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”がやがや” ”やいのやいの”  社交パーティというものは、大嫌いだ。  中国の空想上の、画数が多い生き物の名前を拝借して「○○の間」と言えば、豪華絢爛であると思っている俗物的な発想がまず嫌いだ。アイドル業界というのは、ブームの最先端を走らなければいけない。昭和に建てられたホテルの、カビが生えそうな名前の大部屋で──  周囲には、ごまをすってくる人間ばかりなのだ。  自分が超大手アイドル事務所の社長、という立場が全てだ。  彼らは自分に何か、見返りを求めて話しかけてくる。  業界の一番上に立ったので、彼らに媚びへつらって「うちのアイドルを使ってくださいよ~」なぞと、頭を下げる必要はない。天狗になっているとか、自惚れているとか──そういう意味ではない。「お前らが使いたくてしょうがないから、貸し出してやっているんだぞ」という立場で商品価値を上げることが、最終的に事務所のためになるから、だ。  更には、彼らは枕営業というものを求めてくる。  283プロのように弱小で、たった二人のプロデューサーと事務員だけ養えばいいプロダクションとは異なり──うちの事務所には、所属タレントよりも多い数の社員がいる。  彼らを養うためには、綺麗事ばかりを吐くわけにもいかない。悪党の矜持として「本人が、セックス一回で仕事を一つもらえるなら、割りのいい取引だと思っている」場合に限るし──そうでない娘は、仕事がもらえなくても枕をさせることはないのだが──  彼らが求めている枕営業相手は、その、「枕営業をしたくない女」なのだ。  ストレイライトを抱きたいと言うのに、差し出してくる見返りはたかだが、全国放送のCM数本程度。到底、釣り合わないシャークトレード。彼らのクソみたいな要求を一蹴して、あなたは── 「んっ……先ほどのおじさまは、素敵だったね……っ♡まさか……私の目を直接見て……抱きたいと言うだなんて……っ♡アナタも……興奮、したのかな……?」 「そうね……あっ♥咲耶と私、一緒に抱きたいだなんて……っ♥贅沢すぎるけど……でも、嫌いじゃないわよ、その発想……♥全てを手に入れたいという、雄のむき出しの欲望……♥興奮するもの……っ♥」  隣に立った──  白瀬咲耶と有栖川夏葉の腰を抱き寄せながら、考える。  互いに、情熱的な真紅のドレスに身を包んでいる極上の美女が二人。  この場に集まった彼らに、まさか一人でも、二人のことを知らない人間はいないだろう。  互いに立場があり、あなたは大勢の人間の醜聞を掴んでいる。下衆な記者や、283プロのプロデューサー程度では脚を踏み入れられない場所なので、そうして、堂々と──  この女どもは自分の所有物なのだ、とアピールをすることが出来るのだ。  言い訳をするなら「二人は実は水面下で移籍を画策しており、これは、大勢のお偉いさんの前でそれをアピールするため」というものだが──誰も、彼女達があなたの情婦であることを疑わないだろう。弱小事務所のアイドルであれば、どれだけ強靱でも──事務所や仲間を人質に取れば、枕営業をするチャンスがあったのに。あなたの超大手事務所に移籍すれば──少なくとも、あなたの瞳が黒い内は、彼女達に指一本触れることが叶わないのだ。  ドレス姿の咲耶と夏葉とダンスを踊り、彼女達の腰を抱き寄せて、二の腕にその乳房の感触を感じる最大の贅沢を堪能する。 「んっ……私は、そろそろ……部屋に戻りたいんだけど……っ♡」 「ふふっ……私はまだ、大丈夫よ?我慢は出来るけど……でも、ね?……我慢したくないのは、咲耶と同じよ?」  二人はどうやら、大勢の人間の視線に酔っ払ってしまったのだろう。  ステージの上や、グラビア撮影現場の視線とはまるで異なる、雄の本気の欲情の視線。  咲耶と夏葉の肢体で様々な妄想をして、ありとあらゆる性犯罪を脳内で繰り返しても「とは言っても、ガチでやったら逮捕されるからやらないけど」と自慰行為で済ませる”それ”を──現実に行うことが出来るのが、彼ら。警察や検察のお偉いさんに繋がりがある彼らは、アイドルの一人程度、強引にレイプしても──それをもみ消すことが出来る。  彼らの人生において「この女を抱きたい」と思えば、それが叶わなかったことはほとんどないわけで──  それでも──  白瀬咲耶と有栖川夏葉の隣にあなたがいる限り、彼らは──  絶対に、二人に手を出すことが出来ないのだ。 「枕営業を拒めない業界」という風潮を払拭させて、アイドルが大手企業よりも上に君臨する立場を作ったのは──珍しく、自分の功績だと自惚れることが出来る。あなたとしては「なんであんな、金を持ってるだけの豚どもに、俺のアイドルが喰われなきゃいけないのだ」という怒りに任せた行動であったのだが──それを知った咲耶と夏葉は、あなたに熱っぽい視線を送り、あなたのことを褒め称えてきた。枕営業を拒んだが故に、干されそうな弱小事務所のアイドルを拾って──枕をさせずに活躍させるあなたを、救世主となぞらえて「やめてくれないか……♡これ以上……アナタのことを好きにさせないでくれ……♡」「女の敵って、いっぱいいるけど……女の味方って言える雄は……多分、あなたくらいよ……っ♥」と二人は、あなたの頬にたっぷりのキスを落としながら、耳元で褒め称えてきて──リアルなろう小説朗読ASMRを行ってくれるのだ。  そして── ”じゅるるるるっ♡むちゅっ♡はむっ♡れろれろ……っ♡ちゅっ♡ちゅっ♡” ”れぇ~……っ♥むちゅっ♥あむっ♥じゅるるる♥むちゅ~……ちゅぱっ♥”  あなたは、今──  ホテルの一室で、ベッドに腰掛けて──  咲耶と夏葉に、ペニスをしゃぶられている。 「ちんぽが勃起したから」と言って、あなたは二人を強引にパーティから抜け出させた。  廊下を歩く間、彼女達はもう、足腰がしっかりしていなかったのだろう。「本気でレイプされるかもしれない」という視線は、たった一つでも、数万人のファンの無邪気な視線よりも力が強いのに──それが、何十人分も向けられたのだ。あなたがいなければ、自分達は今頃、あそこのパーティ会場にいた男性の人数=経験人数にさせられたのだと思うと──  あなたへの欲情と発情が、留まる所を知らないのだろう。  部屋に入った瞬間──扉が閉まる前に、あなたに抱きついてキスを求めて──唇を奪い合ってくる二人の美女と美少女。世界で一二を争う顔の良さが、あなたの唇にのみならず──額も、頬も、鼻先も、うなじも、耳の裏も──全てにマーキングをしてくるのだ。本番はまだまだこれからだというのに──、咲耶と夏葉の濃厚なバードキスは続き、あなたの顔中が彼女達の唾液まみれになるころには──  およそ、二十分ほどが経過していた。  あなたの──というより、男の唾液は乾けば悪臭が漂うのに、二人の唾液はいつまで経っても、甘ったるく、ミルクのような香りが漂うだけ。極上の雌は、愛液が美味く、腋汗ですら清涼飲料水を超える爽快感なのだ。体液の全てが、雄に媚びた媚薬であり──、あなたはまるで、大型犬と対峙するように無抵抗に、彼女達に顔面を舐められる。  ドレス姿の二人は当然、ハイヒールを履いている。  168センチの夏葉と、175センチの咲耶。あなたは低身長と言うわけではないが──「子供の頃から、社交界に慣れ親しんでいた夏葉」と「モデル活動のために、ただでさえ長い脚を更に伸ばして、世界のトップモデルを前に日本代表として並べるようにしていた咲耶」が履いているハイヒールは、極端に高い代物。酩酊者が集まる宴会の座興ですら、男のあなたには履く機会が訪れないのがハイヒール。「それはもう、靴ではなく、90度の壁ではないか」「彼女達は脚の指だけで自分の体重を支えているのではないか」と錯覚してしまうほどに高いそれで──  あなたは、二人に上から見下されているのだ。  捕食者であるはずの強い雄が、二人の四本の手で顔を掴まれて、たっぷりと顔面を舐められているという状況。雌に、態度的な意味合いで「舐められる」のは嫌いだが──顔面に舌を這わされても、少しも汚いと思わない──という意味合いでの「舐められる」は大好物。大人の男になってからは滅多に出来なくなった、背の高い女に見下されて、一方的に愛されるという興奮をたっぷり堪能して── 「きゃ……っ♡」 「んっ……♥」  あなたは、二人をベッドに押し倒す。  大嫌いな男にされれば、二人は必死に抵抗をするだろう。  トレーニングを積んで、ジムでは格闘技も行っている夏葉と──高身長であるが故に体格がよく、175センチの60キロと──痩せ型の男と同じ体躯の咲耶が相手だ。彼女達は、自分の尊厳の為に金的くらいは簡単にこなせるだろうし──目的が殺害ならばともかく「強姦」であれば、咲耶と夏葉のの顔面を、抵抗力を損なうまでボコボコに殴るくらいはしないと──目的を果たせないだろう。  だが──  あなただけは、その「強姦」を、「合意の上」で行えるのだ。  全く、矛盾した理屈ではあるのだが──  実際に、眼前に広がる光景がそれなのだから、仕方がない。  海外のドレスメーカーとコラボをして、予定が三年先まで埋まっているデザイナーと、百二十を超える特許技術をつぎ込んで作られたドレスは──、一着で、日本のサラリーマンの生涯年収を容易に超える。  普通の男が、一度しかない人生を全てつぎ込んでも──  このドレスを、一着買うのが関の山という世界において──  あなたは、そのドレスに顔を埋めて──  広いベッドの上、夏葉と咲耶の身体で泳ぎ──  文字通り、二人の肢体に”溺れる”のだ。 「高級ドレス」の広告塔として、今の日本で、夏葉と咲耶よりも相応しい女は──いや、女体は、存在しないだろう。まるで赤子が、母親の服に鼻水と涎をつけるように──あなたは二人の身体に溺れるのだが──「くす……っ♡」「ふふ……っ♥」と、二人はあなたの頭を優しく撫でてくれる。優れた雌を脅迫して、強引に股を開かせることが出来る男は多数、いるだろうが──彼女達に惚れられた上で、自発的にそうさせることが出来る雄は──世界でも、数えるほどしかいなく──  有栖川夏葉と、白瀬咲耶級の上玉を二人同時にと考えると──  あなた一人しか、世界には存在しないだろう。  どんな大富豪より富んでいるご令嬢様と、どんなナンバーワンホストよりもカリスマ性がある王子様。その二人の愛情をあなたは一身に受けているのだ。  子供のように無邪気にはしゃぎ、二人にたっぷりと頭を撫でてもらって──  ようやく、あなたはベッドに腰掛けた。  二人はいそいそと、四つん這いになり──ベッドを降りていく。  彼女達との情交の後で、大きな尻を起点にくるっと周り、二足歩行でベッドを降りる光景も好きなのだが──流石は、観察力が求められるアイドルだ。犬か猫の形態模写で、大きな尻を振りながら四つん這いでベッドを降りる光景は、それだけであなたを虜にしてしまう。  そして──  二人は、四つん這いであなたの足下に跪くのだ。  あなたのズボンのベルトを咲耶が口で脱がせる間に──あなたの靴下を夏葉が脱がせていく。普通、口で衣服を脱がせるときは、その裾から責めるのが王道だ。夏葉はあなたのソックスの口の部分を甘噛みして、それを脱がせて──靴下の窮屈な締め付けで、肌に跡が残った部分を、まるで傷跡のようにペロペロと舐めてあなたを癒やして──それから、全てを脱がせるべきなのだが──  彼女は、頭が悪く、あなたの靴下の爪先を咥えて、それを引っ張っていく。  だが、性行為においては合理性だけが全てではない。  まんこが濡れて、かきむしりたくて、脳内のCPUを全て「まんこの疼きを止めること」に使っているために──合理的な判断が出来なくなっているという光景は──「いい大学に通っている女」が相手だと、その優越感をひたすらに増幅させてくれる。夏葉が苦戦しながら靴下を脱がせて──あなたの脚にペロペロと舌を這わせて──  そこでようやく、咲耶があなたのズボンのベルトを外す。   人間と他の動物の違いは「手」だと聞いたことがある。  サバンナの猛獣が、草食動物を切り裂くための爪──あるいは、草食動物が肉食動物の捕食から逃げるために長距離移動に特化して、手先を硬く装飾した蹄──のようなものは、人間には存在しない──野生界の中でも、屈指の弱さと脆さを持っている人間の手指。  勿論それは「道具を使うこと」に特化して成長した証であり「人間の身体能力には当然頭脳も含まれるので、頭脳を使って創った銃を持つのは、十分、素手の範疇だ」という代物であるのだが──肝心なのはそこではなく──  咲耶は、人間が猿から人に進化するために大事な「手」を使うことが出来ないのだ。  口だけでしか、あなたに触れられないならば──犬や猫よりも頭の悪い──豚や鶏の家畜と、同じ存在。それでも──咲耶には、それが嬉しくてたまらないのだろう。168センチと175センチの、長身で、顔が良すぎる──最高級の美女二人が、あなたの下半身を唇だけですっぽんぽんにしていく光景。シャワーも浴びずに、汗で蒸れた臭いは決して良好ではないはずなのに──、二人は表情に恍惚を浮かべながら、あなたの下半身を、一糸まとわぬ姿にして──  冒頭に戻り── ”ぱくっ♡””はむっ♥”と、あなたの肉棒を咥えるのだ。  汗ばんだ仮性包茎。コンプレックスに恥じることはない──包茎が恥ずかしいというのは、美容整形業界が人工的に作り出したブーム──日本人男子、数千万人の仮性包茎を一人十万円で切るだけでも、数兆円の経済効果がもたらされるので全力をつぎ込んだというだけで、恥ずかしい、と口にする方が、業界に踊らされた恥ずかしい人間なのだ──  と、理論武装をする必要があるのは、その言葉に傷つくからだ。  そうして生まれた、あなたの恥ずかしさは── ”じゅるるるっ♡♡はむっ♡むちゅっ♡れろぉ~……にゅ……っぷっ♡” ”ちゅっ♥むちゅっ♥れぇ~……はむっ♥はぷっ♥ちゅっ♥ちゅっ♥”  咲耶と夏葉によって──  仮性包茎の内側で、蒸れて、アンモニア臭の汚れが溜まったちん先を──ベロ肉でたっぷり綺麗にしてもらえる、というだけで──  ずる剥けちんぽでは絶対に味わえない、優越感に変換されるのだ。 咲耶と夏葉から、「仮性包茎が恥ずかしいというのは、美容整形業界が創り出した偽りの風潮」「ちん皮が長く分厚い方が、亀頭を外敵から守れる」「あなたは賢いから、ちん皮を切ったりしないで、立派な仮性包茎のままでいてくれるでしょ?」と、二人に両耳で囁きかけられるのは──男が生まれた意味、と言えるだろう。  二人の情熱的なフェラチオは、あなたの肉幹と亀頭を中心に行われている。  射精をするには「カリ首」や「裏筋」と言った、敏感な部分を重点的に責める必要があるのだが──、二人があなたに与えるのは、まるで、「恋人同士が温泉旅行で、簡単に済ませるセックスは勿体ないから──射精回数が有限の男に合わせて、じっくりと、生殺しにするようなフェラチオ」なのだ。  嫌いな男が相手ならば、とにかく速効で射精をさせる──止められても、勢いを装って暴発させる──という、雌の浅知恵では絶対に辿り着けないゆったりとしたフェラチオ。  どれだけレッスンを積んで、喉が枯れるまで歌い続け──「滑舌を良くするため」という言い訳で、あなたとのディープキスの主導権を握るために、常日頃から口の中で舌をもごもごと動かし続けるトレーニングを積んでいる二人でも──ほっぺたの柔らかさ、というのは雌として生まれた以上、どうすることも出来ない。女性でも顔に産毛は生えるのだが──それを丁寧に処理しているのか、そもそも、雌としてのレベルが高すぎて生えることすらないのか。判断に困るレベルの、最上級の肉質のほっぺが──  あなたの金玉に頬ずりをしてきて── 「んっ……♡そろそろ……いいかな?」 「そうね……っ♥ほらっ、咲耶……っ♥」  二人は──  あなたの肉棒が、最大の硬度を誇ったところで、フェラチオを止める。  薄いグロスを塗っているだけなのに、素材が良すぎる故に、艶々のテカテカであった二人の唇に──たっぷりと、肉棒を愛してもらえたのだ。彼女達のキスシーンは、大作映画や全国区のCMでもNG。話題が話題を呼び、「一回、キスのまねごとをするだけで一億円」という破格の条件を突きつけられても──あの弱小事務所のプロデューサーは、アイドル本人が「うん」と縦に頷かない限りは、それを許可しない。  直接のキスシーンならば、有栖川家には問題があるだろうし──白瀬咲耶の人気を支えて、彼女を王子様扱いしている女子中高生には問題だろうが── 「足下で背伸びしたシーンだけを映した、真似事のキスシーン」だけなのだ。  枕営業は、本人が望まなければ許可をしないあなただが──  にしても、たったそれだけで億を稼げるならば、拒むアイドルをあなたは説教をするだろう。  だが──  それを認めてくれるのが、あの、プロデューサーなのだ。   もしもそれが営業戦略であれば、あまりにも豪腕すぎる。  実際、それのおかげで──世界中の男が、二人のキスシーンを渇望しているのだ。  高値でつり上げて、つり上げて、売り払うことを考えていないのは欠点だが──「キスシーンありの作品」に夏葉や咲耶が出演するとなれば、その映画がどれだけつまらなくても──初週、観客動員数トップは約束されたも同然なのだ。  そんな──  余りにも価値がありすぎる、二人の唇を── 「ちんぽを大きくするため」だけに、消費をしたという最大の贅沢。  二人はドレスの胸元を緩めて──上半身を露わにする。  夏葉と咲耶の、85センチFカップと91センチGカップ。女性ファンにとって、乳房というものは小さければ、小さいほどいい。一部の例外こそ存在するが──ファンの男女比率は、バストサイズに比例するというのはとっくに──調査会社の統計からわかっているのだ。  夏葉と咲耶は、それこそ「例外」に位置する側だが──それは飽くまで「彼女達のカリスマ性に、女性ファン大勢群がってきている」というだけ。男性ファンが圧倒的に多く、グラビア写真集やイメージビデオの売り上げが業界トップクラスである事実に、変わりはなく──  二人は── ”むっにゅ~~~……っ♡♡♡” ”ぬぷぷ…………っ♥♥♥” 「ふふっ……♡どうかな……私の、91センチは……っ♡」 「あらっ……♥咲耶には敵わないけど……私の85センチだって……お気に入りよね?」  あなたの肉棒を──  両側から、乳房で挟んでくる。  あまりにも圧倒的な体積と質量を誇っている二人の「兵器」は”ぱふっ♡♥”などと可愛らしい音ではなく”ずっしりっ♡♥”と、あなたのペニスを挟み込んでくるのだ。  ドレス姿の二人が、上半身を乱して──あなたの肉棒を両側から挟み──たら~っ♡♥と、唾液を垂らしてくる。白瀬咲耶と有栖川夏葉の、長く、真っ赤な舌から垂れた唾液は──小瓶一本分も溜めれば、御殿が建つほどに高値で取引されることだろう。  賢者の石よりも価値がある液体を、二人は簡単にあなたの肉棒に垂らして──  その乳房をスポンジの代わりにして、あなたの肉棒に馴染ませてくる。  咲耶と夏葉の唾液がブレンドされた即席ローション──なんと、いい響きだろうか。彼女達はそれを、口の中でぐぶぐぶと泡立てて──惜しみなく、あなたの肉棒へと垂らしていく。  パイズリは気持ちよくない──と、ネットで目にすることがある。  彼らはきっと、自分の恋人がCカップやDカップ程度で巨乳だと言われる世界で生きていて──風俗に行けば、体重三桁越えの肉達磨を相手にした経験で、語っているのだろう。  どれだけ彼氏のことが好きでも、単純に乳が小さかったり──あるいは、乳肉が大きくても、それがぶよぶよの最低ランクのセルライトに包まれて、しかも、金で買った関係なのでやる気もない、適当でおざなりなパイズリならば間違いもないのだろうが──  あなたの目の前にいる二人は──  日本でも、最上級の巨乳美女なのだ。  某事務所の105センチKカップ牧場アイドルや、95センチIカップ炎上系アイドルの爆乳とは、また意味合いが異なる──「爆乳」と「巨乳」の違い。乳のサイズだけで戦える女にとってのパイズリは、先天性の才能で培われた代物であるが──乳のサイズが「強力な武器の一つ」に収まる程度の女であれば、パイズリは「努力が必要な代物」であるのだ。  まるで、西部劇の中のあらくれ者が、殴り合いの喧嘩に勝利するため、肌に粗塩を塗り込んで硬くするように──咲耶と夏葉は、常日頃から、自身の乳房に保湿クリームを塗り込んでいる。一日に六回はする必要がある、とあなたに語っており──彼女達は学校や仕事先のトイレで、上着を脱ぎ、ブラジャーを外して──そのクリームを、自身の乳房に塗り込むのだ。あなたにいつ、求められてもいいように──自身の乳房を改造するような二人の態度。「いつでも、どこでも、揉んでいい」と誘惑される努力の結晶というのは──生まれついての天然の才能による爆乳よりも遥かに興奮する代物だ。  当初はあなたのお手手を満足させるため、だけだったのだが──  結果的に、二人の乳房はパイズリのときにローションいらずとなるのだ。  あなたの肉棒を挟む、二人の肌の触り心地。咲耶も夏葉も、染み一つない肌は全てが極上の──高級ホテルのバスタオルよりも最高の触り心地だったのだが──  その中でも、二人の乳房は別格だ。  更に── 「んっ♡あっ♡夏葉……もっと、強くてもいいよっ♡激しく……んっ♡私が、ついていくから……っ♡」 「大丈夫よ、咲耶……っ♥大切なのは、愛情なんだから……っ♥それ……にっ♥咲耶の綺麗な乳房が……形を崩す方が……んっ♥もったいないわよ……っ♥」  二人は──  相性抜群のWパイズリで──あなたの肉棒をシゴきあげてくるのだ。  全身が引き締まって、柔らかな脂肪の内側に筋肉の硬さを感じるのに──二人の乳房は、まるで、芯がないようにどこまでも柔らかいのだ。引き締まった太腿や腹筋とはまるで異なる、100パーセント、媚肉の脂肪だけで形成されたデカ乳が──両側から、あなたの肉棒を挟んで形を歪める。優しく揉むだけでも、ふにゅっ♡と指の間から、乳肉がはみ出るほどなのに──、咲耶と夏葉はそれを最大限まで押しつけるから──  あなたのペニスに、二人の心臓の鼓動まで響いてくるのだ。  二人は、あなたを上目遣いで見つめてくる。  顔が良すぎる女達。この業界に入ってから、美少女に顔を見つめられても正面から視線を返すことが出来た。黛冬優子や芹沢あさひを相手には、たまに負けることもあったが──何度もベッドの上で、無様なイキ顔を見続けてきたので──ようやく、耐えられるようになってきたのだが── ”ふいっ”と──  二人の、人理を超えた美しさに、あなたは視線を逸らしてしまった。  双眼鏡で太陽を見るよりも、網膜に焼き付いてくる二人の輝き。あなたの反応を伺いながら、パイズリをしたい二人には不満だったのだろう。彼女達は”んれぇ~~♡”と舌を伸ばして──目の前にあるベロ肉と、それを、絡め合わせて──  あなたを挑発するための、ドスケベなレズキスを開始する。  普段は、唾液をこぼさないように──口から垂れたそれは、飲み干す必要がある。  だが──  今回の目的は、あなたの肉棒に潤滑を与えること。  お行儀悪く唾液を溢れさせて──  二人は、見つめ合いながら、舌をくるくると絡めるキスをする。  有栖川夏葉と、白瀬咲耶のA5ベロ肉。艶めかしく混ざり合って、二人は夢中になる。  いつもは、あなたの口の中でうごめくそれが──どんな動き方をしているのか、客観的に見られる興奮。「ナメクジのように」という表現が不適切であると、思わず感じてしまうほど──彼女達の舌肉の動きは、激しいのだ。  あなたを前に──あなたの許可をなく、他の誰かとキスをしている光景。  お仕置きのために睨もうとするのだが──、夏葉と咲耶の顔に萎縮をしてしまう。二人がどれだけ極上の雌で、あなたの人差し指一本で潮を噴いてしまっても──パイズリの最中は「じんわりと、おっぱいが熱くなる」が快楽の限度。あなたに一方的に快楽を与えていき──、二人は、むっぎゅ~♡♥と自身の乳房を両側から挟み込んでくる。  シリコンや塩水が注入されていない──エロ肉100パーセントで作られた天然の媚肉が、火傷しそうなほどの熱を持った鉄杭を挟み込んでいるのだ。キラキラと飛び散る汗の飛沫が、スポットライトの熱で蒸発をすると、会場の観客を洗脳するほどのアロマを放つそれが──あなたの肉棒で”ばちゅんっ♡じゅぶっ♥にちゅっ♡にゅぷっ♥”と下品な音を響かせて──、咲耶と夏葉が互いの背中に両腕を回して、”ぎゅ~~~っ♡♥”と抱きしめあうと同時に── ”びゅるるるるる~~~~♡♡♡びゅるるるっ♥♥びゅっくんっ♡どびゅっ♥” ”どびゅどびゅっ♡びゅるるるっ♥びゅくっ♡どぴゅっ♡びゅくんっ♡♥” 「んんっ……♡はぁ……んっ♡流石だね、アナタは……っ♡射精の脈動だけで……んっ♡私のような雌には、絶対に勝てない、強き生き物なんだと……私の芯に、刻み込んでくれるんだ……っ♡」 「ふふ……っ♥どうかしら?いつもは、私たちが余裕をなくして、潰れたカエルのようになってしまうけど……♥今日は、私たちがあなたをもてなすんだから……っ♥」  二人の乳房の谷間に挟み込まれて──  あなたの肉棒は、亀頭を乳肉に埋もれさせている。  どれだけ激しく射精をしても──彼女達の乳房の外側に亀頭が露出することはない。射精の勢いで押しのけられそうなほど、柔らかな乳肉。ガッチガチに勃起した逸物が、雄の最大硬度の器官であるなら、乳房は雌の最柔器官なのだろうなと考えながら──  あなたは、二人の乳房の谷間で何度も、最高に気持ちいい、根元からの肉棒の”びゅっくんっ♡♥”を繰り返す。  夏葉と咲耶は乳を小刻みに揺らして、あなたの肉棒の根元──尿道に残った精液の残滓を、搾り取ろうとしてくれる。乳房がデカく、重たすぎるために──挟み込むには片手があれば十分。二人は、片手で両側からあなたの肉棒を挟み込み──  お目当ては、あなたの睾丸だ。  二人のデカ乳がのし掛かって、ずっしりとした”肩凝り”を感じてしまった、あなたの陰嚢。精液を製造してくれたことへの感謝か──それとも、ずっと「乳置き場」にしてしまったことへの謝罪か。金玉の上は、咲耶と夏葉の下乳に擦りつけられているのに──、二人は、あなたの睾丸の凝りをほぐすように、指の間に金玉を挟んで──  揉みしだいてくるのだ。  そこでようやく──  彼女達の手つきが、次の射精を求めていることを気がつく。  あなたが精子を製造するための、媚びるような手つき。とろ火でコトコトと煮込むような、小刻みな爪の動き──カリカリと引っ掻かれる金玉の感触──金玉の裏側に指を押し込んで、尿道に残った精液を、まるで残尿のように吐き出させようとしてくる二人の顔を見ていると──必然、あなたの肉棒は再度、勃起をしてしまった。

Comments

谷澤晴夫

この2人は豪華すぎる。パーティーでの自慢からの、これは自尊心が満たされすぎる。

wws2jsh7

ありがとうございます!脚の長い女にドレスを着せてはべらすことでしか摂取できない栄養はある…