②To LOVEるの猿山がセフィ・ミカエラ・デビルークと結城林檎と結城家の寝室で子作りハーレムセックスをする話 (Pixiv Fanbox)
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2021-08-20 09:00:00
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2022-06
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”にちゃっ♡にっちゅっ♡ぴちゃっ♡ちゅぷっ♡れろぉ~……っ♡”
”にちゅ……っ♥…………ぐちゅっ…………♥……ぢゅっぷ~……っ♥”
他人の家のリビング、というのはどこか、気まずさがある。
級友の家を訪ねたとき、自室に通されるのならば違和感はない。部屋というものは、その人間が色濃く出る場所。少ないお小遣いの中でも、コーディネイトは自分が決める代物であり――そこには、その人間の人格が反映されている。
だが、リビングは違う。
家族が全員過ごして、乱雑な状況になっているリビングに求められるのは「機能美」であり――
生活臭が、ぷんぷん、むわむわとしているのだ。
「友人の部屋」と「他人の家」ほどの差がある状況。ソファにどっかりと腰掛けて、靴下越しに足を乗せるだけでも――親や兄弟の不興を買うのではないか、とビクビク、怯えなくてはならないのがリビングであり――
結城家が常に、美柑によって清潔に保たれていたとしても、緊張感を失うことはないのだが――
「ほらぁ~……っ♡ケンイチくん……っ♡もっと我慢しないと……っ♡
美柑のことぉ……お嫁さんにしたいんでしょ~っ♡」
「んっ……ケンイチさん……っ♡我慢していらっしゃるんですか……っ?♥
……私は……ギドと同じくらい早くても……気にしませんよ……っ♥」
今――
猿山ケンイチは、リビングのソファにどっかりと腰を掛けて、大股を開き――
結城林檎と、セフィ・ミカエラ・デビルークの二人の人妻から――
手コキをされているのだ。
二人の美女は、今、ともにタンクトップとホットパンツだ。
普通の地球人である結城林檎とは異なり――セフィは、宇宙の覇者の王妃。そうした下品なタンクトップとホットパンツは、彼女の私服や寝間着であるはずはなく――
つまりは、この瞬間のために用意をしたのだろう。
自分の娘達から、入れ知恵があったのかもしれない。男を悦ばせるためには、単純に露出が多いだけではダメ。人妻という長所を活かすのならば「最近、身体が弛んできたから一念発起して、ジムに入会をした――旦那から夜のお誘いを拒まれて、自信を失いかけていて、同時に、性欲がむわむわと溜まっている人妻のようなタンクトップ」が求められており――
なぞと、モモに吹き込まれたのだろう。
セフィが、瞳を涙に潤ませて猿山を見つめてくるその表情。
宇宙の星ごとに価値観は違うが、「立場のある女は、肌の露出を控えるべき」というのは99パーセントの星での共通する価値観。表舞台には滅多に出ることのないセフィの姿は、金色のヤミに仕事を依頼するような、最も闇の深い位置に存在するフォームと同じほどに探すことが困難であり――「遠巻きに、ぼやけて、輪郭をどうにか把握するのが精一杯」を一秒見ることが出来れば、宇宙中の雄は、それだけを誇りに一生を終えられるだろう。
そんな、素顔すらも宇宙規模のシークレットな美女が――
今は、乳房も、腋も、ヘソも脇腹も太腿も丸出しで――
猿山の毛むくじゃらな太腿に、すべすべの生足を絡めてくるのだ。
今の猿山ケンイチは、全裸でソファに座っている。
自宅ですら、座面が気になることもあるというのに――この家には別の主がいるのだ。
本来ならば、一発で出禁になる代物だが――
「んふふ~……っ♡確かに……美柑から聞いてた通り……逞しいわね……っ♡」
家主の妻である、結城林檎は――
リビングで全裸になっても、勃起を損なわない猿山の男らしさに、好印象を下したらしい。
勃起した逸物の先っぽを、カリカリと爪でひっかきながら、撫で回してくる彼女の慣れた手つき。海外を飛び回って、日本に帰ってくるのは年に数回の彼女。その上で、旦那は忙しい漫画家であり――夫婦の性生活というものは、皆無であるのかも知れない。
「俺が旦那なら、こんなエッロい女放っておきませんよ」「子宮が限界迎えるまで、ガキ産ませてえ」「男だったらあれだけど……美柑みたいなかっわい~メス産める腹なのに……マジでもったいないわぁ……」と、「人妻への口説き文句100選」という本でも買えば、一番最初のページに載っていそうな言葉に――結城林檎は、先ほどからまんざらでもない様子。セフィのように、文字通り「宇宙人」であるために、人妻感が薄い女と比べると――地球人のこの女との火遊びというものには、危険な背徳感がある。
セフィの身体を幾ら貪っても、後でバレれば、デビルーク王に殺されるだけ。
勿論、娘三人と金色の闇は猿山の味方であり――、自らの身体を汚した以上、セフィもまた、猿山側に付くことは間違いないだろう。
だが――
結局のところは「いつものように、トラブルに巻き込まれる」というだけだ。
それに比べて、結城美柑は違う。
人妻との火遊びがどれほど危険か――というのは、18禁か否かを問わずに、様々な作品で触れてきたのが、高校生男子だ。彼女とのこの行為がバレてしまえば。結城リトはともかく――林檎の旦那が不意に帰ってくればどうなることか。その背徳感が――さらなる興奮を招き、猿山の肉棒はびくびくっ♡と脈動をする。灼けた鉄杭のような、熱と硬度を誇っているそれに――
「ふふ……っ♡旦那のと全然違うわね……っ♡やっぱり……お酒飲めない年齢の男の子って素敵ね……っ♡アルコールのせいにして、勃起出来ない、なんてないんだから……っ♡」
”かりっ♡”と爪で、カリ首をひっかいてくる。
二人の手コキで、猿山の肉棒は既に射精限界。
勿論、これをララと唯にやられれば多少は我慢が出来るのだが――
どれだけ経験回数を積み、「女の潮の噴かせ方」が簡単にわかったとしても――
”その女とのはじめて”というのは、雄にとっては特別なのだ。
まして、猿山の両隣には、ハーレムの娘二人の母親であり――更には、彼女達は今、別室で眠っているのだ。16時間起きて行動をして、睡魔に耐えきれずにぐっすりと眠る――という代物ではなく、本来、結城リト一人分に与えられた睡眠薬を分割して飲んでいる状況。いつ、彼女達が目を覚まして修羅場を迎えるかもわからない状況では――肉棒が、我慢を出来るはずもない。
足の爪先をぴーんと伸ばして、歯を食いしばり耐えようとするのだが、限界を迎える。
だが―
―素直に「もうイきそうでちゅ~っ」と泣き言を口にすれば、セフィはともかく――林檎は、それを放っておかないだろう。寝こけている獲物を見つけた肉食獣のように、猿山の肉棒に徹底的に快楽を注ぎ込み――潮を噴かされるのは、彼女ではなく自分ということになる。
なので――
「んっ……ふふっ……ケンイチくんのえっち……っ♡」
「ケンイチくんも……男の子なんですね……っ♥」
二人の美女におねだりをすると――
”すっ♡♥”と、彼女達はソファから降りて、猿山の足下に跪く。
背の高い美女二人を、圧倒的に上から見下ろすことが出来るという――それだけでも、童貞の男子高校生は射精することが出来るだろう。彼女達は、タンクトップを脱いで――自身の乳房を露わにする。豊満で、たっぷりと肉が付いてるそれは――しかし、ララや唯のような現役JKの張りとは異なり、重力に負けるように先端が下を向いている。
普通の女であれば「垂れ乳」であると、揶揄されるような代物であっても――
”むにゅんっ♡”
”どたぷんっ♥”
ここに待ち受けているのが――
極上の人妻Wパイズリであれば、話は別だ。
「んっ……男の子って……ほんと、パイズリ好きね~っ♡」
「んしょ……っ♥よいしょ……っ♥これで……いいですか……?……すみません、私……初めてなので……
ケンイチさんに……教えていただければ……」
「え~っ!?セフィちゃん、パイズリ処女なの!?」
「しょ……あっ……
は、はい……っ
セフィ・ミカエラ・デビルークは……
パイズリ、処女です……っ♡」
二人の美女が――猿山の肉棒を、その乳房に挟み込む。
やはり、圧倒的なのはセフィ・ミカエラ・デビルークだ。
92センチのHカップという、規格外の爆乳は御門涼子やティアーユ・ルナティーク級の代物。身体のエロさだけを売りにしているAV女優が、胸に大量のシリコンを埋め込んで、ようやく手に入るサイズの質量と体積を――
セフィ・ミカエラ・デビルークは――
生まれつきのメスの才能として、持っているのだ。
結城林檎も、決して貧乳ではない。スーツ越しに浮かぶ彼女の乳房のシルエットというのは、男の子を前屈みにするには十分すぎる代物。「おっぱいというのはデカければいいというわけではなく、適度な慎ましさと――しっかりした自己主張が両立されるべきだ」なぞと語るタイプの人間にとっては、結城林檎のそれがベストと呼べるだろう。
だが――
セフィの乳房が大きすぎて、パイズリの快楽はアンバランスなのだ。
そして――
それは、猿山ケンイチという雄にとっては、あまり経験がない代物。
思えば、自分の周りには巨乳と貧乳のメスしかいなかったなと猿山は思う。Wパイズリというのは、相性がいいメス同士で行うのが常。涼子とティアーユのような山脈や、美柑とヤミのような断崖絶壁を味わった後では――そのアンバランスな刺激は、結局の所、手コキと大差ないのだ。
それに加えて――
セフィは、上目遣いで猿山を見つめて――
「んっ……♥ケンイチさん……
私、パイズリ処女を捨てたのがあなたでよかったです……っ♥」
股間だけではなく――
脳味噌にまで響く言葉を吐いてくるのだ。
自分が本当に、チャームの効かない人間であるのか、猿山には信じられなくなる。性欲はムクムクと沸いてくる。頭の中は、このメスを孕ませることしか考えていないというのに――と、疑問符を浮かべて、猿山は舌をだらんと突き出して、快楽に悶える。
「ねっ、セフィちゃんは……パイズリおねだりされなかったの?……だって……こ~んなデカパイ女を妻にしたらぁ……ぜ~ったい頼むでしょ?男なら……」
「そ、その……ギドとの子作りは……彼が私を気遣って、子供の身体になって行っていて……っ♥私に、気を使ってくれたので……だから……多分……
パイズリも……私が嫌がると思ったんじゃないかなって……♥」
「うっわぁ~……こ~んなえっちな身体してるのに、食べないのぉ?……エロ親父は嫌いだけど……据え膳、食べ残す男ってさいって~……っ♡」
林檎の言葉は、果たしてリトを指しているのか。
セフィのパイズリは、林檎に比べて遥かにぎこちない。
彼女にとって、雄の隆起した肉棒というのは未知の存在なのだろう。男子が生まれていれば――きっと、そのガキはセフィの身体に溺れたことだろう。自分の息子から筆おろしを泣いて頼まれて、拒むようなメスではない。チャーム人の特性を引き継いだ、女ったらしの雄ガキの征服欲の為だけにその肢体を好き勝手に貪られて、様々な奉仕を叩き込まれて「鼻水を口で啜れるほどの愛情」を好き放題に弄ばれて、彼女は、我を失うほどに乱れ狂うことだろう。
だが――
現実に生まれたのは、美少女三姉妹。
彼女が他の雄を知らずに生きてきた、というのはなんとも、不幸と呼べる話だ。
いや、別に「奴隷商に買われて、一つの星と引き換えに一晩、閨を共に出来る最高級娼婦であることが幸せ」と言うつもりはないが――
それにしたって、チャームが効かないのが、性欲の薄い――
王として、男として最強でも――
雄としてはクソッカスな現デビルーク王であったことが、最大級の不幸だ。
モモがハーレム計画を信奉しているのも、あるいは、自分の父親が雄としては情けないから、かもしれない。猿山は、自分であればこの女の子宮を、ただの一日でも自由にさせたくないと思うのだ。雄としてのカスレベルでは、結城リト級。そんな王様にだけチャームが効かなかったのが――あるいは、チャーム人の不運なのかもしれない。
「ねっ、セフィちゃん……ぶっちゃけたところ……
経験回数、何回なの?」
結城林檎が尋ねた言葉に、猿山の肉棒はびくっ♡と跳ねる。
経験回数というものは「0」か「1回以上」の二択しかない――というのは、童貞の発想。
これほどまでに極上の人妻が、果たして、どれだけの回数デビルーク王の肉棒で膣を突かれたのかというのは大事な問題。特に――セフィのように、ただ、そこに存在するだけでも雄を狂わせる最上級のメスならば殊更だ。
結婚をした旦那と、毎晩、身体を重ねたところで「ヤリマン」だとは言わないが――
それにしたって、この女を自分の所有物にしたい以上――
少なければ、少ない方がいいに決まっている。
モモが口にした「一桁」というのも怪しいものであり――
それに比べて、結城林檎とセフィは「ママ友」だ。
猿山の知らないところで、親交を深めていた、二人の「親友同士の母親」なのだ。ママ友トークでは、セフィも嘘を吐いたりはしないだろう。そう思うと、期待と興奮が膨らみ――果たして、どれだけ少ない回数が、セフィの口から放たれるかと期待をしたのだが――
彼女は、唇をきゅっと噤んで、無言を貫き――
そして、代わりに――
”す……っ”と――
震える指で、ピースサインを浮かべてきた。
ドスケベなタンクトップで、欲求不満な人妻面を見せているくせに、唐突なピースサインだ。猿山は最初、理解が出来ずに混乱したのだが――徐々に、理解が追いつき――
まるで、ネットで「本当に意味がわかるとびっくりする話」を読んだときの数億倍の衝撃が全身を貫き――
「うっわ……っ
……たった、二回なの……?」
セフィは――
”こくりっ”と、視線を逸らしながら頷いた。
目の前にいるのは――
子作り以外の、享楽に耽るセックスを知らない――
実質的な、処女娘なのだ。
猿山が、それに我慢できるはずもない。
二人の乳圧に必死に耐えて歯を食いしばるが――限界はすぐそこ。二人の手つきも、猿山の肉棒の限界を感じて、ラストスパートを迎える。国宝級――どころか「宇宙宝級」と呼ばれるような、二つの柔らかな肉饅頭が、真空状態のように猿山の肉棒に”にち~~っ♡””むっちゅ~っ♥”と密着をして、絞り上げてくるのだ。
オナホールを握り締めたとしても、痛みを感じるほどの力強さ。そんなもので搾り上げられて――肉棒に感じるのは、快楽オンリー。人体で最も柔らかな器官である、乳房を二つ重ねられれば、肌に傷の一つも付けることは叶わない。二人の極上奉仕は、最後に、”むっぎゅ~~~っ♡♥♡♥”と両側から激しいプレスを迎えたところで終わりを迎える。
それは――
”びゅるるるるるる~~~♡♥びゅるるるっ♡♥どびゅどびゅっ♡♥びゅるるっ♡♥”
”びゅくびゅくっ♡♥どびゅっ♡♥びゅるるっ♡♥びゅっくんっ♡♥どびゅっ♡ぷぴゅっ♡♥”
「んんっ……!♡……あはぁ……ケンイチくんのせーし……あっつ……っ♡」
「きゃあっ!?……んっ……これが、せーえきなの……っ?……あはぁ……♥
初めて見た、かも……しれないわ……っ♥
すんすんっ♥……ふ……んっ……♥ふが……ぁ……っ♥
はぁ~…………っ♥
…………くっさっ♥」
猿山の、射精と同時に終わりを迎えたという意味だ。
デカ乳の間に挟み込まれて、亀頭を隠されて、胸の谷間にべっとりとマーキングをするのも魅力的だったが――やはり、パイズリというのは顔射をしてなんぼだ。股間を根元まで乳肉に叩きつけてようやく、精液を顔面にぶっかけることが出来るという規格外のデカ乳。
二人の美女の顔面には、今、猿山の精液がべっとりだ。
今までは、同級生の不細工な女子でも「いや~w猿山はないわ~w」と言われていた雄の精液だ。
それが――
宇宙一の美女と、世界規模のファッションデザイナーの顔面を覆い尽くしているという事実。
乳房から肉棒を”にゅっぽんっ♡♥”と引き抜き、猿山は、二人の顔面に肉棒を”ぺちゃっ♡♥”と叩きつけてやる。半勃起した肉棒に、二人の美女は何も言わずに――「それが、射精していただいた雄への礼儀だ」とでも言わんばかりに――わざとらしく、見せびらかすように、その場に三つ指を付きながら”ねろぉ~……っ♡””むちゅ~……っ♥”と舌を這わせていく。経験豊富な結城林檎の舌使いと「経験こそ少ないが、メスとしての才能は文字通り宇宙一」のセフィのベロテク。肉棒の汚れを綺麗にするためだけのお掃除フェラでありながら、猿山の肉棒は一分も経たずに即座に隆起して、二人に襲いかかろうとしたが――
”し~っ……♡”
と、人差し指を唇に当てられて、制止されて――
「ほら……っ♡寝室……行くわよ……っ♡」
結城林檎に言われて従い、彼女の後を付いていき――
浮かべた感想は「あの余裕綽々な女が、もう、我慢の限界を浮かべている顔はエロいな」と「167センチのセフィと自分の身長はほとんど変わらないはずなのに、腰を抱き寄せて密着すると、自分よりも高い位置にあるとか――どんだけ脚が長いんだこの女は」という、二つばかりであった。
――――
結城家の夫婦の寝室は、ダブルベッドだ。
美柑が清潔を保っているので、シーツの皺はピンと伸びている。家にほとんど帰ってこない二人のための寝室であり、掃除の機会も少ないから楽なのだろう。猿山がどかっと腰を掛けると、体重にシーツが引っ張られて皺が出来て――真っ白な布地も含めて、さながら、新雪に足跡を残すような昂揚感だ。
猿山ケンイチは、今、興奮と発情をしている。
猿山は二人のWパイズリを終えた後で、身体を洗ったりはしていない。雄の汗臭く、べとべとの身体というものを女の子は嫌うが――”雌”は別だ。彼女達は、身体を洗っていないことを不満を口にしながらも、ベッドの中でまぐわって昂ぶれば、うなじや耳の裏や腋と言った、体臭の濃い場所に鼻を埋めてフガフガと臭いを嗅ぎ――雄のフェロモンに夢中になってしまう雌しかいないのだ。
二匹の雌は、今、シャワーを浴びている。
先ほど、たっぷりと汗をかいたからだ。
勿論、雌のフェロモンが落とされることは危惧していたが――それにしたってやはり「同じシャンプーを使ったとは信じられない」というような、髪の甘い花の香りを嗅げる魅力には勝てないし――何より、彼女達のようなドスケベな雌は、ベッドに入れば一分で雄を招き入れる、誘蛾灯のようなフェロモンをぷんぷん、むわむわと放つようになるのだ。
そうして――
今、猿山はベッドの上で待っている。
童貞だったころは「無駄な時間じゃないか」と思っていたのだが――実際に経験をしてみると、むしろ、「セックスというのは、この時間を楽しむために存在して、残りは消化試合」と言う感情すらも湧いてくる。いや、それは勿論、彼女達の膣に肉棒をハメて腰を振れば「いや、やっぱあれはくだらねえ待機時間だったわ」とすぐに掌を返す代物なのだが――
シーツ越しに、尻にたっぷり汗をかき、腰を浮かせればシーツがへばりついてくる状況ではそう考えざるを得ないのだ。
股間の肉棒は、天を穿つ角度で隆起している。
ちんぽを触って、微弱な快楽を与え続けて、勃起を維持する――というのは、二流や三流の雌とセックスをするときの礼儀。宇宙一の美女が、これから、自分に食べられるために身体を洗っている姿を想像すると――それだけで、肉棒には、ブスのセックスよりも強い快楽が与えられるのだ。階下で、きゃあきゃあと二人が、幼い少女のように嬌声を奏でている声色も前立腺に響く。これから、自分とセックスをして、淫らに喘いで獣のような呻き声で、無様に絶頂をする二匹の雌が――高校生のような幼さを露わにしていたら、肉棒がバッキバキになるのは礼儀のようなものだ。
そうして――
やがて、階下の声色が沈まり――
ぎしぎしと、階段を上ってくる二匹の雌の音が響く。
我慢汁が肉棒をどろどろに汚して、金玉を伝い、シーツにぽたっと垂れた直後に――
扉が、開いて――
「ほ~らっ♡これでいいかしら~、ケンイチくんっ♡」
「あの……こ、これは……恥ずかしいものですね……っ♥」
結城林檎とセフィ・ミカエラ・デビルークは――
バスタオル一枚の姿で、部屋に入ってくる。
人妻デリヘルであったとしても、これほどまでの興奮を抱くことは出来ない。
そこに存在するのが「十分に満たされた旦那と子供二人を持っているけど、火遊びの仄暗い背徳感に満たされたくて、デリヘルに入店をした人妻」なのか、それとも「生活費の為に身体を売っているだけの売女であり、とうが立ってきたので普通の店では働けずに、二束三文で買った指輪を薬指にハメておままごとをしているのか」を見極めることは出来ないのだ。
だが――目の前の二人は違う。
自分のハーレムにいる、二人の雌の母親だと――血統が保証されているのだ。
バスタオル一枚で、その肢体を隠そうとしている二人。「脱がせてもらうため」の林檎と、「本気で隠すため」のセフィの二人の違いだけでも、男の子ならば容易に射精が出来るだろう。「普通の日本人の身体の水滴を拭うため」として作られているバスタオルでは――セフィのような、脚の長い92センチHカップの豊満な女の肌はあまり隠せていない。
その上で、彼女はぎゅ~っ♥と不安そうにタオルを抱き寄せているので――後ろから見れば、尻は丸出しだろう。クソ――このデカケツが、脱衣所から濡れた髪を晒して歩いて、尻を丸出しにして階段を上ってきたんだぞ。どうして、その階段で後ろからついていけなかったのか。丸出しの真っ白な、肉厚で最高級の桃尻に背後からむしゃぶりついても、つきたての餅のように揉みしだいたとしても、目の前の女は文句の一つも言わなかったはずなのに――
と――
猿山は、自分が風呂場に付いていき、彼女達による3Pソーププレイを堪能し損ねたことを、心底から後悔する。
その――
視線だけで人を殺せるならば、間違いなく、大量殺戮が可能な――獣欲に満ちた視線を受けて――
「ほらっ、セフィちゃんっ♡
……脱げって、言われてるわよ……っ♡」
「は、はい……っ♥ケンイチさん……そ、その……
お見苦しくないと……いいのですが……っ♥」
自分が宇宙一の美女だと自覚してねえのかてめえ、と、半ばぶち切れそうになるのだが――
”しゅるり……っ♡”
”ふぁさ……っ♥”
二人の美女は――
その場に、バスタオルを落として――
一糸まとわぬ全裸を、猿山に見せつける。
ああ――
少しでも肛門の力を抜けば、その瞬間に、射精してしまっただろう。
肉棒がびくんっ♡びゅくんっ♥と激しく脈動をして、暴れ回る。「射精をキャンセルした」というだけで、絶頂を迎えたことには変わりがない。
自分の目の前にいるのが、合わせて、五人の子を産んだ経産婦であるとは――到底、信じがたいほどの美しさ。
余分な脂肪を一切湛えていないファッションデザイナーに、肌に一つの染みすらないデビルーク星の王妃。大人びて妖艶な顔立ちこそしているが「十代半ば」と言われても、余裕で信じることは出来るだろうし――普通のおばさんとは異なり、彩南高校の制服を着て学校に来たとしても「うっわ……エッロ……」と思っても「うわキツ」とは、少しも感じることがないはずだ。
そんな――二人の美女が――
素っ裸で、両手を後ろに組むのだ。
舌なめずりをして、”じゅるりっ♡♥”とわざとらしく音を立ててやると――、二人は、肩をピクリと弾ませて反応をする。娘達を脅迫に取り、彼女達の肢体を好き放題に弄ぶ悪い雄の真似事なのだが――
それは、想像以上に効果覿面だった。
猿山は、二人をベッドに招き入れる。
夫婦二人の性生活を全うすることが出来るダブルベッドは、おそらく海外製なのだろう。美柑を作ってから十数年、夜の営みをしていないのだろうか。三人が乗っても未だに余裕があり、ベッドは僅かに軋む音を奏でるだけ。
猿山は、二人の腰を抱き寄せて――
”べろべろべろ~~~っ♡♥♡♥”と、舌を下品に突き出す。
鼻の下を伸ばした下品な猿顔。昔の、力を持っていなかった自分が最も嫌悪されていた表情だが――それを「同級生の男子」としてではなく「自分を犯してくれる雄」だと見たとき、彼女達には興奮の理由になるらしい。目尻をとろんと落として、二人は猿山の顔にベロを伸ばしていく。肉厚で、粘度の高く、甘ったるい唾液がたっぷりのベロ肉。猿山は、その粘膜同士をひっつけるように、舌を絡めて――”じゅぷぷぷ~っ♡””むちゅ~~っ♥””ちゅぱっ♡ちゅぶっ♡””うまっ♥うめっ♥”と――
二人の二枚の舌にベロ肉を絡ませて――唾液を交換し合う。
二人の美女の腰は、折れそうなほど細いくせに――その下にある臀部は、たっぷりと肉が詰まって大きい。
経産婦の最大の魅力は、彼女達の妊娠能力の有無にあると、猿山は思っていた。
ララや唯のような極上の雌が、まさか、雄の子を孕めない理不尽もあり得ないのだが――「天地がひっくり返れば」程度の奇跡が起きれば、彼女達が不妊の可能性もある。いや、あの結城リトならば、深刻でシリアスなドラマを単行本10巻ほど繰り返した挙げ句、互いに幸せになるためにと離婚を決意するドロドロな長編物語に出来るかも知れないが――猿山は違う。「マジで!?じゃあ中出しし放題じゃん!」の二文で終わる程度の、些末な問題なのだが――
”それはそうと”――だ。
それはそうと、孕ませられるのならばそれに越したことはない。
自分のように、学業も運動も大した能力を持っておらず――容姿は、最早語る必要もない男が――
極上の雌の、最上級の遺伝子をぐちゃぐちゃにかき混ぜられるという背徳感には、耐えることが出来ないのだ。
「宇宙一強い王様」と「宇宙一美女の王妃」の合いの子に子種を注ぎ込むだけでも、十分すぎるほどに快楽なのに――
その、王妃に直接子種を注ぎ込めば――
チャーム人は女しか生まれない、という説があるとモモから聞かされていた。現代ではセフィしか生き残っていないので、確かめる術を持たない、飽くまで眉唾の代物だが――それなら、セフィに子を孕ませれば、彼女が産むのは女の子なのだろうか。自分とデビルーク王の違いを、猿山は考える。雌として優秀すぎるチャーム人であるが故に、そこに生まれるのはララやモモにひけを取らない美少女なのだろうが――戦闘能力は、段違いだろう。力を持たないララのような美少女というのは、雄に、ただ喰われるためだけに存在する家畜のような代物。だとすれば――年頃になり、初潮がくればパパが食べてやるのが彼女にとって幸せだろうか――なぁに、美柑やヤミを孕ませることに躊躇を持たない雄猿が自分だ――ランドセルを背負ったボテ腹もいいものだろうなと――
セフィを見ているだけで、猿山は、そこまで妄想が膨らんでいくのだ。
チャームにかかっていないのに、チャームよりも遥かにエロい欲望に突き動かされる、雄として優秀すぎる性欲。猿山の視線に全身を貫かれるのは、セフィにとっては未経験すぎる代物であったのだろう。彼女は、身体を小さく震わせていくが――猿山の視線がじ~っと子宮に向けられて――目をひん剥き、鼻息が荒く、舌なめずりをしているその表情だけで――
「あっ……んんっ♥……ケンイチ……さん……っ♥そんな……目……向け、られると……んん……っ♥」
セフィは――
”びくびく……っ♥”と、肩を震わせて軽い絶頂を迎えるのだ。
男に見られるだけでイき狂うというのは――果たして、どこまで雄に都合がいい肉体をしているのか。猿山は半ば、苛立ちのような感情を浮かべるのだが――
すぐに――
”どさっ♡”
と、その場で仰向けに押し倒される。
「も~……気持ちはわかるけど……
セフィちゃんだけ見てたらだめよ……っ?
女の子は嫉妬しちゃうんだから……ハーレムの主様……っ♡」
猿山を押し倒したのは、結城林檎だ。
不健全な爛れた性生活を送ってはいるが、猿山の肉体は健康男子高校生。
勿論、不意を突かれたのは事実だが――
それにしても――
世界的なファッションデザイナーの結城林檎は、その体型を維持するために沢山のトレーニングを積んできたのだろう。
貧弱なガリ勉男子高校生よりは優れている体力に加えて、ララやヤミの背後をついて、その乳房を揉みしだける運動神経。更には、人間の服を作る以上は人体構造に理解している必要もあり――最小限の力で雄を征服する方法も知っているというわけだ。
だから――
猿山が林檎に押し倒されるのは、必然と呼べる代物。
「ふふっ……私の娘もハーレムに入れたいなら……正妻はいたとしても……それ以外は、みんな平等にしないと……
こうやって……
れーぷされちゃうんだからね……よわおすくん……っ♡」
林檎は、猿山の亀頭に秘部を触れさせる。
”くちゅっ♡”と鳴り響く水音の淫らさは、ララや唯が潮を噴くまで責め続けても絶対に鳴ることがない代物だ。
本気で、雄の子を孕む気満々の――「複数人の子を孕み、産んで、肉体が経産婦に適応した」という証拠であり――それはまるで、天然のローションと呼ぶに相応しいものだ。ブスであれば、そのネバネバで、指に糸が引くような、匂いも味も濃い愛液は減点評価であるのだが――林檎のような美女である限りは、ただただ、天然で雄の肉棒をパキらせる媚薬になる。
押し倒された猿山に、林檎は腰を下ろして――
”にゅぷぷぷぷ~~~♡♡♡”
「あはぁ……んっ……ひさびさ……に……っ♡くるぅ……っ♡」
猿山の肉棒を、一気に膣奥まで挿入した。
彼女は天を仰ぎ、それから、獣のような声をあげる。
結城林檎にとっては、旦那以外のペニスは「お遊び」だったのだろう。
海外を飛び回っている彼女にとっては、どれだけ屈強な雄から、その頭脳と財力と――身体を目当てに口説かれても、ワンナイトで済ませる一線を超えることはなかったはずだ。でなければ――久々に帰ってきた妻を、放置しておくような、漫画命のしょうもない雄の妻になったりはしないし――美柑に、十年以上妹が出来ていないことにも納得が行く。
林檎が旦那へ抱いた愛情は、本物のはずであったのだが――
猿山ケンイチは、知っている。
女だって――
男と同じように、エロい生き物なのだ――と。
据え膳食わずに、「女よりも大事なのは自分の信念だ」なぞと格好を付ければ、男同士では褒めてもらえるかもしれないし、女もわーきゃーと黄色い嬌声を響かせるかもしれないが――
まんこを濡らして、雄のちんぽを待ち望んでいる”雌”にとっては、犬に喰わせた方がいい自尊心なのだ。
「おぉ゛~~……っ♡これぇ……っ♡マジで……やばぁ……っ♡……こ、こりゃ……美柑、も……ハマるわけだわ……っ♡」
林檎はまるで、温泉に浸かったかのような低い声を響かせながら、猿山の肉棒に夢中になっている。
”ばんっ♡””ばちゅんっ♡”と、破裂音にも似た響きで腰を上下に打ち付けていく、林檎の腰使い。思えば、猿山が経験をしてきた相手のほとんどは「はじめての女」ばかりであり――だから、女側にセックスのイニシアチブを握られるというのは、滅多にない経験なのだ。
その点では――
経験豊富な、経産婦まんこというのは、あまりにも強すぎる。
ララや唯が天性の雌の才能をどれだけ発揮したところで――籾岡里紗が、雑誌のセックス特集で読みかじった程度の付け焼き刃を披露したところで――
二人の子供を出産した、林檎の種乞いの腰使いはまるで真似できないだろう。
「ふふっ……♡王様に……なる、んでしょ……っ♡銀河の覇者になる雄がぁ……ただの人妻の腰使いに……喘いじゃって……っ♡ほら、ぐりぐり~っ♡こ~やって……まん肉うねるのやばいでしょ~……っ♡乳首も……んふふっ♡カリカリ~っ♡気持ちいいのい~っぱいあげるからぁ……っ♡二人の赤ちゃん産んで……それから十年経って……ちょっとへたれた私の子宮に……
い~っぱい特濃の……絶対孕んじゃうやつ注いでね……王様ぁ……っ♡」
結城林檎は、爪先を立てながらスパイダー騎乗位で、杭打ちピストンを行ってくる。
本気で、雄の子種を奪い取るための搾精技術であり――更には、彼女の両手は猿山の乳首をカリカリとひっかいてくるのだ。元々、乳首を開発してきたわけではなかったのだが――、一本のちんぽで複数人の美少女を相手にすると、どうしても、手の開いた彼女達は、まるで「暇つぶしの手慰み」のように猿山の乳首を愛撫してくるのだ。
必然、猿山の乳首も立派に快楽を得られるようになっている。
とは言えども、まだ、それだけで射精や潮を噴くほどではないのだが――メインディッシュに付け加える、副菜程度の役割としては十分すぎるほど。
ここに存在するのは、男子高校生と女子高生がお遊びで身体を重ね合わせるそれではない。
夫婦の寝室で、人妻が本気で、えっぐいピストンを行うというのは――
「子作り」という、神聖な儀式なのだ。
彼女達の危険日の子宮に子種を注ぎ込むだけでは、得られない、「他人の女を手に入れる」という快楽に猿山は夢中になり、せめて乳首の快楽からは逃れようと腕を伸ばす。結城林檎の乳を揉みしだき、彼女の乳首を同じようにいたぶってやる。乳首の感度で言うならば「女として生まれた上に、二人の赤子に母乳をたっぷりと飲ませて使い込んできた林檎」の方が圧倒的に上、なのだ。
過去の、童貞だった頃の自分ならばされるがままだったなと思うが――
林檎も、この状況で乳首を責められるのは得策ではないと察したのだろう。
野生動物同士の、マウントの取り合いのようなものだが――
林檎は、猿山に手を伸ばしてくる。
和解の握手にも似ているが――実際は違う。猿山は林檎の手を、恋人繋ぎで握りしめてやる。五指を深く絡めて、互いの身体を手すりの代わりに使って快楽を貪る貪欲な体位であり――そこでようやく、風呂上がりの全裸であるにもかかわらず――
林檎の薬指に、結婚指輪がハメられていることに気がついた。
どくどくっ♡と、金玉が激しく動いているのがわかる。
通常ならばありえないが――宇宙人の雌どもと何度もまぐわい、ララの発明品と、モモの強壮効果のある植物に身体を改造されてきたのだ。子種を作るために、金玉がこぽこぽと、さながらコーヒーメーカーのような音を響かせたとしても――性欲だけが取り柄の、猿顔の高校生が銀河規模のハーレムを作り上げることに比べたら、何も、おかしな話ではない。
そこに存在するのは、まるで達人同士の斬り合いのような緊迫感であり――
そして、それは――
「あっ……♥……う、うぅ……~…………っ♥♥♥」
「ろくでもないセックス」しか経験してこなかった、セフィ・ミカエラ・デビルークには耐えられない代物なのだろう。
彼女は、この行為を横から眺めているだけ。
見ているだけならばAV鑑賞と大差ないのだが――それでも、そこで行われている全ての行為が未知であるが故に、自分が興奮をしていいのかどうかすら、わからないらしい。
考えてみると、彼女も不幸な存在だ。
チャーム人として、世界中の雄を虜にする能力というのは「その血を、少しでも多く後世に残すため」であるのだ。
彼女が奴隷商人に捕まり、売り飛ばされていれば。性欲だけが取り柄の大富豪の妻になっていれば。犬や豚の子すらも容易に孕み、宇宙にその血を拡散していき、チャーム人の復興という悲願は――容易に果たすことが出来ただろう。
あるいは、地球人が好むエロ漫画やエロ本の「男に徹底的に都合よく、精液を主食にするサキュバス」というのはチャーム人のことかもしれない、とまで猿山は考える。一目で雄を虜にして、発情させる容姿を持つ、孕みたがりの雌を前に理性を保てる男はいない。尻を追っ掛けても捕まえられない、同種の雌よりも、簡単に股を開くチャーム人を追いかけるのは当然の話であり――それはまるで、小麦が人間を狩猟から農耕へと導き、世界を変えるような代物だなと――
そんなくだらないことを考えるのは――
圧倒的な快楽に、正面から向き合えば即座に射精してしまうからだ。
「セフィちゃん……っ♡んっ♡これ、がぁ♡セックス♡なのよっ♡おとこと、おんなが♡おすと、めすに♡なって♡……んべぇ~~……っ♡じゅるるるるっ♡むちゅ~……ぷはぁ♡本気で……なめくじみたいに、ぐちゃぐちゃになって……子宮にぃ~……だれが……ご主人様なのか……きざみこんでもらうの……っ♡
ふふっ……わた、しも……っ♡リトのときは、失敗したけど……♡美柑のときは、ちゃんと、せいこうさせたわよ……っ♡だか、らぁ……っ♡みかん、はっ♡立派な子で……リトは、しょうもなくて……っ♡
それは……んっ♡セフィちゃんの娘も同じよ……っ♡
ちゃ~んと、しっかりしたセックスで作らない……お遊びの、おままごとで赤ちゃん孕んじゃったから……っ♡
ケンイチくんみたいな、優秀な雄に……れぷぷ……っ♡ハーレム……されちゃうのよ……っ♡」
結城林檎の言葉には、何も、根拠は存在しない。
「そもそも、その美柑もハーレム要因だが」という一言で瓦解する、子供が積み木で作ったお城よりも遥かに簡単に崩れる代物だが――
「あっ……♥んっ……♥
……私の……せい……?」
発情中の雌に、そんな難しい思考が出来るはずもない。
そこら中に小便を巻き散らかす、お手の一つも出来ない、三歳の犬よりも遥かに頭が悪いのが――発情した雌なのだ。
デビルーク王との退屈な「お遊び」とは異なる、本気の子作りセックスを眺めているセフィ。チャーム能力持ちで、世界中の――いや、宇宙中の雄を虜にするセフィが、最強の男に捕まってしまったが為に――永遠に、経験できないはずだったセックス。「セフィのことを想っているから(笑)」という、地球人にはちゃんちゃらおかしい理屈で、彼女に雌としての悦びを堪能させなかった――
結城リトと同様に、最低の雄がデビルーク王だ。
「チャームが効かないのは、雄として腐りきっているから」だというのならば、なるほど、納得が行くなと猿山は考える。あるいは、自分だけはチャーム人の血を引くデビルーク三姉妹と蜜月の日々を過ごし続けたからか。理屈には大して興味がない。肝心なのは事実だけ。
セフィは――
今、この瞬間を逃せば――
永遠に、味わえない快楽を目の前にしているのだ。
気がつけば――
”たらぁ~……っ♥”
「あっ…………♥」
セフィの鼻腔から、鼻血が垂れてきた。
鼻血が垂れても美女、というのはずるいなと想いながら、猿山はその容姿に見惚れる。
自分とセックスをしたすぎて、脳が徹底的に「拒む理屈」を拒絶して――子宮が完全に屈服した女の姿。雄としての最大の征服感であり、少しの間、見惚れていると――
「こらぁ……っ♡
セックスしてるの……私でしょうが……ぁっ♡」
結城林檎が――
”むっちゅ~~~っ♡”と、猿山に覆い被さってキスをする。
首に両腕を回して、振り落とされずにしがみつくような、本気の力。あの細腕のどこからこんな力が湧き上がるのか、と驚愕を抱くような代物であり――
人妻から「他の女の尻を追っ掛けていた」と嫉妬をされる興奮は、違うな、と感じる。
林檎の腰使いは最速のラストスパートを迎える。絶頂を既に何度も繰り返しているのだろう。その度に膣はきゅ~っ♡と肉棒を締め付けて、猿山に強い快楽を与えていく。世界的なファッションデザイナーの彼女は、美という意味合いに置いても地球人では最上級だ。彼女の卵子に子種を植え付けて、雌が生まれれば結城美柑級の美少女が生まれるという事実。猿山は、必死に金玉の中に意識を集中させていく。意思で子供の性別が変わるならば、世の中の跡継ぎ問題は全て解決するのだろうが――こぽこぽと、金玉を鳴らしていくような――地球人離れした、性欲猿に改造された身体なのだ。林檎の卵子に、雌としての幸福を与え込んで、彼女の全細胞に「雌として生まれて良かった」と想わせれば、その子もきっと娘に産まれるだろう――なぞと考えながら”お゛お゛お゛~……っ!”と獣のような咆哮を、唇を重ねた林檎の腹の中に注ぎ込んで――やがて――
「おっ゛……♡ほぉ゛~…………っ♡イ……ぐぅ゛…………っ♡♡♡」
耐えきれずに、二人同時に――
”びゅるるるる~~~♡びゅるるるるっ♡どぴゅどぴゅっ♡ぴゅるるるっ♡”
”びゅぐびゅぐっ♡どぶっ♡びゅるる……っ♡びゅくんっ♡どっぶ~……っ♡”
”びゅくんっ♡どぴゅっ♡びゅ~……っ♡…………びゅくんっ♡…………びゅっ♡”
「わぁ……♥二人とも……んっ……はぁ……んんっ♥」
深い絶頂を迎えて――
猿山は、林檎の子宮に精液をどくどくと流し込んだ。
先ほど、Wパイズリで軽い射精をしたのにも関わらず――吐き出される精液は、相も変わらず「妻とセックスレスになり数年が経ち、ムラムラと性欲は溜まっているのに、処理もできないおじさんが──古手川唯や籾岡里紗のような極上の美少女と援助交際をして、避妊具も付けずに吐き出す精液」のように、どろっと重たく、黄ばんだ代物だ。
射精の後の、一区切りを付けるための溜息ですらも――
結城林檎と唇を重ねているので、飲み込まれていく状況。
二人の子を育て上げた雌のタフネスは、絶頂直後、猿山の胸元に顔を埋めながら、荒い呼吸を吐き出す女子高生達とはまるで違う。彼女は騎乗位の状態から、「自身の胸に猿山の顔を埋めさせる」のだ。猿山の視界には、林檎の乳房だけ。気がつけば――唇を蛸のように窄めて、鼻の下を伸ばし――その乳首に吸いつき――結城美柑との哺乳瓶の間接キスにドキドキしながらも――やはり、結城リトが、これほどまでに極上の雌の乳房を好き勝手に弄んだことは、万死に値する大罪だなと確信を得た。