③シャルロット・コルデーに唆されて玄奘三蔵と閻魔亭孕ませ温泉旅行をした後、スカサハも逆バニーで種付けする話 (Pixiv Fanbox)
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2021-06-15 09:30:00
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2022-06
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「んっ……はぁ~……っ♡気持ちいい~……っ♡
……ふふっ、マスター……?
私……胸が大きいから……肩が凝っちゃうんですよね……っ♡」
「んっ……ふぅ……♥なるほど……閻魔亭の温泉……噂には効いていたが……これは、確かにいいものだな……っ♥
ふふっ、どうした?マスター……
私はコルデーほどのサイズではないが……十分、肩が凝るんだぞ……っ?」
二人の美女が、お湯に浸かりながら洗い場のあなたを見上げている。
閻魔亭には、露天風呂がある。
真っ暗な闇の中で、月明かりだけが彼女達を照らしている。あなたは、自分の身体を洗い場で必死に擦り――血が滲みそうなほど、力を込めて、全身を綺麗にしていたのだが――それにも、限度というものがある。
身体を洗えば、湯船に浸からなければいけないのに――
既に、そこにはコルデーと、スカサハと――
「ねっ、ねぇ!ほ、ほんとに……
みんなで一緒に入るのが……普通……なの?」
「そうですよ?混浴だって書いていたじゃないですか?」
「んっ?それとも、まさか、マスターに見られて恥ずかしい身体をしているのか?」
「そんなことないですよねぇ?……確かに、三蔵さん……おっぱいおっきくて……お尻むちむちで……女の子の私から見ても……はぅ……とっても素敵な身体、してますけど……
だからって……マスターに見られること意識するわけないですよね……?」
「そうだぞ……っ♥普段からあれだけ……マスターの前で、だらしなく、無防備な格好を見せつけてるんだから……それに……特別に、バスタオルを巻いてもいいと言われてるんだ……っ♥なんなら、普段よりも露出が少ないだろ……?」
「あ……あぅ……ぅぅ~……っ」
玄奘三蔵が、湯船に浸かっているのだ。
家族風呂に使われる小さめの浴槽は、両親二人と子供一人が入れば満杯になるような代物。
三人の美少女がどれだけ華奢であったとしても、既にぎゅうぎゅう詰めであり――あなたが入るには「ねじ込む」しか、ないというわけだ。
三人の媚肉が、たっぷり密着している空間に――だ。
三蔵はきっちりとバスタオルを巻いているが――それでも、胸の谷間はくっきりと浮かび上がっている。長髪ロングの彼女は、今、髪をお団子状にして、うなじが丸見え。好色すけべ親父ほどに、温泉旅館というものにあなたは魅力を感じていなかったが――三蔵のそれは、あなたにとって――新たなうなじフェチを、開拓させる代物だ。
そして――
「ほらっ、マスター……こっち……っ♡」
「んっ……お前の分を開けると……窮屈なんだぞ……っ♥」
二人は――
バスタオルを羽織ってもいない、コルデーとスカサハは、こちらを手招きしてくる。
極上の美少女と美女が待ち受けているそこは――普段のレイシフト先で目にすれば、間違いなく、罠だと断がを出来る。前後の経緯も理屈も直感も関係ない。「流石にそんな上手い話はなぁ……と思ったら、100%、幻覚による罠だと思った方がいい」と普段からダヴィンチちゃんに言われているのだ。ここがレイシフト先の特異点であれば、太腿にペン先を力強く突き刺して、痛みによる覚醒を試みるのだが――
”ふらふら~っ”と、あなたは――
誘蛾灯に集まる羽虫のように、温泉へと近づき――
”ちゃぽんっ♡♥♡♥”と、湯船の中に身体を入れた。
全身を伝ってくる熱気は、四十度前後のお湯の温度だけではない。
三人の美女が――今、あなたの周りを取り囲んでいるという事実。
「んっ……やっぱり四人は……窮屈ですね……♡マスター、すみません……少し、そっちに密着しますね……っ♡」
「ふふっ、気にすることはない……大浴場が改装中で入れないんだから……ほらっ、マスター……我々の仲だ、何を恥じらうことがある?……ああ、それとも……
まさか、あれだけの旅路を経た上で――
未だに、相手を男か女かでしか見れない、狭量な修験者などいるはずもないものなぁ……っ♥」
コルデーとスカサハがあなたに密着をして――
矛盾しているが、多少の余裕が出来たところで――
問いかけられているのは、三蔵だ。
混浴の気恥ずかしさに密着を拒むのもいいが――それは、自分勝手だと言われるだろう。本来ならば、男女で入浴をしている時点で理不尽なのだ。「お弟子だけ、後から入れば?」と言われてもおかしくはないのに――コルデーとスカサハが、四人で同時に入浴することを提案したのだ。あなたに投票権はないので――この場は常に、二対一。三蔵がどれだけ常識的な提案をしたところで、彼女達二人に否決され続ければ――まるで、自分一人がワガママと駄々をこねているように感じるのだろう。
だが――
「んっ……お弟子……きつかったら……言ってね……っ?」
”むにっ……♡♥”
と――
三蔵は観念して、あなたに肌を密着させてくる。
自分が、つい、この前まで童貞であったという事実が最早信じられない。
あなたの身を包んでいる三人の美女は――その全員が、歴史に名を残すような極上の美女ども。普通の男であれば、生涯に一度、その姿を目にすることが出来れば至福の幸運であり――いや、その逆か。
彼女達を見ることは、あるいは、最大の不幸であるのかもしれない。
今後の人生で――
常に、絶世の美女と、自分の隣に並ぶ女を比べてしまうのだから。
目が肥えることが常に幸福であるとは限らない。「何を食べても美味い」と感じる方が、脳が感じる幸福は多いのかもしれない。適当な三流女を抱いて膣内射精をするよりも――街中で一度、すれ違っただけのあの極上の美女を思っての自慰行為の方が――脳は、強い快楽を感じるかもしれないのだ。
あなたを取り囲んでいるのは、そういう女達。
「ふふっ……それにしても……
なんだか……ぽかぽかしてきましたね……っ♡」
「んっ……ああっ、いい酒だな……流石は、閻魔亭といったところか……っ♥」
コルデーとスカサハは、純米酒を飲みながら、あなたの耳元で囁く。
「酒」というものは、多種多様な人種や宗教が入り交じるカルデアでは、ちょっとしたタブーのような代物。飲めないサーヴァントの方が少ないが――しかし同時に、飲めない者にとっては一口として、口に含んではいけない代物だが――
この場が、閻魔亭であるというだけで――
そのタブーは、「縁起が良く、風俗に密接した飲み物であり――明確な理由もなく断る方が失礼」ということになるのだ。
スカサハはともかく、普段は飲まないコルデーでも、飲んでいて違和感がない代物。
そして――
それは、三蔵も同じだ。
最初は「水」と偽って、ダマされて飲んでいたが――紅閻魔の好意を断ることの方が失礼であると、滔々と諭された結果――三蔵は、お猪口から御神酒を飲んでいる。露天風呂に浸かりながらの飲酒というのは、風流がある代物。ただ――もっと広くて、肌が密着するほどに狭くなければ、さらに良かったのだろうが――
三人の唇からは、酒臭い呼気が放たれている。
とは言えど――
親戚の集まりで、酔っ払い親父に絡まれてるそれとは意味合いが違うのだ。
米で作られたはずの酒なのに、彼女達の口から漂うのは、甘い果実の香り。古来からの伝承で、雄を誤った道に誘う魔物や悪魔が漂わせている、人間を堕落させる香りであり――あなたは、それに夢中になってしまう。
そして――
「んっ……マスター……」
「ふふっ……そんなに……三蔵の身体が見たいのか……っ?」
言うが早いか――
”くるりっ”と、あなたの身体は――
お湯の浮力に包まれたその場で、百八十度回転させられる。
今までは、全員からそっぽを向いていたのだが――スカサハのせいで、彼女達と向き合うことになり――
「――ひゃっ!?」
あなたの目の前には、三蔵の顔がある。
「――うっわ、可愛すぎだろ……」と、思わず感じてしまうのは――
彼女が、頬を赤らめながら、あなたの視線に恥じていたから。
今までの彼女は、自分の胸やくびれや臀部をやらしい目で見てくる男のことを、軽蔑していた。
だが――
そこに、「エロく見られて恥ずかしい」と思う感情は介在していなかったはずだ。
小学生男子のような情緒であるが故のいびつな感情だが――
だからこそ――
今、あなたを目の前に――
裸を見られることを恥ずかしがっている三蔵に、たまらない興奮を抱き――
”ばっき~んっ!!”と、肉棒は硬く隆起してしまう。
「うっわぁ……っ♡ますたぁ……だめ、ですよぉ……っ♡こんよくでぇ……おちんちんおっきくするの……だ~め……っ♡」
「そうだぞ、マスター……っ♥目の前にいる……経験人数0人……処女を守り続けて、他の雄とのつっまんないセックスなんて一度もしたことのない女が……どれほどエロい身体つき……っ♥でっかい乳に、何人でもぽんぽん子供を産んでくれそうな尻をしてるからって……っ♥
ちんぽバッキバキにして……っ♥”しなさだめ”をしてはいけないんだぞ……っ♥」
コルデーとスカサハが、耳元で囁く声色は――魔性。
あなたの肉棒が硬く、雄々しく隆起して、ヘソにまで反り返っているのは三蔵にも丸見えだろう。彼女には少し、刺激が強すぎるのではないかと思うほど。旅路の中で、全裸の男を見てきたことがあっても――目の前で、自分の身体に劣情を催している男と――逃げられない距離で向き合ったことはないはずだ。
これがあなたでなければ、三蔵も簡単に逃げ出せただろう。
だが――
あなたの肉棒が硬くなっている、というだけで逃げ出せば――
自称・あなたの師匠として、彼女の言葉には――、二度と、説得力が存在しなくなる。
口から出る言葉は、その場凌ぎのでまかせ。どうせ、信頼していない弟子もどきが相手であるのだ。説法や説諭は、あなたの耳を右から左に流れていくばかり。三蔵は自身のプライドにかけて、それを絶対に許せないようで――
だから、酒のせいか、風呂のせいかはわからないが――
頬を真っ赤、熱に火照らせて、あなたを見つめ返すのだ。
「三蔵さん……実は、その……内緒にしていたんですけど……
……お風呂でバスタオルって、実は、マナー違反なんですよ?」
「そうだな……ああっ、混浴では普通だと言ったが……家族風呂は違うぞ?だから私もコルデーも、堂々と全裸なんだが……ふむっ……いや、なに……
マスターに裸を見せたくないなら……
マスターが、裸を見るだけで煩悩が湧き出る未熟者だと思っているならば、そのままバスタオルで身を隠していればいい……」
「ふふっ、マスター?大丈夫ですよ?もし、マスターがぁ……三蔵さんの……げっひんにでっか~いおっぱいにこーふんしてぇ、ちんぽぱっきぱきにしてぇ、うっわ~、おまんこしたいよぉ♡さんぞーちゃんのしょじょまんこに、ちんぽにゅっぷにゅっぷしたいよぉ♡……な~んて思っても……それが、普通の、健全な男の子ですから……っ♡」
「ああっ、そうだな……♥三蔵の弟子になるには、まだ時期尚早だったんだ……♥安心しろ……♥私がたっぷり、夜の手ほどきもしてやるからな……っ♥ただ、清貧なだけの男はつまらんぞ……っ♥清も濁も併せて飲み込める……優秀な雄に育て上げてやるからな……っ♥」
「ふ……」
「ふっ?」
「二人とも……随分、好き勝手に言ってくれるじゃない……っ!」
あるいは――
スカサハは、三蔵にこっそりとルーンをかけていたのかもしれない。
で、なければ――
三蔵は、そんな簡単な挑発に引っかかって――
”ばさっ!”
と――
バスタオルを脱ぐ、頭の悪い、バカ女だということになる。
「ほらっ、お弟子!ちゃんと見なさい!あんたの師匠の身体よ!……な、なにも……はず、恥ずかしがることなんて……な、にゃいんだから……っ♡♥」
「ふふっ、三蔵さん……」
「威勢がいいのは、最初だけか?」
全裸になった三蔵に――
あなたの肉棒は、限界を迎える。
乳が、でかすぎる。
お湯の浮力で浮かぶ乳。そのくせ、乳首は綺麗にピンク色で――小ぶりだが、しっかりと主張をしてツンと勃っている。柔らかそうな肉饅頭は、彼女が呼吸をして胸板を上下させる度に、ふるふると揺れて――ああ、揉みしだきたい――と、理性をぐずぐずに蕩かしていく。
あなたも――
自分の行動を制御出来ないのだ。
顔を、三蔵へと近づける。身体を綺麗に洗い流した後で、化粧が落ちても――そもそも、化粧を必要としない、天然湯上がり卵肌を誇っている彼女。普段ならば、あなたが性欲を目的に顔を近づければ――彼女は、いやいやと拒むのだろうが――三蔵は、まるで、「両側を二人に挟みこまれて逃げられないから」とでも言い訳をするように、ぎゅっとその場に留まり――目を硬く瞑り、ぷるぷると震えながらも――
あなたに、抵抗することはなく――
”ちゅっ♡♥”
「あっ……♡♥」
「きゃっ♡マスター……だいたぁん……っ♡」
「ふふっ……気にすることはない……っ♥避けれる時間はたっぷりあったのに……逃げないということは……合意の上、なんだぞ?」
あなたは、三蔵の唇に接吻をする。
自分が、本当にこの前まで童貞だったのか信じられない。
アダルトビデオでは頻繁に目にするような光景。合コンにやってきた彼氏持ちの女が、口では「彼氏に悪いから」と拒みながらも、男からのスキンシップを撥ね除けることはなく――やがて、顔が近づき、腰を撫で回されて、頬ずりをされても抵抗をせず――
最後には、唇を奪われてしまうようなやつだ。
「だめだめ♡やんやんっ♥」と口ぶりでは拒みながらも、唇を触れ合うだけのバードキスを、決して止めることがない二人。童貞だった頃のあなたには、想像すらも出来ない、モザイク越しの挿入ピストンよりも遥かに興奮を誘うものであり――
今、あなたがヤリチン男子のように、三蔵の無抵抗な唇を奪っているという事実が、信じられなくなる。
勿論、そこで抵抗をされたら、あなたも流石に素面に戻ることだろう。
風呂から速攻であがり、土下座をして、命に関わらない範囲で贖罪を行い、赦しを乞うのだが――
「んっ……♡♥ふぅ……っ♡♥ちゅ……っ♡♥あむ……やぁ……だめ……おでしぃ……っ♡♥」
鼻にかかるような、甘ったるく粘度の高い声色。
雄に媚びきったそれは、コルデーがあなたの耳元で、熟練の娼婦の真似事をするときでも――
そこまで、肉棒に響くような音は出ない。
つい昨日までは、男友達のようなノリで接してきた彼女が――
今は、純度100%の”雌”を露わにしているのだ。
三蔵は、キスをしながら目をぎゅ~っと瞑っている。鼻で呼吸をしようとするが――荒い鼻息を吹きかけるのが、恥ずかしいのだろう。舌をおずおずと突き出しながら、どこか控えめであるのだが――あなたにとって、それは、あまりにも美味しすぎる代物。
コルデーが、童貞だった頃のあなたの反応を一々「可愛い」と言ってくる理由が、わかる。それはまるで、自分がどれだけ、好き勝手に撫で回しても、文句の一つも言わずに素直に従う小動物のような可愛らしさなのだ。
三蔵は首だけで、あなたにキスをしてくるのだが――
”つんっ♡♥ぷにっ♡♥”
と――
あなたが、彼女の胸を指先で突いても、三蔵は拒絶をしないのだ。
「んんっ!?」と驚きの声をあげて、肩を一度大きく弾ませたが――それだけ。拒絶の態度ではなく――それどころか、この状況において拒絶をしないというのは――何よりも”肯定”になるのだ。
ずっと――揉みしだきたいと思っていたのだ。
彼女と向き合って瞑想をするとき、あなたが、冷静を保てるはずもない。胡座のような形で座禅を組みながら、部屋は高温多湿が保たれて、異国風の、甘い果実のようなお香が焚かれているのだ。真面目に瞑想をして、集中をして、意識をぶっ飛ばしている三蔵は――目の前で、いくらでも視姦し放題。彼女の乳が、呼吸で胸板を上下させる度にふるふると、柔らかく揺れる姿。彼女のまん肉を、そのぺらっぺらな布地を一枚隔てた先にあるということが信じられず――「あー!三蔵ちゃん!瞑想中なのに、他のことに意識やったらだめじゃ~ん!」と――まるで「いや?お弟子は師匠を信じられずに試しただけですが?」と子供の言い訳をするように、三蔵に近づき、その匂いを肺一杯に吸い込むことが出来るのだ。
セクハラ親父のようなそれは、勿論、「どれだけ視姦をしても、匂いを嗅いでも、瞑想中の三蔵には一切の不利益がない」という一点にのみおいて、許される行為。
三蔵の胸を触っても、気がつかないかもしれないが――飽くまで、自分自身が引いた一線において、「三蔵の身体に直接触れれば、それは、故意を言い訳できないセクハラになるのだ」とあなたは――その一線だけは、常に引いてきた――
というのに――
「んっ……♡♥はぁ……っ♡♥お弟子ぃ……おっぱい……すき……?」
三蔵は――
あなたに胸を突かれても、涙で潤んだ上目遣いで――こちらを見返してくるだけなのだ。
コルデーが散々煽ってくる「拘束力と強制力のうっす~い、おねだりの役割しかないくせにぃ……令呪を以て命じられたらしょうがないよな~って言い訳して股を開く人と……真正面から土下座でお願いをしたら、マスターにそんなことさせられないよ~ってお尻突き出してくる人と……ますたー……?カルデアには……その二種類しかいないんですよ……?」という言葉は、あなたは嘘だと思っていたのだが――
今の三蔵を見ていると、それは、あながち的外れではなかったのかもしれない。
あなたの掌には、到底、収まりきらない三蔵のデカパイ。
コルデーを相手に、雌をいぢめる鍛錬は積んできた。だが――それは、相手が経験豊富であることを前提にした代物。「膣内よりも、クリトリスを触る方が好きな女の子」を相手にしたものではなく――
だから、掌の上に三蔵のデカパイを乗っけて、ゆさゆさ♡♥ふるふる♡♥と弄び、乳房のずっしりとした重みを堪能する――童貞返りの手つきは、致し方ないことだ。
「三蔵さん……っ♡ここ……どうしたんですかぁ……っ?」
「ほうほう……温泉の湯でも誤魔化せないほど……ぬるっぬるの……ぬっめぬめの汁が溢れているなぁ……っ♥」
「――んん~~っ!?」
コルデーとスカサハは腕を伸ばして――
三蔵の股間へと、指を這わせていく。
男に生まれてきた以上、どれだけ懸想をしても――実際に生えることはあり得ないのが、「まんこ」という代物。
その扱いに慣れているのが、同性であるというのは当然の話。コルデーは膣の浅い部分を――スカサハはクリトリスを、その指で愛撫していく。
「んんっ♡♥ああっ♡♥や……ぁ……っ♡♥だめ……二人、ともぉ……♡♥んっ♡♥お、おでしぃ♡♥だ、め……っ♡♥ちくび……つね……るなぁ……っ♡♥」
あなたが、余裕なく――三蔵とキスをしながら、彼女の胸を揉みしだき乳首を愛撫している間に――
あなたの正妻と妾を自称している二人は、三蔵の秘部をほぐしていくのだ。
彼女にとっては、今、自分が与えられている快楽の意味がわからないだろう。
つい数分前までは、雄と接吻をしたこともなかったのに――今は、三人の六本の手で身体中を愛撫されているのだ。逆の立場であればどうか。コルデーとスカサハと三蔵の三人から愛撫をされれば――雄として、理性を保っていられるはずはない。
そうして――
三蔵の手は、コルデーとスカサハに掴まれて――
”むんずっ♡♥”
「ひゃっ!?」
あなたの肉棒へと、這わされる。
先端が皮を被った、仮性包茎の――バッキバキに勃起した肉棒だ。
女体には絶対に存在しない、雄の肉棒にのみ存在する独特の硬さ。ゴムのような弾力があるくせに、内側には鉄の芯を秘めたそれは――三蔵がワイバーンを叩き伏せる錫杖であったとしても、へし折ることが出来ないような代物であり――
三蔵は、それに今、手を触れているのだ。
少しだけ、冷や汗をかくのは――彼女の経験があまりにもなさすぎるからだ。
中々がさつな性格をしている、大雑把な彼女のことだ。それこそ、錫杖を振り回すときのように、あなたの肉棒を握ってしまうのではないか――彼女は、男の玉袋が弱点であると知っているのか――簡単に、「きゃあっ!?」と可愛らしい驚きを響かせながら、玉を握りつぶしてしまうのではないか――と、不安になるのだが――
その、全てを覆すかのように――
「んっ……おでしぃ……いたくない……っ?だって……お、おち……こ、これ……敏感なんでしょ……っ?」
三蔵の手は――
ぷにっぷにで、柔らかいのだ。
旅を続けてきた彼女の掌は、本来であれば傷だらけのマメだらけなのかもしれないが――カルデア内では、多少の傷は魔力で治癒されるのだ。三蔵のお手手は、女の子の柔らかな代物。あなたの肉棒をお湯の中で撫で回すそれは――自分が高校生だった頃、ブスの同級生が相手でも、触れ合うだけで興奮を余儀なくされる――
女の子の”お手手”なのだ。
「おでしぃ……♡♥だいじょうぶ……?ねっ……あたし、わかんないから……っ♡♥いたかったら……ちゃんと、言ってね……っ♡♥」
三蔵があなたの肉棒を撫で回す手つきは、緩く、ぎこちない。
それが、金を払った風俗嬢の技巧ならば、即座に激怒するようなものなのだが──
目の前にいるのは、あの、玄奘三蔵なのだ。
雄にご奉仕する手つきが、わからないのは当然のこと。温泉の中で、極上の媚肉を誇る三匹の雌猫に囲まれて――舌を絡めるキスをしながら、乳を揉みしだき――更には、三蔵の膣とクリトリスが、コルデーとスカサハに手マンでいじめられている状況において――
まさか、あなたがその手つきに、骨抜きにされないはずもない。
今すぐにも射精したくなりそうなのを、必死に、あなたは堪えるのだが――
「ほらほら……っ♡ますたぁ……っ♡三蔵さんのおてて、きもちいいですねぇ♡しょじょのおんなのこのぉ、へったくそなおててちこちこ……っ♡おちんちんもどかしいですねぇ♡きもちいいですねぇ♡」
コルデーは、あなたの耳元で――
相変わらず、IQが溶けていきそうな魔性の声色を奏でるのだ。
彼女の、ひらがなが多用されるような、甘える幼子のような喋り方に抵抗を試みることは無意味。あなたは歯を食いしばり必死に我慢をするのだが――そこで、あなたの機微を敏感に感じ取り、手の動きを緩めるほどの技量は三蔵にはない。スカサハに秘部をくりくりといぢめられて、彼女は、何度も小刻みに身体を弾ませる。あるいは――自慰行為すら、したことがないのかもしれないなと考える。日本に産まれた男子高校生で、性欲にムラムラして、何度抜いても収まらない夜には「よし、じゃあもういっそ、今日は限界まで行ってみようか」なぞと試みる男の子には――考えることも出来ない――「手淫」を「邪淫」と言い換える宗教の世界であり――
だから、三蔵も絶頂の仕方がわからないのだろう。
射精をするときに、下半身をだらしなく緩めれば、尿道から”ぬる~っ”と、ところてんのように押し出される精液が吐き出されて――、一方で、歯を食いしばって、脚を爪先までピンと伸ばして我慢をして――性感を最大まで高めて――チャージしたそれを、勢いよくぶっ放すという――
それを男女逆転させた、当然のオナニーの方法もわからないから、三蔵はだらしなく小刻みな絶頂を迎えているというのか。
あなたは、彼女の乳首をくりくりとこねくり回してやる。
コルデーの乳首は敏感すぎるので、あまり、いぢめてやることは出来ないが――三蔵の開発されていない乳首は、丁度いい塩梅。「おでしぃ……っ♡♥おなか……せつないよぉ……っ♡♥」とあなたの耳元で囁いて、慈悲を懇願してくる三蔵の姿。普段の格好と、普段の態度では――頭のネジが外れたバカ女にしか見えないのに――温泉用に髪を結び、一糸まとわぬ姿の彼女は――ただ、ひたすらに美しいのだ。
三蔵と見つめ合いながら、キスを繰り返していると――やがて、彼女が――
”にゅるっ♡♥”
「――!?」
と、あなたの口の中に、舌を返してくる。
唇を貪られるだけなら、被害者であり続けることが出来るのだが――舌を返してしまえば、三蔵には言い訳をすることが出来ない。普段の、素面ならば絶対にしないであろう、淫欲にまみれたキスであり――彼女の舌が、あなたの歯茎にねじこまれると同時に――スカサハは、あなたのアナルに指を伸ばして――つつ~っ♥とそこを撫でるので――
”びゅるるるる~~~っ♡♥♡♥びゅるるるっ♡♥どびゅっ♡♥びゅるるっ♡♥”
”びゅ~っ♡♥どびゅっ♡♥びゅくびゅく……っ♡♥びゅるる……っ♡♥”
”びゅ~っ♡♥びゅっくんっ♡♥どぶ……っ♡♥…………びゅくんっ♡♥びくびく…………っ♡♥”
”……………………♡♥♡♥♡♥♡♥”
あなたは、三蔵の手の中に射精をした。
お湯の中での射精ということもあり――あなたの精液は、湯の中に吐き出されていく。家族風呂を汚したという罪悪感と――空が見える野外での射精という開放感の両立。あなたの全身の力が抜けて、のぼせたように倒れ込むと――”ぱふっ♡♥”と、三蔵のデカ乳があなたの顔面を迎え入れてくれる。永遠にそこに顔を埋めたくなるほど、甘い、雌の香りを漂わせている彼女の乳房。あなたは夢中になり、荒い鼻息で深呼吸をして脳細胞を動かすのだが――それが恥ずかしかったのだろう。三蔵はあなたの頭を掴み、撥ね除けようとするが――スカサハとコルデーは、あなたの頭を抑え込み――なので、酸欠する寸前まで、谷間に顔を埋めさせられて――あなたは、地獄か天国かわからない心地を漂っていた。