①あなたの恋人である鷺沢文香と新田美波から、嘘?NTR報告を聞かされる話 (Pixiv Fanbox)
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鷺沢文香というのは、絶世の美少女だ。
烏の濡羽色とでも形容すべき艶やかな黒髪は、長く伸ばされている。視線を隠すような前髪をかき分けると、そこに存在するのは、サファイアのような紺碧の瞳。テレビで見た、海外のリゾート地の、珊瑚礁で賑わう美しい海を彷彿とさせる瞳は――しかし、鷺沢文香という美少女の魅力に気がついた人間にだけ、堪能することが出来る特権なのだ。
彼女は、元より人付き合いが得意な少女ではなかった。
周囲の女生徒達の話題には付き合わず、ひたすら読書に没頭するのを好むような彼女。窓の外から溢れてくる喧噪に浸る余韻もなく、ひたすら、書物の世界に想いを馳せている彼女は――当然、紫外線からもその身を守っているのだ。
すべすべなくせに、もちもちな真っ白な肌も――先述した美しい黒髪ロングも――更には、彼女の美しすぎる顔面も一切のノーメイク――
繰り返すが、ノーメイクなのだ。
「素材の良さを引き立たせるために、ナチュラルなメイクを施す」のとは根本的に異なるのが、ノーメイクというノーガード戦法だ。ブスがやれば「女を捨てた」とまで言われるそれも――鷺沢文香は、そもそもの素材が最上級過ぎるのだ。”軽く焼いて、塩をぱらりとまぶして”という過程すら踏まずに、もぎとって丸かじりすれば極楽に連れて行ってくれる美少女に――
「あの……ご迷惑でなければ……ですが……その……
……私と、交際していただけないでしょうか……?」
あなたは――
告白されたのだ。
目の前の彼女は制服姿なので、だからあなたは、これが高校時代の出来事なのだと思い出す。それは、遡ること二年前の出来事であり――故に、今のあなたの眼前で繰り広げられているのは、夢だということ。鷺沢文香という最上級の美少女に告白された衝撃は、あなたという雄の脳味噌に深く刻み込まれて――だから、頻繁に夢で思い出すのだ。
本来であれば――
一も二もなく、あなたは首を縦に振っただろう。
文香に仲良く接していたのは、互いに読書が好きで、いつも図書室に入り浸り――その内に意気投合をしたと言うだけの話。あなたのおすすめを彼女は読んでくれるので――彼女のおすすめもあなたは読み――という関係性。いつから始まったのかも、記憶に残っていないくらいに他愛もない関係性を小学生のときから十年近く続けて――
そうして積み重なった感情を、文香は吐露したのだ。
あなたは文香のことを――
当然ではあるが、どちゃくそにエロい眼で見ていた。
いつも厚着の彼女ではあるが、制服越しでもわかるほどの乳房と臀部の膨らみ。クラスの男子達ですら「一言も話したことないけど、鷺沢ってエロいよな」と噂をするほどであり――何も知らない男ですら「地味で暗いけど、胸とケツはデカいし、ああいう女を彼女にしてヤりまくりたい」という劣情を抱かせるのが――鷺沢文香なのだ。
「自分を信頼して、読書が共通の趣味である親友だと思っている文香」を裏切ることは、当然出来ないのだが――
男子高校生の本能というものは、どうしようもなく阿呆なのだ。
「脳内の妄想で済ませる分には、この国の法律では一切罪にならず、思想の自由は憲法で保障されているから」と――文香の痴態を妄想して、幾度となく肉棒をシゴいてきたのだ。地味で目立たない彼女が、あなた以外の雄にその魅力をバレて――何度も何度も執拗に口説かれて、他の雄の肉棒をしゃぶる姿。豊満な乳房で、男に命令されるがままにパイズリを施す姿。あなたを裏切ることに罪悪感を抱きながらも、目の前の男の命令に従い、涎を垂らして、乳圧を高めて、それでも視線を逸らしながら”ずりゅずりゅっ♥”とデカパイで肉棒をシゴきあげて――
あなたではない、他の雄にだいしゅきホールドで抱きつき、魔性の声色で耳元に囁き、排卵日の子宮に膣内射精をされる姿というのは――
懸想をしながら、自慰行為に耽る限りでは罪ではないのだ。
「あ……あの、聞いていますか?」
鷺沢文香は、妄想に逃げるあなたを心配になったのだろう。
下からのぞき込むと、彼女の碧色の瞳があなたを見上げる。
一も二もなく、首を縦に振り――
鷺沢文香を恋人にすべきだと――
隣に彼女がいなければ――
あなたもそうしていたのだ。
「……次は私……っ♪お願いします……私と、付き合ってください……っ!」
鷺沢文香の隣で――
淡い栗色の髪をした美少女が、あなたに頭を下げている。
頭の後ろで一本のポニーテールに結んだ彼女は――鷺沢文香とは正反対に、様々なオシャレを嗜んでいる。とは言えど、生徒会役員という立場もあるので派手なことは出来ないのだが――顔には薄く、本当に地味で、気がつかないほどのナチュラルメイクが施されていて――身体から漂う華の香りは、何らかの香水なのだろうと察する。
彼女は――
新田美波は、超絶美少女だ。
あなたが出会ったのは中学に進学してからのことであり――
そこからずっと、美波とは同じクラス。
勿論、”同じクラス”とは学級のことを指すのであって――カーストはまるで別問題。あなたは文香と同じピラミッドの最下層であり、一方で美波は常にトップクラス。「こういう人間が、将来アイドルとかになるんだろうなぁ……」とぼんやり思っていた程度であり――
あなたは――
美波のレイプ現場に、遭遇したのだ。
放課後、一度は帰路に着いたものの、自宅の鍵を忘れていることに気がついた。仕方が無く学校に引き返して、教室を探すが見つからず「そういえば今日は体育の授業があり、片付けをしたな」と思い、そこで落としたやもと体育倉庫に脚を運んだのだが――
「や――っ!やだっ!おねがい……たすけて……っ!」
と――
美波は、今にも輪姦(まわ)される直前だったのだ。
三人の男子生徒にとっては、どれだけ警戒をしたところで「自宅の鍵をなくした奴が現れること」というのは、流石に、想定をしろという方が無理な話。焦った彼らは、そこであなたを脅迫すれば良かったのだが――真っ先に手が出てしまったのだろう。あなたは鉄製の籠に後頭部をぶつけて、血をだらだらと垂らしながらも――
「いや、流石にこれはまずいだろ」と思い、男達に立ち向かった。
当然のことではあるが、男達は「新田美波をレイプすること」を考えて実行に移していたのだ。そこで脅迫をして、美波は誰にも相談できず、後は俺様達の自由に使える肉奴隷だ――とまで作戦を練っていたのだろう。それなのに――計画外のあなたが現れて、血まみれになり、美波を逃がすために必死に暴れていたら――
彼らが萎えるのも当然の話。
目やにで一杯の寝起きよりも、遥かに霞んだ視界の中では、騒ぎを聞きつけて駆けつけてくる男性教師達が最後の記憶であり――それ以外のことは、ほとんど覚えていない。気がつけば病院であり、事情聴取があり、なんだかよくわからない内に彼らは退学となり――
あなたは、新田美波に惚れられたのだ。
これが少女漫画ならば「美波と幼馴染のあなたは小学生のときは親しかったが、美しすぎる彼女には不釣り合いだと距離を置き、中学に進学するとほとんど会話がなく――」という伏線があって然るべきなのだが、そんなものは存在しないし――
どころか、あなたは美波と直接話したこともないのだ。
同じクラスだったというだけで――
あるいは、美波はその事件まで、あなたの存在すら知らなかったのかもしれないが――
故に――
「あのね……助けてくれたとき、本当に嬉しかったの……っ♪だから……お願いします……
私と……付き合ってください……っ!」
それが、美波の琴線に触れたのだろう。
見ず知らずの女がレイプされそうになったとき――血まみれになって、何のメリットもなく助けるというのは無償の善意だ。あなたが「いや、かっこいい精神性は何もなく、”レイプだ!やべー!”と思って咄嗟に動いただけ」と説明をしても――きっと美波にとっては「その”やべー!”こそが、優しさであり正義感なのだ」と思うことだろう。
本来であるならば、あなたはその誤解を解くべきだった。
美波は自分がレイプから助けられたという、度数の高すぎる色眼鏡によってあなたという男の価値を見誤っているのだ。在学中から、既にアイドルやモデルのスカウトを幾度となくもらっている彼女。芸能界に進めば、少なくとも不慮の何かが起きない限りは、毎日テレビで見られるような逸材であり――
だからこそ――
あなたには、断ることが出来なかったのだ。
あなたが邪念の一切をうち捨てた高僧であれば話は別だが――
健全な男子高校生だ。
美波と話したことはなく、レイプをしたいと思わなくても、”前の席に座る彼女の夏服に、ブラヒモが浮いている”というただの一点だけで、狂ったようにシコり散らかすのが健全な男子高校生だ。美波が芸能界に進んだ後で、枕営業のおじさんにその身を抱かれる妄想。でっぷりと腹が出ているおじさんに彼女のスレンダーな肢体が絡みつき、たっぷりとご奉仕をするのだ。美波というのは、何においてもそつが無く、器用な美少女。彼女は自身の豊満な乳房で、男の脂ぎった顔面をゴシゴシと拭き取り――更には、自身の乳首を”ぱくっ♡”と男に咥えさせながら、たっぷりと授乳手コキをするのだろう。人気美少女アイドル。垂れ目であり、男を威圧する態度とは裏腹にいる柔和な美少女。彼女にご奉仕を受けたおじさまは、ゴールデンタイムの番組のアシスタントの役を彼女に与えて――そのお礼として、新田美波に覆い被さり、”ぱちゅんっ♡にゅちゅんっ♡”と彼女の膣に肉棒を叩きつけて「おっほぉ~~~っ♡」と汚らしい嬌声を響かせながら、子宮にどくどくと精液を流し込むという――
あなたは、新田美波にそんな妄想を浮かべながら、自慰行為に耽っていたのだ。
彼女が70点くらいの美少女ならば、惜しみながらも自分の理性には逆らえずに「あなたが感じている、その恋心は勘違いだよ」と滔々と説明をするのだが――
新田美波は、200点の美少女。
勘違いであっても、彼女の処女膜をいただくことが出来るのだ。黙ってホイホイと逃がすことが出来ないのは、股間にちんぽこを生やして産まれた、男にとっては本能的なものであり――
そうして――
「あの……どうしましょう……?」
「ねっ?私と文香ちゃん……どっちを選びますか?」
あなたは――
鷺沢文香と新田美波から、同時に告白をされたのだ。
後から知ったことだが──互いにあなたへの恋心を自覚した二人は、相談をして「どっちが選ばれても恨みっこなしで」という仲睦まじい代物。勿論、このときのあなたはそんなことを知らない。どちらか一人を選ばなければいけない状況であり――
頭の中は真っ白だったのだ。
鷺沢文香を恋人にすれば、彼女の豊満な乳房でたっぷりのパイズリを堪能できるだろうし――新田美波を恋人にすれば、自宅の風呂場でソーププレイの泡踊りを堪能できるだろう。これまた、どちらも70点の美少女であればどちらかに絞るか、あるいは「いや、ボクはどっちも選べない」とかっこつけることも出来たのかも知れないが――
あなたが浮かべた感情は――
「だって、男なら本音は絶対そうじゃん!」だ。
「……えっ?」
「二人一緒に……?」
あなたには――
鷺沢文香と新田美波から、どちらかを選ぶことは出来なかった。
「二人一緒に付き合いたいです」というあなたの発言は、余りにも情けなく、目の前にある大魚をみすみす逃す愚策。二兎を追う者が辿る顛末は誰しもが知っている。このことを後から聞いた人間は「バカすぎる」「どっちかに絞れよ」「コイントスでもいいから、片方に専念しとけば、アイドル級の巨乳美少女で筆下ろし出来たんだろ?」とあなたを罵るのだろうが――
それでも、どうしても――
鷺沢文香も、新田美波も、あなたには選ぶことが出来ないほどに極上の美少女だったのだ。
アイドルになっていれば、ふとしたきっかけでシンデレラガールに輝きそうな美少女が二人。そんな彼女達が、様々な要因が絡み合わさって、あなたに惚れている状況で――
どちらも選べないという、あなたの最低にクソ野郎な発言に、二人は眼を見合わせて――
「……あ、あの……美波さんは……どうしますか?」
「……わ、私!?え、ええっと……二人で……ううん、三人で一緒に、だよね……?」
「……わ、私は、その……美波さんに勝てるとは思わないので……だから、三人でもいいなら……それはそれで……」
「えっ、文香ちゃんも?……わ、私も……文香ちゃんに、勝てないと思ってるし……三人でもいいなら……うん……」
「……え、ええと、つまり……」
「よろしくおねがいします……なのかな?」
あなたの下した――
鷺沢文香と新田美波を、日本国の法律では絶対に許されない、ハーレム妻として娶りたいという欲望に――
二人は、許可を出したのだ。
世界中の男から「あなた一人を絶対に幸せにしてみせます」と土下座をされる側の極上の美少女二人にとって――あなたのハーレム宣言は、余りにも想定の他にあったのかもしれない。それでも、なんだかんだであなたは二人と恋人になり、彼女達で筆下ろしを済ませて、何度も何度も肉体を混じり合わせて――やがて、「三人でいるのが当然」という関係になり、二年が経過して――
そうして、同じ大学へと進学したのだ。
――――
「それで、これは……」
「どういうことかな?」
あなたは――
鷺沢文香と新田美波に、土下座をしている。
「怒ってませんよ?ただ、恋人たるあなたが……その、普段の性交渉に不満足であるならば……私たちにも非は――」
「へぇ~……『ボクの彼女が大嫌いなチャラ男に寝取られた件』『信じて送り出した人妻が上司に犯されて』『大学サークルの飲み会に送り出した彼女がまわされて』……こういうのが好きなの?」
「所謂……寝取られ物、というやつでしょうか?」
調べ物をしたいと、あなたのパソコンを借りた彼女達は――
エロ動画の購入履歴を見てしまったのだ。
あなたの謝罪は、何に対するものなのかはわからない。文香と美波を恋人にした上で、自慰行為に耽ることへの謝罪であるのか。彼女達は性欲旺盛であり、どちらかというと、あなたが振り回される側であり――だから、二人に騎乗位奉仕でパコってもらい、暇な片方は、あなたの乳首をカリカリと引っ掻きながら、豊満な乳房を押しつけて、舌を根元でくるくる絡め合わせる、唾液を交換するベロチューに浸るのだ。
中世の王様や貴族であっても――文香と美波レベルの極上の美少女達から、自分の意志で、たっぷりの愛情を注がれてハーレムプレイをすることは不可能だろう。あなたにだけ許された、世界一贅沢なそれは、本来であれば自慰行為の必要性もないのだが――
それはそうと――
”それはそうと”なのだ。
毎日がどれだけ最上級の、三つ星シェフが腕をふるった料理に囲まれようと「たまにはお茶漬けを食べたい」と思ってしまうのが人間の性なのだ。自慰行為というのは、あなたの胃薬のようなものであるのだから――
という説明は、しかし性欲旺盛な文香と美波には伝わらないかと考えていると――
「あの、私も美波さんも……怒っていませんからね?」
「そうそうっ♪……うーん、ちょっと……嫌な気持ちはあるけどね?……でも、男の子ってそうなんだよね?」
「……怒っているとしたら」
「どうして……寝取られ物しかないのかってこと……っ♡」
二人の少女は――
あなたを見つめながら、尋ねてくる。
「あっ、これ寝取られ物の導入で見たことあるやつだ」と気がついたのは即座のことであり――
「寝取られるのに、興奮するのですか?私と美波さんが……他の殿方に抱かれることに……っ♥」
「ふふっ♪……ねぇ?気がついてないと思った?……ず~っと知ってたのよ?気がついてないフリしてたけど……っ♡」
「武士の情けというやつです……っ♥」
二人の少女は――
それが既定路線であるかのように、あなたに告げるのだ。
「私が満員電車で……他の男性に、臀部を触られ、乳房を鷲掴みにされ……身動きも取れずに、膣に指を挿入されて……不覚にも絶頂してしまったときのこと……っ♥」
「私がアルバイト先で……酔っ払いのおじさんに腰を抱かれて、胸を揉まれて……お酒臭いお口で、い~っぱい口説かれて……何度もほっぺにチューされて、おちんちん、擦りつけられたときのこと……っ♡」
「報告する度に……」
「興奮してるの、気がついていたからね……?」
二人は――
あなたの目をまっすぐに見つめて、伝えるのだ。
彼女達は、トップアイドル級の極上の美少女なのだ。
街中を歩けば、あなたという恋人が隣にいても様々なスカウトがやってくる。アイドルにのみならず、水商売や、AV事務所のスカウトも多々。アイドルに関しては恋人が厳禁であるというのに「あなたという恋人の存在を隠して、万が一バレたときのリスクを加味した上で――事務所に多大な利益をもたらすだろう」という考えを持って、彼らはあの手この手でスカウトをしてくるのだ。
仮に、あなたがアイドル事務所のプロデューサーであればその理屈もわかるのだが――
文香と美波、二人の恋人である身としては迷惑もいいところ。
勿論、それが彼女達の望みであれば拒みはしないのだが――
魑魅魍魎渦巻く芸能界で、男の”押し”に弱い二人の美少女が、綺麗な身を保つことは出来ないのだ。
通学中の電車で――アルバイト先の居酒屋で――男達に下衆な欲望を向けられている彼女達。あなたにその話をするのは、愚痴を発散するためのものだと思い、サンドバッグになるくらい幾らでも耐える気でいたのだが――
どうやら――
彼女達のそれは、あなたの欲情を煽るためであったらしい。
「時折、ガス抜きをしなければ……どこでいつ、何処何処の何某くんに抱かれてほしいとおねだりされるか、わかりませんから……っ♥」
「私たちね?その、まあ……男の人に強引に迫られると、断るのは苦手だけど……でも、あなた以外の男の子とえっちするの……本当に嫌なのよ?」
「ですが……これほどまでに、あなたを苦しませていたのならば……
……私たちにも、考えがあります……っ♥」
「そうよっ♡寝取られだ~いすきな……寝取られマゾくんのお望み通り……
他の男の子に抱かれてきてあげる……っ♡」
二人の少女の言葉に――
「待って」「やだ」「やめて」と――
あなたは、どうしても告げることが出来ないのだ。
元々、女性の処女性にはさほど拘りはなかった。
文香と美波が処女であり、あなたがその初モノを奪えたことは単なる幸運。
彼女達の処女膜をぶちぶちと破り、苦悶に耐えながらも、あなたに処女を捧げた喜びに浸る二人の顔はたまらなく優越感を満たすものだったが――それだけだ。
二人の美少女が他の男にたっぷりと抱かれた後でも――
あなたは、他の男の唾液まみれの彼女達の顔を舐める自信はあるのだが――
「わ……っ?」
「ど、土下座はもういいって!」
あなたは――
どうしても、二人が嫌がることをしたくはないのだ。
二人がノリノリで、ヤリマンビッチで、他の男に抱かれてビデオレターを送ってくれる性質であれば望むべくもないのだが――そうではない。文香も美波も、なし崩し的にこの三人の関係を許容しているだけで、基本的には貞淑な少女なのだ。彼女達がそれを嫌がるのならば――あなたは絶対に、他の男に指一本触れさせるわけにはいかず――
それは凡人のあなたが、文香と美波を侍らせて、Wパイズリもアナル舐めパイコキもほっぺたまんずりコキも堪能できることへの対価だと思っていたのだが――
「……だから、寝取られませんよ?他の男性には、抱かれませんけど……」
「そうよね……っ♡寝取られた妄想なら……平気でしょ?」
「そうです……♥私と美波さんが、もしも寝取られたなら……と、妄想を語るだけです……っ♥」
「それなら大丈夫よね……ふふっ♡」
と――
二人はあなたの隣に座り、耳元で囁きかけてくる。
魔性の美少女二人が、あなたの性癖を満たす為に「嘘寝取られ妄想」を語ってくれるというのだ。
あなたにそれを、拒む道理があるものか。
あなたは満足して、二人も他の男に抱かれない。みんなが幸せになる結末であり、ああ、自分の恋人達はなんと賢く気が利くのだろうか――と。
あなたは――
鷺沢文香と新田美波が極上の美少女であるという意味に気がつかず──
彼女達の提案に二つ返事で頷いたのだ。
――――
「こちらです……ふふっ♪ご安心ください……っ♥
教授も夏休みを取っているらしく……今は不在ですから……」
噎せ返るほどに暑く、茹だるような夏の日のこと。
外は蜃気楼が揺らめきそうなほどの炎天下であるのに、大学構内はエアコンが涼しく――しかし、文香に案内された教授の部屋は、やはり暑苦しいのだ。
学問に優れているわけではなく、研究室に呼び出されるというのは「叱られるときだけ」でしかイメージが浮かばないあなた。けれど文香は、何事もなく合鍵で扉を開けて、室内へと足を踏み入れていく。
「ここは、私のゼミの教授の部屋なんです……っ♥……白髪のお爺さんで……私の祖父と、同じくらいの年齢なんですが……」
部屋の中は、エアコンのスイッチが切られている。
多くの書物や紙束だらけの室内には、汗の匂いが漂っている。ろくな換気もされていないのだろう。饐えた匂いは不快なものであり、あなたはエアコンを付けようとするのだが――
”ぱしっ”
と、文香はあなたの腕を掴み、それを止めるのだ。
彼女には何らかの意図があるのだと察して、あなたは来客用のソファに腰掛ける。
狭い室内であり、二人がけになればやや窮屈なソファであり――
「失礼します……っ♥」
文香は、あなたの隣にぽすんっ、と腰掛けるのだ。
今の彼女は、白のシャツにデニムという――なんとも、色気からはかけ離れた格好。
しかしそこにいるのが鷺沢文香であれば――話は別だ。
彼女の乳房は窮屈そうに、シャツを持ち上げている。肩幅が狭く、華奢な身体つきの彼女であるのだが――胸部の膨らみが圧倒的過ぎるために、既製品の服ではどうしたところで、セックスアピールを隠せないのだ。冬場などは、身体のラインを隠れるだぼっとした服装を出来ても――ただでさえ髪のボリュームが多く、熱のこもる文香において──
夏場はどうしたところで、男を誘惑する蠱惑的な格好になるのだ。
谷間が見える服装であり――下半身のデニムは、文香の大きな尻を強調させる代物。極上の媚体を持った雌は、どんな格好をしたところで媚乳や媚尻を隠すことが出来ないのだ。文香とすれ違った男達も「あれ?うちの大学に、あんなエロい女いたか?」と考えて――ああ、考えるのも最高に嫌で、最低に興奮するのだが――
夏休みの間に、文香は合宿や飲み会に幾度となく誘われるのだろう。
だが――
この瞬間だけは、文香はあなたの隣だ。
「……っ♪」
あなたのハーレム彼女の一員であり――
あなたは、目の前の鷺沢文香と何度も交尾をしているのだ。
大勢の男達が脳内の妄想で辱めることが限度であるというのに。あなたは今、この場で、シャツの内側に手を突っ込み――デニムの上から膣をぐりぐりと指で愛撫をして――文香の唇を吸いながら、彼女の汗ばんだ身体を抱きしめて、何度も何度も、日が暮れるまで汗だく密着膣内射精交尾に耽ることも出来るというのに――
文香は――
「……どうして、私が合鍵を持っていたか……わかりますか?」
あなたを見つめながら――
しっかりと、目的を果たそうとしてくるのだ。
真夏日が苦手なのは黒髪が長く、体力が少なく、熱がこもりやすい文香の方だ。口元にぺたり張り付いた髪と、熱気を帯びてむわむわと汗ばんだ身体。普通の女であれば汗臭いそれも――鷺沢文香の匂いであると思えば、下半身に直接響き肉棒を隆起させるのだ。
文香がちゃらちゃらと鍵を鳴らすその姿に――
あなたの心臓は”ばくんっ”と弾む。
たかが――
たかが、ゼミの学生に合鍵を渡すことはないはずだ。
目の前にいるのは鷺沢文香であり――この部屋の主は、老齢の大学教授。性欲を剥き出しにしたような、脂ぎった男であり、構内で一度すれ違ったときの印象ですら「苦手だなあ」と思うような男。優秀な学歴と実績で、他人を簡単に見下すようなプライドの高さが顔に表れていて――学生達からも評判が悪く「あそこのゼミは避けた方がいい」と言われていたのだが――
文香は――
「こちらを……見ていただけますか?」
あなたに、スマホの画面を見せつける。
それは――
ローアングルから撮影されている動画だ。
この部屋で撮影されたことは、一目でわかる。書物や紙束で散らかった部屋では、小型カメラを簡単に隠すことが出来るのだろう。ミニスカートであれば、履いている下着の色までわかる角度ではあるのだが――
そこに映っている文香は、ロングスカートを履いているのだ。
夏場で耐えられないとき以外は、文香は肌の露出が極端に少ない少女であるのだが――結局の所、大海のようなブルーの瞳と、前髪に隠れた超絶美少女であれば──
肌の露出が少なくてもどうしたって”エロい”のだ。
「だから、わかるだろう?私はね、キミに特別、眼をかけているんだ……何より、書に対して精通しているのがいい。女というものは、決まって軽薄な馬鹿ばかりだが……キミはその中でも、まだマシな方でね」
文香の対面で「女性差別という意識すらないので、簡単に差別的な発言を口に出来る男」が――件の大学教授だろう。文香を呼び出して、告げる言葉がそれなのは、彼女の恋人として正当な怒りを抱く権利があるのだが――
”むくむく……っ♥”
あなたは――
自分の恋人が侮辱をされて、興奮しているのだ。
大っ嫌いな男であるが故に、あなたの脳味噌は激しい興奮を抱く。
「盗撮カメラを仕掛けたんです……っ♥いつも、頻繁に、大した用事も無く呼び出されて……留年を引き合いに出されたら、断ることが出来ませんから……っ♥
もしも……襲われたら、と思い……っ♥」
鷺沢文香の言葉尻には――
「それでもいいかも……っ♥」が含まれているのだ。
勿論、そんなことはないと知っている。
飽くまで、寝取られ性癖のあなたを喜ばせるための演技の言葉。しかし――それでも、文香の心の奥底までを確かめたことはない。「あなたが二人の少女と肉体関係を持っている」のに「二人は、あなた一人としか肉体関係を持てない」というのは理不尽もいいところ。文香が、他の男の肉棒を確かめたところで責められるいわれはないし――
更には、あなたが喜ぶとあらば――
彼女は、簡単に他の男に股を開きかねないのだ。
「今度の夏期休暇中に、私は出張があってだね……そして、旅行券は二人分取ってあるんだ。なに、キミがよければの話だが……どうするかね……?」
文香は――
老人の教授から、誘いを受けているのだ。
あなたの心臓は、破裂しそうな勢いで弾んでいる。
文香がたった一言でも、はいと頷けば――留年を恐れるがあまり、教授との旅行を肯定すれば、それで終わりだ。押しに弱い彼女は「旅館側の手違いで、部屋が一つしか取れなかった」と言われれば、ごり押しされるがままに泊まってしまうだろう。夜這いをされた後で「こうなると期待していたんだろう」と責められても、彼女に出来るのは目潰しや金的ではなく「私……彼氏がいるんです……っ」という叫びだけであり――
それが間男をさらなる興奮に導くとは、彼女は想像も――
いや、想像をした上でも、言うことしか出来ないのだ。
「単刀直入に言うが、鷺沢くん……
私の愛人にならないかね?」
文香は、あなたに蠱惑的な視線を向けて耳元で囁く。
「……いつも、じろじろえっちな眼で見ていたのは気が付いていたんです……っ♥私の肩や腰に手を回してきて……♥セクハラとは糾弾されない程度に、何度も……何度も……っ♥ああっ♥部屋に呼び出されたときから……多少、覚悟はしていました……っ♥
ですが……
……この後、私は……どうしたと思いますか……?」
文香があなたの耳元で囁く言葉は――
あなたの脳味噌を、グズグズに蕩かしていく代物。
彼女達のような極上の美女が耳元で囁く言葉であり――エアコンを切った炎天下の室内では、あなたの脳味噌は蕩けていく。ああ――彼女から語られる言葉を、まるであなたは目の前で見ているような錯覚に陥り――
気がつけば、あなたの目の前には文香と教授がいた。
――――
「ほほう……っ♪中々……いい尻をしているな……っ。ああっ、たまらない……若返る思いだ……っ」
「んっ♥あっ……はぁ、んん……っ♥おねがい……します……っ♥いうことを、聞けば……本当に……っ♥」
「ああっ、わかっているさ……鷺沢くんの彼氏のことも……悪いようにはしないさ……っ♪」
鷺沢文香は最初、教授の愛人契約を断った。
勿論、鷺沢文香というのは軽薄なビッチではないのだ。自分の祖父ほどに年上の男と、週一でデートをして、セックスして、月三十万ほどの”お小遣い”をもらえるというのは、大勢の女子大学生にとっては垂涎のご褒美であっても、文香を買うにはあまりにも安すぎるのだ。
教授は最初、文香を余裕で手に入れられると思ったのだろう。
前髪で視線を隠し、常に身体のラインが隠れた服を着て、飲み会にも滅多に参加しない根っからのド陰キャ。親しい仲になり、何度も顔を合わさなければ彼女の魅力には気がつかず――故に、このド陰キャ女など、モテモテの大学教授様がインテリジェンスを見せつければ一撃で落とせるだろうと高をくくっていて――
その考えは、あながち間違いでも無いのだ。
あなたが出会わなかった世界であれば――鷺沢文香は、その押しを断ることが出来なかったに違いない。週に一回、天井のシミを数えていれば30万円だ。どんなアルバイトよりも遥かに効率が良く、教授には妻子がいる身だが火傷で済むであろう火遊び。どうせ、女としての価値のない自分が処女膜を放り捨てて、それだけの大金をもらい、興味のある新刊を片っ端から読み耽られるのならば――と――
あなたに出会っていなければ、文香は簡単に愛人になったのだろうが――
『申し訳ありません……そればかりは……』
と――
文香は”ぺこり”と頭を下げて、教授の申し出を断ったのだ。
自身の留年や退学を引き合いに出されて脅迫をされても、事情を知ったあなたと美波が同情をして守ってくれると、文香は知っている。教授はそれが通用しないとあらば、激昂をして文香の人格批判を行っていく。普通の女ならば、それで簡単に落ちるのだろうが――文香は飄々としている。最後には、教授は泣き落としをするのだが――
結局のところ、文香の貞操観念の全てはあなたに捧げた物であり――
だからこそ、口が滑ったのだろう。
『すみません……私は、恋人がいるので……』
と――
その一言で、どうやら教授も付け入る隙が見えたらしい。
我欲に執着しない女であればどうすることも出来ないが――
「それなら……キミの恋人を退学にしてもいいのかね?」
と、言われると――
『……言っている意味がわかりません。私とあなただけの話では……?』
文香は――
生来の人付き合いの希薄が故に、そんな脅迫まで取り合ってしまうのだ。
あなたのことが大好きで、あなたに惚れているが故に――あなたを人質に取られると、文香には一切の勝機はなくなるのだ。教授はここぞとばかりに言葉を続けていき「私は理事長とも親しいんだ」「一人の生徒を退学にするくらい簡単に出来るぞ」「いや――反社会勢力との繋がりもあるんだ、何もかも台無しにすることだって」と――盗撮カメラの映像が拡散されれば、日夜ワイドショーを騒がせる大問題になりそうな発言のオンパレードだが――
『ど……どうか……
それだけは……やめてください……』
と――
文香は、頭を下げることしか出来なかったのだ。
冷静になれば、その盗撮カメラを持って帰り、然るべき機関に訴え出れば良いだけの話であるのだが――その瞬間の文香は頭が真っ白。最愛のあなたを守るためにはどうすればいいか、考えると、この場で身を委ねる他にない。ああ、あなたがもしも、潔癖な乙女を性癖としていれば、文香もどうにか拒んだのかもしれないが――
「ふふ……っ♥
私の恋人は……寝取られマゾなので……っ♥」
文香にとってそれは――
「自分一人が我慢をすれば、丸く収まる話」であるのだ。
だから今――
「おっほぉ~……っ♪若い子の尻の匂いはたまらんのう……若返る思いだ……っw」
男は、文香の尻に顔を埋めているのだ。
「…………っ♥」
ロングスカートに隠れた、文香の臀部。
時期は初夏のことであり、彼女はいつも通り肌を隠したゆったりの長袖に、長いスカートを履いていた。机に両手を突き、尻を突き出したそれは、文香曰く”尻叩き”のお仕置きを待っている幼子の姿。
文香の尻に、ふごふごと教授は顔を埋めているのだ。
どれほどに優秀で明晰な頭脳であっても――
そこにあるのは、鷺沢文香のデカケツなのだ。
長編大作シリーズの書に没頭すれば、一日二十時間、食欲も尿意も忘れて椅子に座り続けているのが彼女。それが故に、文香の尻というのはなんとも――濃厚な雌の匂いを漂わせている。
”す~っ♥ふがふが……っ♥すふすふ……っ♥す~っ♥くんくんっ♥べろべろ……っ♥”
「んっ♥あっ……はぁ……♥んきゅ……っ♥」
「おお~……っ?これで感じているのかい……全く、淫乱な子だ……」
文香は、男に尻を嗅がれて嬌声を噛み殺す。
彼女達のような極上の美女が、男の興味を惹く肢体をしているのは――結局のところ、優秀な遺伝子を後世に残すためだ。そんな女が、まさか感度悪く、マグロであるはずもない。スカート越しに尻を嗅がれているだけで、文香の子宮は”きゅんきゅん……っ♥”と疼き、膣からは粘度の高い愛液が溢れていくのだ。
「……ふむっ、脱ぎたまえ鷺沢くん……いや、文香」
文香は教授の声に、逆らうことが出来ずに――
”しゅるり……っ♥”
と、その場で服を脱いでいく。
あなた以外の雄には見せることがないストリップショー。普段、あなたがムラついたときに、即座に脱衣できる服を好んでいたのも裏目なのかもしれない。鷺沢文香は「焦らすように、煽情的な仕草で脱衣をする」ということすら出来ずに――
「おっほ……っ♪これはこれは……っw」
「……こ、これで……よろしいでしょうか……?」
鷺沢文香は――
衣服を脱ぎ、下着姿になるのだ。
教授には背を向けたままだが――それでも上下の黒の大人びた下着は、文香の雰囲気からは正反対なもの。格好に頓着しない彼女は、3着で980円の安物下着でも身につけていそうなものなのに――
男を挑発するような、黒のレースが施された下着なのだ。
「ほほう……これは私のために履いてきてくれたのかな?それとも……彼氏のため?んん~……っ♪ふがふが……っ♥文香くんの、尻は柔らかいのぉ~……べっろぉ~……っ♥」
「んひゃ……っ♥」
教授は文香の尻に頬ずりをして、舌を這わしていく。
”べろべろっ♪ぺちゃぺちゃっ♥”と下品な水音を響かせていくそれに、文香は悶えるばかり。彼女の下半身は、尻に食い込むTバックの下着。あなたとの逢瀬は日常的なものであり、毎日が勝負下着であることが、不運であったのかもしれない。
その場にあなたがいれば、教授をぶん殴って、自ら退学になって文香を守ってやったのだが――
これは、文香があなたに語る”既に起きた出来事”なのだ。
教授はやがて文香の尻を堪能して、立ち上がり、彼女と正面から相対する。
果たして、どれだけのバカメスを貪り、食い散らかしてきたのだろうか。
文香への口説き方は、初めて非行に走る中学生のような初々しさとは――むしろ、対極なもの。毎年毎年、大学には新入生が多く入ってくるのだ。その見目麗しい美少女達を口説き続けて何年も経てば、男としての自信もつくのは道理であり――
「あっ♥んきゅっ♥んっ♥ふぅ……んみゅ……っ♥」
”ぐちゅぐちゅ……ぬちゅっ♥ぐぷっ♥じゅぼっ♥ぶちゅる~……っ♥”
「ほっほ……っw指に吸い付いてきて……ん~……極上の名器だ……っ♪全く……この穴っぽこを使える彼氏がいると思うと……嫉妬でブチ殺してやりたくなるなぁ……」
文香は――
教授の指で、膣肉をかき混ぜられるのだ。
処女であれば痛みに悶えてセックスどころではない。だが、あなたとの性交を何度も繰り返していたのが、文香にとっての不幸だろう。彼女が大好きな、男の子のゴツゴツして節くれ立った太い指での手マンを受けるのだ。ショーツに手を突っ込んで、教授は激しく、ガシガシと乱暴に膣をかき混ぜていく。
女性の身体は丁寧に触らねばならない。壊れやすい、ガラス細工の芸術品を取り扱うように――と、あなたは文香と美波に享受をされていたのだが――
経験人数がたった二人のあなたと違い、毎年のように、めぼしい新入生を貪り食ってきた教授はヤリチンもいいところ。女性の膣の痛みと快楽は表裏一体であることを、理解しているらしい。乱暴に膣をかき混ぜても、文香は、快楽の嬌声を噛み殺すばかり。
机に尻を突き、文香は足をあげながら教授の手マンに悶える淫らな姿。
反応をすれば、それが男を喜ばせるとわかっていても――自身の首筋や谷間を、べろべろと舐めしゃぶられる心地よさに勝てないのだ。自らが仕掛けた盗撮動画によって――図らずも、痴態を録画されている状況。教授にカメラの存在がバレてしまえば、お小遣いやお手当も必要なく、退学を免れるために雌奴隷として奉仕をしなければいけないわけで――その背徳感が、文香に激しい快楽をもたらすらしい。
「あっ♥だめっ♥だめ、ですっ♥んぎゅ~……っ♥いぐっ♥いっちゃう、からっ♥あっ♥やだっ♥やめて、ください……っ♥」
「ほらほら、いけっ♥さっさといけっ♥この淫乱女め……っ♥あ~、クソ……本気で俺のもんにすっからな……っ♥イけ……まんこで、イけっ♥」
”ぐぢゅぐぢゅっ♥じゅぶるっ♥ぶぴゅっ♥ぐぽっ♥じゅぶるるる……っ♥”
「んあっ♥んんん~っ♥いぐっ♥い…………お――っ♥」
”びぐびぐびぐ~~~……っ♥♥♥”
文香は――
片足を高くあげながら、激しく絶頂をした。
膣がきゅうきゅうと、教授の太い指を締め付けていく。それだけでも極上の心地よさであり――はて、これが肉棒であったらと、雄は思わざるを得ないだろう。文香は荒い呼吸で、呆けながら男を見つめる。鷺沢文香が汗ばんだ姿で、雄に、慈悲を懇願する視線を向けてくるのだ。「絶対に許さねえぞ」と雄をぶち切れさせるのが、文香の美少女顔であり――
”むっちゅ~……っ♥じゅるるるっ♥ぢゅぶっ♥はぷっ♥むちゅっ♥”
「あみゅあみゅ……っ♥んみゅ……っ♥接吻は……駄目、です……っ♥やだ……んん……っ♥」
「うひょ……っ♪やはり、若い子の唾液は……ん~っ、甘露甘露♪」
教授は文香に唇を重ねて、舌をねじ込んでいく。
彼女はきっと、あなたの命令で寝取らせごっこを堪能するにしても「接吻だけは禁止」と言うのだろう。それが自分の引いた一線であるのだろうが――そんなものは間男である教授には、関係が無い。絶頂の直後であり、しかもそれは、あなたには愛するが故に出来ない乱暴で激しい手マンであるのだ。文香の意識は朦朧としており、男の接吻を拒む余裕もない。ひたすらに口の中をかき回されて――
そうすると――
「あ……っ♥んん……っ♥」
彼女の快楽の蕾も、無事に華を開くのだ。
あなたですら、醜いおっさんが相手でも、手コキをされれば意志とは関係なく肉棒は隆起をするのだ。しかも文香の目の前にいるのは、大学新入生の浮かれぽんちの馬鹿女を何十匹と食い散らかしてきた魔性の男。彼女は促されるままに、下着を脱ぎ、膣を露わにする。
「お~っ♪ずっしり、まん汁で重たいパンティだ……じゅるるるっ♥ぶちゅっ♥ん~……味もたまらんなぁ……♪ちんぽがバッキバキになるよ……っw」
文香のTバックを、教授は口に咥えてじゅるじゅると啜る。
下品な振る舞いであっても――同じ男である以上、あなたにはその興奮は理解が出来る。どんな媚薬や媚香アロマよりも遥かに、雄の肉棒を隆起せしめるのが文香の愛液だ。一日中椅子に座り、書物に没頭して、濃厚なフェロモンがたっぷりと詰まったデカケツを覆っていたその下着は――
まるで水をたっぷり含んだ雑巾のように、愛液で溢れているのだ。
「鷺沢文香が一日を過ごして、彼女の極上の、日本中の雄が貪り食いたい膣肉から分泌された、小便も愛液も全てが染みこんでいるTバック」をたっぷりと、文字どおり堪能しながら――
「……んっ♥これで……よろしいでしょうか……?」
教授は文香に命令して――
文香はがに股になり、指で膣肉を広げるのだ。
「おっほぉ~……っ♪ふむふむっ、処女膜はもうないのかぁ……っ♥何とも、惜しいが……じゅるるっ♥まだまだ、艶やかなピンク色で……びらびらも小さいなぁ……」
鷺沢文香による”おまんこくぱぁ”を堪能して――
教授は、文香の膣に舌を這わせていく。
あなたもクンニというものは大好きだ。鷺沢文香と新田美波の膣肉というのは、男に生まれてきた以上は、どんな高級焼き肉よりも遥かに優先される媚肉。だが――、二人の経験しかなく、二人が嫌がることの出来ないあなたにとってのクンニは「彼女達が喜ぶように、一生懸命やるもの」であり――
”じゅるるる……っ♥れろ~っ♥ちゅるるっ♥ちゅぱっ♥ちゅぽっ♥じゅじゅじゅ~っ♥”
「あっ♥んんっ♥はぁ……はいっ♥きもちいい……ですっ♥えっ?……か、かれしより……んんっ♥じょうず、です……っ♥したが、んっ♥よわい、とこっ♥あっ♥だめっ♥くり、かむの、だめ……んんん~……っ♥」
教授にとってのクンニは、「女が嫌がるもの」であるのだ。
彼女達を愛しているが故に絶対に出来ない、乱暴で、ねちっこく、女体を虐める意図がたっぷりと込められたクンニ。あなたから受けるクンニリングスとは根っこから違う――女体の全てを知り尽くした、エロ親父による熱心なそれに、文香は――
”びぐびぐびぐ~……っ♥♥♥”
「あ…………っ♥」
いとも容易く、絶頂に導かれるのだ。
指と舌で二度の絶頂を与えられて、彼女の膣肉はすっかりと、雄に媚びきっている。
「それでは……そろそろ、本番といくか……っ♪」
教授はまた立ち上がり、文香にぴたりと寄り添い――
”しゅりしゅり……っ♥さわさわ……っ♥”
「どうかね……?私のは、キミの彼氏と比べて……?」
文香の手に、自身の肉棒を触らせるのだ。
彼女の手コキの気持ちよさは、あなたという雄が一番よく知っている。
陰嚢をさわさわと、下から、さながらとろ火のように煽りながら、亀頭を包み込むようにして手コキをしてくれるのだ。もどかしくなり”うう、文香……もっと激しくしてぇ……”とおねだりしてしまう、彼女の焦らす手付き。あなたの情けない声が大好きな彼女は、その後でたっぷりと、熱心にシゴいてくれるのだが――
「……硬さは、彼の方があります……」
「それはそうだろう、私も歳だからね……」
「大きさは……同じくらい、でしょうか……」
文香は、眼を背けながら彼の肉棒をレビューする。
あなたの肉棒とは同じ程度の長さであり――硬さは、あなたの方が上。
雌の膣肉というのは、どうしようもなく繊細な部分もあるのだが――反面で、馬鹿らしくなるほどに鈍感でもあるのだ。棒状のものであれば、何をぶちこまれたところで快楽を感じるものであり――目隠しにヘッドフォンでも施せば、そこにぶち込まれたモノの差異などわかるはずもないのだが――
「……それなら
どちらのちんぽが……気持ちいいと思う?」
教授の肉棒は――
カリ首が高く、そそり立っているのだ。
ともすれば”歪”にも感じられるカリ首。極端に反り返ったそれは、雌の腹の内側を”削る”ような代物だ。文香の膣はぐじょぐじょに濡れて、挿入したモノ全てを蕩かせて、肉と肉の境目が曖昧になるほど乱れるにしても――
「……きょ……教授の、方が……
……彼の逸物よりも……素敵です……っ♥」
鷺沢文香にとって――
極上の雌にとって、その逸物に惹かれるのは必然なのだ。
どうにか理性を取っ払って、例え二人とも失ったとしても、土下座をしてハーレム3Pを懇願する他になかったあなたと――彼女達に土下座をさせて、4Pだろうが5Pだろうが、脅迫材料を持って女達を傅かせる大学教授。人間としてまともなのがあなたでも、雄としての優秀度で言うならば比較にならないだろう。「潮時になれば、孕ませて、旦那に押しつけて托卵すればいい」という邪悪な考えを持っている雄にとって、女というのは”ちんぽこを気持ち良くする雌穴”に過ぎず――
そんな彼の肉棒が、まさか、あなたに劣るはずはないのだ。
文香は強情を張って、あなたの方が優秀だと――虚勢を張ることも出来なかったらしい。雄のゴツゴツした指が、まんこいぢめを大得意だと身体に刻み込まれてしまったのだ。教授の男としての自尊心を満たすために、仮に優れていなくても彼氏を裏切るまで、まんこがいぢめられることは間違いなく――
何より――
理性がドロドロに蕩けた文香は、その肉棒を見た瞬間に”ごくりっ♥”と唾を飲み込んでしまい――それが答えなのだ。
カリ首を指輪っかに引っかけて手コキをすると、教授は「うっ……ふぅ……っ♪」と汚らしい嬌声を響かせる。普段ならば嫌悪感しかないそれも、今、文香の肉体はこの雄に屈服して媚びているのだ。どうせ逆らったところで、苦痛が広がるだけ。最も賢い行為は、恭順の意を示して、膣を明け渡して――内心で舌を出しながら、病院に行ってアフターピルを処方してもらうことであり――
”くちゅり……っ♥”
「あっ……♥」
鷺沢文香は――
尻を突き出して、教授の肉棒を受け入れるのだ。
膣肉を焦らすように撫で回す、膨らんだ亀頭。文香の媚肉は、挿入する前から極上であることはうかがい知れる。彼女に尻を突き出させた立ちバックは――その黒髪が背中にふぁさっ♥と広がり、男にはたまらないものであり――
「……は、はいっ♥」
文香は彼に命令されるがままに――
「なります……っ♥教授の、あなたの……愛人にしてください……っ♥」
宣言を口にすると、同時に――
”にゅ……っぷ~~~っ♥♥♥”
「おっ……♪ほぉ……これはまた、極上……っ♪」
「んみゅ……っ♥あっ♥はぁ……んきゅ~……っ♥」
文香の膣内に、肉棒を挿入するのだ。
あなたの恋人である、文香の膣肉。
とろとろのぬめぬめで、いとも容易く雄の肉棒を咥え込むくせに――決して逃がすことのない、極上の膣ひだ。まん汁がとろとろすぎて、肉棒が滑って抜けようものならば、即座に再挿入を促し、脳味噌をぶち壊す、危険薬物のような極上であるらしく――
「おおおお~……っ♪文香……文香ぁ……っ♥俺のものだ……俺の女だ……っ!」
それは――
大勢の女を食い散らかしてきた教授にも、同じこと。
「その年の新入生の、精々数百人の女の中で一番の上玉」であっても──
日本だけでも六千万人以上の女がいるのだ。
六百人の新入生がいたとしても、日本の女の0.001%の中で競い合っているだけの話であり――
一方で、鷺沢文香は、その六千万人の頂点に立ってもおかしくはないのだ。
化粧――どころか、肌の保湿の化粧水すら必要とせずに、牛乳石鹸だけでもちもちぷにぷにの柔肌を備えている文香。キューティクルという意味をまるで理解せずとも、サラサラで艶々な極上の黒髪。
もしも彼女がアイドルの道を志していたら――
彼女がシンデレラガールになれないと、誰が断言できるのか。
神様に寵愛されて、一からキャラメイクをされたのではないか――と疑いたくなるほどに、贔屓をされている極上の美少女。世界中の全ての雄の子を孕むことが可能であり、鷺沢文香という少女は、決して汚されてはいけない神聖な存在であるというのに――
「おっ♥おほっ♥んぎゅ~……っ♥あっ♥はぁ♥やっ♥んんっ♥だめ、だめです……っ♥おなかの、なかっ♥うえの、とこっ♥ぞりぞりって♥おおっ♥きゅ~……っ♥」
「カリ首、と、いうのはっ♪他の雄の精液を、掻き出すためにあるんだぞっ♪ほっ、ほっ、どうだ文香、俺のちんぽはぁ……っ♥硬さだって、ちゃんとあるだろ……っ?」
「は、はいっ♥きも、きもちいい、ですっ♥あっ♥んぐっ♥おおっ♥おほっ♥んぎ……っ♥あ……がぁ……っ♥」
「ほれほれ、ゼミの男共は、文香くんがもっと可愛らしい喘ぎ声だと思ってるんだぞ?それなのに、まるで獣の咆哮……だなぁ!」
”ばちんっ!♥べちっ♥”
「あぐっ♥あっ♥ごめ、ごめんなさいっ♥ゆるして……ください……っ♥」
文香は――
尻を叩かれても、謝罪をせねばならないほど乱れているのだ。
今の彼女は、普段のあなたの性行為には存在しない”背徳感”に満ちあふれた快楽を貪っているのだ。膣からは愛液がたっぷりと溢れて、それは潤滑油の代わりに雄の肉棒の抽送を助けていく。教授は文香に覆い被さり、彼女の髪を口に咥える。むしゃむしゃと乱暴に口に咥えても、当然、食べることはないのだが――鷺沢文香の黒髪というのは、一本を引き抜いて、ゴクリと飲むだけで霊験あらたかであることは間違いないのだ。彼女の艶々な黒髪に、教授の醜悪で悪習漂う唾液がまぶされて――
「おっほっ♪この乳もたまらんのぉ~っ♪」
教授は――
ブラジャー越しの、文香の乳房を愛撫するのだ。
今の文香は、膣に抽送されるカリ高ヤリチンちんぽに快楽を最大まで引き出されているのに――
それに加えて、乳房を愛撫されるのだ。
ブラジャー越しでもわかるほど、隆起した乳首を爪の先っちょで”かり♥かりかり♥かりかりかりかりかり♥”と執拗に愛撫する手付き。普通であれば痛みを訴えるそれも、ブラジャーの分厚い布地とパット越しであれば、鈍い快楽が広がるばかりだ。
やがて教授は、文香のブラジャーを外して――
「お~……ピンク色……っw」
文香の生乳を、露わにする。
「んっ♥あっ♥んんん~……っ♥はぁ♥はぁ♥ちくびは……んんっ♥よわい、んですっ♥あっ♥もっと、やさしく……ひぐっ♥んんん~……っ♥」
教授の手付きは――
文香が、想像すらしたことのない代物。
あなたは文香を愛しているので、彼女の乳房に酷いことは出来ない。いつかはあなたの子を孕み、産み、育てて行くに際して、文香の乳が「母乳を飲ませるだけで痛んだり――あるいは快楽を感じる」ようになっては困るのだが――
教授にとっては、そんなことどうでもいいのだ。
文香に自分の子供を産ませても、その責任を取って認知することはない。寝取られマゾ彼氏の子供だと託卵を考えていれば――文香のデカパイは、自分専用のおもちゃなのだ。
彼は何度も何度も、執拗に文香の乳首を愛撫する。
脂肪がたっぷりと詰まった柔肉を絞り上げるようにきつく弄んだと思えば――
今度はさわさわと、優しくスペンス乳腺を撫で回すのだ。
乳房への愛着というのは、あなたのそれとは遥かに異なるのだろう。
文香と美波という、自分の恋人を相手に優しく触ることしか出来ないあなたとは違う――雌の弱点を全て理解している彼の手付き。あるいは、文香は自慰行為に耽り、乳房を弄ぶときでも感じられない快楽をたっぷりと感じているのかもしれない。膣に打ち付けられた肉棒が下腹部に激しい快楽をじんわりと落としていき、彼女は限界であるらしく――「んんん~……っ♥」と嬌声を響かせて絶頂をするのだが――
”じゅぶっ♥ばちゅんっ♥ぱんっ♥ぱんっ♥にゅぷぷぷ~っ♥ぬぽっ♥ぐちゅっ♥”
「まだ、まだだぞ文香……っ♪まだ、イかないからな……っw」
教授の腰使いは、少しも止まることがない。
彼にとっては、ここで文香を心の底から屈服させて、夏期休暇中の温泉旅行に連れて行けなければそれは”敗北”であるのだ。例え、理事長との繋がりがあり、一人の女生徒のレイプ程度をもみ消せたところで――
その結果、鷺沢文香を取り逃がすことがあれば、雄としては敗北だ。
彼女が極上の雌であることは、身体をかわしている内に理解を深めているのだろう。今までに犯してきたどの女よりも遙かに優れたこの女は、何があっても絶対に手に入れなければいけない。老体である自分がくたばるまでは、鷺沢文香はその美しさを保ち続けて、雄の欲望を満たしてくれるのだからと――
歯を食いしばって、脂汗を垂らして、必死に射精を我慢するのだ。
「文香……文香ぁ……」と耳元で何度も、口説くように囁いてくる老人の姿。
それが、自身を脅迫している最低の雄の発言だと理解をしていても――
叔父の古書店に入り浸った彼女にとって、壮年のヤリチン男というのは、どうしようもないほどに性癖なのだろう。
文香の乳を揉んでいる彼に――
「……ふふっ♥」
と、優しく微笑みかけて――
「……ちなみに、教授……?
この乳房は……93センチの……Gカップです……っ♥」
と――
彼に”命令されず”に、自発的にカップサイズを暴露したのだ。
「お――っ」
男にとっては、それで堪えろというのが無理な話。
彼氏持ちの、地味で、クソド陰キャの鷺沢文香が――自分という雄に屈服をした証。彼のピストンは激しくなり「あああ~っ♥おっ♥ほぉ♥イぐ……っ♥あ~っ♥あ゛っ♥お゛っ♥お゛っ♥」と文香は、最早、人間の言葉を放つ余裕もないのだろう。獣の咆哮を無様に響かせて、何度も、何度も雄に赦しを懇願する。
文香は、そのときの言葉を覚えていない。
自身の尊厳をかなぐり捨てて、自分を支配している雄がひたすらに喜ぶ言葉ばかりを口にするのだ。あなたというクソザコな雄に惚れたことが、自身の生涯の最大の汚点であり――いやいや、そもそも、どうしてあなた様が私をレイプしてくれなかったのか。このクソ雑魚な、乳房と臀部が発達したエロ雌が断れるわけないだろう。最初に大学教授の賢いあなた様に抱いてもらえれば、私は最初から愛人として、あなたの都合のいい雌として処女膜を捧げていたのにと――
鷺沢文香は、その豊富な語彙力で雄の耳元に媚びていくのだ。
頭の悪いバカ女が、漢字にルビが振られた台本を棒読みで朗読するのとは――質が違う。鷺沢文香という極上の雌が、数多の書物を貪って得た”官能”を吐き出して、一人の雄に媚びていくのだ。頭の悪いバカ女を食い散らかすのが大好きでも――本当は、大学教授という頭脳と肩書きに相応しいエロ女を愛人にしたい男。明治の文豪が綴る書物から、実際に飛び出てきたような文香を相手に、彼が耐えられるはずもなく”むっぎゅ~っ♥”と乳房を鷲掴みにして、うなじをベロベロと舐めしゃぶりながら「文香ぁ♪ふみかぁ♪」と彼はみっともなく叫ぶ。やがて、限界が訪れたのだろう。文香の長い脚は、快楽ですっかりと砕けて、机に縋り付いているのだが――”どちゅんっ♥ごちゅんっ♥”と子宮口を何度も何度も執拗に小突かれると、舌から持ち上げられるような体位になり――彼女が何度目かわからない絶頂で膣を”ぎゅぎゅぎゅ~~~っ♥♥♥”締め付けて――
「おほ――っ♪」
”びゅるるるる~~っ♥♥びゅるるるるるっ♥どびゅどびゅっ♥びゅるるっ♥びゅ~っ♥”
”びゅくびゅくっ♥びゅ~っ♥どびゅっ♥びゅるるっ♥びゅくんっ♥びゅ~っ♥”
”どぷどぷ……っ♥びゅるるっ♥びゅっくんっ♥びゅ~……びゅぶるっ♥”
”…………っ♥♥♥”
文香の膣内で、教授は精を解き放った。
鷺沢文香という極上の雌を、食い散らかすことが出来たのだ。彼は耳元で何度も「文香、文香ぁ♪」と縋り付くように囁く。自身を脅迫して、強姦をしている最低の雄の顔面には、唾を吐きかけて返答としてやるべきなのだが――
「はい……っ♥はいっ♥どこにも、行きませんよ……ここにいますから……っ♥」
と、彼女は何度も何度も、教授に返答をして――
雄としての情けなさを受け入れてくれるのだ。
股間の中で肉棒が弾み、文香はその度に、あなたへの愛情が薄れていくのを感じるらしい。妻子がいる身での不倫相手であったとしても――それは結局、ハーレムをしているあなたと何が違うのか。夏休みの旅行の約束を、文香が受け入れると――日本海側の温泉旅館で、潮風を感じながら、湿度の高い部屋で文香とねっとりねっぷり、濃厚な種付け交尾に浸ることを妄想して興奮が再燃焼したのだろう。彼は老齢とは思えないほどの回復力で、何度も、何度も文香の膣肉を貪った。
――――
「ふふ……っ♥
射精してしまったのですね?指一本振れずに……っ♥」
文香があなたの股間をすりすりと撫で回し、下着越しに気持ち悪い生暖かさが広がって――
そこでようやくあなたは、自分が射精したことに気がついた。
「大丈夫です……はい、息を吐いて……もっと吐いて……吸ってー…………吐いて……吸って、吐いて、吸って……
落ち着きましたか?」
文香は、あなたの耳元で囁き――
そこでようやく、あなたも今、自分が教授室にいることを思い出した。
肺の中に空気が溜まっていれば、息を吸うことが出来ない――ということも、わからなくなるほどの文香の囁き。
極上の雌が、本気で、あなたの寝取られ欲を煽ってきたのだ。
彼女達の「付き合ってください」というたった一言にすら、男として産まれた以上は抵抗が出来ないのだ。それが――あなたという雄を喜ばせるために、徹底的に媚びを売った囁きをされて、果たして勝てるはずもないのだ。
文香が提示したスマホには、とっくに画面が映っていない。
いや――映っていたのは最初の部分だけだ。
カメラは、文香が襲われた辺りで倒れて電源が切れたので、あなたが現実として知っているのは「文香がこの部屋で、教授に教われそうになった」というだけであり――
「ふふっ♪勿論……全てが妄想ですよ?
抱かれていませんから……指一本……っ♥」
彼女の言葉は――
あなたを、これ以上無い疑心暗鬼に導くのだ。
いや、むしろ――証拠の動画があった方が逆に安心をしただろう、という状況。文香はあなたの雄の弱い心を全て理解して、掌握した上で、耳元で物語を囁いたのだ。
あなたの心臓はバクバクと弾み、股間は指一本触れられずに射精して――
「興奮しましたか?……ふふっ♥よかった……っ♥」
これ以上ないほどに――
文香の囁きに、興奮をしたのだ。
どこからどこまでが真実であり、嘘であるのか――
あれほどまでに熱心な文香の口調は実体験に他ならず――
しかし、彼女の豊富な書の知識であれば、その程度の台本くらい簡単に描けるのかもしれない。
あなたに理解が出来る、唯一の真実は――
「…………っ♥」
”寝取られの妄想”に激しく興奮したあなたを――
文香が、くすくすと愉快そうに眺めていることだけだ。
”がばっ!”
「きゃ――っ!?……ふふっ♥強引ですね……っ♥」
あなたは、文香をソファに押し倒す。
彼女の語る「寝取られ妄想」を舐めていたのは自分の過失だ。肉棒は今、パンツの中で痛いくらいに隆起をしている。彼女達に愛されて、甘やかされて、ラブラブなセックスをしているときを、遥かに凌駕した優秀な肉棒。文香は嬉しそうに、あなたに両手を伸ばして受け入れてくれるので――だから、無茶苦茶になるまで文香をぶち犯した。