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の続きです



────────



「ねえねえ、白瀬さん!このクッキーどうかな!?」


「……うんっ♪凄く美味しいと思うよ?――の優しさが詰め込まれた、とても落ち着く甘さだね♪」


「ねえ!白瀬さん!このメイド服どうかな!?」


「ああ、とても素敵だと思うよ!流石は――だね、服飾をキミに任せて良かった……きっと布地も、――に扱ってもらえることを喜んでいるよ、フフ♪」


「きゃーっ!!」


 あなたが通う学校には、どこか浮き足だった空気がある。

 毎日の鈍重とした、代わり映えのない日々とは異なり――


「白瀬さん!白瀬さん!!」


 今は、学校祭の準備中であるのだ。


 放課後になっても帰宅する生徒は、ほとんどいない。他クラスでは半分も参加すれば良いのだろうが――あなたが所属するクラスは、九割近い生徒が自主的に参加をしており――残りの一割も、用事さえなければという無念の欠席なのだ。

 あなたのクラスと、他クラスの最大の違いは――

 ひとえに、彼女の存在だろう。

 175センチと、高校生男子の平均を遥かに凌駕した長身でありながら――バレー部やバスケ部のエースのように、運動に特化した色気のない雰囲気とは違う。ベリーショートで女を投げ捨てているのではなく、腰まで届くロングヘアーをポニーテールで結んでいる彼女は、雌としての魅力に満ちあふれているのだ。

 日本人離れした、琥珀を彷彿とさせる瞳と顔立ちに――烏の濡れ羽根色と形容する、日本人形よりも艶やかな黒髪の美少女。そのくせ、そこに存在する精神性は”高潔”だ。人間として尊敬が出来る彼女は、まるで、中世のおとぎ話に出てきた理想の王子様。大勢の女子は、彼女のイケメンムーブに簡単に籠絡されて――

 だから、みんな学校祭の準備に積極的になり――


「いやぁ……白瀬さん、エロいなぁ……」


「うおっ、今スカートの中見えそうじゃなかった……?」


 同時に――

 彼女は大勢の男子にとって、あまりにも魅力的なのだ。

 放課後の自主的な活動なので、制服の格好に口うるさくする人間はいない。彼女は上からボタンを二つ外して、シャツの裾をスカートから出しているだけ――なのだが――

 グラビアアイドルよりもドスケベな肢体は、ただのそれだけで男の子の欲情を煽ってしまうのだ。

 豊満な91センチGカップは、シャツを内側から押し上げて、彼女の谷間を晒している。

 帰宅部の色白な男子よりも、運動神経のある彼女なのだ。先ほどから体力を使う仕事を多くしているため――身体は若干、汗ばんでいる。地味なブラジャーの紐が、背中越しに透けている光景であり――

 男子生徒にとっては、ただのそれだけで一生シコれるオナネタになるのだ。

 ああっ――彼女の首に抱きつき、デカパイに持ち上げられているネクタイになりたい――彼女のシャツの胸ポケットで、四六時中おっぱいを感じられる校章になりたい――と、男子生徒達は心の底から願っている。ムチムチな太腿を惜しげも無く晒す、ミニスカート。彼女以外がやれば”下品””そんなに男に媚びたいのか”と言われる代物も――他ならぬ彼女がやれば、「学校パンフレット」に載せてもおかしくない着こなしになるわけで――

 上から91-58-87という極上の肢体の美少女――


「――――あっ!」


 白瀬咲耶は──

 あなたの、恋人なのだ。

 咲耶はあなたを見つけるが否や――


「やあ!掃除は終わったかい!?……ウン!私は今ね、この看板塗りのお手伝いをしていてね……!」


「あ~あ~、妬けますなぁ~」


「彼氏様のお通りだ~」


 あなたに抱きついて、近況の報告をしてくる。

 飼い主のことが大好きな大型犬の動画を、咲耶に見せられたことがあるが――彼女はそっくりそのまま、同じ態度をあなたに取ってくる。勿論、そこにいるのが大型犬ならば周囲の男子達は平穏だろう。「いいなぁ、俺も撫でたいなぁ」くらいの感情の昂ぶりで済むのだろうが――


「――っ!」


 そこにあるのは──

 非モテ男子による、殺意にも似た嫉妬なのだ。

 先ほど告げた通り、白瀬咲耶の身体は極上の肢体をしている。

 175センチに、Gカップ91センチのバスト。余分な脂肪はほとんど付かず、顎を引いても二重顎にならない、神に与えられた才能。拒食でガリガリなのではなく、しっかりと一日三食を食べて――その上で、乳と尻にばかり脂肪が行く、神様に依怙贔屓された存在であり――

 あなたに抱きつくというのは、その乳房が押し当てられてるということだ。

 理性が一瞬で蒸発してしまいそうな、咲耶からのハグ。

 彼女は周囲の視線を気にすることなく――むしろ誇らしげに、あなたに抱きついてくる。

 ついさっきまで、何をしていたかという彼女の語りも右から左。

 あなたは身体に押し当てられる乳の感触に、限界寸前なのだ。


「いやあ、白瀬さんとほんとお似合いだねぇ~」


「ね~、熱々すぎて、誰も茶々入れらんないよ~」


「ええ!?そうかな……クス♪どうしようね?……私達は、お似合いだそうだよ……?」


 周囲の女子達にとって――

 意外なことに、あなたと咲耶の関係は好評だ。

 白瀬咲耶という存在は莫大すぎて――余りにも多くの人間に簡単に影響を及ぼす。

 学校祭にクラス中の生徒が熱心なのも――咲耶が、「高校生活最後の学校祭だし、頑張りたいな……」とポツリ漏らした言葉がきっかけだ。女子達にとって、白瀬咲耶はカリスマであり――男子達にとっても、「あなたと付き合っている」は決して、白瀬咲耶のおっぱいとおまんこを諦めない理由になるので、こんなところで減点要素は得られないのだ。

 咲耶は当然のことではあるが、女子からはやっかみを受ける存在。

 ただ椅子に座って、ピンと背筋を立てているだけで――ブスの無修正ハメ撮り動画よりも大きな価値を生み出すのが、白瀬咲耶という存在なのだ。幼い頃は特に、彼女自身も自分の魅力に合わせた立ち居振る舞い方を理解していなかったので、痛い目を見ることも多かったのだが――

 あなたと交際を始めてから、その空気は一変したのだ。

 クラスの男女の前で、堂々とあなたに抱きつき、二の腕に乳房を押し当てている光景。

 女子の前での王子様の「咲耶様」とは違い――あなたの恋人としての「咲耶」の表情。


 クラスの彼女達にとってそれは──

 大きな安堵を、生み出すものだ。


「白瀬咲耶が本気になれば、うちの彼氏なんか簡単に寝取られて――それどころか、彼女にその気がなくても、うちの彼氏は咲耶様に恋をしかねない」というのが女子達の共通見解であるのだ。何かのきっかけで、咲耶は”女子達からハブられる”ということになりかねず――それは、人付き合いが大好きな大型犬にとってはとても辛いことであり――

 あなたという、凡庸な彼氏が一匹付いているだけで――

「ああ、咲耶様は私達の敵ではないのだ」と女子に教えることが出来るのだ。

 むしろ彼女達は、あなたと咲耶の関係性を後押しして補強する役割に徹している。そうすれば、少なくともそこに割り込もうとするのは「ラブラブカップルの仲を壊そうとする、クソ男」で女子の共通の敵になる。あなたという存在が、美しすぎる白瀬咲耶と、女子の嫉妬における緩衝材になれているのならば――それは嬉しく、誇らしいことであるのだ。

 一方で――


「……ちっ」


 男子にとっては、話は別だ。

 あなたと咲耶の関係性は「幼馴染」であるというだけ。

 咲耶はあなたのことを過大評価しており「仮に、アナタではない人が幼馴染だったら……私は、好きにはなっていないよ?」などと言っているが、あなた自身にはその自覚はない。咲耶が一人だった時期に、たまたま、そばにいてあげられたというだけのアドバンテージであり――

 ただのそれだけで、あなたはこの91センチGカップを揉み放題なのだ。


「……んっ?どうしたんだい?浮かない顔をしているようだけど……」


 咲耶は、あなたとの関係性をつまびらかにしている。

 勿論、詳細な性事情を語るはずはないのだが――

 それでも、あなたとラブラブであることを隠していない。

 咲耶の91センチのGカップ。男の子は、窮屈な道ですれ違いざまに肘が乳に触れるだけでも――、一生の性癖が狂ってしまう劇物であるのだ。そんなものを揉み放題である男に、嫉妬をするなと言う方が土台、無理な話であり――

 

「ねえねえ白瀬さん……?」


「今日のおのろけはまだかなぁ~?」


 女子達は――

 他の男子達に見せつけるために、咲耶を囃し立てるのだ。

 彼女は人の悪意に鈍感であり――「彼氏がいない自分達に、彼氏とのイチャラブがどれだけ素敵か教えてほしい」という言葉を、額面通りに受け取っているのだろう。あなたを見つめて、彼女は少し首を傾げる。普通の男は、その表情だけでも一撃死するものであり――

 幼馴染でずっと咲耶の顔を見続けてきたあなたですら、顔の良さに致命傷を受けるのだ。

 そうして咲耶は、逡巡の後に――


「……うんっ♪この下敷き、借りてもいいかな?」


 近くの女子から、一枚の下敷きを借りる。

 看板を描くに際して、直線を引くための長い定規がないので、下敷きの側面を使っていたのだ。近くの文房具店で配布されていたそれは、映画のタイアップ品であり、女優の顔が大々的に映し出されている。

 勿論それは――

 咲耶よりも、遥かに劣る顔立ちだ。

 悪意はないのだが──

 それはそうと、事実のみを純然に語るとそうなるのだ。

 あなたがイケメンアイドルと横並びになったとき――大勢の人間は、今のあなたとそっくりそのまま「ああ、遥かに劣る顔立ちだな」と考えるはずであり――

 咲耶は自分よりも美しくない、超人気女優の顔で――自分達の顔を隠し――


”むっちゅ~~~~っ♡♡♡”


「きゃ~~~っ!!」


 あなたに、唇を重ねてくるのだ。

 教室の隅っこで、壁ドンをされて――

 一枚の下敷きで顔を隠した状況でのディープキス。

 少女漫画にならばあり得る状況かもしれないが――あなたは男で、咲耶は女。立場が逆だろうと思いながらも、咄嗟のことに仰け反ったあなたに――咲耶は上から覆い被さって、舌をねじ込んできて――


”むちゅちゅ~……っ♡じゅるるるっ♡ちゅるるっ♡れるっ♡はむっ♡れるれるれる……”


「…………ぷはぁ♡


 ……フフ、これでどうかな?」


 咲耶は――

 下敷きを退けて、満足そうに女子達を見つめる。

「ほっぺにキス」程度を想像していたはずの女子生徒達は、顔を真っ赤に染めているが――咲耶はどこ吹く風と言った様子。「下敷きをありがとうね、キミのおかげで助かったよ」と言うと、受け取った女子は「ひゃ、ひゃい!」と動揺を隠せない様子であり――

 あなたの身には、クラスの男子全員からの殺意の視線が降りかかるのだ。

 咲耶の唾液で、ぬめぬめに光っているあなたの唇。男子生徒の多くは、あなたとのディープキスですら「白瀬さんとの間接キス」として受け入れることが出来るだろう。男に唇を狙われる趣味はないので、あなたはすぐにそれを拭う。「ウン?……迷惑だったかな?」と咲耶は、”そうです”とは口が裂けても言えないタイミングで尋ねてくる。天然たらしの王子様に文句を言うことは出来ないので――あなたは顔を真っ赤にして、王子様のエスコートに照れるだけであった。



――――



”じゅぶっ♡ぶちゅっ♡れろれろれろ……っ♡はむっ♡むちゅっ♡”


「ンン……許してほしいな……♡アナタに嫌われることだけは、私にはどうしても耐えられないんだ……っ♡さっき、皆の前で、あんなことをしたのは謝るから……っ♡」


 白瀬咲耶は今――

 男子トイレで跪き、あなたの肉棒をしゃぶっている。

 トイレの床というものは、当然ではあるが清潔であるはずもない。

 多くの男子生徒達は、トイレの張り紙も無視して、座って小用を足さずに立ち小便をしている。そうすれば飛沫も床に簡単に飛び散る訳であり――勿論彼らは、土足でタイルを踏むのだから気にすることもないのだが――


「んっ?……大丈夫だよ♪それに……こうして、自分を汚しながらアナタに奉仕をするとね……っ♡身も心も……アナタに捧げられたんだと、幸せになっている私がいるんだ……っ♡」


 咲耶は――

 今、タイルに膝を突きながら、あなたに奉仕をしているのだ。 

 脚が長く背の高い彼女は、便器に腰掛けたあなたに立ちながらフェラチオをすると――何とも窮屈に、身体を「くの字」に折り曲げる必要があるのだ。勿論、あなたが立ち、咲耶が便器に腰掛ければいいだけの話だが――これの趣旨は、「先ほど、アナタの気持ちも考えずに、クラスの皆の前で辱めた謝罪」であるのだ。咲耶が膝を突くというのは、彼女の熱心なお願いでもあり――

 あなたは――

 人の来ない男子トイレで、咲耶にちんぽをしゃぶらせているのだ。

 一日の学校生活を終えて、あなたの肉棒は非常に健康的に働いていた。小用を催す度にトイレに立ち、鈴口からはアンモニア臭の濃い、真っ黄色な放尿を済ませたのだ。体育の授業もあったので、股間の付近は通気性も悪く、じっとりとへばりつくような汗をかいている。陰毛があなたの金玉や、亀頭を包む包皮にピタリと張り付いている状況。更には、先ほどの咲耶のディープキスで、我慢汁もドロドロに溢れてしまい――

 健全な男子高校生の股間は、自身ですら鼻を摘まむような悪臭に覆われているのだ。

 アルコール強めの、除菌ウエットティッシュで綺麗に拭いても――大勢の女子は、同じ空間で匂いを嗅ぐことすら拒絶するだろう。それにも関わらず――咲耶は、あなたの雄の象徴に、一切の汚れを厭わない即尺プレイを行ってくれる。あなたの肉棒の汚れが、あの白瀬咲耶のベロ肉で丹念に磨かれていく状況。175センチの、91Gカップ美少女が――男子トイレの個室で膝を突き、肉棒にご奉仕している状況に――

 我慢が出来るはずもないのだ。


「もう、イってしまいそうなのかな?……いいよっ♪私の口に出してくれ……♡あなたの濃ゆ~い精液……っ♡女の子を夢中にさせちゃう、罪深い精液……っ♡ほらほらっ♡私の口の中でたっぷり……♡あなたの濃いのを――んんんっ!?」


”びゅるるるる~~~っ♡びゅるるるっ♡どびゅどびゅっ♡びゅ~っ♡びゅくっ♡”


”…………っ♡♡♡”


「いっぱい出たね……っ♡ウン♡すごく濃くて……っ♡これでは……んっ♡そのままでは飲めないよ……喉に引っかかって……っ♡」


 咲耶は――

 トイレに座ったあなたに、正面から跨がってくるのだ。

 あなたの下半身は剥き出し。彼女のスカートの内側で、あなたの肉棒が咲耶のショーツに密着する。射精直後の肉棒は、どれだけ丁寧なお掃除フェラをされても、尿道から精液が溢れてくるのだ。”ぬちゅりっ♡”と、下着越しの膣の感触を感じて、あなたは一瞬で興奮が湧き上がり――


”んぐ……っ♡じゅるるるるっ♡もぐもぐ……んちゅ……ごっきゅんっ♡”


 咲耶は――

 あなたの目の前で、精液を咀嚼して――ごっくんをするのだ。 

 彼女は唇の端に陰毛を一本付けながらも、口を大きく”んあ~っ♡”と開ける。猫やライオンが大口を開けても、そのデザインの芸術性を欠片も損なうことがないのと同じであり――咲耶の美しさは、少しも失われないのだ。「あなたの金玉の中でこってりと熟成されて、我慢汁の一滴でも子宮に到達すれば赤子を孕んでしまう、雄の特濃精液を――全部ゴックンして飲み干して、タンパク質として、この淫らな身体を形成する一部にして、あなたを興奮させたよ、褒めて」と――咲耶は、表情だけであなたに伝えてくるのだ。

 頭をくしゃくしゃに撫で回しても、彼女は嬉しそうに、あなたに抱きつきながら――見えない尻尾をぶんぶんと振るばかり。やがて教室に戻ったとき、あなたと咲耶は二人一緒であり――極一部の、経験豊富な女子はその臭いに気が付いたのかもしれない。咲耶の耳元で何かを耳打ちすると、彼女は頬を真っ赤にして――それから、口臭ケア用のタブレットを貰っていたので、だから、あなたも急激に恥ずかしくなった。



――――



 あなたが咲耶と交際していることは、少なくとも、校内の男子生徒にとっては抑止力として働いていた。

「あの白瀬さんには、幼馴染の彼氏がいる」というのは、大勢の男子生徒にとっては積極的な告白を諦める理由になるのだ。勿論、一部の勘違いなヤリチン男子は咲耶を口説き落とそうと狙うのだが――結局、咲耶には恋人の話で惚気られて終わり。あなた以外の男に、彼女は微塵も恋心を譲ることはなかったのだが――

 あなたは──

 自分が、白瀬咲耶の恋人には相応しくないと思っていた。

 勿論、彼女に相応しい男というのは、今をときめくイケメン俳優であっても足りないとは思うのだが――それはそうと、あなたと白瀬咲耶の恋人関係は、幼馴染という重りをどれだけ天秤にかけても不釣り合いであり――

 いつか彼女が「好きな人が出来た」と別れ話を提案してきても――

 あなたはそれを、笑顔で受け止めるだけの覚悟はしていたのだ。

 だが――


「お願いだから……頼むから……あんな無茶だけはしないでくれ……っ!」


 学校祭が開催されるというのは――

 白瀬咲耶を狙う奴らも現れる、ということだ。


 彼女の美貌と肢体は――こと、遵法意識を無視しても手に入れたくなる代物である。あなたも、股間に肉棒を生やして産まれてきた以上は、その感情を全く理解が出来ないわけでもないのだ。勿論、あなた自信は天地がひっくり返っても、そんなことはしないのだが――

 それはそうと――

 咲耶をレイプしたいという男子の気持ちは、わからなくもないのだ。

 正攻法では絶対に手に入らない高価な宝石。押し込み強盗をすることはないし、する人間を批難しても――その感情までを無視することは出来ない。咲耶を強姦して、その映像を記録して、彼女を脅迫して自分達だけの肉便器に出来るとあらば――

 悲しい話だが、それをする人間も現れることは理解しており――


 案の定――

 学校祭初日、咲耶は襲われた。


 あなたと咲耶は常に、GPSで互いの位置がわかるアプリを入れていた。咲耶からワン切りのコールが入り――彼女の居場所は体育倉庫。何も起きていないと考える阿呆はいなく、あなたは自分の持ち場を放棄して、即座に全力疾走で体育倉庫に向かい――


「あ……っ!や、やだ……やめろ……っ!」


 襲われている咲耶に、遭遇したのだ。

 相手の男性は、あなたには見覚えがなかったが――どうやら、学外で咲耶につきまとっている、近所の大学生であったらしい。後に警察で話した証言では、「女に振られたことがなく、全てが自分の思い通りになる中で――そうならない咲耶に我慢が出来ずに、体育倉庫で告白をしたら、振られて、反射的に襲っていた」とのことだが――

 あなたは微力ながらも不様に、必死に抵抗をして――

 どうにかそれを”レイプ未遂”で済ませることが出来たのだ。 

 もみ合っている内に、バスケットボールの籠に額をぶつけて怪我して、病院で数針縫うことになり――そこで、咲耶が「お願いだから……頼むから……あんな無茶だけはしないでくれ……っ!」とあなたに抱きついて、ボロボロと大粒の涙を流していたのだ。「ああ、この女は涙を流している表情すら、美しいのだな」と思いながら――あなたは咲耶の感情に引っ張られて、互いに抱きつきながら号泣をして――翌日は警察の現場検証や後始末で、学校祭はまるで満喫できず――


 あなたと咲耶は、学校祭の後夜祭を迎えたのだ。



――――



「どうかな……?似合っているかな?……私には、こんなフリフリしたのは似合わないと思っていたんだけど……フフ♪……その視線……♡ダメだよ?女の子にそんな視線を向けるのは……っ♡」


 あなたは今――


 空き教室で、白瀬咲耶と二人きりだ。


 学校のグラウンドは、喧噪で賑やかだ。

 後夜祭のキャンプファイヤーは自由参加だが、大勢の生徒達が居残りをしている。

 他方で――校舎内にはほとんど生徒は残っておらず――


 だから――


 薄暗い空き教室で、あなたと咲耶は二人きりなのだ。


 白瀬咲耶に相応しい男の子になるために、あなたは、自信の抱えた欲望を制御出来るように努力していたのだが――同時に、健全な男子高校生として、理性の限界というものは存在する。白瀬咲耶は制服越しにも、豊満な91センチGカップが浮き上がっているのだ。男の子であれば、意思や感情とは無関係に視線に眼が引き寄せられるものであり――咲耶が他の男子生徒に告白されると「このデカパイが、あなた以外の雄の好き勝手にされるかもしれない」と思い――あなたは、そこが校内であっても咲耶に迫ってしまうのだが――


「……ねえ?私もね……恥ずかしくないわけではないんだよ?……アナタが、好きだと言ってくれたから……着てみようと思っただけで……♡……モデルでもね?ここまで、露出が多い衣装は……着たことがないんだ……だ、だから……


 アナタがどう思ってるか……聞かせてくれないかな……?」


 白瀬咲耶は――

 ミニスカメイドで、あなたに向き合っているのだ。

 

 学校祭の出し物がメイド喫茶になるというのは――

 クラスの満場一致で、決められたことだ。

 全クラスが売上で競い合う以上は、当然、勝ちを狙っていく必要があり――そうなったとき、あなたのクラスの最大のアドバンテージは「白瀬咲耶の存在」だ。現役でモデルをやっており、学校内で知らない存在はおらず――バスト91センチGカップ、身長175センチの、男女を問わず虜にする魔性の王子様というのは――

 本来ならば、負けを知らない存在なのだ。

 勿論、最大効率だけを望むのならば「白瀬咲耶のストリップショー」でも開催するのが一番早いことだろう。高校生男子にとっては、多くの欲望を発散できる「一万円」が入場費であっても――白瀬咲耶の生膣は、それに見合う価値は十分にあるのだ。ポールダンスを踊り、ヴァギナとアナルを見せつけながら、乳を揺らすだけで――学校祭の歴代売上記録を、容易に更新できることは間違いないのだが――

 そんな提案は、学校側と咲耶側が絶対に認めないのだ。

「白瀬咲耶の懐柔」というのは、あなたに一言「咲耶なら、それも似合うと思うけどな」と言わせればいいので簡単だが――問題は学校側だ。白瀬咲耶の存在がイレギュラーであることは、教師陣も理解している。肌の露出を少しでも増やしたいクラスの思惑と――それをやっては治安が乱れるからと拒絶する学校サイド。バチバチのやり合いを、あなたと咲耶は遠巻きに眺めており――折衷案として生み出されたのが――

 白瀬咲耶の、ミニスカメイドなのだ。

 勿論、人前に立つ咲耶はインナーを着用している。

 肩と腋と胸の谷間と、太腿がざっくり露出した過激な格好であっても、内側には黒のインナーを履いているのだ。学校側としては、規則通り手首や足首以外の露出がないので、文句を付けることも出来ず――訪れた男性客は「そのインナーを脱いだら、どんな格好になるのか」を妄想して、激しい興奮を催すのだ。互いの面目を立てた上で――

 咲耶が接客として立ったシフトは、二時間待ちの行列が出来上がるほど。

 あなたは――

 白瀬咲耶という人間のことを、滅法尊敬せざるを得なかった。

 強姦未遂の危機に陥ったというのに――平気な顔をして、男性客を相手に接客する咲耶。警察の彼らも、咲耶の思い出を台無しにしたいわけではないのだ。彼女にしっかりと日常を堪能させる代わりに――あなたが事情聴取に答えて――詳しい内容は、明日以降になるのだが――

 少なくとも、皆の前に立つ白瀬咲耶は――

 少しも、弱いところを見せることはなく――


「……フフ♡そういうときはね、可愛いとか、綺麗だとか褒めるんだよ?……えっち……なのかな?私の格好は……っ♡」


 あなたは――

 咲耶のためにも、本心を口にするのだ。

 インナーで隠れていても「その下にある姿」を想像して、大勢の男達は今夜、咲耶を夢の中に召喚するのだ。ミニスカメイドの白瀬咲耶のご奉仕を、脳内でたっぷりと堪能しながら、自身の右手で陰茎をシゴきあげる妄想に耽り――白

 瀬咲耶をオナペットにするわけであり――

 その内側を実際に見れるのが自分だけという事実に、あなたは激しい興奮をする。

 立ち上がり、あなたは咲耶の正面に立つ。

 175センチの長身であるので、咲耶は当然ではあるが、多少は肩幅が広いのだ。

 勿論、抜群のスタイルの良さで普段は目立つこともないのだが――肩出しメイド服ともなれば、話は別だ。白瀬咲耶の鎖骨の出っ張りが、あなたの目の前にある。あなたとは違い喉仏が出ていない、すべすべな喉。なるほど、こんな喉肉を見れば――むしゃぶりつきたくなり、吸血鬼伝説の一つや二つ、簡単に思い浮かびそうだなと――

 あなたは、咲耶に見惚れてしまうのだ。

 何度も、何度も――

 白瀬咲耶と幼馴染であり、恋人になっても、あなたは彼女に見惚れてしまうのだ。

 正面から見つめ合って――

 咲耶は、あなたの首に両腕を伸ばしてくる。

 彼女は「背の低い彼女が、背伸びして彼氏に抱きつく」というそれが出来ない自分にコンプレックスを抱いていたらしいが――あなたとしては、咲耶といとも容易く抱き合える身長差は嬉しいこと。それを彼女に報告すると――咲耶は顔を真っ赤にしていたことを、何故か、思い出して――


「……ねえ?


 どこまで、されたと思う?」


 咲耶は――

 あなたの耳元で、尋ねてくるのだ。


 心臓が、バクンと弾む。


 咲耶と密着している状況で――

 あなたの心臓は、彼女の右胸にびったりと触れているのだ。

 あなたの動揺も、彼女にとってはお見通し。咲耶に見つめられて、あなたは視線を逸らすことが出来ない。蛇に睨まれた蛙とは、この状況なのだろうかと思いながら――

 あなたは――


”何をされていても、咲耶への思いは欠片も変わらない”


 と――彼女に告げるのだ。


 正しい正解など、最初から用意されていない状況で――

 咲耶が嫌うのは、「自分を気遣って吐く、嘘」なのだとあなたは考えていた。

 これもまた正解など知らないが、それでも、咲耶とは長年の幼馴染であるのだ。

 そう思ってのあなたの発言は”考え得る限りの最悪”すらも許容したものだが――


「……寝取られ……が、大好きな変態さんには……朗報か悲報かはわからないけれど……


 ……大したことは……されてないんだよ?」


 彼女は――

 あなたの手を掴み、自身の胸元に引き寄せる。

 91センチGカップの膨らみは、ブラジャーで窮屈に締め付けられている。

 乳がデカすぎるので、垂れ防止が必要なのだ。クーパー靱帯を保護するために下から持ち上げなければいけないのが、咲耶の谷間。これが仮に、身長145センチの女であれば、雄に媚びたあざといアピールなのかもしれないが――身長175センチの現役モデル美少女であれば、胸のアピールは恥ずかしいものではなく――


「……こんなに大きなおっぱいをしていたらね?


 男に揉まれてもしょうがない……らしいよ?」


 咲耶は――

 あなたの耳元で、ポツリ、ポツリと言葉を注ぎ込んできた。



――――


「最初に呼び出されたのはね、校舎裏だったんだよ?


 メイド喫茶の接客もあったから、行く気はなかったんだけど……来てくれないなら大暴れして台無しにしてやる……なんて言われて……拒むことも出来なくて……


 校舎裏と言っても、たまに人は通るし……ましてや学校祭だからね♪


 いざとなれば、大声で叫べばいいかと思っていたんだけど……


 ……アナタを拉致したと、校舎裏で言われたんだよ……っ♪


 フフ、今となっては、簡単に気が付くべきだったんだよ……アナタのスマートフォンのGPSを確かめればいいだけ……


 ……とは言ってもね?


 あの瞬間の私は……


 アナタが無事でいてほしいと……それで、頭がいっぱいだったんだ……っ♪


 その後は、体育倉庫に連れ出されてね……人の気配を感じないことに気が付いたら……もう、遅かったんだ……


 背後から覆い被さられて……押し倒されたんだ……


 白瀬、白瀬……と、私の名前を耳元で連呼してきてね……っ♡暖かくて、生臭い吐息が耳元で……


 うんっ?そうだね……


 その「白瀬、白瀬」が……「咲耶、咲耶」に変わったときが……一番、怖かったかな?


 ……大丈夫だよ、ねえ、そんな顔をしないでほしいんだ……♡


 これはね、私自身の為でもあるんだよ……っ♡


 心の整理をするために……んっ♡聞いて欲しいな……♡


 ……胸をね♡


 いきなり……揉まれたんだ……っ♡


 んっ……違うよ、もっと強く……っ♡


 アナタが私を気持ち良くするために……優しく、丁寧に、弱点を探すような手付きとは違って……♡


 ただ、ひたすら……自分のお手手を満足させるための、乱暴な手付き……っ♡


 んっ♡もっと、強く……んんん~……っ♡そ、そうだよ……♡それくらい、んっ♡


 フフ♡おっぱいは取れちゃわないよ?


 ……でも、ねっ♡


 私……


 精一杯、必死に、抵抗したんだよ?


 ……アナタの彼女じゃなければきっと、怖くて、何も出来なかったけど……でもね?


 私はアナタの恋人で……


 私の身体は……アナタだけのものだから……っ♡


 ……でも


 男の子の筋力には……どうしても、敵わなかったんだよ……っ♡


 んっ♡そうだよ♡おっぱいの反対側のお手手は……っ♡


 私の、スカートの中さ……っ♡


 ねっ♡ほらっ、触ってみて?……んんっ♡今は……少し、湿ってるだけでも……っ♡


 あのときは……もっと、乱暴に……んっ♡そうだよ……っ♡


 優しいあなたが……皮を一枚一枚剥いて、下ごしらえするような手付きとは違って……っ♡


 ヤリチンくんの……乱暴なガシマン……っ♡


 女の子の膣が、性器だってことを知らないような……激しくて、痛いだけのやつに……っ♡


 ……すっごく……濡れてしまったんだよ……っ♡


 フフ♡防衛本能だよ?……女の子の身体はね?痛かったり怖かったりすると、身を守るために濡れてしまって……


 それが……彼には、合意だと思えたんだろうね……っ♡


 ……ペニスをズボンから出してきて……私のお尻に擦りつけて……


 胸を揉んで……膣をショーツ越しにぐりぐり……っ♡背後からペニスを擦りつける……


 ……んっ♡


 ……それだけ、だよ?


 フフ♪


 かっこいい勇者様が……


 私のピンチに……颯爽と駆けつけてくれたから……かな?


 ……ねぇ?……ご主人様?


 私はね?……アナタのこと、もう、ずっと前から、ず~っと大好きだったんだけど……


 不思議だね……♡


 もっと、アナタのことを好きになれるんだ……っ♡


 フフ……それだけだよ?


 ああっ♪神に誓って……私は……白瀬咲耶は……胸と、ショーツと、お尻を弄ばれただけで……


 あんな奴には……唇は捧げていないからね?


 …………


”ちゅっ♡”


 んっ……どうかな?


 これで信じてもらえるかな?


 ……フフ、そうだね?

 

 ……挿入されていないことを証明する義務が……私にはあるわけだ……っ♡



――――



 あなたを抱きしめながら、耳元でぽしょぽしょと、くすぐったい囁きを流し込んでくる咲耶。

 あなたは彼女の言葉を、最初から疑っていない。

「白瀬咲耶を疑う権利」を持っている男が、そもそも、この世には存在していないと思っている。だが――咲耶は、あなたに疑って欲しいのだろう。「無実を証明するため」には、あなたに疑われる必要があるわけで――


”しゅるしゅる……っ♡”


「フフ♪どうしたんだい?そんな眼で……ああっ、そうだね……っ♡


 男の子は……ノーパンのメイドさん……好きなんだよね?」

 

 咲耶は――

 スカートの内側のショーツを、ずり下ろすのだ。

 彼女の下半身は、太腿がざっくりと露出した超ミニスカメイド。パンチラ対策に、超ドデカドロワーズを履いていたのだ。「パンチラがあると、一発営業停止」という条件下でミニスカを履かせるための苦肉の策は、色気も何もない代物であり――「白瀬咲耶がエロすぎるから、それですら似合っているけど、衣装としてはエロくないから文句を言われる道理もありませんよね?」という屁理屈と小細工の利いた代物だが――

 今の咲耶は、そんな野暮なドロワーズを履いていないのだ。

 彼女がショーツを脱げば、そこにあるのが生の膣であることは当然の理。

 あなたの心臓はバクバクと弾んでいるが――咲耶は平然とした様子。

 あなたの顔の前に、黒のショーツを差し出してくる。

 黒のTバックは、布面積が薄く、小さな代物。下着というものが「秘部と肛門を保護するため」ならば成立するが、「股間と臀部を保護するため」ならば、それは下着とは呼ばず、ただの布きれに過ぎないわけであり――しかしあなたの心が、ただの布きれで興奮をするはずもなく、然らばこれはショーツのはずであり――

 頭の中は、ぐちゃぐちゃにかき乱される。

「白瀬咲耶の生脱ぎパンティ」を目の前に、思考が冷静を保てる雄が一匹として存在しないことを知っているので――だから、少しだけ平静を取り戻す。あなたにとっては、核爆発並みの衝撃ではあるのだが――咲耶の本題はそこにはないのだ。これは飽くまで前菜であるようで――

 だから彼女は、あなたのポケットにぐいぐいとショーツをねじ込んできて――


「ンン……少し、お行儀が悪いけれど……」


 咲耶は、机の上に腰掛ける。

 普段、女子生徒が座るときに、スカートの内側に尻を敷くのとは異なる――

 臀部を直接、机の座面に押しつけるスタイル。

 しかもそこにあるのは、ショーツを脱いだばかりの――白瀬咲耶の生尻なのだ。分厚すぎる尻肉が肛門を隠しているので、そちらは大丈夫かもしれないが――膣肉は違う。

 白瀬咲耶の生膣が、机の座面にピタリとくっつく光景。

 それを嫌がる男子は――おそらく、一人もいないだろう。有料オプションであったとしても、大勢の男子生徒が望むような光景。だが、それに加えて、咲耶は――


「…………んっ♡


 ほらっ……見える、かな……?」


 机に腰掛けたまま――

 あなたの前で、大股を開くのだ。

 ショーツがなければ、咲耶の秘部を隠すものは何もなく――


「んん……っ♡フフッ、これは……中々に、恥ずかしいものだね……っ♡いくら……アナタが、私の身体を全て知っているとしても……改めて……こんなことは――!?」


”ドン!”


 と──

 窓の外から、太鼓の音が響いてくる。

 あなたの自室で、鍵をかけて、誰にも邪魔をされない二人きりの世界ではなく――

 教室の外、グラウンドでは大勢の生徒達が後夜祭に浮かれて、はしゃいでいるのだ。

 あなたの心臓はバクンと弾み――それはどうやら、咲耶も同様。

 他の男には絶対に見せられないポーズで――

 白瀬咲耶は大股を開き、膣を見せつけているのだ。

 彼女が将来、ストリップ劇場にでも就職すればいいのかもしれないが――白瀬咲耶にそうなる状況は、天地がひっくり返っても起きないだろう。彼女が自分自身の身体を売って、生計を立てる場合──億単位の金銭を積んででも咲耶を愛人にしたい男は、枚挙にいとまが無いのだ。

 あなただけが見ることの出来る、白瀬咲耶のストリップショーであるのだが――


「ほらっ♪わかるかな……?


 空っぽだよ?……私の膣内……っ♡」


 咲耶がお目当てとしているのは、自身の膣の内側であるようだ。

 彼女と交際を始めてから――あなたは、猿のように咲耶とまぐわってきた。

「あなたのことが大好きでたまらない白瀬咲耶が、男子高校生の彼女」という状況においては――むしろ、よく自制をしたなと自分を褒めてやりたいのだ。二人きりになると咲耶は、あなたとぴったり密着することを好む。あなたに頭をスリスリと擦りつけて、意味も無く手を握り、あなたのスマホの画面をのぞき込んでくるのだ。バスト91センチGカップが、あなたの目の前にあり――それをジイっと見つめていると「……揉んでもいいよ」と、ぽそり、あなたの耳元で囁いてくるのだ。一度などは、あなたが自慰行為をしていたことがバレたとき――咲耶は、本気の号泣をあなたに見せたのだ。それも「私が至らないばかりに、あなたに自慰行為をさせてしまったのだ」と――自らの責任を感じているような、男には都合の良すぎる号泣。性欲がたまれば、手コキもフェラチオもパイズリも――避妊具を装着したセックスも、何でもさせてくれる依存系大型犬美少女を恋人にして、ヤりまくらないわけもないのだが――

 それでも──

 あなたの目の前の咲耶の膣肉は、とても綺麗なものだ。

 陰唇も大人しく、慎ましく――膣の色も沈着することはない。充血しているのか、いつもの桜色よりは赤みがかっているが、あなたとのセックス直後の泡立ったようなものはなく――

 ただひたすらに、発情して、気持ちよさそうな雌穴――というだけだ。


「クスッ♪昨日のことだから……よく、わからないかもしれないけれど……ほらっ、もっと奥まで……ンンッ……顔、近づけて……いいから……っ♡」


 白瀬咲耶に、膣奥をのぞき込んで欲しいとおねだりされる状況。

 あなたは、改めて咲耶の膣をのぞき込んでやる。

 舌と、指と、肉棒は幾度となく彼女の蜜壷を探検してきたが――

 あなたの瞳がそこをじいっと見つめるのは、あるいは、初めてのことかもしれない。

 人間の身体の内側は内臓と紙一重であり、どこか、神秘的なグロテスクすら感じさせる。奥にあるこれが子宮口なのだろうか――と、考えるが、あなたには正解を知る術はない。ああ――これなら、咲耶と付き合う前に、処女膜をじっくり鑑賞させて貰えば良かったなと感じながら――


「ねっ……


 これで……どうかな?


 私が昨日……挿入されなかったことの……証明にならないかな……?」


 咲耶は――

 あなたを見下ろしながら、尋ねてくるのだ。


 心臓が、激しく弾んでいるのがわかる。


 白瀬咲耶は――

 あなたに疑われるのが嫌で、自身の膣奥まで晒しているのだ。

 あなたの感情が、どこに起因するものなのかはわからないが――「白瀬咲耶が、自分のようなしょうもない雄の信頼を得るために――”おまんこクパァ”をしたという事実」に動揺をしたことだけは間違いが無い。あなたは咲耶に、机から降りるように命令をする。今までの優しい恋人としてではなく――ドスケベハレンチメイドの、ご主人様としての冷たい声。咲耶はそこに、何かを感じたのだろう。「うん」ではなく「……はい♡」と答えて、あなたの前に跪き――

 あなたの股間に、顔を寄せる。


”すんすん……っ♡くんくんっ♡ふすぅ~……っ♡すん……すん……けほっ♡”


「んっ……アナタのおちんちん……随分と、濃い匂いだね……?……昨日、お風呂に入っていないのかい?……フフ♡……ううん、全然嫌じゃないよ?……むしろ、優しいアナタは、いつも綺麗にしてくれているからね……すんすん……っ♡


 アナタの……強い雄の匂い……♡


 大好きだよ……ご主人様……っ♡」


 ミニスカメイドの白瀬咲耶は――

 あなたの股間に顔を埋めながら、囁くのだ。

 彼女はすぐに、あなたのズボンのチャックを――唇だけで、下ろしてくる。

 流石にベルトは自分で外したが――それ以外の脱衣は、彼女の口に任せることにするのだ。何をしても器用で、出来ないことなぞまるでない、完璧超人を感じさせる白瀬咲耶であり――どうやらそういう女は、あなたのズボンを口だけで脱がせることも、すぐに要領を掴むらしい。下着一枚になり――咲耶は、あなたのテントに興味を示す。我慢汁が染みこんだ布地を、ちゅ~っ♡っと啜ってから、すぐに下着を脱がして――


「うわ……っ♡」


 あなたがさらけ出した肉棒に――

 反射的に、否定の声を漏らしてしまうのだ。

 咲耶はすぐに、自分から漏れ出た声に気が付くのだが――それよりも、あなたの反応が早かった。恋人の咲耶に、昨日から洗っていない、汗臭くて汚れたちんぽを嗅がれて――ドン引きされるというのは、激しい興奮であり――


”……ぴたりっ♡”


「す~…………っ♡すんすん……っ♡けほ……んんっ♡……おしっこの……アンモニアの匂いが、濃いね……っ♡ちゃんと……フリフリ、してるのかな?……んん……っ♡」


 あなたの勃起ちんぽに――

 咲耶は、美少女顔を押しつけてくるのだ。

 あなたの肉棒が、腹の側に押し込まれるほどの力強さであり――あなたは咲耶の高い鼻に、肉棒の根元をぐりぐりと押し込まれる。白瀬咲耶という存在は、絵画の中の存在ではないのだ。琥珀色の眼球も、瞼をめくればピンク色。風邪を引けば、高い鼻からは鼻水が垂れる。ぷにぷにの唇も、これまためくれば、歯があり、歯茎が存在して――

 白瀬咲耶という女は――

 その細いくびれに、内臓がたっぷりと詰まっているのだ。

 彼女から感じる鼻息に、あなたの肉棒はビクビクと弾んでいく。咲耶はあなたの反応が嬉しいのだろう。顔を徐々に下降させていき、やがて、あなたの睾丸へと鼻の付け根を埋める。

”ふぅ~……っ♡ふがふが……っ♡”と、あの白瀬咲耶が、豚鼻を鳴り響かせながら、あなたの脂ぎった金玉に美しすぎる顔面を押しつけているのだ。陰嚢の中で、睾丸がビクビクと脈動をして、濃厚な精子を作っているのがわかる。白瀬咲耶の顔面を、金玉置き場にしている贅沢感。窓の外の生徒達に知られれば、あなたは裁判なしで、キャンプファイヤーに投げ込まれて殺されるほどの贅沢であり――


”すんすん……っ♡ふすぅ~……っ♡ふが……っ♡ふごふご……っ♡”


 咲耶は――

 あなたの下半身に抱きつき、夢中になって金玉を嗅いでいるのだ。

 普段のあなたは、咲耶にそこを触られるのが好きではない。

 勿論それは、性感帯ではないから──という意味ではない。。

 白瀬咲耶の指に、あなたの金玉が触れることは――

 どうしようもないほどの、禁忌を感じるのだ。

 あなたは、咲耶の全身が大好きだ。汗で蒸れ蒸れの足を舐めることも出来るし、三日お風呂に入っていなくても、彼女の肛門に顔を埋めてむしゃぶりつくことも出来るのだが――

 それは、あなたと咲耶の天秤が圧倒的に不釣り合いだからだ。

 神様に溺愛されて、オーダーメイドで作り出されて、世界中の雄を魅了する魔性の美少女が――

 白魚のように透き通った、細く長い指で――

 あなたの金玉を揉みしだく罪悪感に、耐えられないのだ。

 一方で咲耶は、あなたの睾丸が大好きだ。

 フェラチオなどの奉仕では、あなたが拒絶を出来ないタイミングで必ずと言っていいほどに金玉を触ってくる。男と女の肉体的な違いの一番が「ちんぽの有無」であるならば、二番目が「金玉の有無」であることは間違いがないのだ。白瀬咲耶にとって、「ちんぽと金玉」は、あなた以外に触る相手もいないわけであり――「じゃあ、ちんちんと金玉だけ他の人に触らせてもらってもいいのかい?」と聞かれれば、あなたは血反吐を撒き散らして死ぬほかにないので、抵抗も出来ないのだが――


”………………ふが……っ♡”


 咲耶は――

 酸欠で、顔を真っ赤にしているのだ。

 あなたが咲耶の肩をタップすると――そこでようやく、彼女も、自分の状況に気が付いたのだろう。慌てて顔を離すと――咲耶の顔面と、あなたの金玉の間には体液の橋が架かる。彼女の唾液と鼻水が、つつ~っと糸を引いている状況。頬を真っ赤にして、陰嚢から離れたことを名残惜しむように――すりすりと、あなたの玉袋を撫でてくる咲耶に――

 我慢の限界が、訪れるのだ。


「……ウン♡いいよ……もちろんじゃないか……っ♡


 ……あなたの身体に、汚いところなんて……ないんだから……っ♡」


 咲耶は――

 静かなテンションで、しかし、嬉しそうに呟くのだ。

 普段のあなたが、お願いを出来ないような変態プレイを――

 自分にお願いしてくれたことが、嬉しくてたまらないのだろう。

 大好きな恋人には、多少の無茶なおねだりもして欲しい――

 という思いはどうやら、あなたも咲耶も同様であるようで――

 あなたは、片足を椅子に乗せる。

 両足で立つのとは違い、下半身にはねじれが生じて――あなたの肛門が僅かに涼しさを感じる。普段は尻の谷間で押し潰されて、熱を帯びているのが肛門だ。「肛門に日光浴をさせれば、健康になる」なぞというオカルトまで流行る程度には、普段から日の目を浴びない箇所であり――しかも、あなたは昨日、風呂にも入っていないというのに――


”すんすん……っ♡ふがっ♡す~……っ♡”


「ンン……♡……流石に、これは……フフ……♡いい匂いとは……言いがたいね……っ♡……でも、嫌いじゃないよ……っ♡アナタという雄の……一番、濃い匂い……っ♡フェロモン……っ♡


 夢中になってしまうけど……ンン♡」


”れっろぉ~~~~♡♡♡”


”れるれる……むちゅ♡はむっ♡ぶっちゅ~……れるれるれる……ちゅ~……っ♡”


 咲耶は――

 あなたの肛門に顔を埋めて、舌を伸ばしてくるのだ。

 咲耶の尻の穴であれば、どんな状況でも舐められるのだが――あなたの肛門は、本来、彼女にとっては嫌悪の対象でしかないはずだ。それなのに――咲耶のベロ肉は、それを提案したあなたが驚くほどの勢いと激しさで、肛門の皺を伸ばしてくる。彼女の情熱的なアナル舐めに――あなたの肉棒は即座に反応してビクビクと弾み――


”にゅ…………ぷぷぷぷぷぷ~っ♡”


「フフ……♡アナル舐めパイズリ……と、言うんだよね?」


 咲耶は――

 自身の谷間に、あなたの肉棒を挿入してくるのだ。

 極上美少女の、高身長爆乳ミニスカメイドが――

 あなたの肛門を舐めしゃぶりながら、肉棒を上乳の谷間に挿入してくるのだ。

 下半身は、まるで溶けてしまいそうなほどの快楽。


「んっ♡こうして激しく……ふふっ♡どうしたんだい?……あなたは、お尻の穴を舐められて喘いでしまう、マゾオス……というやつなのかな?……ンフフ♡いじめてほしいなら……もっと、素直に言ってくれれば良かったのに……っ♡


 ……ご主人様……?


 メイドのアナル舐めは……いかがですか……っ♡」


 肛門をべろべろと舐めしゃぶって、咲耶はあなたに挑発をしてくる。

 窓ガラスを一枚隔てた先では――学校祭の後夜祭が行われているのだ。

 結果発表をしていて、一位はどうやら――あなたのクラス。MVPである白瀬咲耶は、”用事”があるため先に帰宅しているので――代理の学級委員長が、表彰をされているのだ。

 普通の高校生の、普通の日常があるそばで――

 あなたは白瀬咲耶に、アナル舐めパイズリをされている。

 理性を保ち続けろというほうが、無理な話だ。

 咲耶のふかふかで、柔らかな肉饅頭。91センチのGカップは、あなたの逸物を「挿入して、シゴき上げる」ということが出来るほどの、深い容積を誇っているのだ。咲耶の谷間を膣の代わりにして、あなたは挿入を行い――彼女からのパイズリを受けている。

「パイズリが気持ち良くない」というネットの評判が、全ては嘘だったと理解させてくれる――咲耶の愛情たっぷりの、アナル舐めパイズリ。あなたの肉棒は、今までに無い新鮮すぎる感触に困惑しながらも――しかし、着実に快楽を感じているのだ。

 

「んちゅっ♡れろぉ……フフ♡出したいのかな……うんっ♡いいよ……♡いくらでも……私のおっぱいまんこに……っ♡……身体だけが淫らに育ち……っ♡ご主人様を誘惑してしまう……悪いメイドに……♡お仕置きの……パイズリびゅっびゅ……っ♡たくさん……注ぎ込んで欲しいんだ……っ♡」


 咲耶の挑発は――あなたの心臓に、直撃する。

 我慢を最大限にして、足の指をギュッと握り、肛門をぎゅぎゅぎゅ~っと引き締める。尿道の根元を細めて、射精を我慢するためのものだが――あなたの肛門を目の前にしている咲耶にとっては、白旗宣言もいいところだ。彼女は益々、力を強める。乳房を鷲掴みにして、ピストンの速度を速めていく。あなたの肛門に母性をたっぷりと注ぎ込んで――乳房の形が崩れることも恐れずに、激しいパイズリご奉仕をしてくる咲耶。あなたが甲高い嬌声を響かせると、それすらも興奮に変換してくれる――男に都合良すぎる、極上美少女のミニスカメイドに耐えきれず――やがて、あなたは――


”びゅるるるるるる~~~っ♡♡♡びゅるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅ~っ♡”


”びゅくびゅく……びゅ~っ♡びゅくんっ♡どびゅどびゅ♡びゅ~……びゅるるっ♡”


”びゅくん……♡どびゅ……♡びゅるるる……どぷ……どく……っ♡”


”…………っ♡♡♡”


「ンン……♡……いっぱい出たね……ご主人様……♡


 ……こんなに出されたら……おっぱいが孕んでしまうよ……♡」


 肉棒をびゅくびゅくと脈動させて、咲耶の谷間に射精した。

 本来の種付け射精よりも、遥かに濃厚であるのかもしれない。白瀬咲耶の乳の谷間というのは――、一流モデルやグラビアアイドルの危険日の膣よりも、遥かに価値がある代物なのだ。究極の選択として男達に尋ねれば――誰しもが迷わず、咲耶のデカパイに種付け射精を打ち込むに違いない。

 咲耶は、あなたの肉棒に”れれぇ~……♡”と舌を這わせてくる。

 背後から、半勃起状態の肉棒を舐め回されるのだ。くすぐったいような快楽と同時に――それはさながら、牛の乳搾りのような光景。あなたの肉棒を這いずり回るそれが、白瀬咲耶のベロ肉であるという事実だけでも、肉棒はすぐに再隆起してしまい――


「……んっ♡そうだね……っ♡


 本番は……これからだよね……♡」


 咲耶は――

 あなたと正面から向き合い、肉棒を撫で回す。

 幼い頃――あなたが泣いていたときに、あなたを慰めるのはいつも咲耶の役割だった。母親のいない父子家庭で育った彼女に、そうした母性を求める行為は、今となっては複雑な感情もあるのだが――少なくとも咲耶は、幼いあなたの頭を撫でていると、自分が母親になった錯覚にとらわれたのだろう。あなたに付いて回り、同い年であるのに姉を気取っている時期もあったのだが――

 今の咲耶は、まさしくそれなのだ。

 傷心の彼女を慰めるために、あなたがリードせねばならないのに――

 正面からあなたを見つめて、肉棒を撫で回す咲耶は、顔が良すぎて何も言えなくなる。

 彼女はあなたの亀頭を、カリカリと爪でひっかいてくる。痛みを感じずに、もどかしさだけが響く絶妙の指使い。ご主人様をからかう、小生意気なメイドさんにはお仕置きをせねばならないと――あなたも、丸出しになった乳房の先端――咲耶の乳首を引っ掻いてやり、応じるのだが――


「……今日はね?


 ……危ない日なんだよ……っ?」


 咲耶は――

 メイド服の裾から、避妊具を取り出すのだ。

 あなたの双眸を見据えて、少しも視線を逸らすことなく――

 彼女はあなたの亀頭にコンドームを被せて、くるくると回して装着させる。

 幾度となく繰り返してきた装着の手つきに、咲耶は一瞥すら必要としないのだ。普段は――あなたと彼女の猿並の性欲を満たすために、通販で144個入り業務用の、分厚くて、あまり気持ち良くない避妊具を使っているのだが――

 今日の彼女は、どうやら、0.01mmの気分であるらしく――


「フフ♪そうだよ……排卵日というやつだね♡女の子の身体が……母親になる準備をして……♡アナタが私の子宮の中に……どくどくと精液を注ぎ込めば……♡


 赤ちゃんが出来ちゃう……危ない日だ……っ♡


 んっ♡でも……どうして危険日と言うのだろうね……♡


 私にとっては……今日こそが、愛しい瞬間なのに……っ♡」


 あなたの耳元で、乳を丸出しにした、爆乳高身長メイドがさらっと囁いてくる状況。

 男の子の理性を、グズグズに蕩かすには十分すぎる代物だ。


「ほら……っ♡そこに座ってくれないかな?


 ……なんだか、今は私が動きたい気分なんだ……っ♡」


 あなたは咲耶の指示に従い、椅子に腰掛けて――

 彼女が、あなたに跨がってくる。

 白瀬咲耶は、モデルのポーズであっても大股を開くことは滅多にない。

 生まれつき行儀が悪い人間がいるように――きっと、生まれつき行儀が良い人間もいるのだろう。授業を受けるときの彼女は、太腿をピタリとくっつけながら、背筋を伸ばしている。友達同士でリラックスをしているときも、下品に大股を伸ばすことはなく――ああ、いつ如何なる時でも完璧であるから、美少女なのだなと感じていたのだが――


「……んっ♡」


 あなたに跨がるには、当然、大股を開く必要があり――

 咲耶は、少し恥ずかしそうにあなたを見つめるのだ。

 ロングスカートならば、股間を隠すことは出来たのだろうが――今の彼女はミニスカメイド。脚が長すぎる咲耶は、あなたに跨がっても足が簡単に床に付く。何から何まで、自分とは違う生き物であるなと思い――それも、自分より上の方向に違う存在であるのだが――


「……入れるね?」


 そこにいる上位生物は――

 あなたのことが、大好きでたまらないのだ。

 避妊具越しでもわかるほど、咲耶の膣は濡れていて――しかも、火照っている。あなたの子を孕むために、子宮は卵をぽこんっと生み出したのだ。白瀬咲耶という雌の本能は、あなたという雄の遺伝子を子宮でまぜまぜして、子を孕むことを求めているからの火照りであり――

 咲耶は腰を落として──


”にゅ…………っぷぷぷぷぷ~~♡”


 あなたの肉棒を、ぬるぬるの膣肉で咥え込む。


「ん……ぐぐぐ……っ♡あっ♡はぁ……んんっ♡……学校祭の……準備も、あって……♡久々だったから……っ♡


 窮屈だね……♡あなたの……んんっ♡おちんちんが……っ♡


 ……フフ♡大丈夫だよ……♡こうして……アナタに抱きしめられて……頭を撫でられて……ちゅっ♡キスをしていたら……


 すぐに……濡れちゃうから……っ♡」


 あなたに抱きついて、咲耶は耳元で囁いてくる。

 まだ――あなたが性に芽生えていなかった頃は、頻繁にそうしていた。

 一番の仲のいい幼馴染であり――父子家庭の咲耶は寂しい思いをしていた。それに加えて、女子からのやっかみを受けて孤立していた咲耶。一時期、ストレスによる赤ちゃん帰りで咲耶はおねしょをしてしまった時期があり――そのときは、あなたが咲耶を抱きしめながら眠ることで、解消に至ったのだが――

 ともかく、白瀬咲耶はハグが大好きな美少女なのだ。

 あなたの肉棒を膣の内側に収めたまま、抱きしめ合って、あなたの頭を撫でてくる彼女。あなたが頭を撫でると、咲耶は嬉しそうにゴロゴロと喉を鳴らす。一本一本が細く、絹糸のような髪の毛。手櫛で指を這わせてやっても、ほんの僅かな引っかかりもない。「普通の女の子は、男の子に頭をなでなでされても髪が乱れるので喜ばない」と雑誌では読んだが――咲耶は、あなたが頭を撫でる手を止めると首筋に”ちゅ♡ちゅぷっ♡”と甘噛みをして、軽い抗議をしてくるのだ。


「……これ、大好きなんだ……っ♡


 アナタと私が……んんっ♡身体が……混ざり合って……馴染み合って……っ♡一つになっていく時間が……ふふっ♡


 ……ねっ、アナタのことだから……気が付いているよね?


 ……んっ♡


 私は……


 白瀬咲耶は……危険日に、襲われたんだよ?


 フフ……♡偶然、だとは思うけど……♡


 一部の男子がね?


 私のプール見学の日程から……♡生理周期予測してるの、知ってるんだよ?


 それが困ったことに……まあ、当たっているし……


 もしかしたら……♡


 狙われていた可能性は……十分にあるね……っ♡


 ……どうかな?


 アナタがいたから、私は助かったけど……


 間に合わなかったら……♡


 ほらっ♡触ってくれ……んんっ♡


 私のお尻……♡アナタにだけ捧げたこれがぁ……♡


 ……他の誰かのものになるの……想像して……♡


 おっぱいも……んんっ♡……フフ♡私はね?……胸を揉んでいるときの、あなたのだらしないお顔……♡大好きなんだけど……


 これも……アイツに、好き勝手に弄ばれるんだよ……?


 そして……あなたのおちんちんが……んんっ♡先っちょ、コンコンとノックしているそこも……ンン!?」


”じゅるるるる~っ♡むちゅっ♡はむっ♡れろれろれろ……じゅ~……っ♡”


 あなたは――

 咲耶の言葉を遮って、彼女の口に舌をねじ込む。

 辛い思い出を敢えて語ることによって、自ら、傷を癒やそうとする咲耶の態度は知っていたのだが――あなたはそれが嫌で、彼女の口を物理的に塞ぐのだ。咲耶の頭を撫でながら、心配しなくていい――という旨を、舌先に込めてやる。

 ここには、咲耶を傷つけるものは何もないのだと――

 彼女の頭を撫でて、ひたすら、舌を絡めて伝えるのだ。

 最初は咲耶も驚いていたようだが――すぐに順応して、彼女は舌を返してくる。ベロ肉とベロ肉を、根元でくるくると絡め合わせて、互いの唾液を交換する状況。唇を離すと、つつ~っと唾液の橋が架かる。咲耶はあなたに頬ずりを繰り返してきて――

 あなたは何度も何度も、彼女の頭を撫でてやる。

 そうして――


 その間に、あなたは腰を少しも振らないのだ。


 膣と肉棒を密着させ合って、ひたすら、スキンシップのような交尾を行う状況。一度、咲耶とポリネシアンセックスの真似事をしたときは、二日目で我慢できなかったのだが――

 今は、咲耶と無限にそうしていられる自信があるのだ。

 とは言えど――


”ぬちゅ……り……っ♡”


「んん……っ♡あっ♡はぁ……んん……っ♡……陰嚢がパンパンで……♡苦しいんだよね?……フフ♡いいよ……私が……動くと、言ったんだから……っ♡」


 咲耶は――

 あなたにしがみつきながら、腰を振ってくるのだ。

 白瀬咲耶という存在は完璧超人。虫が苦手とか、高いところが好きではないとか、小さな欠点は存在するのだが――それは白瀬咲耶の莫大な魅力の前では”ギャップ萌え”という長所に変換される。勿論、普段の咲耶は淫らな腰使いであなたの性欲を搾り取っていくわけだが――


”ぬち……っ♡ぬちゅっ♡……ぐぶぶ……っ♡ぶちゅ……ぱちゅん……っ♡”


「んっ♡あっ……はぁ……♡んん……っ♡ふっ、ぅん……♡」


 今の咲耶の腰使いは――

 児戯と呼ぶことすら躊躇われる、か細いものだ。

 あなたにしがみついて、腰をヘコヘコと動かす――ことすら、ろくに出来ていないのだ。童貞が「憧れの白瀬さん」を前にしても、もう少しマシな腰使いをするに違いない。あなたとしては、それでも、目の前に咲耶のおっぱいがあるのだ。91センチGカップを鷲掴みにして、反対の手で87センチの安産型ヒップを揉みしだければ、十分に楽しいわけだが――

 あなたは――


”にゅ…………っぷんっ♡”


「あっ……♡なんで……抜いちゃうんだい……?」


 咲耶の膣肉から、肉棒を引き抜く。

 ペニスが離れる寸前まで――咲耶の膣肉はめくれる勢いで吸い付いてきて――

 離れた後も、あなたの肉棒を名残惜しむように、淫らにくぱくぱ媚びを売ってくるのだ。

 咲耶の膣から溢れた、本気の白濁とした粘液。避妊具のヌルヌルとは明らかに違う、彼女の愛汁が肉棒との間につつ~っと、糸を引くのだ。

 あなたは――

”ずるっ♡”と、肉棒から避妊具を引き抜く。


「あ……っ♡」


 咲耶は――

 それだけで、あなたの意図を察するのだ。

 肉棒はヌルヌルのドロドロ。包皮を保護するための潤滑油とは明らかに違う、あなたの我慢汁が糸を引き、湯気が立つような熱気。咲耶は”……ごくりっ♡”と唾を飲み込んで、あなたの肉棒を見つめる。自分の生ちんぽが欲しすぎて、咲耶が、あなたの前で生唾ゴックンするという状況。肉棒は嬉しさで弾み――彼女は益々、息を荒げて――

 あなたは――


 咲耶に、”それ”を告げた。


「……だめ、だよ……っ♡


 ……排卵日だと……言った、はず、だよ……?」


 咲耶は――

 もう、まともに言葉を紡ぐことも難しいらしい。

 あなたが咲耶に、”それ”をおねだりされたとき――理性は一瞬で崩壊することだろう。雄としての矜持や、堅実な人生設計などは一瞬で吹き飛び「いや、咲耶様に恥をかかせてはならないから」と理由を後付けして、本能のまま咲耶に飛びかかり、ヘコヘコと腰を振るに違いないわけであり――

 咲耶にとって――


 最愛のあなたから「子作り」を提案されるのは、そういうことなのだ。


「……ほしい、よ……っ♡欲しくないわけが、ないだろう……?……一杯、欲しい……っ♡サッカーチームが作れるくらい……なんて、陳腐な表現だけど……っ♡私の子宮が、いつか、駄目になってしまうまで……少しのお休みもなく……赤ちゃん、作り続けたい……けど……


 約束したじゃないか……


 ……そういうのは、大学卒業するまでは我慢だって……」


 咲耶は――

 今にも泣き出しそうに、あなたを見つめてくるのだ。

 本来であれば号泣しているのを、必死に、理性で我慢している咲耶の表情。不謹慎な話ではあるが、それは雄の肉棒を何よりも隆起させてしまうもの。あなたの肉棒も、咲耶の膣も、体液でドロドロであるのに――赤ちゃんを作るために一番大事なそれは、互いの性器にほんの欠片も摂取されていないわけであり――


「……い、今……入れないなら……もう、赤ちゃん作らないのかい……?


 ……アナタにこんなこと、言いたくないけど……それは卑怯だと思うんだ……わ、私が、逆らえないのをいいことに……んっ♡……やっ!ち、ちがっ!作らないって言ってるんじゃなくて……ああ、もう……っ!」


 咲耶は苛立ち混じりに、言葉を吐き捨てて――

 再度、あなたの上に跨がってくる。

 先ほどまでの避妊具を使った、スポーツセックスのお遊びとはまるで違う――

 排卵日の子宮と、種付け汁でドロドロになった肉棒を絡め合わせる行為。

 今のあなたならば、素股だけでも咲耶を孕ませることは出来るだろうな、という、根拠のない自信が存在している。


「……アナタは、本当に意地悪だね……っ♡


 ……ンン、そうだよ……?


 私は……白瀬咲耶は……アナタの赤ちゃんが、欲しいんだ……っ♡


 ……お願いします♡


 私に……赤ちゃん、作らせてください……っ♡」


 あなたの耳元で――

 咲耶が、ぽつり囁いた言葉。

 学校中の男子からその肢体が狙われていて、91センチGカップの、高身長爆乳幼馴染依存大型犬美少女が――あなたに媚びを売るミニスカメイドで、乳首を丸出しにしながら――

 排卵日の子宮に、精液を注ぎ込むことを懇願してくるのだ。

 あなたは、咲耶の尻を”むぎゅっ♡”と鷲掴みにする。

 乱暴な手付きにも「ンン……っ♡」と雄に媚びた嬌声を響かせる咲耶。性感が最大まで高まっている今の彼女ならば、膝の窪みや足の指ですら、簡単に絶頂を迎えることが出来るのだろう。指がどこまでも埋まる柔らかさと、しかし、張りがあって反発する弾力性の矛盾を秘めている魔性の尻肉。白瀬咲耶と言えばデカパイだが、彼女のデカケツを愛していない男子も、この世に一人として存在していないのは間違いが無く――

 あなたは、そのまま”くちゅり♡”と咲耶の膣肉に亀頭を擦りつける。

 もう――

 それだけで、射精してしまいそうになる。

 たった0.01mmの避妊具であっても――その一枚の壁が存在する限り、あなたがどれだけ腰をガン突きしたとしても、咲耶の子宮に精液は届かないのだ。日本の技術の結晶を恨めしく思うほどの、邪魔な存在を取っ払って、互いに素っ裸となれば――


「……んんんっ♡……す、すまない……♡触れる、だけで……♡熱を、感じるだけで……♡


 気持ち良すぎて……声が、我慢できないんだ……っ♡」


 互いに――

 我慢が、出来るはずもないのだ。

 窓の外では、後夜祭の終わりが近づいている。生徒達は荷物をグラウンドに持っていき、そこから直行で帰宅するように指示されているが――それはそうと、誰がいつ、校舎内に戻ってくるのかわからないのだ。いつ、見回りの教師が来るやもわからぬ状況であり――

 赤ちゃんを作る、と決めたあなたと咲耶にとっては――

 そこで停学処分を受けたところで、背徳が昂ぶるばかりなのだ。

 あなたは、咲耶の膣肉に亀頭を擦りつけて、彼女の尻を掴み、抱き寄せて――


”にゅ…………っぷぷぷぷぷ~~~っ♡♡♡”


「あぐ……っ♡んん~……っ♡く、ふぅ……~……っ♡」


 咲耶の膣内に、肉棒を挿入した。

 あなたに抱きつき、首筋に顔を埋めながら――

 咲耶は、喘ぎ声を押し殺すのだ。

 どちらかというと、低音の響きが心地の良い咲耶が――さながら小型犬のように甲高い嬌声を、押し殺して我慢している状況。全身には激しい鳥肌を浮かべて、尻には大きな珠のような汗が浮かんでいる。尻を軽く、つつ~っ♡と指先で撫で回すだけで、咲耶はビクビクと激しく腰を弾ませていき――


”ばちゅんっ♡どちゅっ♡ぐぶっ♡ぶちゅっ♡ぢゅぶっ♡ぶくっ♡ぐぶっ♡”


「あっ♡んんっ♡これ……これぇ♡はげ、しぃのぉ……♡いっぱい、んっ♡あっ♡ほんと、に……♡わたしに……あかちゃん、うませるんだ……っ♡つくらせるんだ……っ♡んっ♡いいよっ♡あなたの、あかちゃん、ならぁ……いっぱい、ほしいから……♡」


 あなたは、肉棒を激しく突き立てる。

 最早、あなたは音を我慢する気は無い。

 咲耶の尻穴に指を”つぷっ♡”とねじ込み、背筋に指を這わせてくすぐっていく。あなたの肌に顔を埋めても、それを貫通していく大きな嬌声。ウン十キログラムのあなたの肉体の、六割は水分で出来ているのだ。それを貫通する咲耶の喘ぎ声が聞きたくて――


「あぐ……っ♡んっ♡……乱暴だね……んん……っ♡」


 あなたは咲耶の髪を掴んで、顔を見つめる。

「あの白瀬様の後頭部を掴んで、顔を乱暴に動かす」というそれは、同級生の女子に見られれば、父親の猟銃で即刻射殺されるもの。裁判長が女性であれば、その凶行が情状酌量で無罪になる代物であっても――

 少しマゾっ気のある咲耶は、それが大好きでたまらないのだ。 

 あなたは、咲耶の顔を見つめる。

 涙と涎と鼻水で、ドロドロのべちゃべちゃに汚れた顔面。

 同級生女子が、仮に、インターハイ優勝後に同じ顔をしていたら──

 あなたは「綺麗だなぁ」と同量の「汚えなぁ」を感情に抱くことだろう。

 だが――

 白瀬咲耶のそれに抱くのは、純度100%の「綺麗だなぁ」だ。

 ブスがどれだけ化粧をして、表情を作ろうと、本質が変わらないのと同じであり――

 白瀬咲耶がどれだけ不様な表情をしても、美しすぎることに変わりは無く――


”じゅるるるるっ♡ぶちゅ~っ♡れろれろれろっ♡むちゃむちゃ♡じゅるるっ♡”


「んん……っ♡激しいね……フフ……じゃあ、お返しだ……れろぉ~……っ♡」


”ちゅるるるるっ♡むちゅっ♡れるれるれる~……っ♡ちゅっ♡ちゅっ♡”


 あなたは咲耶の顔面を舐め回して――

 咲耶は、あなたの顔面を舐め回すのだ。

 互いのベロ肉が、互いの顔面を舐め回す光景。あなたは、咲耶に顔を舐められても不快は欠片も存在しない。超弩級の美少女が、あなたの顔面を愛おしそうに舐め回してくれるのだ。大好きな女の唾液で、顔面がベロベロに汚れることは──不快ではなく、興奮だけだ。学校中の女子の憧れの顎くいをされながら、咲耶に顔面を舐め回されて、あなたには幸福しか存在せず――

 それは――

 あなたのことが大好きすぎる咲耶も、同じなのだ。

 普通の女子ならば、男子の唾液など嫌悪しか存在しないはずなのに――咲耶はあなたに顔を舐められる度に、嬉しそうに頬を緩めてくるのだ。飼い主の言うことを聞かない駄犬よりも、互いに激しく、相手の顔面を舐め回す。「この女(男)は、俺様(私)のものだ」という意思を感じさせる、マーキングの顔舐め。白瀬咲耶は全てが完璧な美少女だが、その中でも一番、男を惹き付けるのはやはり容姿なのだろう。咲耶の顔面は、彼女の媚体の中で最も多く、フェロモンを放っているわけであり――

 舐めれば舐めるほどに、あなたの肉棒は隆起していき――


”~~~~”


「……えっ?」


 あなたは、咲耶の耳元で囁く。

 勿論――

 そこで返答される言葉は、想像が付いていたが――


「……うんっ♪いいよ♡赤ちゃん、作ろうじゃないか……っ♡大丈夫……♡あなたと一緒なら……どんな困難でも乗り越えられるから……フフ……♡私の方こそ、だよ……♡


 ……ふつつかものですが……よろしくお願いします……っ♡」


 あなたは――

 咲耶に、結婚のプロポーズを行うのだ。

 彼女の言葉に、あなたの肉棒は益々激しく硬くなる。

 目の前に居るのは、つい数ヶ月前までは、見知らぬ誰かと結ばれると思っていた最愛の幼馴染であり――それが今では、あなたの妻として甲斐甲斐しく、あなたに跨がり腰を振っているのだ。

 咲耶の膣は、何度も何度も、小刻みに絶頂を迎えている。

 雄の射精回数には限度があるが、雌の絶頂回数には限度がない――というのは、今の咲耶にとっては拷問にも近い快楽であるのだ。振り落とされないように、あなたに全身でしがみつきながら、腰を振ってくる咲耶。「好き♡好きだ♡大好きだ♡」とあなたの耳元で囁いてくるのは、金玉の中の精子をグツグツと煮込ませて、より濃厚に、生命力を強くするためのテクニック。白瀬咲耶という超絶美少女から、種付けを懇願されることにあなたはやがて、耐えきれず、最後に一度”どちゅんっ♡”と深く腰を突いてやる。「んんんん~~っ♡」と、咲耶が絶頂を迎えると同時に、あなたは――


”びゅるるるるるる~~~っ♡びゅるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅ~っ♡”


”びゅくびゅく♡びゅ~っ♡びゅっくんっ♡どびゅっ♡びゅるるるっ♡”


”びゅ~……っ♡……びゅっくんっ♡……どぴゅ、びゅるる……っ♡”


”…………っ♡”


 咲耶の膣内に、精液を解き放った。

 普段の自慰行為で、適当にティッシュに吐き捨てる代物とは違い――咲耶の子宮の中の卵を狙い撃ちするために、明確な意思を持って吐き出された精液だ。歯の根がガチガチと震えるほどに、奥歯を食いしばって吐き出したそれが――

 まさか、咲耶の卵に届かないはずはないのだ。

 赤ちゃんを孕ませたい雄と、赤ちゃんを孕みたい雌による交尾。

 受精の確率がそれで左右されるのか――ということなぞ、知るはずもない。

 だが咲耶は、それが愛おしくてたまらなかったのだろう。あなたに抱きつきながら、スリスリと頬を擦りつけて――射精後の余韻で吐き出すあなたの溜息を、唇を重ね合わせて飲み込んで――それから、あなたの顎をペロッと舐めた。



――――



「フフ……すっかりと暗くなってしまったね……んっ♡


 手を繋いでくれるのかな?


 ……暖かいね、あなたの手は……っ♡」


 帰り道――

 咲耶は上機嫌に、あなたと手を繋いでいる。

 先ほどまでの喧噪はすっかりとなりを潜めて、校舎は沈黙をしている。グラウンドには、先ほどのキャンプファイヤーの残骸。後片付けは翌日の朝からであり――


「うん、そうだね……♡明日は警察署に行かないといけないんだけど……


 付いてきてくれるのかい?


 フフ……後片付けが嫌なだけじゃなくて?」


 咲耶は――

 強姦未遂の件で、警察署に呼び出されているのだ。

 あなたには咲耶を一人にする、という選択肢はない。クラス中の生徒から「後片付けをサボった」と糾弾をされても――白瀬咲耶一人から好感を抱いてもらえることの方が、あなたには嬉しくてたまらないのだ。

 警察の話では、咲耶を襲った彼には様々な余罪もあるらしい。 そ

 の上であなたに怪我を負わせれば、罪は重たくなり――当分は外に出てくることはないだろう、というのが、咲耶を慰めていた女刑事の言葉だ。法律の専門家ではないので、あなたには詳しいことはわからないが――それでも咲耶を守るために、GPSや防犯ブザーや、護身術を習わせなくてはと考えていると――


「……不思議だね、アナタが守ってくれると思うと……♡あれだけ怖かったはずなのに……今は、安心できるんだ……♡」


 咲耶は、あなたを見つめて囁いてくる。

 咲耶だけではなく――自分自身も、彼女を守るために強い肉体と精神力を手に入れなければならない、とあなたは断固たる決意をする。そうして、直後――「ンン……」と、咲耶が声を漏らして――


「あっ、すまない……ええと……


 ……中から……垂れてきちゃって……♡」


 彼女は内股になり、もじもじとあなたを見つめるのだ。

 我慢が出来るはずもなく、あなたは咲耶の手を引いて、途中の公園の公衆トイレへと入っていく。咲耶は、それを少しも嫌がることなく――むしろ”待ってました”と言わんばかりに、嬉々に満ちあふれた瞳であなたを見つめてくる。白瀬咲耶を恋人にする限り、精神力を鍛えることは出来ない。あなたは絶対に我慢が出来ないので――だから、それ以外の肉体と道具で咲耶を守ろうと、改めて決意しながら、彼女を公衆トイレの個室へと連れ込んで、ベルトを外して、ズボンを脱いだ。

Comments

yuha

周りにイチャイチャを見せびらかしてからのラブラブ種付けセックス最高ですね! レイプ未遂から助けてからの流れが狂おしい程好きです… 小さい描写ですが個人的に普段から大型犬のように構ってと擦り寄ってきて誘い受けするところがめっちゃ良かったです! 白瀬咲耶という極上の雌を書ききってくれたことに感謝の極みです…

谷澤晴夫

下敷きで隠しての見せつけキスは、優越感がすごかったです。 咲耶のミニスカメイド姿での種付けを、懇願させるの最高にエロかったです。

カツ

見せびらかし、寝取り(未遂)報告、ミニスカメイド、ラブラブ種付けセックス。全乗せシチュでをこれでもかという依存系大型犬美少女咲耶の魅力を書ききったマイク・Oさんまじで最高神

wws2jsh7

ありがとうございます!!咲耶さんはほんと書いてて楽しい。言葉がいくらでも出てくる

wws2jsh7

ありがとうございます!クラスメイトの前で堂々といちゃつくのいいですよね…

TR

咲耶で未遂は強い…! 最高でした。