しない間男に抱かせたところで、誰に何一つとして責められる謂われはない。

 だが――


『小さな指輪だけでザラをずっとそばにつなぎ止めるつもり?これではちょっと足りないかな~……ふふっ、そんな顔しないで?……冗談はここまでにして~……


 安心して、あなた……♪


 私、ずっとあなたのそばにいてあげるわよ……っ♡』


 あなたには――

 愛しい恋人にして、妻である美女が出来てしまったのだ。

 海外のサディアの血が混ざっている彼女は、燃えるように真っ赤な紅蓮の髪の毛をしている。切れ長な琥珀色の瞳は、相手の心の底まで見据えるように透き通っている。美しい顔立ちは、しかし笑みを浮かべると年相応の幼さを感じさせられて――

 特筆すべきは、その豊満な肢体だろう。

 どれだけ分厚いコートを着用したとしても、彼女の胸部は浮き上がってしまうのだ。

 乳房を締め付けるために、小さく見えるブラジャーやサラシを考えたこともあるらしいが――結局のところ、柔らかく指が埋まる豊満な肉饅頭であっても、元の体積が大きすぎるとどうしようもないらしい。だから、あなたと交際を始めてからは隠すこともなく胸を張り、男達にその乳房を見せびらかしている。あなたは自身が抱えた業とも呼べる性癖を、何か一つとして彼女に責任転嫁するつもりはなかったが――

 彼女が他の男達にジロジロと胸や、豊満で肉厚でウエストよりもぶっとい太腿や、腰を叩きつけると尻肉が波紋を打つように弾み、衝撃を吸収してくれる安産型のデカケツを視姦されると―― 

 どうしようもなく、たまらない興奮をしてしまうのだ。

 彼女は元々、大学の同級生という立場だ。

 飲み会で彼女は酔い潰れてしまい――あなたは、一世一代の勇気を出して彼女を守ったのだ。女慣れしていて、集団で徒党を組み、新入生に睡眠薬入りの酒を飲ませることを躊躇しない彼らを――敵に回すという行為。それでいて、当の本人はぐっすりと寝こけているのだ。感謝の一つすらもらえない、自己満足のような行為であり、絶望の大学生活は早めの中退で終わりを迎えるのだろうと、彼らに殴られた痣をじくじくと痛めながら考えていたのだが――


「……あなたが、私を助けてくれたのよね?


 ふふっ♪あんまり見くびらないでちょうだい?妹が心配で、自分への警戒が疎かだったとは言え……


 私ね、そんなに恥知らずでも、恩知らずでもないの……っ♡」


 彼女は――

 自分が助けた男に、感謝をせねば気が済まなかったようだ。

 その後は、とんとん拍子だった。彼女を守って大学構内で孤立したあなたを、放置しておくことは彼女には出来なかったらしい。彼女の妹のポーラも混ぜて、三人で行動することが増えると――益々、あなたという男は孤立していくのだ。男達からの徹底的な嫉妬による視線は、胃が痛くなり、呼吸が苦しくなり、死んでしまいたくなるのだが――


「……ほらっ、おいで?」


 と、彼女があなたの顔を豊満な乳房で抱え込んでくれると、ストレスというものは一瞬で吹き飛んでいくのだ。

 そんな、付き合っているのかいないのか、わからない交際を二年経て――流れのままに彼女と初体験を済ませて――大学を出て数年して、ようやく彼女にプロポーズをして「……遅すぎるわよ、まったく……っ♪ふふっ♪」と、その感情を受け取ってもらい――


 奇跡のような幸運で、彼女は――


 ザラは、あなたの妻となってくれたのだ。


 だから――


「……失望したとは言わないわよ?……というか、その、ね?


 ……知っていたから、あなたがこういう性癖なの……


 んっ♡……ねぇ?私のこと、見くびらないでちょうだい?


 愛しいあなたの好きなもの……把握してないわけがないでしょ?」


 今、あなたは――

 寝取られ物DVDがバレて、ザラに土下座で謝っているのだ。 

 旦那の身で言うのは憚られるが――それでも、客観的に見てザラはあなたのことが大好きでたまらない。一緒の会社で働いていたのだが、今の彼女は仕事を辞めた専業主婦。毎日「行ってらっしゃいのキス」をしなければ気が済まず、寝坊してそれを忘れた日は、一晩中拗ねて機嫌を直してくれないのだ。あなたの寝取られAV収集癖は、セックスレスの旦那が、外回り中にビデオボックスを訪れて自慰行為に耽るのとはまるで意味合いが違う。離婚調停になったときには、10:0であなたの罪を問われる代物なのだが――


「……怒ってないわよ?……ふふっ♪だからぁ、言ってるでしょ?


 大好きなあなたが……どんな性癖を持っていてもね?

 

 それくらいで嫌いになるほど……私の想いは、軽くないから……っ♡」


 ザラは――

”ぽん、ぽん”と、あなたの頭を撫でて許してくれるのだ。

 例えばあなたは──

「実はザラは歪んだ性癖を持っていて、自分の吐き出したおしっこを飲んで欲しいと思っている」と吐露されれば、少しの躊躇もなくそれを飲み干すことが出来る。

”大きい方”であれば、多少は悩むが――それでも、ザラの幸福とあなたのプライドを天秤にかけると、最初から悩む必要もないことに気が付くのだ。

 あなたが顔をあげると、目の前にはザラの股間がある。

 夜の自宅であり、お風呂上がりの彼女はパジャマを着用している。

 結婚当初こそは色気のある、あなたを誘惑するキャミソールも多かったのだが――今は飾り気のなく、実用性を重視したポカポカのパジャマ。であるが故に、彼女はしゃがみ、あなたは土下座しているので――

 あなたの顔の前には、ザラの股間が存在するのだ。

 その内側にある雌肉がどれほどに極上で、官能的なのかを――あなたは本能的に知っている。ザラは呆れた表情をしながらも、あなたの性欲の強さは、度重なる性行為で知っているのだ。ザラはわざと、パジャマの股間部の布地を持ち上げて引っ張る。彼女の女陰の形が浮き上がるそれに――あなたは血眼になりながら釘づけになるばかり。性行為をしない日は、自慢の乳房が型崩れを起こさないように、ナイトブラを着用するのだが――

 性行為をする気が満々の夜は、ノーパンにノーブラであなたを誘惑するわけで――

 普段ならば、性欲の赴くままに彼女を貪っていたのだが――

「寝取られ性癖を許容してくれる」という状況下では――


”……ごくりっ♡”


「んっ……私が、他の誰かに寝取られること……想像して、興奮したの……?


 ……ひどい旦那様ね、まったく♪」


 あなたは、反射的に生唾を飲み込んでしまうのだ。

 親に叱られた直後から、愚行を繰り返す幼子のようなものだが――本能的に、生唾が湧き上がってしまうのだから仕方が無い。ザラは呆れながらも、愛しいあなたのワガママが溜まらなく愛おしいのだろう。甘えられて頼られるというのは、満更でもない性格の彼女。あなたの頭を優しく撫でながら、何かを思案している様子だったが――

 やがて口を開き――


「……ねえ?


 少しだけなら……寝取られてあげてもいいわよ?」


 あなたに――

 彼女は、言ってはいけない言葉を口にするのだ。


「……んっ?どうしたの?……さては『ザラがいいよって言わなかったら、我慢出来たのに』とでも言いたいのかしら?……ふふっ♪図星みたいね……っ♡


 そうよね?……優しい旦那様はぁ、ザラが嫌がることはぜ~ったいにしないけど……


 ……ザラがいいよって言ったら……


 他の男の子に……


 こ・れ♪


 ……食べられるところ……見たいのよね……っ♡」


 ザラはパジャマ越しに、自身の陰唇を割り広げていく。

”おまんこクパァ”を、あなたはベッドの上で、全裸のザラに行ってもらうことが出来るのだ。

 度重なる愛撫ですっかりと発情して、濡れた膣肉。亀頭を子宮口にぐりぐりと擦りつけながら、金玉が引っこ抜かれそうなほどに濃厚な射精を注ぎ込んで「ザラは……旦那様のものです……っ♪」と宣言させながら片手でピースをさせて、もう反対の手で白濁を垂れ流させる”おまんこクパァ”を堪能できる贅沢な雄であるというのに――

 パジャマ越しの控えめなそれに、あなたは、人生で最大の興奮を感じているのだ。

 雲に隠れた月の美しさに惚れるわびさび――というのは、海外の血が混ざっているザラには難しいのかもしれない。あなたを喜ばせるために、ネットで様々な性知識を学んでいるザラ。性行為の最中にいきなり、睾丸を吸われたり、アナルを舐められるというのは男の子の夢のような代物。ザラはおそらく「NTR」は知っているのだろうし、他の男に襲われそうになったことをあなたに話して、興奮を煽ろうとしたことはあるが――

 徹底的な純愛主義の彼女は、絶対に他の男には抱かれないと――

 あなたはそう、思っていたのだ。


「……興奮しているの?……へぇ~……♡愛しいお嫁さんがぁ……っ♡他の男の子に……食べられちゃうの……っ♡……お・ま・ん・こっ♪……あなただけがぁ……ぬっちゅん♡……にゅっぷん……♡おちんぽ入れてぇ……腰へこへこ……かくかく……っ♡い~っぱい振ってぇ……♡ぬめぬめの膣ひだで……おちんぽぞりぞりして……さいっこ~に気持ちいいお射精……びゅーびゅー♡びゅっくん♡びゅるびゅるびゅる~♡どぴゅどぴゅ~♡あー、やばやば……気持ちよすぎ……♡お嫁さんおまんこに中出しするのやばぁ……♡……気持ち良くなれない避妊具なんて使わない……お嫁さんと旦那様だけが出来る……最悪、赤ちゃん出来ちゃっても全然おっけ~……なぁ……♡排卵日とか……安全日とか……何も考えないで……ムラついたらいつでも押し倒せる……


 お嫁さんセックス……♡


 他の男の子と……ザラがしているところ見て……っ♡


 シコシコ……シコシコ……


 なっさけな~いオナニー……したいんでしょ……っ♡


 やだやだっ♡ザラは僕のお嫁さんなんだ~って……♡盗撮動画見ながらぁ……おちんちんシコシコ……っ♡なんでこんな酷いことするんだぁ~って……被害者ヅラしながら……い~っぱいシコシコ……っ♡腰が抜けちゃうくらい……気持ち良くて……さいって~なぁ……♡脳細胞粉々オナニーでぇ……♡


 ちんぽ……シコりたいんでしょ……?」


 ザラはあなたの頭を撫でながら――

 脳味噌をドロドロに蕩かす囁きを吐いてくるのだ。

 断言するが、あなたはザラがそれを嫌がるのならば絶対に頼まなかった。

 ザラが嫌がっているのに、誰か他人に彼女を抱かせるくらいならば――この業に付き合わせないように、離婚をした方がマシだ。ザラを傷つけるというのは、世界中に存在する全ての罪を足して合わせたものよりも遥かに重たい。だからこそ、彼女が一言「いやよ」と言えば、それで終わりで、あなたはこそこそNTR物を収拾していたことを一生掛けて償わなければならないのだが――

 ザラは、ノリノリであなたを誘惑してくるのだ。

 土下座したあなたの頭を、抑えつけてくるザラ。

 雄としては最低に惨めで屈辱を感じる体位は――故に、あなたの興奮を激しく煽る代物。土下座をしながらも、肉棒はザラに注ぎ込まれた淫語でバッキバキに屹立している。あなたの逸物は、普通の雄に比べれば小さめ。勿論――ザラという極上の雌は、極上であるが故に「デッカいちんぽの快楽に負けて寝取られる」という馬鹿馬鹿しい話とは無縁。どんな雄でも簡単に喜ばせられる肢体は、あなたの小さめの粗チンでもギチギチに締め付ける膣圧があるわけだが――


「ふふっ♪大きいおちんちんにも……ちょっと、興味があったし……っ♡」


 ザラはあなたの一番のコンプレックスを、刺激してくるのだ。 

 肉棒は痛みを感じるほどに、激しく勃起をしている。

 我慢汁でドロドロのパンツの中では、最早、射精をしてもわからないだろう。

 ザラはあなたの肩を掴み、起き上がらせてくる。


 正面から見つめると、ザラの顔面の”強さ”が理解できる。


 就寝前で、真っ赤な髪を結ばずにおろしている彼女。髪のボリュームは多いのに、顔はあまりにも小さく、大きな瞳が――今は、獲物を狙う女豹のように瞳孔を開いてあなたを見つめてくるのだ。切れ長な瞳が目尻を落として、舌舐めずりしそうな表情。ああ――この顔面に相応しいのはきっと、貧相でしょうもない身体のはずなのに――背が高く、乳も尻も大きく、そのくせウエストがくびれている、雄を誘惑するのに何一つとして欠点がない完璧すぎるボディは――

 神様がこの世界でチート遊びをするように作り上げた、特注のオーダーメイドであるのだ。

 普段であれば、あなたの純愛欲求を満たしてくれるザラの顔面も――

 彼女の許可が下りてしまえば、邪な感情しかわき上がらないのだ。


「……でも、私だって好きで抱かれるわけじゃないんだから……


 ……前払いで、ご褒美もらってもいいかしら……?」


 彼女は――

 あなたの耳元で、ポソリと囁いてくるのだ。

 無言で勢いよく、ザラに頷くばかり。あなたは彼女が他の男性に抱かれる姿を見たいだけで――彼女を永遠に失うことだけは、絶対に避けたいのだ。


「ほらっ、座ってちょうだい?」


 ザラに促されるがままに、あなたはソファに腰掛ける。

 新婚初日に購入した――いつか、子供が出来ることを見据えた三人掛けのソファ。ザラはあなたにピタリと、肩を寄せて座ってくる。彼女のくびれたウエストよりもぶっといのではないかと思う、ムチムチの太腿は――パジャマ越しにも圧倒的な破壊力を誇っている。彼女のその太腿は、汗をかくと自然にぬるぬるとして――余計なローションを追加することなく、天然のザラ汗だけで素股を出来るようになるのだ。

 あなたという雄の全身は――ザラから与えられた快楽で構成されているのだ。

 同じシャンプーとボディソープを使っているはずなのに――就寝前の、お風呂上がりのザラから漂う甘い香りはまるで別物だ。彼女は上目遣いであなたを見つめてきている。甘えるような態度に――思わず、抱きしめ返しそうになるのだが――


”ぴとっ♡”と、ザラはあなたの唇に人差し指を押し当てる。


「……ねぇ?覚えてる?


 ……はじめても……ソファでしたのよね……?


 私の家に来て……酔っ払って……っ♡ふふっ♪前は、酔った私をあなたが助けてくれたのに、その日はあなたが酔っ払って……


 私に、食べられちゃったの……っ♡


 散々アピールして……手ぇ出していいわよって行動で示しているのに……っ♡鈍感で……臆病で……そして、ザラのことが大好きだから……絶対に裏切りたくない……傷つけたくない……って思ってた童貞さん……っ♪


 こうしてぇ……ソファでぴったり密着して……


 太腿と……肩と……おっぱいむにゅって密着させて上目遣い……


 ……あの日も……こう言ったわよね……?


 ……ねぇ?


 ザラのこと……抱いてみたくないの……?


 ザラのはじめて……味わってみたくない……?」


 彼女は――

 あなたの胸板に、すりすりと頬ずりをしてくる。

 ヘタレで、臆病で、「ザラの見せている態度は、男の子がよく勘違いして恥をかくやつだ。僕は詳しいんだ」と考えている童貞さんを――無理やりその気にさせる、ザラによる甘え方。あなたはその日の夜以来、何度も何度もザラと身体を重ね合わせてきた。出張などがあっても、ザラとテレビ電話をして――彼女の自慰行為をオカズにさせてもらえる立場であったのだ。だから、本来であれば――それはRPGのレベルシステムと同様に、ザラの誘惑なぞ響かないはずだったのだが――


「……あっ♡硬くなってる……っ♡」


 あなたという雄は――

 童貞卒業した日の夜を思い出すと、たまらなく興奮してしまうらしい。

 先ほどまでNTRで興奮していたはずの雄が――熟した白桃よりも舌が蕩ける、甘々な純愛によって興奮をしてしまうのだ。ザラはスリスリと、あなたのパジャマ越しの肉棒を指先で触っていく。「んん……っ♡ふぅ……あっ♡んんっ♡」とわざとらしく鳴り響かせる嬌声は――童貞だったときのあなたですら、嘘だとわかるのだが――


「あは……っ♪逞しくて、かっこよくて……っ♡


 ……ねぇ?ザラにここまでさせて……っ♡


 手ぇ出してくれないのかしら……ヘタレ男子様……っ♡」


 今のあなたは、ザラの旦那様なのだ。

 結婚指輪の光る右手薬指による――ズボン越しの愛撫。白魚のように透き通る、長く細い指で――”カリカリ♡カリカリ♡”とあなたの亀頭を、ズボン越しに引っ掻いてくるのだ。極上の雌が、デカパイをむっにゅん♡と押しつけながらちんカリしてくる状況で――耐えられるはずがあるわけもない。

 ザラは、あなたのパジャマを片手で器用に脱がせてきて――


「……ふふっ♪乳首も……んれぇ……っ♡ちゅっ♡ちゅっ♡あむあむ……れろれろ……っ♡」


 あなたの乳首に、舌を這わせてくるのだ。

 極上の美少女のポカポカ基礎体温と、ふにやわな媚体を押しつけられながらの乳首責め。初めてそれをされたときですら、あなたは開発もしていない乳首に、背筋が痺れるほどの快楽を抱いたのに――今のあなたは、ザラとの度重なる性交で何度も何度もそこを刺激されているのだ。スパイダー騎乗位で腰を振りながら、両手であなたの乳首を引っ掻いてくる彼女。一般的な女性と同様の感度は存在して――そこに、ザラが最上級の”顔面の強さ”をまっすぐにぶつけて、舐めてくるわけであり――


「むちゅっ♡はむっ♡れろれろれろ……っ♡ちゅ~っ♡るれるれ……っ♡れる~……っ♡


 ちゅっ♡ちゅっ♡んちゅ~……んはぁ♡むちゅちゅ~……っ♡……ちゅっぽんっ♡


 れるれるれる……っ♡んれぇ~……っ♡……んふふぅ~……♡


 涎でほっかほかね……あなたの乳首……っ♡」


 あなたは、腰が抜けそうなほどに気持ち良くなってしまう。

 パンツの中はドロドロで、気が付いていないだけで――既に、ノーハンド射精をしてしまったのかもしれない。ザラはそのまま、あなたの反対側の乳首も丁寧に舐めてくる。大人の女の余裕綽々な態度がたっぷりなのに――胸板でほっぺを潰すと、赤ちゃんのような可愛らしさに父性がくすぐられてしまうのだ。

 あなたの両乳首が、ザラの甘くとろとろな唾液でぬるぬるになってから――

”ちゅ~……っぽんっ♡”と彼女は唇を離す。

 小刻みなキスを何度か繰り返してから――


「ズボン……脱がせるわね……?」


 あなたは下半身を浮かせて、彼女に促されるままに”ずるるる~っ”とズボンとパンツを一緒に脱がされていき――


「……ふふっ♪


 相変わらず……可愛らしいおちんちんね……っ♡」


 ザラの前に、自身の逸物を晒すのだ。

 あなたのそれは――

 ザラという極上の美女を前にすると、遥かに不釣り合いで小さな代物だ。

「肉棒のサイズで、雄を評価する」という女とは違い――ザラは最上級にして極上の美女。小さいちんぽでも、彼女は雌としての楽しみ方を存分に知っているし――逆に大きいチンポで、腰振りがどれだけ上手なヤリチンであっても、ザラという雌は余裕綽々に男を手玉に取ることが出来るのだ。


「……ふふっ♪指で先っちょ……簡単につまめちゃう……っ♡


 ……ねぇ?もし、違ってたら悪いんだけど……


 これ……まだ、勃起してないの……?」


 ザラはあなたの耳元に”ぽそりっ♡”と、囁いてくる。

 極上の美女から、自身の逸物の小ささを小馬鹿にされる屈辱は、即座にEDを誘発するくらいの絶望であるのだが――同時に、ザラは全てを理解した上で、あなたにわざとらしく囁いているのだ。彼女の窮屈な膣肉は、あなたの肉棒でも快楽を感じさせることが出来るの。腰をへこへこ、ぱんぱんと打ち付けて、豊満な乳房に顔面を埋めてちゅぱちゅぱと涎でベトベトにしても、満面の笑みで頭を撫でてもらえる好感度カンスト女が――

 お仕置きを期待するかのように、あなたの逸物のサイズを小馬鹿にしてきて――


”ちこちこ……っ♡にちゅにちゅ……っ♡”


 と、肉棒に優しく手コキをしてくるのだ。

 乳房を押しつけて、あなたの乳首を舐め回しながらの――ザラによる、愛情たっぷりのちゅこちゅこ手コキ。あなたの肉棒を摘まんでシゴくそれは、ザラの指先の指紋が吸い付くほどに気持ちの良い代物。雄としての矜持を奪われていくと、あなたの逸物は更に小さくなりそうで、必死に堪えるのだが――


「あらっ?……足の指、ぴーんって伸ばして……っ♡気持ちいいのかしら……っ?……ねっ♡私ね……時々、自分の指で……おまんこほじるのよ……?……女の子だってぇ、性欲あるし……っ♡オナニー、するんだけどぉ……っ♡


 ……ねぇ?


 あなたのおちんぽ……立派で、かっこいいわよ……っ♡


 ふふっ♪サイズなんて関係ないわよ……っ♡


 ……だって、ねぇ?


 女の子孕ませるのに大事なのはぁ……


 大きさよりも……こっちの方が大事なんだから……っ♡」


 ザラはあなたの睾丸を、掌に乗せて――


”たぷ……たぷ……っ♡”


 と、それを計量してくるのだ。

 あなたがザラの「乳がデカすぎるが故に、ホックが三段式になっているブラジャーを脱がせて――汗だくでムワムワの生乳をお披露目させて、掌の上に乳饅頭をのせて、たぷたぷと重量を確かめるときの興奮」が――そっくりそのまま、今のザラが感じている興奮であるらしい。あなたは自身の逸物のサイズには自信はないが、性欲の強さという点では、他の雄にひけをとらないと自負している。自慰行為をして、射精をしたすぐそばから――またムラムラと、欲望がわき上がるのだ。陰嚢のサイズも、肉棒が小さい分だけ大きく見えるわけで――

 肉棒を「おっきい~♡すご~い♡」と褒められても、白々しいだけなのだが――

 陰嚢と睾丸を「すっご……♡ずっしり重たくてぇ……♡私のこと……本気で孕ませたいのね……?」と煽られると、あなたの股間は鼻高々になってしまうのだ。

 ザラの前で、無様な性欲猿になることは、本来ならば絶対に避けたいのだが――ザラはあなたを性欲猿にして、ウキウキと鳴かせながら腰をヘコヘコ、パンパンとさせるために誘惑してくるのだ。極上の美少女の本気の誘惑に、まさか勝てるはずもなく――


「……ほらほらっ♡びゅっびゅ~っ♡びゅるびゅる~♡……だ~いすきなザラのお手手で……臆病な童貞せーしびゅっびゅ~っ♡びゅるびゅる~♡怖くないわよ~っ♡女の子の身体はぁ……ぜ~んぶ、おちんちんに気持ち良く……♡おちんちんに都合良くできてるんだからぁ……っ♡ほら……ほら……っ♡出せっ♡だ~せっ♡かっこいいとこ……みせて……?私の……愛しいあなた……きゃっ♡」


”びゅるるるるる~っ♡♡びゅ~っ♡びゅぐびゅぐ♡びゅるるる~っ♡”


 あなたは――


「わぁ……♡沢山出たわね、ふふ……っ♪


 女の子を孕ませるにはぁ……十分すぎる……濃厚なザーメン……っ♡」


 ザラのちこちこ手コキで、情けなく射精してしまうのだ。

 初めてのときは、男としての情けなさに思わず涙ぐんでしまい――彼女の豊満な乳房の谷間で、抱き寄せられて、ぱふぱふを受けている内に肉棒が隆起したのだが――

 あなたが童貞であったように、ザラも当時は生娘であったのだ。

 今の彼女は、あなたを喜ばせる性技は手練手管に持っているわけで――

 射精直後で、膝が震えるあなたを立たせて――片足をソファに乗せて――


”んれぇ~…………っ♡れるれるれる……っ♡ちゅっ♡れろぉ……っ♡ちゅ♡むっちゅ~…………ちゅっぽんっ♡”


「~~~~~!?」


 ザラは――

 片足をあげたあなたの尻たぶを広げて、肛門に舌を這わせてくるのだ。

 愛情たっぷりのアナル舐め。あなたは先ほど、お風呂場でザラと共に入浴をして――身体の隅々まで彼女に丁寧に洗ってもらったのだ。それでも、雄の肛門というのは結局、人間の身体の中で最も不浄な箇所であるのだ。恋人関係で無ければ、目で見ることすら躊躇されて――それどころか恋人同士であっても、命を捧げ合える深い関係で無ければ、舌を這わせるわけもないのに――


”れるれるれるっ♡じゅるるるるっ♡はむっ♡むちゅっ♡ちゅ~……ちゅぱっ♡ちゅっぽんっ♡”


「んふふ~……っ♡これ、大好きなのよね……?知ってるわよ……あなたの好きなプレイは……なんでも、お見通しだから……っ♡」


 ザラは、あなたの尻の谷間に、鼻をにゅっぷりと埋める勢いで――

 濃厚に、ベロ肉を肛門へと捧げてくるのだ。

 ザラの舌肉というのは――世界中に存在する全ての媚肉よりも、遥かにグラム単位の価値が高い代物。ザラのような極上の美少女は、そのベロ肉でディープキスをする権利をチャリティーオークションにかければ、億単位を支払う人間も存在するのだ。ザラという極上の美少女と――”涎を交換し合って、ベロの根元をくるくると絡め合わせながらの極上ディープキスwith豊満な乳肉を胸板押しつけサービス”があれば、それだけの価値は間違いなく存在するわけで――あなたは付き合い始めた当初から、ザラにキスをするだけでもとんでもない引け目を感じていたのに――

 今はそのベロ肉が、あなたの肛門を徹底的に舐っているという事実。

 例えばあなたが「トイレから出てきたばかりのザラの股間を舐めしゃぶり、ケツ穴にちゅぱちゅぱと吸い付くことが余裕で出来る」のと同様に――ザラにとっても、あなたのアナルというのは愛しくて、大好きで、唇と同じように扱える場所であるらしい。あなたの肛門の皺の溝を、なぞるような妖艶な舌使い。激しく吸い付いてきたと思えば、涎でふやふやにふやけるまで、ベロベロと舐めしゃぶってくるのだ。

 そこにいるのが、金銭と引き換えに愛情のない行為をする風俗嬢でも、快楽に耐えきれないのに――

 ザラの愛情たっぷりの、アナル舐めご奉仕に勝てる雄など存在するはずもないのだ。

 先ほどの乳首舐め手コキで金玉は空っぽになったはずなのに――ザラの濃厚なアナル舐めに、あなたの肉棒は即座に臨戦態勢を取り戻す。勃起したところで──ザラが”ごきゅり……っ♡”と生唾を飲むような、彼女の顔より大きな逸物になるはずもないのだが――


「……ふふっ♪かっこいいわね……っ♡」


 あなたのことをからかうように――

 ザラは”ちょんっ♡”と、あなたの亀頭を指先でつつくのだ。 

 あなたはソファに座り、大股を開く。

 ザラはパジャマを脱ぎ――全裸になる。

 まだ彼女と正式に交際する前、妹のポーラからタダ券をもらい、美術館にザラと二人で出かけたことがあったのだが(思えば、あれが初めてのデートだったのかもしれない)――

 そこで見た、海外の有名な彫刻家が作った「人間が考え得る限り、最も芸術的な肢体」を――

 ザラの身体は、遥かに上回っているのだ。

 乳と尻が、ともすれば下品にも思えるほどに大きいのに――背が高く、くびれたウエストとむちむちな太腿は理屈をすっ飛ばして、雄の欲情を煽るような代物。ザラと動物園に行くと――猿山の猿たちは、本能的に彼女を繁殖の対象だと理解してしまうのだろう。騒ぎ立てて暴れ出すので、彼女はそこをあまり好きではない――というエピソードまであるほどであり――

 そんな全裸のザラが、あなたの上に跨がり――


”にゅぷぷぷぷぷぷ…………にゅっぷんっ♪”


「んん……っ♡全部……入ったわね……♡」


 あなたの肉棒を、いとも容易く挿入してくるのだ。

「小さいから簡単に挿入る」というわけではなく――「ザラのおまんこが、雄に媚びるようにぬめぬめのとろとろで、あなたの肉棒を受け入れる準備が万端」という意味であり――あなたの下半身は、ザラの膣のぬめぬめに、即座におもらしをしてしまいそうになる。馬並みのディルドでも、あるいは簡単に咥え込めるであろう極上膣だが――彼女が知っている男性経験は、あなた一人だけなのだ。これがエロゲーやAVの世界であれば「大きな逸物を知らないのは不幸なことだ」と無責任に、かつヒロインの痴態を拝みたいが為に選択肢をクリックすることができるのだが――目の前に居るのは、あなたの妻であるのだ。右手薬指で、キラリと光る結婚指輪。これからザラを他の男に抱かせようとしているのにも関わらず――今はすっかりと純愛ムードなので、あなたは、この膣を他の男が踏み荒らすことに耐えられないのだ。


「ふふっ♪……もう、イっちゃいそうなの……?


 挿入れたばっかりなのに……早いのね……っ♡


 んっ♡……そーろーって……やつなのかしら……?……おちんぽを……おまんこにゅっぷんしただけでぇ~……びゅるびゅる♡どぴゅどぴゅ♡……お漏らししちゃう……


 弱っちい男子……なのかしら……?」


 ザラはあなたの耳元に、ぽそぽそと囁きを注ぎ込んでいく。

 極上の雌の乳饅頭で押し潰されて――更に、ザラは長い手足をあなたの背中に絡めていくのだ。肛門にぎゅ~っと力を込めようとするのだが、先ほどのザラのアナル舐めで、そこは快楽を感じてしまっている。尿道の根元を引き締められないというのは――「入れた瞬間に射精しちゃう」という、男の子にとっては最悪な代物だ。

 何より最悪なのは――あなたの妻であるザラは、その惨めな姿を簡単に受け入れて、たっぷりのキスと甘やかしで雄としての自尊心を取り返させてくれることだ。ザラに心の根っこまで掌握されるそれは――あなたの寝取られ性癖がブチ壊れてしまいそうなものなので――必死に、歯を食いしばって耐えるのだが――


「ね……っ♡」


 ザラは、あなたに唇を重ねて――


”はむっ♡ちゅっ♡……むちゅっ♡はむはむ……っ♡んみゅ~……っ♡”


 あなたの唇を、優しく甘噛みをしてくるのだ。

 普段、ザラはとてもクールな美女であるのだ。

 就活の際に彼女がリクルートスーツを着ていた姿を――あなたは今でも、鮮明に覚えている。どんな企業でも一発で採用されるような、極上の美少女。「社員の社内恋愛の相手」としては、これ以上無いほどの極上であり――それどころか、役員や社長達にとっては”どうにか、愛人に出来ないだろうか”と考えるような存在。彼女が入社を決めた会社は、あなたと一緒ということもあったが「最後まで、誰も愛人契約を提案してこなかったから」というような理由であり――

 そんな極上の美女の顔面が、今、あなたの目の前にあるのだ。 

 性欲を発散させるために、舌肉を根元でくるくると絡め合わせて、唾液を交換し合うような接吻ではなく――互いの愛情を確かめるような、唇をくっつけ合うだけのようなキス。あなたの下唇を甘噛みしながら、ザラは上目遣いをしてくるのだ。鼻腔から漂うのは、ザラの身体の華の香りと――濃厚で甘ったるく、ミルクを感じさせる雌の匂い。雄を興奮させるには十分すぎるものであり、あなたは限界を迎えるのだが――


「……ふふっ♪


 まだ……出しちゃだ~め……っ♡」


 ザラが耳元で囁く一言は、男の子にとっては死刑宣告もいいところだ。

 彼女の一言というのは、あなたの射精欲なんていうくだらないものよりも、遥かに優先されるべき代物。ザラはあなたの首筋に甘噛みをしてくる。両手で乳首を優しく愛撫してきながら――耳元に”ふぅ~♡”と吐息をかけてくる姿。それらの行為は、激しいピストンと同時に行われれば、あなたを簡単に籠絡せしめるものだが――


「……出したいの?ビクビクしてるわよ……?」


 それ単体では、射精に導くことは出来ない弱い快楽なのだ。

 ザラもそれをわかっているからこそ、乱暴に乳首を愛撫して、あなたの耳穴に舌肉をねじ込んでくるのだろう。彼女は自分から、腰を動かすことはしない。それでも、ぬめぬめの膣ひだがぞりぞりと、まるで触手のようにあなたの肉棒に絡みついてくるのだ。彼女が下腹部にほんの少し力を込めて、肉棒を締め付けるだけで――歯を食いしばらなければならないほど、あなたは射精欲に支配される。目の前に居るのが嫌いな女やブスであればともかく――そこにいるのは、雄の繁殖欲を最大まで刺激する爆乳美女であるのだ。息も絶え絶えに、いっそ殺してくれと懇願したくなるほどに我慢をするのだが――


「まだだ~め……っ♡


 ぱんぱんも……へこへこも……だめよ……?


 これからぁ……あなたはお嫁さんが寝取られる……情けない旦那様になるんだから……


 おちんちんも……それに相応しく、情けなくなってもらわないと……ね?


 ふふっ♪気持ち良くてもぉ……びゅるびゅるしたくても~……っ♡


 ぱんぱん……へこへこ……かくかく……ぜ~んぶ禁止……♪


 ……あっ、でもぉ……


 ゆさゆさなら……してもいいわよ?


 ゆさゆさ♡ゆ~さゆさ……っ♡おまんこでぇ、おちんぽシゴくんじゃなくて……っ♡女の子のおまんこのあっさ~いところで……ゆさゆさ♡ゆさゆさ♡……童貞くんがぁ♡女の子のきもちいいに耐えられない……ちょ~情けない……さいていのゆさゆさなら……してもいいから……ねっ?」


 ザラは――

 あなたを見下しながら、笑みを浮かべるのだ。

 あなたの内側に存在する雄を、徹底的に小馬鹿にして陵辱するような発言。「馬鹿にするな、そんな無様な真似をするくらいなら死んだ方がマシだ」と――妄想上のあなたは堂々と告げられるのだろうが、現実は違う。ザラの尻を鷲掴みにして、ゆさゆさ、ゆさゆさと彼女の身体を揺さぶるのだ。オナホールを初めて手に入れた中学生男子が、その敏感すぎる刺激に肉棒を抽送出来ないのと、あるいは似ているのかもしれない。ザラとセックスをしていく内に、あなたは彼女が喜ぶようなピストンを覚えるようになったのだが――今のゆさゆさは、まさしく、彼女と初めて身体を重ねた日を彷彿させる代物なのだ。

 ザラは、心底嬉しそうに「じ~っ♡」と囁きながら、あなたを見つめている。

 いつもは対等に、一匹の雄と一匹の雌による、貪り合うような交尾をしているのだ。余裕なんて何もなく、後背位になっても「尻の穴が丸見えであること」を気が付かないような濃厚交尾なのに――今の彼女は、童貞さんのあなたを徹底的に掌握出来ているのだ。うなじを軽く、さらっと撫でるだけでも――びぐびぐと全身を弾ませるあなたが、可愛くてたまらないのだろう。

 ノーピストン暴発射精を必死に避けたいあなたと──それをさせたくてたまらないザラ。普段ならばザラの思惑通りに踊ってやるのだが――あなたは、雄としての矜持の為にそれが出来ないのだ。ザラが他の男に抱かれるのを見たいし、寝取らせたいのだが――本気で、ザラと別れることだけは嫌なのだ。彼女の前で、男の子としてかっこつけようとしているのだが――

 ザラは、男の子にとどめを刺す方法は重々承知しているので――


「……ねぇ?


 私のスリーサイズ……知ってる?」


 彼女は――

 あなたに、とどめの一撃を囁いてくるのだ。


「ふふっ♪妹のポーラしか知らないのよ?……乙女のスリーサイズ……♡


 ぜ~ったい秘密にしなきゃ、なんだけどぉ……


 あなたにだけ……特別に、教えてあげようかしら……?」


 初体験のときは、その一言にあなたはやられてしまったのだ。 

 健全な男の子というのは、当然ではあるが――「理想のスリーサイズ」というものを、頭の中に抱えている。ロリコンやデブ専と言った特殊性癖者を除き、大抵は”ボンキュッボン”が好きであり――

 各々が、雑誌や動画で見たグラビアアイドルやAV女優を基礎として、数値を考えるのだが――


「……ウエストは、55センチ……っ♡ふふっ♪どうかしら?……内臓が詰まってるのか、心配になるくらい……細くてくびれたお腹……っ♡……特別なことはしてないのよ?……私ね?食べても食べても……胸とお尻に脂肪がいっちゃうの……っ♡


 ……ヒップは……108センチ……♪……どうかしら?……安産型の……赤ちゃんい~っぱい産める、おっきいお尻……っ♡……大きすぎて、恥ずかしいくらいなんだけどぉ……ふふっ♪このお尻に、お顔埋めて、深呼吸したいって言う……えっちな男の子がいたらいいなぁって……♡


 ……そしてぇ……メインディッシュの……私の……ザラのバスト……っ♪


 何センチくらいだと思う?


 そうねぇ……♡グラビアアイドルってぇ、細い子だとバスト84のCカップくらいでぇ……大きい子だと……バスト100のJカップ、なんてあったりするわよねぇ……♡


 ……ふふっ♪


 ……100センチあったら、嬉しい?


 そうよねぇ……♡彼女が……1メーター越えだったらぁ……♡一生自慢できるわよねぇ♡周りのお友達には……ぜ~ったい出来ない……っ♡グラビアでもぉ、AVでもぉ♡一発で人気トップになれちゃう……っ♡シリコンなしの……天然の……おっぱいの根元までぜ~んぶやらかい……100センチ……


 ……ふふっ♪


 ……Qカップ……っ♡


 ……私……ザラはぁ……


 120センチのQカップよ……旦那様……っ♡」


 彼女の言葉に――

”どぐどぐどぐ……っ!”と、尿道の根元に激しい熱を感じる。 

 バストサイズを吐露されただけで、イってはならないと考えるのだが──

 童貞の妄想彼女でも、バスト100センチを超えれば”ちょっと贅沢かな”と感じて、過少申告してしまうというのに――

 目の前の美女は、生まれついての体質で乳房がデカくなりすぎてしまっているのだ。

 あなたという雄を喜ばせる為だけに、120センチに発達したそれを鷲掴みにして、揉みしだく。彼女の乳房を唾液まみれにする権利はあなただけにあるわけで――彼女を孕ませて、母乳をごきゅごきゅと最初に飲めるのは、妊娠数ヶ月後の彼女の初乳に触れられるあなただけにあるわけで――

 バストサイズを吐露されただけで、あなたは――


”びゅるるるるるる~~っ♡♡♡びゅるるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅ~っ♡”


”びゅくびゅく♡びゅ~っ♡びゅっくんっ♡どぴゅっ♡びゅるるるる♡びゅっくんっ♡”


”びゅ~……っ♡びゅるるる……っ♡びゅく……っ♡びゅ~っ♡……びゅ~…………”


”………………っ♡♡♡”


「ふふ……んんっ♡


 いっぱい出たわね……あなた……っ♡」


 ザラの膣内に、精液を吐き出してしまうのだ。

 彼女はあなたの頭を優しく撫でながら、射精を褒めてくれる。

「旦那様は、お嫁さんのことを性的に満足させなければいけない」という常識を――まるで無視した、ザラによる甘やかしゆさゆさセックス。いや――「肉棒を女性の膣でシゴきあげること」をセックスと呼ぶのならば、この行為はそれにすら至ってないのかもしれない。「ザラまんこを使った、ゆさゆさオナニー」に彼女は笑みを浮かべる。雌に快楽を注ぎ込んで、喘がせるということは出来ずとも――ザラの精神的な満足は相当であるらしい。愛しいあなたを骨抜きに出来るというのは、彼女にとって誇らしいことであるらしく、あなたの頬に何度も何度も小刻みな、甘えるようなキスをしてくる。とぷとぷとザラの子宮に精液を注ぎ込んでも――彼女はあなたの妻であるのだから、そこには何の問題もないのだ。ザラの尻肉に指を埋めて、鷲掴みにしてやり――あなたは”120センチQカップ”を胸板に押しつけられている内に――すぐに、肉棒を再勃起させてしまった。



――――



「私ね?……あなた以外の人に、寝取られるのは嫌なの……っ♡」


 たっぷりと、ザラに”前払いの報酬”を注ぎ込んだ後で――

 汗だくになった彼女は、あなたの耳元で囁くのだ。

 普通の女ならば「これだけヤった後で言うんじゃねえよ」とあなたの怒りを買うものかもしれないが――ザラは、絶世にして極上の美女であるのだ。彼女の気まぐれで約束を翻意にしたとして、ザラが何か一つとして反省する必要は無い。男もそれを怒ってはならず「ごめんねザラちゃん、ザラちゃんの気持ち考えてなかった、俺で良ければ話を聞くよ?」と言わなければならないのだが――

 彼女の思惑は、少し違うようで――


「でもね?……私、あなたのことを満足させてあげたいの……っ♡


 初めて出会った日から……あなたは、私の王子様みたいなものだから……っ♡……あなたがね?私に嫌われたらどうしようと思って、不安になるのと同じくらい……


 私も、あなたにだけは絶対に嫌われたくないの……♪」


 ザラは――

「空が落ちてくるのではないか」というような、まさしく杞憂な心配をしているのだ。

 ザラがあなたを嫌う可能性は多分にあっても――あなたという人間は、仮にザラに親族を皆殺しにされても嫌いにはなれないほどの、圧倒的な格差が存在しているのだ。誤解を丁寧に解きたいとは思っているのだが、しかし、「ザラが嫌われることを恐れている」という心配は、男の子の優越感を煽るものなので、説明をすることも出来ずに悩んでいると――


「私にね、いい考えがあるの……っ♪


 寝取られがだ~いすきな……変態な旦那様を……たっぷり満足させる方法……っ♪


 それで物足りなかったら……本当に寝取られてあげるから……ねっ?」


 ザラは、あなたに提案をしてくるのだ。

 彼女の言葉に、まさか逆らえる雄がいるはずはない。

 全財産を貢げと命令をされても、あなたのような凡人の雄には拒む権利が与えられていないのだ。あなたが二つ返事で頷くと、ザラは慈しむように頬を優しく撫でてきて「それじゃ……これは御礼ね♪」と、あなたの肉棒を”ぱくっ♡”と咥えてくるのだ。ザラのフェラチオというそれは――「誤解だから、しなくていもいい」なんて理由では拒むことが出来ないものであり、まるで触手のように這いずり回ってくるベロ肉に、あなたはひたすら骨抜きになるばかりであった。



――――



 夏のことであり、夜の遅い時間帯でも蒸し暑い。

 あなたは路上で、彼女が居酒屋から出てくるのを待っていた。 

 人通りが多い、駅に近い位置にある居酒屋だ。女性が抵抗しているのに、強引にハイエースに押し込めば――周囲の人間はスマホのカメラを向けるし、また、至る所に監視カメラもあるのだ。彼女の貞操は守られずとも、それを実行した犯人達に然るべき処罰を与えることは出来るのだろうが――

 ぐだんぐだんに酔い潰れた彼女を「家まで送るから」とタクシーに連れ込んだとしても、その限りでは合法に過ぎないのだ。


 ザラは「大学時代の友達に誘われて、合コンに行く」ということになっていた。


 彼女達は勿論、ザラが既婚者であることを知っているのだが――

 それはそうと「ザラが来ている」とあらば、捕まえられる男達のレベルが段違いであるらしい。

 普段は、医者や弁護士が一人でも来れば「大当たりの大収穫」と呼ばれるらしいのだが――ザラが来るとあらば、年収九桁のIT社長や、大病院の跡取り息子ですら簡単に釣れるらしい。勿論、「そいつらは全員ザラを狙うから、意味がないのでは」とあなたは思うのだが――合コン慣れしている彼女達にとっては、そこに僅かな可能性が生じて、更には人脈が広がるだけで十分に価値があるらしい。何度無視をされても、手ひどく嫌われても、屈することのないヤリチンナンパ男と同じ考えなのだろうか。「経験人数一人で、同時に、恋愛人数もザラ一人だけ」という――世界一の飽食に喘いでいるあなたにはわからない考えであるのだが――


『久々にみんなに会いたいし……


 行ってきてもいいでしょ?あなた?』


 と――

 ザラは、飄々とあなたに尋ねてきたのだ。

 今までは、彼女はそういった場には絶対に赴かなかった。何しろ、あなたとの初対面が「酒と睡眠薬を飲まされて、酩酊して、お持ち帰りされる寸前」であったのだ。夜道を一人で歩かない警戒をしたところで――逮捕を恐れない男が、街中で、すれ違い際に強引に胸を鷲掴みにすることは避けられないのだ。

 だからこそ、そういった場には危険を感じて近寄らないザラが――


「昔の女友達に誘われて、合コンに行く」という――


 NTR物の導入を、あなたに体験させてくれているのだ。


 路上で、あなたは心臓をバグバグと弾ませている。


「大丈夫よ?指輪も付けていくし……誘われても、人妻だからって断るから……っ♪」とザラは余裕綽々に言っていたが――、120センチQカップの極上美女である、赤髪の人妻がいれば、男達は絶対に放っておかないだろう。「一般市民の一人や二人くらい、強引にレイプしてももみ消せる権力」を持っている男達がいることも想像に難くない。あなたは彼女達が合コンしているはずの、ビルの上階にある居酒屋を見上げる。ザラの前で格好を付けようと、奮発したとしても――あなたでは、敷居すら跨げない超高級会員制居酒屋。会費は「ザラを連れてこられたご褒美」と言わんばかりに、全額男持ちであるので、あなた達夫婦の財政を心配する必要は無いのだが――

「そこから出てきた集団に、ザラは既にいなく――聞けば、具合が悪くなったから介抱すると言って、途中で裏口から出て行った」と言われても――

 あなたにはどうすることも出来ないわけで――

 だから、心臓が潰れそうなほど”ぎゅ~っ”と痛みを訴えながらも――

 肉棒は、最大硬度まで隆起していたのだ。

 ガードレールに腰掛けて、前屈みになれば「ズボンの皺」で誤魔化せなくもないのだが――、一歩でも前に進めば、即座に通報は免れない。道ばたでエロいことを考えすぎて、勃起して動けなくなったというのは、犯罪であるのかどうかすら考えられなくなるほどであったが――


 やがて――


”がやがやがや……っ”


 と、複数人の集団が出てきて――


「あ……っ♪


 それじゃ私……旦那が迎えに来てくれたから……っ♪」


 と、ザラは集団に告げて――

”たったった”と、あなたへと駆け出してくるのだ。

 ベッドの上ではともかく、普段のザラは街中で余計なスカウトやナンパを面倒に思い、身体のラインが浮き出ない服装をしていることが多い。「ああ、顔はいいし胸はデカいけど……惜しむらくは太ってんなぁ」と思われてしまうのは、ザラの乳がデカすぎるが故に、立体裁断の乳袋衣装でなければ、布地が押し上げられてしまうからだ。それでも――「まあ、顔面が良すぎるし」「おっぱいめっちゃデカいし」「ってかよくみれば、顎に肉全然付いてないし――あっ、これおっぱいがデカすぎて太って見えるだけだ!」と気が付く男も大勢居るわけで――

 ザラは面倒くさそうに、適当にあしらっていたのだが――

 今のザラは、ヒールを履いて露出の多い格好をしている。

 胸元の谷間を露わにして――下半身は、むちむちで肉厚。素股をすれば金玉が空っぽになるような、極上の太腿をほとんど晒しているのだ。肩を出して、腕をあげれば腋の窪みも見える格好。「夏の暑さに負けて」という言い訳のおかげで、どうにか、痴女であることを免れているのだが――

 合コンの場に、こんな格好をした人妻がいれば――

 どんな罪を犯しても「でもザラも悪いよ」と、情状酌量で無罪になるに違いない。

 他の女達は、普通ならば嫉妬するのだろうが――

 疑似餌は、とびっきり派手で目立つ格好をしていなければならないのだ。

「ザラを連れてこれる可能性がある女達」にとって、ザラは合コンにおいて最強のジョーカーであるのだ。彼女達はザラを笑顔で見送っているが――

 他の男達からは、本気の殺意を感じる。

 彼らはそれぞれが一国の主であり――人を殺しても、無罪になる方法を知っているような存在だ。合コンでザラのような極上の人妻美女を連れてこられて――それでいて、彼女をレイプすることが出来ないというのだ。敗北を知らない人生を歩んできた彼らにとって、舌を噛み切りたくなるような代物だろう。視線で人を殺せるのならば、あなたは即座に絶命をしているが――ハイヒールで一生懸命走ってくるザラを前に、彼女を絶対に未亡人にしてはならないと考えて――


”ど~んっ♡”


 と、あなたの胸元にザラが飛び込んでくる。


「……ねぇ?……あいつらに見せつけて……?


 私は……ザラは、誰のものか……っ♪」


 ザラは、上目遣いであなたに尋ねてくるのだ。

 目の前の極上の美女から漂うのは、アルコールの香り。

 ザラの酒量は深く、あなたとのサシ飲みに置いては絶対に先に酔い潰れることはないが――しかし、何度も繰り返している通り、彼女の身体は「不眠に悩む患者を救うために、製薬会社が現代の科学技術を結晶して作った睡眠薬」には敵わないのだ。だからザラは、あなたが居ない場所では一滴のアルコールも口に含まないようにしていたのだが――

 今の彼女から漂うのは、決して少なくはない量の酒の匂いだ。


「……ほらっ♪ねぇ?まだ見てるわよ……?……彼らね……すっごいしつこくて……っ♪私のこと口説いてきたから……


 ちゃ~んと見せびらかしてやらないと……♡


 可能性を感じてる……彼らにも失礼よ……?」


 あなたに、ニヤニヤと笑みを浮かべてからかってくるザラ。

 普段のそれとは違い、アルコールが昂揚感をもたらしていることは、火を見るよりも明らかだ。

 あなたは意を決して――


”むっぎゅ~~~っ♡♡”


「あぁ……んんっ♡ふきゅ……っ♡ぅ、うん……っ♡」


 ザラの身体を抱きしめて、尻を鷲掴みにしてやる。

 短いスカートに、肩と腋を出した格好は――周囲の男達の視線を引くのだ。サディアの血を引いている彼女は、眼鏡とマスクで顔を隠したところでコスプレイヤーの撮影と勘違いされるのだ。それが今は――雄を誘蛾する、色仕掛けのような格好をしているわけで――

 あなたの指がザラの尻に”むっぎゅ~っ♡”と埋まっていく姿を――

 すれ違う男達は、脚を止めて血眼になって見つめているのだ。

 ザラの腋の下から腕を通しているので、彼女の脇汗のじっとりとした熱が、あなたの腕に広がる。永遠に舐めていたくなるほどの、極上の美女の腋のくぼみであるのだ。「あ……っ♡」とザラが漏らした声を、まさか男に生まれて、聞き逃す人間がいるはずもない。

 あなたはそのまま、ザラの顔を見つめてやる。

 不安と興奮を半々に感じさせる、ザラの蠱惑的な表情。

 この唇は俺様の物だと、あなたは激しい獣欲を抱いて、周囲の視線によるプレッシャーも気にせず――


”むっちゅ~~~~っ♡♡♡”


「んん……っ♡じゅるる……っ♡れろれろ……♡ちゅっ♡むちゅ……っ♡んみゅ……っ♡」


 あなたは、ザラの唇を奪ってやる。

 片手は彼女の尻を揉みしだき――片手は、ザラの乳房を鷲掴みにするのだ。

 スタイルが良く、ヒールを履いている彼女は、背伸びをせずともあなたと唇を重ねることが出来る。そんな彼女の乳と尻を揉みしだき、路上の往来の視線も気にせずに唇を重ね合わせるのだ。ベロとベロをねっとりと絡め合わせて、唇の間からは唾液がぼとぼととザラの谷間にこぼれ落ちるような光景。通報されても、本来ならば注意だけで済む代物だが――ザラの極上のエロスによれば、公然わいせつ罪も遠くないと思い――


「……うんっ♪お酒飲んで、身体も火照っちゃったし……


 ホテル……行きたいわ……っ♡」


 ザラに促されるがままに、あなたは彼女と恋人繋ぎでラブホテルへと向かった。



――――



『はじめまして、私はザラって言うの♪サディア出身だけど、日本で育って長いから……普通に接してくれると嬉しいわ♪


 あっ、でも……私旦那がいるから、そういうことは出来ないからね?』


 ザラは――

 合コンの開幕と同時に、男達にそう告げたらしい。

 例えばこれが70点の女であれば、男達は彼女を狙わなかっただろう。

「彼氏持ち」で合コンに来る女というのは、地雷の反面で押せばイけると思われるのだろうが――「結婚指輪を晒している人妻」ともなれば、話は別。一晩の快楽と引き換えに、慰謝料で数百万円を要求されるリスクもあるのだ。男の子は「向こうがノリノリで来たから」という受け身ではクソザコではあるが――しかし、自分から人妻を喰いにいける強者は極一部であり――


『ふふっ♪みんな……とっても優しいのね♡』


 彼らは――

「ザラが人妻である」ということを知って集まった、極一部であるのだ。

 慰謝料の数百万円程度は、お小遣い感覚でぽいと放り投げられる人種。芸能界の人気女優と枕営業をすることを考えれば――ザラを抱く方が圧倒的にコスパはいいのだろう。

 大勢の女達を食い散らかしてきた彼らは――

 ザラ曰く、あなたよりも遥かに優秀な雄であるらしい。

「自分の逸物で、女が喘がないはずはない」という強い確信を持っている男達。中には、雌を喘がせるために真珠を入れた雄もいるらしい。あなたとザラはベッドの上で9:1の割合で、あなたが下になってザラに犯されるのだが――あなたとは正反対の存在が彼らであり――

 ほんの少しの遠慮もなく、ザラの肢体をジロジロと視姦してくるのだ。

 彼女が嫌がれば紳士ぶるのだろうが――人妻をアピールしながらも、肩と腋と谷間と太腿を露出して合コンに来る女は、ヤリマンクソビッチよりも性欲が強く昂ぶっている。人生の成功者である男達にとって、女性に嫌われるという不安は僅かとして存在しないのだ。「大学の新歓コンパのときの、性欲ギラギラの視線よりも、遥かに濃厚で――見られているだけで、クラクラしちゃうの……っ♡」というのはザラの言葉であり――


「……あら?どうしたの?


 もう……こんなに勃起して……♡」


 あなたは、ザラに囁かれながら――


 ラブホテルのベッドの上で、肉棒を”カリカリ……っ♡”と引っかかれているのだ。


 あなたをからかうような、彼女の乱暴な指先。下着越しにカリカリと亀頭を引っ掻かれると、痛みは薄いのだが、骨抜きにされるような快楽が走るのだ。痺れる衝撃に、あなたは耐えることが出来ない。ちんちんをカリカリ、カリカリと引っかかれるだけでは射精することも出来ずに――あなたは、悶えながらもザラの報告を聞くばかりだ。


「その中にね……一人、かっこいいヤリチンくんがいたの……っ♪


 色々なイベントを主催しているみたいで……♪……そうよ?あなたみたいな、優しくて、素敵で……♡女の子は大切な宝物として扱う……かっこいい男の子とは正反対……っ♡


 ……ちんぽの勃起が世界で一番の問題で……♡それを発散させる射精が、宇宙で一番の重大事項であると思ってる……っ♪本気のちんぽ猿さん……っ♡


 他の男の子はね?みんな、ジロジロ見てるだけだったんだけどぉ……♡


 彼、私の隣に座ってきてね……っ♡


 肩を乱暴に抱いてくるのよ……?


 ふふっ♪男の子達の中でもぉ……序列があるみたいでね……?


 どうやら、そのボス猿さんが……


 あなたのお嫁さんを、気に入ってくれたの……っ♡


 腰に手を回してきて、太腿も撫でてきて……っ♡べたべた、べたべた……♡大好きなあなたにされてもぉ……乗り気じゃない気分ならね?ちょっとやだなぁって感じる……すっごくえっちな手付きだけど……


 彼……ヤリチンさんだから……


 触るだけで……女の子、発情させられるみたい……っ♡」


 ザラは、必死に抵抗をしたらしい。

 自分は人妻であり、旦那がいると指輪をアピールするのだが――男はそれを確認した上で、徹底的に無視をするのだ。「本気で嫌ならば撥ね除けてくる」「でもそれをされても引き下がる気はない」「というかそもそも、その気が無いのならば合コンに来るはずないだろう」というヤリチンの彼の発言は――

 同じ男としては、どうしても正論を感じてしまうのだ。

 ザラは、あなたを興奮させるために合コンに参加している。

 身体にベタベタと、脂ぎった指紋を残されても――抵抗をすることは出来ず、そうなれば、男が調子に乗るのは必定だ。 

 そして――


「私ね?……時々、忘れちゃうんだけど……


 ……すっごく、根が淫乱なのよね……っ♡」


 ザラは――

 男の手付きに、たまらなく興奮をするようだ。

 単純接触効果とは良くいったもので――「あなたがザラに肩が触れ合う距離で、身体をベタベタと触られれば絶対に好きになる」のと同様に――彼の身体つきは、ザラにとってはたまらなく興奮する代物であったらしい。最初は不快感しか抱かなかったのに――飲み物がなくなった途端に注文をしてくれたり、ザラの苦手な食べ物があると当然のように自分が食べる姿。たった一つで惚れてしまえば、ヤリマンのバカビッチでも――その全てが重ね合わされば、食えない女など存在しないのだ。

 途中から、ザラは彼の「短く切りそろえられた――どころか、ヤスリをかけている、ヤリチンを感じさせる爪の先っちょ」にまで興奮をしてしまったらしい。


「手まんだこって言うのかしら……っ♡女の子のおまんこにね……


 にゅっぷり……っ♡


 にゅぷ……っ♡にゅぷ……っ♡じゅぼ……っ♡


 すっごくやらしい水音響かせながらぁ……たっぷりの手マン……♡


 ザラのことも……ただの穴っぽこ扱いしてぇ……


 人差し指と中指で……一分あれば、か~んたんにハメ潮噴いちゃう……ザコメス扱いしてくるのよ……っ?」


 男は徹底的に、ザラを口説き落としにかかる。

 例えばあなたは、女性に嫌われることは嫌なので、ナンパをすることが出来ない性質だ。

 人生で出した最大の勇気は、ザラを守るために新歓コンパで大騒ぎをしただけ。だが――彼にとってはその程度、屁でも無いのだろう。何度も何度もナンパを断られて、仮に100回拒絶されたところで――101回目に頷いてもらえれば、ただマンを味わうことが出来るのだ。「数万円払って風俗に行く」という男達を徹底的に見下して――むしろ、セフレを風俗に落として貢がせるような彼は――

 当然のことながら、百戦錬磨の話術を持っているのだ。

「寝取られプレイはいいけど、でも、やっぱりあなた意外の男の人は嫌だ」と言っていたザラのような、頭の悪い、身体だけが取り柄のバカメスは――幾度となく、食い散らかしてきたに違いない。「寝取らせなら俺も経験したことあるよ?」「寝取られ性癖持ちの彼氏から、彼女とセックスして欲しいって言われて」「そしたら、その彼女……俺が気持ち良すぎてさぁw元彼と別れちゃったから……今はセフレ20号くらいで使ってやってるw」という、男の最低最悪な言葉の羅列。普段のザラならば、心底軽蔑で見下すのだろうが――


『……ふぅん?


 まあ……私は、そんなんじゃないけど……♡』


 子宮を下腹部越しに撫でられて――

 雌としての発情スイッチを入れられたザラは――

 男にとって、あまりにもチョロすぎるバカメスであるのだ。

 超一流の詐欺師や宗教家というのは、人心を騙したり掌握する能力に長けている。「論破してやろう」と思って反論をすれば、彼らの格好の餌食。本当に逃れたいのならば、黙秘権を貫いて「会話をしない」という手段しかないのだが――

 どうやら熟練のナンパ師である彼は、女の口を開かせる能力にも長けているらしい。

「どんな女でも、最初はザラちゃんと同じ態度を取る」「旦那を愛してるって言っても、他の経験を知らないだけ」「へえ?じゃあ経験人数何人?……一人?……(笑)」と煽られれば──ザラもむきになって反論をする他になく――


「思えば、最初から彼の思惑通りだったのね……っ♡


 あなたのことを愛しているって……反論すればするほど、脚を絡め取られていて……


 ……じゃあ、俺のちんぽ見ても同じこと言える?……って♪」


 彼の言葉に――

 ザラは、売り言葉に買い言葉で答えてしまったらしい。

 最初は「ちんちんを見るだけで評価していい」というのが、ヤリチンの提案なのだ。愛しの旦那様を、しかも、見てもいないのに徹底的に侮辱されたザラは腹に据えかねていたらしい。どうせ、ヤリチンの彼はあなたの逸物を見たことはないのだ。見た瞬間に「あ~はいはい♪この程度で自慢してたのね?残念だけど……うちの旦那の方が、あなたのより三回り大きいし……っ♪私の穴はそれに開発されたからぁ、こんな粗チンじゃ……少しも感じないわね~っ♪」と吐き捨ててやれば、それだけで勝利するという簡単な話だったのだが――

 あなたにとっては――


「バカ女過ぎるだろ」と――


 思わず、愛しのザラに感じてしまう代物なのだ。

 聞きたくない、これ以上は嫌だとあなたは耳を塞ぎたくなるが――”んれぇ~……っ♡”と、ザラはあなたの耳に舌をねじ込んでくる。いつもとは違う、アルコールの香りが漂う彼女の口内。素面のザラならば、どれだけの挑発をされてもさらっと流すだろうが――

 酒に酔い、ヤリチンのテクに火照り、更には愛しい旦那であるあなたが寝取らせ性癖を持っていることが発覚した直後であるのだ。

 合コンを抜け出して、ザラは男子トイレに連れ込まれる。

「どれほどのサイズであっても、開口一番に旦那の方が上だと言えばいい」という、圧倒的に有利な勝利条件であるのだが――

 ベルトを外して、ズボンを脱いだ男の肉棒に――


”…………ごきゅりっ♡”


 と――

 ザラは、生唾を飲んでしまったのだ。


「私はね?あなた以外の男の人、知らないのよ?


 ……練習するために、えっちな動画は見たことあるけど……それも、モザイクがかかってるでしょ?なんとなく大きいことはわかるけど……でも、モザイク越しに実感なんてわくわけないのにぃ……


 初めて見る……すっごく大きい……


 本物の”雄”のちんぽはね……


 雌が……ぜ~ったいに勝てないように、作られてるのよ……っ♡」


 ヤリチンの彼の逸物は、あまりにも大きかったらしい。

 ザラはあなたとのセックスで、十分に快楽を感じられると言っていたし――それが嘘では無いことは、ザラが潮を噴いて絶頂をすることからも理解が出来る。極上の雌にとっては、雄の逸物のサイズは優先順位が下であるのだ。肉棒のサイズよりも「彼女達が、どれだけ男を愛しているか」の方が圧倒的に上に位置すると思っていたのだが――


「旦那とどっちが大きいのか……って、聞かれてね……?


 ……即答、出来なかったのよ?」


 ザラは生唾を飲み込み、男の逸物を見つめる。

 あなたのそれとは、太さも長さも――それこそ、三回りは違うであろうサイズ感。

 あなたがそれを持っていれば「ちんちんがデカすぎて、女の子とセックスが出来なくて困っている」という不安を吐露するような代物だが――彼がヤリチンであることを、ザラは知っているのだ。普通の女の普通の膣内に――このサイズの逸物が入り、膣を割り広げて、激しく抽送をするという事実。あなたの肉棒や指では絶対に届かない、腹の一番奥をぞりぞりと擦りあげて――子宮を持ち上げてくるそれに――高いカリ首に――


「……気が付いたら……


 彼のおちんちん……触っちゃってたの……っ♡」


 ザラは、手を伸ばしていたらしい。

 男が、ザラの120センチQカップの生乳を目の前にすれば――直後に手錠がかかることも気にせずに、反射的に乳を揉みしだくだろう。ヤリチンの極上の肉棒というのは――ザラという雌にとっては、それと同様の存在であるのだ。長いカリ首を指輪っかで、シコシコとシゴきあげる。息を荒げて、男を見つめているザラ。あなたよりも背が高い彼は、ヒールを履いても見上げざるを得ず――

 そこに存在する雌顔は、完全に”合意の上”のものだ。

 男にとっても「夫婦円満の人妻を寝取る」というならば、強がったところで罪悪感は存在するだろう。だが――「旦那の粗チンで満足が出来ない、性欲旺盛な妻」というのは――寝取ってやることこそが救済であるのだ。ザラの腰を抱き寄せて、男は彼女の尻を撫で回してやる。先ほどまでならば「流石にそれは」と抵抗されるのだろうが――今、ザラは男の性器を触っているのだ。無抵抗のまま、涙目で男を見上げている極上の美女というのは――食い散らかしてやらねば、むしろ失礼というものであり――


”どかっ”


 と――


 男は、洋式便器に腰掛けるのだ。


「最初はね?意味がわからなかったのよ?……あっ♪レイプされちゃう♡私……旦那じゃない男の子に、押し倒されちゃうって……っ♡ドキドキして、怖かったのに……♡


 いきなりやめて……トイレに座って……っ♡


 ……でもね?すぐに、わかったの……っ♡


 このちんぽが欲しいなら……俺様を喜ばせろって……っ♪」


 ザラは、そこが引き返せる最後の分水嶺であった。

 旦那ではない雄のちんぽを触ったことは、十分に責められるべき行為だが――しかし、不貞行為で離婚協議が成立するほどではない。悲鳴を上げて店員を呼べば、過程がどうであれ、罪を背負うのは男側一人だけ。ザラは「健全な飲み会だって言われたし~、指輪アピールして人妻だって言ってたのに~、無理やりトイレに連れ込まれて~」と被害者気取りのバカ女を演じることも出来たのだろうが――


”す……っ♡”


 と、無言のまま、男の前に跪くのだ。

 高級店であり、トイレの床も綺麗に掃除されているが――どれほど綺麗に磨かれたところで、そこは”トイレの床”であるのだ。大勢の男達の小便の飛沫が飛び散り、あなたはゴム手袋越しでも触れたくはない。そんなところに――ザラは跪き――

 男の肉棒と、視線の高さを一緒にするのだ。

「雄のちんぽよりも高い位置に、雌の頭があってはいけない」とでも思っているような――徹底的な屈服と服従を表情にして、ザラはヤリチンの彼の逸物に夢中になる。

「まずは匂いを嗅げ」と命令をされて、ザラは不満を漏らさずに――


”すん……っ♡すん……っ♡”


 と、鼻先を寄せて匂いを嗅いでいく。


「ふふっ♪……ねぇ?あなたって優しいでしょ?……えっちの前には、絶対に身体を綺麗にするし……っ♡帰ってきた後でぇ、玄関で即尺フェラなんてさせないでしょ?


 ……ううんっ♪責めてるわけじゃないし……むしろ、あなたの方がかっこいいのよ?……ザラのことが本当に大好きだからぁ……女の子の嫌がることはしない男の子……っ♡


 でも……ねっ?


 女の子ってぇ……


 レイプされたときが……一番濡れるように、神様に作られてるのよ……っ?」


 ザラは男の逸物の匂いを、脳味噌に刻み込まされるのだ。

 ギンギンに屹立した逸物は、ザラの小顔よりも遥かに大きいのだろう。汗をかき、汚れている肉棒には――雄だけでは絶対に発せられない――

 他の雌の匂いが、こびりついているのだ。

 おそらくは昨夜――いや、今日の朝や昼の内に他の女を抱いていたのだ、とザラは子宮で理解をしてしまうのだ。他の雌が、脚の指先をぴ~んっと伸ばし、脱水症状になりそうなほど汗をかき、全身を激しく痙攣させながら絶頂したであろうことを――

 ザラは、雄の逸物の匂いだけで感じ取れるのだ。

 あなたとは違い、彼の金玉はずっしりとしておらず、軽く――故に、それもまた興奮を煽るらしい。肉棒と睾丸の付け根の部分に鼻を寄せると――本気で、失神しそうなほどの悪臭が広がる。極上の雌に産まれたザラは――強靱な雄には絶対に勝てないのだと、身体が感じて、子宮がじんわりと熱で火照ってくる。優秀な男の条件が何であるのかは、議論の種になるのだが――少なくとも、性行為の真っ只中では「多くの雌を孕ませることが出来る雄が優秀」であることには反論もあるはずがなく――


『どうだい、ザラちゃん……っ♪


 これから……俺のでっけえちんぽで、子宮小突かれるんだぜ……?』


 ザラは男に囁かれて――

”ごきゅりっ♡”と、また生唾を飲んでしまうのだ。


『あ~、最初はフェラがいいなぁ、ザラちゃん旦那いるんでしょ?


 旦那にフェラとか、してやってるの?


 ……あ~、してんのか、それは残念だなぁ……ザラちゃん清楚っぽいし、人妻なのにフェラ未経験なの期待してたんだけど


 まっ、いいや……


 じゃあ、旦那にやるようなフェラ……俺にやってよ♪』


 男は、ザラの頭を乱暴に撫でてくる。

 彼女は、あなたに髪を触られると愛おしそうに、ペットの犬や猫のように慈愛に満ちた視線を向けてくるが――そうではない男に頭をポンポンとされると、冷たく、怒りに満ちた視線を向けるのだ。自身の細胞はつむじから爪先の一片に至るまで、全てが、自分の愛しい人たちの為にあるのだと思っている彼女。それなのに――


「もうね?……呂律もまわらなくて……


 ふぁい……っ♡


 ……って、すっごく無様な……っ♡


 ヤリチン様に負けちゃった……人妻の返事しちゃった……っ♡」


 ザラは、男の乱暴な手付きに間違いなく快楽を感じているのだ。

 先端に二度、キスをして愛情を示すのは、あなたが大好きな代物だが――ザラはそれを、あなたではなく、更にはあなたよりも遥かに大きい肉棒へと捧げるのだ。亀頭を口に咥えようとするのだが――普段のあなたと比べて三回りは大きいのだ。少しの躊躇を経てから、普段は開けない口の大きさで顎に違和感を抱いて――


”んにゅるるるる……っ♡んぶぶ……っ♡じゅぶっ……れろぉ……っ♡”


『おお~……ザラちゃんやっば……っ♪』


 彼女は、肉棒を口に咥えるのだ。

 あなたの逸物を舐めしゃぶるとき、普段、ザラは優しい舌使いをしていた。

 あなたの仮性包茎の包皮を舌先で剥いて、優しく亀頭を撫で回す。あなたが敏感であることを、彼女は知っているのだ。本気で頬をべこっと凹ませた真空状態で、喉を使って、全力で搾精フェラチオをすれば――あなたは、三十秒として持たないだろう。

 だがザラはあなたを虐めたいわけでも、精液を飲みたいわけでもなく、あなたとのセックスをたっぷりと堪能したいだけなのだ。

 射精がしない程度に、緩やかで穏やかな舌使いで、あなたをたっぷりとおもてなしするのだが――


『んん~、ザラちゃん、これじゃあちょっと足りないかな……?


 ザラちゃんのしょっぼい旦那なら満足するかもしれねえけど……俺はこれじゃあ足りねえ……よっ!』


『――おぼっ!?』


 男は――

 ザラのツインテールを掴み、腰を高く突き上げるのだ。


『んごっ♡んぶっ♡ぶぼぉ……っ♡おぼっ♡んぶぶぶっ♡ぶぴゅびゅっ♡ぐぶっ♡』


『おお~、丁度いいなぁ……こうだよ、こう……♪


 フェラチオってのはザラちゃん、喉でシゴくんだよ喉で……っ♡』


「ふふっ♪本当に酷かったのよ……?


 抵抗してもぉ……ぜ~ったいに逃がす気のない、イラマチオ……っ♡


 あなたのおちんちんはね、とても素敵だけど……っ♡でも、私の喉奥まで届かないでしょ?……だからね、それはいいことなのよ?女の子を大事に扱えるのは、あなたの素敵なところだけど……っ♡


 ……ガチイラマされるとね……?


 女の子の身体はぁ……濡れるように出来てるの……っ♡


 女の子ってほんとにおバカだからぁ……っ♡命の危険と、身体の興奮の区別が付かないのよ?この雄にはぁ、従順に屈服して……おまんこから愛液ドバドバ垂れ流さないと危険だって……♡


 私の本能が……叫んじゃってるの……っ♡」


 あなたはザラに、イラマチオをしたことはない。

「彼女の長い赤髪のツインテールが、イラマチオ用のハンドルだ」と噂をしている男達は――大学時代には大勢いた。本来ならば激昂せねばならない立場のあなたも、男の子である以上は「気持ちがわかる」と感じてしまうのだ。勿論――あなたはザラにそれを、提案することすらない。彼女もまた、提案をしてこないあなたの優しさを気に入っていたのだろう。だから、あなたとザラは、男と女の関係として上手くやってきたのだが――


”ごぼ……っ♡ぐぶぶぶっ♡ぶじゅっ♡じゅぶっ♡ぶぼ……っ♡おご……ぉ……っ♡”


 雄と雌の関係としては、ヤリチンの彼の方が相応しいのだ。

 ザラは一度、あなたに自身の髪型を相談してきたことがある。「ツインテールは大学生にもなって恥ずかしいのではないか」という相談であれば、話は別だが――

 彼女は、あなたの好きな髪型にしたいと告げてきたのだ。

「愛しい恋人が、自分のために髪型を変えてくれる」という事実に、まずたまらない興奮を抱き――あなたはザラの手を掴み「出会ったときから、ずっと今のザラに惚れているのだし――どんな髪型でもザラが好きだ」とあなたは、今にして考えれば赤面物の言葉を浮かれて口にしたのだ。冷めた女であれば、一瞬で恋が冷めるような代物だが――ザラはクールで冷静な雰囲気とは裏腹に、内側には熱い情熱を秘めているのだ。あなたの言葉が嬉しかったらしく――そのままあなたをベッドに押し倒して、散々ナカされてしまったのだが――


『おおお~……っ♪ザラちゃん、俺のためにこの髪型してくれたの?……いい年こいた人妻がさぁ、ツインテって……マジでたまんねえわぁ~っ、痛すぎてw』


 男にとっては――

 本当に”イラマハンドル”以上の意味合いはないのだろう。

 ザラは流石に、怒りを覚えたらしく上目遣いで睨むのだが――結局の所は、彼に勝てるはずもないのだ。喉奥からこみ上げてくる嘔吐感を必死に堪えていると、喉の締まりが窮屈になるのも当然のこと。彼はザラの喉まんこで肉棒をシゴきあげながら、極上の快楽に浸っていき――


『ほらっ、ザラちゃん……っ♪


 おまんこ自分で触ってよ……っ♪』


 と、命令をしてくるのだ。


「……ねぇ?そのとき……私がどう思ったかわかる?


 ……普通に考えたらぁ、怒るわよね……?


 あなたの知っているザラは……紳士じゃない男の人、大嫌いよね……?この身体……♡120センチのQカップに……鼻の下を伸ばして口説いてくる男の人……大嫌いなんだけどぉ……っ♡


 ……興奮、しちゃったのよ……?


 ああっ♪私、人妻なのに……あなたのことが大好きなのに……っ♡今日、出会ったばかりの……下の名前も知らない男の人に命令されて……っ♡男子トイレで♡おちんぽの匂いで発情して……っ♡


 イラマチオされながらぁ……まんこほじれって言われて……っ♡


”…………くちゅりっ♡”


 頭おかしくなりそうなくらい……興奮したの……っ♡」


 ザラは、イラマチオをされたまま自身の秘所に手を伸ばす。

 奇しくも、彼女が先ほど告げたとおり――雌の身体は、命の危機を感じると激しく濡れるように出来ているのだ。喉奥まで極太の肉棒を挿入されながら――激しく抽送をされれば、呼吸すらもままならない。目の前の男がほんの少し気まぐれを起こせば、自分が殺されてしまうという事実に――ザラの肉体は防衛反応で、激しく膣を濡らしていき――


”ぐちゅ♡ぶちゅっ♡にゅるっ♡ぶちゅっ♡にゅぶぶぶぶ~っ♡”


『おおいいねぇ~……♪ザラちゃんのガチオナ……っw


 普段、旦那には可愛がってもらえないのかなぁ?


 もったいねえなぁ~、こんな女……俺なら放っておかないのに……w』


 ザラは自身の膣に指を抽送して、激しくそこを愛撫するのだ。 

 彼女の指がどれだけ細くても――自身の中指と薬指、二本を挿入しながら激しくかき混ぜれば、あなたの逸物によるピストンよりも強い衝撃があるに違いない。腰を抜かしそうな快楽の中で、ザラは必死に絶頂を堪える。喉奥を突かれる度に、脳味噌が溶けそうな衝撃が走り――腰を浮かせて、必死に耐えていくのだが――


”ざわざわ……”


『おっ……ギャラリー集まってきたみたいだなぁ~♪』


 トイレの外で、男達の息を呑む音が響いてくるのだ。

 そこがラブホテルの一室であれば、聞き耳を立てる方が非常識であるのだが――

 残念ながら、男子トイレの個室で行為に至っている奴らの方が非常識であるので、同情の余地はない。

 ザラは恥ずかしそうに腰を浮かせるが――しかし、トイレの扉は鍵がかかっている。強引に鍵を壊せば、覗けないことはないのだが――物理的な障壁よりも、精神的な障壁の方が大きいわけで――

 だからザラも、安心していたのに――


”がちゃ……っ♪”


『せっかくだからぁ……みんなに見てもらおうぜ?


 人妻ザラちゃんの……寝取られシーン♪』


 男は鍵を開けて、扉を開放するのだ。

 集まっていたのは、五人ほどの男。

 そのほとんどが――ザラとの合コンに、股間を膨らませながらやってきた男達だ。

 人生の成功者である彼らは、地位も名誉も財産も全てを手にしているのだ。

 商売女も素人女も、お望みのままに好き勝手に貪れる立場でありながら――

 まるで、童貞の男子高校生の如き性欲で、ザラ達の行為を盗み聞きしていたのだ。

 ザラはまさか、ドアが開けられるとは思っていなかったのだろう。「~~~!?」と言葉にならない悲鳴をあげるが――喉奥までイラマチオで潰されて、酸素が供給されていない状態では小さな音色なのだ。ザラの豊満なデカケツが、男達によって視姦されている状況。彼女が履いているのは、あなたに見せる専用の赤色の勝負下着。髪の色に合わせた、上下が情熱的な赤色のランジェリーは、あなたという雄が一番喜ぶ物だと、彼女が誇らしげに語っていたことを思い出すのだが――

 あなた専用のそれを、男達はジロジロと下品な目で見てくるのだ。


「そのときはね?……私も、目の前のおちんちんに夢中でぇ……気が付かなかったんだけど……っ♡


 みんなぁ……ズボン脱いで、シコシコしてたんだって……っ♡


 私の後ろ姿に……っ♡あなたが褒めてくれた、この赤い髪に……っ♡精子をぶっかけるために、シコシコ……シコシコ……っ♡女の子にはぁ、絶対に不自由しない……優秀な雄達がぁ……シコシコ♡シコシコ♡……ふふっ♪


 そうしているとぉ……


 目の前のおちんちんがね、ビクビクってしてくるの……っ♡


 やだっ♡やだっ♡外に出したい……っておねだりしてもぉ……♡伝わるわけがないし……


 絶対にね……ザラを逃がしてくれないのよ……っ♡


 ふふっ♪優しいあなたならね?合意の上でも、やめてくれるようなこと……っ♡最低のヤリチン様にはぁ、レイプでも絶対に完遂したいのよ……?……私の歌声、あなた、褒めてくれたでしょ?カラオケに一緒に行くとぉ、自分が歌うよりも……私に歌わせたがるあなたが褒めてくれた……この喉で……♡


 ちんぽが……びくびく、どくどくしてるのがわかるの……っ♡


 あっ♡出ちゃう♡射精しちゃうって……感じるとね、子宮がすっごく疼くのよ……?おまんこも濡れてぇ、ショーツにシミを作って……っ♡そんなもの見せられて、ちんぽシゴくの我慢できると思う……?


 ああっ、すごいことしてるんだって……っ♪旦那がいるのに、男子トイレで、みんなにレイプされてるんだって思うと……っ♡おまんこもすっごい興奮してきて……っ♡


 最後に一度……


 ぐい~…………って


 頭を股間に押しつけてきてぇ……それで、限界……


 出すぞ、出すぞ……全部飲めよって……言われながらぁ~……


 ……ビュー……♪


 ビュルビュル~……♪ビュッビュ~♪……ドピュドピュ♪ビュ~♪


 ビュクビュク♪ドッピュン♪あー、やばぁ……ザラの喉まんこ気持ち良すぎ~……っ♡


 ほらほらぁ~……後ろ姿にもぉ……びゅっびゅ~っ♪どぴゅどぴゅ~っ♪


 やんやん……っ♡ザラの髪に精子かけちゃだめよ……っ♡髪にかかったらぁ……落ちないんだから……


 ……んっ♡あっ♡だめっ♡イっちゃう♡イラマチオされてぇ♡おまんこにちゅってぇ……♡髪にかけられて……あっ♡だめっ♡だめっ♡やめてくださいっ♡おっきいおちんぽでいじめないで……♡ヤリチン様のぉ♡おっきいおちんぽ……っ♡雌のこと虐めるために産まれたデカチン、絶対勝てません♡やんやんっ♡別れます♡旦那とは別れますから♡あっ♡んんっ♡だめ……だめ……♡いっちゃう……んきゅっ♡ふぅ♡ふぅ……んんんん~……っ♡」


 ザラは――

 あなたの耳元で、身体をびくびく~っと弾ませる。

 

 それと同時にあなたの股間も――


”びゅるるる~……っ♡……ぴゅるるっ♡”


 と――

 今日、何度目かもわからない射精で肉棒を弾ませるのだ。


「ふふっ♪……何回目かわからないからぁ……


 精子……すっごく弱いわねぇ……♡


 ……彼は違ったわよ……?


 私の喉にへばりつくくらい、濃厚なのた~っぷり吐き出してぇ……


 何回も、何回も……おまんこ小突いてもぉ……最後まで、すっごく濃厚で……ふふっ♪


 ……ねぇ?興奮してくれた?


 ……私が……人妻のザラが……寝取られちゃって……ふふっ♪」


 彼女は、あなたの頬に優しくキスをしてから――

 あなたを見下ろして、尋ねてくる。


「……う~んっ♡予定通りではあるんだけど……


 ちょっと面白くないわね……っ♪」


 ラブホテルのベッドで、互いに添い寝をしながら――

 ザラは、あなたの耳元に囁いてくるのだ。

 長くてすらっとした脚は――しかし、膝を境目にむちむちな太腿を露わにしている。あなたの首に三角締めをすれば――失神の前に、首の骨が折れてしまうのではと思うほどのムチムチ。むだ毛の一本も存在しない、真っ白で、すべすべな媚肉が――あなたのすね毛だらけの脚に絡みついてきて、何とも官能的な触り心地がしている。


「……ねぇ?


 どこからどこまでが本当だったか、わかる?」


 ザラは――

 相変わらず、あなたの肉棒をパンツ越しに”カリカリ……っ♡”と引っ掻いている。

 寝取られ報告を囁いている間――彼女は、延々とあなたの股間を爪でひっかいていたのだ。極上の雌によるちんカリで、パンツの中はどろどろに汚れている。肉棒の感覚は、とっくに存在しない。今、自分が感じているこれが、気持ちいいのかどうかすらもわからないのに――


 ザラは、あなたの鼻先に顔を寄せて――


”んあ~~~~っ♡♡♡”


 と――

 

 あなたに向けて、大きく口を開くのだ。


 普段のザラは、あなたにフェラチオ中の顔を見られるのも嫌がるほどなのに――

 あなたに覆い被さりながら、ぱっくりと開いた自身の口腔を見せつけてくるのだ。

 真っ赤で長い舌は、唾液でたっぷりと濡れている。ザラ自身も気が付いていないのだが――彼女の唾液は、興奮が昂ぶれば昂ぶるほどに粘度が高くなり、濃厚に甘い匂いを漂わせてくるのだ。今のザラのベロ肉は――あなたが見たこともないほどの粘度であり――

 彼女は――


”はぁ~~~……っ♡”


 と――

 あなたに、酒臭い息を吹きかけてくるのだ。

 普通の女がやれば、腹立たしいのだろうが――何しろ、目の前に居るのは極上の美女であるザラだ。にんにくたっぷりのラーメンを完飲したり、焼き肉をがっつりと食べた後でも――それがザラという極上の美女の口臭であると思うと、ちんぽがビキビキに勃起して、雄の本能を煽ってくるのだ。考えてもみればいい。「ザラが、にんにくの香り漂う、本気の野性味の溢れるベロキスをしてくる」というのは――ちんぽを生やして産まれて、繁殖欲を抱いている以上は――絶対に勝てないものであり――


「……ねっ?


 精液の匂い……少しもしないでしょ?」


 彼女は――


 ニヤっと、あなたをからかう笑みを浮かべるのだ。


 覆い被さられて、電灯の明かりはザラの髪によって遮られている。

 彼女は三度ほど、あなたに息を吐きかけてくる。

 アルコールの香りは漂うのだが――

 その奥に漂う精液の香りは、ほんの僅かとして存在しないのだ。

 口臭ケアのタブレットや、歯磨きでは絶対にかき消すことが出来ないのが――

 雌が、雄の精液をごっくんした後の臭いであり――


「……ぜ~んぶ……嘘よ♪


 ふふっ♪誘われたのはほんとよ?狙われていたのもぉ……隣に座られて、肩とか腰……ベタベタ触られたのはほんとだけどぉ……


 ……私、あなた以外の人のなんて……絶対咥えたくないもの……っ♪」


”べぇ~っ♡”と――


 ザラは、舌を突き出してあなたを馬鹿にしてくるのだ。


 くすくす♡とザラは愉快そうに笑っているが――、一方であなたは、ほとんど放心状態であるのだ。ザラが自分以外の男に穢されていないという事実に――それを望んでいたはずなのに、あなたは激しい動揺を抱えてくる。

 ザラは、他の男の肉棒を一切しゃぶっていないのに――


”べちゃ……っ♡ぐじゅっ♡”


「あら……っ♪


 パンツの中……もう、べちょべちょね……っ♡」


 あなたの下半身は、寝取られ負け犬精子をたっぷりと放出しているのだ。

 ザラは嬉しそうに、あなたの下着を脱がせてくる。

 肉棒は先ほどから、延々と半勃起の状態だ。

 自身の恋人が寝取られて「ええい、なにくそ!」と立ち向かう為に、勢いよく隆起するのとはまるで正反対。あなたの肉棒は弱っちく、臆病に縮こまっている状態だ。ザラはそれが――愛おしくてたまらないのだろう。あなたの妄想上の「ザラの小顔よりも大きい肉棒」とは正反対の、小さく臆病なそれに――


”すんすん……っ♡す~……っ♡ふはぁ……すんっ♡ずず……っ♡”


「んん……っ♡……くっさぁ……♡」


 鼻先を寄せて、匂いを嗅いでくるのだ。

 陰毛にまでべっとりと精液がへばりついているのだ。あなたはお風呂場ですら、洗うことを躊躇するような汚れなのだが――今のザラにとっては、愛おしくてたまらないのだろう。鼻先をピタリと肉棒に押しつけると、当然、精液の水たまりがあり――”ずずず……っ♡”と、ザラは鼻の穴であなたの精液を啜っていくのだ。

 それが少しも気にならないほど――

 彼女は、あなたの肉棒が放つ精臭に夢中になっているのだ。

 それでも、あなたの肉棒は半勃起のまま。ザラがあなたの為に、最高に興奮するお下品なポーズでちん嗅ぎをしているのだ。鼻で精液をすすり、うっとりと目尻を落としながら、”ザラの超絶極上美女顔面コキ”をされているのだから、隆起せねばならないと心が逸るので――


「……ねぇ?


 あなた……というか、男の子ってみんな……おちんちんが大きい方がいいって言うけど……


 あれ、なんでなの?」


 ザラは――

 あなたの緊張を、柔らかく解きほぐしてくるのだ。


「……大きい方が気持ちいいって考えてるの、男の子だけよ?……大事なのはサイズじゃなくて……テクニックで……

 

 ……ねぇ?


 初めてえっちしてからぁ……私の全部、あなたに教えたんだけど……


 まだ、ザラを気持ち良くする自信ないの……?」


 彼女はあなたに呟いてから――

”ちゅっ♡”と、睾丸にキスをする。

 先ほどまではずっしりと重たく、ザラの子宮に注ぎ込むためにたっぷりと精子が製造されていたのに――度重なる寝取られ報告&ちんカリご奉仕によって、あなたのそこは空っぽにさせられたのだ。ザラはあなたの睾丸に、何度も何度もキスの雨を降らせてくる。男の子の弱点であるそこは、夏場は汗を掻いて特に蒸れる場所だ。女の子には絶対的に存在しない器官であり――更には、ザラはその部位がどれほどに汚れて穢いのかを、重々に承知しているのだ。その上で、あなたを挑発するために――愛しい旦那様の唇にだけ捧げていい接吻を、何度も、何度も睾丸に捧げてきて――

 やがて、準備が整ったのだろう。


「……いただきますっ♡」


”んあ~っ♡”と大きく口を開いて――


”ぱくりっ♡”


 と――


 ザラは、あなたの肉棒を一口で咥え込む。

 あなたはまるで――サバンナのライオンに捕まった、インパラの気分だ。

 草食動物は絶対に死を免れない近距離で、肉食獣に見つめられると、放心して硬直すると聞いたことがあるが――まさしく、それは今のあなただ。ザラが口を開けて、あなたの肉棒を咥え込むまでの間に、一切の反応を取ることが出来ず――


”じゅるるるる……っ♡れろれろっ♡ぐぼっ♡じゅぶっ♡ぶっちゅ~……っ♡”


「んふふ……っ♡ろうかひらぁ……っ♡」


 ザラは、あなたの肉棒と睾丸を――

 全て、口の中に咥えて舌を這わせてくるのだ。

 短小仮性包茎とは言えど、ギンギンに隆起した逸物であれば、流石にそこまでバカにされることはないのだが――何度も何度も、寝取られ報告を聞かせられながら、ちんカリによって”無駄撃ちとぷとぷお漏らし射精”をさせられているのだ。半勃起状態の肉棒は、ザラのお口の中で簡単に咥えられて――

 肉幹も睾丸も、まるごと、ザラに食べられてしまっているのは――

 男の子のプライドを、根こそぎ奪い取るようなものだ。


”じゅるるるるっ♡むちゅ~っ♡ちゅるるるっ♡れろれろれろ……っ♡むちゅっ♡ぢゅぢゅ~っ♡”


「んぶふ……っ♡きもちひい……?」


 ザラは――

 あなたを前に、ひょっとこフェラを見せつけている。

 普段の彼女は、キスや騎乗位のときはあなたの顔を見たがるが――フェラチオのときは、電気を消して欲しがる性質であるのだ。どんなに美しく、美少女であっても――雄の肉幹を満足させるためのひょっとこフェラは、鼻の下を伸ばした、下品で無様な顔面になるのだ。容姿の良し悪しの話ではなく、人間の顔面の構造上それは避けられない話。ザラも――「自分が恥ずかしいから」ではなく「あなたが、そのひょっとこお下品ヅラを嫌うかもしれないから」と避けているのであり――

 なのに――

 今、あなたは自身のちんぽこをしゃぶっている、ザラのひょっとこヅラを正面から見据えることが出来るのだ。

 普段は濃厚な射精を何度も吐き出せば、回復まで時間がかかるのだが――ザラのひょっとこフェラを受けて、まさか、雄々しく勃ち上がらない雄は存在しないのだ。ザラは嬉しそうに、あなたの内腿を撫で回しながら――舌肉で睾丸を持ち上げて、頬肉で肉棒をシゴきあげてくる。あなたの両手を恋人繋ぎで重ね合わせて、視線をじぃ~っと向けてくるその表情。ああ、ああとあなたは声を漏らしてしまうのだが――ザラにとってそれは、追加の燃料にしかならないのだ。肉棒を吸引する勢いは更に激しくなり、あなたは限界を迎える。脚の爪先をぴ~んと伸ばしたところで――ザラは、恋人繋ぎの両手に力を込める。互いの指と指の谷間が、埋まりそうなほどの力強さであり――


”~~~♡♡♡♡♡”


 愛情たっぷりの彼女の視線で、終わりを迎える。

 あっ、あっとうわごとのように声が漏れて――


”びゅるるるるる~~~っ♡びゅるるるる♡どびゅどびゅ♡びゅ~っ♡”


”びゅくびゅく♡びゅ~っ♡びゅくんっ♡どぴゅっ♡びゅるる~♡”


”……びゅ~っ♡……どぴゅっ♡びゅるるるっ♡びゅ~……っ♡”


”…………っ♡♡♡”


「…………っ♡」


 あなたは、ザラの口内に精液を解き放っていく。

 先端だけを咥えられているのとは違い――あなたは、精子の貯蔵庫である睾丸ごと彼女の口腔内に収められているのだ。肉棒がどくどくと脈動するそれすらも――ザラは、愛おしく感じているらしい。普段、彼女と正常位でまぐわい、抱きしめられながら膣内に精液を解き放つ――世界中の何よりも安心するその感触を、ザラは、あなたに教え込んでくれるのだ。びゅくびゅく、どくどくと肉棒は脈動していき――最後の一滴までを吐き出したところで――


”………………ごっきゅんっ♡”


 ザラは――

”じ~っ♡”とあなたを見つめて、肉棒を咥えたまま精液を飲み込んでいくのだ。

 器用に喉だけを使ったそれと、ザラの視線。あなたは彼女の意図を考えるのだが――どうしたところで、思いつかない。抜かずの連発を求めているのかとも考えるのだが――

 あなたという男は、結局の所ザラのことが大好きすぎるので――

 彼女を汚すような考えが、少しも思い浮かばないのだ。

 だが――


”くい……くい……っ♡”


 と――

 ザラは、自身のツインテールを持ち上げて、あなたを挑発してくるので――


 あなたは、それを”ぐい~っ♡”と乱暴に掴んでやる。


 ドクドクと、心臓が暴れているのがわかる。

 あなたにとってザラは世界一美しい存在であり、世界の何よりも優先される存在だが――

 あなたという雄は、ザラの不興を買えば簡単に捨てられてもおかしくない人間なのだ。

 そんなあなたが――ザラのツインテールを、イラマハンドルとしてグイッと引っ張らされているのだ。ザラからの提案であるとは言え、普段のあなたには絶対に出来ないような蛮行。先ほどの嘘寝取られ報告を聞かされたせいで、雄としての獣欲が滾っているわけで――


 一方で、あなたの膀胱は尿意でパンパンになっている。


 居酒屋の前でザラを待っている間――「もし、途中でザラが男に連れ出されたら」と考えて――あなたは、開始の時刻からその場を一歩も動くことが出来なかった。途中でコンビニにでも寄っている間に見失えば――ザラは本当に、あなたの手から失われてしまうのだ。そうして、たっぷりと我慢をした後で、ラブホテルに連れ込まれて――

 ザラの本気の挑発を、たっぷり、ねっぷりと注ぎ込まれたのだ。

 ベッドの上では放尿してはならない――というのは、寝小便が止まった四歳児のときに理解をしているので――耐えていたのだが――

 あなたの肉棒は、ザラの口の中にあるわけで――


”じょぼじょぼじょぼ~~~っ♡じょろろろろっ♡じょぼじょぼっ♡びちゃ♡”


「んぶぶ……っ♡ふぅ♡……んぐっ♡んぼぉ……おぼ!?……おご……っ♡ふぅ……んぶふぅ……♡」


 あなたは――

 ザラの”お口まんこオムツ”に、放尿を注ぎ込んでいく。

 肉棒は小さく、ザラを魅了させられるサイズ感ではなくとも――尿道の太さと膀胱のサイズは、優秀な雄議論に置いては全くの無関係であるのだ。あなたは膀胱をパンパンに張り詰めさせたそれを――たっぷりと、ザラのお口に注ぎ込んでいく。美少女特有の小顔である以上は――頬袋が小さいのも道理だ。あなたが流し込むそばから、彼女は喉でごきゅごきゅ♡と嚥下していくのだが――

”ぶほぉ♡”と、小便の勢いに一度決壊しかけるのだ。

 唇の端と、鼻から僅かに尿を溢れさせる――最低に無様な、女として終わっている顔面は――しかし、ザラのような極上な美女による、人生を捧げる奉仕としては最上級の優越感を与えてくれるのだ。彼女はどうにか、そこで堪えて――

 あなたの膀胱が空っぽになる頃には――

”ぷるぷる……っ♡”と、頬を大きく膨らませるのだ。

 トイレの小便器に吐き出して、跳ね返った飛沫が手の甲に触れると「きったね」と思うそれを――ザラという極上の美女の胃の中に、流し込んだという事実。彼女が最後の一滴まで”ごっきゅんっ♡”と喉を鳴らして飲み込むと――


”んあ~……っ♡♡♡”


 彼女は――

 ご飯を全部食べて、デザートのリンゴを求める幼子のように――口を大きく開ける。

 だが、そこにあるのは幼児の無邪気な姿では無く――妖艶な雌であるザラの表情なのだ。彼女の口から漂うのは、あなたの小便のアンモニア臭と、ザーメンの栗の花が入り交じった最低な匂い。だが――何度も繰り返すが、そこにあるのはザラのお口なのだ。あなたは、自身のちんぽから吐き出された、全ての体液を飲み干した彼女の口に――強引に唇を重ねて、舌をねじ込んでいく。ザラも満更ではない様子で、ベロ肉を押し返してくるので――あなたは「合コンで精液をごっくんしていれば、匂いを感じないはずがないので――だから、ザラは本当に寝取られていないのだ」と、寝取られマゾとしてはあるまじき、安堵に胸をなで下ろした。


Comments

yuha

ありがとうございました…! ザラの魅力をこれでもか表現して頂いて大変満足です…! この嫌いな男のはずなのに、思わず巨根に釘付けになり自分から手コキしてしまうやつ1番好きです! その後も服従するかのようにフェラし始めるのが最高です! 妄想なのが勿体無いくらいでした…!

wws2jsh7

ありがとうございます!濃厚にえっちなのいいですよね……自分よりも優秀な雄(架空)のやつ

ららら

ただでさええっち過ぎる文章が圧倒的な文量で攻めてくるのでマイク・O先生の小説はほんと火力が高過ぎて大好きです。脳味噌沸騰してチカチカしました… 特にお口がめちゃくちゃえっちな場所になってる設定もめちゃくちゃ好きです

谷澤晴夫

ザラという最高にエロい女の肉体表現も最高でしたし、嘘NTR報告も興奮しました。ウェストから順にスリーサイズ教えられるのも良かったです。

wws2jsh7

ありがとうございます!!結果発表を後回しにするのいいですよね、主文後回しみたいな絶望感、絶対に勝てないの

並カルビとセンマイ

極上でした。 女性の魅力の表現、NTR報告の苦味とそれが全部嘘だとわかっている安心感、何より夫婦エッチの甘々さ。最高に満足しました。続きも期待します!

wws2jsh7

ありがとうございます!続きもいっぱいあるのでお楽しみください!