Home Artists Posts Import Register

Content

「我が友よ……魔都の輝きを一望しながら供物を捧げられる栄誉は誇らしく思うが……些か、その代償は大きかったのではないか?(プロデューサー……夜景を眺めながらレストランのディナーなんて最高だけど……あの、高かったんじゃない?大丈夫?」


「ふふっ♪安心したまえ蘭子……っ♪キミは詳しくないかもしれないが……こういうのは経費で落ちる……というやつだろう?……えっ?違う?……そ、それならそうと先に言ってくれないと!」


 あなたの目の前では――

 今、二人の美少女が狼狽している。


 夜景が一望出来るレストランは高級な代物であり――

 そこを貸し切りにするというのは、並大抵の金額では不可能だ。

 勿論、彼女達はトップアイドル――

 それも、世界規模でのトップアイドル達だ。

「レストランを三日三晩貸し切って、そこでPVを撮影したい」と言えば、むしろレストラン側は借金をしてでも貸し出すだろうし――その借金を遙かに上回る「あそこのレストラン、ダークイルミネイトのPV撮影に使われたんだって」という新規の客を生み出すことだろう。 

 だが、これはあなたのプライベート。

 元より、彼女達のような世界規模のトップアイドルをプロデュースする身として、月給こそ通常よりかなり高い程度に抑えられていたのだが――年に二回の賞与では、あなたはあまりにも多くの金額を受け取っていたのだ。「君なりの税金対策もあるだろうから、振り込むより手渡しの方がいいだろう」と、社長室でアタッシュケースを二個もらい、パンパンに一万円札が詰まっているそれは――

 およそ、あなたという一凡人には考えられない代物だ。

 普通に考えれば、一会社員にその金額はありえないのだが――


 あなたは、二人の美少女のプロデューサーなのだ。


 分業制であり、ボーカルやビジュアルではそれぞれ、日本トップと呼ばれる人間達がチームを組んで、日夜彼女達のプロデュース方針を巡っている。方向性の違いがあれば、流血沙汰になって救急車まで事務所にやってくるほどに熱が高まっているのは――

 そのプロデュース相手が、その熱に見合うほどの高いレベルを誇っているからだ。

 総理大臣よりも高い知名度を誇り、世界の二百近い国で最も有名な日本人に選ばれた二人。個性が強すぎる二人は、オーディションの時点では落選が決まっていたのだが、あなたはその才能を見いだして――というのが、二人と、事務所があなたに感謝をしている理由。あなたが「新しい事務所を設立するから、ついてこい」と言えば二人は一目散に駆けだしていき「やれ、あの二人がいる上にスタッフが少ないならば、美味しい思いが出来るぞ」とチームがまるごと移籍しかねないわけで――

 そうなれば事務所の屋台骨は、どうしようもないほどに傾くのだ。

 勿論――

 あなたへの評価は、過剰もいいところ。

 彼女達は元々の才能が十分にあったので、トップアイドルに輝いたのだ。自分が介在する余地はなかった――と事実を語れば語るほど「いやあ、優秀な人間は謙遜も凄いなあ」と良いように思われるのが実情。

 二人のおかげで稼いだ圧倒的な報酬は、本来いただく分だけをこっそり抜いて、後は全部還元しなくてはならないと――高級レストランを貸し切りにしたのだが──


「それにしても……嬉しいなあ♪最近、プロデューサーと一緒にいる時間が少ないから……っ♪


 ボクのために……こんな素敵な誕生日パーティーを開いてくれるだなんて……っ♪」


 目の前の彼女達は、今、ともに20歳だ。

 あなたと出会ったのが14歳だったので、それから六年が経過したことになる。一人は四月生まれだが――もう一人は二月生まれ。20歳になって飲酒が可能になるのは、成人式の後の出来事であり――


「ふふっ♪それにしても……このシャンパンというのは素敵だね……っ♪ボクもすっかりと……酔ってしまったよ……っ♡」


「ふむ……魔王の血も我にとっては聖水同然……ま、まあ……僅かばかり、闇に生きる我にとっては聖なる浄化を感じるが……それもまた一興よ……っ♥(うん、ワインもすっごく美味しい……で、でもちょっと渋いけど……これが大人の味なんですよね?)」


 二人の少女――

 二宮飛鳥と神崎蘭子は、今、ドレス姿であなたの目の前だ。

 貸し切りのレストランで、彼女達は頬を火照らせながらあなたを見つめている。「我が同胞の生誕祭まで、禁断の誘惑には耐えきってみせよう(飛鳥ちゃんの誕生日まで、お酒を飲むの我慢するね)」と蘭子は言っていたので、二人がともに、今日が初めての飲酒なのだ。

 自分達の容量を知らないので、彼女達は簡単にグラスを口に運ぶのだが――

 どうやら幸い、二人ともアルコールには強い体質であるらしい。

 彼女達が二十歳になるまで、世界中の酒造メーカーがどれだけ我慢していたのか、二人は知らない。最終的に二人のお伺いを立てて、許可を得るのはあなたの役割。大手は元より、中小メーカーですら「彼女達が、メディアの前で初めて飲むお酒がうちの商品」であれば、莫大なスポンサー料をぶち込んでも十分に元を取る算段が取れるので、分不相応にダークイルミネイトにCMの依頼を出してきているのだ。

 だが――


 その、金額にすれば数億円分のある「二宮飛鳥と神崎蘭子の初めてのほろ酔い」を――


「ほらっ、プロデューサー……っ♪キミも飲んでるかい?」


「ふふっ……我が友よ……お望みとあらば、我らが娼婦の真似事をしてやってもよいぞ?(ねっ、プロデューサー……キャバクラごっこしようよ~っ♪)」


 彼女達は、あなたに捧げることを選んだのだ。

 二人の少女は椅子を動かして、あなたの隣に腰掛ける。

 通常であらばマナー違反なそれも、貸し切りをしているので問題はない。

 飛鳥と蘭子、二人の美少女があなたの隣に腰掛けて――

 あなたの空になったグラスに、高級シャンパンを注いでくれる。

 あなたの視線は――

 当然、二人の胸元の谷間に向く。


 元々、二宮飛鳥と神崎蘭子は、可愛らしい女の子だった。 

 飛鳥は身体の起伏に乏しい傾向があり――蘭子も乳房が大きかったが、それは飽くまで「14歳」としてのサイズ感だ。胸が張って痛く、周りの女子よりもワンカップ大きいブラジャーを着用して、男子の視線に脅えなければいけない存在であったが――

 飽くまで、その程度に過ぎなかった。

 だが――

 あなたの肉棒は、14歳の彼女達を幾度となくぶち犯したのだ。

 デビューをして、即座にトップアイドルに輝いた二人の美少女が――あなたの耳元で、ぽしょぽしょと誘惑の囁きをしてくるのだ。極上の雌二匹は、あなたのことがたまらなく大好きで――膣をとろとろに濡らして、あなたの指でまんこ肉をほじらせてくるのだ。毎日のように、あなたのボールペンや、脱ぎ捨てたワイシャツや、椅子の座面で自慰行為をする動画を送りつけてきて――挙げ句には、合鍵を作ってあなたの部屋に潜り込み、洗面所のパンツを嗅ぎながら膣をくちゅくちゅとかき混ぜる姿を動画で見せつけてくる。エロ猫二匹にはお仕置きが必要であると、あなたは二人のことをぶち犯して――

 そうすると、二宮飛鳥と神崎蘭子を性奴隷に出来る誘惑に、勝てるはずもないのだ。

 まだ今よりも人が少なかった事務所で、机の下で神崎蘭子に肉棒をしゃぶらせることも――撮影終わりに、地下駐車場の車の中で飛鳥にアナルを舐めさせることも――彼女達は嫌がるどころか「ああ、なんて嬉しいんだ……っ♥♡」と喜びを湛えながらご奉仕をしてくれるのだ。一日、ヘトヘトになるまで疲れてお家に帰れば、14歳のお嫁さん二匹が裸エプロンで待ち構えてくれるのだ。あなたの靴下を、土下座しながら口を使って脱がせて――その間に、反対側の彼女は「これでも食べてて」程度の気安いノリで、自身の膣に指を挿入させて手マンを堪能させるのだ。風呂に入れば、彼女達は「あなたの汗の匂い」がお湯で流れるのを嫌がって、全身の汚れや皮脂を唇で拭い落として――お食事は、彼女達が咀嚼して甘い唾液まみれになったものを口移し。ベッドに入れば、ご奉仕が大好きなお嫁さん二匹は、あなた専用の雌犬となり――肉棒がバッキバキである限りは、14歳のぴちぴちで若い媚肉を使ってご奉仕をしてくれて――あなたの小便ですら、喉を鳴らしてごきゅごきゅと飲み込んでくれるような――

 二宮飛鳥と神崎蘭子の、そのご奉仕に理性で勝てる雄が一人でもいるのならば、逆に教えて欲しいのだ。

 何度も何度も、彼女達の肉体の成長を無視して性的行為を繰り返しまくった結果――

 脳内の女性ホルモンは、限度を超えて放出されまくったのだ。

 彼女達の乳房と臀部は圧倒的な大きさに膨らんでいき――


 二宮飛鳥が、110センチのMカップ――

 神崎蘭子が、107センチのLカップなのだ。


「……ふふっ♪どうしたのかな?……ほらっ、グラスが空になっているじゃないか……っ♡」


「むぅ~……っ♥我が友は……豊満な果実を主食とする星の生まれか?(プロデューサーの、おっぱい星人……)」


 二人はあなたの視線が谷間に行くのを、不快とせず――

 それどころか、ドレスの生地が伸びることもお構いなしに、胸元を人差し指で引っ張って――谷間を見せつけてくるのだ。

「飛鳥の誕生日会」のためだけに、海外の一流デザイナーに特注させた二人のドレス。「いやこれ、スリーサイズ間違ってない?」とデザイナーから確認されたほどの規格外の肢体。彼女達が17歳のときに全身測定をした3Dデータを、ウイルスを踏んで流出させた企業は、数億円ほどの損害賠償を請求されて――しかも裁判所がそれを認めてしまうほどの影響力であり――

 それを、飛鳥と蘭子はあなたに捧げているのだ。

 このデカパイで果たして、幾度精液を搾り取られたことか。彼女達はあなたが、自分達の乳肉に骨抜きになっていることを理解して、生意気な態度を見せつけてくるのだ。極上の美少女二匹が、指わっかに舌を通して、エアフェラをしながら――あなたの太腿を優しく撫で回してくる手付き。いつの間にか、店内はすっかりとおっぱいパブになっていたようで、あなたはそれを揉みしだいてやりたくもあったが――


 今日は――


 本当に、大事な日なのだ。


「14歳だったボクらをレイプしちゃった、お猿さん」がその誘惑で屈しないことが、二人には不思議だったのだろう。

 あなたは――


「……わっ!?キ、キミ……それって……あ、あれ、だよね?」


「わ、我が友……ついに……ついに……っ!?」


 ポケットから、指輪ケースを取り出したのだ。


 ――それは、プロポーズに絶対に必要なものであり――


 あなたには、どうしようもない誤算があった。


 高級レストランの貸し切りの予算は問題なかったのだが――スケジュールには大きな問題があった。飛鳥が20歳になる誕生日には、当然、蘭子もとっくに20歳。二人が大人になった日に、というスケジュールは今更動かすことが出来ず――

 一方で、指輪を制作するのには多大な時間を要したのだ。 

 大金を積んでも、依頼した超一流デザイナーのやる気が起きなければ意味は無いのだ。「神崎蘭子と二宮飛鳥の」を引き合いに出せば、もしかしたらやる気が出たのかもしれないが、その情報は絶対に伏せなければいけない。あなたは「どこかの宝くじ成金が、飛鳥ちゃんと蘭子ちゃんをお嫁さんにしたらという設定で指輪を作って欲しい」という依頼をすることしか出来ず――

 そうなれば、デザイナー側のやる気も起きなかったようで――


「……ふむっ♡一つしか……指輪がないね……っ♡」


「わ、我が友……まさか、我が盟友と骨肉の争いを繰り広げろと……っ!?」


 あなたが用意できた婚約指輪は、一つだけ。

 勿論、指輪が二つ出揃うまで待つという選択肢もあったのだが――「飛鳥の20歳の誕生日」よりもキリのいいタイミングはないし、何より、あなた自身が二人を初めて抱いて14歳のきつきつまんこの処女膜をぶちぶち破った瞬間から「二人が20歳になったら、即座にプロポーズをする」と決めていたので――このタイミングの他になく――


 あなたは――


”指輪が二つ出来上がったら、プロポーズをするから”と宣言をするのだ。


 それが実質的なプロポーズではあるのだが、融通が利かないあなたの脳味噌は「雄としてのアピール」と「飛鳥と蘭子が、億が一にも他の男に靡かないように」と、宣言をする他にないのだ。

 二人の少女は、瞳を爛々と輝かせている。

 あなたが「日本の法律」よりも「二人の幸せ」を上に置いてくれたことが、たまらなく嬉しいのだろう。一夫一妻制度の国では絶対に認められない三人でのハーレム婚だが――しかしそれは、結局のところ個人の自由であるのだ。籍を入れずとも子供を出産することは出来るし――、二人の子供を認知することも出来る。飛鳥と蘭子にとっては、くだらない戸籍の記録よりも、あなたからの愛情の方が嬉しいわけであり――

 だから当然、それを受け入れてくれると思っていたのだが――


「……蘭子っ♡奇しくも……ボクらは同じ考えのようだね……っ♡」


「我が同胞よ……手加減無用ぞ……っ!」


「わかったかい、キミ?……ボクたちはね、嗚呼、どうしようもないほどに――


 キミの一番になりたいんだ……っ♡」


「我が友のほとばしる獣欲を満たし……贄としてより相応しきものを……娶れば良いだけの話……くっくっく……っ♥(プロデューサーのこと……お嫁さんとして満足させられた方が一番ですよ……ふふっ♥)」


 二人の少女は――

 あなたを挟んで、バチバチと視線をぶつけ合わせるのだ。 

 あなたにとってはどちらも共に、これ以上にない”一番”であるのだが――妻として娶られる二人にはまた、違った感情らしい。勿論、これが二人の「キャットファイトの方が燃えるよね?」という感情であれば、この時点で考えるのは台無しであることをわかっていながらに、それでも──

 結局、男としては「どちらを選ぶかの、ご奉仕合戦」は、何をどうあがいたところで勝利は揺らがないので――

 だから――


「ひゃあっ♡♡」


「きゃ……っ♥」


 あなたは二人の腰に腕を回して、”ぐいっ♡♥”と抱き寄せてやる。

 飛鳥も蘭子も、それだけであっさりと、あなたに骨抜きにされるのだ。ドレス越しの、二人の秘部にぐりぐりと指を押し込んでやる。あなたが極上の雌二匹から受けた快楽を忘れられないのと同様に――彼女達も、ただのそれだけで雌としてのスイッチを押し込まれたのだろう。息を荒げて、涙に潤んだ瞳であなたを見つめているので――”ぐいっ♥♡”と今度は肩を抱き寄せてやり”より、満足させた方が俺の正妻だ”と耳元で囁いてやる。あなたは自分の声質が、何か特別に良好なものだとは思っていなかったが――、飛鳥と蘭子は子宮を小突かれながら、何度も、何度もあなたに囁かれているのだ。すっかりと発情してしまい、だから、デザートも食べずにそのままハイヤーへと乗り込んだ。



――――



 あなたは今、寝室のベッドで待っている。

 何度も何度も激しく交尾をする上に、ぐじょぐじょのびちゃびちゃに汚れてしまうのだ。数ヶ月に一回の頻度で、ベッドごと交換してやる必要があり――

 今は、天蓋付きのキングサイズのベッドなのだ。

 超高級マンションの最上階を丸々一フロア購入して――建設中から、二人の住居兼あなた専用のヤリ部屋として作り上げた室内。窓の外からは、夜景が一望出来る。あの高級レストラン、思えばこのタワマンよりも下だな――なぞと思いながら――

 あなたは、二人がやってくるのを待っている。

 準備が必要だと、彼女達はタクシーの中からあなたに告げていたのだが――あなたはそれを許容しなかった。シャワーを浴びてしまえば、せっかくの濃厚な雌の匂いが失われてしまう。飛鳥と蘭子が発情して、膣をぐちょぐちょに濡らしたのだから――

 火照った身体のまま、汗臭い匂いも堪能してやりたい――と告げたのだ。

 ハイヤーの運転手は、あなたと飛鳥蘭子の関係を知っている。それは限られた極一部の存在である女性だ。ヤリ部屋とレストランの往復ですら、一晩でうん十万円の報酬が飛んでくるのだからと、文句の一つも言うことはなく――しかしチラチラと、バックミラー越しにこちらを眺めてきている。蛍光色の黄緑の事務員服を着た彼女は、ともすれば蘭子や飛鳥級の美女であるのだが――あまり、運転席を眺めると二人は拗ねるのだ。だからあなたは、二人と何度も何度も、濃厚に舌を絡め合わせて――「せめて、下着だけは着替えさせてほしい」という二人の折衷案にうなずき――


 そうして、今、寝室で待っているのだ。


 彼女達は今頃、勝負下着を見繕っているのだろう。

 日頃のセックスでは「結局、どちらもハメ潰すから、順番などあったものではない」というまで乱れるのに――それでも、最初は自分がいいのだと熱心な奉仕に、身体を擦りつけながら媚びてくる美女が二人。

 それなのに――

 今日の勝者は、今後何十年と続くハーレム性活において、「一番」が約束されているのだ。

 彼女達は今頃、自分の勝負下着の中でも最も自信があるものを選んでいるに違いない。

 あなたの肉棒は、最大硬度で隆起している。

 こちらもまた、日頃のセックスとは違い「どちらが一番か」を決めざるを得ないのだ。勿論、あなたは二人を同時に愛するつもりでいたのだが――それを良しとしないのは飛鳥と蘭子の方だ。遊びのような代物でも、一番が決まってしまえば今後、どんなセックスをするにしても頭の片隅からそれが離れることはなく、多大な影響を及ぼすわけで――

 あなたの肉棒は二人から与えられる快楽を、一片として取りこぼすことがないようにと臨戦態勢なのだ。


 そうして、どれだけの時間が経ったか。


 海綿体に血流が集中して、脳味噌に行くべき血液が足りていない雄にとっては、さながら永遠にも思えるものだが――


”がちゃりっ”


 と、扉が開き――


「……待たせたねっ♡さあ……ボクと蘭子……」


「我が友は……どちらがお好みか……っ!?」


 二人の美少女――

 いや、二十歳になった”美女”が寝室を訪れた。


 彼女達は、今、ランジェリーだけを着用している。


 二人の美少女は、110センチのMカップと107センチのLカップをしているのだ。当然、日本の下着メーカーの既製品で収まるはずもなく――どころか、海外においてもそのサイズは滅多に存在しないのだ。

 あることはあるのだが、結局はデザインに可愛らしさも何も存在せず、国宝級の二人の乳房を収める乳バンドにしては不釣り合いもいいところ。だから、彼女達はわざわざ下着メーカーとスポンサー契約をして――そのデカパイのためだけに、オーダーメイドで下着を作らせているのだが――


「我が友……っ♪今宵、魔王が着飾るのは、我が盟友の禍禍しき雄の象徴が涎を垂らし、媚肉に舌舐めずりをする衣装よ……っ♥この魔王の急所を惜しげ無く晒け出し、一切の防御を不要とした、最強の装甲……っ♥我が友の聖剣が雄々しくそそり立ち、魔王退治に腕が鳴る装飾で相手をさせてもらおう……っ♥(プロデューサー……今夜の蘭子の下着はぁ♥乳首もまんこも丸出し……っ♥プロデューサーのおちんぽ様がだ~いすきなぁ♥エロ下着だよっ♥今夜はこれで……い~っぱい奉仕してあげるね……っ♥)」


 蘭子の下着は――

 乳首と秘部が丸出しの、黒のランジェリーだ。

 大人びた雰囲気と、何よりも”黒”が大好きな彼女の下着。桃色で艶やか、少し大きめの乳首が二つこぼれていて――下半身も秘部の部分にくぱっと穴が開いて、膣を丸出しにしている。下着というものが「乳房と臀部が、重力によって垂れることを防ぐための矯正器具」であるならばどうにか役割は果たしているが――「乳首や秘部の、雌の急所を覆い隠すためのもの」だと解釈をすれば――

 それは下着ではなく、身体にちん媚び用エロ布を巻いただけの全裸だ。

 蘭子は堂々とした仕草だが――しかし、アイドル活動で覚えたポーズで、淫靡な曲線美を描きながらあなたを見つめている。乳と尻が豊満に膨らみ、一方でウエストがくびれているそれを、更に強調するようなポーズ。撮影現場で、この下着でこのポーズをすれば――暴走したADが蘭子をレイプしかねないだろう。周りの男も止めることよりも「みんなでやれば、罪は軽く済むだろう」と考えることだろうし――裁判官も男であれば「悪いのは蘭子、銃を突きつければ人間がどうなるかわかるだろう、正当防衛だ」と情状酌量の余地を見いだして、全員無罪にするに違いない。 

 勿論――

 あなたも他の男達の例に漏れず、今すぐ蘭子を押し倒してレイプしてやりたいのだが――

 メインディッシュは、もう一皿。


「……ふふっ♡キミはこうした、地味な方が好きだろう?飽くまで主役はボクのデカパイ……っ♡ブラジャーは地味でも……着用をしているボクがエロければ……っ♡それがギャップとなって興奮するはずさ……っ♡」


 飛鳥は――

 飽くまでも普通な、紫色の下着を着用しているのだ。

 上下、派手でけばけばしさすら感じさせるそれは――おそらく、海外メーカーの既製品なのだろう。世界中の、バスト100センチ越えの爆乳女のためにブラジャーを供給しているランジェリーメーカー。デカパイ用の下着への熱意や拘りは何もなく「お前らみたいな乳デカ女は、ブラジャーを作ってもらえるだけ感謝しろよ」とでも言うような、傲慢で地味な下着であり――

 故にそれは、たまらない興奮をあなたにもたらすのだ。

 爆乳美少女はそれ単体で極上のエロスを醸し出しているのだ。「ブラジャーがクソダサい」というのは、男にとって逆転した興奮を与える。ましてや彼女達は、下着メーカーの洗練されたデザインと芸術性すら感じさせる意匠のランジェリーばかりを着用していたので――

 あなたにとって”地味デカブラ”というのは、ほとんど初めての衝撃であるのだ。

 飛鳥もまた、淫らなポーズであなたを誘惑している。

 両腕を頭の後ろで組んで、腋を丸出しにしたポーズ。胸を張ったポーズであっても、乳の長い谷間は少しも損なわれることがない。二宮飛鳥の腋というのは――あまりにも蠱惑的であり、男の子の理性を狂わせる代物。テレビ局だけの慣習だが「二宮飛鳥の腋」というのは、それは彼女のおっぱいやまんこと同じ、放送コード的にNGな代物。腋の窪みが丸見えの映像は全カットされて、使うことが許されていない。テレビ局のお偉いさん達が、大真面目な顔で「飛鳥ちゃんの腋まんこはエロすぎるから、青少年に悪影響を及ぼす」という議論をしていることが――「笑い話」ではなく「笑えない話」になるような代物であり(ちなみに、蘭子の腋はNGではないのだが、こちらも青少年への影響を鑑みて各局で自主規制をしている)――

 その腋を、あなたに見せびらかしているのだ。

 シャワーを浴びれば匂いが落ちても、今の彼女はそれが許されていない。「二宮飛鳥が、一日を過ごして、あなたの手付きに発情して熱のこもった腋まんこ」は――腋で握ったおにぎりの為に、全財産を差し出す男だっているに違いない。

 二人の美少女は、グラビアアイドルを遥かに凌駕したドエロポーズであなたを誘惑して――


”ふらふら……っ♥♡”


 と、あなたは誘蛾灯に惹かれるように、二人の正面に立つ。


「ん……っ♥我が友……おっきい……っ♥」


「ボクらも、雌にしては大きい方だけど……ふふっ♪すごいね、男の子は……っ♡ただ雄に生まれたっていう……それだけで……ボクらのことを見下せるんだ……っ♡」


「我が友ぉ……おっぱい、揉む?」


「ほら……っ♪キミのだ~いすきな……ブラジャー越しのデカパイだぞぉ~……んんっ♡」


 蘭子と飛鳥はあなたを見つめて、胸を突き出してくる。

 両手を後ろに組んで、無抵抗の無防備で乳房をアピールするポーズ。男に媚びたそれに、あなたは何でもすることが出来るのだ。14歳だった彼女達の、慎ましい膨らみを弄んで以来、あなたは脳内で妄想しうる限りの全てをこの巨大肉饅頭にぶつける権利が与えられており――

 飛鳥と蘭子は、あなたに「乳を揉まれること」を待ちわびているのだ。

 指先を”つん♥つん♡”と押し込んで、彼女達の乳房を愛撫する。掌の充足感も、彼女達の快楽にも程遠い、単純な仕草ではあるのだが――飛鳥と蘭子は、その臆病な指使いが溜まらないのだろう。頬を真っ赤に染めながら、あなたを見つめている。

 普通はブラジャーをしていると、乳房の柔らかさは損なわれるのだ。

 彼女達のような豊満な乳肉であればその傾向は顕著であり、ずっしりと蜜が詰まった乳房が重力に垂れないように、ギチギチに締め付ける必要があるのだが――

 それでも、二宮飛鳥と神崎蘭子はトップアイドルなのだ。 

 このブラジャーを脱がせた後の、彼女達の乳房の弾力をあなたは知っている。それには遥かに及ばないが――しかし、確実な柔らかさを指先に与えてくる乳房。”おっぱいツンツン”という、臆病な雄が「触ってもいいよ」と女の子に言わせたがる、卑怯で卑劣なそれは――しかし、彼女達はベタ惚れのあなたからされると、たまらなく嬉しいようで――

 焦らされながら、内腿をくねくねと擦り合わせて二人は――


「……ほらっ、エロ犬くん……よし……っ♡」


「我が友……収穫の時は来たれり……っ♥」


 あなたを見つめて囁き――


”むっぎゅ~~~~っ♥♡♥♡”


「んん……っ♡」


「あっ……♥はぁ♥」


 二人の乳房を、鷲掴みにする。

 あなたは自分の掌が、特別に大きいと思ったことはなかった。

 勿論、アイドルの彼女達と比較すれば話は別だ。あなたと頻繁に掌を重ね合わせて「わ~っ♥大きい~っ♡」と雄を喜ばせるのはアイドルの得意分野。男というのは本当に愚かな生き物であり、肉棒が隆起している状況では「掌が大きい」と褒められるだけで、興奮するどうしようもなく馬鹿な存在であり――

 それはそうと、男同士で比べたときに、あなたは自分の掌に何一つとして特筆すべきものはないと考えていたのだが――


 それはつまり――


”ぷにゅっ♥♡ぐにぐに……っ♡むっにゅ~っ♥ふにふにっ♡たぷたぷっ♥ぷにょん♥♡”


 二宮飛鳥と神崎蘭子の乳房は――

 平均的な成人男性の掌では、媚肉があふれ出るほどに大きいのだ。

 ブラジャー越しでは、彼女達の乳房のすべすべを堪能することが出来ない。クソ、こいつら――男を馬鹿にしているのかと、あなたは理不尽な憤りを抱く。勿論、性行為中の憤りというのは、肉棒の隆起となって現れるのだ。エロ雌が雄を馬鹿にすればするほど、ちんぽはバッキバキになり、彼女達はそのギチギチに張り詰めた屹立でお仕置きをしてもらえるのだから――

「ブラジャー越しのおっぱいで満足している、ヘタレ男子」を馬鹿にする理由は無限に存在するのだ。


「おやおや……っ♡ボクらのかっこいいプロデューサー様は……っ♡ブラジャー越しの……硬くて、気持ち良くないおっぱいで満足かな?ふふっ♡蘭子のおっぱいを知っているかい?大きくて……柔らかくて……どこまでも指が埋まるおっぱい……っ♡もちもちで、すべすべで……っ♡そのくせ、発汗が激しいからね……っ♡パ・イ・ズ・リ……するときにはぁ……♡一番優秀におちんぽ様をおもてなしする……生乳……っ♡あれあれ?……キミはぁ……神崎蘭子の生乳に……ガチ勃起ちんぽ、ぶち込める……世界で唯一の雄なのにぃ……っ♡


 ……ブラ越しのカタパイで満足なのかい?」


「我が友……っ♥同胞の虚言に惑わされるでない……っ♥天女の羽衣が如き触り心地の果実を抱くは、我が同胞……っ♥我が友の雄々しくそそり立った聖剣の鞘は……えっと……飛鳥ちゃんのおっぱいですよ……っ♥……我が盟友は、悪魔も同然……っ♥逞しき勇者様に、三つ首の魔犬の姿を強制させ……不浄の地に無償の愛を捧げさっせ、聖水で満たし……エデンの果実で聖剣を包み込み果てる快楽……っ♥最も詳しいのは、我が友のはずだが……?(プロデューサー……飛鳥ちゃんに騙されないでっ♥すべすべでふにやわなぁ♥触り心地抜群なのは飛鳥ちゃんのおっぱいっ♥プロデューサーのガチガチちんぽはぁ♥飛鳥ちゃんのおっぱいに、パイズリするためにあるんだよ?飛鳥ちゃんは意地悪だからぁ♥プロデューサーを、わんわんポーズで四つん這いにさせてぇ……っ♥後ろから、お尻の穴を舐めてパイズリ……っ♥ケツ穴舐めしゃぶらせながらぁ♥パイズリする気持ちよさ……プロデューサーが一番よく知ってるでしょ?)」


 二人の少女は、あなたに挑発を繰り返す。

 生乳を揉みしだき、乳房の輪郭をなぞり、色が変わった乳輪をカリカリと引っ掻きながら――乳首を焦らせば、彼女達が失禁するまであなたが主導権を握れるのだが――

 ブラジャー越しの乳揉みでは、二人の快楽は微々たるものだ。

 彼女達の身体も、あなたという雄から与えられる快楽が、”おしっこ漏れちゃうほど”に激しく強いことを知っているから、今の快楽を小馬鹿に出来るのだろう。雄の尊厳を踏みにじるような、二人の囁き。「こいつら二匹は、俺様の正妻になって、一番最初に赤ちゃんを産みたいからってご奉仕競争なんてバカみたいなことしてるくせに、なんで上から目線なんだ」とあなたの雄の本能が憤り――


「……ねっ、プロデューサー……っ?


 ……私ね、何カップだと思う……?」


 蘭子は――

 つま先立ちになり、あなたの耳元で囁くのだ。

 海綿体にどどっと血液が流れ込み、肉棒がバッキバキに硬くなる。

 痛みを覚えるほどの怒張は――蘭子が、普段の喋り方を解除したからだ。

 あなたは蘭子のことが大好きであり、14歳の、まだバスト81センチのCカップの頃から性的に見ていて――唇を貪りながらレイプしてしまうほどだ。蘭子がめちゃくちゃ大好きで、「ああ、蘭子のためなら死ねる」と思っているほどの愛情があるからこそ、普段通りの彼女の喋り方も大好きなのだが――

 それは、そうとして――


「……最近ね、少しおっきくなってぇ……っ♥


 ……111センチの……Mカップだよ……っ♥


 ……んふふっ♥飛鳥ちゃんに追いついちゃった……っ♥」


 神崎蘭子が――

 くだけた喋り方をするのは、どうしようもなく興奮をするのだ。

 彼女達は、つむじから脚の爪先まで、一ミリ足りとも余すことなく全ての構成要素が”美少女”であるのだ。何をしたところで”ギャップの可愛さ”になる無敵だ。

 と、考えていたので――


「……聞いてる?プロデューサー……っ♥」


 111センチのMカップという言葉が――

 あなたの脳味噌から、はみ出していたのだ。

 ようやく、その意味を咀嚼したのは、三呼吸分の酸素を脳味噌に供給してからのことだ。

 神崎蘭子は――

 一メートルと、十センチと、更に一センチを追加した爆乳を――

 あなたに、捧げているのだ。

 日本中の男の子のオナペットになっているのが、神崎蘭子の規格外の爆乳だ。JC2の頃から「神崎って、頭としゃべりはアレだけど、顔と身体は最高すぎるよな」と学校中の男子からシコネタとして扱われて――彼らの夢の中に夜な夜な招待されて、その肢体を貪られていたのだ。時にはラブラブの純愛であり、時には悲惨な陵辱であり――時には、ファンタジー世界で勇者となった蘭子と旅をするのだ。男の子の欲望を向けられた分だけ、あるいは、雌の肉体は成長するのかも知れない。「学校一のオナペット」はやがて「日本一のオナペット」になり、最後には「世界一のオナペット」になるのだが――

 あなただけは――

 その乳房を、鷲掴みにすることが許されているのだ。

 インターネットの動画サイトでは「神崎蘭子乳揺れ集」という動画が、一億回再生されている。各バラエティやMVを切り貼りしたその動画は――実は事務所が密かに編集した、ステルスマーケティングだ。神崎蘭子の乳房というのは、小国の国家予算以上の経済効果を生み出すわけであり――現代のハイブリッド戦争においては、国防のお偉いさんが本気の本気で「神崎蘭子のディープフェイクエロ動画を他国にばらまき、男達を骨抜きにして、出生率を下げてじわじわと蝕んでいくべきでは」なぞと議論をするほどであり――

 そんな彼女の111センチMカップが――

 今、あなたの目の前に差し出されているのだ。

 ギチギチに張り詰めた肉棒は、蘭子のエロ下着に夢中になっている。先端からはみ出たピンク色の乳首は、ギンギンに隆起をして、あなたに吸い付かれるのを待っている。膣からはもう、隠すことも出来ないほどの愛液がぽたぽたとしたたり落ちて、蘭子の足下に水たまりを作るほど。あなたの理性はすっかりと蒸発していき、ああ、蘭子から出てくる全ての体液を啜り尽くせば、不老長寿の夢が叶うというオカルトサイトの噂は、あながち間違いではなさそうだなと考えていると――


「……ふふっ♪なぁんだ、蘭子……っ♡


 ……てっきり、ボクよりも大きくなったのかと思ったよ……っ♡」


「……わ、我が盟友よ……!其方は魔王の果実よりも一センチ……ま、まさか……っ!?」


「……そうだよ?蘭子……っ♡


 ……大きくなったのが、キミだけだと思うかい?」


 飛鳥は――

 つま先立ちになり、あなたの耳元に顔を寄せる。


 即座に、カップサイズの暴露が始まっても、あなたには敗北しか待ち受けていないのに――飛鳥は、あなたの耳元で何も話さない。ただ呼吸の音色だけを響かせて、熱い鼻息をあなたの耳に吹きかけてくる。「耳ふぅ~っ♡」でも「生ASMR」でもなく、ただ、耳元に顔を寄せるだけのそれで焦らしプレイになるのは、極上の雌である証拠で――


「プロデューサー……ボクのブラジャー……どうだい?」


 飛鳥があなたに囁くのは、たった一言だけだ。

 紫色の、派手なくせに地味なブラジャー。色気も何もないそれは、故に飛鳥が着用をするとドスケベに感じられるデカブラなのだが――

 正直なことを言うと、それが勝負下着だということに納得はしていなかった。

 勿論、あなたは男だ。「爆乳飛鳥が、敢えて地味なブラジャーを着用する」という性癖は重々に承知しているが――それは”フェチ”と呼ばれるもの。オーソドックスな性癖に飽きた男が、千利休に端を発する”わびさび”を性欲に転換させた高度な領域に到達せねば理解出来ない代物であり――

 二宮飛鳥には、まだ「地味なデカブラ」の良さがわかるはずもないのだ。

 蘭子のそれは、あなたの大好きな乳首とおまんこ丸出しのドスケベエロ下着。あなたが「今日の私達は着せ替え人形だから、好きなの着せていいよ」と言われる度に、毎回選んでいた代物なので、蘭子の選択には納得が行くのだが――

 飛鳥のそれは、今日、あなたは初見であり――


 何もかも、それを選んだ意味がわからないのだ。


「ボクのブラジャーどうだい?」の一言だけで、男の頭をこれだけ使わせることが出来るとは。飛鳥のすごさを改めて堪能していると――彼女は、あなたの思考を感じ取ったのだろう。自分の地味デカブラに興奮している雄を見て、興奮をする雌。難しいことを考えすぎると雄は「あーもういい、ぶち犯すわ」と腰をヘコヘコ振りかねないので、限界すれすれだったのだが――


「……実はね、これは初めてのお披露目なんだよ……っ♡


 知っての通り……ボクらのランジェリーは……どこかのドスケベプロデューサーが、一つ一つ、オーダーメイドで注文してくれるだろ?


 ……だけどね……っ♡


 ……ボクの胸は……いささか、大きくなりすぎたんだ……っ♡」


 ぽそっと囁いた、飛鳥の言葉に――

 あなたの脳味噌は、オーバーヒート寸前だ。


「……110センチのMカップから……っ♡今は、115センチのNカップさ……っ♡ほらほらっ♡どうだい?どうやらね?ボクのおっぱいはぁ……職人さんの手作りよりも速いペースで育っているから……っ♡このままだと――あっ!?」


”ぶちっ!”


 と――


 飛鳥が胸を張った途端に、何かの千切れる音がした。


 勿論、そこにあるのは少しも悲惨な話ではない。

 国宝級の価値を持ち、中東の石油王が「自分の全財産と引き換えに、ダークイルミネイトにWパイズリをしてほしい」と土下座をしてくるような――仮に宇宙人が侵略してきたとしても、地球人が「二宮飛鳥と神崎蘭子を性奴隷にしてはならない」と国境を越えて団結するような――

 彼女の乳房が損傷をした、という話ではまるでなく――


「……ああっ♡やっぱり既製品は駄目だね……っ♡


 ……ボクらのおっぱいは……サイズは当然……


 ……エロ肉た~っぷり詰まって……めちゃくちゃ、ずっしり重たいんだから……っ♡」


 飛鳥のブラジャーが、破壊されたのだ。

 元より、ギチギチに乳肉を押し込んでいたのだろう。彼女の乳房の圧倒的質量と体積を前に、パンパンに張り詰めていたそれは――飛鳥が胸を張れば、はじけ飛ぶのは時間の問題であったのかもしれない。今、この瞬間も彼女の乳房が大きくなっているのかも知れないと思うと――


「……ふふっ♡このままだと、Oカップになるのも時間の問題で――ひゃあっ!?」


「あ……っ♥我が友ぉ……ずるいよぉ……っ♥」


 あなたは――

 もう、我慢が出来ないのだ。


 ブラジャーが壊れた飛鳥の生乳を――


”にゅ……ぅ……ぎゅ~~~っ♡♡♡”


 と、鷲掴みにしてやる。

「お前マジでぶっ○すぞ」と言わんばかりの握力を両手に込めて――果実を収穫する勢いで、あなたは乳房を鷲づかみにする。それでも――二宮飛鳥の乳房はあまりにもデカすぎる上に、柔らかいのだ。彼女は苦痛よりも快楽を感じるらしく――「あぐ……っ♡おっ……おおお……っ♡」と低い声を響かせる。元々低音ボイスではあるのだが、それを遥かに凌駕した、腹の奥底に響くような声色。

 あなたは――

 飛鳥をベッドに押し倒してやる。

 天然の果実の分際で、仰向けになってもツンと天井を向いている彼女の乳房。極上のエロ雌が、容姿やスタイルが最上級であるのと同様に――彼女の「クーパー靱帯」もまた、ピチピチのパツパツに乳房を支えているのだろう。柔らかく、どこまでも指がめり込むくせに――真っ白な肌の色が変わる境目の乳輪は、硬くザラザラとしているのだ。ぷっくりと硬く隆起をした乳首は、二宮飛鳥という極上の美少女においては”下品”と呼ばれるやもしれないもの。性的な要素をたっぷりと込めているが「それは、クソ男達が下品な眼で見ているだけ」と女性の信者からは擁護される飛鳥でも――

 桃色で、ぷっくりして、母乳がたっぷりと溢れてきそうな大粒の乳首を眺めれば――

 彼女達は幻滅して、飛鳥のことをレズレイプするに違いないのだ。

 あなたは――


「あ……っ♡んんっ♡はぁ……んきゅ……っ♡そう、だよ……っ♡ボクは……二宮飛鳥は、キミの……んん♡おっぱいいぢめに、よわいんだ……っ♡くそざこ、なんだ……っ♡おしっこ、もれちゃう、くらい……っ♡はぁ♡んんっ♡きみの……ゆびに、かてなくて……おおお~……っ♡」


 飛鳥の乳房を、徹底的に責めてやる。

 彼女は乳房をカリカリと引っ掻かれるのが、大好きなのだ。

 乳首を責めるのは一番最後であり、まずは輪郭をたっぷりとなぞってやる。ベッドに押し倒しながら、飛鳥が苦しくなるまで体重をかけてやるのだ。

 彼女達は、最愛の雄であるあなたから与えられるのならば、苦痛でもたまらなく愛おしく感じるのだ。成人男性の体重を、飛鳥が撥ね除けられるはずもない。「自分がどれだけ、本気で、あなたを殺すつもりで暴れたところで、絶対に抜け出すことが出来ない拘束」というのは――クソマゾ女の膣を濡らす理由になるらしく、彼女は、あなたを見つめながら涎を溢れさせている。

 あなたは、飛鳥に下着を脱ぐように命令するのだが――


「ん……っ♡わかったよ……っ♡」


”するする……っ♡”


「これでいいかい……?……な、なんだそのめはぁ……っ♡んひっ♡め、めいれい♡したがったじゃにゃいか……っ♡にゃ、にゃんで♡やっ♡おしおき、やぁ~……んぎゅ~……っ♡」


 あなたは、クソみたいにムカついて――

 飛鳥の乳首を、ピンピンと弾いてやるのだ。

「下着を脱ぐ」という行為は、ベッドに押し倒されている状況で、何の色気もなく脱げばいいだけの話。下半身をもぞもぞと動かしながら、芋虫や尺取り虫のように尻を這いずらせて、ずりずりと下ろすべきだ。それなのに飛鳥は、わざわざ腰を曲げて尻を浮かせて、長い脚を強調させるまんぐり返しのような体位で、するりと――さながら、煽情的なストリップショーのように下着を外したのだ。彼女の長い脚は、少し曲げるだけでも雄の欲情を煽るというのに――

 仰向けで、腰を浮かせて、長い脚と膝で曲線を描きながらのそれは――

 男にぶち切れられて、当然の代物だ。


「わぁ……我が友……♥禁断の果実の皮を剥き……果実の甘露を堪能した後に……ふふっ♥がぶ……っ♥がぶがぶ……っ♥」


「ら、らんこ……っ♡やっ♡いじわる、いうのは……ひぃんっ♡」


 あなたは蘭子に耳元で囁かれながら――


”れ……っろぉ~~~っ♡”と彼女の乳房に、舌を這わせてやる。

 飛鳥と蘭子に不快感を与えないために、一日三回の歯磨きも、口臭ケアも行ってはいるが――

 それはそうとして、あなたは彼女達のような、まん汁すら甘く桃の味がする美少女とは違う。

 どこにでもいる一般男性なのだ。夜深くになり、飛鳥と蘭子の媚肉を貪れるとあらば、当然のように代謝はよくなり――

 あなたの唾液は、ねばねばのデロデロ。

 触手の粘液のようになっているのだ。

 ベロが這いずり回る度に、飛鳥の乳肉にはあなたの唾液がまぶされていく。ナメクジが這いずり回るほうが、彼女にとってはマシなのだろう。あなたのゴツゴツと節くれ立った手指や、ハンドクリームでは追いつかないほど荒れたザラザラな掌とはまるで違う――成人男性のベロ肉。彼女達は、寂しいときにはレズプレイに浸ることもあるのだが――

 あなたの舌は当然、蘭子のそれとも違うわけで――


「ひゃふっ♡ううう~っ♡あっ♡やだっ♡ぼく……これ、やぁ♡きらい……っ♡んっ♡んっ♡なめ、なめるのぉ……ほ、ほんと~……だめ……っ♡まんこ、とける……っ♡とけ、ちゃう……からぁ……っ♡」


 飛鳥は――

 あなたに乳房を舐められるのが、大好物なのだ。

 ベロベロと舐めしゃぶるのではなく”で…………っろぉ~っ♡”と遅い速度で這いずり回られると、飛鳥の快楽は脳味噌をグズグズに蕩かしていくらしい。彼女の乳房の圧倒的な表面積の、一部を除いた全てを唾液で満たして――

 あなたはやがて、山の頂上に近づく。

 桃色で艶やかに隆起した頂上の数センチ上で――あなたはベロベロと舌を小刻みに往復させる。直接乳首に触れることはなく、然らば快楽が走らないのも道理ではあるのだが――発情した雌が、膣をぐじょぐじょに濡らしている、最高感度の状況ではその”エア乳首舐め”ですら、飛鳥は絶頂を迎えるのだ。あの超人気アイドル、ダークイルミネイトの片翼であり――どんな雄にも決して媚びることはなく「お前がボクに媚びることは許してやるよ」というドラマの台詞が流行語大賞になるような女が――

 あなたに徹底的に媚びて、どうにか、乳首を舐めないで欲しいと泣き喚いているので――

 あなたは――


”がり……っ♡”


「――――おっ♡♡♡」


 飛鳥の乳首を、甘噛みしてやり――


”ぶっしゃ~~~~っ♡♡♡”


 飛鳥は、ただのそれだけで下半身から潮を撒き散らすのだ。

 あふれ出てくる体液は、彼女にとってそれが”命の危機”と同義であることを告げている。今、飛鳥の乳房は感度が最高潮。全身の神経を乳房に集中させているような状況で、乳首を甘噛みされるのだ。雄にのし掛かられて、絶対に抵抗することが出来ず、あなたの気まぐれで乳首がぶちっと噛み千切られる状況は、生殺与奪の権利が握られている代物であり――

 想像力豊かな、メンヘラボクッ娘厨二病患者にとっては、イキ潮をぶちまけるほどの衝撃だったのだ。


「ふふ……っ♪我が同胞の戦乙女ですら……っ♪逞しき野獣の牙の前に抗がうのは不可能……っ♥……ふふっ♪安堵するがよい……っ♥この魔王が……んっ♥我が同胞の聖域を丁寧に手入れしてやろう……っ♥(飛鳥ちゃん……プロデューサーに乳首甘噛みされるの、やっばいよねぇ……っ♥でも、安心して?ぐちょぐちょになったおまんこ……私のベロで、たっぷり舐めてあげるから……っ♥)」


 蘭子は飛鳥の股の間にもぐりこみ――


”ぺろぺろ……っ♥れろぉ~っ♥はむはむっ♥じゅるるるっ♥ぬうぇ~……っ♥”


 と、激しく舌を動かしていく。

 イキ潮を綺麗にするのと同時に――飛鳥の膣肉を、クンニでほぐすわけだ。

 普通の男ならば、雌のご機嫌を伺って、膣を濡らして挿入する準備が必要なのに――

 優秀な雄であるあなたは、ハーレム雌二号に、ハーレム雌一号の膣を濡らさせることが出来るのだ。

 その間も、あなたは飛鳥の乳房に夢中になってしゃぶりつく。

 彼女の豊満な乳房はたっぷりの弾力を秘めているので、あなたが噛みついても簡単に跳ね返してくるのだ。しかも――健康的である分、”ぶっちゅ~っ♡”と吸い付くと想像以上の媚肉が溢れ込んできて、簡単にキスマークの跡を残すのだ。二宮飛鳥の乳房というのは、イメージビデオにおいて、女性エステティシャンの手ですら這うことが許されていないものだ。彼女の胸を触っていいのは、あるいは彼女の父親にすら許されるものではなく「飛鳥様の母親と、蘭子様」の二名にだけ許された権利であるのに――

”ぶちゅっ♡ぢゅぱっ♡”とあなたは何度も何度も、執拗にキスマークを残していく。

 豊満な乳房を持ち上げて、乳裏と胸板の間の、ぬるぬるにぬめった汗をべろべろ舐めしゃぶっていると――


「ひ……っ♡おっ、ほぉ……っ♡ぼく、も……っ♡だめ……っ♡ばが……ばがになる……ぅ゛……っ♡」


「我が友よ……っ♪準備は整った♥さあ……聖剣を鞘に収めたまえっ♥(プロデューサー……飛鳥ちゃんのまんこぐっちゃぐちゃだよ~っ♥ほらっ♥プロデューサーのだ~いすきな、おちんぽにゅっぷんしちゃおっ?)」


 蘭子はクンニを終えて、あなたを見つめているのだ。

「二宮飛鳥のまんこを舐めた唇」は、ティッシュなんかに拭き取らせてやらないと――あなたは蘭子を抱きしめて唇を奪う。彼女達は元々、どっちが一番で二番でなんていうものは、最初から遊びに過ぎなかったのだろう。「今日はなんとなく飛鳥の気分」というそれも、「明日はなんとなく蘭子の気分」が待ち受けているからこそ、蘭子は不満の一つも漏らさずにサポートに徹するわけで――ああ、くそ、可愛すぎるな――お前ら絶対二人とも嫁にするからなと決意を固めて、ご褒美の代わりに――


”じゅるるるる~っ♥むちゅっ♥れろぉ~……っ♥ちゅっ♥ちゅっ♥むっちゅ~っ♥”


「んっ♥んちゅ……っ♥我が友ぉ……魔の雫を……ううんっ♥涎、もっといっぱい……飲みたいよぉ……っ♥んちゅっ♥んくんく……っ♥ぷはぁ……っ♥」


 あなたは、蘭子を抱き寄せてディープキスをしてやる。

 飛鳥の乳肉とまんこの味を、同時に味わうそれは、さながらとんちのような代物。

 蘭子の唇はただでさえ絶品なのに、飛鳥のまん汁でコーティングされてるとあらば――


 あなたは、貪るように蘭子と舌を絡めていく。


 彼女の細い腰を抱き寄せて、蘭子はきゅんきゅんと子宮を疼かせながら――とろんとした瞳であなたを見つめてくる。肉棒が二本あれば、順番を待たせてやることもないのだが、あなたの股間から生えているそれは一本だけであり――


「だめ……らめらぁ……っ♡らんこ、らめ……っ♡ぼく、ぼくがぁ♡さいしょっ♡いちばん、だぞ……っ♡」


 飛鳥は――

 あなたと蘭子のキスに割り込むように、唇を重ねてくるのだ。

 極上の美少女二人とのベロキスは、あなたにとってはどうあれ最高の心地。

 蘭子も本来は怒る権利があるのだが――立場が逆転して、あなたと飛鳥に責められるときは、同様に乱れることを思い出しているのだろう。「あなたのことが好きだから」「あなたに構って欲しいから」という理由で、一人ぼっちを嫌がる飛鳥は、さながら幼児のような可愛らしさであり――

 しからば、子供の悪戯に本気で目くじらを立てる大人はいないのだ。

 あなたは飛鳥のお望み通り――


「……ひゃっ♡ふふ~っ♡きみも、わかってきたね……っ♡そーだよっ♡ぼくのだ~いすきな♡んふっ♡らぶらぶたいめんざい……っ♡ぼくときみがぁ♡ぎゅ~ってしてっ♡いっぱいちゅっちゅして……らぶらぶする……♡


 しゅきしゅきだ~いしゅきえっちだよ……っ♡」


 彼女の身体を持ち上げて、膝に乗せてやるのだ。

 最上級トップアイドル二宮飛鳥は、人前でペルソナを外すことは出来ない。

 彼女の雰囲気は、どちらかというと「大人になるために背伸びしたもの」であり――そこに存在するのは、ブラックコーヒーがまだ苦手な子供に過ぎないのだ。周りの同年代の女が選挙権を得たり、飲酒や喫煙が可能な年齢であっても、頭の中はセックスのことで一杯なのと同じであり――

 飛鳥にとって、そうした赤ちゃん言葉で、”アイドル二宮飛鳥”の仮面を外して――

 一匹の、ご主人様大好きワンちゃんになれるのは、あなたの前だけなのだ。

 髪のボリュームが多い彼女の頭は、撫でていて楽しくなる。飛鳥は笑みを浮かべて”ちゅっ♡””ちゅ~っ♡”とあなたの首筋に何度もキスをする。仕事に行かせる気は無く――キスマークの痣が消えるまで、三日三晩、ラブラブセックスを堪能する気満々であるというのか。あ~、くそ――かわいすぎる、と、あなたは飛鳥の身体を持ち上げてやり――


「あ……っ♡あっ♡ぼく、これ……っ♡もちあげられて……んふふっ♡おなほなんだね……っ♡だーくいるみねいとのぉ♡ちょうにんきあいどるのぉ♡にのみやあすかは、つよつよぷろでゅーさーさまの♡おちんぽおなほ♡いいよっ♡いれてくれっ♡ぼくの、まんこっ♡きみだけの、おなほに――お……っ♡おっ♡おっ♡おおおお~…………っ♡」


”にゅ~~~…………っぷんっ♡♡♡”


 飛鳥の膣内に――

 バッキバキに屹立した肉棒を、挿入した。


「おおおお~……っ♡ぼくの、おなかの、にゃかぁ♡ちんぽ、おっ♡ぶっといのぉ……んぐぐぐ……っ♡あっ♡はぁ……っ♡こ、これ……っ♡がちの、はらませる、やつだぁ……っ♡き、きみ♡ぼくが、はたちに♡なるの♡まってたんだろ♡はたちに、なったら♡たべるき、まんまん、でぇ♡うぐぅ~……っ♡」


 中学二年生のときの飛鳥は、身長154センチ。

 二十歳になっても、それから身長はほとんど変動をしていない。

 脚があまりにも長すぎる上に、美しすぎる容姿が存在するからモデルとして一流なだけで――

 彼女の身体は、まさしく、あなたという雄の肉棒を満たすために作られたオナホールなのだ。

 二宮飛鳥との対面座位は、必然、彼女の顔が正面にある。宗教の力が強い中東のとある国では「二宮飛鳥の顔面は、国民に淫心を催させる」と、閲覧をすると法的に罰せられるのだ。彼女のウインクが許されているのは、救護スタッフが控えているライブ会場やテレビの収録スタジオだけ。そのウインクに興奮のあまり、脳の血管が切れたり、過呼吸を起こす人間も出てくるわけだ。街中で偶然、ファンに気が付かれても、ウインクは絶対にダメだと禁止にしなければいけないほどに──

 二宮飛鳥の美しすぎる顔面は――


「あぐ~……っ♡おおっ♡おほっ……♡」


 今、あなたの肉棒でぐちゃぐちゃに歪んでいるのだ。

 飛鳥の尻を鷲掴みにして、あなたは彼女の身体を上下に激しく動かしてやる。

 どれだけ乳と尻がむちむちに媚肉を浮かべたところで、肋骨が浮かび上がりそうなほどに、二宮飛鳥の線は細いのだ。背中越しでも見える彼女の爆乳が、あなたの胸板で”むにゅり♡”と形を歪めている。先ほど、たっぷりと舐めしゃぶった、ねとねとな唾液があなたの肌との密着性を高めて――


”ばちゅんっ♡にゅぶっ♡じゅぶぶぶ~っ♡ぐぽっ♡じゅるるっ♡ぱんっ♡ぱんっ♡”


 あなたが腰を振る度に、最高の心地よさを提供してくれるのだ。

 飛鳥の硬く隆起した乳首があなたの胸板をなぞる度に――ぞわぞわとした快楽が背骨を通過する。飛鳥の尻は、乳房と同様の極上であり――鷲掴みにしても、指を埋める柔軟性と、それをはじき返す反発性の二律背反が両立されて――あなたの機嫌は益々良くなるばかり。

 それに加えて――


「……プロデューサー……?ちゅ~……っ♥」


 あなたの隣で腰掛けた蘭子が――

 あなたのほっぺに、何度もキスをしてくれるのだ。

 羨ましそうに肉棒を眺めながらも「次は、自分を愛してくれる」「私達のご主人様は、どちらも両方愛してくれる」「だったら、私の順番が来たらなんの憂いもなくセックスを楽しめるようにお手伝いしなきゃ」と考えているのだろう。あなたの頬に口付けを繰り返しながら、蘭子の手はあなたの下半身に伸びて、陰嚢をぐにぐにと揉みしだく。 

 流石に、14歳の彼女達に金玉を触られたときは、ドキドキした。

「わぁ……これが、男の子の……♡」「ふにふにしてる……♥柔らかい……あっ、コリコリ……♥」「これが……その、いわゆる……金玉かな?」「ほんとに……玉なんだ……っ♥」と二人の少女は興味津々に、あなたの陰嚢を揉みしだいていた。男のちんぽに触るのすら、あなたが初めての、性的経験が皆無だった美少女二匹。「大事に扱わなくてはいけない」と「少しくらい乱暴な方が気持ちいい」という、矛盾した二つを両立させるための指使いは熟練の風俗嬢でもないと得られずに、だから、「もしかしたら潰されるかも」というドキドキを抱えながら、中学校の制服を着用した二人に金玉を触らせていたのだが――


”……かりかりかりっ♥ふにっ♥くにゅっ♥……かりかりっ♥かりかり……っ♥”


「我が友よ……っ♪魔王の盟友を花嫁として娶るための……っ♥我等が帝国を築き上げるための尖兵を増産するために……っ♥この魔王……如何なる労力も惜しまないことを誓おう……っ♥(プロデューサー……っ♥飛鳥ちゃんを孕ませるための、おせーし様……っ♥い~っぱい作れるようにぃ♥睾丸マッサージしてあげるね~っ♥)」


 蘭子の手付きは――

 まさしく、熟練の風俗嬢なのだ。

 売れっ子風俗嬢であっても、一晩に数回の射精を導けば十分なのに――

 蘭子はその数倍を、あなたという絶倫の雄を相手に堪能してきたのだ。

 不特定多数を喜ばせる方法を知らずとも、たった一匹、あなたという雄を満たすためだけにテクニックの全てを注ぎ込めば。ダークイルミネイトを神聖視しているファンは「神崎蘭子が、ネットで動画を漁って、オモチャで金玉リフレの特訓をしていた」という事実は、絶対に信じないことだろうし――そんな物を妄想として口に出す奴がいれば、夜道で闇討ちされて殺されてもおかしくはないのだ。

 だが――

 蘭子は実際に、あなたの金玉マッサージが大好き。

 普段は逞しく、強い雄。弱っちい雌の二匹をベッドの上でお漏らしするまでいじめちゃう、かっこいいプロデューサー様が――金玉を揉まれている間だけは、自分にいじめられる弱っちい雄に変身してしまうのだ。親指と人差し指に力を込めて、このコロコロを潰してしまうだけで、雄としては致命傷。「金玉を触ること」よりも「金玉を触ることを許してくれるほど――ああ、蘭子にだったら雄として殺されても文句はないよ」と認めてもらえるのが、彼女にとってはたまらなく嬉しいらしく、一度など「あなたの毛むくじゃらの金玉を揉ませてくれること」が嬉しすぎて感極まって号泣してしまったほどであり――

 あなたの金玉を揉みながら、蘭子は誇らしそうな顔であなたを見つめてきて――


”じゅるるるる……っ♥むちゅ……っ♥れろぉ……♥はむはむ……ちゅるる……っ♥”


 その顔が可愛らしすぎて――

 あなたは、オナホでオナニーをしながら、蘭子とのキスに熱中をするのだ。

 締まりが良い極上のオナホで、肉棒に快楽を与えながら、蘭子のベロチューセックスに夢中になっていると――何か、ガヤガヤと雑音が響いてくる。「ずるいぞ♡」「ぼくもぉ♡」「やだぁ……いじわるしないでよぉ……っ♡なんで♡なんでおっぱいには♡あんなに、ちゅーしてくれたのに♡ぼくにはしてくれないんだぁ……っ♡」と泣きすがるような声色に、流石にやり過ぎたかと罪悪感が痛み――


「……プロデューサー……意地悪しちゃだめだよ?」


 蘭子の後押しもあるので――


「……あっ♡♡♡」


 あなたは、飛鳥を見つめてやる。

 世界中の人間を男女問わず虜にして「やれやれ……たまには誰の視線もない、南の島のプライベートビーチでゆっくりしたいものだ……っ♪」なぞと言っている生意気女が――

「あなたに見てもらえた」と、嬉しさのあまりに頬を緩めるのだ。

 先ほどまで、あるいは涙を流していたのかも知れない。潤んだ瞳であなたを見つめて、飛鳥は「ほらっ、ぼくのばんだよ♡ぼくに♡ぼくにちゅーって♡」と――

 未だに、立場を弁えていない様子なので――


”れろれろれろ~っ♡♡”


 と――

 あなたは、飛鳥の前でベロを突きだしてやる。

 小刻みに舌を動かすそれを、飛鳥は耳も腋もへそも脚の指先も、クリトリスもアナルも全て経験済みなのだ。他の女が見れば、下品で汚く思える行為であっても――

 あなたに心底惚れている雌にとっては、たまらなく愛おしいものであり――


「…………むっちゅ~~~っ♡♡♡」


 飛鳥は――

 あなたの舌に、自分から唇を重ねてくるのだ。

 両手と両足をあなたの背中に絡みつかせて、一ミリの距離も許容することがない情熱的なだいしゅきホールド。二宮飛鳥という極上のエロ雌が、一糸まとわぬ全裸になり、あなたの唾液を欲しがってベロ肉で口腔を探検してくるのだ。息が苦しくなれば、口を離して――再度、また濃厚に舌を絡めていく。ベロ肉の根元でくるくると絡め合わせるそれに、唾液はぼどぼどと垂れていき――

 飛鳥の乳房を経由して、結合部を濡らすローションになっていく。

 あなたの肉棒は、既に、限界寸前だ。

 彼女達のような極上の雌が、あなたという雄を誘惑し続けたのだ。金玉はパンパンに張り詰めており――更にそこに、神崎蘭子の金玉マッサージまで加わってくるのだ。あなたと飛鳥の濃厚なベロチューを眺めながら、反対側の手は自身の膣に伸ばして、くちゅくちゅと水音を奏でている蘭子。飛鳥とのセックスが終わった後で、前戯に費やす時間の一秒すら耐えられないのだろう。ぬめぬめのぬるぬる、肉棒を阻害するものの一切無い愛液まみれのまんこで、あなたを受け入れる準備をしているわけで――

 あなたは、飛鳥とだいしゅきホールドラブラブ対面座位交尾をしながら、次に、彼女を孕ませることを考えて――

 そうしていると――


”す……っ♡”


「…………あっ♡」

 

 あなたには――

 いたずら心が、湧き上がるのだ。

 手にしたのは、二人のために作った婚約指輪だ。

 以前に、二人の提案で「ボクらが睡眠薬を飲んで、抵抗出来ない身体になるから――その間にキミは、トップアイドルのボクらを好き勝手に貪っていいんだぞ♡ただし、録画はしてくれよ?……それを見ながらぁ~、いーっぱい、キミの耳元で意地悪を囁いてやる……♡」と合意睡眠姦プレイをしたときに、薬指のサイズは測定したことがある。幸いにも、飛鳥と蘭子は全く同じサイズであり、それをメモして――後は二人のお望み通り、眠って意識のない飛鳥と蘭子をたっぷりとレイプしてやったのだが――閑話休題。 

 つまり、飛鳥と蘭子の指のサイズは同じであり――


「……はいっ♡はいっ♡わかりました……っ♡にのみやあすかは……ぼくは……♡ぷろでゅーさーの……およめさんになります……っ♡ぷろでゅーさーに……いっしょうのあいを、ちかい、ます……っ♡」


 あなたは――

 飛鳥の左手の薬指に、指輪をハメてやるのだ。


「……いいなぁ♥」


 と、蘭子が漏らした声色は、心底からの羨望だ。

 勿論、この後で飛鳥から指輪を奪い取って、彼女が泣き叫ぶのも無視して蘭子にそれをハメてやり――プレイ用に交互に使うのだが、ひとまずは飛鳥に華を持たせてやる。涙を流しながら、あなたに永遠の忠誠を誓い――飛鳥は、だいしゅきホールドに力を込める。絶頂はもう何度も何度も迎えているのだろうが――戻って来れなくなるほどの深い絶頂は、もうすぐだ。彼女達が腰を抜かしたり、失禁したりして、後は雄のオモチャになることが決定づけられるような深い絶頂。脳味噌がバチバチとして、目の前の雄に絶対に勝てないのだと――命令をされたら、三回回ってワンと鳴きながら足を舐めるほど、圧倒的な雄と雌の立場の差を植え付けられるそれに備えて――

 二宮飛鳥はデカパイを押しつけて、だいしゅきホールドだ。


「あぐっ♡おっ♡ぼぐっ♡もっ♡いぐっ♡おっ♡おっ♡~~~んんんっ♡あっ♡はぁ♡い、いって、いっていいかいっ♡ぼく、んっ♡おむこさまの、おちんちんで♡いってもっ♡あかちゃん?うむっ♡うむよっ♡きみの、あかちゃん♡いっぱい、うむ、からぁ♡らんこと、いっしょに♡うむっ♡ぼくたち、はっ♡いっしょ、だ♡そうだろ♡らんこ♡らんこっ♡」


 飛鳥は――

 指輪がハメられた左手で、蘭子に手を伸ばす。


「……うんっ♥♥一緒だよ、飛鳥ちゃん……っ♥」


 それは勝者の傲慢ではなく――心底からの仲間意識。デビューして本当に間もない頃は「頭のおかしい、メンヘラバカ女×2」として辛い思いをしていたのも――、仲間とあなたがいたから、彼女達は耐えられたのだ。

 蘭子と飛鳥は恋人繋ぎで、互いに見つめ合い――

 やがて――


「あ゛っ♡いぐ……っ♡いぐよっ♡ぼく、いぎまず……っ♡あっ♡おっ♡いぐっ♡いぐいぐいぐいぐ……っ♡い――っぐ♡♡♡」


 と、飛鳥が先に絶頂を向かえて――

 膣肉が肉棒に”ぎゅ~~~っ♡”と抱きついてきて、あなたも限界。

 神崎蘭子と二宮飛鳥というのは、混雑する電車の中で両側に座られるだけでも、雄の肉棒を射精させるだけのフェロモンが放たれているのだ。その先に待ち受けているのが処刑であっても「二人の美少女に種付け出来るのならば、問題は無い」と思い暴挙に挑む男にはキリがない。そして――あなたはそんな最上級の雌猫二匹から、今日は一日中たっぷりと誘惑をされたのだ。蘭子の金玉マッサージの効果も相まって、あなたの精液は尿道の根元でぐつぐつと今にも沸騰しそうであり――

 とどめの一撃に、蘭子があなたの頬を「……れるっ♥」と、ペロッと舐めて――

 それが、号砲だ。


”びゅるるるるるるる~~~っ♡♡びゅるるるるっ♡どびゅどびゅ♡びゅ~っ♡”


”びゅくびゅくっ♡びゅっくんっ♡どびゅ~っ♡びゅるるるっ♡びゅ~……びゅくびゅく……っ♡”


”びゅ~……っ♡びゅく……っ♡どびゅ……びゅるるる……びゅくんっ♡びゅっ♡”


”…………っ♡♡♡”


「わぁ……♥我が友……すっご~い……っ♥」


 飛鳥の膣内に吐き出したのは――

 半固形状の、ゼリーのようになった精液だ。

 自慰行為で適当な精液を放出するのとはまるで違い――飛鳥を絶対に孕ませるのだと、強い意思を持った精液だ。彼女の子宮口に亀頭をぐりぐりと擦りつけながら、あなたは射精の後始末をする。今日の飛鳥が安全日であったり、後日にアフターピルを飲むならば話は別だが――危険日であるのならば、絶対に逃がすことはないと、意思表示をするような”ぐりぐり”であり――飛鳥は、それで限界だったのだろう。あなたに抱きつきながら、ぐで~っと放心をして――それから、何度も何度もキスをせがんでくる。可愛らしい子供のようなそれに、答えてやり、イチャイチャしている間に肉棒は飛鳥の膣内で勃起をするので――再度腰を振ってやると「おっ♡おほっ♡」と飛鳥は下品な嬌声で答えて、蘭子は「わ、我が友!飛鳥ちゃん!ずるい!順番!!」とあなたの腕を掴んで、ぐいぐいと引っ張ってきた。


Comments

yuha

このボリュームでまだ前編だと…!? いやーやっぱり一般人が全財産をつぎ込んでも手を出せない極上の美女達を好き放題に出来るのは最高の優越感ですね。 何より愛する男以外のあらゆるものに関心がなく何をしても許されてるという安心感が素晴らしい。 主人公も2人が絶対他の人間に靡くはずがないのに内心万が一を考えてしまっているのがNTR煽りのいい塩梅になって良いですね。 エロくないはずの導入ですらエロエロになってるのが流石のクォリティでした、来週が待ち遠しいです。

wws2jsh7

ありがとうございます!人生全部捧げてでも手コキの一回してもらえば勝ちの女による最上級ご褒美イズ最強……

Anonymous

ふーんえっちじゃん(語彙力) 初めてこうやってコメントします。 マイク先生のエロ小説をPixivで見た時から好きですねぇ!

wws2jsh7

ありがとうございます!うれしいです!がんばります!

ねむまる

普段最高にカッコいい自分って仮面着けてる飛鳥が全身くっつけて馬鹿みたいなリップ音でキスしてハメ合ってるのが超好き。

wws2jsh7

ありがとうございます!わざと下品なキス音響かせてちん媚びする女ほんと好き。仮面剥ぎ取られてメスのお顔晒されるのお好きなマゾ好き

Anonymous

後編までの1週間が、こんなに長く感じられるなんて……

谷澤晴夫

2022年もスタートから最高にエロかったです。この2人の胸の描写が最高だったんですけど、特に飛鳥が良かったです。蘭子よりデカい胸と未だに成長し続けているというのも良かったし、派手な下着の対称にあえての地味下着を選ぶセンスには脱帽です。地味下着を壊すからこその、胸の成長報告がよりエロく感じました。

wws2jsh7

ありがとうございます!ブラホックばちんいいですよね……乳がデカすぎる女が地味な下着なの、それがエロいうのずるい