②鷺沢文香と紫式部(Fate)を助けたあなたが、二人に惚れられてハーレム濃厚どちゃエロ交尾に励む話 (Pixiv Fanbox)
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「サーヴァント、キャスター……紫式部と申します
文に親しみ、詞に焦がれ……ひとの想いに寄り添う女にて……
どうぞよしなに……」
彼女は――
紫式部は、あなたに三つ指をついて頭を下げる。
最初は事情を理解できていなかったらしいが――文香の説明を受けて、あなたが怪しい刺客でも何でも無く、「野良の格闘家」であると理解をしたらしい。
物語ならば、当然、あなたは”聖杯戦争”とやらにおいて何らかの役割を持つ存在なのだろう。彼女達の危機を救ったはずが――実は、どこかの陣営から送られてきた刺客であり、最大のピンチにおいてその素顔を露わにするのだと――
だが――
あなたは、本当に「野良の格闘家」でしかないのだ。
何もかもが偶然であり「あなたがアサシン陣営が送ってきた怪物に勝てたのも、ただあなたが強いだけ」と、文香の熱心な説明で紫式部はようやく理解したらしい。あなたへの謝罪と自己紹介を済ませてから、顔を上げてあなたを見つめてきて――
あなたへと、事情の説明を始めるのだ。
聖杯戦争――というものは、先ほど文香からも説明を聞いた。
要するにに「七人で争って、最後まで生き残った者がなんでも願いを叶えることが出来る」というものらしいが――あなたにとっては、何が何やらまるで意味がわからない。「魔術師」と呼ばれる存在であれば、頻繁に出てくる用語にも理解が及ぶらしいが――あなたは、そうしたオカルトに「あればいいけど、ないんだろうなぁ」と諦観していた大多数派であるのだ。理解が出来たのは「先ほど、アサシンにやられた影響で魔力供給のパスが危うい状態であり、男性の体液を直接摂取しなければいけない」という部分だけ。男の子の耳というのは、本当に都合が良く出来ているのだなと、自身のことでありながら感心していると――
「私と文香様を助けて頂いたこと、心より感謝いたします……!……私はこの聖杯戦争に巻き込まれた当初より……マスターである文香様の身にだけは、危害が及ばないようにと心がけていたのですが…………んぐ……っ、くぅ……」
紫式部は――
苦しそうに、表情を歪める。
「だ、大丈夫ですか!式部さん……!?」
「い、いえ……どうやら……んぐ……っ!その……お恥ずかしい話ですが……
魔力が……足りないようです……!」
紫式部の言葉に、文香はあなたを見つめる。
どうしろ、と言われると答えは決まっているのだ。
目の前に存在するのが、どうしようもないほどのブスで、性格が悪く、ワキガであったとしても――そうしなければ人が死ぬのならば、あなたに助けないという選択肢はない。「自分の命と引き換えに」と言われれば、百万の無辜な命でも見殺しにするだろうが――「射精をするだけで、目の前のブスが助かる」とあらば話は別だ。嫌ではあるが、仕方なくあなたはズボンを脱いで「何もしなくていいから、萎えないように顔を隠して」と手淫に耽るのだが――
目の前に存在するのは、極上の美女だ。
漆黒のドレスに身を纏いながらも、彼女は豊満な乳房の形をくっきりと浮かび上がらせている。乳房の丸みが強調されるそれは、俗に言う”乳袋”というものだ。おっとりとした顔つきが、今は苦痛による苦悶によって歪んでいる。あなたは暴力は好きだし、調子に乗った対戦相手が情けなく不様な顔を晒すのは好きだが――自分が関係ないところで、美女が苦しんで喜ぶほどに歪んだ性癖をしているわけでもないのだ。
据え膳を食わないほどに、臆病でもない。
”仕方が無いから”という大義名分もあるので、嬉々として幸運を賜ってやろうとすると――
「い……いえ!それは……その……
無関係の殿方を巻き込むわけには……!」
どうやら――
紫式部は気を失っていたので、あなたを過小評価しているらしい。
鷺沢文香は、目の前で、あなたが怪物を退治する光景を眺めていた。
一個人の鍛え抜かれた肉体は、勿論、サーヴァントに直接対峙するのは難しいが――魔力の欠片で生み出した使い魔程度であれば、どうにか反撃が及ぶらしい。文香はあなたの強さに、ほんの僅かとして疑いを持っていないようだし――紫式部が、巻き込まれた文香を守りたいように、文香もまたマスターとして紫式部を守りたいのだろう。二人の「彼が私達を助けてくれたんです」「ですが彼は無関係の部外者です」というやりとりに、あなたは置いてかれる。文香はあなたの意思を確認することなく、もう、助けてくれることに確信を抱いているようだ。少し疑問はあるのだが──例えば「それでは……パイズリし放題と引き換えに……私達を助けていただけませんか?」と耳元で囁かれれば、あなたはなすすべなく、不様に鼻の下を伸ばしながら快諾する他にないのだ。
文香と紫式部の激しいやり合い。彼女達はどちらも、雰囲気的には大人しいのだが――結局、紫式部が折れる他になかったのだろう。紫式部はあなたに振り返り、じいっと視線を交わしてくる。あなたが今までに見たことがない、最上級に美しい顔立ち。大人びた雰囲気もありながら、どこか、子供のような無邪気さも湛えている。「ああ、歴史上たまに現れる”傾国”とは、こういう女なのか」と感心を抱いていると――
紫式部は、苦しそうに口を開く。
「あなた様……その……自惚れた、強欲な願いだとは重々承知なのですが……えっ?
あ……は、はい!いえ!その……
あなた様の体液を恵んでいただけるのならば……ありがたく、頂戴致します……!」
紫式部は――
あなたに土下座をしながら、感謝を捧げてくるのだ。
背筋に、ゾクゾクと痺れるような快楽が走ってくる。
女性を土下座させて喜ぶ趣味はないと思っていたが――そこにいるのが、上体を曲げて、地面に額をくっつけることすら困難な爆乳女であれば話が別らしい。紫式部の乳房は大きすぎて、床に額をくっつけるのにも尻を浮かさねばならないのだ。全くふざけた土下座ではあるが――しかし、男の子にとってはひたすら、興奮と欲情を煽る代物。本能のままに、あなたは紫式部の頭を踏みつけてやりたくなるが――必死に堪えて――
「本来であれば……マスターではなく、サーヴァントの私に直接体液を注いでもらう方が好ましいのです……っ♥
……ええと……その……お口でも、よろしいでしょうか?
……はいっ!失礼します!
いつでも……お好きなときに……お出しくださいませ!」
紫式部に顔をあげさせて――
彼女は、顔の前で掌をお皿にするのだ。
一瞬――
あなたは、その意図が理解できなかった。
だが直後に――
紫式部は、あなたの手淫を待っているのだと気が付くのだ。
思えば文香のように「あなたの精液が欲しいから、パイズリで搾り取る」という女の方が圧倒的に少数で、奇特な存在であるのだ。勝手に期待をしたのは、あなたの方。紫式部が生前は独身であったのか、旦那がいたのか――等ということは知識が無いのでまるで知らない(後で聞いた話だが、いたらしい)のだが――彼女が生きていた平安時代において、女性が、いとも容易く股を開かないことはなんとなく知っている。
なので、僅かな落胆を湛えながらも――この流れから手コキやフェラチオをして欲しいと言えば、悪者は自分であるし――何より、紫式部の美しすぎる顔面と爆乳を眺めてオカズにしながらシコるのは、まあ、最低限の喜びは得られるだろうと思い――
自身の肉棒に手を伸ばし、手淫をするのだが――
「……あっ、式部さん?もしかして……」
あなたよりも先に――
鷺沢文香が、その異変に気が付くのだ。
紫式部は瞳をきょとんと丸くしている。
男の子のそれには、さほど詳しくないのだろう。「する前に、そうするのが文化なのでしょうか?」とでも思っているかのように、あなたを見つめていて――
そこでようやく――
「……はいっ♥……必要なのは、強靱な雄の……あなた様の体液ですので……その……お恥ずかしい話ですが……
私のお口に……小尿を注いでいただければと……っ♥」
紫式部は――
自身の顔面を、便器の代わりにあなたに差し出していると気が付くのだ。
再度、背筋にはゾクゾクと背徳感が湧き上がってくる。
あなたにはスカトロ趣味はなかったのだが――それはそうと、目の前に居る極上の美女の顔面に小便をぶっかけられるという事実に、股間は浮き足立っている。そこにあるのが卑劣な脅迫や、暴力をちらつかせた上での蛮行であれば違うが――魔力が枯渇しかけている紫式部への、言わば”人助け”であるのだ。ああ――思えば、眼前に居るのが紫式部であるというのも、興奮の一助であるかもしれない。国語や日本史の教科書で、名前しか見たことがなかった遠い昔の存在。日本の歴史に名を残す、言ってしまえば大文豪である理知的な爆乳美女の顔面に――
あなたは、ジョボジョボと小便を注ぎ込むことが出来るのだ。
「……あ、あの……お嫌でしたら……大丈夫ですよ?……えっ?そうですね……例えばコップに注ぎ込んで……検尿のようにするとか……
……あ……っ♡は、はい♡そうですね……♡
その後……おしっこを、ごくごくと……式部さんに飲んで頂くことになりますが……っ♡」
鷺沢文香は、あなたの耳元で誘惑を注ぎ込んでくる。
今度は、彼女には悪意も誘惑もないのだろうが――それはそうと、あなたの肉棒はギンギンに隆起しそうになる。勃起をして、天井を穿つ角度になれば小便をするのには面倒だ。
あなたは意を決して、式部の顔面を見下ろしながら肉棒の角度を調整する。
普段、小尿を催せば個室トイレでも座って用を足すのだ。床に飛び散っては掃除の人が面倒くさいから――という、至って普通の感性。それを善行だと思ったことすらなく「だってそういうものだから」と、何一つ違和感を抱くことなく便座に腰掛けていた。小便器を前にすれば立ちながら行うのだが――今度は、自身の股間に視線をやることはない。「いつも綺麗に使っていただき、ありがとうございます」「一歩前に足を踏み出して用をたしてください」というお願いに従順に従って、あなたはおしっこをしていたのだ。自身の股間の逸物を見ようにも、小便器が邪魔になって見えないので――
だから――
ホテルの一室で、目の前には美女がお手手で受け皿を作りながら――
あなたの真っ黄色な、ほかほかションベンを待ち望んでいる光景に、全く理解が追いつかないのだ。
それでも――先ほど、文香の乳房で濃密濃厚なパイズリ射精をぶちまけたのだ。あなたの雄の逸物は、自慰行為の後でそうなるように――強めの尿意を催している。先ほど、文香と紫式部が会話をしている間も、あなたはトイレに行かずに我慢をしていたのだ。
緊張を遥かに凌駕するほどの尿意であり――
「……あの……これは人助け、ですからね……?
……矮小な雌の身では……魔力供給の体液、というものは……補給するのにも効率が悪くなるのですが……♡
あなたは……逞しい殿方ですよね……っ♡
生命力が強くあればあるほど……っ♡どうやら、魔力供給の効率は良くなるようで……っ♡あなたの睾丸……触らせていただきますね?……んん……っ♡
すっごい重たくて……ずっしり……っ♡」
鷺沢文香は――
どうやら、男の尿意というものを勘違いしているらしい。
あなたの隣で、ぺったりと身体をくっつけ合わせる彼女。先ほどまでは、真剣な話をしていたのでうっかりしていたが――そこにいるのは、全裸の爆乳美少女。104センチKカップを、あなたの二の腕で”むっにぃ~♡”と押しつけてくるのは、天然の誘惑であるのだ。
彼女は――
男が興奮すれば、おしっこが出ると考えているのだろう。
冷静に考えれば、「その二つは繋がらない」と聡明な文香は理解出来るのだろうが――今の文香は、とてもじゃないが冷静ではいられない。サーヴァントである紫式部を守ると誓ったのに、今は何も出来ない状態。せめて、自分も頑張らなければいけないと――空回りした気合いが間違った方向に働き――
あなたの睾丸を掌で撫で回しながら、耳元で囁いてきているのだ。
本来であれば「いや、勃起するとおしっこが出にくい」と説明をすればいいだけなのだが――断言するが、鷺沢文香という極上のぽってり唇の美少女が、耳元にべったりと口を押しつけながら――零距離で誘惑の言葉を囁き、金玉を撫で回してくる状況に抵抗が出来る男はいない。文香はあなたの睾丸を優しく、くすぐるような手付きで撫でている。「金玉が男の急所」ということは理解していても、どこまでが痛みを感じるラインかは知らないのだろう。先ほど、あなたが文香の乳房を愛撫したときと同じ柔らかな手付きであり――
文香からの極上のご奉仕を、あなたはその身で堪能する。
「あなた様は……格闘家様……でしたよね?
他の雄よりも遥かに強く……優秀な……♡ずっしりと詰まった陰嚢……っ♡先ほどの射精、本当に凄かったですね……っ♡ドロドロで、とっても濃厚で……喉にべったりと張り付くような精液……っ♡咀嚼しないと飲み込めないほどの……どろっどろのぷりっぷり……っ♡
……ああっ♡どうかあなた様……っ♡
その優秀な遺伝子を……逞しい雄の一部を……
式部さんのお顔に……注いでいただけませんか……っ♡
はいっ♡ご存じですよね……紫式部……っ♡歴史に名を残す、平安時代の偉大な作家……っ♡源氏物語は……読んだことがなくとも、名は知っているはずです……っ♡
嗚呼……嗚呼……っ♡
あなた様は……その式部様の顔面に……
濃厚な小便を……ぶっかけられるのですよ……っ♡
じょぼじょぼ♡じょぼじょぼ♡気持ちいいですよ♡おトイレでするときの開放感……っ♡た~っぷりと溜めた小用は……性交時のお射精よりも気持ちいい、と書いた作家もいるほど……っ♡卑しき雌の身である私には……わかりませんが……っ♡
逞しい雄様であれば……その身で、存分に把握しているはず……っ♡
はいっ、どうぞ……っ♡
式部さんの顔面を……お便器にしてくださいませ……っ♡」
文香の声色に囁かれて、あなたは限界寸前。
彼女は全身から、花の香りを漂わせている。シャンプーやボディソープに気を使わずとも――その極上の媚体が、雄を誘惑する魔性のフェロモンを放っているのだ。肉棒を隆起させていく文香の雌の香りに、必死に耐え忍び、あなたは紫式部の姿を見下ろす。あなたがいつまで経っても、小便をじょぼじょぼと吐き出さないことを疑問に思ったのだろう。片目を開けてあなたを見つめてくる表情に――とどめを刺されて――
”じょろろろろろ~…………っ♥♥”
「あ……っ♡ふふっ♪……気持ちいいでしょうか……?」
あなたは、紫式部の顔面へと小便を引っかけていく。
目の前にあるのが電柱であっても、立ち小便には僅かな罪悪感が湧き上がるのだ。
本来であれば、あなたが指一本触れられないような極上の美女の顔面に――じょぼじょぼ、どぼどぼと勢いの良い小便をぶちまけていくのは――
最早、呼吸すら苦しくなるような、圧倒的な背徳感と罪悪感であり――
”じょぼぼぼぼ……っ♥じょろろろろ~っ♥じょぼぼぼぼっ♥じょろっ♥じょろろっ♥”
「んぶ……っ♥んっ♥ふぅ……んぐぐ……っ♥ぷぎゅ……っ♥んぶぶ……っ♥」
「いかがですか……?式部さんの美しすぎる顔面……っ♡大和撫子の模範となるような……黒髪和風美女の顔面を、お便器の代わりにして……”立ちションベン”を引っかけるのは……ふふっ♡」
あなたは、どうしようもないほどに興奮をするのだ。
射精後の尿意というものは、膀胱をパンパンに張り詰めさせる代物だ。
あなたの放尿も、普段のそれよりは遥かに長く、勢いも強い。式部の顔面にジョボジョボと勢いのよい小便がぶちまけられて、彼女の衣服を汚していく。漆黒のゴシック風ドレスが、どれだけの価値を誇っているのかは知らないが――おそらく、彼女の規格外の爆乳専用にオーダーメイドされているのだから、数百万円はくだらないのだろう。それを――まるで、犬猫が用を足すときのペットシーツの代わりに使って「ホテルに迷惑がかからないように、全部私にぶっかけてください」と紫式部は全身を使って表明してくるのだ。
少なくとも、自慰行為で行う射精よりは遥かに気持ちいい放尿であり――
やがてあなたの小尿も、勢いが弱まっていく。
極上の美女に種付け射精をするときは、射精をしながらも睾丸が精子をコポコポと製造して、無限に吐き出せるような気がするのだが――おしっこは、飲んだ分以上に吐き出せる道理はないのだ。やがてあなたの肉棒も、下を向いて残尿がポタポタと垂れてきて――
「……んぎゅ……っ♥んはぁ……んぐ……んん……っ
……ごっきゅんっ♥」
紫式部は――
口いっぱいに溜めたあなたの小便を、ごくりと飲み干していく。
水分が足りないのか、あなたの小尿は真っ黄色で濃厚な代物。
魔力が詰まっているのかどうか、は門外漢のあなたには理解が出来ないが――それでも紫式部が、不満の一つも垂れずにごきゅりと飲み干すのだから、悪くはないのだろう。
全身から、小便の湯気が立ちそうなほどに紫式部は熱を帯びている。
あなたにはわからない理屈だが――たっぷりと小便で濡らした漆黒のドレスは、すぐに乾き始めている。魔力供給というだけあり――あなたが吐き出した体液は、彼女の内側に吸収されていくのだろう。不思議な光景だなと思いながら、眺めていると――
”…………ぺろっ♥”
と――
紫式部が、あなたの肉棒に舌を這わせてくるのだ。
「あ……っ!し、式部さん……!?」
あなたの全身がゾクゾクと震えるのは――
紫式部の行為に、あまりにも脈絡がなかったからだ。
「舐めていいですか?」の一言もなく「それが当然ですので」と言わんばかりに、紫式部はあなたの肉棒に舌を這わせてくるのだ。小便を終えたばかりの亀頭に、彼女の真っ赤で長い舌が”ぬっめ~……っ♥”と這ってくると、背筋にゾクゾクと震える感触が走る。
「も……申し訳ありません……っ♥お嫌でしたか……?」
紫式部はあなたを上目遣いで見つめながらも、舌を止めることはない。
「男が極上の美女に、肉棒を舐められて嫌なわけがない」と――紫式部は、文香とは違い直感的に理解をしているのだろう。あなたの反応はただの動揺であるのだが――しかし、雌にちんぽを舐められて不様に動揺をするというのは、男の子の沽券に関わる問題だ。誤魔化すように頭を撫でてやると――紫式部は、男を立てる能力にすぐれているらしく――
”ぱくっ♥”と、あなたの肉棒を一口で咥えてくる。
”じゅるるるるっ♥れろぉ~……♥ちゅ♥ちゅっ♥むちゅ♥はむはむはむ……っ♥”
あなたの肉棒は、放尿直後で小さくなっている。
「小さい方が、フェラチオがしやすい」と――紫式部は理解をしているのだろう。経験豊富を感じさせる、魔性の娼婦の舌使い。鷺沢文香のような極上の、絶世の、雄に媚びる才能を持って生まれた淫魔のような女がテクニックを覚えてようやく辿り着く境地に――既に、紫式部という女は存在しているのだ。
あなたの肉棒を口の中で舐め回しながら、彼女は上目遣い。
教科書にも載っている歴史の偉大な作家が――極上の美女の顔面と爆乳を捧げて、鼻の下をひょっとこのように下品に伸ばしているのだ。吸引力は強く、あなたの金玉の中はすぐに空っぽになりそうで――”ぐぐ……っ♡”と、あなたは鷺沢文香の腰を抱き寄せる。「ひゃあ!?」と、彼女は驚きながらも――抵抗をする気はないらしい。内臓が詰まっているのか不安になるほど、細くくびれた腰とは裏腹に――むっちり、みっちりと肉が詰まった肥沃なデカケツ。あなたは彼女の尻肉にむっぎゅ~っ♡と指を埋めて、鷲掴みにする。乱暴に扱われるそれに、文香は今にも泣き出しそうに瞳を潤わせるが――あなたが射精を我慢する手すりに使いたいと、気が付いたのだろう。唇をグッと噛んで、涙を飲み込んで、あなたにピタリと寄り添いながら――
「……式部さんの口淫……フェラチオは……いかがでしょうか……っ♡
人妻の、経験豊富な舌使い……っ♡殿方を満足させるために磨いた……舌のテクニック……っ♡
ふふっ♪そうですよ……っ♡紫式部は人妻……っ♡当然の常識ですが……っ♡
今、あなたは……人妻のおくちで、おちんぽを大きくしようと……れろれろされているのです……っ♡」
あなたの耳元に、官能的な囁きを流し込んでくるのだ。
紫式部は床に正座しながら、背筋をピンと伸ばしてあなたの肉棒にフェラチオを施してくる。尿道に残った小便を啜るように――ひょっとこフェラで、じゅぼじゅぼと下品な水音を響かせてくる。両手で下から、あなたの睾丸をカリカリと指先で引っ掻いてくる紫式部の手付き。生意気に男を挑発しながら、上目遣いで股間に極上のご奉仕を捧げてくる女に――勝てる男なぞ、存在するはずもないのだ。
「んじゅるるる……っ♥れろれろ……ちゅっ♥ふふっ……大きくなって来ましたね……逞しく……凜々しく……っ♥ああっ、そそり立った剛直……♥雌の子宮を疼かせて……雌の本能を煽る……っ♥繁殖用の生殖器……っ♥」
紫式部の口から肉棒が離されると――
彼女の唇との間に、唾液の橋が一本つつ~っと架かり――
あなたの肉棒は、最大硬度に隆起する。
大きさも硬さも、彼女達の美少女特有の小顔を凌駕するような逸物。彼女達との体格差や、生物としての格差を考えると――あなたは、自身の股間に携えた逸物で二人を絶命させることも可能であるのだ。
生物としての圧倒的な格差を感じて――
しかもそれは、兎を前にした狼の優越感であるのだ。
紫式部は”ずりずり……っ♥”と、あなたの肉棒に頬ずりをしてくる。余分な脂肪は存在せずに引き締まっているが――すべすべのぷにぷに、永遠に揉みしだきたい極上の美女のほっぺ肉で、熱を帯びたチンコ肉を愛してもらえるという最高の興奮。母親が、無償の愛を幼子に捧げるような頬ずりを――あなたは、精液や汗やチンカスでベトベトに汚れて、紫式部の唾液でコーティングされたちんぽこで、行うことが出来るのだ。
あなたの肉棒が、紫式部の愛情たっぷりな頬ずりで最大硬度まで隆起をすると――
「……あの……まだ、魔力供給……必要ですよね……?」
鷺沢文香が――
蚊の鳴くような声色であなたに尋ねてくる。
背後から”むぎゅっ♡”と抱きしめられて、あなたの背中には文香の乳房の感触が広がってくる。熱を帯びて、蒸れ蒸れとしているのは――先ほどあなたが馬乗りパイズリで、彼女の乳房をたっぷりと、本能のままに弄んだからだ。ほっぺたにあなたの陰毛を付けたまま、紫式部は不思議そうにあなたを見上げている。
「あ……っ♥勿論です……っ♥この後は、その……私の……紫式部の膣内に、胤をびゅるびゅると注ぎ込んでいただければ……っ♥……お気になさらず……っ♥私はサーヴァントですから、孕みはしませんし……それに、その……っ♥あなた様の……太くて硬く……逞しい逸物であんあんと喘がされることは……雌にとって、幸せなことですから……♥」
紫式部があなたに囁く言葉は、催眠音声よりも脳味噌を蕩かす代物だ。
彼女が実際に孕むかどうか、というのは、あなたには理解が出来ないが――紫式部が「私は孕まない」と宣言したのは、理解が出来るのだ。どんなことになっても責任を取る必要のない膣内射精というものは、男の子に激しい興奮をもたらしてくれる。
なのであなたは、本能のままに紫式部を押し倒そうとするのだが――
「あ……あの……
……私では……だめ、でしょうか……?」
彼女は――
鷺沢文香は、力を強く込めてあなたを抱きしめるのだ。
彼女の細身と細腕では、大した力が出せるはずもない。「本屋というのは、紙の束を扱うのだから重労働であり、力仕事なのです」という理屈は――寂れた古書店で、アルバイトごっこをしていただけの彼女には相応しくないのだ。あなたが本気――どころか、軽く力を込めるだけで、簡単に撥ね除けられる弱っちい束縛であるのだが――
鷺沢文香は――
「私は、その……はじめてですので、経験もなく……ご満足させられるかは、わからないのですが……ええと……その……
……わ
私では……だめでしょうか……?」
今日、初めて出会ったあなたに――
自らの処女膜を、捧げようとしているのだ。
あなたは背後を振り返り、文香の肩を掴む。
水色の瞳が、あなたを見つめ返してくる。見ているだけでも吸い込まれそうな心地。男の子に産まれて、鷺沢文香のまん肉をほじり倒したいと思わない人間は存在しない。極上の美女は、「男の身体に、女の精神を持って生まれた」という人間ですら――結局の所、本能的に貪りたくてしょうがないのだ。ノンケの女ですら、レズビアンに落とす魔性の魅力を持った文香の瞳。ぐちゃぐちゃの、ぬちょぬちょにしたい。あなたの股間から突き出た肉棒を、鷺沢文香の経験0のキツキツまんこ肉で、ぬっちょんぬっちょんとシゴきあげたいと――本能に叫んでくるような瞳であり――
「……えっ?」
あなたは――
”それは紫式部を庇ってのことか”と尋ねてやる。
理性はとっくに崩壊して、本能のままに文香を押し倒してやりたいが――
どうしても、極上の美女の前では格好を付けたがるのが男の性なのだ。
恋愛経験が皆無であり、そうした情緒は未熟なのであろう。あなたは紫式部に”魔力供給”と割り切ってセックスが出来るし――紫式部もまた、同様だろう。だが――鷺沢文香は違う。彼女は「一度セックスをすれば、責任を取らないといけない」と考えているのだろうか。数多の書物では、そうした、一夜限りのセックスというのは頻繁に描写されているが――鷺沢文香にとっては違う世界の話であり、だから実感や感情移入も出来なくて――
マスターとして、サーヴァントを守るために――
あなたにその身を捧げようとしているのならば、我慢する気でいたのだが――
「……あ、い、いえ!違います!
その……同情とか、自己犠牲の類いではなく……あ、あの……
……先ほどの、パイズリで……その……
……か、身体が……疼いてしまって……
子宮が火照って……熱が……収まらないのです……っ♡」
文香は――
今にも泣き出しそうに、あなたを見つめている。
あなたにとっては、文香のことを心配しての根掘り葉掘りであったのだが――彼女にとっては「あ?俺様とヤりたいの?じゃあ俺様のご機嫌取ってみろよw」という最低の雄による卑劣な脅迫であると感じたらしい。
その上で――
彼女が屈服しているというのは、たまらない興奮だ。
理性は文香の言葉で蕩けているので――
”くちゅり……っ♡”
と――
あなたは、文香の秘部に手を伸ばしてやる。
性欲の強い雄が、雌に手を触れられるだけでも簡単に勃起して我慢汁を垂れ流すように――あなたの子を繁殖することに特化した文香の肢体は、簡単に濡れて、雄の肉棒を受け入れやすいように出来ている。愛液には粘度があって、濃厚で、雄の肉棒を咥え込む準備が出来ている。文香はあなたの身体をペタペタと触ってくる。あなたの身体は、当然ではあるが分厚く筋肉が付いている。ボディビルダーのように、不必要な筋肉で全身を覆うことはないが――それでも、文香が今まで接してきた男達に比べると、遥かに格上なわけで――
”ぺたぺた……っ♡さわさわ……っ♡”とあなたの胸板に触れる手付きは――
彼女が、完全に発情している証拠なのだ。
あなたが童貞で、鷺沢文香の身体を触っていれば――それだけで、肉棒から我慢汁がドロドロと溢れるのと同じだ。あなたという雄がその気になれば、鷺沢文香はなすすべなく、簡単に食べられてしまうのだ。あなたの指一本にも抵抗が出来ないという、絶対的な捕食者と餌の立場。文香はそれを実感することで発情を抱くらしく――真っ白な内腿に、愛液が伝っていく。粘度のあるそれは、ローション代わりになる代物であり――
”ぐに……っ♡”
「あ……っ♡」
あなたは、文香の下腹部に肉棒を押し当てる。
「これ……っ♡こんな深いところまで……届くのですか……?……あっ♡……子宮を……下から、押し上げるのですね……?こんこん……とんとんと……っ♡……ふぅ……♡……んんっ♡あっ♡わ、わかりました♡わかりました、から……っ♡だ、だめ、です♡お腹の上から……んんっ♡陰茎で、子宮を……こんこん、するの……っ♡あっ♡や、やだ……っ♡こわい……っ♡やめてください……っ♡」
鷺沢文香の子宮に、腹部越しにぐりぐりと亀頭を擦りつける。
「これは俺様のものだ」と、パン屋で並んでいるパンに、指をぐりぐりと押し込むような――最低なマーキング行為。鷺沢文香は常識的な善人であるので、当然、街中でそれを見かけても注意が出来る性質ではない。触らぬ神に祟りなしと、彼女はバッドエンドを迎える数多の書物を読んで理解しているだろう。
だが同時に――
今、鷺沢文香は自分が絶対に敵わないことを理解してしまったのだ。
あなたがその気になれば、文香のこの先の人生は全てあなたに奪われることになる。子宮を腹の上から、亀頭でぐりぐりと押し込まれるだけで――「はぁ♡んっ♡」と舌を突き出しながら、文香は瞳を白黒させているのだ。脳内にバチバチと電流が流れていることは想像に易い。
だからあなたは――
「あ……っ♡ど、どうなさったのですか……?」
ベッドの上で、寝転がってやる。
あなたが文香を襲えば、彼女は抵抗が出来ないので――
本意はどうであれ、簡単に処女を散らしてしまうことだろう。
そうなったとき、あなたの心は九割九分の「合意の上」と同時に――
残り一分の「いや、抵抗できなかっただけでは?」が浮かんでしまうのだ。
文香に自ら腰を振らせることで、自身の責任から完全に逃れる、ある意味では最低に男らしい行為。だが――文香はそれを「俺をその気にさせろ」だと捉えたらしく――
「……それでは、失礼します……♡」
”ごそごそ……っ♡”と、あなたに添い寝をしてきて――
”……ぺろっ♡れろれろ……っ♡ちゅっ♡むちゅ~……っ♡”
”!?”
あなたの乳首に――
ペロペロと、舌を這わせてくるのだ。
AVでは頻繁に目にする光景だが――実際にされるのは初めてだ。
あなたは自身の乳首を性感帯だと捉えたことはなかったし――行為の最中に弄られても、それの何が気持ちいいのか理解はしていなかった。自身の性癖がサドであるのかマゾであるのか、判断は付かないが――それでも「自分の乳首を開発して、気持ち良くなりたい」と思った経験は無く――
だから今のあなたにとって、全裸の文香がピタリと寄り添い、乳首を舐めてくる光景は想定外。
「……ふふっ♪私も失礼しますね……んん……っ♥マスターである文香様のご期待に沿えるように……この身を捧げるのが、キャスター、紫式部の役目ですから……っ♥……ああっ♥
声は我慢なさらないでくださいね……っ♥」
反対側の乳首にも――
いつの間にか、全裸になった紫式部が吸い付いてくる。
あの漆黒のドレスは、一人で着脱することが困難であろう衣装なのに――ほんの僅か、視線を逸らした隙に彼女は全裸を晒しているのだ。人ならざる身という事実を実感としながらも――同時に、あなたの視線が向くのは彼女の爆乳。鷺沢文香の104センチKカップも、日本人離れした規格外の存在であったのだが――目の前の肉饅頭は、それを圧倒的に凌駕したサイズ感だ。
分厚い漆黒のドレスは、紫外線から彼女の肌を守るのだろう。日傘まで用意している彼女の肌は――透き通るほどに真っ白。「ただ券」をもらったという理由で、興味も無く美術館に行った際に見た大理石の彫像よりも――遥かに真っ白であり、そのくせ、先端には薄桜色の突起がお淑やかに、ツンと張っているのだ。彼女は少しの容赦もなく、文香の反対側からあなたに抱きついて、添い寝をしてくる。長い脚を、あなたの太腿に絡めてくる美少女。男の子のすね毛だらけのザラザラな脚と違い――彼女の太腿はすべすべで、余分な毛の一本として存在していないのだ。あなたの脚に絡みついてくるそれは、サテン生地の布よりも遥かに官能的で、背筋がぞわぞわと痺れてくる代物。更には――脚の間で挟み込むと股間が密着されて”ぬちゅり……っ♥”と、熱を帯びて火照った膣肉が、あなたの腿肉とディープキスをするのだ。
興奮は昂ぶり――文香もそれを真似して、脚を絡めてくる。
あなたの方が、体格としては圧倒的に上回っているのに――
”ちゅ……っ♡はぷはぷ……っ♡むちゅ……れるれるれる……っ♡ちゅ♡”
”じゅるるるるっ♥はむはむっ♥れっろぉ~……っ♥じゅるるっ♥むっちゅ~っ♥”
「いかがでしょうか……っ♡こうして……舌で乳首を責められると……殿方も弱いと、聞いたことがあるのですが……っ♡」
「ふふ……っ♪我慢なさらなくても大丈夫ですよ?……私も文香様も……乳首が弱い、程度では……あなた様のことをお嫌いになったり……絶対にいたしませんから……っ♡♥」
二人に乳首を舐められて――
あなたは、骨抜きにされてしまうのだ。
指先で乱暴に、カリカリと引っかかれるのは極上の雌にとって最高の至福でも――そこを開発していないあなたにとっては、ただの苦痛でしかないのだ。だが――今、文香と紫式部があなたに捧げているのは、真っ赤で長いベロ肉だ。彼女達には極上の爆乳があるので、その例には漏れるが――男性の身体の中では、最も柔らかいのは唇から突き出たベロ肉。彼女達の乳房は、鈍器としてあなたの顔面を”おっぱいビンタ”すれば、鼻血を出させることも可能だろうが――ベロ肉では、あなたにほんの僅かとして傷を付けさせることは出来ない。発情した雌特有の、甘ったるくて、粘度を帯びた唾液を二人はあなたの乳首にまぶしていく。柔らかな、文香と紫式部のほっぺたを”ぷにっ♡♥”とあなたの胸板に押しつけてくるのだ。黙っていれば極上の美少女と美女であるのに――時折、どうしようもなく間の抜けた表情を見せて、幼さを感じさせる文香と紫式部が、ほっぺたのお肉をむにっと潰している光景。美しい美女の幼げな雰囲気というものは、男の子に抵抗が出来る代物ではない。文香の舌使いは”ちゅ♡ちゅぷ……っ♡”と緩やかで、お淑やかなものだが――紫式部は”れろれろろっ♥ちゅ~っ♥”と、激しくあなたの乳首を責め立ててくるのだ。
乳首自体への快楽は、大したものではないが――
「あ……っ♪陰茎がビクビクと弾んで……♡気持ちいいのですか……?興奮……していただけたのでしょうか……っ♡」
「んちゅ……っ♥れるれるれる……っ♥我慢しなくていいですからね……っ♥……あっ、ですが……我慢して頂けると……陰嚢の中でグツグツと胤を煮込んで……より濃ゆ~い精液で……魔力がたっぷりと供給できるかもしれません……っ♥」
彼女達がその柔肌を押しつけながら――
あなたに、極上の奉仕を捧げていることがたまらなく気持ちいいのだ。
あなたの身体を、さわさわと撫でてくる二人の美少女。特に、あなたの胸板がお気に入りらしい。水商売の女に、テンプレートとして「わー、胸板触っていいですかぁ~」と言われる分には、面倒くささしか感じて居なかったのだが――「わぁ……♡やはり……殿方の胸板……本当に硬いのですね……っ♡」「……んっ♥私がいた時代では……これほどまでに筋骨隆々……逞しく、雄々しい男性はいませんでした……っ♥」と二人の美少女は、天然で雄に媚びる発言をしてくるのだ。身体を鍛えて良かったなと、心底から思いながら、やがて我慢が出来なくなり――
「あ……っ♡我慢の限界なのですか……?
私と式部さんに……乳首を責められて……弄ばれて……
おちんちんが……つらいつらいしちゃったのですか……?」
鷺沢文香は――
あなたのことを舐めくさって、耳元でからかってくるのだ。
経験ゼロの処女で、先ほどまであなたにいいように弄ばれて――半べそをかきながら、抱いて欲しいとおねだりをしてきた女の分際で、彼女はとことん調子に乗っているのだ。あなたの苛立ちを、一瞬でピークにまで持ち上げるような態度。どうしてお仕置きしたものか考えながら――文香の乳首をこねこねとしてやり「んきゅ……っ♡」と嬌声を響かせてやる。
雄の肉体に、ほんの僅かとして勝てるはずもないのに――
あなたに乳首舐めをしながら、優越感に浸っている文香。
現実を思い知らせてやる必要があり――
「……かしこまりました♡」
文香は――
”くちゅり……っ♡”
と、あなたに跨がり秘部から水音を響かせる。
あなたの亀頭が、文香の膣肉に触れているのだ。
窮屈そうな陰唇は、ほんの僅かな遊びすら知らないのだろう。あなたという雄を前に、文香の膣肉は準備が万端だが――それはそうと、彼女は処女の身であるのだ。自身の身体の内側に、雄の逸物がメリメリと割り込んでくる感覚。あなたは男であり、彼女の膣に対応する臓器がないので理解は出来ないが――それでも、想像してやることは出来る。鷺沢文香という極上の美少女が――サラシもかくやと言った窮屈な締め付けで、乳房のサイズを過少申告して守り続けてきた19年物の処女膜。それをあなたは、寝転がったまま、彼女自身に失わせようとしているわけであり――
文香は、それが嬉しくてたまらないのだろう。
極上の雌は、状況に合わせてサドとマゾを使い分けられるのだろうが――小説の中のヒロインは、圧倒的に男に貪られるマゾが多いのだろう。彼女は今、さながら、物語の中のヒロインと同じ立場であるのだ。命令をされて、腰を落とさざるを得ない状況。蜜壷はくぱくぱと、雄に媚びるように伸縮している。文香は何度か深呼吸をしながら、尻をふりふりとしていたが――やがて、決心が付いたのだろう。「ふぅ~……っ」と深呼吸をしてから――そのまま――
”にゅ…………っぷ~~~~…………っ♡♡♡”
「んぎゅ……っ♡んっ、ふぅ……っ♡あっ……はぁ、んん……っ♡うっ♡きゅ……~…………っ♡
……んぐ……っ♡あっ♡はぁ……はぁ……んんん~……っ♡
入り……ました……か?」
腰を落として、あなたの肉棒を根元まで挿入した。
歯を食いしばって、握りこぶしに力を込めて、額には汗を浮かべている。
キャスター紫式部が――あなたにだけ見える角度から、ぽわっと文香の下腹部を光らせたのが見えた。おそらくは、痛みを緩和させるトリックなのだろうが――文香は気が付いていない様子。苦悶に脂汗を浮かべながらも、思った以上には痛くないと感じたのだろう。あなたの胸板をさわさわと撫でながら、腰をゆさゆさと緩やかに振っている。
「……んっ♡いかがでしょうか……っ♡膣の具合と、いうものは……んんっ♡ふぅ……んきゅ……っ♡あっ♡あまり……動かないで、いただけると……んんっ♡
お、お恥ずかしい話、なのですが……っ♡
はじめて、なのに……っ♡痛みよりも……んんっ♡快楽が、勝ってしまって……っ♡違うんです……っ♡私は、淫乱ではない、のですが……っ♡んん……っ♡あなたのが……んきゅっ♡はぁ……んんっ♡これは……きっと……
俗に言う……身体の相性がいい……というやつですね……っ♡」
文香の腰は、緩やかな円運動を行っている。
勿論それは、本来であれば女に尻を向けさせて、思いのままに腰を振るピストン運動に劣る代物なのだが――鷺沢文香という極上の美女の膣肉は、あなたの肉棒を窮屈に締め付けてくるのだ。膣ひだはぬめぬめのぞりぞり。彼女が呼吸をするだけで、あなたの肉棒は敏感すぎるほどの快楽を感じるのだ。
鷺沢文香の容姿が極上であるのは、数多の雄を惹き付けて、その中から優秀な遺伝子を選別するためであり――然らば、選別した後に行われる子作りがつまらないわけもないのだ。「子孫を後世に残すこと」が優秀の証拠であるのならば――鷺沢文香のそれは、「搾精能力に長けて、簡単に雄の子種を搾り取り――即座に孕むクソザコチョロまんこ」に違いないのだ。
あなたは、即座に射精してしまいそうになる。
歯を食いしばり、必死に堪えるのは――男の子のちっぽけなプライドだ。
早漏射精をしたとしても、そもそもの性知識が希薄な彼女には「それがダサい」と感じる感性は備わっていないだろう。更には――あなたという雄は、目の前の極上の雌二匹に多大な興奮を抱いている。この場で簡単に、一発の射精を膣内にどぷどぷと注ぎ込んで終わるつもりは毛頭ないし――何より、情けない暴発射精を紫式部に慰めてもらうのもたまらないとは思うのだが――
「んん……っ♡あっ♡はぁ……んきゅ……っ♡この……お腹の中で、ビクビクとしてるのが……イきそう、というやつなのでしょうか……っ♡あの……っ♡
いつでも……びゅるびゅるしていいですからね……っ♡」
どうしても、男の子のちっぽけなプライドには抗がえないのだ。
全身に力を込めて、尻の穴を引き締めて射精を我慢する。丹田でグツグツと煮込まれて、こみ上げてくるそれも、尿道の根元を窮屈に引き締めれば吐き出されずに済むのだ。文香の腰使いは、徐々に余裕を手に入れている。セックスが上手すぎる雌にとっては、雄の弱点を探ることは容易なのだろう。本来であれば、破瓜の痛みで呼吸すらままならないはずなのに――紫式部の仕掛けた魔術によって、現状の文香は経験豊富な女のように快楽を感じている。セックスは初心者でも、彼女は極上の雌なのだ。自身の気持ちいいところを探しているだけでも、妖艶に、あなたを興奮させるような腰使いになり――
どうにか、我慢しようと思うのだが――
”むっぎゅ~~~っ♥♥♥”
「ふふっ♪稚児のように甘えん坊なのですね……っ♥はいっ♥どうか……私の胸で甘えてください……っ♥」
紫式部が――
自身の豊満な乳房を、あなたの顔面に押しつけてくるのだ。
女の胸は、揉んだことも吸ったことも当然あるのだが――紫式部のそれは、あなたが今までに触れてきたものとはまるで違う。漂う匂いからして、まずは別物なのだ。現代の化学技術を結集して作り上げたボディソープとは異なる――天然由来の、落ち着きを抱く花の香り。それでいて、彼女の乳房からはミルクのような匂いが漂ってきて――大粒の乳首が、あなたの口の中に入ってくる。ああ、やばい、ここで甘えてはならないと理性が訴えかけるのだが――
”じゅるるるる……っ♥れろれろれろ♥むっちゅ~っ♥ちゅぱちゅぱ♥ちゅぱちゅぱ♥”
「んん……っ♥あはぁ……♥乳母になった気分とは……こういうもの、なのでしょうか……♥んっ♥いっぱい吸って、いいですよ……っ♥母乳は……まだ、出る身体ではありませんが……お気の済むまで……
母の109センチLカップ……ちゅぱちゅぱしながら……
ママに……たっぷりと甘えてください……っ♥」
紫式部の囁きに――あなたは限界寸前になるのだ。
文香は上体を畳んで、あなたの乳首にペロペロと舌を這わせてくる。反対側の乳首には、極上の雌の唾液ローションがたっぷりと絡みついている。爪の先っちょでカリカリと引っ掻いても、そこに広がるのは甘痛い快楽だ。
二人の極上美女による、最上級のご奉仕。
文香はようやく、腰の使い方を理解したのだろう。あなたの肉棒が引き抜ける寸前まで”ぬっちゅ~……っ♡”と腰を浮かせて――、一息で”どっちゅんっ♡”と激しく腰を叩きつけてくる。あなたのギンギンに隆起して、硬くなった逸物への杭打ちピストンであり――上半身と下半身が別の生き物であるかのように、極上の快楽を注ぎ込んでくる。一方で紫式部は、あなたに授乳をさせながら――首を持ち上げて、頭を優しくなでなでと撫でてくれるのだ。あなたがどれだけ不様に、ぶびゅるびゅると文香のおまんこオムツでお漏らし射精をしたとしても――紫式部は持ち前の母性で、あなたを慰めてくれるのだろう。
二人の長い黒髪から放たれる香りに――あなたは理性をグズグズに蕩けさせて、もう、このまま二人のママに甘えちゃって堕落してもいいかな――と、堕ちかけるのだが――
「あなたは……私と式部さんの恩人ですから……っ♡」
「私達に……御礼をさせてくださいね……?」
二人の美女に囁きかけられて――
”ぐいっ!”
「――きゃっ!?」
あなたは――
どうにか、文香の身体を持ち上げて、ベッドに押し倒す。
「何も用事が無い日の、ぽかぽかなお布団による二度寝」よりも遥かに強力な堕落への誘惑であったが――
あなたは、文香と紫式部を自分の女にしたいのだ。
勿論、彼女達がそれを望まないのならば強要することはないが――少なくとも、惚れさせるための努力を惜しんではならないと知っている。人生において、これほどまでに極上の美女二人と、身体を重ね合わせる機会はこの先に二度と訪れないのだ。そこで――あなたがにゃんにゃんと甘えて、紫式部の爆乳をちゅぱちゅぱと吸いながら、文香に騎乗位セックスで搾り取られたところで、彼女達があなたに屈服するはずもない。聖杯戦争とやらは知らないが――そこに、優秀な雄が集まることは想像に難くない。鷺沢文香と紫式部という極上の二匹の雌が、あなたではない男の肉棒をしゃぶり、股を開き――その唇を捧げる光景は、想像するだけでも許せないものであり――
あなたは、立場の差を明確にしてやろうと文香を押し倒すのだ。
「――んん~……っ!?あっ♡ぎゅっ♡んぎゅっ♡おっ♡ふぅ、んんっ♡あっ♡はぁ♡あぎゅ~……っ♡あ゛っ♡だ、だめっ♡だめです、それ、おかしく……にゃ、るぅ~……っ♡」
あなたは――
文香の膣肉へと、腰を叩きつけていく。
極上の雌のエロ肉は、最上級の伸縮性を持っているので簡単に壊れることはない。
腰を前後する度に、つぷつぷに立った膣ひだが肉棒に絡みついてくるが――文香に弄ばれてるのとは違い、今度は、あなたが主導権を握っているのだ。彼女の膣肉はその全てが性感帯であるのに対して、あなたは「自分が大して気持ち良くないピストン」を知っているのだ。文香の膣肉を一方的に蹂躙するピストン。ビンビンに勃起した肉棒を、先端から根元まで激しく抽送していき――
「あぐっ♡あっ♡だめっ♡だめです……っ♡ほん、っとにぃ~……っ♡あふっ♡ふっ♡ふっ♡いく♡いっちゃ、いっちゃう……からぁ……んんっ♡おお゛~っ♡」
文香は――
最早、先ほどまでの余裕も失っている。
「いつでも……びゅるびゅるしていいですからね」と生意気な態度を取れないのは――きっと、あなたがピストンと同時にクリトリスを愛撫しているからだ。細い喉が張り裂けそうなほどの大声は、悲鳴と紙一重な代物。文香のような経験の少ない少女は、クリオナが大好きだという偏見があったのだが――どうやら大正解であったらしい。「やだっ♡だめ♡だめですっ♡とれ、とれちゃう♡クリ、とれちゃう♡」と必死に叫びながら逃げだそうとするが――
あなたと文香の体格差は、圧倒的であるのだ。
「自分は所詮、雄に貪られる雌の立場であり――雄が本気で腰を振れば、雌は絶対に勝てないのだ」と文香に教え込む義務があなたにはあるのだ。あなたは文香の身体を持ち上げて、正面から向き直る。対面座位のような体位で、文香があなたの首に両腕を回して支えてくれるので――あなたの両手はフリーだ。片方の手で文香のクリトリスを愛撫しながら、反対の手では彼女の乳首をカリカリと引っ掻いてやる。その乳首責めは、先ほど文香がしていたものだ。あなたが文句を言われる道理もないのだが「~~~~!」と、彼女は最早、言葉にならない叫びをあげて必死に耐えている。
あなたが射精を我慢したように、文香にも絶頂姿をさらしたくないという女の子の意地があるのだろう。それならば――あなたが、どうにかして文香を絶頂させたいというのも、理解しているはず。手付きは益々激しくなり、文香は全身を激しく痙攣させていく。元々、体力が多い方ではないのだ。全身に激しく汗をかくと、互いの密着度が高まっていく。”にちゅっ♡ぶちゅっ♡”と淫らな水音が響き「あ゛ぁ゛~……っ♡」と文香は、あなたにしがみつきながら何度も何度も小刻みな絶頂を迎える。その度に膣は、肉棒に窮屈な刺激を与える。余裕を持ったピストンをしているが、文香の小刻みな締め付けに限界も近づいてくるので――
「……ふぇっ?あっ、も、申し訳ありません!
そ、その……
あまりにも激しすぎて……見惚れてしまったこと……謝罪致します……♥」
あなたは、紫式部に声をかけた。
彼女が生きていた時代に、彼女が出会ってきた男では絶対に出来ないような、一方的に雌を貪る陵辱交尾。あなたから迸る雄の強さに、紫式部は呆然とするほかになかったのだろう。唇の端から涎が垂れていて、紫式部はそれを乱暴に啜る。頭の中が今はぼんやりとして、きっと、発情した脳味噌ではあなたの命令を全て受け入れるに違いない。
あなたは、紫式部に尋ねる。
「は、はい!……魔力供給は、直接、サーヴァント……つまり私に注ぎ込んでいただくのが、一番効率が良くて……で、ですが!文香様の子宮に……濃厚なのを……どぴゅどぴゅ……ハメハメ……していただいても、私は十分に……
……ふぇっ?」
あなたの提案――
いや、命令に紫式部は一瞬、目を丸くする。
それから――「あ……っ♥」と声を漏らして、あなたの言葉を理解したのだろう。
彼女は恥ずかしそうに、あなたから視線を逸らす。
あなたに授乳ごっこをしながら、頭を撫でて、「ママにたっぷりと甘えてください……♥」なぞと平然と言える女だが――それでもあなたの提案には、理屈ではない恥ずかしさがあるのだろう。だが――あなたに助けを求めている身として、逆らうことが出来るはずもなく――
紫式部は――
”ごろん……っ♥”
「こ……これで、如何でしょうか……?」
ベッドの上で、”まんぐり返し”の体位になるのだ。
豊満なデカケツを晒け出した体位。両腕で太腿を抱え込みながら、あなたに膣肉を見せつけてくる姿。人妻である彼女は当然、経験もあるのだろうが――それにしても、陰唇は慎ましくお淑やか。膣口の中身は充血したような赤色であり、あなたはそこから視線を離すことが出来ない。
そして――
「……ど、どうか……っ♥お許しくださいませ……っ♥こ、こんなに恥ずかしいこと……ひゃあっ♥んっ♥だ、だめですっ♥唾を吹きかけては……んん……っ♥」
紫式部は、顔を真っ赤にしてあなたに懇願してくるのだ。
あなたの命令に従い、まんぐり返しで、膣肉を”くぱぁ♥”と割り広げている極上の美女。あなたは今、文香の膣肉で肉棒を擦っているのだ。鷺沢文香という極上の美女の膣肉を、オナホールの代わりに扱いながら――紫式部のまんこをオカズにするという、最大の贅沢。アナルの使用経験はないのだろう。薄桃色のそれは、ひくひくと呼吸に合わせて動いている。サーヴァントにはむだ毛がないのか――それとも、彼女が生前から処理をしていたのか。あなたにとってはどちらでも、興奮を煽る代物であり――文香へのピストンは更に激しくなる。
「あっ♡んんっ♡ひど、いです……っ♡私の、んんっ♡はじめてを……あっ♡式部さんとの……んんっ♡前戯扱いだなんて……っ♡お、怒ってますよ……あむっ♡じゅるるるるっ♡れろれろれろ……ちゅ~っ♡」
「わぁ……♥激しい接吻……っ♥……あっ♥もう……お射精してしまいそうなのですか……?文香様の窮屈な締め付けで……ちん肉がビクビクと弾んで……っ♥は、はいっ♥お願いします♥香子のおまんこの中に、お精子びゅるびゅる、お恵みください♥こゆ~いおせーしで、香子まんこにっ♥せーしびゅっびゅ~っ♥ぶっかけてくださいませ……っ♥」
「あっ♡だめ♡だめ♡イ……っく……っ♡いっちゃい、ますっ♡んっ♡あっ♡あっ♡だめっ♡だめだめだめっ♡くり、だめっ♡あっ♡いぐっ♡おっ゛♡おおっ♡いぐっ♡い……ぐ~……っ♡♡♡」
文香は――
あなたにしがみつきながら、膣肉を”ぎゅ~っ♡”と締め付けてくる。
あなたの背中に、爪を食い込ませてくるほどの力強さで抱きしめられて――あなたも、限界を迎えるのだ。射精欲は最大までこみ上げている。肛門の力をほんの僅か緩めれば、あなたの尿道から特濃精液がびゅるびゅると吐き出されるのだろう。一瞬、このまま使命を忘れて、文香の子宮口と鈴口でラブラブディープキスをしながら精子をぶっこくのもいいかと思ったが――あなたの目の前では、紫式部がまんぐり返しで膣肉を”くぱぁ♥”しながら、それを注ぎ込まれるのを待っているのだ。一息に、肉棒を”ずるるる~っ♡”と引き抜き、あなたは紫式部の膣肉に狙いを定める。先ほど、彼女の顔面にじょぼじょぼと小便を引っかけたのと同じ道理だ。肉棒の先端を、紫式部の充血した膣口に狙いを定めて、肛門の力をほんの僅か緩めると――それだけで十分だ。尿道の根元でたっぷりと溜まった精液が尿道を遡上していき――背骨が引っこ抜かれるような快楽と同時に、あなたは――
”びゅるるるるる~~っ♡♥びゅるるるっ♡♥どびゅどびゅ♡♥びゅびゅ~っ♡♥”
”びゅくびゅくっ♡♥びゅ~っ♡♥びゅくんっ♡♥どびゅっ♡♥びゅるるっ♡♥”
”びゅ~……っ♡♥びゅっくんっ♡♥どぴゅどぴゅ…………びゅっ♡♥……びゅ……っ♡♥”
”…………っ♡♥♡♥♡♥”
紫式部の膣内へと、精液をぶちまけた。
彼女の真っ赤に充血した膣口に、あなたの精液が注ぎ込まれていくのだ。鷺沢文香と紫式部の、104センチKカップと109センチLカップに散々誘惑されて、最大濃度まで高まった精液。金玉の中身がグツグツと沸騰して煮詰められたような代物であり――量も濃度も、普段の自慰行為や性行為とは遥かに違うのだ。紫式部の膣内が、あなたの精液でたぷたぷと満たされていく。極上の美女がまんぐり返しをして、陰唇を割り広げながら――そこに白濁がたっぷりと注ぎ込まれる光景は、作り上げた本人ですら耐えきれないほどの興奮だ。
「……んん……っ♥沢山……射精しましたね……っ♥はいっ♥
これほど……逞しく、優秀な雄の精子であれば……♥魔力も足りると思われます……♥」
あなたにとってそれは、人助けであるのだ。
魔力が切れてしまった、サーヴァントの紫式部を助けるための行為。
だから、全てが許されるだろうと思い――あなたは文香の黒髪を無造作に鷲掴みにして、自身の肉棒をごしごしと擦りつける。尿道に残った精液の残滓をティッシュで拭き取るように、文香の髪の毛を”使ってやる”のだ。彼女の黒髪に、あなたの白濁がべっとりとへばりつく。普通の少女ならば、髪に精液がかかれば落ちにくいと激昂するのだろうが――あなたの目の前に存在するのは、膣口を雄の形にぐっぽりと割り広げながらも、空っぽに物足りなさを感じている極上の雌なのだ。文香と紫式部は熱を帯びた瞳で、あなたを見上げてくる。彼女達は、どちらが先に「実はまだ、魔力が足りないから」と言い出すのか、牽制しているらしい。女の子としての小賢しいプライドは、性欲が滾った雄にとっては、簡単に踏み潰したくなる代物。”俺はまだ満足してねえぞ”と、二人に冷たく吐き捨ててやると――「は、はい……っ♡」「申し訳ございません……♥」と二人の美少女は、いそいそとあなたの肉棒に顔を近づけて、お掃除フェラを行ってくる。極上の美少女による最上級ハーレム。これはどうにかして、絶対に手に入れなければならないと強い決意を胸に抱きながら――あなたの肉棒に両側から舌を這わせてくる黒髪美女二人の頭を、優しく撫でてやった。
――――
それから――
あなたは襲いかかってくる怪物から、美女二人を守るボディガードとなった。
未だに「聖杯戦争」とやらの理屈はわからないが――文香の身を襲ってくる暴漢がいるとわかれば、それで十分だ。キャスターの力であなたの身体にバフがかかれば――敵と互角に戦えるということもわかった。全人類を相手にして勝てる、とまでは思わないが――全人類の中で、自分より強い人間がいないという無敵の確信も持っていたのだ。
文香と式部は、どうやら争い事は望んでいないらしい。
自分達からは積極的に誰かを襲うことはない二人。あなたは難しいことはわからないので、文香を襲ってくる奴らを撃退するだけだ。本来であれば、大金が報酬でも気乗りしなければ行わないような善行だが――
今のあなたには、鷺沢文香と紫式部の肢体を自由にする権利が与えられているのだ。
――――
蝉の音色が豪雨のように五月蠅い、夏の日のこと。
私――鷺沢文香は、この時期になると思い出します。
中学、高校と――
私に告白をしてきた、数多の男子生徒の顔です。
恋愛というものは、現実に目を向けると厄介なことが多く――私にとってそれは、書物の中だけで十分でした。冬場は身体のラインを隠す厚着が容易なのですが――夏場はどうしても、薄着になり、身体の形がくっきりと浮き出てしまいます。運動が嫌いなのに、そこで苦手に拍車をかけるような自身の豊満な乳房と――更には、汗っかきであるのでブラジャーが透けてしまうような女子生徒のブラウス。男子生徒の欲情と劣情を煽り、話したこともない彼らが”ワンチャン”を狙って告白してくるのは、到底、耐えられないものでした。
股間をギンギンに隆起させて、ズボンにテントを作り上げて――
私の大きな乳房を見ながら告白してくる、彼らの視線。
元より、男性恐怖症という感情はなかったのですが――
彼らのそれに、私の中の乙女回路は恐怖を抱いてしまいました。
校舎裏に何回も呼び出してきて――断っても、断っても諦めることがない男子生徒の性欲。書物の中では美しい恋愛として描かれているそれも――実際の対象となれば、厄介で面倒くさいばかり。断って逆恨みをされれば、押し倒されるやもしれず――そうなれば、私はきっと「お前の胸が大きいからだ」「お前が誘惑したんだろう」とあらぬ疑いを掛けられて、全てを失ってしまうのでしょう。
男性の性欲というものは、私の人生においては恐怖しか生み出さないものであり――
しかし、同時に――
彼は、違ったのです。
聖杯戦争に巻き込まれて、叔父とも連絡が取れなくなり――、枕を恐怖で泣き濡らした夜もありました。アサシン陣営から送り込まれてきた魔物に、腰を抜かして、恥ずかしながら失禁してしまった瞬間――私は、19年の短い生を終えるつもりだったのですが――
彼は、私と式部さんを助けてくれたのです。
一人の人間が、魔力によって生み出された魔物を撃退するというのは――式部さん曰く、通常では絶対にあり得ないこと。それでも、究極まで鍛え上げた人間の武は違うのでしょう。
私と式部さんが勝てなかった相手を、彼はあっさりと退治してくれて――
その上で、私と式部さんを抱いてくれたのです。
男性が私の乳房を見ながら、欲望を丸出しにする脂ぎった視線とは違い――彼の性欲はとても爽やかで、濃厚な代物。ああ、わかっています。この感想は「私が、彼に一目惚れをしてしまった」という色恋の感情が、バイアスをかけているだけの話。彼と他の男性は、本来、何も違わないのかもしれませんが――
命の危機を救ってもらった、逞しい雄に――
興奮をしない雌というのは、書物の中にもいないのです。
その上で、あの――これは恥ずかしいのですが、彼はどうやら”性豪”と呼ばれる種類の雄であったようです。経験皆無の私と、経験の少ない式部さんは簡単に弄ばれて、最後には、自ずから自身の膣に指を伸ばす始末。「ああ、私は実はマゾで――今まで告白してきた男子にも、無理やりレイプされていたら受け入れたのだろうな」と――彼の、太くて長い指で膣肉をほじられながら、翌日、腹筋を筋肉痛にして悶えていたときに理解してしまい――
私と式部さんは、どうしようもなく”彼”のことを愛してしまったのです。
恋愛を題材にした書物の中では、複数の女性に惚れられた、かっこよくて逞しい主人公は一人に絞り――その過程を楽しむものだと思っていたのですが、彼は違います。私と式部さんを同時に娶る気が満々。日本国の法律よりも、自身の中に存在する感情を重要とするのは――ああ、まさしく、「世界が敵に回っても君を守る」ということなのでしょう。
書物の空想の世界ですら陳腐になる発言ですが――
実際に、彼の太い腕に抱きかかえられながら、耳元で愛を囁かれると――
私の中の雌は簡単に陥落して、子宮がどうしようもなく疼いてしまうのです。
情けなく、恥ずかしい話ですが――講義を受ける際にも、彼の姿をずっと視線で追ってしまい、彼が他の女性と話している姿を見るとモヤモヤとした感情が浮かびます。格闘家である彼の姿を雑誌やネットで見ると、誇らしさと同時に「でも、私の方が魅力がわかっている」と対抗意識が浮かび上がってしまい――嗚呼――
だから、どうしようもなく恋をしているのでしょう。
今まで、他の男性にジロジロと胸を見られても、不快しか感情には抱かなかったのに――彼が乳房を見てくることに、私は「可愛らしいお人……っ♡」という好意的な感情を抱きます。彼が私の胸を夢中で揉み、顔を埋めて、舌でベロベロと舐め回してくると――「これはあなたのなんですから……好きにしていいんですよ……♡」と、頭を撫でてしまうほど。雄を誘惑することには興味がありませんでしたが、彼を誘惑することが出来るのならば――私の乳房が、読書の邪魔になるほどに大きく肥大することに、誇りを抱いてしまうわけです。
今日も――そうでした。
”じゅるるるるっ♡はむっ♡むちゅ~っ♡れろれろれろ……っ♡ちゅっ♡ちゅぱっ♡”
大学構内で、私は彼に男子トイレへと連れ込まれました。
書物の世界でも、俗に言う”不良生徒”でしかやらないような行為ですが――彼のようなヤリチン様にとっては、定番のヤリ部屋だったのでしょう。私が通っていた学校では、放課後のトイレ清掃は同性の生徒が行っていましたので――思えば、人生で初めての男子トイレかもしれません。小便器の形をじっくりと観察する間もなく、個室に押し込まれて――
”んちゅっ♡れろろろろ……っ♡ちゅっ♡ちゅっ♡むっちゅ~……んっ♡ぷはぁ……♡”
「……我慢が、出来なくなってしまったのですか……?」
私は彼にされるがまま、唇を貪られてしまいます。
丁度、この時間は一コマ分の講義が空いています。たっぷりと90分――それは、さながらラブホテルの休憩時間のように、何をしてもいいわけです。彼の太い腕、分厚い胸板、それに抱きかかえられると、私の膣肉はぬるぬると愛液を垂らして、雄を待ちわびてしまうのです。
彼のお望み通り、私はつま先立ちになり、唇を重ね合わせます。
その間も、彼の手は私の全身を這いずり回ってきます。彼が喜ぶと思って、いつもよりも短く折っているスカート。私は黒髪が長いので、夏場は熱がこもりますから――肩を出して、胸の谷間も露わにしている痴女のような格好。以前は街中で見かけたら「すごいなぁ……」とただ感心するばかりでしたが――
彼は私の格好に、激しい興奮で返してくれるのです。
胸の谷間に乱暴に手を突っ込み、反対側ではスカートをめくって、私の臀部を揉みしだいてきます。互いの口元が唾液でびちゃびちゃにされて、まさしく”貪られている”という状況。彼から漂う、少し汗臭い匂いにも私は夢中になってしまって――
「……あの……どうなさったのですか……?
何か……お嫌なことでも、ありましたか……?」
私は彼の頬に、そおっと手を沿えます。
彼は強引で、乱暴で、私と式部さんをぐちゃぐちゃにしてくださいますが――
それはあくまで、私達の内側に潜む「隠れマゾ」を露わにするための行為。
今日のように、強引に、自身の性欲を満たすための態度というものは珍しく――
「……あっ、なるほど……っ♡」
私の問いかけに、彼は――
”文香が他の男子に告白されたから”と、答えます。
女性作家が描く「恋愛は、世界中の何よりも優先されるべき代物」という価値観の中では定番の――彼の嫉妬。私にはそれが、あまりにも愛おしくてたまりません。私が彼に振られることはあっても――彼が、私に振られることは絶対にあり得ないのに。私が――鷺沢文香という雌が、他の雄に奪われることを危惧して――私を独占したがっているのです。
告白をしてきたのは、確か、テニスサークルの同級生。
髪を茶色に染めて、オシャレな格好で垢抜けているのは――まさしく、私とは正反対に居る立場。一度も会話したことのない私への告白というのは――私のこの肢体のみを目当てとしていて、逆に、清々しさすら感じさせる代物。私という人間の中身にはまるで興味が無く――、「104センチKカップの、地味そうな、身体だけは最高の女ってチンポはめるのにいいよな」という剥き出しの欲望は、警戒色が目立つ分、どんな毒キノコよりも逆に安全な気がします。
当然、私は告白を断りました。
アサシン陣営に送り込まれた魔物に勝てない――のは、しょうがないとして、彼はおそらくはその場で真っ先に逃げ出す性質でしょう。更には――私が「愛しい人に逃げ出された」という話をすれば「え~?文香ちゃん可愛いのに、それを放っておいて逃げるとかさいってー、俺なら世界中を敵に回しても文香ちゃんを守るよ」と――胡散臭い新書が如く、ペラッペラに薄く、過激で大きい文字で私を口説いてくるのでしょう。
目の前で嫉妬をしている、愛しい彼への恋しさと同時に「あんな、頭が空っぽなバカ男子に私が靡く可能性を感じるとは――すなわち、バカ女だと思われていること」に僅かな怒りがわき上がります。彼の肉棒はズボンの中でギンギンに隆起して、私の下腹部を押してきます。優しい彼は、私を男子トイレの個室に連れ込んで、濃厚なディープキスを交わしても――私の合意なしに、ことに及ぶつもりはない様子。逞しい肉体に、優しすぎる精神性。こういう男性に口説かれたとき、初めて、私が寝取られる心配をしてほしいものですが――
私も我慢が出来ずに、彼の前に跪いて――
”ぐりぐりぐり~っ♡”と、股間に顔面を押しつけます。
男子トイレの個室。多少の清掃はされているのでしょうが、間違いなく汚れているに違いありません。彼は小用の際に、大便器に座って用を足す心優しき人間ですが――そうではない人間も大勢居るのでしょう。雑学本で読んだ「立ちながら小尿をすると、その飛沫が床に飛び散る」という豆知識。私の膝を、大勢の男性達のおしっこで汚れていくわけで――背徳感もたまらないものがあり――
”すんすん……っ♡すぅ~っ♡すはすは……っ♡ふぅ……んん……っ♡”
「はぁ……っ♡んんっ♡ふっ♡うきゅ……っ♡すっごい濃厚で……汗臭い、匂い……っ♡雄の……凝縮されたフェロモン、と呼ぶのでしょうか……っ♡今日は暑くて……汗ばんで……っ♡おちんぽ様も……金玉様も……っ♡汗をいっぱいかいて……はぁ……んん……っ♡
雌の子宮を疼かせる……まんイラ臭がたっぷり……っ♡」
私は彼の股間に顔を埋めて、匂いを嗅いでやります。
彼が私を膝の上に抱きかかえて、髪やうなじや耳の裏の匂いを嗅いでいるときは、恥ずかしくて仕方がありません。正面から向き直ると、彼は絶対と言っていいほどに私の腋の窪みに舌を這わせてきます。汗をかきやすい体質で、脇汗は激しく――服の材質によっては大きな汗染みを作ってしまうほど。そんな私の腋を――彼は夢中になって嗅ぎ、ベロベロと舐めしゃぶり、興奮はしますが恥ずかしくて嫌だったのですが――
逆の立場になると、わかるのです。
大好きな人の汗臭さは、それすらもたまらなく、愛おしいのです。
ズボン越しに、私は顔面をぐりぐりと押し込んでいきます。彼は頻繁に、私の容姿の良さを褒めてきて、やれ「千年に一人」だとか「傾国の美女」だとか「顔だけで濃いのが出る」だとか、褒め殺しとでも呼ぶような勢いで責めてきます。興味の無い殿方に言われても、少しも心は動きませんが――最愛の彼からの言葉は、仮にお世辞であっても「ああ、そういえば私は乙女だったな」と実感させてくれる代物。彼が大好きだと褒めてくれる顔面を、捧げるようにして、彼の股間に顔を埋めていきます。
幼子が母親の胸に抱きついて、そうするような動き。直接的な快楽は薄いのでしょうが――間接的な快楽は大きいようです。私はそのまま、口で彼のズボンを脱がせていきます。手先があまり器用ではない上に――体力も大してないのです。ですが――殿方はそれが大好きだと、本に書いていたのだから仕方がありません。どうにか私は、息を荒げて、髪を乱しながらも――口だけで彼のズボンのチャックを”ちぃ~っ♡”と下ろして、下半身を露わにさせて――
”すぅ~……っ♡すはすは……っ♡ふぅ……んきゅっ♡んはぁ……すんっ♡すんっ♡”
”すはすはっ♡す~……けほっ♡えほっ♡んぐ……っ♡ふぅ……ふぅ……♡”
彼の肉棒に頬ずりをしながら、匂いを嗅いでいきます。
汗ばんで熱を帯びた肉棒は、ズボン越しとは違い――
私の肌に直接的な”汚れ”をくっつけていくのです。
股間から抜け落ちてしまった陰毛が、ベトベトの肉棒に張り付いていて――頬ずりをすれば当然、私のほっぺたへと張り付くのです。彼はどうやら――「鷺沢文香の顔面に、自身のちん毛がくっついていること」がどうしようもなく興奮するようで――私は、たっぷりと彼のちん嗅ぎを堪能していきます。
「んん……っ♡本当に……汗臭いですね……っ♡汗と、アンモニアと……お精子の匂い……っ♡昨晩……式部さんの子宮にたっぷり……びゅるびゅると注ぎ込んでいましたよね……っ♡その後、お風呂にも入らずに眠って……汗ばんで、発酵した……ちんぽ汁とまんこ汁がブレンドされた……凶悪な雄の匂い……っ♡雌の子宮を疼かせて……雌のことを煽ってくる……すんすんっ♡んはぁ……♡さいって~な雄の臭い……っ♡
こんなの……我慢できるわけがありません……っ♡」
私は両足の爪先で体重を支える”蹲踞”の姿勢を取ります。
がに股になって、腰をヘコヘコと振りながら――自身の膣肉に指を伸ばして、くちゅくちゅと水音を響かせます。彼は上品な私がお好きなようですが――それはそうと、下品な姿にも興奮をするという性癖。がに股になった女が、ちん嗅ぎをオカズに腰ヘコエロオナニーをするという姿に――
”ぐいっ♡”
「あ…………っ♡」
彼も、我慢が出来なくなった様子で――
私の腕を掴み、立ち上がらせて、壁に手を突かせます。
貯水タンクの上に手を突き、便器を跨がるように大股を開きます。私は別に、特段作法に厳しいというわけではないのですが――それでも、女として産まれてきて、無闇矢鱈に大股を開いてはならないことは知っています。それと同時に、愛しい殿方との子を成す際には、反対に大股を開かねばならないことも。
私の下着を脱がせて、彼はそれを無造作にポケットに突っ込みます。
嗚呼――愛しい殿方の行動は、全てが愛らしく思えてしまうのです。
私の愛液で汚れて、人様には到底見せられないような下着を――彼は、本当に簡単にポケットへと受け入れてくれるのです。自身の汚れすらも受け入れてくれるという、絶対的な抱擁感。私は軽く絶頂を迎えて、尻を震わせます。それすらもあるいは、今の彼にとっては誘惑と挑発に思えるのか。勃起した剛直で、いつもの彼の大好きな「私の膣口を亀頭でぬりぬりと優しく愛撫して、私が我慢できなくなって、淫らな言葉で挿入をおねだりする」というお決まりの手順を踏むこともなく――
そのまま、腰を前に突きだして――
”にゅ…………っぷぷぷぷ~っ♡♡♡”
「んんん……っ♡あっ、はぁ……んぐ……っ♡」
彼は、私の膣内へと肉棒を挿入します。
秘部からは、粘度の高い濃密な愛液がとぽとぽと溢れていますが――それでも、彼の肉棒では相変わらずに膣肉は”割り広げられる”という感触を抱きます。どれほどに挿入を繰り返しても、キツキツで、未だに「誰の所有物か」というのを理解していない私のおまんこ。彼が不興を買うようでしたら、私は自らのまんこに失望をしますが――彼は、そのギチギチを開拓するのが大好きなご様子。なので私も、肉棒を根元まで埋めてやった後――腹の上からそれを、優しく、いたわるように撫でてやります。
大学に進学する際に、邪な感情を抱かなかったと言えば嘘になります。
いずれは就職をせねばならない身。そうなったときに、読書へと没頭する時間が失われることは、社会経験の薄い私でも容易に理解が出来ます。ならばせめて、高校卒業後の四年間くらいは、モラトリアムの気持ちで最後の読書期間をもらってもいいのではないかと、優しい保護者の庇護の下に進学を決めたのですが――
まさか、周囲の学生が真面目に勉強している中で――
男子トイレの個室で、肉棒をハメられてよがるとは、想像すらしていませんでした。
彼は背後から私に覆い被さり――大好きな、私の104センチKカップを鷲掴みにしてきます。ブラジャーを外して、生乳をさらけ出させて――背後からパンパンとピストンする度に、ぶらぶらと揺れる乳房を堪能してくる姿。世界で一番愛おしい彼が相手だと、私は、視姦の視線だけでも達してしまいそうです。
”ばんっ♡ばちゅんっ♡どちゅっ♡にゅっぶ~っ♡ぶちゅんっ♡どちゅっ♡どちゅっ♡”
彼の腰使いは、私への遠慮も、容赦も――
外にバレる気遣いも、何一つ存在しないものです。
官能小説では、ここに男子生徒が小用を足しにやってきて、私と彼の噂話をするのでしょう。私が頻繁に、お気に入りで”使っていた”小説にもそんな描写があります。ですが――流石、本物のヤリチン様は違う様子。「滅多に人が来ない男子トイレ」を既に調べていて、私はそこに連れ込まれてしまったわけです。本気のピストンで、子宮口をコンコンとノックされながら――嗚呼、恋は盲目。「誰も来ないこと」ですら、彼のことを愛おしく思い、益々好きになってしまうのですから――
「んん……っ♡あっ♡ふぅ……んきゅっ♡……ふふっ♡
返事は……聞かなくてよろしいのですか……?
私……告白されてしまったのですよ……?」
私の言葉は――
嗚呼、時代が時代ならば処刑物の大罪です。
彼はその溢れる優しさで、私と式部さんを助けてくださっている身。一歩間違えれば、その命を落としかねないのに――ただ、私と式部さんを愛したいが余りに、その身を捧げてくださっているのです。
彼への労りの言葉は「この身を全て捧げますし、あなたが望むのならば、タトゥーでもなんでも入れますよ……っ♡」というものでしかないはずなのに――
私は、彼をからかおうとするのです。
「んん……っ♡そう、ですね……っ♡うちの大学のテニスサークル……♡噂は聞いていますよ……?ラケットを握るのは年に数回……っ♡いつも飲み会を開いてばっかりの……
俗に言う……ヤリサー……だと……っ♡
ふふっ♡んんっ♡興奮、したのですか……っ?♡ヤリサーの男子部員に……私が口説かれて……っ♡あっ♡んんっ♡そう、ですね……っ♡大学に進学したばかりの……頭が悪く、簡単に股を開く女の子を……か~んたんに食べてしまう人たち……っ♡
運動は苦手だと、断ったのですが……
……マネージャーならどうかと、打診されたんですよ……?
ふふっ♪想像しましたか?……テニスウェア……っ♡下にはアンスコを履いて……っ♡パンチラを見せながら……私がヘトヘトになって……っ♡合宿なんかに連れ込まれたら……っ♡どうなってしまうのでしょうか……♡
嗚呼……
私の身体は……あなただけのものなのに……っ♡」
蠱惑的な響きで彼に囁くと――
”どちゅんっ♡ばちゅんっ♡ぐぶぶぶ~っ♡ぶじゅっ♡にゅぶちゅんっ♡”
「あっ♡んんっ♡あっ♡はぁ……んぐぐ……っ♡ふっ♡んんっ♡」
彼の肉棒は激しく隆起して――
更に強く、鷺沢文香という雌を貪ってくるのです。
彼以外の男に靡くなんて、絶対にあり得ないのに――それを心配して、私のことを独占しようとする彼の態度。それが溜まらなく愛おしいのは、きっと私が悪い子なのでしょう。帰宅したら用意していたテニスウェアを着用して、彼を誘惑することを考えます。霊体化して私達を見守って居るであろう、式部さんの分も用意しています。私達の黒髪はきっと、テニスウェアの白に映えるに違いありません。彼曰く――「読書大好きなインドア色白美少女が、テニスウェア姿でえっちに誘惑をしてくる光景」は、きっと喜んでもらえるだろうと思いながら――
私は――
「参りましたね……っ♡私……結構、殿方に人気があるようで、口説かれてしまうんですよ……?……嗚呼……
せめて……私が、誰かのお手つきであると……見せびらかすことが出来れば……
彼らも大人しく諦めて……
私も……寝取られずに済むと思うのですが……っ♡」
髪をかき上げて、うなじを見せつけながら囁きます。
この髪型には大した拘りもなく、「切るのも、なんとなく勿体ないから」以外の意味合いはありませんでした。ですが――どうやら彼は、私のような黒髪のロングヘアーが大好物のご様子(男の子は全員好きだとも言っていました)。私のこの身は、血の一滴に至るまで彼の所有物なのです。許可がなければ、髪を一ミリも切らないようにと心がけているわけで――
益々長くなり、夏場には暑苦しくなり、熱を帯びて汗をかく――
そんな、私のうなじを彼に見せつけるのです。
聡明な彼は、一瞬で意味を理解するのでしょう。
私のうなじをさわさわと撫でてきます。愛しい恋人──セフレがが尽きることのない、性に奔放な女性ならば日常茶飯事なのかもしれません。ですが私は、彼にそこを触れられるまで異性に――いえ、同性にすら触らせたことはなかったのです。「うなじは色っぽい」という、助平親父のような概念は、書物の中では頻繁に載っていましたが、自分では意識したことすらなく――
それでも――
”むっちゅ~…………っ♡♡♡ちゅっ♡ちゅ~っ♡ぢゅっぽんっ♡ぢゅ~っ♡”
「あ……っ♡んんっ♡ひどい、です……っ♡そんなぁ……んきゅ……っ♡うなじに、キスマークだなんて……っ♡バレて、しまいます……っ♡私達の、関係性がぁ……っ♡」
彼は――
大好きな私のうなじに、濃厚にキスマークを残していくのです。
幼少期はアニメの影響で、キスマークというものが、「女性がベトベトに口紅を塗りたくって、唇の形を残す、野生動物のマーキングのようなもの」だと思っていたのですが――合っているのは”マーキング”の部分だけ。
彼の強い吸いつきは、私のうなじに内出血を残していくのです。
背後から私の尻を鷲掴みにして、私のうなじに、何度も何度もキスマークを残していく独占欲。まんこをほじられるのが大好きな、メンヘラバカ女と何が違うのかわかりませんが――今の私は、キスマークを残される度に軽い絶頂を迎えるのです。彼が望むのならば、私はこの身を捧げる覚悟がありますが――耳にピアス穴を空けるつもりも、肩にタトゥーを彫る気も――舌の先端を二つに分けた、スプリットタンにすることもないのは――「取り返しが付かないから」ではなく「親から授かった身体を傷つけてはならないから」という、古い価値観の作家が書いた小説に影響された代物。私自身、特段、それが絶対的な正解であるとは思っていませんが――幼い頃から慣れ親しんだ価値観である上に、それをひっくり返すほどの大きな衝撃に出会ったこともないので――
親からもらった身体に傷を付けるのは、なんとなく良くないとは思っていたのですが――
”ぢゅぢゅぢゅ~っ♡むちゅっ♡ちゅ~っ♡ちゅぶっ♡ぶっちゅ~っ♡ぢゅ~っ♡”
「ああ゛……っ♡ばれ、てしまいます……っ♡あなたと、私の……んんっ♡関係性がぁ……っ♡先ほどまでは、んんっ♡影も形もなかったキスマークが……この、一コマ90分の講義待ちの間に作られてしまうなんて……っ♡ホテルでヤったのか……家に帰ったのか……っ♡それとも、大学の構内でと……噂……んんっ♡されてしまいますよ……っ?
私は……あなたの、忠実で従順な下僕で……っ♡
望まれれば……大学構内のトイレで、簡単にヤらせる……肉娼婦であると……っ♡」
私の言葉に、彼も限界を迎える様子。
私は、もうとっくに何度も何度も絶頂を感じています。
彼の肉棒で膣肉をほじくられて――しかも、そこには一枚の避妊具もないのです。気が狂うほどに快楽を感じて、身をよじりながら悶えている状況。二度と逃れられなくなるほどの強い性経験を経てこなかった、幼い私は――自分が尻軽ビッチではないと思っていました。小説の中で「男に孕まされて、捨てられて、破滅を迎えるかわいそうな女の子」を読む度に感情移入はしましたが「でも、私はこうはならない」という無根拠の自信もありました。恋愛欲求は希薄でしたが、ぼんやりと、いつか誰かと結ばれたときにも「安全日でもゴムをつけて、最後は外に出してもらう」ということを徹底させられると思っていたのですが――
”にゅぶっ♡ぶちゅっ♡どちゅっ♡にゅ~~~っ♡ぐりぐりぐり~っ♡”
「んぐぐ……っ♡あ゛っ♡申し訳……んんっ♡あり、ませ……んん……っ♡い、いっちゃ、い、ます……っ♡あっ♡いぐっ……うううう~゛っ♡ふぅ゛♡あ゛っ♡イぐ……っ♡」
今の私は――
最愛の彼に求められるまま、安全日の膣内に精液を受け止める準備をしているのです。
排卵日の子宮であっても――彼が求めてくるのならば、私はあっさり受け入れるに違いありません。大学に進学したのは、何らかの高尚な理由があって、専門的な学術を学びたいから――等ではなく、読書を楽しめるモラトリアム期間が欲しかっただけ。彼に孕まされるとあらば、私には、これ以上学生である理由も何もないのです。勿論――彼のことを愛しているので、これが負担になるのならば妊娠は遠慮しますが――
彼が、今すぐ私を孕ませたいと耳元で囁くのならば――
この身体はきっと、ぽこん、と排卵してしまうのでしょう。
私の絶頂と同時に、彼の肉棒も先端を”ぷくぅ♡”と膨らませてきます。何度も何度も経験をしたその快楽は、私の本能に直接的に訴えかけてくるもの。彼はやがて、限界が訪れたようで――背後から、私の背中に覆い被さってきます。不要な筋肉はなく、引き締まっているとは言え――私の痩身の身体では、下半身いっぱいに踏ん張らないと押し潰されそうで――
そうすると、膣肉が”ぎゅぎゅ~っ♡”と締め付けられるのでしょう。
射精寸前の、彼の激しいラストスパート。”文香、文香”と耳元で囁かれる言葉に、私はゼロコンマ感覚での激しい絶頂を感じてしまいます。やがて、彼は腰の動きをピタリと止めて、亀頭の先端を子宮口に”ぐりぐりぐり~っ♡”と押し込んできます。私の赤ちゃん部屋を明け渡すように、優しく、しかし無慈悲なコンコンノック。”あっ、くる♡くる♡せーしくる♡”と私の脳味噌は、薬物中毒者のようにその快楽を待ちわびて――
最後に一度”文香……っ”と、彼が耳元で低音で囁いて――それが号砲でした。
”びゅるるるるる~~~っ♡びゅるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅ~っ♡”
”びゅくびゅくっ♡びゅ~っ♡びゅっくんっ♡どびゅどびゅ~っ♡”
”びゅ~……っ♡びゅくんっ♡どびゅ~っ♡……びゅるびゅる……びゅっくんっ♡”
”………………っ♡♡♡”
彼は――
私の膣内に、びゅるびゅると精液を注ぎ込んできます。
物語のベッドシーンでは、肝心のところを割愛されて、子供心ながらに悶々としていたのですが――今の私は、そのときの昂揚感がたまらなく理解できてしまうのです。嗚呼、数多の小説の中で、最愛の人に貪られていた彼女達も――今の私ほどの幸福ではなかったのだろう、と、確信を抱けるほどに。
私の臀部に肉棒をにゅっぷりと埋めて、びゅるびゅると精液を吐き出す彼に――
尻をぐりぐりと押しつけて、挑発をしてやります。
今日の私は安全日。愛しい彼の子を孕む、妻としての役割は果たせないので――せめて、性欲処理用のオナニーホールとしては役割を果たす義務があるのです。実体化出来ない式部さんの視線が、どこかから感じられるほど。彼はやがて、満足をしたのでしょう。私の身体を反転させて、正面から向き直ります。ああ――そのお顔を見た瞬間に、私の腹の中で子宮はきゅんきゅんと疼き”おかわり”をおねだりしてきます。正面から、彼に首筋や、鎖骨、肩に至るまでたっぷりと”キスマーク”を残されて――それから追加で二発、膣内でたっぷりと射精をしていただいてから――私と彼は、講義へと戻りました。
――――
「おい、あれ……鷺沢さんだよな……」
「あの子、あんなにおっぱいデカかったのか……うっわ、エッロ……」
「ポニテもめっちゃ可愛いな……告白しようかな……」
「……やめろよ、無理だって……あれ見ろよ」
「うっわ……首筋のキスマーク……やっば……」
「さっきの講義までなかったよな……?隣の男か……?」
「おい、腰に手ぇ回すなよ……イチャイチャすんなよ……クッソ……」
「俺達に見せつけるためにポニテにしてんだろ、あれ……?」
あなたの隣の鷺沢文香は――
今、大学中の雄からその肢体を狙われているのだ。
露出を極限まで減らしたところで「コートを脱いだ後の、セーター越しの、むわっと汗ばんだ文香のフェロモン」があれば、男は腰ヘコ猿になるのだ。
今の鷺沢文香は、あなたの命令通りに髪型をポニーテールにしてる。
毛量が多いので髪を結ぶのは容易であったが――あまり似合わないと思うのは、文香が快活な美少女ではないからだ。髪型には無頓着であり、読書時には前髪をヘアバンドで無造作に抑えるだけ。勿論、「普段、インドア派の文香がポニテをするギャップ」という部分では最上級に似合っているが――それは飽くまで、定番からズラした部分の魅力であり――
彼女の首筋には、あなたがたっぷりと残したキスマークがあるのだ。
文香はそれを他の男に見られて――
「…………くふっ♡」
たまらなく、発情しているらしい。
腹の奥にはたっぷりと、あなたの精液を注ぎ込み――前張りテープをしてやったのだ。子宮であなたの精子をちゃぽちゃぽと泳がせながら――彼女の首筋からは、あなたの唾液の乾いた匂いが溢れている。文香の唾液は甘く、乾いた後も媚薬のように芳しい匂いを放つのだが――あなたは普通の男の子なので、当然、唾液も悪臭を放つのだ。それでも今の文香にとって、あなたの雄の匂いはどうしようもないほどの劣情を催す代物であるのだ。文香は他の男達の視線で、ぶるるっと肩を震わせる。講義を受けながら――背後の男達の声にも気が付いているのだろう。あなたは彼女の腰を抱き寄せてやり――「これは、俺様の物だぞ」というアピールをする。他の男達は、あなたという雄が格闘技をやっていることを、多かれ少なかれ知っているのだ。勿論、相手が貧弱もやしくんだとしても、彼らが強引な強姦に出るわけではないのだが――それはそうと「自分では絶対に敵わない雄に、あの鷺沢文香が、104センチKカップの谷間を見せつけながら――雌顔をさらして、セックスしたいとアピールしている」という光景には、脳を粉々に破壊する作用があるのだ。
文香の肢体を懸想して、自慰行為に耽られるのならば――男としては本望だろうと思い、あなたは講義中に堂々と、文香の肩から腕を回して乳房を揉んでやる。「あ……っ♡」と文香は小さく声を漏らすが――抵抗をせずに、それを受け入れるばかり。文香の耳元で「帰ったらまたヤるからな」と囁くと、もう、彼女は限界だったのだろう。ボフンと破裂しそうな勢いで、顔を真っ赤に染めてぷるぷるしているので――だから、その姿があまりにも可愛らしくて、教授が黒板に板書している間に彼女の唇を奪ってやった。