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 ──それは、修学旅行が終わってからの出来事。  あれだけ沢山の美少女達から淫靡な接待を身に受けたところで、家に帰れば一人きりであることに変わりはない。勿論、ララ達やヤミ達の住まいに押し掛ければ、彼女達が歓迎してくれることはわかっている。夕食からお風呂から就寝まで──すべて、彼女達が極上の肢体で奉仕をして、満足させてくれると理解しているのだが──  たまには、一人になりたい気分もある。  どれだけ豊食に恵まれて、毎日星付きレストランに通っていても──夜中に無性に、ジャンクフードを食べたくなるのは人間の本能。自宅であるボロアパートは、ララ達の影響のせいで一人暮らしを余儀なくされたものであり、だから、猿山は誰もいない部屋に旅行用のスーツケースを置いて、床に腰掛けた。  デビルーク星の王女や、宇宙最強の殺し屋、貴重な実験生物を狙って──  時折、宇宙からの刺客が訪れることがある。  猿山本人だけならともかく、家族に危害が加わる可能性を考慮すると、そうして、彼女達の支援の下に一人暮らしをするのが最適だと説得されて──実際、一人暮らしの自室をヤリ部屋のように使えるのはたまらない興奮なのだが──  一人なりたいのに、一人は寂しい気分だなと思いながら──カップ麺用のお湯でも沸かすかと考えると──  ピンポーン  と、間の抜けた電子音が鳴り響く。  部屋のチャイムだと気が付いたのは、一拍の間を空けてから。  荷物か何かだろうと思いながら、立ち上がり、玄関へと向かうと── 「お待たせしました〜♡デリヘル・デビルークから派遣されてきた、モモで〜すっ♡」  と── 「ふふっ……猿山様、あげてもらえますか?」  玄関の前に立っていたのは──  モモ・ベリア・デビルーク。  お洒落で透明感があるワンピースに大きな帽子を被っている少女。肩が露出して、スリットが入った下半身は白い太腿がちらちらと見える。ここに来るまでの間、どれだけの男にその姿を見られたことか──彼らは確実に、道ですれ違う度に振り返って二度見を行い──電車にでも乗ろうものならば、吊革を掴んで無防備に腋を晒す少女に、じいっと、刑法で規定されていないから犯罪にならないという勢いで、モモの腋を視姦しつくすことだろう。  そんな彼女が──  デリヘル嬢を自称して、小さなバッグまでコスプレ衣装として持ってきている。  たまらなくなり、猿山はすぐに彼女を部屋にあげる。 「わっ……猿山様のお部屋、久しぶりですね……ふふっ♡いつも、私やヤミさんのお家で、ふかふかで大きなベッドの上で貪りあうので……こうして床に直接敷いた万年床というのは……なんだか……ごくっ♡  その……とてもハレンチですね……♡」  モモは鼻をすんすんと鳴らしながら、猿山の部屋の臭いを嗅いでいく。  炎天下の中で履き続けてきた靴下や、たっぷりと汗をかいた腋の下の悪臭を嗅ぎながら、発情するのがデビルーク星人の雌。地球人の古手川唯や籾岡里紗ならばともかく、モモが部屋の臭いを嗅ぐことは、本来、気にすることもないのだが──  それはそうと、男の一人暮らしの生活臭を嗅がれると、猿山には妙な気恥ずかしさが湧いてくる。 「猿山様、その……浅ましい話なんですけど……修学旅行を楽しませてくれたご褒美をくれると……あの……仰っていたじゃないですか?  私、猿山様のそれを……えっと……  ご褒美、待ちきれなくて……来ちゃいました……♡」  普段はあれほど──知的で、賢さをアピールしてくる少女が──  今は十四歳相当の可愛らしさで──猿山に愛してほしくてたまらないと、主張をしてくるのだ。  普段は周囲に誰かがいるので、モモが緊張を切らすことはない。だが──ここは猿山の部屋で、今は二人きり。モモは素顔で甘えても大丈夫だと思っているらしく──てとてとと猿山の眼前に歩を進めて──  それから、ぽすっ♡と猿山の胸に頭を埋める。 「あの……猿山様、お部屋のお掃除をしましょうか?それとも、簡単ですが何か作りましょうか?あの……私、デリヘル嬢ですけど……猿山様がお望みなら、お掃除ヘルパーにも、家政婦さんにも……あ、あの……  猿山様のお嫁さんにでも……なんでもなりますからね?」  図々しいのではないか──引かれるのではないか、と、脅えながら──最後には「これは冗談ですよ」とでも言わんばかりに、目元でピースサインを作ってくる少女──  我慢が、出来るはずもなかった。 「ひゃっ……♡あっ……んっ♡」  猿山はモモを抱きしめて、そのまま布団に押し倒して──  じゅるるる〜〜〜っ♡れろぉ……じゅるるっ♡むちゅっ……んむっ……♡  と──モモと唇を重ねて、舌を絡め合わせていく。  旅行先での性行為というのは普段とは違う昂揚感があるが──それを経た後での自室の行為は、また別格の興奮がある。普段から就寝している布団にモモを組み伏せる興奮。薄っぺらく、床の硬さが伝わる布団に──モモの女体の柔らかさがあるのだ。抱き枕にして眠れば、さぞ、極上の夢を見ることが出来るだろうなと思いながら──モモを抱くことが出来るそれは、夢よりも遥かに非現実的な物なので──  いつ夢から覚めてもいいように、すぐにズボンを脱いで、勃起した肉棒を露わにする。 「あっ、猿山様……♡んっ……いえっ、その……濡れているので……すぐに挿入しても大丈夫です……けどっ♡……だ、だって……猿山様とするのかなと思って……私、待ちきれずに……じ、自分で……♡」  淫靡な少女は、普段ならば嬉々としてそれを語ってくる。 「猿山様のことを考えると興奮が止まらずに、自身の膣を指でほじって、クリトリスを愛撫してしまう──それは猿山様のぶっといばかりが取り柄で、テクニックの存在しない稚拙な手マンよりもずっと気持ちいいもので──あーあっ、自分の手でこれだけ満足できるなら、もう猿山様のおちんちんなんていらないかもしれませんね〜♡」  と、猿山を煽りながら──防衛本能が働く自分自身では出来ない、乱暴なガシマンで潮を噴かされて、指の届かない子宮を肉棒でぐりぐりと押し潰されながら、腹の奥底に響くようなオホ声を奏でるはずなのに──  今のモモは、まるで、自分がはしたないことをしたとでも思っているようで──頬を真っ赤に染めて、猿山から視線を逸らす。  自分のハーレム要員のこの女は、自称・デリヘル嬢よりも淫らなのかと、下半身は八つ当たりにも似た憤りを抱く。猿山は少しだけ考える。自分のことを清純な生娘だと勘違いした少女の内側に秘めた雌を、引っ張り出すための手段だ。  少しだけ考えながら── 「あっ……猿山様……?」  猿山は、エアコンの暖房のスイッチを押す。  温暖化の影響もあって、まだ、冷房の方が適切な時期だが──  ボロアパートの十数年昔のエアコンが暖かな風を送風口から吐き出してくる。  猿山は暖房の温度を最大まで高めてやる。常軌を逸した行為に、モモは最初、きょとんと瞳を丸くしていたが── 「あっ……♡猿山様……汗だくセックスがお好みなのですか……?」  勘のいいモモは、猿山の企みにすぐに気が付く。  エアコンの風が狭い部屋を暖めるのはすぐだ。猿山はモモの身体を愛撫して、モモも猿山の身体を撫で返していたが──すぐに互いの身体がじっとりと汗ばんで、指先で触れる肌がしっとりと濡れてくる。  そのまま、どれくらいの時間──  身体を愛撫しあって、キスを交わしていたことか。  互いの口元のべちゃべちゃが、涎か、それとも汗かわからなくなってきたころ──猿山はモモの下腹部を撫でてやる。  彼女の子宮を腹の上から押し潰すような愛撫。子宮を蹂躙されて、掌握されているような感触が好きだとモモは語っていたが──既にそこは、腹の上からでもわかるほどに熱く火照っている。  モモの排卵を煽るために、彼女の尻尾を触ってやろうとするのだが──  ひょいっ♡  と──モモは尻尾を動かして、猿山の手から距離を置く。 「あの、猿山様……  実は、今日は……その……本当に危ない日でして……♡  デビルーク星人の雌は、尻尾を愛撫されたら簡単に排卵してしまって……それに種付けされるには、心の底から、その雄の子供を孕みたいと思う必要があるんです……♡  デビルークの雌は猿山様も知っての通り、とても強い生物なので……普通の雄では簡単に孕ませることが出来なくて……私のお母様は、頭が悪い淫売なので……助けてもらった日に父を運命の人と勘違いして、簡単に股を開いてしまって……ほんと、母親でも情けない人だと思います……♡雌が孕むに値する優秀な雄は……猿山様のような地球人の雄なのに……♡父は、優しくて強い人ですけど……雄としての魅力は最低で……だから、その……  猿山様が望んでいただけるのならば、今度……哀れで愚かなお母様に、雄の魅力を叩き込んでほしいんですけど……え、えっと、本題はそうじゃなくて……  さ、猿山様……  きょ、今日……なんだかわからないんですけど……  すっごく、猿山様の子供を孕みたいと思っちゃっていて……  だ、だから……  今日……しちゃったら……絶対に、孕んじゃうので……  ……ゴム、つけますか?」  モモは──いつの間にか、手にゴムを掴んでいる。  それは──おそらく、猿山を気遣った言葉だ。  自分がどれだけ猿山のことを愛していて、その子を孕みたいと思っていても──また猿山が普段からどれだけ、孕ませようとしてきても──本気で孕むつもりがなかったモモにとっては、その全てはイメージプレイのような代物。だから、彼女は不安になって猿山に確かめているのだ。本当に自分は猿山の子供を産んでいいのか──自分の腹は、猿山ケンイチという優秀な雄の遺伝子を育てるに値するものなのか──と。  それは── 「きゃっ!……あっ、ゴム……捨て──んんん〜〜……ッッ♡♡♡」  にゅぷぷぷぷ〜〜〜♡♡♡♡  猿山への侮辱ということに他ならない。  彼女はあれだけ──自分が妻として相応しいと──孕み袋として優秀だとアピールをしてきたくせに──  今まで、陰でこっそりと自分をあざ笑ってきたということだ。    地球人の雄の弱っちい子種では絶対に孕めないのに、腹の中で卵を見せびらかしてきたエロ女──餓死も寸前の少年の前で、ゆで卵を見せつけて自慢をして、しかし絶対に食べさせることがない女──最低の行為であり、だから、モモにはお仕置きをする必要がある。  彼女の手を叩いて、ゴムを弾き飛ばして、手首を掴む。  ギンギンに屹立した肉棒がモモの子宮をこつんと突く。眼前の媚肉に空腹が抑えきれず、涎を垂らしながら腹を減らしている猿顔の少年と──手首を掴まれて抵抗が出来ず、ただ、涙を流すだけの少女。何も知らなければ、それは醜悪で陰惨な強姦劇であり──まさかこれが、少女の望んだ最高の幸福で、瞳が濡れているのが感涙によるものとは──誰も思わないだろう。 「あっ……はいっ♡猿山様……私……猿山様の子供、孕みます……♡お母様やお姉様に似た、とっても可愛い女の子を……やんっ♡いやですっ……猿山様に似た格好良い男の子、なんて……やっ……♡猿山様そっくりの……素敵な、かっこいい男の子はだめっ、です……♡そんなの……私、どっちを好きになればいいか……わからなくなっちゃうじゃないですかぁ〜♡」  モモは耳元で、にゃんついた声を奏でる。  モモにそっくりな可愛らしい娘を生んでもらい──その子が大きくなれば、ハーレムに入れてやりたい──というのがモモの欲望。雌として産まれて、雌として最高の快楽を得た少女にとっては当然だが──  猿山にとっては、正反対。  モモのような極上の雌の腹で、男の子を育ててあげたいというのは当然の欲求だ。  自分が味わえなかった──極上の雌である宇宙人の母親達に囲まれて、産まれたときからハーレムの次期王として崇め奉られる興奮──それを分け与える為には、是非とも、モモには男の子を産ませてやる必要がある。猿山はモモの耳元で「俺に似たぶっさいくな猿顔の男の子を産め」と命令をして──モモは「お母様やお姉様、ナナに似た可愛い女の子を産みたい」と拒む。猿山の命令を絶対視する少女には相応しくない抵抗だが──まだ子宮が乾いて空っぽの分際で、既に、立場も弁えずに母親のつもりでいるのだろう。14歳の少女は、日本においては結婚どころか、性交渉すら許されないというのに──宇宙人に刑法が適用されないからという理由だけで、母親気取りをする女には──激しくお仕置きしてやる必要がある。 「やっ♡んっ♡猿山さまぁ♡顔、舐めるの……んっ♡だめですっ♡あんっ、やっ♡臭い……取れなくなっちゃう……♡猿山様のねばねばの唾液の乾いた臭い……あれ、やだぁ……♡臭すぎて……まんこ、疼いちゃうんです……♡」  モモは猿山に顔を舐められて、いやいやと首を振って抵抗をする。 「どうだ」「参ったか」とまるで、幼子が親戚の叔父にプロレス技をかけるような代物。本来のモモが大好きな顔舐めなのだが──彼女はわざと抵抗をして、まるで、本当に嫌であるかのようにじゃれついてくる。モモの瞼を──眼球を──鼻の穴にぐりぐりと舌をねじ込んで──硬く結ばれた唇を割って、硬い歯の表面と歯茎を──べろべろと舐めながら、猿山は、腰を動かしていく。 「んっ♡やぁ……さるやま、しゃまぁ……♡私……気持ちよくなるの、や……ですっ……♡女の子が、男の子に負けちゃったら……男の子を産んじゃうんです……っ♡」  モモは正常位で組み伏せられながらも、猿山の乳首をこりこりと指の腹で愛撫する。  種付け時に雌の身体が雄に屈服していたら男の子が産まれて──逆に雄が雌に敗北した場合は女の子が産まれる──という、何の根拠もない都市伝説のようなものだが──デビルーク星人となると話は別だ。地球人の優秀な雄に貪られる餌として、この世に生を受けたような、男に都合の良い雌。モモの言葉はおそらく、デビルーク星人の雌にとっては真実であり──だから、この場でモモを屈服させてやれば、自分に似た猿顔のぶっさいくなオスガキをひり出させてやることが出来るという代物。  それを察知してモモも、猿山の身体に愛撫を仕返してくる。  勿論、雄と雌の圧倒的な格差がある。膣に肉棒を挿入されるモモは本来、一方的に気持ちよさに喘いで、よがるだけなのだが── 「ふふっ、猿山様……♡」  モモは──猿山の性感帯を全て把握している。  足の指の谷間から、肛門の皺から──舌肉の裏側に至るまで、モモが猿山の身体で愛していない部分はないのだ。彼女は「次回の奉仕は、今日よりも気持ちよくなるように」と、猿山を満足させたい一心でテクニックを積み上げて──だから今、猿山のうなじを指でつつ〜っ♡となぞりながら、反対側の手でへそに指を入れてぐりぐりとほじくり、へそのゴマを指先に積もらせるのも──全て、猿山が一番気持ちいいと思う奉仕だ。  うなじを撫でられることで、今まで、女性経験が少なく──異性から求められたことも少なく──失われてきた雄としての自尊心を、文字通りくすぐって持ち上げる行為。へそのゴマは、自分で気紛れに掃除しても鼻を摘みたくなる悪臭を放つのに──モモはそれを受け入れて、ぱくっ♡と口に咥えて、指をしゃぶるのだ。それがララやモモのような極上の美少女の縦型のへそに舌をねじ込んで、味を堪能するものとは違うことくらい──猿山も理解している。 「猿山様……負けちゃっても、いいんですよ?」  モモは猿山の耳元で、ぽそぽそと囁いてくる。  ハーレムの王という立場だが──モモはそのハーレムを「この辺でいいや」と妥協させるつもりはないらしい。唯一、ネメシスと意見が一致しているのが──「世界中の、いや、宇宙中の美女と美少女を、猿山様を頂点としたハーレムに組み込むこと」を目的としているので──  だから── 「猿山様はただ、快楽を貪ってしまえばいいんです……♡おちんちんがいらいら、むずむずしたときに……豪華な料理をつまみ食いするように……気の向くままに、好きな果実に好きなだけ唾をつけて……ねぇ、猿山様……♡このまま……私に任せてくだされば……猿山様を宇宙で一番幸福な雄にしてさしあげますよ……♡猿山様は……女の子に負けちゃうのは嫌ですか……?私やお姉様……ナナにヤミさんにメアさんに……キョーコさんにネメシス……猿山様が寝転がっているだけで、みんなが猿山様の指に……耳に……口に……足に、おへそに……そして、肉棒にご奉仕をするんです……♡  猿山様は……何が不満なんですか……?」  モモの言葉に、一瞬、決意が揺らぎそうになるが── 「──ひゃっ!?♡♡♡」  猿山は、モモの膣から肉棒を引き抜いて──彼女の身体を反転させて──  それから再度──彼女の膣へと肉棒を挿入する。 「んぐっ……あっ……♡かはぁ……っ♡」  モモの背中に体重をかけて、押し潰す──いわゆる「寝バック」という体位だ。  モモの華奢で細い身体に、自身の体重が乗っかり──その上で、子宮口にぐりぐりと亀頭が押し込まれるのだ。絶対に雌を逃がすつもりはなく──子宮以外で精液を解き放つ意志はない、というのが寝バック。猿山はモモの桃尻に腰を押しつけながら、彼女のうなじを甘噛みして──  それから、お目当ての物を掴む。 「あっ……猿山様……そ、それ……だめですっ♡あっ、だめっ♡そんなの、今……嗅がされちゃったら……わた、わたひっ♡あっ♡やっ……んんん〜〜〜ッッッ♡♡♡」  猿山が掴んだのは──自身の枕だ。  男子高校生の一人暮らし。他の男もそうだと、断言ができるが──まともな洗濯を行うはずもない。  勿論、モモの部屋で性行為を行えば、その後の洗濯は彼女達に任せて、柔らかな花の香りが漂う柔軟剤で仕上げをしてもらえるのだが──  流石に、万年床と枕を持って行くことはない。  最後に洗ったのがいつの日であるのか──猿山には思い出すことも出来ない。洗ったことがない、かもしれないくらいで──頭皮の汗の臭いがじっとりと染み込んでいるのだ。  自分自身の体臭には鈍感なのが人間の鼻だが──それでも、たまに「枕が臭いな」と思う日もあるほど。大抵は気にせずに目を瞑れば、実際に気にならないのでなんとかなるが──  敏感な嗅覚を持つモモにとって、それは劇物もいいところだ。 「あぐっ……♡くっさ……♡さる、やまさまぁ……♡すんすんっ♡枕……ううんっ♡くっさい……ですっ……♡やぁ……くさいの、やぁ……♡汗のにおい、いっぱいで……おっ♡これ……こんなの、嗅がされて……雌に、勝てなんて……無理に決まって……あっ♡やぁ〜……子宮ぐりぐりするなぁ……おっ゛♡」  猿山はモモの頭を枕に押しつけながら、布団を被る。  こちらも臭いはそれほどではないが──たっぷりと普段から汗を吸い込んでいるのだ。部屋に彼女達を連れ込んだとき、その万年床で性行為をして──勿論、バスタオルは敷くが──互いの汗と体液は染み込んでいく。ララに出会うまでは、布団の上で自慰行為を行った後、眠気と本能に身を任せて──精液やオナティッシュの処理をせずに眠ったことも頻繁にあった。  雄の体臭が芯まで染み着いた布団。  コインランドリーに持って行こうが、クリーニングに出そうが、根本的な饐えた臭いは消えることはないので、買い換えた方がいいと言われそうな代物を──  猿山はモモを組み伏せたまま、頭から被るのだ。  モモの逃げ場をなくした上での寝バック。猿山にとっては、密閉空間の中でモモの甘い匂いばかりが広がるので、ひたすらに幸せで、彼女の桃色の髪をくちゃくちゃと、わざと音を立てながら噛んで、歯垢と唾液をたっぷり馴染ませて──モモの髪を歯ブラシ兼歯間ブラシにしてやるのだが── 「お゛っ♡……お゛、ほっおっ゛っ゛〜〜〜♡♡♡」  モモにとっては、猿山の臭いしか感じられないということだ。  チンカスを鼻の下に塗られるだけでも、ぷしゃっと愛液を溢れさせるどすけべ美少女。それが今は360度、最愛の雄の臭いに包まれながら──汗だくになって、雄と混ざり合っているのだ。逆の立場が雄にとっては至高であるように──モモにとってもたまらないものであるらしく──  だから猿山は、更に、快感を足してやる。  自室のことは自分が一番よく理解している。自慰行為の際に、ティッシュを捨てやすいようにゴミ箱はすぐそばで──服も脱ぎ捨てたものが、その辺に散らかっている。  だから猿山は、まずは自分の服を手に取る。  脱ぎ捨てたそれは──修学旅行当日の朝に履き替えて、洗濯もせずに置きっぱなしにしていたパンツ。  その前日は保健室でティアーユと性行為を行い、彼女のデカ乳にぶっかけたザーメンを、自身のパンツで拭ってやった。後々、カピカピになって精液の臭いが濃くなったそれを使い、あの淫靡な女教師に悪戯を仕掛けてやろうと思っていたのだが──履いて、帰宅して、すっかりと存在を忘れていた。  だから──精液の臭いが染み込んで、数日間発酵された布地は、本来ならば、ビニール袋で二重に包んで廃棄する以外にないのだが── 「お゛っ゛……んごぉ゛♡♡♡」  モモは猿山の精液パンツで顔を包まれて──苦悶に似た声をあげる。  彼女の脳髄を直接刺激するパンツ。今履いているものを脱いで、顔に被せてやるだけでもたまらなく発情する少女にとって──数日の発酵を経たそれは、脳味噌を破壊する兵器平気のようなものだろう。  だから──猿山はそれをモモの顔に被せてやって──  それから──布団を蹴り飛ばして、外気に触れる。  エアコンの暖房が利いているので、布団から離れたところで熱気に大差はない。男の体臭は、熱で火照ると更に強くなる。生尻で座ることがあるクッションや、カーペットに突き刺さったような陰毛。ちんぽを触った手で至るところに触れているために──室温の上昇とともにモモは正気を保つことが難しくなるようで、歯の根をかちかちと震わせながら「うう゛〜っ♡♡♡」と唸り声を響かせる。  部屋中の至る所に生活臭が染み込んでいるが── 「あっ……だめっ!だめですっ!ほんとに……おっ゛だめっ……です〜っ……♡」  猿山がゴミ箱を手に取ると同時に──  モモは、本気の抵抗を示す。  ゴミ箱の中には、丸まったティッシュが一つ、あるだけ。  修学旅行当日の朝が燃えるゴミの日であったため、運良く──運悪く、と言うべきかもしれない──ゴミをゴミ集積所に捨てることが出来たのだが──  そのティッシュはつまり、ゴミ袋をまとめた後に捨てられたもの。  前日の夜に燃えるゴミをまとめて──それから自慰行為を行い──そして眠りに落ちた。翌朝、燃えるゴミを捨ててから修学旅行に向かったわけで──つまり── 「オナティッシュ……ザーメンティッシュは、だめです……♡ま、マジでだめだってば……♡」  丁寧語が消えるほどに余裕をなくして──モモが抵抗をするのは──  彼女が、それを持ってきているからだ。  文明が極度に遅れた地球人の愚劣な脳味噌では、質量保存の法則から抜け出せずに、永遠に発明できない──  ──ばいばいビームくんを出せ、と、猿山はモモに命令をする  モモはその命令に従うことで、これから先、自分に待ち受けている末路を理解している。だから、従順な少女はいつになく逆らうのだが──その生意気な態度は、猿山の琴線に触れるもの。なので── 「お゛……ぐぅ゛〜〜〜♡♡♡」  猿山は自身のブリーフで、モモの顔をぐりぐりと擦ってやる。  幼子が食事の時に、顔中汚してしまうので、多少乱暴に拭くような手つきで──猿山はモモの顔をごしごしと拭いてやる。自身の股間が密着していて、臭いが一番濃厚な部分でモモの雌を刺激してやると、彼女は、それから逃れられるならばと──その後に訪れる惨劇を想像もせずに── 「これっ♡これ、れすっ♡らからっ♡も、もう、やめっ♡」  鞄の中から、ばいばいビームくんを取り出す。  猿山は光線銃を、ゴミ箱の中に向けて──トリガーを引く。  ゴミ箱の中には──ザーメンティッシュが一つだけ。  それが──  ばいばいビームくんによって増えていく。  一つが二つに、二つが四つに──後は簡単。ゴミ箱の容積を超えてザーメンティッシュが積もり、山となる。猿山はモモの髪を乱暴に掴んで、頭を持ち上げる。モモの眼前にあるそれは──腐った栗の花のような臭い。雌として、終わりを迎えてしまうことがわかっていて──モモは抵抗をするのだが── 「〜〜〜ッッッ♡♡♡♡♡」  猿山が、モモの頭をゴミ箱につっこむと──  ぷしゃ〜〜っ♡♡♡  と潮を噴いて──びくんっ♡びぐっ♡と四肢を弾ませて──モモは激しい絶頂を迎える。 「おぶっ♡う、ぶっ゛♡ぶぶっ゛♡う゛う゛〜〜〜ッ♡゛♡゛♡゛」  モモの膣に肉棒を抽送する度にぷしゃっ♡ぷしゅっ♡と彼女はハメ潮を噴きながら、絶頂をする。  ザーメンティッシュの海に溺れている少女の痙攣は、本物の死を連想してしまいそうなほどに、強く、激しい代物。流石に少し不安にはなるが──モモが喜んでいることだけは間違いがないので、猿山は彼女の尻を叩いて遊んでいると──  モモがばいばいビームくんを取り出した、デリヘル嬢ごっこの鞄の中に──”それ”があることに気が付いた。  昔はララと自分の性交渉を邪魔する、0・01mmの避妊具と同じ程度の、邪魔な存在だと思っていた。  勿論、”それ”の言っていることは間違いではない。むしろ”それ”は「デビルーク星の王女であるララ様と、こんな未開の地の、猿のような顔立ちのエロだけが取り柄の雄に抱かれるのは間違っている」と、どこまでも、完膚なきまでの正論をララに叩きつけて──猿山に心酔しているララの怒りを買い──  そうして──喋らない身体へと改造された。  意識があるのかどうか、猿山にはわからない。ララは優しい少女なので、改心してくれるまで喋れないようにしただけなのか──それとも怒ると激しい少女なので、罰として、意識を与えたままなのか──考えると興奮が減りそうな気がするので、だから、猿山は”それ”を──  ペケを、モモの髪に装着してやる。 「あ゛っ♡さるやま、ざま゛っ♡♡♡」  ペケにとってはモモも、自分が守るべき存在のはずなのだろうが──そんな少女が今は、雄の自慰行為の射精を拭き取ったティッシュに顔を埋められて、窒息死寸前で顔を真っ赤に染め上げながら、膣をぎゅうぎゅうに締め付けてくるのだ。ゴミ箱につっこまれるものはゴミに決まっているだろう、とでも言いたげに、貪られる姿を見届けるしかないペケ。それでも彼は、意思を伝えられない以上猿山に逆らうことは出来ず──  ぱぁ、と明るいライトアップをして──直後── 「あっ♡これっ…………ひぐっ♡えぐっ♡猿山様ぁ……これ……うれ、うれしすぎてっ♡……わた、わたしっ……♡」  モモは──  純白姿の花嫁衣装、ウエディングドレスに身を包む。  モモの愛を受け入れてやる──という雄の意思。差し出したペケがまるで、結婚指輪の代わりであり──命に代えても守るべき少女が汚されているのを見ることしかできない、ペケは、死にたいくらいの屈辱だろうなと思いながら──  猿山はモモと舌を絡めてやる。  あれだけの美少女で、肌のケアには余念をかかさず、いついかなるときに求めてもムダ毛の一本も許さない少女が──今は柔らかな花の香りに、どっぷりと濃い精液臭を漂わせている姿。猿山は、モモの顔をべろべろと舐めてやる。汗と涙と涎と精液にまみれたモモの顔は、自分の肉棒から発射されたものであっても「汚らしい」と思ってしまう代物であり──  だからこそ、猿山はべろべろとモモの顔を舐める。  肉欲に溺れた精液の臭いではなく──惚れた雄のくっさい臭いである唾液臭でモモの顔を染め上げてマーキングしてやる──このエロ雌の唇は雄の肉棒をしゃぶるためではなく、不細工で猿顔の俺に愛を囁き、語りかけるものだと──彼女の顔をくっさい唾液でべろべろと舐め回してやると── 「さるやまさまっ♡わたっ、わたしっ♡猿山様の花嫁に、相応しくないかもしれなくてっ♡おっ゛オナホとか、お便器とか、猿山様のおちんちんから出てくるもの、全部、受け止めるだけの、存在かもですけど……  それでも……  そんな私でも……お嫁さんにしてくれますか……猿山様……?」  モモは──  ぎゅ〜っ♡と猿山の手を握りしめる。  背後から押し潰されているモモは、四肢を背中に回して絡めながら抱きつきたくても──それをすることが出来ない。だから、代わりにと言わんばかりに手を握るのだが──彼女の左手の薬指には、何も、ハメられていないわけで──  猿山はモモの左手を自身の口元に運び──  がりっ──♡♡♡  と、力強く薬指の根元を噛んでやる。 「あぐっ……♡あぅ……え、うんっ……♡猿山様……ありがとうございます……♡モモ・ベリア・デビルークは……猿山ケンイチ様に、健やかなるときも、病めるときも、永久の愛を……この結婚指輪に誓います……♡」  モモは──  猿山の歯形が残された、自身の左手薬指を舐めしゃぶりながら──猿山を煽る。  どうせ彼女のことだ。その歯形が消えれば、誓うべき対象がなくなり──また他の男に抱かれると挑発をしてくるのだろう。これ以上、このバカ女の口を開かせてはいけないと──猿山はゴミ箱の中からザーメンティッシュを手に取る。モモの汗と唾液と熱気で、湿っているザーメンティッシュ。手についただけで臭いが移るようなそれを── 「あっ、はいっ♡猿山様……♡  …………あ〜んっ♡♡♡」  モモは──大きく口を開いて──  猿山は彼女の口の中に、ザーメンティッシュを放り込んでやる。  倍々で膨らんだ精液ティッシュは、強く握れば体積が減る。なのでモモの口を──「ザーメンティッシュを捨てるためのゴミ箱」に使えるので、そのまま、彼女の口に次々と入れていく。「モモの顎が外れれば、フェラオナホには使いやすくなりそうだな」──と耳元で囁くと、それだけでモモはぷしゃっと潮を噴く。  手に一杯に握りしめたティッシュの塊を、都合、三回モモの口に運ぶと──彼女はそれが限界。 「あぐっ……♡゛うぅ゛……♡あうあう゛あまぁ゛♡♡♡」  ギャグボールよりもずっと口を閉じることが出来なくなり、モモはだらだらと涎を垂らしていく。  息をするためにどうにか喉を鳴らすが──口に一杯に詰め込んだ精液ティッシュが涎でふやけて、とんでもない精液の味がしているはずだ。おえっ゛♡お゛っ♡゛とモモは嗚咽のような声を漏らしていき、口の中をもごもごと動かす。口を閉じて鼻で呼吸をしろと──命令をすると──モモはそれに従う。匂いの逃げ道がなくなった少女は、全身を激しく痙攣させながら、やがて──ぶしゃ〜〜っ♡♡♡と潮を噴きながら絶頂をして──  びゅるるるるる〜〜〜〜♡♡♡♡びゅるるるっ♡  どびゅどびゅっ♡びゅるるっ♡ぶびゅっ♡びゅるるっ♡ 「お゛お゛お゛〜〜ッッ゛♡゛♡゛♡゛」  猿山はモモの膣の一番奥に──精液を吐き捨てる。  今までの雄としての自尊心を満たすための射精ではなく──モモを孕ませるために──彼女を満足させるために、種を植え付ける射精。「腹の中に卵をぷかぷか浮かべた女に、中出し射精を許してもらえる」というだけではなく──その卵を本気で孕ませるつもりでの行為。猿山は舌をだらんと突きだして、快楽をコントロールできないままに腰をぐりぐりと押しつけて、亀頭を子宮口に擦り付ける。尻だけを高く突き上げながら、白目を向いて意識を失っているモモに、猿山は何度も頬を叩いて、意識を取り戻させてやる。首筋を噛み、クリトリスを愛撫し、子宮を腹の上から叩き──動物同士の交尾で、雄が雌を本気にさせるための手段をモモの身体に実践しながら、やがて──  二桁を超える回数の射精をしたところで、眠りについた。

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谷澤晴夫

孕ませ懇願からのウェデイングドレス、最高でした。布団やテッシュを使ったプレイも、フェチズムが強くて良かったです。

wws2jsh7

ありがとうございます!臭い攻めや汚れ責めフェチの究極!