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 魔剣ブラティクスに精神を汚染されたとき――

 猿山ケンイチが、私を助けてくれたと聞いた。

 彼のことは、その、正直なことを言うと――

 あまり、良い目で見たことはなかった。

 沙姫様のことを、変態的な視線で見ている下衆男の内の一人。沙姫様はそうした、下衆な男共に肉欲の発散対象として見られることも、簡単に受け取ってしまう人だったので――私も警戒していたのだが――

 それにしても、あまりにも下衆な男が多すぎた。

 一人や二人が特別に、沙姫様を邪な目で見ているのならば、闇討ちで解決出来るのだが――「彩南高校の男子生徒のほとんど」であれば、最早、一個人にはどうすることも出来ない。天条院家に仕える身として、不遜であることは理解していたが、それでも「沙姫様を根本的に変えないと、男共の欲望はどうにもならない」と考えてしまうのだ。

 猿山ケンイチというのは、その中でも特別に下衆な一人。 

 沙姫様にのみならず、私や綾も欲情の対象としていたのだろう。この日本では、制服姿の私達をエロい目で見てきて、脳内でどれほどまでに尊厳を陵辱しても――憲法で思想の自由は保護されているのだ。直接襲ってきたのならば、正当防衛の名の下に陰茎を切り落としてやろうと思っていたのだが――

 猿山ケンイチは、性欲まみれの下衆でも阿呆ではない。

 わざわざ、敗北が確定している勝負を挑んでは来ないのだ。

 私――九条凛にとっても、彼はただのモブのような存在に過ぎず――


 なので――


「凛!猿山ケンイチに助けられたのだから!お礼をするのは当然ですわよ!」


 沙姫様に、それを言われたとき――

 私は、何とも複雑な感情を抱いたのだ。

 確かに、猿山ケンイチはドスケベで、性欲猿のような雄だが――それでも、私が助けられたのは事実。精神世界で、その、全裸の私とセックスまがいのことをしたそれも――モモ・ベリア・デビルーク曰く「それ以外に助ける手段はなかった」というのだから、納得をする他にない。

 彼はまあ、顔は確かに、良好というわけではないが――

 しかし、男子高校生というのはすべからく、そういうもの。

 脂ぎった顔も、性欲まみれに伸びた鼻の下も、「男の子の思春期ってそういうものだから」と言われれば受け流す他になく――

 私が抱いている不安は、本当に、直感に過ぎないのだ。

 根拠も何もなく、ただ、積み重ねてきた武道の経験から「沙姫様と猿山ケンイチを、引き合わせてはまずい」というそれは――


 あるいは、猿山ケンイチがハーレム計画なる、不埒なものを立てているからか。


 私が今まで立っていた足下の常識は、地球の、日本のもの。「宇宙の星からやってきたデビルーク星人にとって、ハーレムは普通のこと」と言われれば、彼女達の文化を尊重する義務がある。私はハーレムに加わる気はないし、沙姫様が入ろうとしたら全力で止めるが――私達には関係のない女が、猿山ケンイチのハーレムに入ろうと、それはどうでもいいことなのだ。

 もし、猿山ケンイチが沙姫様をハーレムの一員に加えようとしたら――

 沙姫様のように気高い人間が、そんな、性欲まみれのちんぽ猿の妻になる訳はないと知っている。だが、私の命が助けられたのも事実だ。もしかしたら――そう、卑劣な脅迫が故に、沙姫様は抵抗する権利を奪われるかもしれない。私が仕える主人は、その、少し間の抜けている部分もあるので――ハーレムを作るような口の巧い男の詭弁に容易く乗せられてしまうかもしれず――


「凛?覗き見は禁止よ?あなたを助けてもらったお礼は……天条院家としてしっかりさせてもらうわ?」


「凛……大丈夫だからね?ほらっ、頼りないかも知れないけど……沙姫様には私がついているから」


「猿山ケンイチへのお礼」が気になって――

 私はこっそりと、応接室の扉の前に立つのだ。

「九条凛にとって、魔剣に精神を乗っ取られて――自身の主人を斬り掛けたことは最大の屈辱」であると、沙姫様も綾も思っているのだろう。確かにそれは事実ではあるが、しかし、猿山ケンイチへの詫びを入れるならば、当事者の私がいなくてはならないだろう――と――

 主人の言葉を違えて、覗き見をする自分自身を正当化して――

 音もなく、小さく扉を開けて、隙間から中を覗くと――


”じゅるるるるっ♡ぐぽっ♥ぶちゅる~っ♡じゅぶじゅぶ……っ♥ぶちゅっ♥”


「んふふ~……っ♥ケンイチ様、私の舌使いはいかがなこと……?ケンイチ様の……んっ♥おちんぽ様の弱いところ……私がぜ~んぶ知っているんですもの……っ♥」


「あっ♡んっ♡沙姫様……っ♡私も、もっと……おちんちん舐めたいです……っ♡」


「ふふっ♪わかりましたわ、綾……っ♥それでは私は……くんくんっ♥す~っ♥けほっ♥このず~っしり精液が溜まった、たまたまの方を……じゅるるっ♥」


「んちゅっ♡んう゛ぇっ♡ケンイチくんっ♡もっと、いっぱいっ♡頭抑えて――んんん~っ♡んぼっ♡おぼっ♡ご、ぽぉ♡おおっ♡」


「ほらほらっ♥綾は激しくされるのがお好みだからぁ……も~っとガチイラマしていいのよ……っ♥」


 そこには――

 私の最愛の主人と、親友が犯されている姿だ。

 応接室のソファで大股を開いて、猿山ケンイチは”うっひょ~”と気色悪い声を上げている。沙姫様と綾は、彼の股の間に跪きながら、口を使って肉棒に奉仕をしているのだ。綾が肉棒をぐっぽりと咥え込んでいる光景。お淑やかで、物静かで、人前ではしたない姿を見せることはない彼女が――下品にぐぽぐぽと、詰まりの悪い排水溝のような水音を響かせて――、一方で沙姫様は、猿山ケンイチの陰嚢を口に咥えて、舌でもごもごと舐め回している。雄の金玉というのは、私にとって実物すら見たことがない代物。沙姫様を暴漢から守る際に、肘や膝や竹刀でそれを叩き潰したことはある。天条院家に仕える者にとって雄の陰嚢は「最大の急所にして、弱点であり、相手に一切の慈悲をかける必要がなければ真っ先に狙え」と言われているものであり――

 そんなものに――


「んふふっ♥こうして……ぐぽっ♥ぐぶっ♥た~っぷり金玉を舐めると……っ♥ケンイチ様の精子が濃くなるの……知っているんですわよ……っ♥」


 私の主人である、沙姫様が――

 床に膝を突きながら、うっとりとご奉仕をしているのだ。 

 やがて猿山ケンイチは射精が近づくのだろう。綾の頭を股間に押しつける――ばかりか、彼女の頭部を両足で抱きかかえる。喉の窒息を少しも考慮することがなく、ひたすら、自身の性欲を満たすためのポーズ。沙姫様は綾がいじめられていたとき、自分よりも年上の相手にも威風堂々と立ち向かっていったのに――今はうっとりと、目を細めて――ああ、まるでそれを「羨ましい」とでも思うように猿山ケンイチを見つめて――


”びゅるるるるる~~っ♡♥びゅるるっ♡♥どびゅどびゅ♡♥びゅ~っ♡♥”


 彼は――

 激しく身体を弾ませて、おそらく、射精をしたのだ。

 綾の喉に直接、「排泄」するような濃厚な射精。綾は精液に溺れて、肉棒が引き抜かれると同時に大きく咳き込む。ドロドロに汚れた肉棒は、私に嫌悪の感情しか抱かせないのだが――沙姫様は、慈しむように顔を寄せて、すんすんと亀頭の臭いを嗅ぎ――

 それから、肉棒を口に咥え込む。

 自身が仕える主人と、親友が陵辱されている光景。

 本来ならば、私は真っ先に部屋に踏み込む必要があった。 

 木刀で、不埒な暴漢者の首をへし折り――

 どんな叱責でも、沙姫様から受ける覚悟はあった。

 彼女達が洗脳されているのは、火を見るよりも明らかな事実。例え、沙姫様の下を去ることになろうとも、あのエロ猿に二人が弄ばれるよりはよっぽどマシだと――

 その覚悟があっての、判断なのだが――


「…………あっ?」


 私の身体は――

 どうしても、そこから動いてくれないのだ。

 身体の芯が「身体の動かし方」を忘れているような錯覚に陥る。沙姫様と綾が、いわゆる「お掃除フェラ」を熱心にしている光景に、手足が動かないのだ。


「……ふふっ♪凛さん?


 ……羨ましいんですか?」


 私の耳元で、誰かが囁く。

 最初は脳内の天使と悪魔の擬人化かと思ったのだが――

 どうやら、違うらしい。

 聞いたことがあるその声色は、確か、モ――


「ざ~んねん……っ♪今、何を考えていても……それは思い出せなくなりますから……っ♡


 ……ねっ、凛さん?


 あなたの大切なご主人様と、親友が……わっる~い男にたぶらかされているんですよ?


 きっと、騙されているんですよ……っ♪ちんぽがデッカくてぇ♡セックスが上手いだけの雄に、女の子が心まで許すわけないじゃないですか……っ♡


 ほらっ、凛さん?


 ……女の子がぁ……えっちな男の子退治するときの作法、わかってますよね……?


 ……ふふっ♡わかってないなら、た~っぷり教えて上げます……ッ♡まずは、押し倒して――それから――」


 耳元で、彼女が囁く言葉――

 ああ、そうか。私は今、猿山ケンイチの弱点を観察しているのだ。沙姫様と、綾を守るためには、軽率な行動をしてはいけない。処女である私が、彼を退治するためには、この屈辱を必死に我慢して――、二人が猿山ケンイチにご奉仕する姿をオカズに、オナニーで闘争心を燃やして――そして、後日、彼に勝たなければいけないのだと――

 考えながら、下着越しに膣を触っていると、耳元には既に誰もいなくなり――

 私は唾を飲み込んで、猿山ケンイチを必ずや討ち果たすために、自慰行為で、何度も何度も深い絶頂を迎えた。



――――



 猿山ケンイチは、今、天条院家の応接室に座っている。

 ふかふかのソファは座り心地が良く、目の前のガラステーブルには、指紋の跡一つとして存在しない。窓の外には天条院家自慢の庭が広がっており――

 ここだけまるで、日本ではなく異世界であるような気がして――

 猿山ケンイチの肉棒は、以前の快楽を思い出すのだ。

 九条凛を助け出すことになったのは――本当に、偶然の話。

 勿論、肉体での勝負で勝てるはずもないと思っていたのだが、相手は魔剣との精神世界における勝負。大勢の美少女とヤりまくっているヤリチン男が、まさか、メンタルバトルで負けるはずもないと安請負をして、凛の精神にダイブして、彼女を救い出したのだが――

 それに、天条院沙姫と藤崎綾は激しい感動を得たのだ。

 いつもの、モモにお膳立てをされた出来レースとは違い――猿山はともすれば、そこで命を落としていてもおかしくはなかったのだ。大勢の極上エロ雌をハーレムにした男の、根拠のない過剰な自信に寄るものであっても、沙姫と綾にとって「自分の大切な人」を守ってもらえたのは事実であり――

 だから、彼女達から愛情たっぷりのご奉仕セックスをお礼として頂戴したのだが――

 肉棒は応接室に来ると、その快楽を思い出してしまうのだ。

 股間を憤らせながら、猿山は自宅よりもリラックスして、ソファに深く腰掛ける。「ケンイチ様はぁ……思うがままに……♡おちんぽ様の赴くままに行動すればいいんですよ?」とモモが意味深に語った言葉の意図を考えながら、何かトラブルが起きるのを待っていると――


”どがっ!”


 と――

 勢いよく扉が開かれて――


「――動くな!動くと斬るぞ……っ!」


”どだんっ!”


 猿山は――

 ソファから引きずり下ろされて、床に押し倒されるのだ。 

 目の前にあるのは黒――黒?と思ってから、それが彼女のショーツであることに気が付く。下着で顔面を押し潰されながら、首には何か冷たいものが触れる。ぞわっと、全身に寒気が走るのは――それが自分の生命を脅かすものだと直感的に理解をするから。猿山は宇宙人の彼女達と、幾度となくトラブルに巻き込まれてきて、時には生命の危機が及ぶ瞬間もあったので――


「貴様……!沙姫様と綾に何をした……!」


 すぐに――

 九条凛が、自分の首筋に真剣を突きつけているのだと理解するのだ。

 勿論、本来であれば困惑をして、動揺をして、甲高い上擦った声で命乞いに走り、ともすれば失禁したのかもしれないが――

 モモから事前に「何かが起きること」は聞いているのだ。

 猿山ケンイチという雄にベタ惚れなモモは、まさかの危険すら許容することはなく――

 然らばこれも、彼女が描いた脚本の一部なわけであり――

 猿山は”すんすんっ♡”と、鼻を鳴らす。

 目の前にある九条凛の下着を嗅ぐそれに――「ひゃあっ!?」と彼女は慌てて、距離を取る。元より処女だとは思っていたが――今の反応で猿山は、目の前の少女が100%の生娘であることを確信する。

 毎日毎日――剣道の稽古を欠かさずに行い、天条院沙姫の従者兼護衛として自らを高めている少女。彼女は自分がどれだけ男子生徒に人気があるのかを、理解はしていない。黒髪ポニテに、凛としたすまし顔に――制服でも隠しきれない、豊満な巨乳だ。彼女のような女を、自身の恋人にしたいと思わない雄は存在するはずもなく――その乳房で肉棒を挟み込んでもらい、長い黒髪でシゴいてもらい、引き締まったふくらはぎにぶっかけたいと――

 大勢の雄共はシンプルな欲望を視姦と共にぶつけているのだが――

 彼女は、それらを「天条院家の財産目当ての下衆共」としか、認識していないのだ。

 頭の中にあるのはお花畑なのか。高校三年生、十八歳にもなろう女が、男の性欲を理解していないのは――最早、犯罪と言ってもいい。九条凛という女がどれほどエロいのか。彼らは当然、正攻法で戦うことはしない。真正面から言っても、三段突きをぶちかまされて終わり。沙姫を人質に取るか、あるいは媚薬や睡眠薬を盛るという、およそ日本においてはどうしたところで違法になる陵辱も――

 それで、九条凛の媚肉を貪れるならば、雄としては勝利なのだ。

 凛がどれだけ早く剣を振り下ろしたところで――猿山には、それを防ぐ案の百や二百が存在している。そのどれもが、自分の女頼りであるのは少し情けないのだが――

 それでも――


 猿山は、モモに全幅の信頼を置いているのだ。


「正直に答えれば、命までは取らない……っ!貴様!猿山ケンイチ!沙姫様と綾に、どんな卑劣な手で言い寄った!正直に言え!」


 凛は、猿山に真剣の切っ先を突きつけている。

 心臓が僅かに跳ねるのだが――

 彼女とて、状況を把握せずに暴挙に及ぶはずもない。

 考えるのは「嘘を吐いて適当に誤魔化す」か「全てを正直に伝えるか」であり──

 本来ならば、迷うことなく前者なのだが――

 モモが介在しているならば、後者が正解のはずだ。


”最初は、藤崎綾をカラオケボックスで犯した。とは言っても、非合意での強引な陵辱ではない。自分は綾の腰に腕を回して、太腿を撫でて、彼女の反応を伺った。雌のよっわ~い部分をスリスリと愛撫して、綾の身体は発情していた。勿論――勿論、綾が本気で抵抗をするのならば、途中で辞めたのだが――彼女は最後まで、自分の愛撫を受け入れた。初めてのセックスで、たっぷりと濃厚に舌を絡め合って、くちゅくちゅと泡立てた唾液を喉を鳴らして飲み込んで――そのまま、避妊具なしのちんぽで膣の最奥に射精をびゅーびゅーと何度も吐き出した。それは当然、紳士的に迫ったとは言いがたいが――少なくとも、この自由恋愛は綾の主人である沙姫に怒る権利があっても、同列である九条凛に叱責される道理はない”


”天条院沙姫に関しては、むしろ、彼女から色仕掛けを施してきたのだ。ララ・サタリン・デビルークに対抗意識を持っている彼女が、自分を自宅に招待して、様々な色仕掛けをしてきたのだ。だからおっぱいを揉みたいとお願いした。勿論、そこで沙姫が拒むのに乳を揉んでいれば、首を刎ねられるのも道理だが――沙姫はそれを許可した。互いに徐々に発情していき、ああ、沙姫のプライドを汚さないために”レイプ”ということにしたが、セックスは互いの合意の上。文句があるなら、沙姫に聞いてみればいい。たっぷりと絶頂をさせられた後で、ぐじょぐじょに濡れたまんこを、ぶっといちんぽで埋めて欲しくて――レイプという言い訳をもらった沙姫は、喜んで淫らに乱れたのだと言うから”


”綾と沙姫の二人を、自分のハーレム妻にすることは――凛には何も関係が無いだろう。彼女達は、猿山ケンイチという雄のちんぽから与えられる快楽に、何度も腰を砕けさせて、失禁をしているのだ。今では、学校の中でもちんぽを見せつければ、その場に跪いてしゃぶってくる。この一連の流れに、一つでも彼女達の意志を無視した強姦があれば、この首は叩き落としてもいいが――、一つとして、九条凛が怒るに足る理由はなく――更には、自分は地球の日本とかいう小さな島国の一夫一妻制度に収まる気はなく、銀河の支配者であるデビルーク星の一夫多妻ハーレム制度を導入しているから”


 と――


「……な、なにを……言っているんだ……?」


 猿山は、九条凛にペラペラとまくし立ててやるのだ。

 極上の美少女による”言葉責め”を、猿山は日夜受けてきているのだ。

 猿山の肉棒の隆起というのは、ハーレム妻達にとっては死活問題だ。いつでもどこでも、ムラムラすれば迫れるララやモモとは違い、ほとんどの彼女達には普段の立場がある。たまに時間が出来て、二人きりになり、猿山にキスをせがみながら交尾を懇願したところで――彼の金玉が空っぽになっていることは、日常茶飯事なのだ。

 里紗や涼子のような、経験豊富を匂わせる美少女達にとって、言葉責めはオプション追加なしの基本プレイのようなものであり――春菜やティアーユのような真面目な少女達も、必死に勉強をして、猿山の肉棒を硬くさせようとするのだ。そうした腹芸が苦手な唯やナナですら――猿山とえっちしたいのに、ちんちんが勃たないという屈辱を避けるためならば、言葉責めの一つや二つは安いものなのだろう。堅物で、ハレンチなことを許容しない、風紀委員美少女達に寄るチン媚び要素マシマシな言葉責めは、海綿体を直接指でほじくるよりも刺激的なものであり――

 そんな彼女達の言葉責めを経験すれば――


「ん……っ♡はぁ……っ♡き、貴様は……自分に非はないというのか……っ♡あ、あくまで、貴様のちん……ではなく!陰茎が、雌をいじめるのが得意すぎて……悪いと、言うのか……!?」


 九条凛のような、生娘一人――

 言葉だけで発情させることは、いとも容易いのだ。

 猿山は凛の前に、ゆっくりと歩を進めていく。

「と、止まれ!」と彼女の言葉も無視をして、しかし、反射的に真剣を振られることがないような緩慢な速度。凛は背後にじりじりと退いていくが、やがて壁に背中がぶつかり、止まり、それでも猿山は止まらず――


”どんっ♡”


「ひゃ……っ♡」


 壁ドンの体位で、彼女を見つめてやる。

 自分の、大して良好ではない猿顔も――

 凛にとっては「主人と親友が、ベロベロと犬のように舐めしゃぶって、私の方が愛しているとアピールするお顔」であるのだ。

 彼女達のような極上の美女は、自身の容姿が優れているが故のトラブルを幾つも経験している。故に、「他人を容姿で判断してはならない」という価値観を強めに抱いているのは――猿山にとっては好都合。

 目の前の雄が、自分の想像の遥か上空を越える――

”めちゃくちゃセックスの上手い雄”だと知って、凛は息を荒げているのだ。

 猿山は、彼女の腰に手を伸ばす。

 細くくびれているウエストには――しかし、しっかりとした筋肉がついている。

 制服のボタンの隙間から腹部に手を入れると、カチカチに割れた腹筋だ。毎日毎日、激しい鍛錬を積んで、お嬢様を守るために培ったそれは――

 猿山の肉棒を、きつく締め付けるためだけに扱われるのだ。

 腹部への愛撫から、猿山は手を上に伸ばしていく。


「あ……っ♡や、やめろ♡貴様……そこは……んんっ♡」


 猿山のお目当ては――


「……は、86センチの……Fカップ……だ……っ♡んっ♡こ、こら……っ♡なにを興奮してる……っ♡」


 九条凛の、豊満なデカパイだ。

 古手川唯と同レベルのバストサイズは――俗に言う”爆乳”というもの。

 以前はサラシを巻いていたと聞くが、今は、大人びた黒のブラジャー。乳房の谷間に指を”つぷり……っ♡”と埋めてやると、汗ばんだ肌が窮屈な締め付けで、それを歓迎してくる。

”危ないから、そのおもちゃをしまえ”と猿山は耳元で囁いてやる。

 凛は、今、強姦魔に襲われている状況だ。

 その状態で、唯一の武器である真剣を鞘に収めるはずもないのだが――


”しゃ…………っきん”


 と――

 凛は、大人しく真剣を仕舞い、猿山を睨み付けるのだ。

 噛み殺されかねない視線であるのに、今の凛は、猿山に抵抗をする気が一切ないのだ。逆の立場で、童貞男子が極上の美女に迫られると、一切の抵抗をしないのと同じだ。九条凛は、この男に身を委ねれば最高の快楽を与えてもらえると、雌の本能でどうしようもないほどに理解をしている。それが「天条院沙姫の恋人」であれば裏切りだし「天条院沙姫の身を狙う不埒者」であっても、彼女は膝蹴りで金的をするだろうが――

 猿山ケンイチは、天条院沙姫のハーレム夫なのだ。


 猿山は、彼女の耳元で囁いてやる。


”俺と、セックスをしろ――”


”もし、俺とセックスをして一時間我慢できたら、沙姫からも綾からも手を引いてやる”


「……今の言葉に、二言はないか?」


 凛は猿山を睨みながらも――

 乳首をブラジャー越しに”カリカリカリ”と引っかかれて、腰を前後にヘコヘコと無様に動かしているのだ。

「絶頂我慢」ならば、凛はきっと頷かないだろう。多くの雌を貪ってきて、手指に”手マンだこ”まで出来ている経験豊富な雄を前にすれば、自身の意志とも関わらずに潮を噴かせられるだろうが――

 どれだけ無様に、イき狂ったところで――

 最後に一言「屈していない」と言えば、それで凛の勝ちなのだ。

 猿山にとっては、余計に難易度が上がった状況。「イかなければ~」でも、あるいは今の凛のぐずぐずに蕩けた脳味噌ならば、それを受け入れたかも知れない。

 だが――

 九条凛を落とすならば、彼女の強い芯をボキッとへし折らねばならないのだ。

 毎日毎日、剣道に打ち込んできた彼女が鍛えてきたその心身を――自分のものにするための、猿山の提案。凛は少しばかりの余裕を見せて、猿山を見下している。勿論それは、彼女の胸に顔を埋めて、制服の上から乳首をペロペロと舐めているからなのだが――167センチと、女性にしては長身の九条凛は、精神力の勝負では負けるはずもないと確信を持っているのだろう。このすまし顔を、ぐじょぐじょに蕩けさせる興奮を抱きながら――同時に、万が一の敗北の予感も抱いて、猿山は股間をぶるぶると震わせた。



――――



”ばっちゅんっ♡にゅぶっ♡ぶっちゅ~っ♡ぐぼっ♡ぐぽっ♡ぶじゅるるるる~っ♡”


「おっ♡おっ♡わか、わかった♡わたしの、まけだっ♡す、すまなかった♡あや、あやまりゅ~……っ♡からぁ♡ゆ、ゆるして♡ゆるしてください……っ♡」


 九条凛は――


 今、猿山に背後からブチ犯されている。


 最初の十分で、既に勝負はついていた。

 猿山は、沙姫と綾に隠し撮りをさせて、普段の凛の自慰行為を把握していたのだ。彼女がどこで快楽を感じるのか、たっぷりと観察をして――更には、射精までの時間を延ばすために、沙姫と綾で軽く一発ずつ膣内射精をしてきたので、肉棒も余裕綽々であるのだ。

 極上の雌を何人も貪って手に入れた、ヤリチンの技巧が――

 今日まで、処女を貫いてきた九条凛に通用しないはずもないのだ。

 最初の十分で、彼女の乳首と膣に触れていないのに――既に凛は、腰砕けになっていた。彼女の腰を抱いて、体重を支えてやりながら、天条院家の廊下を歩いてやる。事情を知らない使用人が、猿山と凛を見つけて驚き、しかし「脅迫されているなら、九条凛が撥ね除けられないはずもなく――然らば、明らかに不釣り合いな猿顔だが、凛は恋人として認めているのだろう」と彼女達は、それをスルーするばかり。凛の尻穴に指をねじ込みながら向かったのは、天条院沙姫の私室であり――

 彼女のキングサイズのベッドに凛を押し倒して、後背位で肉棒をぶち込んだのだ。

”ぶちぶちぶち……っ♡”と処女膜を強引に破るその痛みは――普段から鍛錬をしている凛には、苦痛よりも快楽の方が激しかったに違いない。彼女の処女膜が、激しい剣道の運動で破れていなかったのは、今日、ここで猿山にそれを捧げるためのものだ。運命的なものを感じて、後背位で凛をぶち犯して、何度も何度も腰を振りながら乳房を愛撫して――


 約束の一時間はとっくに過ぎて、今は三時間目だ。


”おっ、また出すぞ……っ!”と猿山は低い声で、凛の耳元に囁いてやる。「あっ♡いいぞっ♡だして♡だして、くれっ♡やっ♡そこ♡まだ、あさい……っ♡」と、凛が言うとおりにわざと腰を引いて、子宮口と亀頭の距離を開けてやる。彼女は四つん這いになったまま、背中の曲線美を更に強めて、臀部を股間に押しつけてくる。”ぐりぐりぐり~っ♡”と彼女の尻は淫らに振られて、猿山も限界を迎えて――


”びゅるるるるる~~っ♡♡びゅるるるっ♡どびゅどびゅっ♡びゅ~っ♡”


「あぐ~……っ♡あっ♡あっ♡……はぁ♡はぁ♡……んんっ♡」


 凛の膣内で、肉棒は激しく脈動をする。

 愛情たっぷりに肉棒に絡みつく膣ひだは、腰を引いても簡単に肉棒を抜かせてくれない。

”にゅ~…………っぷんっ♡”と、処女の膣肉に挿入するときよりもキツキツの締め付けで、名残惜しむように肉棒を追いかけて――


「……んっ♡まだ……こんなに……っ♡」


 猿山は――

 凛の膣圧で、外れかけた避妊具を弄ぶのだ。

 彼女は、このたった三時間の間に雌の作法を理解するようになった。

 四つん這いで、猿山の肉棒の先っちょに唇を近づけて――ゴムを咥える。手を使わずに、口だけで避妊具を外した後は、それを咥えて猿山に差し出してくる。飼い犬が”とってこい”をした後で、主人からのなでなでを褒美として求めるような姿。猿山は凛の口からゴムを取り、彼女の頭を撫でる。さらさらで艶やかな黒髪も、汗と体液で今はベトベト。それでも、凛が嬉しそうに猿山を見上げているので――雄としては、これ以上にない征服感だ。


 九条凛という女は、常に抑圧された人生を歩んできた。


 彼女の父親の九条戒の、更にその前から天条院家に仕えることが定められていたのだ。あるいは、「この世に生を受けた意味」が、九条家が天条院家に仕える為の血筋を絶やさないため、であるのかもしれない。

 普通の女子高生が、普通に経験できることを――

 九条凛は、何も触れずに生きてきたのだ。

 それはまるで、数多の品種改良と調教を繰り返した、ペット用の小型犬が――人間に依存しなければ、野生では生きていけないのと同じだろう。”九条凛という女”は「それでいい」と思っていても――”九条凛という雌”は、違う。彼女は自分の身体も、乳房も、臀部も、子宮も――いずれは天条院家の遠縁の男と、適当にお見合い結婚させられて、捧げるためのものだと人生を諦めていたのに――

「お前の主人ごと、俺様が愛してやるよ」と宣言を出来る、強靱な雄に愛されてしまったのだ。

「主人に仇なす者」に敵対するために――、十八年間、最早洗脳とも呼べる教育を受けてきたのだ。そんな彼女が処女膜を破られて、自分の知らない快楽で脳味噌を蕩かされてしまい――「ああ、この人が新たなご主人様なのだ」と認識してしまえば――


”つつつ~~……っ♡”


「ん……っ♡あむっ♡れろぉ……♡もきゅもきゅ……っ♡よだれも、ほしい……っ♡んっ♡んちゅ……っ♡」


 コンドームの中にたっぷりと溜まった精液を、舌を伸ばして受け止めて――

 更には、そこに唾液まで要求する、欲しがりな雌犬の完成なのだ。

 凛は猿山の精液と唾液をミックスしたそれを、もぐもぐと咀嚼している。こってりと濃ゆいそれは、簡単に嚥下することが出来ないのだろう。彼女は猿山の瞳を見つめながら、何度も何度も咀嚼を繰り返す。「歯は剣士の命だから」と語っていた、真っ白で整った歯列を思い出し――それが、自分の数億匹の分身をすり潰している状況と――更には、タンパク質となり、凛の肥沃な肉体に更に媚肉を付け加える状況に猿山は興奮を抱き――

”ごっきゅんっ♡”と、凛が喉を鳴らして精液を飲み込んで、口を開けて、舌を伸ばして、空っぽになったそれを見せびらかしてくるので――


”くちゅり……っ♡”


「あ……っ♡」


 猿山は――

 凛の秘部に、亀頭を触れさせる。

 五発の射精を終えても、猿山の肉棒はまだガチガチであり――

 一方で、凛の膣肉はぐじゅぐじゅに蕩けているのだ。

 猿山のハーレム妻達は、なんだかんだと文句を言いながらも、モモと涼子とティアーユが作った「自然成分由来の避妊薬」を服用している。ボテ腹セックスや子作りセックスは確かに楽しいのだが、まだまだ、猿山は高校生活を楽しみたいのだ。

 本気で孕ませたくなったら、いつでも孕ませられるが故の贅沢避妊プレイなのだが――


「……さ、先ほども言いましたが……ケンイチ様……っ♡


 今日は……その……は、はいらんびで……っ♡」


 ベッドの上で、顔を”か~っ♡”と真っ赤に染めながら――

 凛は、猿山から視線を逸らして囁くのだ。

”ぬちゅりっ♡”と、亀頭で軽く秘部を撫でる。

 ただのそれだけで、凛は身体をびくっと弾ませる。敵対をする相手に対しては、殺意のこもった視線で睨んでも――今の猿山ケンイチは「凛が、命をかけてでもお守りしたいご主人様――の、ご主人様」であるのだ。彼女は腰を引きながら、必死に肉棒から逃げようとするのだが――

 その理由が、抱腹絶倒なものであり――


「……わ、わたしは……その……♡


 沙姫様が……まだ、孕んでいないのに……ケンイチ様の寵愛というのは……ひゃっ♡」


 彼女は――

 沙姫への忠義心が故に、孕ませセックスを拒んでいるのだ。

 沙姫と綾が孕んでいないのは、猿山の気まぐれによるもの。彼女達のボテ腹を体験したい思いもあるが、それ以上に、スタイル抜群の彼女達と極上の快楽を追求したいのだ。だからこそ、まだ種付け交尾をしていないだけであり――いつかは「誰が最初に孕んだんだっけ?」というのも、曖昧になるほどにたっぷりと種を注ぎ込んでやるつもりなのに――

 ご主人様が孕んでいないのに、という理由だけで――

 凛は、忠義心たっぷりに種付けセックスを拒否してくるのだ。

 クソ、この女――雄をどこまで苛立たせるんだ――

 と、猿山は強引に肉棒を膣口に押し込んでいく。

 雌の膣というのは、そもそもが雄の肉棒を咥え込む為だけに、神様がデザインをしたのだ。何度も深い絶頂を迎えて、腰砕けになった凛に抵抗が出来るはずもない。正常位の体位で、凛の足首を掴み、”がっばぁ~っ♡”と大股を開かせて、そして――


”にゅぷぷぷぷぷ~~~っ♡♡♡”


「おおお~……っ♡けんいち……さまぁ……っ♡だ、だめ……っ♡はらませるのは……まだ、きんし、です……っ♡さきさま、を♡はらませてから♡では、ないとぉ……っ♡」


 九条凛の膣内に、肉棒を挿入してやるのだ。

 胸元で手を”ぎゅ~っ♡”と握っている凛は、さながら、子供が甘えているような仕草。猿山は、彼女を押し潰すように抱きしめてやり――キスを何度も繰り返す。凛の真っ赤で小ぶりな舌肉に”じゅるるる~っ♡”と吸い付いてやり、彼女の掌を掴む。

 五指を絡め合わせた恋人繋ぎに、凛は夢中になり――

 すぐに、両足を猿山の背中に抱え込んでくるのだ。


「んっ♡あっ♡いい、のかっ♡ほんとに♡さき、さまのことも……んちゅっ♡あむっ♡れろれろれろ~……っ♡そ、そうか……っ♡わたしたちを、みんな……はらませて、くれるんだな……っ♡


 ……ああ、もちろんだ……っ♡


 いつか……はなればなれになると、おもっていたんだ……っ♡さきさまは、ひとりぼっちだから……っ♡でも、わたしも、さきさまも、あやも……っ♡みんなで、きさまのよめになるのなら……っ♡ふふっ♡


 ……ああっ♡わかった♡


 くじょうりんも……きさまのはーれむけいかくに……いれてくれ……っ♡」


 凛は、猿山の耳元で囁いてくるので――

 海綿体に血流が一気に流れ込み”ばちゅっ♡ぶぢゅっ♡”と猿山のピストンは、いきなりラストスパートを迎える。

 宇宙最強の金色の闇と、地球最強の九条凛の二人の雌を、自分専用の護衛に出来るという贅沢。それも――凛は敵対者を葬るタイプではなく、むしろ、凶弾を庇って自らが犠牲になるタイプなのだ。就寝するときには枕元まで付いてきて、正座で一睡もせずに警戒をしてくれる美少女。それでいて、極上のたぷたぷ86センチFカップをぶら下げて、ちんちんが勃起して寝れないと甘えれば、全身の媚肉を使った甘々忠犬ご奉仕ですっきりさせてくれるに違いない――

 そんな美少女が、今、排卵日の子宮に――

 だいしゅきホールドで、猿山を受け入れてくれるのだ。

 鼻の穴をぷっくらと膨らませて、猿山は息を荒げて腰をピストンしていく。甘い嬌声を響かせて、凛は、猿山の顔にベロベロと舌を這わせてくる。飼い主のことが大好きでたまらない、飼い犬のように、べろべろと舐めしゃぶるそれに――

 負けてたまるかと、猿山も凛の美少女面に舌を這わせていく。

 互いの顔が唾液塗れになり、雄と雌の濃厚なフェロモンをムワムワと漂わせて行く状況。何十回と絶頂を迎えたのに、未だに膣の中身が空っぽな凛の膣肉は、普段の避妊具なしセックスでは絶対に味わえない新鮮な経験であり、彼女が足の指の一本一本までを”ぴ~んっ♡”と伸ばしながら「んんん~~っ♡」と絶頂を迎えると同時に――

 膣肉が”むっぎゅ~~~っ♡”と締め付けてきて――


”びゅるるるるる~~~っ♡びゅるるるっ♡どびゅどびゅっ♡びゅ~っ♡びゅっくんっ♡”


”びゅ~~っ♡びゅるるるっ♡どびゅ~……っ♡びゅ~っ♡びゅくびゅくっ♡”


”びゅ~……っ♡びゅるるっ♡びゅっくんっ♡びゅ~っ♡”


”…………っ♡♡♡”


 猿山は、九条凛の膣内に射精した。

 彼女の子宮口に亀頭を押しつけて、そこを支点に体重を支えて”ぐりぐり~っ♡”と肉棒を擦りつけるのだ。腹の中の卵に、誰がパパかを教え込ませるようなそれに――凛は、両手両足を絡めただいしゅきホールドで応える。互いの視線が合うと――どちらからともなく、舌を伸ばして唾液を交換し合う。耳元で九条凛に「好き……好きだ……愛しているぞ、ケンイチ様……っ♡」と囁かれると、雄の肉棒はそれだけで激しく隆起をするのだ。

 天条院家が誇る三人の美少女――

 昔、自分がオナペットにしていた彼女達が、完全に一匹の雄に屈服して、ハーレム計画に賛同した状況。雄の自尊心も最大まで満たされて――猿山の肉棒は、当然のように硬く隆起する。「あの……次は、私が動いてもいいだろうか……?」と凛は、猿山に負担をかけない手繋ぎ騎乗位セックスを提案してくるので――猿山はその場で仰向けに寝転がり、頭の後ろで手を組んで、凛が豊満な86センチFカップをぶるぶると揺らしながら、雄に媚びてご奉仕をする光景を堪能した。



――――



”じゅるるるる……っ♡ぶちゅっ♡れろぉ~っ♡はむっ♡むちゅっ♡”


「ふふっ♪随分と盛り上がっているみたいね……っ♥この彩南祭クイーンの、天条院沙姫がいなくなる来年以降も大丈夫そうね……っ♪これなら、安心して卒業できるわねっ♥そう思うでしょ、凛?」


「はいっ♡……それに、来年もケンイチ様がいらっしゃいますからっ♡」


「♪彩南OGとして見に来るわよっ♥……あら?なぁに、そのお顔……ふふっ♪


 そんなに……ケーキが食べたいのかしら……?」


 彩南高校は学園祭を迎えて――

 教室の外では、盛況に賑わっている。

 一方で猿山が通されたのは、空き教室。内側から鍵がかかっているとは言え、一歩廊下を出た先には、事情を知らない彩南校生や保護者達がウロウロしているのだ。

 背徳感を感じながら猿山は椅子に座り――


”ぐぽっ♡ぐぽっ♡じゅるるるる~っ♡ぶちゅっ♡れろぉ♡”


 愛情たっぷりに、フェラチオ奉仕をしている藤崎綾を見下ろす。

 丸眼鏡を外した彼女が、美少女面をさらけ出して雄の肉棒を咥え込んでいる姿。素顔を晒せば、すぐに男に口説かれかねないので、普段は眼鏡を着用するように命令をしているのだが――

 自分だけが独占できる綾の美少女顔が、雄の肉棒を咥えて歪んでいるのは、たまらない独占欲だ。


「ほらほらっ♥ご主人様?……


 フランボーワーズムースですのよ……め・し・あ・が・れっ♪」


 天条院沙姫は――

 今、黒が生えるボンテージを着用している。

 谷間と腹部が丸出しになっているそれは、女王様にのみ着ることが許された衣装であり――

 沙姫は、自身の谷間にケーキを挟み込んでいるのだ。

 食べ物を粗末にするなという苦情や文句は――沙姫の谷間という、極上の雌フェロモンが漂うそこの匂いを嗅いだことがない雄のやっかみだ。猿山に向けて前屈みになり、谷間を強調しながらケーキを見せつける姿。弾力のあるケーキは、乳房の形にそれを歪めるので――


”ぶっじゅ~~~っ♥ぐちゃっ♥むちゅっ♥ばぐばぐ♥”


「んん~……っ♥あっ♥はぁ……はげ、しい……っ♥」


 猿山は、沙姫の谷間のケーキにむしゃぶりつくのだ。

 顔面をケーキでぐちょぐちょに汚しながら、敢えて、ぐちゃぐちゃと咀嚼音を響かせて――沙姫の乳房ごとケーキを食べてやるのだ。彼女は自身の色仕掛けを遥かに超越した、逞しい雄をアピールされて、即座に発情状態。男を手玉に取るべき女王様が、今、弄ばれている状況で――


「……ケンイチ様?ミルクで、よろしかったですか?」


 九条凛は――

 メイド服の隙間から、乳房をさらけ出すのだ。

 赤子を持った母親が、ぐずる我が子にいつでもお食事を提供できるようにした――授乳服の役割も持っているメイド服だ。制服よりも袴が似合うような九条凛が、今はふりっふりのメイド服から、86センチFカップを”ぽろんっ♡”と取り出している光景。乳房がパンパンに張り詰めていて、柔らかさよりも硬さが感じられそうなそれは、ララの発明品であり――


「ほら……っ♡お口、開けて……んんっ♡」


”ぶじゅ~……っ♡ぼどっ♡どぼっ♡たぷっ♡ぶじゅる……っ♡”


 九条凛の乳房から――

 濃度が濃く、味も芳醇な母乳が溢れてくるのだ。

 唇を窄めて乳首を吸い、ちゅぱちゅぱとミルクを堪能しながら――顔面を沙姫の谷間に挟み込まれて、ケーキまみれにしてもらえる贅沢。股間では、綾がフェラチオの勢いを緩めて”れぇ~……っ♡れるれるれる……っ♡”と亀頭舐めに専念している。竿をシゴかなければ絶頂が出来ない訳であり、猿山は三人のご奉仕を受けてご満悦。この後、ララ達のアニマル喫茶で、動物セックスをする約束があったことも忘れて、猿山の肉棒は憤り――


「きゃっ♪……ふふっ♥わかりました……ケンイチ様……っ♥」


「んちゅ……れろぉ……っ♡これで……んっ♡いいですか……?」


「ほら……っ♡最初は当然……沙姫様からだぞ、ケンイチ様……っ♡」


 三人の美少女が――

 机に手をついて、尻を突き出してくるのだ。

 極上のエロ雌が三匹――

 膣を濡らしながら、尻をふりふりと振ってくるのだ。

 日本どころか、世界的な大企業を多く束ねている天条院家が誇る、極上の三匹。この三人に惚れられる雄が、次期地球の支配者だと言っても過言ではないだろう。天条院家に媚びを売り、どうにか支配してやりたいと思い――彼女達を「一人の女」ではなく「金のなる木」として見ている、クズ野郎には決して渡すわけには行かず――

「地球みたいな小さな星で、覇権を争って何になるんだw」と嘲笑できるような、宇宙の王だけに──

 天条院沙姫と、藤崎綾と、九条凛を孕ませる権利が与えられるのだ。

 凛の言葉通りに、猿山は真ん中の沙姫の尻を鷲掴みにして――


”ぬ…………っぷぷぷんっ♥♥♥”


「おお……っ♥ほぉ~……っ♥」


 沙姫の膣に、肉棒を挿入してやる。

 激しく腰を叩きつけると、柔らかな尻に振動が響いて、ピストン音が激しく鳴り響く。廊下を歩いている彼らが、不審に思うには十分すぎる代物。ララやモモの台頭によって、天条院沙姫は一時期ほどの絶対的オナペット扱いではなくなったが――

 それにしたって、未だに男子生徒の圧倒的な人気を誇っており――

 そんな女が、一匹の猿に肉棒を打ち付けられて、淫らに喘いでいる姿を見られれば――全ての終わりだ。

 それなのに――この雌は、ボンテージ姿で、ケーキと一緒に谷間を貪られて激しく興奮したのだろう。膣は”ぎゅ~っ♥”と、甘えるように肉棒を締め付けてくる。女王様気質の彼女には相応しくない、ギチギチの子供まんこをたっぷりと堪能して――


「ひゃあ……っ♡」


「んんっ♡ケンイチ様……あっ♡」


 猿山は、両手を伸ばして――

 綾と凛の膣に、指を挿入してやる。

 極上のお嬢様をバックでハメ潰しながら――両手の指は、二人の従者の膣肉をむしゃぶるのだ。どろどろで、とろとろで、ぬめぬめな綾と凛の膣肉。優しい締め付けで肉棒を甘やかす綾と、窮屈な締め付けで搾精をしてくる凛の膣の違いを堪能しながら――お嬢様のふかふかまんこに腰を打ち付けるのだ。文字どおり、世界の全てを手にしながらの激しいピストンは、すぐに限界を迎えて、沙姫が学校中に響き渡りそうな嬌声を奏でて、絶頂を迎えて、膣肉が肉棒を締め付けると同時に――


”びゅるるるる~~~っ♥びゅるるるっ♥どびゅどびゅ♥びゅ~っ♥”


”びゅくびゅくっ♥びゅ~っ♥びゅっくんっ♥どぶっ♥びゅるるるっ♥”


”びゅ~……っ♥びゅくんっ♥びゅっ♥どびゅっ♥……ぶぴゅ~……っ♥”


”…………っ♥♥♥”


 猿山は――

 天条院沙姫の膣内に、射精した。

 上体をのけぞらせて、快楽に喘ぎながらの激しい射精であり――肉棒を引き抜いて、また椅子に腰掛けると、三人の美少女は跪いて猿山の肉棒にしゃぶりついてくる。お嬢様と、その付き人二人による丁寧なお掃除フェラ。天条院家が誇る三人の美少女に、猿山はオナペット時代から妄想していた、全ての妄想をぶつけることが出来るのだと思うと――興奮が高まり――九条凛の母乳を吸いながら、藤崎綾に膣内射精をしてやり――天条院沙姫に肛門を舐めさせながら、九条凛の肛門に射精してやった。



Comments

谷澤晴夫

ガンガンに責められて堕ちる九条凛が最高でした。そして、強気の態度からの安心の即堕ちで、種付けされてからの母乳もエロかったです。

wws2jsh7

ありがとうございます!この女達ほんとまとめて娶って孕ませるのが王の役割ですわね

yuha

やっぱり強気な美人がチン負けして屈服していく様は至福の光景ですね… 遺伝子的に劣るはずの相手にぐちゃぐちゃになるまで堕とされるのは最高です…

wws2jsh7

ありがとうございます!猿山の発情顔と美少女の発情顔、相性最高