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「ふむっ……私の順番がやってくるまで、随分と待たされたぞ?」  ベッドの上には、黒色の浴衣を着た少女が座っている。  黒髪をツーサイドアップにしてリボンで結んだ、華奢な少女。太腿が大きく露出している少女は「メスガキ」という言葉が、誰よりも似合う存在だ。 「いやはや、楽しかったかケンイチ?いやなに、今回は貴様のハーレムに入っている女への、慰安の意図もあったんだ。なにも感謝なんかすることないぞ、うむっ、それで、ほら、褒美はどうした?」  褐色肌の少女は、容姿の幼さには不釣り合いな落ち着きを漂わせている。  威厳と威圧感を隠していても、元より、生物としての格が地球人とは違いすぎる。人間が猫を飼うとき、基本的には可愛がって、猫の好きなように自由を謳歌させるし、たとえ引っかいて噛みついても、軽く怒る程度だが──  人間が本気になれば、その猫を一瞬で殺害することが出来る。  眼前の少女が漂わせている雰囲気は、つまるところそれであり──彼女が本気を出せば、自分のような戦闘力を持たない地球人の首と胴体は、一瞬で離れるのだが── 「ネメシス……猿山様に余計な威圧をしないでください」  と──  隣にいる少女が猿山の腕を抱きしめながら「私があなたを守ります」と言わんばかりに、強く力を込める。  ネメシスと呼ばれた少女はきょとんと、瞳を丸くしていたが──すぐにクックックと笑い出す。 「ははっ、すまなかったなモモ姫よ。威圧する気はなかったんだが……ふむっ、やはり地球人というのは弱っちい生き物だな……やはり私が支配して征服してやるべきか……」 「ネメシス……勝手なことを言わないでください……!」 「むっ?……いやなに、すまなかったなケンイチ……貴様に恐怖心を抱かせるつもりはなかったんだ❤︎」  ネメシスは、猿山の耳元で言葉を囁き──  そこで、一瞬にして──  ベッドの上から自分の隣に移動をしてきたのだと察する。 「なにせ、モモ姫と一緒だからな。私はそこのお姫様にひどく嫌われているようで、隙あらば命を狙われているのだ、およよ……」 「なっ……あなたが、変なことばっかりたくらむから!」 「ほらほら、モモ姫が怒ったぞ。きゃー、こわーい……ケンイチ、私をかばってくれ、私はまだなんにもしてないのにモモ姫が怒ってくるんだー」 「くっ……こ、この……っ!」  棒読みの口調で猿山に抱きついて、モモから隠れるネメシス。  普段の冷静なモモにしては珍しい激情──年相応の可愛らしさを見ることが出来たのは嬉しく、ネメシスを褒めてやりたいが──そこで頭を撫でてもいけない。猿山はネメシスの額に、軽くチョップをしてやる。「いたっ」と、痛くもないのに小さな声を漏らして、ネメシスはにやにやと笑う。 「ふふっ、まあ、モモ姫をからかうのはこの辺にしておいてやろう」 「……それは、どーも!」 「ケンイチ……私は真・生徒会長として頑張っただろう?一年生から三年生まで同時に行う修学旅行……移動時のバスの編成を操って、貴様の下着で作ったマスクを配布させて……自由行動も金色の闇とメアが班を組めるようにして……ホテルの宇宙人用大浴場を使わせるように飛び回って……  あの校長を屈服させて操ったとはいえ、中々大変だったんだぞ……折角私も楽しめると思ったのに、ほとんど時間がなくて……  全く、私をこれだけ苦労させる雄は、宇宙広しと言えども貴様くらいだろうな……❤︎  さぁ、ケンイチ……  貴様のハーレム旅行をプロデュースした私に、ご褒美をくれる約束だろう?」  ネメシスは、にやっと笑みを浮かべて──  それから、猿山の手の甲へと忠誠を誓うキスを落とした。 ──────── 「ちゅっ❤︎あむっ❤︎れろぉ〜……❤︎じゅ、っ❤︎んっ❤︎じゅるるるっ……んっ……❤︎もっと、唾液……飲ませろぉ……んむっ❤︎  じゅるるるる〜〜っ❤︎…………ぷはぁ❤︎  どうだ、ケンイチ……私の舌使いは大したものだろう?」  猿山はベッドに腰掛けながら、ネメシスとキスを行う。  彼女は精神年齢はともかくにして──肉体的には少女と呼んで差し支えがない身体つき。なので、普通に腰掛けた猿山の横で、ベッドの上に乗って膝立ちをしてようやく視線が合うのだ。  モモもメアもヤミも、少女と呼ぶに相応しい年齢と体躯だが──ネメシスはそれよりも少しだけ小さい。地球人換算ならば女子中学生である彼女達とは異なり、ネメシスのそれは女子小学生のようなもの。そんな少女との舌を絡めるキスは、いつもよりもいけないことをしている背徳感に満ちあふれたものであり、猿山は夢中になって舌を絡めていく。 「ふふっ、ケンイチ……モモ姫が凄い目で貴様を睨んでるぞ……」 「ちがっ……睨んでるのは、あなたにです……ネメシス……!」  モモは──ネメシスとのキスに絡んでこない。  普段の彼女であれば、自分から積極的に猿山にキスをせがんでくるだろう。ハーレムを肯定的に捉えて、多くの媚肉を貪りたいと思っている猿山は、モモがベロキスをおねだりしてきたら──三人でのキスを認めている。二人の美少女に自分のベロを求められるという優越感は激しく、強い代物であるため──本来であるならば、絶対に拒まれない以上、モモは積極的にキスをおねだりするのが道理だが──  今の彼女は、ダブルベッドの上に女の子座りでちょこんと腰掛けて──枕を抱えたまま──猿山とネメシスのキスを、羨ましそうに見つめるだけ。 「ああっ、かわいそうなモモ姫……❤︎ケンイチの超絶技巧のベロキス……極上の美女と美少女を貪って培ったベロテク……この私ですら、キスだけでまんこがぐちょぐちょに濡れてしまうベロキスを……堪能できないなんて、哀れなモモ姫……❤︎」 「くっ……さ、猿山様……私のことは、気にしなくていいですから……♡」 「まあ、仕方ないなぁ?これは私の……真・生徒会長のご褒美の時間……❤︎モモ姫はただ見ているだけで満足してもらわないと……んむっ❤︎ちゅっ❤︎ちゅるるっ……❤︎はっ❤︎いけないからなぁ……❤︎」 「う、ううっ……♡」  モモは──悔しそうに内腿を擦りあわせる。  ネメシスの発言通り──  これは、彼女へのご褒美の時間。 「ネメシスと密室で二人きりなんて、なにをされるかわからない」とモモは監視を絶対条件としていたが──そこまでだ。ヤミやメアは優しいところがあり、猿山の快楽を追求するためならば3Pを積極的に提案してくるが──  ネメシスにそれを提案する理由はない。  だからこうして、モモは、猿山とネメシスが恋人のようなラブラブベロチューに耽るのを見守ることしか出来ない。  少しだけかわいそうだな、と、ネメシスとキスをしながらモモに視線をやると── 「あっ♡……あぐっ……ん、んんっ……♡」  モモは前傾姿勢になって、苦しそうな声をあげている。  咄嗟に猿山はモモを助けようとするが──  ぐいっ──  と、ネメシスに腕を掴まれて、引っ張られて──遮られる。 「腹痛じゃないぞ、ケンイチ……よく見ろ……❤︎  腹痛で悶える女が……あんな気持ちよさそうな顔をするわけないだろうが……❤︎」  ネメシスはにやっと笑みを浮かべて──  それから、猿山の後頭部に腕を回して、唇を吸ってくる。  モモは、歯を食いしばりながら、最愛の雄のキスシーンを見つめて、それから──  すっ、と、服をたくし上げて腹部を晒す。  そこには── 「…………♡」  艶やかな淫紋が、刻み込まれている。 「私が提案したのさ❤︎モモ姫が、私とケンイチのラブシーンを出歯亀したいというならば、その淫紋を刻み込むのが条件──だとなっ❤︎」  ネメシス曰く──  それは、生意気な女を拷問して屈服させるための淫紋。  どんな生物でも食欲を満たさなければ餓死するように──睡眠をしなければ発狂死するように──三大欲求の最後の一つである性欲を増幅させるのが、その淫紋の役割。 「男のちんぽをまんこに入れられて、射精されない限り、子宮の疼きが消えない淫紋だ……❤︎ふふっ、かわいそうになぁモモ姫……今頃、狂いそうなのだろう?膣に指を入れて、思いっきりそこを掻き毟りたくても……大好きな男の前で、そんな痴態を見せるわけにもいかないものなぁ?ああっ、勿論……それをしても多少は楽になるだけで、根本的な解決にはならないぞ?元々、宇宙での拷問や尋問のために使われる淫紋で……  だから、それが辛いなら……  この部屋を出て、さっさと、男子生徒のちんぽをしゃぶりにいけばいいだろう……❤︎」  ネメシスの挑発に、モモはキッと、彼女を睨み返す。  猿山とのセックスを監視するための条件として、それを呑まされたのか。自分の所有物である女が苦悶に耐える姿は、NTRに近しいものがある。ネメシスを説教して、今すぐ、モモにちんぽをぶち込んでやりたくもあったが──  それと同時に、そうまでして、自分と二人きりでラブラブなセックスをしたいと言外に秘めるネメシスの愛らしさに、応えてやりたくもある。 「ほらほらっ、モモ姫にはうってつけのVMCとやらがあるだろう?ケンイチに見せるためのすけすけのネグリジェで、奴らの宿泊部屋に行ってやるといい……❤︎『子宮が疼いて仕方がないので、助けてください……♡』とな……❤︎奴らは喜んで、モモ姫の子宮に精をそそぎ込んでくれるだろうな……❤︎」 「…………ッッ!」  モモが──  淫紋の疼きを鎮めるために、ファンクラブ会員に抱かれる光景。  想像をして興奮するのは──彼らの気持ちが、あまりに強くわかるからだ。  自分たちが崇拝していたモモ・ベリア・デビルークという少女──ちっぽけな自分には到底不釣り合いでも、お姫様のように美しい少女が笑顔でいてくれれば、それだけで生きる理由になり──毎晩、眠る前に彼女とセックスをすることは出来なくても──その痴態を妄想して、自慰行為をするだけで、十分に明日を生きる活力になる美少女。  そんなモモが、頭を下げて、セックスしてくださいとおねだりをしてくる光景。  男の妄想であっても都合がよすぎるような代物。四人一部屋の男臭い空間において、彼女が漂わせる、甘い花の香りは劇物指定される媚薬。モモの唇を貪り、膨らみかけの乳房を揉みしだき、小振りな臀部を揉みしだく。彼女の髪の匂いを嗅ぎながら、おへそに肉棒を押しつけて、太腿をすべすべと撫で回す。発情状態の子宮の疼きを抑えるために、彼女は、男たちの調子に乗った欲求を受け入れざるを得ない。男達と対面座位で繋がり、両手を恋人繋ぎで結びながら、見つめ合って、舌を絡め合わせて──彼らを下の名前で呼びながら、たっぷりと愛を囁く交尾を行う──  想像するだけで、猿山の下腹部に火を灯す行為だ。  ハーレムを構成する彼女達の誰が寝取られても辛いが──モモ・ベリア・デビルークという少女はその中でも別格。彼女が他の男に愛を囁いている姿は、例え、妄想の中の嘘っぱちであっても存在してほしくはない。  なので、今すぐネメシスをビンタして、モモを犯せばいいだけの話なのだが── 「ふむっ……ケンイチは、モモ姫が奪われる姿を妄想して興奮する性質なのか?」  モモが寝取られるというのは──  それが絶対に嫌で、避けたい出来事であるからこそ──激しい興奮に包まれる。 「やっ……猿山様ぁ……♡私……や、です……♡絶対……猿山様以外の雄に……抱かれたりしませんからぁ……♡」 「と、言いながらもまんこをぐちゃぐちゃに濡らして、ちんぽを欲しがっている女だぞ?ほらほらっ、ケンイチ……あの女はお前の言うことは拒まないぞ?嫌だ嫌だと首を振りながらも、他の男に大股を開く姿……興奮する代物じゃないか?」  肉体の器から溢れる快楽を、抑えきれないモモ。  子宮の疼きを堪えるように、尻をふりふりと振りながら、勃起した猿山の肉棒をズボン越しに見つめる淫靡な少女。  確かに──  モモが抱かれれば、最悪の感情と同時に激しい興奮を手に入れられることは間違いがないが── 「あっ……♡」  猿山は、モモの頭を優しく撫でる。  今はネメシスとの約束を守っているので、手を出すことは出来ないが──絶対に見捨てるつもりはない、と── 「ふむっ……それではケンイチ……  貴様の親友である、結城リトに寝取らせるのはどうだ?」  ──モモの頭を撫でていた手が、ぴたりと、止まる。  それは──  想像するだけでも、最高に最悪な代物。  結城リトには西蓮寺春菜という恋人がいる。その恋をお膳立てしたのは自分だと、猿山は知っている。自分がどれだけ努力をしても、ブスと手をつなぐことすら出来ないのに──結城リトのような顔立ちの整った男の恋を応援して、背中を押しただけで、自分が十分なお人好しであると思うのに──  その上で、自分の所有物であるモモまで、彼に抱かせるならば──  それは親友である分、接点のないVMCの適当な男よりも──遥かに苦しいものだ。 「いや、です……♡猿山様……♡私……猿山様の命令ならば……猿山様が、本当に、寝取られでしか興奮しないなら……誰にだって抱かれてきますけど……  で、でも……あの男だけは嫌です……♡」  モモは首を振って、泣きそうになりながら猿山を見つめる。 「春菜さんから聞きました……結城リトが、どれだけ……雄として最低なのかを……♡自分の恋人を抱こうともしない男……春菜さんからアプローチをされても、決して、セックスをしてあげない……雄としては最低な生き物なんです、あいつ……♡  勿論、私だって……猿山様に出会う前ならば彼に騙されたかもしれませんけど……  猿山様に抱いてもらって……雌として産まれてきた喜びを教えてもらって……それから、彼を見ると、本当に……雄として終わってるんです、あいつ……♡自分の恋人をセックスで満足させられないなら、まだ、ぎりぎりわかりますけど……自分の恋人とセックスする気もない臆病な男……  猿山様とは正反対じゃないですか、あいつ……♡ハーレムを肯定して、私達全員を幸せにしてくれると誓った猿山様と違って……自分の恋人である春菜さん一人も満足させることが出来ないなんて……やっ、やですっ、猿山様……♡あんな奴に抱かれるくらいなら、まだ、VMCの……私のファンの気持ち悪いオタクさんと、結婚式ごっこやらされる方が……ずっとマシです……♡」  随分と嫌われたものだなと、猿山はリトに──僅かながら同情をする。  僅かと言ったのは──  彼が、西蓮寺春菜を抱いていないから。  モモから情報を得ているが──春菜は、自分がリトに抱かれないことをコンプレックスに思っているようだ。  親も姉もいない春菜の部屋で二人きり──貞操を尊ばれる地球人の雌にとって、これ以上ないほどに勇気を振り絞った交尾のお誘いだが──  結城リトはそこでヘタれて、春菜を抱かずに逃げ出したらしい。  勿論、それを紳士的な対応と褒め讃えることは出来るかもしれないが──宇宙人の雌のモモにとって、その態度は最悪であるらしい。  だが、当然だ──  抱いてほしいと言われて、抱かない男は、ハーレムの主としては最も不適切な存在だ。  そういう意味では──猿山に信奉している少女達にとって、猿山とは正反対に位置する結城リトは──最低であると軽蔑する存在なのだろう。モモの嫌悪感も、納得の話。仮にモモがリトを好きであるなら、自分のような猿に抱かれるのは嫌がることも、簡単に想像できる。  だが、現状は──  モモは自分にベタ惚れだと──猿山は知っているのだ。   「ふむっ、モモ姫は結城リトが大嫌いなのか……確かに、あの男の陰茎は粗末な代物だったが……」 「べ、別に、結城リトの陰茎が猿山様と同じだったとしても、私は彼を軽蔑しますし……猿山様一筋ですから……」 「……なら、確かめてみるか?」  直後──  ネメシスの手から、黒いエネルギーが── 「──ちょ、ちょっと!ネメシス!?」  ──猿山の股間へと、放たれる。  痛みはないが──激しい熱を持っている。自身の肉棒がびくびくと脈動をするが、射精によるものではなく──生理的反応によるもの。状況がまるで理解が出来ないが、自身の肉棒に危機が訪れていることは直感的に把握して──  しかし、だからと言ってどうすればいいのかわからない。  そのまま、股間の脈動に身を任せていると── 「ふぇっ……あっ……猿山様のおちんちんが……!」  猿山の肉棒は──  小さく粗末な、皮被りの陰茎になっている。 「ふむっ、これが結城リトの陰茎と同じサイズのようだ……いやはや、何とも……雄としては最低レベルだなぁ?」  ネメシスは、猿山の肉棒の先端をつまんで、弄ぶように引っ張る。  自身の肉棒のサイズの自信は、大して存在もしていなかったが──しかし、コンプレックスと呼ぶほどでもなかった。それが今では──  勃起しているのかわからないような、小さな粗チンになってしまっている。 「小さな身体の私には丁度いいサイズかもしれないが……ふむっ、モモ姫にとってはどうだろうな?これでは、子宮に届くこともないだろう?ふむっ……モモ姫、このペニスなら貴様の好きにすればいい❤︎私もこんな粗末なちんぽはごめんだからな❤︎」  普段から、ペニスのサイズなんてどうでもいい──猿山様の肉棒が一番であると褒め讃えるモモだが──  流石に、そのサイズは嘘でも褒め讃えることが出来ないのだろう。  彼女曰く結城リトのそれは「宇宙の雄と同じ、短小包茎の早漏ちんぽ」であり──モモの理想とは正反対ということだ。  これは流石に──幻滅されるのではないか、と、猿山は一気に不安になる。  モモを繋ぎ止めることが出来ていたのは、自分が雄として優れている、と思われているから。粗末なペニスを持った雄では、デビルーク星の第三王女には相応しくないわけで──  猿山はドッと汗が吹き出て、緊張するのだが──  ぎゅ〜〜っ♡♡♡  と──  猿山の不安をすべて包み込むように、モモが抱きしめてくる。 「大丈夫です……猿山様……素敵なおちんちんですよ……」  モモは優しく──猿山の肉棒を愛撫してくる。  普段の搾精時とは異なる──まるで、母親が幼子のペニスを洗うときのように優しい手つき。決して傷つけてはいけない──「これから成長するペニスだから、今が小さくても──皮が剥けなくても──なにも恥ずかしいことはないんですよっ♡」とモモの心の声が聞こえてきそうなほどの優しさに、猿山は安堵感で、思わず落涙しそうになる。 「これがあの結城リトのペニスなら……私、嫌ですけど……そうじゃないですよね?これは猿山様のおちんちんです……だから、ほらっ……♡なにも脅えないで……自信を持って……私、絶対に……猿山様から離れていったりしませんから……」  唇同士のキスはネメシスに許可されていないのだろう──モモは猿山の首筋に何度もキスをしてから、乳首に吸いつく。  肉棒が変わっても、他の性感帯が同じであると考えたのか。それは全くその通りで──乳首に吸いつかれながら、舌をれろれろと小刻みに動かされると、ぴくぴくと股間が反応してしまう。 「ふむっ、モモ姫……わかっているのか?それは結城リトのペニスと同じ……つまり……貴様は今、結城リトのペニスに愛撫をして……結城リトのペニスを愛していることになるんだぞ?」 「そんなこと……わかっています、ネメシス……!」  猿山は再度、自身の股間を見下ろす。  粗末な肉棒は勃起をしても、普段の猿山の非勃起程度。陰嚢も小さく、皮も分厚い。先っぽの皮が、コーヒーのボトル缶のようにびろんと伸びていて、亀頭がすっぽりと隠れている。モモは何度か皮を剥こうとするが──皮が広がる面積よりも、亀頭の方が大きいので、剥くことが出来ないのだ。  真性包茎かカントン包茎──仮性包茎の猿山には詳しくはわからないが──とにかく、手術が必要なものだと察する。  そうなると──湧き上がるのは同情だ。  春菜に手を出せなかったのが真性包茎であるから、ならば──それは理屈として筋が通っている。  勿論、春菜は知人程度のつきあいの自分でもわかるほどの優しい少女だ。リトの肉棒が真性包茎だからといって、嫌いになったりはしないだろうし、手術を勧めるか──あるいは、真性包茎越しに手コキやフェラチオをしてくれるかもしれない。  だが、雄としてのプライドは別だ。  真性包茎の手術を終えてから春菜を抱きたいと思うのは当然のことで──  そして、怖くて手術が出来ないということも、猿山には十分すぎるほど同情が出来る代物。  だが── 「猿山様、安心してくださいね……♡私が……気持ちよくしてあげますから……♡」  今の自分のように、自分を愛してくれる彼女たちに身を任せられないならば──  やはりハーレムの主になることは出来ないのだ。  モモは猿山のペニスを、小刻みにシゴく。  普段の長いストロークでは皮が引っかかるのだろう。皮の上から亀頭を愛撫されるのは、くすぐったさがある。その上でモモに乳首を舐められて、反対側の手は陰嚢を揉みしだいてくるのだ。モモの愛撫に、猿山はすぐに射精してしまいそうになり、足をぴんと伸ばす。 「あっ……猿山様……もう、射精てしまいそうなんですね……?  ふふっ……これが結城リトだったら、ただ不快なだけなのに……猿山様のおちんちんだと思うと……その敏感なところすらも、可愛らしくて……愛おしくて……たまらないですね……♡」  モモは猿山の亀頭を優しく撫でてから、ベッドの下へと降りて、床に膝をつく。  彼女の目の前には、猿山の陰茎だ。 「ネメシス……もう、怒りはしません……でも、あなたも……猿山様に嫌がらせをしたいわけではないのでしょ?……なら、やることはわかってますね?」 「ふむっ、モモ姫も肝が据わったようだ……どれ、これ以上のちょっかいは……じゅるるる〜っ❤︎……無意味のようだなっ❤︎」  ネメシスはベッドの上で立ち上がり──猿山の唇を吸っていく。  彼女の細く華奢な腕で頭を抑え込まれる。元より、地球人とは遥かに格が違う存在。頭部は微動だにしないが──する必要もなく──トランスした彼女の舌が口腔を這いずり回っていく気持ちよさに悶えるばかり。  そうしていると──下半身の方で── 「猿山様……?猿山様のおちんちんが……あの結城リトと同じになったとしても……んっ♡これは……この臭いだけは違いますよね……♡」  彼女は、猿山の肉棒の皮をぐいっと広げる。  勿論、亀頭がそれを通り抜けられないことは先ほど試した通り。だが、皮を広げること自体は容易であり──  むわぁ〜っ♡  と、鼻先と股間の距離があるにも関わらず、猿山の鼻腔にもチンカスの臭いが届いてくる。  悪臭のそれは、普段のものとは比べものにならないほどに臭いが濃くて──密度もある。真性包茎であるということは、ちん皮を剥いて内側の亀頭を洗うこととは無縁、という意味でもあり──  このちんぽはきっと、この世に生を受けてから十数年──まるで、チンカスを掃除せずに、積もり積もっているということだ。 「おっ゛♡゛」  と、モモは下腹部に響く──反射的な嗚咽を漏らす。  だが──彼女にとってそれは不快ではなく──愛おしい代物なのだろう。 「猿山様……チンカス、というのは……え゛ぶっ゛♡……こ、これは……猿山様の小尿と、精液と……亀頭の垢が積もって出来た極上のチーズで……すんすんっ♡うぶっ゛♡……全部……猿山様だけのものなんです……♡この粗チンが結城リトのものであっても、チンカスチーズは……猿山様の臭いで……猿山様の老廃物なんですよ……♡」  モモはうっとりとしながら、猿山のちん皮を広げて──  ぴたっ♡  と──自身の鼻を──ちん皮で包む。  十数年洗わずに蓄積されたチンカスというものは、普段のそれとは遥かに質が異なるもの。たった三日──風呂に入らず、仮性包茎の内側でこびりついたチンカスチーズにすら、脳髄に響いて涙が出そうな刺激臭で──モモはナナとの姉妹の絆を忘れて奪い合いのガチ喧嘩をするのに──  それの数千倍の臭いは、きっと、モモの脳を本質から変えてしまう劇物。 「おっ゛……う、ぶぅ……゛♡♡」  モモは鼻先をちん皮に包まれて、今にも嘔吐しそうだ。  だがそれは──彼女の雌としての生存本能が刺激されているからだ。  モモは雌として、このチンカスに「終わらされてしまうこと」に脅えているようで──秘部をぐじょぐじょに愛液で濡らして、ぷしゃっと軽く潮を噴きながら──なおも、ちん先の臭いを嗅ぎ続ける。   「猿山様……ハーレムを築き上げるあなた様ですが……正室は一人だけですよね?  ええっ……それがお姉様……ララ・サタリン・デビルークであることは……私も望むところです。そこには一切の不満はありません……♡世界で二番目に大好きなお姉様と……世界で一番大好きな猿山様が結ばれるのは幸せなことで……  でも、猿山様……  ナナは、猿山様に頭を撫でてもらうのが好きなんです……♡  生意気なことを言って、猿山様に逆らいながらも……怒った猿山様に組み伏せられて、ナナの小さな身体には不釣り合いな大きさのおちんちんで……お腹がボコってなって……頭を撫でられると、『脳味噌がバチバチしてさいこーに気持ちいいんだぞ』と言ってました……♡  ヤミさんは猿山様の唇が好きだそうです……♡  普段はあれだけつれない態度をとっておきながら……いっぱいキスをされるとトロトロになって……不愛想な雰囲気とは全然違う、ラブラブな時間を好んで……猿山様と対面座位で手を繋ぎながら、キスをする時間が一番好きだって言ってました……♡  そしてメアさんは、猿山様の肛門が好きだそうです……♡  ふふっ、ちょっと変わってますけど……でも、気持ちはわかるんですよね……♡お尻の穴って動物には弱点で……メアさん、自由奔放だから……『猿山様にお尻の穴をご奉仕させてくれるほど、信頼されている』ってのが嬉しいらしくて……猿山様がメアさんのお顔の上に乗っかって……お尻の穴のむず痒いのを、ずりずりって動かして、お尻の穴をかいてもらうのが大好きらしくて……  ねっ、猿山様……  猿山様の心はララお姉様のものですけど……それ以外の部位と結婚することは許してくれますよね……?  猿山様の大きなお手手はナナと結婚して……  猿山様の唇はヤミさんと結ばれて……  猿山様のお尻の穴はメアさんのお婿さんになるんです……♡  ねっ、猿山様……  私……このチンカスのお嫁さんになってもいいですか……?」  モモは、ちん先から鼻を離す。  彼女の鼻にはべっとりとチンカスがこびりついている。普段のそれよりも遥かに濃密で、重たそうで、真っ黄色に色が沈殿しているチンカス。モモはそれを愛おしそうに指で拭って、自身の唇に含んで、咀嚼もせずにごくりっ♡と飲み込む。  モモが純白のウエディングドレスに身を包みながら──チンカスとの結婚式を挙げる姿。  想像するだけでもたまらないものがあり──  だから── 「おっ……ごぉ゛♡♡♡」 「おお、ケンイチ……❤︎暴力的だなぁ❤︎」  猿山は──  モモの尻尾を、思い切り踏んづけてやる。  デビルーク星人の武器であると同時に、最大の性感帯である尻尾。どんな雄が相手でも、尻尾を愛撫されれば彼女達は性的興奮をして、排卵してしまう劣等生物。 「あ゛っ♡さる、さるやまさまっ♡ごめっ、ごめんなざい゛っ♡わだっ、わだしなんかがっ゛♡猿山様の、チンカスの、お嫁さんになりたいなんてっ♡ごめっ、んなさいっ♡調子に、乗ったことぉ……おっ……おっほ〜……♡♡♡」  猿山は、モモの顔を三発、ビンタをしてやる。  それは人間が人間に行う行為ではなく──とにかく頭が悪くて、人語を介さなくて、どうしようもないペットを躾するための最終手段だ──  勿論、モモの尻尾も皮膚も、地球人の雄が傷つけられるはずもない。  だからこの踏みつけにも、ビンタにも、彼女を一切害する要素はないのだが──  猿山はモモの髪を乱暴に掴んで身体を持ち上げてやる。  それは──宇宙人より遥かに劣った地球人の雄の、精一杯の虚勢で──求愛行動だ。  猿山は、モモの瞳を見つめながら答える。  ララが正室で、他の雌が側室なんてことはない──  俺は結城リトのような弱っちい雄とは違う──  お前等全員を正室にしてやる──と── 「あっ……♡  はいっ!猿山様!♡♡♡」  モモは瞳をぱあっと輝かせて、猿山の手を取り──  そのまま、チンカスまみれの顔でキスをしようとするのだが── 「んみゅっ……♡さるやま、さまぁ……ちゅっ……あむっ──んんっ!?」 「じゅるるるっ❤︎ぶちゅっ❤︎む、ちゅ〜……❤︎はぁ❤︎モモ姫、ずるいぞ……今は私がケンイチを独占する時間だと言っただろう……❤︎」  モモの顔はネメシスに引き寄せられて──そのままキスをされる。  いや──正確には── 「あっ……やっ、やだぁ!やめっ……ネメシス、やめ、ろっ!やめろっ!!」 「ふむっ、そんなに嫌がることはないだろう?  仮にも……ケンイチの親友だぞ?」  モモの顔を舐め回しているのは──結城リトだ。  ネメシスはヤミやメアと同様のトランス能力を持っていて──誰かの顔になりすますのは簡単。だからそうして──今、彼女は結城リトの顔を模して、モモの顔をべろべろと舐め回している。  モモにとっては最低に軽蔑する雄である結城リトに、顔を舐め回されているのだ。抵抗をしようにも、先ほど、猿山のチンカスの臭いにうっとりとして、腰砕けになっているのでどうすることも出来ない。必死に抵抗する彼女は──力の入らない細腕で、本気で嫌がっているようで──  いつもは敬語なのに、その余裕すらなくした、乱暴な言葉遣いだ。  自分の嫁を宣言したモモが──リトに寝取られている姿。  考える間もなく── 「うぐっ!……むっ、ケンイチ……お前まで激怒するとはな……」  猿山は、ネメシスの──  リトの頬を力の限り、ぶん殴ってやる。  地球人の本気が、ネメシスの小指にも劣ることを理解しての行為だが──「絶対に勝てないのに立ち向かうこと」がネメシスにとっては興奮する代物であるらしい。すぐに変身を解き、元の生意気なメスガキに戻る。 「それでは、これではどうだ?」  と──ネメシスは再度トランスのために発光して── 「ケンイチ……いやっ、猿山様……  おちんちん、ちっちゃぁ〜い……っ♡」  と── 「ネ、ネメシス!あなた、なにを!?」 「猿山様、騙されないでください!私が本物のモモです!こっちが偽物ですからね!」 「なっ、何を言ってるんですか!猿山様、偽物はこっちですからね!」  二人のモモが──猿山に詰め寄ってくる。  顔についたチンカスまで全く一致している、二人のモモ。ネメシスのトランス技術を知らなければ、モモが分身したと考える方が自然な状況。ヤミやメアも、トランスでモモそっくりに変身をするが、それはお遊び。彼女達は飽くまで、本物との区別がつくようにしていたが── 「猿山様!騙されないでください……私が本物です!」 「違います!私が本物ですからね!?」  本気で騙そうとしているネメシスのトランスは、まるで、ほんの少しも違いがわからない代物。  だが── 「あっ……猿山様……?」 「むっ……よくわかったなケンイチ」  猿山は──本物のモモの肩を掴んで、ベッドに押し倒す。  どちらが本物であるのか──区別する理屈なんて必要がない。  自分の嫁を見誤る雄が、いるはずもないからだ。 「ああっ……猿山様……♡好き……好きです……♡大好きです……あ〜……もう、やだっ……♡好きすぎる……なん……なんで……そんなに素敵なんですかぁ……♡」 「ふむっ、どちらか区別がつかないから、私のご褒美の時間なのにモモ姫に挿入する……全く、こざかしい真似をするな……お前の罠にまんまとはまったわけか」  猿山は──  ぬぷぷぷぷ〜〜♡♡♡  と──モモの膣に、肉棒を挿入する。 「ああっ、猿山様……♡とても気持ちいいです……素敵です……♡」 「そんなわけがないだろうモモ姫?……そのペニスは結城リトのものだぞ?」 「ちがいます〜♡これは、猿山様のものですから……ねっ、そうですよね?猿山様?」  唇をすぼめて、キスをおねだりしてくるモモ。  いつもの彼女の大人びた雰囲気や──策謀にまみれたそれらとは違い──十四歳の少女として相応しい、甘えた媚び方。ハーレムを管理する立場として気が抜けない少女が──そうして、素顔で甘えてくれるのは嬉しいものであり、猿山はモモの頭を撫でながら何度も、唇を重ね合わせるだけの、恋人同士のキスをする。  そのまま猿山は、腰を振っていく。 「あっ♡んっ♡猿山様……とても、気持ちいいです……♡」 「ほう?嘘はいかんな〜モモ姫よ……短小包茎をへこへこ……皮が突っ張って痛いから、激しく腰を振ることも出来ない……雄としては最弱のピストンではないか?」 「んっ……気にしないでください、猿山様……♡私は、これで気持ちいいですからね……♡大丈夫です……おちんちんの大きさ、太さ……そんなの、心が繋がっていたらどうでもいいことなんですから……っ♡♡♡」  猿山の腰振りは、決して逞しいものではない。  モモの膣内がどれだけ愛液でどろどろのぬるぬるでも、亀頭が露出しない包皮では肉棒を激しく振ることが出来ない。モモの膣の浅いところで、へこへこ♡と、「腰を振る」というより「腰を揺する」ような動き。  雌にとってそれが、気持ちいいはずがない。  だが──モモにとっては最愛の雄が気持ちよくなってくれることが、何よりも嬉しいようだ。  猿山の短小包茎のペニスを気遣って、頬にキスをしながら、笑顔を浮かべて受け入れてくれるモモ。腰振りが上手であると褒めるように、頭と頬を撫でてくれる手つきに満たされていくが── 「ほう、聞いたかケンイチよ……モモ姫は愛情があれば、ペニスの大きさなどどうでもいいらしいぞ?」 「んっ♡当たり前、じゃ、ないですかぁ……♡」 「それなら……元に戻してやろうじゃないかっ❤︎」  にやり、と笑みを浮かべたネメシスは──先ほどと同じ、手に真っ黒なエネルギー波を出して──  それを、猿山の股間へと放った。  直後──  股間に猛烈な熱が湧き上がる。  下半身の奥底から灼けるような熱がこみ上げてきて──猿山は前屈みになる。血流が激しくなり、どくん、どくんと血管が拡張されていくのがわかる。猿山の肉棒はモモの膣に埋まったまま──徐々に、膨らんでいく。 「あ゛っ……ぐっ♡これっ……おっ゛おっきく……なってます……゛♡♡♡」 「ほらほら、モモ姫……結城リトのサイズの、小さなペニスで満足できるんじゃなかったか?」 「ちがっ……こ、これ……こんなの、ずるい、です……っ♡♡」  猿山の肉棒はやがて──元の形へと戻るが──  モモの膣は──いつもよりずっと、ぎゅうぎゅうに締め付けてくる。  それは普段の彼女がユルマンという意味ではなく──モモは普段から締まりがよいのだが──  彼女の雌の身体が、猿山の小さなペニスに適応しようとしていたからだ。  最愛の雄と心が理解して、肉体がペニスの形に合わせて「私のよわっちいまんこは、このよわっちいちんぽが相応しい」とモモの身体が根本から感じていたというのに──  それを、猿山のちんぽが今──押し広げている状況。  自分の肉棒が雄の中で特別優れていると思わなくても──結城リトの、ポークビッツのようなそれと比べると、流石に勝っている。河川敷の草野球チームが、少年野球の子供達に大量点差でノーヒットノーランをするようなものだが── 「あぐぅ〜♡……こ、これっ……やっば……♡」  モモは──想像以上に、猿山の肉棒に参っているようだ。  彼女ははぁ♡はぁ♡と肩を弾ませて荒い呼吸をしている。腹部の圧倒的な圧迫感に、息をするので精一杯といったところか。処女喪失したときのモモを思い出す姿だが──彼女の肉棒は何度も猿山を受け入れていたので──だから、これは── 「ほう……モモ姫はケンイチのちんぽが留守の間に……他の間男の肉棒を咥え込んでいたわけか……♡」 「ちょ、ネメシス、なにを──んぐっ♡♡♡」  猿山は、モモの子宮口に激しく肉棒をねじ込んでやる。  自分の肉棒がちょっといない間に──あの結城リトと同じサイズのペニスをくわえ込んでいたモモ。それだけではなく──そんな弱っちいペニスを持つ雄を相手に、モモは心の底から惚れて、愛の言葉を囁き、何度も舌を絡め合わせて──彼女の内側に秘めた雌が、完全に、その雑魚雄のものとして奪われてしまったのならば──  それは実質的に、寝取られと何も変わりはない。 「ちがっ♡違いますっ、猿山様♡だ、だって♡あれは、サイズが違うだけで……猿山様のおちんちんじゃ──あ、ぐぅ……♡ま、待ってくらひゃいっ♡ちんぽ、いま、だめっ♡奥、ぐりぐりされるの、おっ……お゛〜〜〜っ……ほぉ……♡♡♡」 「ほらほらケンイチ、寝取られてしまったモモ姫を、逞しい肉棒で奪い返さないとなぁ❤︎他の雄の肉棒を相手に簡単に股を開いて、ペニスのサイズはどうでもいいとのたまったバカな女に……自分の雄の優位性を叩き込んでやらんと……この尻軽ビッチは、簡単に、あのファンクラブ会員とやらに抱かれてしまうぞ〜❤︎」  ネメシスは猿山の耳元で、耳を舐めながら煽る。  自分が順番であったことも、今の彼女にはどうでもいいのだろう。享楽主義の少女は、トランスした舌を触手のように使って、猿山の耳を舐め回していくが──それではインパクトが薄いと気が付いたのだろう。触手化した舌で奉仕をするのは、ヤミとメアの得意技。例え耳の輪郭をなぞるように舌を這わせて、耳掻きのように舌を使って、鼓膜をさわさわと愛撫したところで──今更、猿山が動揺をするほどの衝撃があるはずもなく──  だからネメシスは、再度、トランス能力で変身をする。 「あっ……猿山くんのおちんちん……立派だなぁ……♡」 「えっ、ちょっ……ネメシス……それは反則ですよ……」 「え〜?だって……結城くんのちっちゃなおちんちんじゃ……もう、満足できないんだもん……♡」 「ふふっ……だ、そうですよ……猿山様……  春菜さんも……猿山様のペニスがいいらしいです……♡」  ネメシスは──  西蓮寺春菜の姿になり、猿山の顔を舐めていく。  猿山の目ヤニも耳垢も鼻くそも舌、で舐めとってきれいにするような顔舐め──その女が自分に心酔している宇宙人ではなく、親友の恋人であるというのが、猿山を狂わせていく。お返しに春菜の顔をべろべろと舐め回してやると──乾いた唾液の悪臭を、心から喜ぶように肩を震わせて──猿山が舐めた口周りを下品にべろべろと舐めて、間接的な唾液交換を行う。 「ほらほらっ……猿山くん、イっちゃいそうなんだよね……?モモちゃん、いいなぁ……♡こんな格好いい雄様に抱いてもらえるなんて……ねっ、猿山くん……私もキミのハーレムに入れてほしいなぁ……♡  ねっ、ねっ?いいでしょ?結城くんみたいな、おちんちんがちっちゃいくせに……抱いてくれることもない男の子の彼女、嫌なの……♡猿山くん……私ね、ずっと前からキミのこと好きだったんだよ?キミが、私を結城くんとくっつかせようとするから……私、猿山くんに脈なしなんだなと思って、あきらめたけど……  猿山くんがハーレム作りたいなら……私……結城くんと別れるからぁ……♡  やだやだっ♡もう、あんなしょっぼい雄の彼女やなのっ……♡猿山くんみたいな優秀な雄のね、第十夫人とかでもいいの……♡月に一回、猿山くんのおちんちんしゃぶらせてもらえるだけで、あんなしょうもない結城くんの彼女やるより、ずっと幸せなの……  ねっ、猿山くん……?  私のこと……ハーレムに入れてよぉ……♡」  猿山の耳元で囁いてくるのは──紛うことなき西蓮寺春菜だ。  それが彼女の本心であるはずがないと思いながらも──ネメシスのトランス能力では、細胞の一つ一つに至るまで本物と同じになることが出来るのだ。だから、彼女が囁く言葉のすべてが、西蓮寺春菜の本物と感じられて──猿山は射精欲がこみ上げてくる。春菜に煽られながら、モモの窮屈な膣肉をオナホとして使う状況。モモの下腹部に刻み込まれた淫紋は発光して、彼女の性的興奮の度合いを表現している。モモはぎゅっと抱きしめることを望んで、両手を伸ばしてくる。だから、それに応じて──モモの身体に強く体重をかけて──射精寸前のラストスパートのピストンを始めると──  れろろろぉ〜〜〜♡♡♡  と──猿山は肛門を舐められる。  モモには雄として罵倒されたとしても、自分には親友である結城リト。西蓮寺春菜が美少女であることは理解しているし、彼女の痴態を懸想して自慰行為に耽ったことも何度もあったが──流石に、親友の彼女を寝取ってはいけないと思い、自重していたのに──  自分のハーレム要員になりたいと懇願されて、尻穴を舐められると我慢ができない。  猿山はモモの膣との結合部に、体重を最大にかける。  モモは柔らかな身体を活かして、足を180度大股に開いている。漫然とした、肉棒の気持ちよさを追求した射精ではなく──目の前の雌を絶対に孕ませるのだと、猿山は自身の金玉に訴えかける。これから行うことは、快楽を求めるための自慰行為ではなく──眼前の雌を孕ませる──親友の恋人すら雄の魅力で寝取ってしまう、優秀な、ハーレムの主にだけ許された種付けなのだと──自身の細胞の一片にまで意識させながら──腰を、深く打ち付けて── 「あっ♡イ、くっ♡イきますっ♡猿山様っ♡んっ♡イぐっ♡お゛っ…………お゛、あ゛あ゛あ゛〜〜〜〜ッッッ♡♡♡♡」  びゅるるるるる〜〜〜〜♡♡どっぴゅ〜っ♡びゅるるるっ♡どぴゅどぴゅっ♡どぷっ♡びゅくっ♡  びゅるるっ♡どぴゅっ♡びゅっ、くんっ♡びゅーっ♡びゅるっ……どびゅっ♡ぶびゅっ♡ぶりゅっ♡  びゅーっ……♡どっぴゅんっ♡…………びゅくんっ♡びゅっ♡……どぴゅっ♡…………びゅるるっ♡  猿山は、モモの膣の一番奥に精液を解き放った。  彼女の子宮口に亀頭と鈴口を擦りつけながらの射精。いつも尻尾を弄んで、排卵してから射精をしていたが──今度は違う。猿山はモモの子宮を満たすように濃厚な精液を吐き出してから──モモの尻尾を弄んでやる。絶頂だけでも、足のつま先をピンと伸ばしながら悶えているのに──そこに快楽を追加されたら、モモはどうすることも出来ないようだ。お゛おっ゛♡と獣のような喘ぎ声をあげた少女は──拷問から逃れるように、身体を激しく弾ませる。  子宮が精液で満たされた状況で排卵すれば──彼女の卵は溺れ死ぬしかない。必死に呼吸をするために、周囲の精子達を少しでも押しのけようとして──数億匹の精虫にレイプされて貪られるのだ。モモの唇を奪いながら、ふーっ♡ぶふーっ♡と荒い呼吸で猿山は、亀頭を押しつけて──ネメシスの手で金玉を揉まれて、尿道に残った最後の一滴までを放出したところで──  ずるるる〜〜っ♡♡♡と肉棒を引き抜いた。 「ふむっ……流石はケンイチと言ったところだ……モモ姫の子宮にそそぎ込まれた精液……粘度が高すぎて全く出てこないぞ?ふふっ、ぽっかりと開いた膣口……まるでクスコでも押し当てたようだが……どれっ❤︎」  ネメシスは言葉の後で、モモの秘部へと唇を寄せる。  そのまま「じゅるるる〜〜っ❤︎❤︎❤︎」とモモの膣へとクンニをして、奥に入り込んで精液を吸い取ろうとする。モモは自分を孕ませてくれる子種が奪われるのが、嫌なようで、必死に抵抗をするが──完全に雌として屈服して、全身の力が抜けて、腰砕けになった状態でネメシスを抑え込めるはずもない。チンカスと精液がべったりのモモの膣を綺麗にするように、じゅるじゅる❤︎と音を立てながらクンニをする姿は淫靡で、だから──見ていると再度、勃起してしまった。

Comments

谷澤晴夫

部位毎のお嫁さんっていいですね。最後の春菜の煽りは、偽物ってわかっているけど、すごい興奮しました。

wws2jsh7

ありがとうございます!ネメシスの強みは3Pでこそ発揮される…