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 あなたの恋人は、黒髪ロングの読書が大好きな美少女鷺沢文香と――

 そして、おっとりと清楚な雰囲気を醸し出した美少女新田美波だ。

 二人、名前があるのは表記ミスでも何でもなく――

 文香と美波が共に、あなたの恋人であるから、だ。

 高校時代、二人に好意を伝えられて”同時告白”を受けたあなたは――よりによって、「二人と一緒に付き合いたい」という最低の返答をした。あなたの葛藤は激しく、苦しい代物。鷺沢文香も新田美波も、あなたのような凡庸な雄が手にしていいトロフィーではないのだ。どちらも共に最上級であるが故に――あなたのような凡人には、どちらかを切り捨てるという選択肢もなかった。餌を食べるか、水を飲むか、悩んだ末に餓死をする鈍重なロバと同じ考えであり――「二人と同時に付き合えないのならば、どちらも選ばないという選択しか取れない」というそれは――、四百字詰め原稿用紙100枚でも足りない葛藤の末の返答であったのだが――


「……あ、あの……美波さんは……どうしますか?」


「……わ、私!?え、ええっと……二人で……ううん。三人で一緒に、だよね……?」


「……わ、私は、その……美波さんに勝てるとは思わないので……だから、三人でもいいのなら……それはそれで……」


「えっ、文香ちゃんも?……わ、私も……文香ちゃんに、勝てないと思ってるし……三人でもいいなら……うん……」


「……え、ええと、つまり……」


「よろしくおねがいします……なのかな?」


 二人の美少女は――

 あろうことか、あなたの優柔不断な返答に肯定を返したのだ。 

 それからは――まるで、男の子の夢のような人生を生きてきた。

 鷺沢文香と新田美波が共にあなたの恋人であり――更には、あなたのことが大好きでたまらないのだ。彼女達の媚肉を何度も貪り――極上で贅沢な、一部の特権階級にしか許されないハーレム3Pを堪能し続けたのが――


 ある日――


 あなたに寝取られ趣味があると知った二人は――


 今、一週間も音信不通なのだ。

 

 元々、三泊四日の用事があると二人は言っていた。

「毎日連絡するからっ♪」「心配なさらないでください……っ♥」とあなたに宣言をしていたのだが――結局、初日以降はまるで音沙汰がないのだ。あなたの心臓はバクバクと弾んでいる。失踪や誘拐――とは、違うのだろう。二人の少女は出かける前に「もしかしたら連絡、取れなくなるかもしれないけど……♡」「心配しないでくださいね?……きっと、”そういうこと”なので……♥」とあなたに宣言をしていたのだ。

 だから――

 あなたは、ひたすら妄想に耽ることしか出来ないのだ。

 鷺沢文香と新田美波という極上の美少女を二人同時に恋人にして――更には「帰ってきたらぁ……私達がい~っぱい……♡」「あなたのことを満足させるので……自慰行為は禁止ですよ……♥」とあなたに告げていたのだ。断食よりも遥かに苦しい、自慰行為の禁止であり――あなたの下半身はパンパンに張り詰めている。いつでもどこでも――大学構内のトイレでも、それを望めば鷺沢文香のフェラチオを堪能できて――授業と授業の間の空きコマに、大学近辺のカラオケ屋で新田美波とゴムハメが味わえるのがあなたという雄なのだ。我慢することに、世界中のどの雄よりも慣れていないあなたの肉棒と陰嚢は、破裂寸前まで張り詰めている。

 自室で横になりながら、あなたは天井を見上げる。

 二人に会えない時間がこれほどまでに窮屈で退屈だとは、知らなかった。 

 今頃、二人は――

 どんなことに、なっているのだろうか。

「約束していた定期連絡が出来ない」というほどには、追い込まれているには違いない。

 あなたの脳裏に浮かぶのは――、文香と美波が拘束されている姿。

 後ろ手に手錠を掛けられて、アイマスクをされて――股間ではバイブが”ぶぶぶ……っ♡♥”と震動をしているのだ。何物かに調教開発をされている二人。口元にはギャグボールがハメられていて、涎をダラダラと垂らしている。全身を体液まみれにした、どれほどに不様な姿であっても――そこに存在するのは、鷺沢文香の93センチGカップと、新田美波の91センチFカップだ。読書ばかりで不健康な生活を送り、ノーメイクであっても、「太りやすい」とか「疲れやすい」と同じように「美しくなりやすい」という――少しでも気を抜けば、美しくなってしまう鷺沢文香と――毎日のようにジムに通い、肌に悪くない程度の、すっぴんを更に映えさせるナチュラルメイクに気を使い――その上で、あなたという雄を満足させるための性技の探求に余念のない新田美波がそこにいるのだ。顔にずた袋を被せたとしても、彼女達の極上の肢体だけで、雄の肉棒は簡単に勃起してしまうのだ。一週間もあれば――どれほどに激しい陵辱と調教が施されていてもおかしくない。帰ってきた文香と美波は、あるいは、乳首を摘ままれるだけでも絶頂するかもしれず――舌やクリトリスにピアスが埋め込まれているかもしれないと――

 最悪の妄想はどこまで行っても、転がり落ち続けて、留まるところを知らない。

 文香と美波が寝取られる最悪の妄想をすると――


 肉棒は、ビンビンに隆起してしまうのだ。


 どれだけパンツを交換しても、すぐに我慢汁が垂れて、内側をベトベトに汚してしまう。洗濯をして乾くスピードに追いつかない絶望感であり、最早履き替えるのも面倒くさいのだ。上澄みのカウパーが何度も何度も垂れ流されているのに、肝心の射精は出来ていない。これを二人の危険日の子宮に吐き出せば、孕むことが絶対に避けられないような濃厚なものであり――

 あなたの妄想が、変態的な寝取られ性癖を満足させていると――


”がちゃがちゃ……っ”


 と――

 玄関の鍵が開く音が、聞こえてくるのだ。

 最初はそれが「また、都合のいい妄想音が響いている」だと思っていた。こ

 の一週間で、既に三回も鍵の開く音が聞こえてきて――ことごとく、全てが幻聴であったのだ。最早立ち上がることも出来なかったのだが――

 流石に、扉が開くと話は別で――


「連絡もせずに……遅れてしまって、申し訳ありません……っ♥」


「ただいま~っ♪……スマホの充電切れてたこと、途中で気が付いちゃって……っ♡」


 二人の美少女が――

 鷺沢文香と新田美波が、帰宅してきたのだ。

 二人の美少女は、ラフなワンピースを着用している。

 二人は新しい服を買う度に、あなたとのデートで見せびらかしてきて――その、いかにもなおじさま趣味のワンピースは、あなたが知らないものだ。独占欲や束縛の強い彼氏という意味ではなく――これは客観的な事実の話であり――


「わ……っ♪……ふふっ♥どうなさったのですか?……まさか……


 たった一週間……私達に会えなかっただけで……


 寂しくて……寂しくて……仕方が無かったのですか?」


「ふふっ♪……ねっ♡もっと強くギュ~ってしていいからね?……んっ♡


 私達の骨が軋むくらい……力強く、ぎゅ~……っ♡


 私と文香ちゃんは……あなたの彼女なんだから……っ♡」


 二人の美少女に抱きつくと――

 彼女達からは、シャンプーと石鹸の香りが漂うのだ。

 幾度となく彼女達と、肉体を重ね合わせてきたのだ。二人の愛用のそれらとは、匂いがまるで違うことがわかる。ああ――これは、ラブホテルから帰ってきたときを彷彿とさせる代物だ。いつもとは違う、二人の香り。

 二人は、あなたの知らない場所で汗をかいて――

 二人は、あなたの知らない場所でシャワーを浴びたのだ。

 極上の美少女を二人同時に、腕の中で抱きしめる。他の雄の匂いが少しもしない、二人の芳しい媚体は――どんなに濃厚なフェロモンよりも、遥かに雄を感じさせる代物。二人の柔らかな身体。デカパイの極上美少女どもは、下着で窮屈に胸を締め付ける必要がある。垂れ乳を防ぎ、クーパー靱帯を保護するための代物であり、下着越しには硬い感触しか感じさせないのだが――それでも、あなたの身体に”むにゅっ♡♥”とした柔らかな感触を与える極上の肉饅頭。くびれたウエストは、大層な食事制限がなくとも「脂肪がどうしても、胸と尻に行っちゃうから」という、女子の憧れをつらつら述べさせるような才能によるものであり――

 あなたが望めば、いくらでも赤子を身籠もってくれるデカケツを、鷲掴みにする。

 ワンピース越しに指がしっかりと沈む柔らかさ。あなたが二人を抱きしめると――当然のことだが、あなたの肉棒も彼女達の身体の間に押し潰される。ああ――、一週間、二人の痴態をずっと懸想し続けて、それでも、自身の肉棒に快楽目的で指一本触れなかったというのに――

 そこから吐き出される射精は、間違いなく、二匹の雌猫の排卵日に命中するはずなのに――

 あなたは――


”びゅるるるるるる~~~っ♡♥びゅるるるっ♡♥どびゅどびゅ♡♥びゅ~っ♡♥”


”びゅくびゅく♡♥びゅ~っ♡♥びゅっくんっ♡♥どびゅ♡♥びゅるる~っ♡♥”


”…………っ♡♥”


「あ……っ♥」


「……我慢、出来なかったの?」


 二人を抱きしめるだけで――

 いとも容易く、暴発射精をしてしまうのだ。

 股間に肉棒を生やして、雄としてこの世に生を受けてきて――最低の情けなさというものを、全身で感じてしまうような暴発。それでも二人の美少女は、あなたを抱きしめ返しながら、その頭を優しく撫でてくれるのだ。記憶にもない遥か昔に――おむつの中で用を足しても、おぎゃおぎゃと泣き喚けば、誰かが片付けてくれた時期を彷彿とさせられる――、二人の圧倒的な母性を感じる。


「ふふ……っ♪本番はこれからですよ……っ♥」


「そうそう……っ♡一週間、私と文香ちゃんが何をしていたのか……♡」


「たっぷりと……あなたが満足するまで、聞かせてさしあげますから……っ♥」


「ね……っ♡一週間我慢してよかった~って思えるように……」


「寝取られマゾのあなたが……心の底から喜べるように……っ♥」


「たっぷり囁いてあげるから……ねっ?」


 二人の美少女は――

 あなたの耳元で、この一週間の出来事を語ってくれるのだ。

 暴発射精をしてベトベトになったパンツの中。カリカリと、二人はあなたの肉棒を爪でひっかいてくる。直接触られると痛みを感じても、パンツ越しであれば――そこに存在するのは、脳味噌が溶けるほどの”気持ちいい”だけだ。鷺沢文香と新田美波が、本気で、寝取られマゾのあなたを喜ばせるための”妄想”を囁いてくれるわけで――あなたの背骨は、そこに存在する快楽を既に知っているのだ。肉棒は簡単に隆起して「……それじゃ♡」「お布団に……行きましょうね……っ♥」と二人に促されるがまま、あなたは布団に押し倒された。



――――



 鷺沢文香と新田美波は――

 あれから、本物のアイドルになった。

 彼女達が話した「アイドル事務所の専務との、濃厚寝取られ交尾」が真実であったのか嘘であるのか。あなたには未だに判断が付いていない。二人の美少女の言葉は全てが真実としか思えないのだが――そこに存在するのは、読書家の文香と才女の美波であるのだ。彼女達のような極上の美少女が、あなたの寝取られ性癖を満たすために物語を創作していたとしても――

 あなたには、その真実を見抜くことなど出来るはずもないのだ。

 生半可な「寝取られごっこ」とは、根本から違う。囁きの途中に我慢できずに「やっぱり嘘だから、ラブラブしよ?」と甘やかすそれとは異なる――ハードな寝取られ妄想の囁きであり――

 一方で、実際にアイドル事務所の専務は存在しているのだ。

 二人があなたの恋人であるというのは、専務にとっても既知の話。大学生のあなたでは到底、手も足も出ない高級レストランに招待されて、二人がアイドルデビューをする話を聞かされた。「彼氏がいるというのは、業界にもファンにも当然内緒に」という話ではあったが――どうも彼の口ぶりでは、それ自体は大した問題ではないらしい。「万が一バレても、3Pしてることだけは言わないでくれ。君が二股してるだけのクソ野郎ということで、防波堤になってくれ」という下品な言葉遣いは、しかし、彼にとっては死活問題であるのだろう。真剣な話題であり、あなたも好感は抱いたのだが――

 文香と美波に、専務は脂ぎった視線を送り続けて――

 二人の美少女もまた、満更ではなさそうに笑みを浮かべるのだ。

 あなたの頭の中で「こいつらは肉体関係がある」「この後、ホテルの最上階の予約を取ってある」「あなたが先に帰った後で、二人はその媚肉を貪られるのだ」という妄想が存在するからこそ――その視線や表情が、意味深に感じられるだけかもしれない。「彼氏がいても関係ないから、アイドルにしたい」と思われるほどの極上の美少女二人なのだ。あなたが文香と美波に接待を受ければ、専務よりも酷い表情で、鼻の下を伸ばしてデレデレとするに違いないとも知っている。

 全ての感情が、自分自身の邪推であると理解をしているので――

 だから、あなたの胸はどうしようもないほどにざわつくのだ。

 そして、鷺沢文香と新田美波はアイドルになった。

 幼少の頃からダンスのステップを踏んでいたわけでも、歌手になるためのレッスンを積んでいたわけでもないが――鷺沢文香と新田美波は、元々、そこに存在する”素質”が他の美少女達よりも圧倒的に図抜けているのだ。文香が頻繁に読んでいる、小説の中の、「アイドルになってからが本番」「アイドルになる前は自信があったけど、いざ事務所に所属すると、自分が一番の下手っぴだった」という理屈は――規格外の美少女二人にはまるで通用しない。普段の私服で、街中で、スマートフォンで撮影した写真ですら――そんじょそこらのグラビアアイドルを遥かに凌駕した色気と、性欲を匂い立たせる美少女が二人。実力主義のアイドル業界において、二人の名はすぐに売れ始めていき――

 大学と両立しながらも、雑誌や深夜テレビの出演依頼も多数殺到していき――

 あなたには、それが不安でたまらなかった。

 そして――

 文香と美波は、三泊四日の番組収録に参加することになった。 

 ネット番組のそれは、出演者の半分くらいは、あなたが名前も知らないようなアイドル達だが――それは即ち、残りの半分はアイドル業界に疎いあなたでも名前を知っている大物ということ。駆け出しアイドルにはあり得ないほどの厚遇。周りのライバル達から、階段を数段飛ばしで飛び越えるような所業ではあるのだが――

 二人の雌としての魅力を前に、嫉妬以外の感情で逆らえる人間もいないのだ。

 二人が収録に参加するのは、アイドル達が、本気の本気で身体を使ったゲームをするという番組。

 最下位のアイドルは即日帰宅という、定番のバラエティ。美波はともかく、文香は運動に関してはどうしようもないのだ。身体測定ではなくバラエティなので、運要素も大きく、上手くいけば最終日までは残れるかもしれない――というのが美波の希望的な観測であり、三泊四日の最初の一日で帰ってくるかもしれないと、あなたは期待をしていたのだが――


「……大学の連休を使って……私と美波さんが参加して……」


「番組のプロデューサーに挨拶をした瞬間にね……理解しちゃったの……っ♡」


「嗚呼……私達は……♥」


「このおじさまの供物として……差し出されたんだなって……っ♡」


 そこにいたのは、業界風のプロデューサーであったらしい。

 肌が浅黒く日焼けして、太い指は手マンだこが目立っている。ジムに通っているので上半身は太く大きいが――、一方できつい下半身のトレーニングはしていないのだろう。アンバランスな肉体は、しかし「ベッドの上ではどうせ電気を消すし、目立たないから」と――

 頭の悪いメスを食べ散らかすことに特化した、合理的な肉体であり――

 プロデューサーは文香と美波に向けるエロい視線を、隠すこともしないのだ。


「業界では噂の男性だったそうです……♥新米アイドルを、好き勝手に食い散らかして……♥俗に言う……ちんぽが乾く暇のない……手マンがとても上手な男性だとか……♥」


「大手テレビ局で働いてたのに、ネット局に引き抜かれてすぐに移動したやり手の敏腕プロデューサーだとか……っ♡でも、わかるよね?……それはぁ……新人アイドルを、好き放題に食べ散らかしたいから……っ♡」


「事務所のごり押しで呼ばれた私と美波さんなんて……♥彼にとっては格好の餌食……っ♥実際、事務所が差し出してきた……枕要因だと思われていたそうですよ……っ♥」


「ふふっ♪でも、しょうがないわよね?そうじゃなかったら……太腿さわさわ……♡腰、抱き寄せられて……耳元に生臭い吐息吹きかけられたら……大騒ぎするけど……♡」


「私も美波さんも……どこかの寝取られマゾさんに喜んでいただけるように……♥」


「膣を濡らして……♡強引に襲われても……ゴムつけてくれるなら……受け入れる気満々なんだから……♡」


 二人の美少女は――

 あなたの耳元に、蠱惑的な囁きを注ぎ込んでくる。

 専務は当然、二人を他の男達に抱かせる気はないのだろう。

 陵辱物のエロ漫画であれば、自分が手に入れた極上の美少女を他人に見せびらかして、ベタベタと生唾をひっかけさせて、精液まみれにするのだろうが――

 文香と美波という極上のトロフィーは、他人の手垢や指紋が付くことすら耐えられない存在であるのだ。

 二人の美少女から聞いた”専務”はあなたとは正反対の人種なわけで――

 だから、彼も想像すらしていなかったのだろう。


 二人の彼氏が、どうしようもない寝取られマゾであり――


 二人の美少女は、あなたを喜ばせる為なら誰とでも寝る、と。


「……最初は美波さんではなく、私だったんですよ……?


 グラウンドで運動するということで……着替えさせられたのは、濃紺のブルマと体操服……っ♪ふふっ♥昭和の小説でしか、触れたことはありませんでしたが……ブルマというのは、本当に下着も同然の短さなんですね……?あなたの大好きな太腿が、丸出しの格好……っ♥ちょっと動くだけで、簡単に食い込んじゃって……私が指で、食い込みを直す度に、カメラのレンズがジ~っと見ているのがわかるんですよ……っ♥規制の多い地上波ではなく……ネット番組で……しかも♥殿方の欲情を鎮める為に……いわゆる、”エロ枠”で呼ばれたのが……私と美波さんですから……♥」


「文香ちゃんったら、周りの視線を独り占め……っ♡胸元の『鷺沢』って、かっこよくて、綺麗な名字がね……?おっぱいが大きすぎて、形が歪んじゃってるの……っ♡バラエティだから、最終競技で100ポイント……真剣にやる必要は無いんだけど……♡文香ちゃん真面目だから……一生懸命走って……飛んで……♡」


「その度に……この胸がたぷん……♥たぷ……♥と、重たく揺れるんです……っ♥……あなたは知っていますよね?……私の……鷺沢文香の胸が、どれほどに重たく……ずっしりと、身が詰まっているか……っ♥ブラジャーできつく、締め付けても揺れるのに……っ♥番組用に……わざと乳揺れのする、緩めのデカブラ着けさせられて……動く度に、胸元が痛くなるほど……♥」


「男性スタッフもみ~んな、途中から前屈み……っ♥可愛いお顔を真っ赤にして……汗だくで……前屈みで、膝に手をついて、口元に長い髪がぺたっと張り付いた……ブルーサファイアの瞳の黒髪文学爆乳美少女……♡ネットではね?……童貞の都合のいい妄想、なんて言われてるのよ?文香ちゃん……♡」


「勿論……私は妄想ではなく……っ♪心臓があり……脳もあり……♥……大きな二つの肉饅頭と……殿方の子を孕んでしまう子宮と……♥おちんぽ様を気持ち良くするための……とろとろぬめぬめ……ひだがつぷつぷに立った膣のある人間ですが……っ♥」


「あの収録に立ち会った男の子、み~んな文香ちゃんのファンになるんじゃないかしら……っ♡繁殖したい……ガキ産ませたい……っ♡あの細っこいお腹の危険日に、子種びゅーびゅー注ぎ込んで、俺の嫁にしたい……って、私達のイメージビデオ見ながら……今頃、シコシコしてるのよ……?」


 二人の美少女は――

 あなたの脳味噌をトロトロに蕩かす言葉を囁いてくる。

 理性を保つのはとっくに限界であり、あなたの肉棒は、何の前ぶりもなく射精を繰り返している。前立腺を刺激されながらのところてん射精にも似ているそれは――あるいは、あなたの脳味噌の”雄”が徹底的に破壊されているから、かもしれない。自分のことを大好きな極上の美少女が、他の男達にシコられるオナペット扱いを受けて――そこに、多大な興奮を抱いているのだ。あの専務であれば絶対にしない――鷺沢文香と新田美波を他の男に抱かせるそれは、合意の上であっても、あなたの脳細胞をぐちゃぐちゃに破壊するような代物なのだ。


「まずは……私からですよ……♥」


 蠱惑的な笑みを浮かべて、文香はあなたの耳元で囁き――

 あなたの下半身は、彼女の言葉に弄ばれるばかりであった。



――――



 初日、鷺沢文香と新田美波のペアは、最終競技の100ポイントで逆転の生き残りをした。

 彼女達は抱き合って喜んだそうだが――

 あなたという雄にとっては、それは最悪の結末であり――


「初日が終わった後……プロデューサーさんに呼ばれたんです……っ♥」


 文香は――

 プロデューサーに、控え室に呼び出されたのだ。

 天然で図太いところもあるが――基本的には繊細で小心者なのが、鷺沢文香だ。街中で大声で怒鳴られれば、路地裏に連れ込まれて、パイズリ程度は簡単にやりかねない――草食動物のような少女であり――


「おお~、文香ちゃん!今日はおめでとね!いやぁ、最後の逆転は嬉しかったよ!これ、内緒だけど……俺、今日のアイドルで文香ちゃんが一番可愛いと思ってるんだよ~w」


「あ……ありがとうございます……♥」


 鷺沢文香は――


「……で、どこまでやれるの?」


「あ……あの……っ♥」


”むっにゅ~~~っ♥♥♥”


 プロデューサーに正面から、乳房を鷲掴みにされても――

 不満の一つも、口に出すことが出来ない性質なのだ。

「俺と文香ちゃんは、最初からそういう関係」とでも言いたげに、プロデューサーは正面から彼女の胸を鷲掴みにしている。

 競技を終えた後の文香は、全身が汗だくのほかほかだ。

 同じ高校であったから知っているのだが――鷺沢文香という極上の雌は、その全身から雄を誘惑する濃厚なフェロモンを放っているのだ。普段は冷房の効いた図書室で、読書ばかりしているので汗もかかず、目立つことはないが――文香が長時間姿勢を変えず、読書に没頭した後の椅子に頬ずりをすれば、雄の肉棒はただのそれだけで簡単に勃起をするのだ。寒波の激しい冬場に、文香が厚着をしてくれば――コートの内側から放たれる体臭は、雄の繁殖欲が決して逆らえない代物。冬場の、暖房が暑すぎる電車の車内で、彼女が痴漢に会うのは――文香自身の責任がないとは、あなたには言い切ることが出来ないのだ。

 ブルマに体操服であり――プロデューサーは、体操服越しに文香の乳房を鷲掴みにする。「おっほ……ブラ越しなのに、柔らかいねぇ」と彼は、文香の緩めのブラジャーにご満悦の様子。 

 文香は――

 最初から、ある程度の展開は予測していたらしい。

 枕営業というのは、アイドル業界においては頻繁にある話。

 勿論彼女達は賢く、聡明であるのだ。

 何のメリットもなかったり、あるいは男達を本気にさせることはしないのだろうが――

「女遊びに慣れているので本気になることはなく、番組の出演と引き換えに――という、交換条件のようなセックス」をしてくれるプロデューサーというのは――


「……今日はまだ……一回のゲスト出演ですので……


 ……フェラチオまで、でいかがでしょうか……?」


「……ゴムは?」


「……なしがお好みならば、それでも構いません……っ♥」


 寝取られマゾのあなたが大好きな文香にとって――

 これ以上無いほどの、セックス相手であるらしい。

 ブルマ姿で、体操服の「鷺沢」という名前越しに胸を鷲掴みにされながら――文香は「ん……っ♥あっ♥」と甘い声を漏らす。読書が大好きで、没頭して、寝食を忘れて一日中書物の世界に傾倒するような黒髪ロングの美少女が――93センチGカップで、男好きする身体をしていて、更には感度まで良好と来ているのだ。プロデューサーにとっては、これ以上にない挑発であり――


”ぼろん……っ♥”


「それじゃあ……早速、舐めてもらおうかな」


 彼は椅子に腰掛けて、肉棒を露出するのだ。

 それは、あなたよりも一回りは大きな肉棒。

 彼女達は極上の雌であるので、雄の肉棒のサイズというものをあまり重要視していない。結局の所、大きかろうが小さかろうが、楽しむ手段は無限にあるのだ。「射精した後の、小さく萎びたおちんちんは、フェラしやすくて大好きです……♥」と、文香が恥ずかしそうな表情であなたに語っていたことを思い出すのだが――


「……わぁ♥……とても大きく……凶悪な形をしていますね……っ♥」


「おっw文香ちゃんは大きいのがお好きかな?」


”…………こくんっ♥”


 彼女達は――

 極上の美少女であるが故に、巨大で凶悪な肉棒も、簡単に咥え込んでしまうのだ。

 処女を相手にすれば、大きすぎて裂けてしまうかもしれない代物。ティーン系のアイドルを相手にするとき、そのプロデューサーは最後まで挿入することが出来ない事故も多々あるらしい。

 だが――

 鷺沢文香の膣肉は、あなたが何度も何度も穿って、開発してきたのだ。

 あなたのサイズをしっかりと覚え込んだ文香にとって――

 一回り大きいというのは、一番気持ちいいサイズ感なのだろう。

 前髪をかき分けて、文香はプロデューサーの肉棒に顔を寄せる。

 汗臭さとアンモニア臭がツンと漂う中で――

 僅かにその奥から、他の雌の香りを感じるのだ。

 半分はあなたでも知っているアイドルで――ということは、残りの半分はあなたも知らないようなアイドルなのだ。あるいは、最終ゲームで不運にも敗退して帰宅が決定した彼女達は、ご奉仕が下手くそであったのかもしれない。そんなことを考えながら、文香は”すん、すん♥”と肉棒の先端に鼻を寄せて、臭いを嗅いでいる。経験豊富なヤリチンプロデューサーにとって、葛藤しながらのご奉仕というものは御法度のはずだが――

 鷺沢文香が、物思いに耽っている表情というのは――

「顔面の良さ」だけで、駅前の巨大看板の広告に相応しい代物なのだ。

 顔面にぶっかけるだけでも、二流アイドルの生膣よりも遥かに魅力に満ちあふれている美少女が鷺沢文香であるのだ。彼女に”すん……すん……♥”と肉棒の先端に顔を寄せられて、匂いを嗅がれるだけでも、男にとっては射精をするのに十分すぎるほどの優越感。長い前髪をかきわけて、雄の亀頭を前に恍惚とした表情を浮かべている美少女であり――


「おお……っ♪たまらんねこれは……w」


 プロデューサーにとっても――

 鷺沢文香と言うのは、今までに経験したことがない規模の美少女であったらしい。

 大手アイドル事務所の超一流アイドルというのは――枕営業の手が届かない範疇に存在するのだ。346プロダクションの十時愛梨や、283プロの有栖川夏葉のような女は、どれほどに粘着質な視線を送ったところで決して振り向いてはくれない存在。自分の番組に呼び出して、エロい水着を履かせて、ハプニング狙いの収録をすることは出来るが――そこで精一杯なのだ。彼女達の生膣に、自身の肉棒を挿入する夢は決して叶うことがなく――

 一方で、鷺沢文香と新田美波は違うのだ。

 本来であれば、彼女達はそれを拒めば事務所側が全力で守ってくれる存在。

 一夜の枕営業で彼女達の肉体と精神を安売りさせてしまうのは、全くと言っていいほどの大損であるのだ。馬は、にんじんを食わせてから走らせるよりも――鼻先ににんじんをぶら下げた方が良い走りをする。「事務所に徹底的に媚びを売っていれば、いつか、文香と美波を抱けるのではないか」と思わせ続ける方が、大手事務所にとっての得なのだ。

 だが、文香は――


”れっろぉ~……っ♥はむっ♥じゅるるるる……っ♥れるれる……むちゅっ♥”


「お……おおおお~……っ♪随分と上手いな……ふふっ、ちんぽの皮を舌先で剥いて、亀頭をれろれろ……っwどこで覚えたんだ?こんなやらしいこと……っ♪大方……他の同業者にも、枕営業してるんだろうが……」


「……そんなところです……じゅるるるる……っ♪」


 あなたを喜ばせるためだけに――

 自らの媚肉を、簡単に安売りしているのだ。

 勿論、そこにいるのが「今後の関係性を求めて、脅迫ビデオを録画して、自分達の関係性に執着をするような男」であれば文香と美波も抱かれはしないだろうが――

 逆に言えばそれ以外の男であれば、誰であっても文香と美波を抱く権利が与えられるのだ。

 あなたという雄は、大好きな二人を独占したいくせに――

 文香と美波の真っ白な柔肌に他の男の指が這うと、それにたまらなく興奮をするのだ。

 文香の93センチGカップと、美波の91センチFカップ。ずっしりと重たい、媚肉が詰まった肉饅頭に――他の男の指が埋まる光景。そこにあるのが、サツマイモのようにぶっとい指であっても、枯れ枝のようにしわしわな指であっても――あるいは、幼子の無邪気な、穢れを知らないお手手であっても”それはそれで”と興奮が出来る存在なのだ。

 だがプロデューサーにとっては――

 今の文香は、自身の子宮の火照りを鎮めるために、誰彼構わず雄とまぐわうクソビッチにしか見えていないのだろう。

 安物の三流アイドルがヤリマンであるのは、その価値を下げるだけだが――黒髪ロングの、読書家の、紺碧の瞳を持つ美少女がヤリマンであるのは、男にとって何よりも都合がいいもの。


”じゅるるるる……っ♥れろれろれろれろ……ちゅ~……むちゅっ♥はむっ♥”


「おっ、おお……っ、これは……中々……♪たまらんな……」


「……気持ちいいでしょうか……?ここの根元のとこ……す~……っ♥けほっ♥えほ……っ♥……すんすんっ♥す~……っ♥ふふ……っ♪睾丸も……脂がべっとり……っ♥」


 文香はプロデューサーの、肉棒と陰嚢の付け根に顔を埋める。 

 日本人離れした、海外のトップモデルのような高い鼻が、肉棒の付け根に埋まっているのだ。文香はふぅふぅ♥と荒い呼吸で、プロデューサーを見上げている。真正面から見つめ合うだけでも、あなたは照れが勝ってしまい、1分として文香を見続けられないのだ。それなのにプロデューサーは――、一日を過ごして、脂でべっとりの金玉に熱い鼻息を吹きかけられながら――恍惚の上目遣いで、肉棒を愛撫されているのだ。

 運動が苦手な彼女が汗をかき、全身から濃厚な雌のフェロモンを放ち――

 髪は、頬にぺたりとくっついている。

 椅子にどっかりと腰掛けた男の前に、ブルマと体操服の姿で跪き――頬をべっこりと凹ませながら不様な表情で、肉棒にしゃぶりついている美少女。素人であるとは絶対に思えない、彼女の熟練の舌使い。あなたならばすぐに射精に導かれるが――彼もまた、自身に性的強者としての意地があるのだろう。必死に我慢をしながら、文香の頭を優しく撫でて――


「文香ちゃん、ブラジャーちょうだいよ……っ♪」


 文香に、猫撫で声で提案をするのだ。


 彼女はそこに、逡巡する必要もなく――


”ぷち……っ♪”


”しゅるるるるる……っ♥”


”む…………っわぁ~……っ♥♥♥”


「……お待たせしました……♪


 新人アイドル……バスト93センチGカップ……


 鷺沢文香の……脱ぎ立て勝負ブラです……っ♥」


 文香は肉棒をしゃぶりながら、ブラジャーを外して――

 プロデューサーの膝の上に、それを置くのだ。


「おっほ♪黒は予想していたが……随分とえっちだね……っ♪」


 文香のブラジャーは、当然ではあるが先ほどまで着用していたものだ。

 プロデューサーに身体測定をされて、スリーサイズを計測されて――彼自身が選んだ代物なのだ。黒色なのは、えっちなネット番組であるので「体操服越しの透けブラに、男の子はたまらなくシコシコする」という計算のもの。勿論、本来のプロデューサーならば忘れはしないのだろうが――今の彼は、鷺沢文香と言う極上の美少女に自身のペニスをしゃぶらせているのだ。朝になれば勃起して排尿が厄介になり、トイレに行けばその度に視線を合わせて、事後には「汚い物に触ったから、手をあらわなくてはいけない」と教育される自身のおちんぽを――

 鷺沢文香が、ひょっとこフェラで咥えている状況なのだ。

 雄の理性をグズグズに蕩かすには、十分過ぎる文香からのご奉仕。

 乳房が体操服越しでもぶるんぶるんと揺れるように、文香の普段のブラジャーからワンサイズは上の代物を着用していたのだ。となると――布面積が大きいのも必然の話。「鷺沢文香の汗とフェロモンでむわむわほかほかのデカブラ」という物は、股間に肉棒を生やして産まれてきた生き物にとっては、絶対に逆らえない代物であり――


”ぐぶぶぶぶっ♥じゅるるるるっ♥ぶちゅっ♥れろ~っ♥じゅるるるる~……っ♥”


「おっ♪おっ♪もう……イくぞ……っ!」


 文香の口淫奉仕は激しくなり――

 プロデューサーは、絶頂が間近なのだ。

 彼女のブラジャーで顔面を覆い、デカブラをマスクにしながら深呼吸に耽っている。危険薬物というのは、脳細胞をブチブチと潰すことで、後戻りの出来ない快楽を手に入れられるらしいが――鷺沢文香のデカブラというのは、果たしてそれらと何が違うというのだろうか。一度でも嗅いでしまえば、二度と、文香を抱けない現状には満足することが出来ないだろう。アイドルとしてデビューしたての鷺沢文香だが、彼女の極上の抱き心地に比肩するアイドルというのは、日本のネット局のプロデューサー程度では、抱くことが出来ない存在であるのだ。あと数年もすれば、トップアイドルとして、シンデレラガールに輝いていてもおかしくない美少女が――寝取られマゾの彼氏のために、自ら、その身を捧げている状況。文香は両腕をプロデューサーの腰に”ぐいっ♥”と回す。喉奥まで肉棒が貫かれている状況は、生娘であれば簡単に嗚咽を漏らすものだが――鷺沢文香は、あなたを喜ばせる為に幾度となくそれを繰り返しているのだ。新人アイドルには異例の売上を飛ばしている、鷺沢文香の美声が放たれる喉に――肉棒を根元までぬっぷりと埋め込んで、そこでシゴかれる快楽。喉肉に肉棒を締め付けられて、プロデューサーもやがて限界を迎える。文香の線の細い黒髪を、無造作に”むんずっ♥”と鷲掴みにして「おおお……おおお゛……っ♪」と低い震え声を出して――やがて彼は――


”びゅるるるるるるる~~~っ♥♥びゅるるるっ♥どびゅどびゅ♥びゅ~っ♥”


”びゅ~っ♥びゅっくんっ♥どびゅ♥びゅるるるる……っ♥びゅ~っ♥”


”びゅくびゅく……っ♥どびゅ……びゅるるる……びゅ~……っ♥”


”………………っ♥♥♥”


「お……っほぉ~……♪


 こんなに濃いのは……久々に出たな……w」


 鷺沢文香の喉奥に、びゅるびゅると射精をした。

 雄として産まれてきた意味を理解させてくれるような――

 本来ならば、「アイドルの危険日の子宮」でしか搾り取れないような、特濃の精液であるのだ。幸いに、と言うべきか。彼女の口を通り越して、喉奥から胃袋に直接注ぎ込まれているので、文香がそれを咀嚼する必要は無い。肉棒を喉から引き抜くと――プロデューサーの女泣かせの高いカリ首が、ずるずると喉の粘膜を引きずって――


”にゅ~…………っぽんっ♥♥♥”


 と、引き抜かれる。

 今にも湯気が立ちそうなほど、ホカホカの熱を帯びているプロデューサーの肉棒。

 一度射精を行い、鉄杭の芯が抜けた半勃起状態だが――それでようやく、あなたと同等サイズの肉棒であるのかもしれない。喉から引き抜いたことで、肉棒は包皮が元に戻っている。先っぽが皮を被った仮性包茎であり――文香は今更、その程度で嫌悪を示すこともない。それどころか嬉しそうに、皮の隙間から見える亀頭に口付けをかわして――肉棒を、口に咥え込んでいく。先ほどの強引なイラマチオとは違い、今度は大きな余裕があるのだろう。肉棒に愛情たっぷりのお掃除フェラを行い――それから三度、プロデューサーの肉棒を口だけで射精させた。



――――



 バラエティの企画であるため、当然、単純な身体能力で勝敗は決まらない。

 そこに参加している彼女達はアイドルであり、それぞれは真剣に競技に取り組むよりも「番組としての撮れ高」を気にしなくてはならないのだ。一流アイドルならば、見せ場を作った上で勝ち残り、二流アイドルは見せ場を作って敗退をする。

 その点、美貌は超一流でも、経験上は三流アイドルの文香と美波は何も考えずに済むので都合が良かった。

 ひたすら、目の前の競技に勝つことしか考えていない彼女達。二日目は、アイドル達はメイドの格好をさせられている。「マナー障害物競走」と名付けられた、バラエティ特有の陳腐な企画は――

 要するに、マナーを守りながら、どれだけ早くゴールが出来るかという代物だ。

 多くのアイドルは学生であり――更には、マナーは守るのは難しいが破るのは簡単なのだ。撮れ高のためにわざとミスをする――というのは、正解がわかっていないと難しい代物であり――

 そんな中で、新田美波だけは違うのだ。

 様々な資格試験に挑むのが好きな、向上心の高い人間が新田美波だ。

 趣味の欄に「資格取得」と書ける精神性を持っている美少女にとって、マナーというのは簡単な代物。他のどのアイドル達よりも減点が少なく「その身体と、谷間や太腿がざっくり露出した、小悪魔メイドの格好が一番のマナー違反だろうが」と揶揄されそうな程度には活躍をして、無事に生き残り――


 そして――


「……で、美波ちゃんはどこまで出来るの?」


 彼女も、プロデューサーの毒牙に襲われた。


「……どこまでご希望でしょうか、ご主人様……っ♡」


 美波は、余裕綽々と言った表情でプロデューサーを見下している。

 彼女の衣装は、谷間が露出して太腿が丸見え。

 網タイツが蠱惑的な格好ではあるが――その手には、ムチが握られている。鷺沢文香をメイドにするならば「従順に、ご主人様の命には一言も逆らわず、脚を突き出せば指の谷間をべろべろと舐めしゃぶる淫らな女」を望むのだろうが――そこにいるのは新田美波なのだ。彼女に男達が望むのは「愚かなご主人様にお仕置きを施してくれる、立場逆転現象を引き起こしてくれるドSメイド」であり――

 その衣装をプロデューサーが用意した以上、美波はノリノリでご主人様に反旗を翻してくるのだ。

 プロデューサーは、“ゴクリ……ッ♡”と、美波の耳にも聞こえるほど、大きな音で唾を飲み込む。

 彼はどちらかというと――

 女体を貪り喰うことを好む性質であるのだ。

 だが、男として産まれた以上は、「ドSメイドの美波に支配されたい」という欲求を無視することは出来ない。彼女達がサドになれば男はマゾになり――彼女達がマゾになれば男はサドになる。雄を掌の上で、簡単に転がすのが極上の美少女であり――


”さわ……さわ……っ♡”


「ふふ……っ♪昨日、文香ちゃんをあれだけいじめたのに……


 ご主人様……また、大きくなってますね……っ♪」


 彼女はプロデューサーに正面から密着して――

 ズボン越しの股間を、掌で激しく撫で回すのだ。

 控え室は、いつ、誰がプロデューサーを呼びに来てもおかしくはないのだ。

 その場面を見られたときに「ネット局のプロデューサーに、新人アイドルが枕営業」という噂には言い訳が出来ない(実際に事実だ)のだ。昨日の文香のときの、人払いを済ませた代物とは違い――いつ、どこで無茶苦茶になってもおかしくない状況。文香と美波は、最悪、アイドルを辞めてあなたに責任を取って貰えばいいだけなのだが――

 前の職場に後足で砂をかけたプロデューサーには、帰れる場所などなく――


”……ごくりっ♡”


 自身の破滅を天秤にかけたとき――


「――きゃあっ!?」


 新田美波という極上の雌は――

 あまりにも、圧倒的な質量であるのだ。

 天秤が壊れるほどの存在感を示す新田美波。彼女を孕ませることが出来なければ、雄としては敗北感を抱くに違いない。目の前のドSメイドに、プロデューサーは抱きついて腰をヘコヘコ、カクカクと振っている。何かの雑誌のインタビューでは「小五のときに、近所の女子大生で童貞を卒業した」と自慢げに語っていた、天性のヤリチンである男が――

 今は、自分よりも一回り年下の女子大生に、不様な腰ヘコを行っているのだ。

 恋人であり、美波と文香と3Pを何度も繰り返しているあなたですら――彼女達のフェロモンに誘蛾されると、いとも容易く理性を失って「下着を脱がせないと、おちんちんは挿入できない」という事実を忘れてしまうのだ。プロデューサーは不様にも腰をヘコヘコと擦りつけるが――そこに存在するのは、雄の醜態ですらも受け入れてくれるドSメイドの笑みだ。腰をカクつかせて、姿勢が低くなったプロデューサーは身長165センチの美波でも簡単に見下せる。


「もう……しょうがないですね、ご主人様……っ♪」


 すっかりと小悪魔メイドのまま、美波は耳元で囁き――


”しゅるしゅる……っ♡”と、下着を脱いでいく。


 撮影用の見せパンとは異なる――

 普段の彼女が着用している、勝負下着のTバック。

 追い詰められていた文香と美波は、今日の戦いで結果を残さなければ即日帰宅であったのだ。定期考査や資格試験の際にはいつも、美波はそうして勝負下着の赤のTバックを履き、自身にスイッチを入れていたのだが――


「おおお……っ♪美波ちゃんのTバック……赤か……♪情熱的だね~……w」


「……♡プロデューサーさんが、性接待はお好きだと聞いていたので……っ♪たっぷり可愛がってもらえないかなと思いまして……っ♡」


「……ああ~……♪ほんっとに、文香ちゃんと美波ちゃんは最高だね……♪こんなエッロい女……す~……っ♪ふはぁ……匂いもヤバいなぁ……ケツも……んんっ♪鷲掴みにして、指を跳ね返してくる弾力……っ♪あ~……間違いない、今まで俺が抱いてきた中で一番いい女だよ、美波ちゃん……♡」


「……それで、ご主人様?

 

 どこまで……したいんですか……?」


「プロデューサーとアイドル」、あるいは「ご主人様とメイド」という絶対的な主従関係を――

 新田美波は、一言で覆すことが出来るのだ。


「……レギュラー、一本でどうだ?」


「……そうですね♪それでは……ふふっ♡」


 美波は――

 メイド服の内側から、コンドームを取り出す。

 普段のあなたとの、日常的の、だらしないセックスの時に使うような――業務用の分厚いコンドームだ。一箱144個入りのそれは、ラブホテル等で補充用に使われる安物。勿論、避妊能力は十分なのだろうが――快楽からは程遠い代物であり――


「う~ん……これでも、まだゴムなのかい?」


「ふふっ♪……ですがご主人様?


 ……もっといただけるなら、私と文香さん……


 二人一緒に……生でも……♡」


「……今度、編成局長叩きのめしてくるよ……っ♪」


 二人の――

 いや、二匹の雄と雌は顔を近づけて――


”ちゅ~……っ♡むちゅっ♡れろれろれろ……っ♡じゅるるる~っ♡”


”ぶちゅっ♡はぶっ♡むっちゅ~っ♡じゅぶぶ……ぶちゅる……っ♡”


 濃厚に、舌と舌を絡め合わせていく。

 二匹のナメクジが意思を持って這いずり回るような――ベロ肉を根元同士で絡め合わせる、濃厚な舌交尾だ。プロデューサーは美波の身体にしがみつき――美波は、男の首に両腕を回す。彼女のことを溺愛している父親が眺めれば、失神するかもしれないような――

 濃厚で、淫らで、惚れた恋人にしかしてはいけない口付けを――

 美波は、あなたのためにいとも容易く、プロデューサーに行うのだ。

 彼女はそのまま、プロデューサーの下半身に手を伸ばす。

 濃厚な舌交尾に耽りながら、美少女にズボンと下着を脱がせてもらえるのだ。カチャカチャと鳴り響く金属音も、今のプロデューサーには、美波の舌との水音でかき消えて聞こえないのかもしれない。

 昨日、文香の口で都合四発の射精を行ったのに――

 プロデューサーの肉棒は、天を穿つ角度でそそり勃っている。

「ふふ……っ♡本当に素晴らしいですね……♡これは……


 んん……っ♡枕営業のはずなのに……


 本気になっちゃうかも……っ♡」


 プロデューサーの耳元で、彼が一番喜ぶ言葉を囁く美波。

「仕事と引き換えに」と、大勢の雌をむさぼり食ってきた男にとって――その肉棒を褒められるというのは、たまらない興奮があるに違いない。指輪っかで、男の高いカリ首を弄ぶ美波。決して射精が出来ないような、微弱で――しかし同時に、勃起を維持し続けるようなテクニックだ。生娘には決して出来ない熟練の手付きに、プロデューサーは興奮をしながら――

「他の枕営業相手の雄と比較しても、自分が上」という事実が、たまらなく嬉しいのだろう。


「おお……っ♪美波ちゃん……ガチで俺のものにするからな……っ♪」


「はい……っ♡ご主人様に出来るのならば……いつでもどうぞ……っ♡」


 生の肉棒が外気を味わえるのは今の内だけであり――

 プロデューサーは、美波の太腿の間に”パン♡パン♡”と音を鳴らして腰を打ち付けていく。

 ドスケベメイド服に、我慢汁がついてドロドロに汚れる。美波のショーツは脱ぎ捨てているので――素股では直接、秘部が擦りつけられるのだ。彼女達がピルを飲んでいるのは百も承知で、それでも「我慢汁だけで孕ませたい」と――百戦錬磨のヤリチン男が懇願をしているのだ。

 美波は口で避妊具の袋を開けて――

 プロデューサーの肉棒に、くるくるとそれを装着していく。

 文香や美波と良い雰囲気になって――彼女達が近寄ってきて、スリスリと身体を擦りつけてきて――唇を重ねながら、彼女達のずっしりと重たい二つの肉饅頭を、掌でたぷたぷと揺らしているときに最大の興奮を抱くのと同じように――

「これから、目の前の新田美波とセックスをするのだ」と――

 肉棒に避妊具を装着されているときに、雄の興奮はピークを迎えるのだ。

 美波は正面から向き合ったまま、プロデューサーを見つめている。

 普段のあなた用の避妊具では、肉棒は僅かに窮屈を抱いているようだ。それもまた――プロデューサーにとっては興奮の材料。目の前の美女が普段まぐわっている雄よりも、自身の逸物の方が大きいという自信は、圧倒的な愉悦をもたらす。


「……構いませんよ?そのまま入れていただいて、ご主人様……♡


 ……美波のおまんこ……♡もう……濡れ濡れですから……っ♡


 ……えっ?


 だって……撮影されていたんですよ?……胸の谷間も、太腿も……全部露出した状態で……♡おっぱいがふるふる揺れて……♡


 ……私の父、学者なんですよ?……ちゃんとした良識のある家で産まれて……育って……♪学生時代も……そういうえっちなことと、ほとんど無縁だった私が……っ♪


 日本中の……アイドルオタクくんのオナペット……っ♡


 み~んな……私と文香ちゃんで、シコシコ……シコシコ……♡おちんぽ一杯シゴいて……っ♡ザーメンまみれのお手手で握手会に来るって考えると……


 ……すっごく……興奮したんです……♡」


 プロデューサーの耳元で、ぽそぽそと囁いていく美波。

 彼女達の囁きがどれほどに効果があるのか――というのは、他ならぬあなた自身が、その肉体を持って証明しているのだ。今、美波から囁かれているNTR報告は、あなたの脳細胞を粉々に破壊して快楽を与える、危険ドラッグのような代物。高校時代から、3人での関係性を繰り返して、多少の耐性が付いたあなたですら、3P後の添い寝の「んん……っ♡」という寝返り一つで、簡単に肉棒が勃起するわけであり――


「おおおお~……っ♪」


 プロデューサーが、我慢できる道理は一つもないのだ。

 彼は美波に、壁に手をつかせて尻を突き出させる。

”ぴしゃん♡””ばちんっ♡”と激しく尻を叩くと、美波は「んん……っ♡」と苦悶混じりの嬌声を響かせる。ショーツを脱いで、真っ白な生尻をさらけ出しながら、男にそれを弄ばれているのだ。

 プロデューサーはそのまま、彼女の膣口に肉棒を押し当てて――


”にゅ…………ぷぷぷぷぷ~っ♡”


「んんん……っ♡あっ♡はぁ……んきゅ……っ♡」


「おお……っ♪全部入ったよ……美波ちゃん……っ♡」


 美波の膣肉と、自身の股間を――

 一ミリの距離も出来ないように、ピタリと密着させるのだ。

 壁に手を突かせて、美波の膣内に肉棒を挿入できるという最大の贅沢。年を取った女はヘルニアを持っているので、体重を預けてはいけない――という話とは、まるで無縁なのが、ピチピチの19歳の女子大学生の新田美波なのだ。

 ジムで鍛えた体幹がある彼女は、成人男性が肉棒をにゅぷん♡と挿入させたまま覆い被さっても、平気でその体重を支えてくれるのだ。彼はメイド服をずらして、美波の真っ白な生乳を露出させる。体積が大きいので重力の影響をたっぷりと受ける、美波の柔乳。文香に比べると、彼女の乳首は比較的大きいのだが――それは背後から鷲掴みにしたときに、最大の興奮を掌に与えてくれるのだ。

”ばちゅんっ♡””どっちゅっ♡”と激しく腰を打ち付けて、乳首を”ぐに~っ♡”と摘まんでやっても――目の前の女は興ざめする悲鳴ではなく、欲情を煽る嬌声を響かせてくるのだ。身長の高い彼女は、それ以上に脚の長さが際立つ存在。そのままではプロデューサーも挿入しにくいので、わざと、雄を挑発するように大股を開きながら、彼の肉棒を受け入れている。


「んっ♡あっ♡……おっきい、です……っ♡プロデューサーさんの、おちんちん……んんっ♡えっ?……あっ、はい……っ♡


 私が今まで……えっちしてきた男の人で……


 一番ですよ、プロデューサーさん……っ♡」


 彼の内側に秘めた”雄”を、全肯定するような美波の言葉。

「肉棒のサイズが雄の価値」というのは浅はかな思考ではあるが――同時に、男として産まれて、その感情から逃れることは出来ないのだ。美波が用意したコンドームが、自分のサイズよりも一回り小さいというだけで、プロデューサーの優越感と自尊心は最大まで高められるのだ。

「おおおお……っ♪」と低い唸り声をあげながら、彼は射精寸前。

 数の子天井だとか、ミミズ千匹だとか――傾城の美女のみが名乗ることを許された膣の具合を、きっと、新田美波という美少女はほとんど全て手にしているのだろう。外見も内面も、彼女はこの世界においてトップクラスの存在。七十数億の人類の中で、間違いなく、上位五本指に入る美しさの女が――

 子を孕むに際して、膣の具合が悪いという話はないのだ。

 一枚の避妊具を外せば、彼はそのまま膣内に射精をすることが出来る。

 ピルの避妊率は高いが――しかし、絶対というわけではないのだ。だからこそ美波は、ピルを飲んだ上でゴムを着用させている。万が一を防ぐための、女性としては当然のエチケットだが――

 それでも――

 新田美波を孕ませる可能性があるのならば、雄はどうしても膣内射精をしたいのだ。

 プロデューサーは葛藤で脂汗をダラダラと流している。新田美波を孕ませたい欲求は、しかし、彼女の不興を買ってこの関係性が終わりになるリスクも抱えているのだ。ゴムなしの肉棒を、美波のぬるぬるの膣ひだに擦りつける感触。レモンや梅干しを想像するだけで唾がダラダラと溢れるように――あなたもまた、我慢汁をドロドロとこぼしてしまうのだ。美波の膣内に射精できるという最大の贅沢を目の前にして、彼は――

 肉棒を引き抜こうとしたところで――


「あ……もう……っ♡」


 美波は――

”ぎゅ~っ♡”と、膣肉を締め付けていくのだ。


「おおお……っ♪美波ちゃん、頼むよ……中に、ねっ、中に出させて……アフターピル代、払うから……っ♡」


「だ~め……っ♡中に出したいなら……ふふっ♪それ相応の誠意を見せてくれなきゃ……ねっ?」


「そ、そんなぁ……うう……っ、美波ちゃんの意地悪……っ♡」


「ふふっ♪女泣かせのプロデューサーさん……?今まで、その意地悪を言ってきた側でしょ?泣き言言わないの……じゅるるるるっ♡はむっ♡れろれろれろ……ちゅっ♡」


 美波は――

 上半身を曲げながら、プロデューサーと濃厚に舌を絡め合わせていく。

「誠意を見せてくれないと」というのは、きっと、プロデューサーが今まで殺し文句としてきた言葉なのだろう。それを逆手に取られて、ドSメイドに「私とこれ以上したければ、もっと貢ぎ物を捧げなさい」と迫られているのだ。新田美波という極上の美女に手玉に取られるというのは――

 即ち、彼女達を陵辱して屈服させるのと同様の興奮があるのだ。

 射精欲は、プロデューサーの睾丸でムクムクと湧き上がってきている。

「つまらない女ならば、わざわざ挿入するほどの価値もないので――例えそれがアイドルでも、フェラチオで終わらせる」という――飽食の世の中を生きているような贅沢は、ヤリチンプロデューサーにだけ許された特権であるのだ。それが今は――新田美波に膣内射精をしたいのだと、脂汗を垂れ流して、鼻の穴を膨らませて、歯を食いしばりながら必死に我慢をしている。美波には――それが愛おしくてたまらないのだろう。彼の口の中に舌をねじ込んでいき、ぬるぬるのベロ肉を絡め合わせて――やがて、限界が訪れて、プロデューサーは「美波ちゃん……美波……美波ぃ……!」と名前を連呼し続けて――


”びゅるるるるる~~~っ♡♡♡びゅるるるるっ♡どびゅどびゅ♡♡”


”びゅ~っ♡びゅっくんっ♡どびゅっ♡びゅるるる~っ♡♡♡”


”びゅ~……っ♡びゅくんっ♡どびゅっ♡びゅるるる……っ♡びゅくっ♡”


”………………っ♡♡♡”


「ふふ……っ♪沢山出ましたね……ご主人様……っ♪」


 美波の膣の中に――

 プロデューサーは、激しい射精を注ぎ込むのだ。

 勿論それは、一枚の避妊具によって隔たれて、美波の子宮の内側を決して汚すことがない。三億匹の精子達の一匹ずつが、美波の卵を目がけて、生存できる生命力を持っていても――

 僅か0.01ミリの避妊具に邪魔をされて、彼は膣内に精液を解き放つことが出来ないのだ。

 美波の膣ひだを、ゴム越しに感じることしか出来ない絶望。ラップキスと、直のディープキス以上の違いはあるのだろう。美波とゴムセックスが出来るというのは、雄にとって最大級の栄誉であっても――その先が待ち受けている限り、彼にとっては未だに満足をすることが出来ず――


「次の編成会議……絶対、ごり押しするから……二人ともねじ込ませるから……


 そしたら、生だよ美波ちゃん……っ♪」


「……排卵日、ですか?」


「……クソ……こいつ……!男を馬鹿にしやがって……!」


 プロデューサーはそのまま、美波の膣内に腰を打ち付けていく。

 避妊具を被せたまま「あわよくば、ゴムが破けてくれれば」という儚い希望を持っているのだろう。だが――あなたも実際に試したから、わかるのだ。避妊具というものは、風船よりも大きい伸縮性を持っている存在。水の数リットルは簡単に受け止められるコンドームが、まさか破れるはずもなく――それでも美波を前にすると、百戦錬磨のヤリチンプロデューサーですら不様な童貞と同様に、万が一の期待をする他になく――

 彼はそのまま、美波の膣内で五発の射精を解き放った。



――――



「いかがでしたか……?」


「私と文香ちゃんが……寝取られちゃったの聞いて……っ♡」


 あなたの肉棒は――

 おそらくだが、溶けて消滅してしまったのだろう。

 二人の美少女はあなたを布団に押し倒して、耳元でず~っと甘い囁きをトロトロと流し込んできたのだ。頭蓋の内側で、脳味噌が蕩けるような二人の囁き。ズボン越しに二人は延々と、あなたの肉棒をカリカリと引っ掻きながら、寝取られ妄想を囁いてきて――

 下半身の感触は、もう、そこに存在していないのだ。

 パンツの中がドロドロであることだけは、微かにわかる。何度射精をしたのかはわからない。彼女達に囁かれて、脳細胞を粉々に砕かれている間――あなたの肉棒は、常に気持ちよさのピークを迎えていたのだ。最早、今の自分がこれを「気持ちいい」と感じているのかもわからないほどであり――

 二人の美少女は――


”するするする……っ♡♥”


「わぁ……んんっ♥すごい匂いですね……♥」


「ほんと……♪変態さんなんだから……っ♪」


 あなたのズボンと下着を下ろして、肉棒を外気に晒させる。

 麻酔を受けたときに、そこの感触がなくなるのと同様であり――、文香と美波が、精液でドロドロになったあなたの肉棒を直接触ってきても、あなたの股間にはほとんど感触が存在しない。精液をとどめていたパッキンが壊れて、垂れ流し状態になっているのだろう。

 二人の美少女は、あなたに太腿を絡めて抱きついてくる。

 漂ってくる香りは、普段の二人のものとは違う石鹸の香り。外でシャワーを浴びてきたというのは――勿論、幾らでも偽装工作が出来る代物。どこぞの銭湯に浸かればいいだけだし――そもそも、女二人でラブホテルに行き、安物のシャンプーで髪をキシキシにすればいいだけの話。

 二人の美少女が囁いた言葉に――

 何か一つとして、明確な証拠はないのだ。

 あなたのことを愛していると、あなたの瞳を見据えて、ほんの僅かな照れくささもなく誓うことの出来る美少女達なのだ。鷺沢文香の官能小説の知識と、新田美波の才女っぷりを遺憾なく発揮すれば、どこまでもリアリティのある”嘘”を囁けるのかもしれないし――

 あなたという雄が、「そうであって欲しいから」という理由で、全てを嘘だと断定しているのかもしれない。

 二人の極上の美少女は、あなたに結論を出させることはないし――それが極上たる由縁であるのだろう。文香と美波はあなたの肉棒を優しく撫で回して、あなたを見つめてくる。彼女達の鼻息があなたの頬に触れて、反射するような近距離。あなたが唇を”むいっ♡♥”と突き出せば、彼女達は愛情たっぷりのキスをしてくるのだろうが――今は、耳舐めの方があなたには待ち遠しいのだ。二人の美少女はあなたの頬に優しくキスをしてから”れっろぉ~……っ♡♥”と、あなたの耳の中に舌をねじ込んできて――

 それから――

 彼女達の”続き”が始まった。

Comments

カツ

うんこれまだ前編なんですね。 嘘か真か頭とちんちんに悪くて健康に良い話

yuha

自分だけのはずの極上の美少女達が他の男に媚びて染めらていく様が素晴らしいです…! これまで経験してきた男で1番良いということ、さらに自分よりもオスとしても社会人としても優れた男に奪われて汚されていくことを報告されるのは嘘でも本当でも最高に脳が破壊されますね… 一体真実はどちらなのか…どちらにせよ死ぬほど興奮することには間違いないですね…!

wws2jsh7

ありがとうございます……!脳味噌粉々になっちゃう……でも最高に気持ちいい……

d

頭おかしくなりそうなくらい興奮しました…

谷澤晴夫

嘘であって欲しいと思いつつも、本当だと思うと興奮が増して最高でした。文香のデカパイブラのマスク最高のアイテムじゃないですか。

wws2jsh7

ありがとうございます!鷺沢、すっげえでかいブラしてそうでいいですよね