①橘さん家ノ男性事情(純愛ハーレム√) (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-09-24 09:00:00
Edited:
2021-09-24 13:54:26
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2022-06
Content
「それにしても、お手柄だったわね~……ユウがエロガキだったおかげで……♥」
「も、もう……ゆーちゃんはいいことしたんだから……落ち込まないで、ねっ?」
「そうね……ゆうクン……
あなたがしたことは、間違ってないんだから……だから、胸を張って……?
……あなたは、私たち三人を守ってくれたんだから……っ♡」
浴衣姿の三人に囲まれながら――
今、あなたは肩を竦めて、罪悪感にぎゅ~っと下腹部を痛めている。
きっかけは――
あなたが好んで見ていたマッサージ動画だった。
――――
橘家に生活の面倒を見てもらいながら――母京香・長女結花・次女小春の――
三人の美女と美少女との肉体関係を持っていたゆうクンこと――あなた。
その関係が露呈したとき、あなたは、自分が殺されると本心から怯えていたのだが――
「じゃあさ……一番最初に、ゆうの子供を孕んだら正妻で……後は、お妾さんってことで、どう?……全員、危険日合わせたら、公平でしょ?」
長女の結花が提案したそれに――
小春はともかく、まさか、京香まで賛同をしたのだ。
三人が薬で排卵日を調整して――大学の夏期休暇と京香の有給を利用して――海
に旅行をしに行き、たっぷりと遊んだ後で、温泉旅館で――
排卵日の、極上の雌三匹を孕ませ放題――
というそれは、あなたにとっては夢――
なぞという言葉では、到底現せられない――
眼を閉じて見るにも「いや、あまりにもリアリティがなさすぎて、没入感が削がれるわ」というような代物であり――
だから、海辺で彼女達がナンパされているとき――
あなたは、気が気ではなかった。
あなたへの当てつけに、筋骨隆々のマッチョマンや、でっぷりと太ったハゲ親父。浅黒く日焼けして、髪を金色に染めて、女モテにのみ人生を捧げている奴らを引き合いに出すことはあっても――彼女達は、そんな男に股を開くほどのバカではない。
それでも――強姦、という言葉も存在する。
”強引に姦淫する”と書いて強姦だ。あなたよりも背が高く、運動神経があり、いざというときは金的も辞さずに抵抗をする気の強い二人(小春は別だ)であっても――レイプされるときはされるので、人通りの少ない夜道を歩くときは常に110番を出来るように、スマホで通話するフリをして歩くのだ。
金髪で、上半身にだけ筋肉が付いた彼らが、強引にハイエースに連れ込もうとすれば――
あなたが蛮勇を振り絞って立ち向かっても、現実的には勝てやしない。
どうしたものか、とビクビク怯えていると――彼らは、そこでどうやら”脈なし”と判断をしてくれたらしい。あまりにも大きすぎる大魚は、つり上げれば歴史に残る偉業であるので、彼らのように強引にナンパをする男達ならあなた排除すると思ったので、違和感は残ったのだが――
とにかく引き下がってくれて、ほっと、一安心をしたのだが――
その夜、泊まる旅館に足を踏み入れて――
昼間に感じた既視感が、更にもっと深く感じられたのだ。
「見覚え?……そうねぇ、この旅館、経営者は変わったらしいけど……すっごく昔……ゆうクンが、もっと小さかった頃に来たから……だから、覚えているんじゃないかしら?」
京香に告げると、彼女はそう答えるばかり。
だから――
あなたもこの既視感は、記憶の底で澱のように積み重なったそこから、偶然、引っ張り出されたものだと思ったのだが――
違う、と気がついたのは、夕食の頃になってだ。
ずっと考え続けて、あなたは食事にほとんど手が付かない。
三人の美女が酒と海産物に舌鼓を打っている、という絶世の光景を前にしても、あなたは考え続ける。
何か――
あまりにも大きな何かを、見落としている気がするのだ。
夏休みが終わる前日の夜中に、宿題を一つ丸々忘れていた――とは、比べものにならないほど。教師からお説教をもらって、泣きながら放課後に宿題をやればいい、とはまるで違う――
自分の人生が――
いや、あなた自身の人生なんてどうでもいいのだが――
三人の人生が、何か、大きく変わってくる気がするのだ。
食事は最低限、手を付けるだけ。思考が胸焼けを引き起こして、差し出されたオレンジジュースは飲む気にもなれない。そんなあなたの不調を、三人は疑問に思いながらも――「孕ませ種付け旅行」という非現実的な日常に、浮かれているのだろう。
そして――
「ねっ……この後……するからね……っ♥」
と――
長女の結花に、言われた直後――
あなたは――
”むぎゅっ♥”
「きゃっ!?……こ、こら……っ♥別に、いいけどぉ……するなら……布団で……あと、ちゃんとご飯食べてから……っ♥」
結花の胸を、鷲掴みにした。
この光景に――
見覚えが、あったのだ。
そして――
同時に、その既視感はあなたには――
「……どうしたの、ゆうクン?」
少なくとも、京香を前には絶対に口に出せないものだ。
娘の二人は、多少、ノリが緩いところがあるが――橘京香という女性は、非常に生真面目な性質。あなたがその事実を口にすれば――彼女は、あなたに幻滅をしてしまうかもしれない。少なくとも、好感度の減少は避けられず――その減少が「あなたの種付け交尾を拒むもの」であれば――あなたは、もう、生きていることがむずかしいかもしれない。
だから――
その既視感を、手元のオレンジジュースで一気に飲み干すという選択肢もあったのだが――
――それは、嫌だった。
仮に――
あなたの記憶通りに──
「この旅館が、盗撮エロマッサージに使われた部屋」であったならば――
三人の痴態が、他の男に見られるかもしれない――ということだ。
――最初のきっかけは、ただ、雄の闘争本能であったのかもしれない。
あなたと彼女達には、血縁関係はない。体格的には子供と大人かもしれないし、また、学校に知られれば厄介なことになるかもしれないが――それらは全部、後付け。
海で、水着姿の三人が他の男に見られるだけでも、苦痛でしょうがなかったのだ。
Kカップの母と次女に、Hカップの長女。その三人が集まって行動をしていて、視線を送らない男がいるだろうか。”あなた”がそばにいたから、彼らは「家族連れを相手に口説くのは分が悪い――あのガキがいなくなってからだ」と計画を立てて、故にあなたも、一瞬を除いては彼女達にべったりと張り付き「お姉ちゃんとママ離れが出来ない、甘えん坊の末っ子」という役割に耐えてきたのだが――
それでも、今夜、彼らは脳内で三人を召喚することだろう。
その設定が高級コールガールであるのか、あるいは一目惚れされての逆ナンパであるのか――それとも、三人の美女の末っ子の立場で、お姉ちゃんとママに甘やかしてもらうという設定であるのか――あなたには判別が付かないが――
自分の隣を歩く、35点の恋人を見て、溜息を吐いていた彼らの脳内で──
京香と小春と結花が、ぐっちょぐちょに犯されまくることは、どうすることも出来ないのだ。
それは、同時にあなたの優越感を満たしてくれるものでもある。
彼らが妄想で犯すことしか出来ない、この、「脚が長くて乳が豊満で、男慣れしていそうな雰囲気をぷんぷん出しているくせに――、二人は処女で、一人は経験人数一人だけ」という最上級の雌どもと孕ませ温泉旅行という――
だめだ──
自分で考えていて、あまりにも現実離れしたそれに、頭がクラクラとしてきた。
そのクラクラは、後から考えれば――
何か、違った理由なのかもしれないが――
結局の所、あなたの考えは一つ――
「……ゆうクン、それ、ほんと?」
あなたは、例え京香に幻滅をされて、彼女に嫌われたとしても――
「二人とも、ちょっとこっちに……ごにょごにょ……ごにょにょ……」
「ちょお母さんそれって……ごにょごにょ……」
「ふぇ~……?なんの話~?でもぉ……ごにょごにょ……」
三人の裸を、誰か、他の男が見ると思うと――
その屈辱に、どうしたところで耐えきれなかったのだ。
三人は会議を済ませると、そそくさと立ち上がる。
酒に強い方、というわけではないが――普段、その程度の酒量では平然としているのに、今は足下がふらふら。酒に何か混ぜ物がしてあった、と知るのは後になってからで、あなたは「自分との孕ませ種付け旅行に、興奮をして飲酒のペースを崩していた」と好意的に解釈をしたのだが――
「ねっ、母さん……これ……っ!」
結花が――
脱衣所に仕掛けてあったカメラを見つけてからは、話は別だ。
ぐだぐだと、温泉旅館側のスタッフを呼び出して――ならば、押し切られるかもしれない。京香はそう考えたのだろう。間髪入れずに、110番に通報をして――到着するまでに、壁の天井隅に仕掛けられたカメラも発見をした。
三人は、勿論、盗撮カメラを警戒していた。
それは、あまりにも極上すぎる肢体が、学生時代に「結花の裸が見てえ……」「小春の着替えを盗撮して金儲け……」という、出歯亀小僧の欲望に晒され続けた警戒心によるものだが――
同時に、彼女達の警戒する相手は「出歯亀小僧」だったのだ。
「置物の時計に見せかけて」「花瓶の中にバッテリーを」なぞというところまでは警戒をしても――まさか、旅館の壁の中に、超小型カメラを直接埋め込んで配線も壁の中を通して──なぞと、警戒をするはずもないし――そんな人間は、陰謀論に押し潰されて、頭にアルミホイルを巻かなければ身動きの一つも取ることは出来ない。だからこそ、最初は気がつかなかったのだが――
「ここに、盗撮は絶対に存在する」
という大前提で捜査をすれば、簡単に発見することが出来たのだろう。
ドッキリ番組で、「わざと、芸人にドッキリだと気がつかせた上で反応を~」のようだな、なんていう会話を小春としたのは、警察が到着してからの出来事。
中々に大事であったようで――
最初は二人組の警察だったのが、無線で応援を呼んで、最後には十人ほどの人数になった。
彼らの視線が、浴衣越しの京香や結花の肢体に行っていることは腹立たしくあったが――それはまあ、雄の股間に直接的に響く肉体というか――「疲れている仕事中に、こんなエロい身体をして見ないわけねえだろ」的な理屈なので、あなたも――
彼らが自分の味方である限り、強く出ることは出来なかったのだが――
とにかく、子供であるあなたと小春は、蚊帳の外だ。
「あの……もしかしたら、お酒の中にも何か……いえっ、普通のものと、味が違うような気がして……」
という京香の証言で、料理にも何か仕込まれているのではないか――
と、がやがやと話題になり――
その間、旅館のスタッフや他の客は動揺をするばかりだ
警察が無能であるのは、テレビドラマか探偵小説の中だけ。
ましてや、「以前に泊まった誰かや工事業者が、置物型の盗撮カメラを仕掛けた」ではなく「壁に埋め込まれて、配線もされていて、コンセントに繋がって電源が供給されているのでので半永久的に動作している」という大がかりなそれは、内部の手引きがないと不可能な代物。「旅館ぐるみで盗撮」となれば、信頼稼業では一発で致命傷だ。
旅館も警察も本気で調査をするだろうし――カメラを仕掛けて、酒に混ぜ物をした従業員もすぐに見つかるだろうし――その従業員の口から、犯人が割れるのは想像するに容易だ。(一蓮托生の、命を共に託した相手であるならばともかく――性欲か金銭の繋がりならば、警察の取り調べに耐えられるはずもないし――何より、カメラを仕掛けている以上は、幾らでも証拠が出てくることだろう)
だから――
もう、同じような被害者が出てこないことに、あなたはほっと胸をなで下ろしながら――
「ゆーちゃん……どうしたの?お腹痛いの?」
あなたは――
今まで、自分が自慰行為のオカズにしてたそれらが――
全て、嘘偽りのない――演技ではない――
本物の盗撮と、そして、陵辱動画であることを理解した。
――――
「……ビデオの件は、安心して?……私にも知り合いがいるから……彼女が見つけたってことにして、ちゃんと、警察に言っておいたから……ねっ?」
あなたの頭を撫でながら、優しく慰めの言葉を吐くのは母の京香だ。
「いや~、しっかし……盗撮エロマッサージでシコシコしてたんでしょ……?ちょっと、ニッチすぎない?」
「しょうがないよね~……女の子の身体にぃ、興味津々なんだもんね~っ♪」
二人の姉妹――
結花と小春も、からかいと慰めではあるが、あなたの頭を優しく撫でて、褒め称えてくる。
あの後――
事情聴取は後日に、ということで、あなた達は別の旅館に移動することとなった。
周囲から眺めれば「家族水入らずの旅行」であっても、あなたにとってそれは「孕ませ種付け旅行」という、エロゲーの舞台になるようなイベントなのだ。それが中断というのはなんとも苦しいが――でも、三人を守れたならそれでいいと、どうにか自分の中で折り合いを付けようとして――
「ねえ……
二人は、これで帰っても平気?」
と――
京香が告げた言葉に――
結花と小春は返答をせずに、沈黙を貫いたままだ。
飽くまでスポンサーは京香であり、”そうなった”ときに、金を出すのは京香であるからこその無言だが――
「……私は……ちょっと、無理……
……この身体で……お腹で……何もしないの、耐えられないかも……っ♡」
京香は――
遥かに年下のあなたに、ぴたりと身体を寄り添わせて――
あなたの腕を掴み、熱に火照った下腹部を触らせたのだ。
大学生の二人の娘を産んで以来、腹の中身は常に空っぽ。
世界中の雄が、どのような性癖を持っていたとしても――股間に逸物を生やして産まれた以上は、繁殖欲に逆らえない極上の雌は――常に、その肢体を狙われ続けて――硬い守備力で耐え続けて――
それなのに、今は――
「……ゆうクンは、どうしたい……?
……旅行、これで終わりでもいいの……?」
排卵日の子宮に、何らかの媚薬を飲まされて――
熱に潤んだ瞳で、あなたを見つめてくるのだ。
「赤ちゃん産みたい♡」「絶対孕む……♡」「危険日の子宮におちんちんぐりぐり~ってしてもらって、孕め、京香、俺のガキ孕め……って、強い雄の振る舞いをしてもらいながら、強引にレイプされたい」と求めてくるその瞳は――
あなたが触れてきた、どんなエロ漫画やアダルトビデオにも存在しない――
本気で、つがいの雄の子を孕む気が満々の雌だ。
だから――
旅館を変えることにしたのだ。
全国系列の大手チェーンの旅館であり、風情というものは薄いが――
それでも、しっかりと畳敷きの大きな部屋であり、今度は心配がなかった。
先ほど、食事は済ませてきたのでコンビニでご飯やお酒を買ったのだが――排卵日の媚薬入りの、脚の長い美女がコンビニで無造作に、酒やエナドリや菓子を買っていき、カゴ一杯に放り込むという光景は日常が醸し出す中での最上級のエロスを湛えており――あなたが避妊具を買おうとすると、この中では一番、そういった雰囲気の薄い小春から「ゆーちゃん……だめよ~……全部、中で出すんでしょ……っ♪」と耳元でぽしょぽしょと言われ、あなたは限界寸前だったのだが――
「……んっ、こんだけ探してもないなら、大丈夫でしょ♥」
結花の言葉で、ようやく、三人がカメラの有無を確かめた後で――
三人の美女は、先ほどを取り返すように宴会を始めたのだ。
「……もう、ゆうクン……そんなにがっつかないでもいいのよ?
……ふふっ♡そんなに、お腹空いてたのね……っ♡」
彼女達の酒の肴は、あなただ。
先ほどの食事とジュースにはほとんど手を付けておらず、長めの事情聴取を終えた後で、あなたはすっかりと空腹。旅行の風情も何もないコンビニ飯であっても、彼女達の盗撮を防いだ後では、世界で一番の美味に感じられて――そうしていると――
「……んっ♡ゆうクン……ほんとに、ゆっくりでいいからね……っ♡」
「さっさと食べちゃいなさいよ、あんた……っ♥……私たちだって……我慢、限界なんだから……っ♥」
「ゆーちゃん……ウサギさんみたいで、可愛い……っ♪」
三人は――
いつの間にか、あなたを取り囲んでいた。
「……盗撮ビデオで、興奮していたこと……本当なら、怒らなきゃいけないけど……知らなかったなら、しょうがないわよね……?」
「童貞だった頃の男の子に、そんなのわかるわけないわよねー……ねっ、私ら、誰もあんたに怒ってないからね……っ?」
「んふふ~……今度、ゆーちゃんにマッサージしてもらお~っ♪」
”すり……っ♡♥♪”
と、最初にあなたの身体を撫でたのは誰か。
京香も結花も小春も、とても細い身体つきをしている。
背は高く、乳はHカップとKカップ×2。モデルのような長身スレンダーな身体に、グラビアアイドル――いや、ネットのまとめブログでたまに話題になる、海外の超一流AV女優と同じような胸と尻がついているそれは――
雄と雌の生まれ持っての体格差があっても、あなたには、一人を押し倒すのが精一杯であり――
「……んっ♡」
「んふ……っ♥」
「んふふ~……っ♪」
あなたは――
三人の美女に囲まれて、逃げ場を失っているのだ。
三人の掌が、あなたの身体を這いずり回ってくる。
今はまだ未熟ではあっても――成長をしたときに、彼女達を支えることが出来るように、筋トレを始めたりもしていた。まだ、結果が出るには早いが――それでも、醜くぶよぶよと太った身体ではないのが、どうにか、自分の誇れる部分。背の高い三人は、当然のように指も蠱惑的に長く――彼女達の人差し指一本で、亀頭をカリカリとひっかかれれば射精してしまうあなたにとって――、三人の、三十本分の指というものは、あまりにも刺激が強すぎる。
「ゆうクン……誰からにする?」
「……勿論、私よね……っ?」
「え~っ、ずるい……ゆーちゃん……小春のこと……最初に、孕ませてください……っ♪」
「ちょ……っ!ユウ!私よね!ねっ!……私のこと……孕ませて……っ♥」
あなたの耳元で囁いてくる、二人の美少女姉妹。
どちらか一人と、身体を重ね合わせるだけでも――
同じ大学に通う男子にとっては、現実味がなさ過ぎて没入感を削ぐ妄想なのだ。
それが――
今は、あなたの耳元で、あなたの股間を撫で回しながら、種乞いをしてくる状況。
あなたが普段、自慰行為で、ティッシュに吐き出していた白濁の液体――性欲の残骸を――
彼女達は、危険日の腹に注ぎ込んで欲しいと言っているのだ。
自分よりも背が高く、脚が長すぎる女達が――あなたの背に四肢を絡めて、だいしゅきホールドをしてくれるという状況。プライドが高く、異性への当たりが強い結花が、あなたの肉棒を深く挿入するためにアナル丸出しの後背位をしてくれることも――おっとりほんわかで、警戒心が薄めで、取り巻きの女子がいなければ簡単に捕食されてしまいそうな小春が、あなたの肉棒を悦ばせる為に騎乗位で、そのデカ乳をどたぷんっ♪ゆっさゆっさ♪と振り回しながら、五指を根本で絡め合わせた恋人繋ぎをして、金玉の中の最後の一滴までを搾り取ってくることも――
男にとっては、最早、自慰行為の際の妄想にすら使いにくいほどの桃源郷であり――
二人の生ASMRを堪能しながら――
「んっ……ゆうクン……?
……別に、二人が先でもいいのよ……っ♡」
あなたの目の前で――
橘京香が、正座をして――頬を赤らめ、熱を帯びて――
浴衣越しでもわかるほど、乳首を隆起させてこちらを見ていた。
結花と小春が共にあなたを誘惑して、両耳に狙いを定めると、必然、二人は両側。
美女を左右に侍らすと、あなたの視界に映るのは橘京香だけだ。
バリバリのキャリアウーマンで、スーツ姿が似合う極上の美女。
一度だけ、仕事中の京香を見たことがある。
急遽、仕事の書類が必要になり、結花も小春も出かけて不在だったので、あなたが向かったのだが――部下を何人も持っている立場の、テレビドラマで見るような「大人の女」であり――職場での彼女の顔と、普段の自宅での顔の違いが――
あなたには、たまらない興奮になったのだ。
「テレビドラマで」と簡単に言うが――
あなたは、橘京香よりも美しい女優は存在しない、と思っている。
勿論、容姿というものは簡単に上下を付けられないし(そもそも、付けることが良いのかもわからない)個人の趣味や嗜好によって、判断基準は変わるだろう。特に橘家は、母も長女も次女も、また違ったベクトルで絶世の美女なのだ。だから――これを軽率に世間に訴求すれば、叱られるとは思うのだが――
あなたという一個人の、ひいき目を抜きにしたとき――
橘京香よりも美しい女、を、見たことがないのだ。
女優の道に進んでいれば、演技力がどれほどに拙くとも、その容姿(あと、ついでに乳と尻)だけで天下を取れたはずの美女が、バリバリのキャリアウーマンとして、職場で働いている光景。彼女の部下になれる男は、どれだけ幸せだろうか。「自分の上司が橘京香」という立場になれるのだ。彼女は厳しく、責任感が強く、部下の怠慢を赦しはしないだろうが――それはそうと、根っこはドが付くほどのお人好しだ。仕事が出来るというのは、自分の基準を無責任に他人に要求するわけではなく――仕事でミスをして、叱られた後で、慰めに呑みに連れていかれれば――勘違いしない方が無理ではないか。彼女は話そうとしないし――あなたに、経験人数が一人だと誓っていたが――それでも、過去に、他の男と怪しげな雰囲気になったことは匂わせているので――ちくしょう、どうして、自分は彼女の部下ではないのか、と、未だ学生の身でありながら思ったりもしたのだが――
今、あなたの目の前で正座をしながら――
浴衣越しに、勃起した膨らみを見つめて、瞳を潤わせているのは――
そういう女、ということだ。
”ごくりっ♡”
と、京香が喉を鳴らすのは、涎が溢れて止まらないからだろう。
「ゆうクン……お目々、怖いわよ……っ?」
彼女の言葉に――
あなたは、耐えられず――
「――きゃあっ!?」
”どさっ♡”と、京香をその場に押し倒した。
橘京香を押し倒せる、というのは最大の贅沢。
普通の男がそれをすれば――彼女は、迷うことなく、膝蹴りによる金的を選択するだろう。押しに弱い女ではあっても、臆病な女ではないのだ。それこそ――媚薬と酒で脳を混乱させて、エロマッサージを行い、「あなた方のせいでこんなに興奮したんだから」と押し切られれば、流れるままに抱かれてしまいそうだが――
夜道に、背後から襲う暴漢には毅然とした態度を貫くタイプであり――
だから――
「んっ……優しく、してね……っ♡」
と――
あなたは――
”受け入れられる”というだけで、射精してしまいそうになる。
京香の体臭というものは、結花や小春とは少し違う。それは神に誓って――というのは、さほど深く神を信じていないのでおかしいから――「橘家に誓って」だが――
京香の身体は、大人の雌の臭いがするのだ。
結花と小春の瑞々しく爽やかな匂いとは異なり――どろりと、性欲がヘドロのように溜まって醸し出す匂い。少し強めの香水を、仕事用にしているのも原因かもしれないが――
彼女の首筋に顔を埋めて、肉布団に腰を打ち付けているだけで――
あなたは、もう、暴発寸前だ。
Kカップと乳がデカいくせに、ウエストはくびれていて――脚が長い高身長の女は、AV業界どころかモデルやグラビア業界にすら存在しない。AV出演で億の契約金が支払われるのは、現役アイドルやタレントだけだと思っていたが――
この女ならば、億を払っても、簡単に元が取れると業界関係者は考えることだろう。
あなたの目の前にいるのは、そういう類いの女であり――
勃起した肉棒を、へこへこと擦りつける。
孕ませ種付け旅行をするにあたって、考えてきたプレイはおよそ三桁はくだらない。
童貞だった頃から、こんもりと積もっていた性欲と妄想を――全て消化することが許される晴れ舞台。お尻の穴を舐めてほしいと言えば、少し戸惑いながらも、舌を這わせてくれる三人の美女を相手に――あなたは、世界中の童貞くんが彼女達のような美女を抱けない、その鬱憤晴らしを肩代わりしてやろう――とまで、使命感に燃えていたのだが――
「あっ……♡もう……ゆうクン、お猿さんみたい……っ♡」
あなたは、今、腰をへこへこすることしか出来ないのだ。
浴衣の前をはだけさせて、パンツ越しの肉棒を――同じく、浴衣をはだけさせた、京香のショーツ越しの秘部に擦りつける光景。やっていることは、世界で一番贅沢な材質に変わった「床オナ」であり――
故に、めちゃくちゃ気持ちいい。
勿論――あなたは、彼女達との性行為の快楽を知っているが――
”それはそうと”で、床オナの快楽には抗がえないものがあるのだ。
遅漏や射精障害を煩ったとしても、それに値する快楽が得られるのならば、それでもいい――
という思考は、全てが後付け。
若さ故か、性欲故か――あなたの劣情は、股間の快楽を鎮めてくれることはない。
鼻の穴をぷっくらと膨らませて、息を荒げて腰をへこへこと擦りつけるそれは――先ほどの、大ファインプレイで得た貯金を全て使い果たして、あなたへの好感度を損ねるような代物かもしれないが――
「ふふ……っ♡
ゆうクン……可愛い……っ♡」
”むっぎゅ~……っ♡”
と――
京香は、あなたの顔を”どたぷんっ♡”と、自身の谷間に挟み込み、そして、抱きかかえるのだ。
脳がオーバーヒートを起こしているのならば、擬似的に酸欠を起こして動きを止める――とでも言わんばかりに、彼女の乳の谷間は長く、深い。メロンやスイカよりも遥かに大きい乳房が、二つ付いているのだ。あなたの顔が丸々入ってしまうのではないか、と思うほどに深い谷間の下には――まるで、空気よりも比重が思い毒ガスが地面に溜まるように――濃厚な雌のフェロモンが、むわむわと、漂っている。孕み頃の極上ごっくんボディを携えながらも、二人の娘を産んでから、およそ二十年近く、膣に蜘蛛の巣を張り続けた女が――抑圧的な理性を叩き壊して、雄にレイプさせるために誘蛾のように撒き散らすフェロモン。汗が溜まったその原液に、まさか抵抗が出来るはずもなく――
あなたの動きは、ピタリと止まり――
そして――
「あ~あっ……ほんと、あんたマザコンなんだから……っ♥」
「ゆーちゃん……かわいい~……っ♪」
”むっぎゅ~~~っ♥♪”
と――
あなたの後頭部は、結花と小春の乳房によって押し潰される。
三人合わせて三メートルという数字を超えている――京香112センチKカップ、小春109センチKカップ、結花101センチHカップという――
規格外の爆乳が、今、あなたの頭部を包み込んでいるのだ。
普通の男であれば、偶然、ブラジャーと分厚いセーター越しに肘が触れるだけでも一生涯のシコネタになるそれを――あなたは、三人の生乳で堪能が出来るという事実。普段はさらさらですべすべな、染み一つない極上の乳房も、発情してねっとりとした汗をかけば、ベタベタと肌に張り付き――彼女達のそれが、あなたの思春期の顔面の脂を拭き取り、後頭部を優しくマッサージして――海綿体に血流を集中させるのだ。
結花に持ち上げられ、京香から引き剥がされ――
あなたの視界は、360度、一メーターを超えた爆乳に囲まれて――
「……おっしくらまんじゅうっ♪おっされて泣くなっ♪」
小春の音頭とともに――
あなたは、三人の爆乳によって押し潰される。
「おしくらまんじゅう♥おされてなくな……ひひっ♥」
「お……おしくらまんじゅう……お、おされてなくな……っ♡」
と、結花と京香もそれぞれ、続けてあなたの顔面をその乳房で押し潰していき――
三百六十度から、あなたは、彼女達の乳房に頭部を挟み込まれるのだ。
「んふふ~♪子供のとき、みんなでよくやったよね~っ♪」
「……ったく♥エロガキの妄想でも、こんな贅沢出来ないわよ~っ♥」
「ゆ、ゆうクン……苦しかったら、言ってね……?」
三人の美女は、どこか楽しげだが――
あなたは一方で、天国と地獄をともに体験している。
彼女達の乳房というものは、見ているときは天使の羽根のような、ゼロの――いや、「マイナスの質量」を感じさせるほど、ふかふかで、軽く、ヘリウムガスが詰まった風船のようにどこまでも浮かび上がりそうなのだが――
実際に掌に持ち上げると、その質量の凄まじさがわかる。
片乳で五キロほどもあるそれは――合わせて、十キロか。彼女達はお風呂上がりの体重計で一喜一憂をするが――その乳房に乗っている脂肪は、他の女がだらしない食生活で腹部に付いた、怠惰の証である醜いそれとはまるで違うのだ。BMIは高数値を誇っても、腹部の脂肪で計測する体脂肪率が低いのが――「ウエストがくびれてるくせに、乳とケツがでっけえ女」であり――
あなたが肩を揉むと、「んっ……♡あ……っ♡」と蠱惑的な喘ぎ声を響かせて――
おそらく、手持ち無沙汰でマッサージを提案されれば、嬉々として乗ってしまうであろう、肩凝りの原因になるそのデカ乳が――
”どちゅんっ♡”
”どたぷんっ♥”
と、あなたの頭部を取り囲んでいるのだ。
掌の中ではふわふわに柔らかいそれも、三人が「押しくら饅頭」と称して、叩きつければ鈍器と同じだ。あなたの頭は、十キロの肉塊で四方八方からサンドバックになっているようなもの。脳味噌がぐらぐらと揺れて、視界が霞むのは、文字通りに「天国と地獄」をともに体験するものであり――やがて、あなたが鼻血を出すまで――橘家が誇る112センチKカップ、109センチKカップ、101センチHカップによる爆乳リンチという至福の時間は続いた。