④【現パロ】シリアス、ダイドー、ハーマイオニーを恋人にしたあなたが、彼女達をセクハラメイド喫茶で働かせる話 (Pixiv Fanbox)
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2021-11-26 09:00:00
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2022-06
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若き実業家が要求をしてきたのは――
ロイヤル国の美少女、シリアスとのハメ撮りAV撮影だった。
あなたは当然のように、その要求を突っぱねた。
一ヶ月の契約は――飽くまでそれが済んだ後は、蜃気楼のように影も形も何も残さない代物。彼女達は悪い――客達は良い――夢を見ていたのだと思い、その後は、平穏な日常に戻っていくはずだったのだが――
その男は――
「さあ……これでもまだ、首を縦に振ってくれないのかな……?」
シリアスとのAV撮影に、一億円を持ってきたのだ。
アタッシュケース満杯の札束というのは、さながら、テレビドラマでも見ている気分だ。
あなたの一存では最早返答は出来ないと思い、オーナーに確認を取ると――
どうやら――
オーナー的にはそれは”アリ”だったようだ。
決して他人にばらまかないこと――
飽くまで、自分一人で楽しむこと――
それを破れば、命の保証は出来かねない――
”彼女”の銃弾が命を狙っていると、実業家は脅されながらも――
「は、はい……宜しくお願いします、誇らしきご主人様……っ♪
どうか……ロイヤルAV女優シリアスの身体を……たっぷりと堪能してくださいませ……っ♡」
彼とシリアスは――
一本のAVを撮影することになったのだ。
――――
日本国内のロイヤル大使館の一室――
VIPルームのそこは”接待”に使われる部屋だ。
経験豊富な一部の彼女達においては――自分の股を開くだけで、世界中の首脳陣を簡単に籠絡せしめることが出来るのだ。「ロイヤル国の女を抱く」というのは、一国の指導者であっても簡単に行うことが出来ない代物。大臣や事務次官程度ならば、ロイヤル女との一晩を天秤にかけられれば――簡単に、自国を売る理由になるのだ。
そこは本来であれば、選ばれた人間しか通されない部屋であり、キングサイズのベッドは常にふかふか。シーツには一本の皺も許容されておらず、罪を犯せば即座に降格が待っているほどの厳粛な環境であり――
「ほらほらっ、シリアスちゃん……そんなに緊張しないでよ」
と――
若い男が、シリアスの隣で大股を開き、ベッドに腰掛けているのだ。
年齢の割には太って、髪には脂汗が浮かんでいる――いわゆる、テンプレ的なオタクの格好。シリアスは純真無垢な心を持っているので、人を外見で判断することはなく――男の汗臭さや、太った身体に少しも偏見はないのだろう。
だが、それでも――
「申し訳ございません、誇らしきご主人様……
……愛しいご主人様と、えーぶい撮影をするとなっては……
シリアスも……ドキドキしてしまうのです……っ♡」
シリアスは――
「目の前の彼を、愛しい恋人だと思うこと」という命令には、混乱しているのだろう。
彼女の愛しい恋人はベッドから離れた位置で、カメラを回しているのだ。その命令が、自分を金で買った男のものであれば「申し訳ございません……例え、偽りと言えど……このシリアス、誇らしきご主人様を裏切ることは出来ません……」と抗弁を出来たのかも知れないが――
その命令をしたのは、他ならぬ恋人のあなた自身なのだ。
あなたを愛するがあまりに、あなたの命令には逆らえないシリアス。隣に座った男を、本物の恋人だと思い込みながら、おずおずと彼を見上げているのだ。細く華奢な体躯のシリアス。乳とケツはバカみてえにデカくて、雄を誘惑するちんぽぶち壊し機の分際で――
そのウエストは、乙女が如くくびれているのだ。
細い肩幅にでっけえ巨乳――くびれたウエストに、むちぷりなケツと、筋肉ムキムキマッチョマンの腕よりもぶっとい太腿。古代の彫刻家が純粋な美を追究して、日々、石塊にノミを打ち込んだとしても――人間の一生、数十年では到底辿り着くことの出来ない、神様がオーダーメイドで作り出した芸術品がシリアスという女であり――
灼熱の焔のような瞳が、上目遣いで見つめてきているのだ。
男が”ごくり……っ”と唾を飲み込むのも、無理からぬ話だ。
オタク文化に迎合して、彼らを喜ばせるゲームを作っている実業家の彼が――
そのキャラクターにすることすら、おこがましい女がシリアスという存在なのだ。
そうして――
一億円を払って、たった一晩でも――
シリアスの、最も愛しい人になれたとあらば――
股間が異常なまでに膨らんでいるのが、正常なのだ。
あなたは――
彼の指示に従い、カメラのスタートボタンを押して――
恋人が寝取られていく様を、カメラマンとして見届けるのだ。
「いやぁ~……こんな可愛い子がAVに出るだなんてびっくりだよ……っ♪カメラに向けて、自己紹介してみて?」
「ご、ご機嫌麗しゅうございます……っ♪ロイヤル国出身のシリアスと申します……っ♡これより……御身と、御身の股間の逞しい逸物に……お仕えさせていただきます……っ♡」
あなたを見つめながら――
シリアスは、つらつらと挨拶を述べる。
あなたにだけ捧げた言葉を――他の男に向けて捧げることを、寝取られと言うのだ。
彼を自分だと思うように、命令したのは他ならぬあなた自身。
この憤りを誰に向けることも出来ずに、あなたは歯を食いしばって堪えるのだ。
「シリアスちゃん、おっぱい大きいねぇ~……ロイヤルの女の子は、みんなこれくらいあるの?」
「は、はい……っ♡個人差もありますが……シリアスより大きい女性も……沢山……っ♡」
「うっわっwこれよりデッカいとかマジ……?ねっ、触っていい?」
「……誇らしきご主人様、一つ、間違いがございます」
「んっ、なに?」
「シリアスのこの身は……全て、ご主人様に捧げているのです……っ♡シリアスの胸を……乱暴に揉み……鷲掴み……弄び……っ♡しりあすの……このでっかいおっぱいを……っ♡すきほーだい……しゅきしゅきしてもいいのですよ……ほこらしき……ごしゅじんさまぁ……っ♡」
シリアスが彼の耳元で囁くのは――
あなたの大好きな、いつもの台詞だ。
メイドとしてはドジだらけの三流半であっても――シリアスの夜伽というのは、三人の中で誰よりも極上。ハーマイオニーもダイドーもあなたのことが大好きなのだが――シリアスのそれは、信奉に近い代物なのだ。あなたが命令をする前から、あなたの前に土下座で跪き、足の甲にキスをして、足の指を舐めてきて――汚いからと、あなたが命令をして止めさせても、興が乗ってくれば隙を見て足の指を舐めしゃぶってくるような美少女であり――
シリアスのような美少女に自分が好かれている、という、男の子の優越感を最大に引き出してくれる少女なのだ。
あなたでも耐えられないその言葉に――
”む…………っぎゅっ♡”
初めてシリアスを抱く男が、平気でいるはずもない。
本能のままにシリアスの胸を、メイド服の上から鷲掴みにする。
上乳となっが~い谷間が丸出しになった、ドスケベメイド服。「メイドとしてはダメダメでも、オナペットとしては超一流なんだよなぁ」と客どもに思われながら、その柔肌に触れるのが精一杯な女の乳を――鷲掴みにし、独占しているという事実に――
「誇らしきご主人様……っ♡
シリアスの胸を……メイド服越しに揉むだけでご満足でしょうか……?」
更に――
シリアスは、興奮を追加しようとするのだ。
「じゃ、じゃあ……シリアスちゃん……
メイド服、脱いでくれるかな――?」
男の言葉の直後に、シリアスは無言で立ち上がり――
自身のメイド服に手を掛けていく。
上乳を丸出しにしながらも、決して乳房がこぼれ落ちることがないメイド服は、複雑な機構をしているのだ。彼が、自分で脱がせる判断をしなくて良かったなと、他人事ながら安堵をしていると――
”しゅるるるる……っ♡”
「これでよろしいでしょうか……誇らしきご主人様」
彼女は、いとも容易くメイド服を脱いで全裸になる。
シリアスの裸体というのは、なんとも、バランスの悪い代物だ。
いや――
それは飽くまで「人間の頭の中で思い描く美」にはそぐわないというだけで――
乳と尻がバカみたいにデッカく、突出しているのに――
ウエストは、内臓が詰まっているのか心配になるほど細く、くびれているのだ。
同じ人間であるという事実に疑いを持ちたくなるほど、最高級の肢体をしているシリアス。エロ漫画でこれを描けば「作者は童貞なのかな?」「作者は女の裸を見たことがないのだろう」と煽られるような――どこまでも、雄に媚びて子孫を残すことに特化している肢体であり――
それを目の前にして、男の鼻息が荒くなるのも当然だ。
シリアスはそこに不穏な気配を感じたのだが――愛しいあなたが性的欲情をすれば、彼女が示す行動は「さらなる挑発と誘惑」でしかないのだ。生真面目な彼女は、手抜きをすることが出来ない。憧れのベルファストであれば、もう少し柔軟な対応を取るのだろうが――
「誇らしきご主人様……次は、スリーサイズですよね?」
台本を記憶している彼女は――
「とにかく、この雌のまんこにちんぽをぶち込んで、腰をカクカクと振って射精したい」と思っている雄をリードするように、ぽしょぽしょと耳元で囁くのだ。
「おっと……シリアスちゃん、えっちな身体だね~……っwスリーサイズは?」
「はい……っ♪上から120・55・101の……
Nカップです……誇らしきご主人様……っ♡」
「エ……Nカップ!?」
「はいっ……Nカップです、ご主人様……っ♡」
シリアスは――
自身の股間の前で両手を組んで、もじもじと肩越しに男を見上げる。
あなたが大好きな「乳がデカすぎることを、言葉にすると恥じ入る女」の姿であり――シリアスは、肩をゆさゆさと小刻みに動かす。起点となる動きが微細でも――乳がデカすぎる上に、その媚肉は最上級の脂肪がたっぷりと詰まっているのだ。小刻みな動きでも、乳は圧倒的な揺れ具合を見せて、男の理性を崩壊させていく。
「シリアスちゃん……オナニーって、どれくらいしてるの?」
「そうですね……平均というのは難しいですけど……
……十回ほど、でしょうか……?」
「それは……その……」
「はいっ♪
勿論……毎日です、誇らしきご主人様……っ♡
誇らしきご主人様に、愛してもらえない日は……夜な夜な、ご主人様のことを思って秘所に指を這わせて……っ♡時には、おもちゃも使うのです……っ♪えっちなお店で見つけた……誇らしきご主人様と同じサイズの、誇らしきディルド様……っ♪喉奥まで咥え込んで……っ♡ご主人様に、イラマチオされたのを思い出して……っ♡まんこくちゅくちゅ……っ♡クリトリスこねこね……っ♡ローターなんか使うと……一発でイっちゃうんですよ……っ♡」
シリアスの言葉には、熱が込められている。
得意分野を語る際に、早口の饒舌になるのと同じ現象であり――
すなわち、シリアスにとってのオナニーは得意分野なのだ。
自身の恥ずかしい言葉を、少しの躊躇もなく口にする彼女の姿。男性とは手を繋いだこともなさそうな、清純な雰囲気を外見から醸し出しているのに――実際は、彼氏くんのことが大好きなドスケベむっつり美少女なのだ。「ドスケベむっつり」というのは、男の肩書きにおいてはマイナス評価でしかないのに――美少女の冠に付けば、途端に、その価値を二倍にも三倍にも膨れ上がる。
「好きなプレイですか?……そうですね、誇らしきご主人様にしていただけることは、何でも嬉しいですが……
……シリアスは、少し、乱暴にされるのが好きです……っ♡
縛られたり、手錠をハメられたりして……身動きが取れない状況だと思うと、途端に、身体がゾクゾクするんです……っ♡あっ、シリアスは……これから、誇らしきご主人様に何をされても、少しも抵抗が出来ないんだ……っ♡ご主人様に、おっぱいをさわられて……おなかをこちょこちょ……まるで、おもちゃのように弄ばれても、一つも抵抗が出来なくて……っ♡
ご主人様が満足するまで……逃げられないんだって……
思わされちゃうのが好きなんです……っ♡
そ、その……
シリアスは……少し、マゾなので……っ♡」
彼女の言葉に――
男は、限界を迎えたらしい。
いや、とっくに限界は超えていたのだが――
それでも必死に耐えていたのだろう。
AV撮影という名目のために――事後に、その映像を見る自分自身のために強い克己心を見せて、耐えたのだ。同じ男として、彼に賞賛を送ってやりたくなったが――
そこにいるのが間男だと気がついて、やめた。
「じゃあ、シリアスちゃんは……
誇らしきご主人様に……何をしてほしいのかな……?」
男は――
シリアスの背後に、ぴたりと寄り添う。
脚は長くても、男に比べたら背が低いのがシリアスだ。
彼女の頭皮に鼻先を押し当てながら――
男は、ふがふがと匂いを嗅いでいる。
シリアスのそれは、フローラルな花の香りが漂って――同時に、鼻の穴をピタリと密着させるほど距離を近づければ、頭皮特有の汗の香りも漂うのだ。雄の金玉を直接刺激する媚香は、嗅げば嗅ぐほど肉棒が激しくそそり立つもの。ダイドーとハーマイオニーの身体にどれだけ精を吐き出しても、シリアスの髪を嗅げば、あなたの肉棒はビンビンに隆起するのだ。
彼はそのまま、シリアスの乳房に手を這わせる。
あまりにもデカく――
ずっしり、”おっも……っ♡”と感じる、デカ乳だ。
巨乳を手にしたときは「柔らかい」が感想かも知れないが、120センチのNカップという爆乳を相手にすれば――
そこには、重たさの感想しかないのだ。
両乳合わせて八キロ弱の爆乳の重みを毎日抱えているのが、彼女達のような爆乳美少女なのだ。シリアスが大好きなのはそうして、あなたに背後から勃起ちんぽを擦りつけられながら――乳房を持ち上げられる体位。彼女は、たぷたぷと揺らされる乳房を見下ろしながら――そこにいるのが愛しいあなたならばどうするか、と考えるばかり。尻をすりすりと勃起ちんぽに擦りつけて――上目遣いでご主人様を見つけて、”んれぇ~~~……っ♡”と舌を伸ばしていくのだ。キスは禁止だとあなたが告げたのだが――同時に、彼をあなただと思うように命令をしたのもあなた。「間男にはキスをしない。あなたにだけキスをする。そして――そこにいるのはあなた」と命令系統が都合良く変えられているのだろう。シリアスは、男に両手首を掴まれて秘部も乳首も丸出しにしながら――”じゅるるるる……っ♡はぶっ♡むっちゅ~……っ♡”と男と舌を絡め合う。唾液をたっぷりと流し込まれて、彼女の喉がごくごくと飲み込む姿まで、カメラの前では露わになっているのだ。そのまま、男はシリアスの肌に手を伸ばしていく。あなたが調教と開発を繰り返した結果――シリアスは、太腿を執拗に愛撫されるだけでも絶頂するほど、敏感でクソザコな雌犬なのだ。桃色の艶やかな乳首をこねくり回して、指先でクリトリスをピンピンと弾かれれば、簡単に絶頂を繰り返すばかり。男としては最上級の優越感と支配欲を堪能して、男はやがて次のステップに進む。勃起ちんぽをヘコヘコとシリアスの尻に擦りつけて、彼女に、着替えるように命令した。
――――
「どうでしょうか、誇らしきご主人様……っ♪
シリアスの水着は……似合っていますか?」
彼女は今――
ドスケベ水着に、乳を窮屈に拘束されている。
黒の布地は彼女の長乳を拘束して、谷間の真ん中にはパイズリ用の空間を大きく開けている。下半身は布地が極端に少なく──シリアスのそけい部は丸見え。尻に食い込んでいるのは、元からそういう形状だという話だ。
あなたと三人の美少女が、夏のバカンスで海に訪れた際──
シリアスが着用していたそれは――大勢の雄を前屈みにさせた代物だ。
プライベートビーチでのみ、着用を許されるような水着を、大衆海水浴場で履いていたのは――
その後で着替えるまでの、数十分の間だったが――
そこに同席してシリアスを眺めた男の性癖、というものは、ぐちゃぐちゃにかき乱されることだろう。
ロイヤル国の白髪の焔眼、120センチNカップ爆乳美少女のドスケベ水着でしか勃起をしなくなるというのは――最早、不治の病と言うべきだろう。シリアスやダイドーのドスケベな格好を見た後で、30点の恋人や妻の肉体で満足をする男はいないだろう。シリアスのことを考えながらオナニーをする方が、男性の精神的には充足が得られるわけで――もしもロイヤル国が「最上級のロイヤル美少女を日本に派遣して、男達をオナ猿にすることで、長期的な国力の低下を狙っている」と言い出せば――
あなたは「そんな馬鹿な」よりも「なるほど……」が勝るのだ。
メイドとしては三流半でも、夜伽の相手としては超一流なのがシリアスであり――
”じゅるるるる~~~……っ♡むっちゅ~っ♡ちゅぱっ♡れろれろ……っ♡はむっ♡むじゅっ♡”
と――
下品な水音が鳴り響くのは、彼女の股間からだ。
「うっわ……っ♪シリアスちゃんのまん汁……めっちゃ甘いんだけど……っw嘘だろ……っ、普通、まん汁ってめっちゃ不味いんだよ……生臭くて、しょっぱくて、なのに……これ、永遠に飲んでられるわぁ~……っw」
二匹の雄と雌は今、シックスナインの体勢を取り――
互いの性器を、口で愛撫している状況だ。
女性経験が、ロイヤル女の三人しかないあなたにとっては――
彼の言葉は、少しのカルチャーショック。
女の子のまん汁が甘いのは、常識な話。腋もヘソも尻の穴に至るまで、女の子はフローラルな花の香りと、興奮をする濃厚な雌フェロモンばかりであり――悪臭なんて少しも存在しないと思っていたのだが――
どうやら、彼女達以外の女は、そうではないらしい。
ロイヤルは、「”女性の美”において、他国よりも100年進んでいる」ということわざまであるのだ。他国に流出すれば、最悪、死刑まであるのが彼女達のボディケア知識。仕える雄にいつ求められてもいいように、最上級のケアを施したそのまん肉が――
今、金で買われて――
あなたではない男に、べろべろと舐めしゃぶられているのだ。
あなたのクンニと違い、彼女達の弱点を責めてはいないのだが――故に、あなたよりも長時間の舌と顎の動きが必要になってくる。シリアスは今、彼を愛しい恋人だと思い込んでいるわけで――
熱心にクンニをされると、その分だけ深い愛情を感じてしまうのだ。
「あ……っ♡んん……っ♡」
鳴り響く嬌声は、普段のあなたの行為のときと同じように――
彼女が腹の奥から、本気で快楽を感じている代物だ。
シリアスも男の肉棒に舌を這わせていく。先端が包皮で包まれた仮性包茎は――まず、包皮を摘まんで持ち上げてから”れる~……っ♡”と唾液を流し込むのが、彼女のスタイル。あなたの肉体は毎日、彼女達に丁寧に、足の指の谷間まで洗ってもらっているのだ。それでも、包皮の内側は敏感で大事な場所なので――
彼女達は、人体で最も柔らかい舌であなたの亀頭を洗いたがるのだ。
”じゅるるるる……っ♡れろれろ……っ♡はむっ♡りゅるるるる……っ♡”
シリアスが今やってるのも、それと同じことだ。
つまみ上げた包皮に唾液を流し込んで、そこに舌をねじ込み――亀頭を撫で回すように洗うプレイ。「おっ……おおおお……っ!?」と彼が驚愕の声をあげるのも、無理はない。あなたにとっては普段通りの代物であっても、それは、通常では絶対に耐えられない圧倒的な快楽なのだ。
あなたの場合は、一日の疲れと汚れが溜まった恥垢を舌で舐め取り、綺麗にするのだが――
「……っ♡普段から綺麗になさってるのですね……っ♡とても偉いです……誇らしきご主人様……っ♡」
彼は――
あろうことか、シリアスを前に全身を隅々まで洗ってきたらしい。
童貞が処女と初体験に赴く前に、全身から血が滲むほどに力強く洗う――というのは、一億円もの金を積んでシリアスを自由にする男には、相応しくないのだ。全身の汚れは、シリアスの全身リップでくまなく落とさせるべきだ。あなたが風邪で寝込み、三日ほど風呂に入れずに汚れが蓄積しても――シリアスは、耳の裏からあなたの肛門に至るまで、慈愛のたっぷりと満ちあふれたキスで綺麗にしてくれる少女。メイドとしてのご奉仕には自信がなくても、夜伽のご奉仕は自信満々な彼女が相手なのだから――
チンカスくらい、溜めておくべきだったのだ。
赤子の鼻水を吸って上げる母親の、母性のようなシリアスの慈愛たっぷりの皮フェラであり――男は腰をビクビクと弾ませて、その快楽に悶えている。シリアスは皮の中に舌をねじ込みながら、視線だけをあなたに向けている。それはカメラ目線であったのかもしれないが──とにかく、彼女はあなたに向けて笑みを浮かべる。最愛の雄が二人に分裂したのは、彼女にとっては幸せなことであるのかもしれない。あなたではない男を相手にしても――あなたに奉仕を出来るという状況において、シリアスのフェラチオは丁寧で、丹念で――
そうなると――
「シ、シリアスちゃん……そろそろ、本番といこうか……っ」
先に、我慢が出来なくなるのは男の方だ。
一人の女を抱くために、ポンと一億円を吐き出せるのにも関わらず――その一人の女に、簡単に敗北宣言をしてしまうのだ。幸いなのは、シリアスがそれに気がついていないということ。名残惜しむように”ちゅっ♡ちゅちゅっ♡”と亀頭に短くキスをして、男はそれですら激しい快楽で、腰砕けになりかけるのだが――
どうにか――
「ほらっ、シリアスちゃん……
俺の膝に乗って……っ」
ベッドに腰掛けて、膝をぽんぽんと叩き――
シリアスを、そこに招くのだ。
「失礼します、誇らしきご主人様……んんっ♡シリアスは、重たくないでしょうか……っ♡」
彼女の身体は――
その華奢な空気からは想像できないほどに、ずっしりと重たい。
それは余分な脂肪があるという意味ではなく――
乳房と臀部に、圧倒的な質量の肉塊をつけているという意味だ。
両方を合わせれば、十数キロ分の重りが付いているのと変わりはしないシリアスな身体。
その圧倒的な細身とは、視覚的に体重がまるで違って――
「申し訳ございません……っ♡
シリアスが、ずっしりと重たく、ふくよかな身体のせいで……っ♡
対面座位で中出しびゅーびゅーをするとき……っ♡シリアスの子宮口に亀頭がぐりぐりと、体重でねじこまれて……っ♡そのまま、びゅーびゅー……っ♡鈴口が、子宮口に密着したまま……おせーしぶっこくの……
気持ち良すぎて……申し訳ありません……ふふっ♡」
彼女は――
男を小馬鹿にするような囁きを、耳元で行うのだ。
「普段はダメダメで、メイドとしては失格であり、あなたが世話を焼かないといけない少女が――こと、夜伽においては淫奔な妻となり、あなたの上で腰を振る」というのは――あなたにとっての大好物。目の前の男を、最愛のあなただと思い込めば、それは当然の理なのだが――
それをしているのは、あなたに、ではないのだ。
先ほどのクンニで、顔面中をシリアスの愛液まみれにしている――
汗ばんで、脂ぎった男に、彼女は奉仕をしているのだ。
シリアスの膣が”くちゅり……っ♡”と水音を立てて、男の亀頭に触れる。彼のご希望に応えて、水着を少しずらしての挿入。あなたに見せるために買った水着だが、あなたはまだ、それを着せたままセックスをしたことはなく――完全な敗北感に、腹の奥がじんわりと痛くなり――
我慢汁で下着を汚していると――
「シリアスちゃん……
生だけど、いいのかな……?」
と、男は彼女の耳元で尋ねる。
一億円を支払っている男が、まさかゴムセックスで満足をするわけもないだろう。答えが決まっているのだが、敢えて、シリアスの口からそれを引き出したいようだ。彼女は、カメラには表情を見せず、あなたに背を向けたまま。鼻息を荒げて、それから――
「……もちろんです、誇らしきご主人様……っ♡
シリアスの子宮にたっぷりと……子種を注ぎ込んでください……っ♡」
彼に宣言をして――
”にゅぷぷぷぷぷ~~~…………っ♡♡♡”
「おっ……これ、きっつ……っ♪」
「あぐ……っ♡あっ、はぁ……っ♡おっき……ぃ……っ♡」
シリアスは腰を落として、肉棒を挿入するのだ。
対面座位で見つめ合っての、交尾だ。
あなたの双眸とカメラのレンズが映し出すのは、シリアスの背中だけ。
染み一つ無く、髪の毛よりも真っ白な背中だけが淫らな曲線を描いている。背の低いシリアスは、脚が長すぎるので――つまり、上半身は極端に小さいということ。相手が男であれば、その体格差は殊更に際立ち――背中を淫らに曲げて、男の首に両腕を回さなければ――
舌を絡め合う、淫靡なキスをすることが出来ないのだ。
”ぶちゅっ♡むちゅっ♡じゅるるるる……っ♡”という媚びて下品な水音だけが、二人がキスをしている証拠だ。彼に抱きついて、120センチNカップの乳房を胸板に押しつけながら、濃厚に絡み合っている光景。シリアスの長い手足が男に絡みつき、抱きしめあっているそれも――
全ては、あなたが自分の経験から想像することしか出来ないのだ。
「誇らしきご主人様……っ♡シリアスは、お尻も大きいのですよ……っ♡ご主人様の、誇らしい遺伝子を受け継いで……子を成すための……安産型のお尻……っ♡
むにゅっと……いつものように、鷲掴みにしていただいて……っ♡手すりにして、パンパンしていいのです……っ♡
さぁ、遠慮せず……っ♡」
”むっぎゅ~~~……っ♡”
と、男はシリアスの尻を鷲掴みにする。
彼女達の尻は柔らかいが、流石に乳房に比べると多少の手応えは存在するのだ。
それでも――
指の間から、尻肉が溢れて、こぼれてくるほどの力強さ。
手を離せば、彼女の真っ白な尻に、一瞬で紅葉が咲くのだ。
両方の尻タブを鷲掴みにして、自身の股間に抱き寄せると――
桜色の肛門が、カメラの中に映し出されるのだ。
きっと男は、この映像を眺めて初めて――シリアスの肛門に気がつくのだろう。
それは羨ましいなと思っていると――
彼は、シリアスの耳元で何かを囁く。
それは――
この行為において、あなたが唯一聞き取れなかった代物だ。
シリアスのことを本気で口説いているのか――
それとも、ただ性欲が昂ぶって愛を囁いたのか――
あるいは、あなたの関係ない密約を結んだのか――
答えはわからないのだが――
「……はいっ♡勿論です、誇らしきご主人様……っ♡」
シリアスは、彼の問いかけに肯定を示すのだ。
背中越しに、あなたの焦燥を感じ取ったのかもしれない。
「誇らしきご主人様……っ♡シリアスは、本日、安全日にございます……っ♡ですが……誇らしきご主人様が望むならば……シリアスは……いいえっ♡ダイドーも、ハーマイオニーも……我々は皆、誇らしきご主人様の子を孕む準備が出来ているのです……っ♡
ご存じですよね、ご主人様……っ♡
シリアス達が……危険日だけは、逆夜這いをしていないこと……っ♡
シリアスもご存じですよ……っ♡誇らしきご主人様は、危険日のシリアス達とは絶対にえっちしないこと……っ♡子供が出来たら、責任を取らなきゃと思っている……優しくて、ちょっと臆病なご主人様……っ♡
ですが、ご主人様……っ?
誇らしきご主人様はぁ……
ロイヤルメイドに……いつでも種付けし放題なんですよ……っ♡」
彼女の言葉は――
彼ではなく、あなたに向けられたものだ。
自分の恋人が寝取られながら、パンツの中を我慢汁でベトベトにしている情けない雄への――危険日の夜這いおねだりなのだ。あなたが望めば、ロイヤル美少女の三人はいつでも、あなたの子を孕むというのに――
いつまでも臆病でいれば、他の男に寝取られてしまうと――
彼に媚びながら、シリアスはあなたを挑発するのだ。
最愛の雄を二人同時に興奮させながら、”じゅるるるる~……っ♡”と濃厚なキスを捧げるシリアス。彼の限界が間近にあると知って、シリアスは、再度耳元でぽしょぽしょと囁く。
「ほこりたかきごしゅじんさまぁ……っ♡シリアスのおまんこに……おびゅーびゅー……おねがいいたします……っ♡しりあすはぁ……あなたさまの、たくましくてゆうしゅうな……ほこらしきいでんしで、はらみたいのですっ♡おねがいしますっ♡ごしゅじんさまぁ♡しりあすのぉ……ろいやるまんこに、びゅーびゅーっ♡ろいやるらんしにぃ、たねづけ、おねがいしますっ♡しりあすみたいなぁ、めいどとして、さんりゅうのばかおんなでもぉ……おまんこおなほでは、いっきゅうひんですよね……っ♡ごしゅじんさまっ♡ほこらしきごしゅじんさまっ♡ろいやるめいど、はらませちゃえ……っ♡れきしもかくちょうもい~っぱいのぉ……ろいやるまんこぉ……しりあすにながれる、ろいやるのち……にっぽんじんさまのおせーしで、うすめてくださいませ……っ♡
ほこらしき……ごしゅじんさまぁ……っ♡」
とどめの呪文――と形容するのが最も相応しい、シリアスのおねだり。
男の本能を直接刺激する言葉は、前立腺を指でほじくるよりも遥かに効果のある絶頂スイッチなのだ。男はシリアスの細い背中を”ぎゅ~~~っ♡”と、今にも折れてしまいそうな力強さで抱きしめる。どれほどの痛みや苦痛であっても――ロイヤルで育てられた彼女にとって、それは、ご主人様の愛情なのだ。一片として逆らう権利は許されておらず、彼女は背を仰け反らせて――「うぐ~……っ♡あっ♡ううっ♡ごしゅ、ごしゅじんさ、まぁ♡ほこらしき、ごしゅじんさまっ♡しりあす、いきます……っ♡しりあすの、おまんこっ♡びぐびぐ、いっぢゃいまづ……っ♡」と下品な声色を響かせていく。普段の彼女の鈴の音色のような、穏やかで優しい声色とはまるで違う、獣の咆哮を彷彿とする音色。ブスの喘ぎ声に萎えることはあっても、美少女の下品な喘ぎ声は――男に生まれた以上は絶対にあらがえないのだ。シリアスの膣が”ぎゅぎゅ~っ♡”と絶頂と同時に、激しく締め付けたのだろう。男もまた、シリアスの尻を鷲掴みにする。媚肉がたっぷりと詰まったそれは、指の間から肉がはみ出るものであり――男は、足の爪先をぴ~んと伸ばして、シリアスの尻たぶを限界までめくり、互いの股間同士を零距離で密着させて、そして――
「おお……っ!出すぞ、シリアス!孕めっ、俺のガキ、孕めよ……っ!」
”びゅるるるるるる~~~っ♡♡びゅ~~っ♡どびゅどびゅっ♡びゅるるっ♡びゅ~っ♡”
”びゅくびゅくっ♡びゅ~っ♡びゅっくんっ♡どびゅどびゅっ♡びゅるるる~……っ♡”
”びゅくん……っ♡……どびゅっ♡びゅ~……っ♡びゅるるる……びゅくん……どびゅ……っ♡”
”…………♡♡♡”
男は、シリアスの膣内に射精した。
あなたが見えるのは対面座位のシリアスの背中だけなのに――彼女の腰が何度も、まるで、射精の勢いで浮き上がるように弾み――その度に男が尻を力強く掴んで、自身に抱き寄せて精液を馴染ませていくので――
だから、あなたにはその断面図まで見えるような気がするのだ。
初めて出会ったときから、メイドとしては不甲斐なくても――あなたのことが大好きでたまらない、シリアスという美少女。あなたではない男に抱かれれば、時代錯誤の大和撫子のように腹を切って詫びるかもしれない性格。「大好きでしょうがないあなたが、他の男とセックスしてるところに興奮する寝取られマゾだから――」という理由だけが、今のシリアスを支えているもの――
だったはず、なのに――
”あむ……っ♡れろれろ……っ♡むちゅ~……っ♡ちゅぷっ……れるれる……っ♡”
シリアスは、あなたの命令にはない――
射精後の余韻を堪能させる、ディープキスに夢中になるのだ。
極上の美少女と舌を絡め合い、唾液を交換しあいながら、膣の一番深いところに精液をどくどくと流し込んでいくのだ。実際に動けばドジだらけでも――黙っているときのシリアスは、世界で一番美しい存在にも思えるのだ。あなたはカメラ越しに、二匹の獣が舌を絡め合い、何度も、何度も愛情を交換するのを眺めるばかりであり――やがて男が「……もう一億払う」と言い出せば、あなたには拒む権利は存在しなかった。
――――
「誇らしきご主人様……シリアスは、ご主人様がどれだけ寝取られ性癖持ちでも……他の男に抱かれる姿を好んでも……雄としては最低の、弱っちい、寝取られマゾでも平気で――えっ?
そういうわけでは、ないのですか?
……誇らしきご主人様……
あの乱れ方は……その、普段のシリアスではないと言いますか……っ♡
あっ……ちゅっ♡あむっ♡れろぉ……っ♡
はい……ご主人様……っ♡
シリアスが真にこの身を捧げたのは、誇らしきご主人様にだけ……っ♡
シリアスはご主人様の所有物ですから……まるで、子供同士がおもちゃを貸し借りするように、シリアスを他の殿方にお貸ししても……シリアスは、平気ですから……っ♡
ですが、ご主人様……っ♡
シリアスがご主人様のことを……一番に愛しているということだけは――どうか、お忘れなきよう、ふふっ……♡」
――――
今日も今日とて、監視カメラの向こう側ではセクハラ三昧だ。
トレイを運ぶ度に男達に尻を撫でられて――席に座れば口移しでジュースを飲ませられる。ドジが多いシリアスは頻繁に転び、ノーパンの秘部を男達に見せつけている。値段は更に上がり、最早、軽々に本番交渉を出来る男達も少なくなったのだが――それでも噂が噂を呼べば、多くの金と力を持った男達がこの店にやってくるだろうし――
「……私はそれを、彼女達に拒んでほしいのです」
と――
あなたの背後で、画面を眺めていた”オーナー”が囁くのだ。
「ロイヤルメイドは全て、陛下の所有物……それが自分の意志で他国の雄に嫁ぐという異例中の異例は許容出来ても、万が一、嫁ぎ先で寝取られてしまえば大問題ですから……
なので……
こうして、心を鬼にして……メイド喫茶を買い取り、彼女達に壺を割らせて……試練を与えたんです……っ」
あなたは、背後を振り返る。
ロイヤルメイド長である――銀髪の美少女だ。
シリアスとダイドーとハーマイオニーとどちらが上か――と言われると、あなたは自分の恋人贔屓で返答をするだろうが、無作為なアンケートを取れば「可愛らしさよりも、美しさが勝っている分」だけ、”オーナー”が上に来るだろう。
「ご主人様には申し訳ないと思っているんですよ?……ですが、これはロイヤルのメイドとして仕方が無いことなんです。彼女達が……あなたに頼らず、自らの意志と判断で男達の誘惑を撥ね除けられるようになれば――
そのとき、初めて婚姻の許可が下りるんですから」
彼女の言葉は淡々としているが、有無を言わせない代物。
きっと、この”オーナー”が接客に立てば――
彼女は、いとも容易く男達をあしらうのだろう。
太腿や腋を見せても、乳房や臀部は見せない、極上の”チラリズム”だ。男に本番交渉をされても、優雅な立ち振る舞いを少しも崩さずに拒み、男にも恥をかかせない選択が出来る女性。ロイヤルメイド長である”オーナー”の要求水準は、高すぎるのではないかと思いながらも――
あなたは――
三人を妻として娶るために、それを耐えざるを得なかったのだ。
どのみち拒否権はない上に――これはロイヤルメイドが、妻として嫁ぐ際の最終試験だと言われれば、それで終わりなのだ。旦那が寝取られマゾの変態性癖だったとき、自分の身体を売るのではなく、旦那の性癖を矯正をすることが彼女達に求められた役割。それに本人達が気がつき実行するまで――
こうして、様々なセクハラで彼女達の身体は汚されていくのだ。
やりきれない思いで、あなたは、いつの間にか机に置かれていた珈琲に手を伸ばす。
口に運びやすい丁度いい温度であり――濃さもまた、あなたの喉にするすると流れ込む最上級の代物。それを淹れたのが”オーナー”だと気がついたのは、飲み終わってからのことであり、「相手に気遣いをさせないのが気遣い」だというメイドの基本を、あなたの骨身に刻み込ませてくるのだ。
「ご安心ください、ご主人様……っ♪
三人は、このベルファストが育てたロイヤルメイド……
必ずや、この厳しい試練を乗り越えてくださると、思いますし……それに、ふふっ♪
……ご主人様?
それを乗り越えて……陛下がご主人様をお気に入りになればぁ……
……他のロイヤルメイドも……もしかしたら……
皆……ロイヤルと由縁が深く、お優しいご主人様には好意を持ってるんですよ?
若くして……ロイヤルメイドの三人をベタ惚れさせちゃう雄としての力強さ……っ♪それに、ロイヤルのメイドはほとんどが生涯を独身か、政略結婚で終えますから……っ♪純粋な自由恋愛でぇ……結婚できるならぁ……みんな、ご主人様をきっと選びますよ……っ」
彼女があなたの耳元で囁くのは――
飽くまで、あなたからの訴えを退けるための詭弁だ。
最上級のメイドは性欲まみれの欲望の対処は簡単でも――本気の恋心は苦手なのだろう。「じゃあ、それはベルファストも同じ?」と尋ねると「ふふっ、どうでしょう……っ♪」と彼女はわざとらしく、あなたに告げる。もしもそうなった場合は、ベルファストも同様に――このセクハラ喫茶で働くことになるのだろうか。考えながらも、あなたに出来るのは――自身の恋人である三人が、この試練に気がついて終えることだけなので――画面の向こうで、男達に乳を揉まれている三人を眺めながら、珈琲のおかわりを催促した。