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アダルトショップから五分ほど歩いた場所に、ラブホテルがある。 外見からは古びたビルにしか見えないが、足を踏み入れるとエントランスは赤絨毯。タッチパネルの自動精算機に、店員が介在する余地はない。 志希の、すっかりと完成された雌の身体は大人としてまかり通るが、問題は自分である、とあなたは知っていた。 級友が噂していた。高校生でも利用が黙認されているラブホテル。初めて来る場所であったがーー 大体の雰囲気は理解している。 「ねえ……早く、部屋行こ……♡もう……あたし……壊れそう……♡」 志希は虚ろな目で、中空を見つめている。 手枷も指錠もしていない。志希が望めば、そのマスクは簡単に外せるのだがーー あなたの命令が、彼女にとっては一番の拘束なのだろう。 エレベーターを使い、四階まで上がる。 互いに制服を着ていないのだが、誰かとすれ違うことは避けたくあった。時間を重ねるにつれて、発情の度合いを見せていく志希の痴態。乱暴者が、自分を殴り倒し、志希を部屋に連れ込みレイプする可能性ーー本来なら、考慮する必要もないのだが、状況が違う。志希のような美少女が、完全に発情しきり、股から愛液を垂れ流しているのだ。それをしない方が、むしろ、雄の本能としては不義理だろう。 あなたは志希を守るように、彼女を強く抱きしめる。 それが嬉しいのか、志希はあなたの腕をぎゅーっと抱きしめて、胸に押し付ける。二の腕に触れる、柔らかな感触。そのタンクトップの下にあるのは、雄を挑発する以外の目的を持たないエロ下着。悪い雌猫が、特定の雄に媚びている姿が、おそらく最も興奮するものだ。 ホテルの部屋に入って、すぐ、鍵を閉めた。 防音設備が整っているラブホテル。どれだけ大声を出しても、精々廊下に漏れるくらいだ。誰の迷惑も考えずに、二匹の獣同士の生殖行為に励める場所だ。 あなたは入室早々、志希を風呂場に連れていく。 夏の暑い日、一日中動き回り、身体はたっぷりの汗をかいている。互いに相手の臭いは好きなので、その臭いを堪能しながら、一枚の布団に包まれて、布がぐしょぐしょになるほどの汗だくセックスをするのは大好物だがーー 目的はそれではない。 あなたは、志希をタイルに座らせる。 ズボンと下着を降ろす。ギンギンに勃起した肉棒は天を穿つ角度で上向き。それでもどうにか、下を向かせねばならない。 そこでようやく、志希も目的を理解したのだろう。 「うわぁ……キミ、ほんとうに変態……♡さいこうかも……♡ねぇ……ちゃんと狙ってよ……♡キミのくっさいザーメンの匂いがこびりついた……あたしの顔……♡しっかりと洗い流してね……♡」 志希は潤んだ瞳で、あなたを見上げている。 女性がマスクで顔を隠せば美人になる、というのは道理だ。マスクで隠れた顔の輪郭は、その女性の最も美しい形を想像する。多少不恰好な顔立ちであっても、マスクは鼻から上しか映さないのだ。印象を補完する効果があるのだがーー 志希は、マスクを被らない方が可愛いなーーと。 そう思いながら、あなたは股間に力を入れる。 朝、寝起きのように勃起した肉棒。指に力を入れて、肉棒の角度を無理やりさげて、肛門を引き締めながら じょぼぼぼぼぼーー と、志希の顔をめがけて、小便を放つ。 今日一日、必死に尿意を我慢していた。膀胱炎のリスクは、志希の最高の快楽を前に小さいもの。たっぷりと膀胱で熟成された尿は、真っ黄色。濃厚でアンモニア臭の激しいそれをーー小便器の中のトイレボールを目指すように、志希の顔にぶっかけていく。 「んぶっ♡んぐっ♡あっ♡ぶぐっ♡んっ♡」 志希は言葉にならない嗚咽を漏らしながらーーそれでも、顎をクイと上げて、あなたの小便へと綺麗な顔面を捧げる。 マスクの中で精液の栗の花の匂いが充満しているのに、その上から小便のアンモニア臭だ。逆の立場なら、屈辱だと思う。舌を噛んで死を選ぶことに、躊躇を持たない類の屈辱だがーー 志希は、恍惚の表情。 絶世の快楽を得た、神話の登場人物のように、どこまでも尊く、神々しく呆けている。大好きで、大好きで、大好きで仕方がない雄から与える最大限の羞恥と苦痛。志希は天才だが、変態だ。「天才だが」ではなく、「天才だから」と言い換えてもいい。彼女にとってこの顛末は、自分が望んだ景色の中で最も美しいものだろう。 しょわぁーー と、志希はホットパンツの上から、尿を漏らしていく。 何度も、身体をぶるぶると震わせていた。肉体が快楽に逆らえず、弛緩していたのだろう。尿道が開き、タイルの上には黄色い尿が広がっていき、それはあなたの尿と混ざって風呂場全体をアンモニア臭が覆う。 全体にして、十五秒もかかっていないだろう。 膀胱がパンパンになるまで尿を溜めても、その程度の時間だ。 それでも、志希にはあまりに長すぎたのだろう。 彼女は白目をむきながら、前傾姿勢でタイルへと倒れこむ。ぺちゃっ♡と、溜まった尿が水の音を奏でる。全身を尿塗れにしながら、志希は興奮が止まらないのだろう。びくんっ♡びくんっ♡と腰を震わせて、ゼロコンマ数秒間隔で到来する絶頂を享受しながら、白目を向いている。 あなたは、尿と精液を吸収した志希のマスクを剥ぎ取る。むわぁ♡と、広がる異臭は、鼻が曲がりそうなほどの汚臭。この臭いを逃げ場がないマスクの中で嗅がされれば、発狂するだろうーー志希にとっては良い意味で、だが。 「あへぇ……♡しゅごっ、これぇ……♡もっとぉ……♡」 あなたはシャワーを手に取り、ぬるま湯を志希にかけていく。 風呂場全体を洗うようにシャワーをかけて、尿は排水口へと流れていく。全身の力が抜けた志希の身体を、備え付けのボディソープとシャンプーで洗っていき、二十分ほどかけてようやく、志希の身体からは元通り、良い匂いが漂うようになった。 その最中ーー あなたは、彼女の腰を見てしまった。 問いただそうにも、志希は既にグロッキー状態。 全裸の彼女をベッドに運び、一度外出した。服屋で適当に大きなサイズの服を購入して、コンビニで簡単な食料を買い込み、またラブホテルに戻る。志希は規則的な寝息を立てていたので、あなたは少し安堵して、彼女が眼を覚ますのを待った。 ***** 「いやぁ〜、ごめんねっ♡すっかり爆睡しちゃって……昨日は夜更かしして眠れなかったのと……キミがあまりに激しい責めをするから……♡でも、身体の疲れはすっごい取れたよっ♡羽が生えた気分♡」 それから志希はたっぷり、六時間眠っていた。 途中からはあなたが不安になるほどの深い眠りで、テレビで流れる興味のないAVを三本見終わった頃には、午後の十時。 ショートタイムの休憩ではなく、ロングタイムの泊まりであるので、翌朝まで、時間に急かされることはない。 全裸の志希は、ベッドの上で胡座をかいている。 秘部が丸見えになる姿勢だが、あなたはその最奥まで肉棒を突っ込み、他の男が一切汚していない子宮口へと精液を吐き捨てた関係なのだ。志希にとっては一切問題がないのだろうが、あなたは目のやり場に困る。 コンビニおにぎりを頬張る志希に、あなたは尋ねた。 「腰のタトゥー?……うんっ、キミの名前だよっ♡」 志希は上半身を捻り、真っ白な肌と腰を見せつける。 黒のインクで刻まれた、アルファベットが二文字ーー それが、自分のイニシャルであると、あなたは理解していた。 「そんなに大きくないし、上からシールを貼ればごまかせるよ〜♡最初は肩にしようと思ったんだけど、キミがそういうの嫌がるだろうし……妥協点、かな♡キミがあたしを抱くときに、あたしを抱き寄せたらここに手が触れるからさ♡その度に、目の前のこの娘は自分の女なんだぁ……って、キミは興奮するんじゃない?」 志希は少し、まくし立てるように言葉を紡ぐ。 親に怒られることを恐れた幼子が、ペラペラと、言い訳をするような姿。 あなたは怒るつもりはなかったがーー 「……えっ、不安になったの?どうして?」 志希はーー とても賢い娘だ。 ーーあなたの感情も、理解している。 例えばこれが、不仲で、別れを切り出される寸前のカップルであれば話は別だ。男を引き止めるために、志希は、何か大きな隠し球を見せる必要があるし、そのためのタトゥーならば納得はいく。 だがーー あなたが、志希にベタ惚れしてるのは、志希も承知の上だ。 あなたは、志希に尋ねた。 その悩みの起因はーー 一週間前、わずかに漏らしたーー このマゾえっちデートの理由なのか、と。 「あっ……覚えてたんだーーひゃっ!……そ、そんなに真っ直ぐ目を見て『忘れるわけないだろ』って……うぅ……キミのくせにぃ……」 普段とは異なり、あなたは志希にはぐらかす余裕を与えない。 気ままな野良猫のような少女だ。首輪をつけねば、どこへ逃げてしまうかわからない。あなたは志希の両肩を掴む。正面から見つめるとーー 心底、美少女だと実感する。 長く伸びたまつ毛、大きな瞳、綺麗な曲線を描く輪郭。どこか一つのパーツを取っても、全てが芸術的な美を感じるもの。神が微に入り細を穿ち、美しさを造形したときの正解が、きっと、志希の顔だ。 「……あたし、アメリカに戻ってこないか、誘われてるんだよね」 志希はーー 訥々と、言葉を紡いでいく。 曰くーー父親からアメリカに戻ってこないか誘われた。 曰くーーアメリカの大学が志希を求めている。 曰くーー製薬会社が、志希の研究のスポンサーになってくれる。 曰くーー 合理的に考えれば、アメリカに戻らない理由がない、と。 「あたし、飽きっぽい性質でしょ?……ううんっ、それはいいんだ。飽きるのは理屈じゃないし、それがあたしの性根だから……でも……怖いんだよ……あたしは、キミに飽きるのが、すごく怖いの」 志希はあなたの胸元に、顔を埋める。 すーっ♡はーっ♡と深く深呼吸しながら、あなたの匂いの粒子を吸収していく。志希はあなたの背に腕を回すので、あなたは志希の頭を撫でる。柔らかな体温が頭皮越しに伝わり、互いの両胸で二つの心臓音が響いているのが、やけに心地よかった。 「タトゥーを彫って、あたしはキミのものだってアピールしたけど……それでも心の天秤が傾かないんだ。不思議だよね……ワクワクしてるんだ、アメリカに戻るの……でも……やだよぉ……あたし、キミがいないところにいくのやだ……」 志希はあなたのシャツを掴み、弱音の言葉を吐露していく。 涙は流さない。一時的な感情の揺れではなく、既に、涙を流す時期は通り過ぎたのだろう。怯えるように、縋るようにあなたのシャツを掴む志希の姿に、あなたができるのは彼女の頭を撫でるだけ。 背中を押すのは簡単だが、それが出来ない。 アメリカの大学に行くのが幸福なのかーー 日本にこのまま残ることが幸福なのかーー なぞと、良識気取りの善人の面を出来れば問題はないのだがーー あなたは、志希を強く抱きしめる。 「きゃっ!……う、うんっ、痛くない……もっと、強く抱きしめて……♡」 花弁に繋がる茎のように細く、華奢で折れてしまいそうな志希の肢体。 この身体でよくも、それだけの重荷を背負えたなとーー無性に志希が愛おしく思えて、あなたはぎゅーっと、折れてしまわんばかりに志希を抱きしめる。身体が圧迫されて、呼吸も苦しいはずなのに、志希は不満一つ口にせず、タップの一つもせずーー あなたを、抱き締め返す。 あなたは、志希の耳元で囁いた。 どこにも行かないでほしいーーと。 身勝手なわがまま。志希の意思を一切尊重することがない、あなたの意見。大好きな恋人で、ムラムラすればどこでも性欲を処理してくれるセフレでーー 隣にいるとどこまでも楽しい親友だ。 志希の事情を気にする余裕はないくらい、あなたは志希のことが好きだった。 「ねぇ……キミに、飲んでほしいものがあるんだ……」 志希はベッド脇のカバンから、小瓶を二つ取り出す。 キャップが付いた小瓶の中には、とろみを帯びた無色透明の液体だ。一見するとローションだが、小瓶のサイズは数十ミリリットルだ。ローションを保管するのには、あまりにも不適切だ。 瓶の表面に書かれているのは、今日の日付。 あなたは、ふと思い出した。 今朝ーー志希が待ち合わせに遅れて、夜更かしをしていた理由、だ。 あなたは、彼女に尋ねる。 その瓶の中身はなにかーーと。 「……惚れ薬、って言ったら飲む?」 志希の瞳はまっすぐ、あなたを見つめている。 以前、彼女とした閑談を思い出す。 媚薬と惚れ薬の違い。 性的興奮を旨とする媚薬と、恋愛感情の惚れ薬は違うとあなたは主張し、その二つはどちらも、同じものだと志希は主張していた。 「それを飲んだら……もう……戻れないよ?それでも……いいの?」 あなたは、手のひらの中の小瓶を見つめる。 それが毒薬でない限り、飲まない理由はないしーー 毒薬であっても、志希が心中を望むなら、それでいい。 あなたは瓶の蓋を開けて、それを咥える。 とろみがある液体は、飲み干すまでに数秒がかかる。あなたの行動に呼応するように、志希も、もう一つの瓶を開けて飲み干す。 味はほとんど、無味無臭。 それこそ、海藻主体で出来たローションを飲んでいる気持ちだ。これが惚れ薬ではなく、ローションであっても、あなたにはきっと見分けがつかない。 これ以上、志希に惚れる余地なんてどこにもないくらい、志希のことが好きだ。 最初に顔を寄せたのはーーどちらからか。 あなたは、志希の唇へとキスを交わす。 ちゅっ♡ちゅぷっ♡はむっ♡くちゅっ♡れろぉ♡れぷぷぷっ♡ 唇どうしを重ね合わせる、児戯のようなバードキスもそこそこに、舌を伸ばす。 今日のデートですっかりと、互いの身体はほぐれている。一分、一秒でも、自分の腹の中にあなたの肉棒が入っていないことが、志希には耐えられないのだろう。だらだらと愛液を垂らしたとろとろの秘部を、あなたの太腿に擦り付けている。 あなたの頰を両手で固定しながら、貪るようなディープキスを続ける志希の姿。 あなたは、全裸の彼女の身体を撫でる。全身、どこを触っても柔らかく、雄の掌を楽しませるための雌の身体。乳輪をかりかりと引っ掻き、臀部の尻肉に指をめり込ませ、内股をすりすりと撫でたりするがーー 志希が一番喜ぶのは、腰のタトゥーを撫でたとき。 自分の持ち物には名前を書く、というのは、幼児の頃から刻み込まれてきた常識。 志希の身体に、自分の名前が彫られている快感。 あなたはギンギンに勃起した肉棒を、志希の腹部に充てる。 腹部の柔肉越しに、子宮を愛撫する。皮は被っていても、志希の浅めの膣内なら簡単に、根元まで埋めることができる。 海綿体に血が流れ込み、肉棒の勃起は過去最大ーーそれでも、亀頭は露出しない真性包茎だがーー志希にとっては、包皮はご褒美だ。カラオケ店で肉棒を掃除したのは、ほぼ半日前のこと。尿と汗が蒸れて、恥垢にはならないがーー皮を剥くと、ムワッと、アンモニア臭が広がる。 「うはっ……♡すっごいよね、キミ……♡たった半日で……あたしの大好きで、たまらなくて……気が狂いそうな臭いを生み出してくれるんだから……すーっ♡ふーっ♡……フェラ?……うんっ、わかった……♡でも、あたしがもう、少しも我慢できないのは……知っておいてね……♡」 志希はあなたの肉棒の先端へと、唇をつける。 亀頭と包皮の間に舌をねじ込み、その間の汚れを志希は舐めとっていく。 でろでろの舌がにゅぷにゅぷと這いずり回り、ずぞぞぞと淫らな水音を奏でる。ベッドに腰掛けたあなたは、大股を開いて、その間に志希が頭を埋めている。レイプされる生娘のような姿勢なのに、実際には、志希という超絶美少女から最高の奉仕を受けている状況。脳がオーバーフローを引き起こして、快楽はすぐに暴発しそうだ。 陰嚢を口に含み、中身の睾丸を舌でコロコロと転がしながら、志希はあなたの竿を上下にしごく。 射精には至らない緩めの動きだが、快楽は確実に蓄積されていく。雄の象徴である肉棒が、先端から根本に至るまで志希の唾液でコーティングされている。これは自分のものである、と野生動物が主張するような行為だ。 我慢の限界が訪れたのは、二人が同時。 「……うんっ♡今日……危ない日だし……キミのこんなに濃厚なザーメン……♡一日中デートして……たっぷり熟成された……生命力の高いつよつよせーし……♡キミに陥落したくて……自分が雌だと自覚してるあたしのよわよわ卵子……キミのつよつよせーしにレイプされちゃうだろうけど……♡それでいいし……それがいい、かな……♡」 志希の誘惑にーー あなたは、彼女を正面から押し倒す。 ベッドに両手を突き、肉棒の先端を志希の秘部に触れさせる。 今日は散々、互いに絶頂は繰り返していたが、挿入はまだしていない。 志希の秘部は雄を挑発するようにひくひくと震えて、あなたの肉棒をちゅっ♡と、恋人同士の甘いキスするように、待ち望んでいる。 あなたは、志希の瞳を見つめる。 期待が溢れている彼女の瞳。心臓はばくばくと暴れて、胸骨を砕き、飛び出そうなほどだ。志希の惚れ薬かーーおそらく、興奮を増幅させる成分があったのだろうがーー関係はない。 あなたは、志希の耳元で一言囁いた。 「責任は取る」ーーと。 「……うんっ♡」 それ以上の言葉は、なにもいらなかった。 両手を広げて、志希はあなたの肉棒を歓迎している。 腰を前に突き出して、志希の膣内に肉棒を挿入する。 にゅぷぷぷ♡と、志希の膣内があなたを受け入れる。 温泉に浸かっているような熱が肉棒を包む。極楽の気分だ。志希はぶるり、と肩を短く震わせる。それだけで絶頂したのだろう。六時間のインターバルを挟んでも、あそこまで興奮し発情しきった雌の身体には、芯に熱が残っている。 腰を動かせば、すぐに射精してしまいそうな快楽。 あなたは、志希の胸を揉みしだく。尻を撫でて、頰を触り、腰のタトゥーをなぞる。志希の肢体の全てがすべすべで柔らかい。とにかく、男好きする身体つきだ。 ぱんっ♡ぱちゅんっ♡ぐちゅっ♡じゅぷっ♡ぶちゅっ♡ 腰を前後に振っていると、志希は両足をあなたの背に回してくる。 俗に言うだいしゅきホールド、というやつだ。 腹と腹を密着させて、一ミリの隙間も出来ることを拒み、雄の子種を全て膣内に注いでもらうための、胤乞いの懇願。雌の屈服の証でもあり、あなたはちゅっ♡ちゅぷっ♡と志希に、短いバードキスを送る。 「れるぅ♡れぷっ♡……キミ、すっごい激しい……♡あたしを本気で孕ませる気なんだ……♡ねえっ、責任取るって……お嫁さんにしてくれるんだよねっ……♡まだ……ちゅっ♡来年の三月まで高校生活あるけど……今、キミの赤ちゃんを孕んだらそのころにはボテ腹かなぁ……♡ふふっ、想像した?♡クラスの男の子が……童貞卒業できるか悩んでいるのに……キミは志希ちゃんの無防備よわよわ卵子に種付けして……お嫁さんにしちゃうんだよっ?♡」 志希は肩を弾ませながら、荒い呼吸。 彼女も惚れ薬をーー媚薬をーー飲んでいる。製薬の理論は知らないが、自分の身体に最も効果がある薬なのは間違いないはずだ。視界がチカチカするような快楽。雄の本能にただ従う腰振りの中、志希はそれでも余裕を見せながら、正常位で組み伏せられながらも、あなたの乳首をカリカリと引っ掻く。 「毎朝、フェラで朝勃ちを処理してあげればいい?♡ 布団とパンツの中で蒸れた……キミの皮かむりほーけーちんちん……恥垢が溜まって……すっごい臭いんだろうなぁ……♡志希ちゃんの全身リップを堪能しながら……毎朝、王様みたいな奉仕を受けて……時にはフェラしてるあたしの頭を足ではさんで、喉奥まで挿入しちゃうんだ……♡」 志希の膣内は、自我を持つ一己の生き物であるようににゅるにゅると、あなたの肉棒を包み込む。ひだを掻き分けて、腹の上側をつぷつぷと引っ掻いていくと、その度に志希は雌の甘い吐息を漏らす。 「学校でもいーっぱいえっちしようね……♡放課後も……休みの日も……ずっと……ずっと……♡あたし、なんとなくわかるんだ……飽きっぽい性質だけど、食べることも、眠ることも飽きたことはないからさ……♡キミとえっちしたいっていう、雌としての本能だけは、絶対に飽きることはないんだって……♡」 自由に生きる野良猫が、あなたにだけ見せた笑顔。 もう、我慢ができない。 あなたは志希の下半身を持ち上げる。天才児の志希の頭脳よりも、秘部が高い位置にある、まんぐり返し。姿勢を保つのは辛いがーー志希の前では、弱気は見せられない。 まんぐり返しの志希にーー あなたは、肉棒を打ち込む。 「んぐぅっ♡かはっ……♡こっ、これぇ……♡だ、だめっ……♡深く、刺さりすぎて……ふっ♡キミのおちんちん……あたしの子宮口を押し潰してるからぁ……♡やっ、だめ♡」 抗弁を口にしながらも、志希は一切の抵抗を見せない。 杭を打つように、激しく腰を打ち付けていく。志希の身体への考慮は一切ないプレイ。二十センチにも満たない肉棒が、上下するたびに志希はびくびくと足のつま先を伸ばしていくので、あなたはただ、無心で志希の秘部を穿ち、掘り進めていく。 やがてーー どれだけの時間が経過したか。 射精欲が尿道を湧きあがり、あなたは肛門に力を引き締めてそれを塞ぐ。志希は鳥肌をプツプツと立たせている。絶頂手前にある証拠だ。繋がった秘部はぐぷぐぷと泡立ち、白い本気汁も溢れている。 「これっ♡これすごっ♡あたしが……キミの女なんだって……身体がわかっちゃう……♡ねっ♡いっしょにイこっ♡キミと、いっしょがいい♡うんっ、今も、これからも、ずっと♡」 志希の言葉に呼応するように、最後に一度深くーー ずんっ♡と、肉棒を叩き込んだ。 びゅーっ♡びゅるるっ♡びゅぷっ♡どぷるっ♡どくっ♡どぷっ♡どくっ……♡びゅっ♡ あまりにも長い射精。 あなたは志希と繋がった秘部に体重を預ける。 背骨をずるっと引き抜いたような快楽が背中を走る。脈動する肉棒も、志希の膣内に吸い付かれている。子宮口に精液をぶっかけて、あなたは放心状態で数十秒ーーそのままで居続けた。 志希の足がずり下がり、また、通常通りの正常位へと戻る。 雄としてのプライドをかけた杭打ちセックスから、対等な正常位への変遷だ。志希は無言のまま、一度、ちゅっ♡とあなたにキスをして、それからあなたの頭を撫でる。 欲望のまま雌を貪り、危険日の膣内に精液を吐き捨てたのに、志希の頭を撫でる手つきは慈愛に満ち溢れている。「格好いい射精だった♡」「男らしくて素敵だった♡」「気持ちよくしてくれてありがとう♡」と言外に含めながら、愛おしさを瞳に込めて表現している。雄を堕落させる志希の愛情だが、抵抗はできない。 志希はあなたの頭に両腕を伸ばす。 志希の柔らかなFカップの乳房が、ふるふると震えている。 あなたは乳房の間に、顔を埋める。互いの汗と体液に混ざり、決して清潔とはいえないがーー何度も繰り返すが、志希はあなたの全身を宝物を扱うようにして、むにゅーっ♡と頭を乳房に固定する。 少し汗ばんだ、志希の胸の谷間。 髪も口臭も愛液も、どこも全て心地の良いアロマに包まれた志希の中で唯一、彼女の本当の汗の匂いを感じられる場所。ふごふごと、鼻を鳴らしながら匂いを嗅ぐとーー普段、彼女がしていることなのに、それが恥ずかしいようで 「……あんまり、匂いを嗅がれると……恥ずかしいかも……♡」 と、志希は年齢特有の恥じらいを露わにする。 肉棒が繋がったまま、たっぷりと志希の胸の中で休息を取り、彼女の乳房を堪能する。 それから、ゆっくりと肉棒を引き抜いた。 にゅぷぷぷっ♡と、挿入するときは簡単だったのに、引き抜くときは名残惜しむように、あなたの肉棒に吸い付いてくる。 ちゅぽんっ♡ と、引き抜くと志希の秘部は、あなたの肉棒の形に空いている。 最奥で精液を吐き捨てたーー肉棒を引き抜くのに少し遅れて、志希の秘部からはとろぉ♡と、あなたの精液が溢れてくる。 「うわっ……♡キミの熱いのがいっぱい……でも、まだ射精できるよね……♡うんっ、今度は、あたしが上になるから……♡騎乗位で、キミが金玉にいっぱい溜めたザーメン、全部搾り取って……絶対に孕むから……だから……ちゅっ♡キミもいーっぱい、あたしのこと貪ってね……♡これからも、ずっとだよ……♡」 志希はあなたを押し倒す。 小さな体躯の彼女に抵抗することは簡単だが、あなたは、敢えてされるがまま。自分の上で淫らに跳ねる志希の姿を見つめながら、たとえばーー自分がアメリカに行けばいいのではないか、と考える。日本でもアメリカでもーー隣に志希がいれば、どこでも構わない、と。それを志希に伺おうとするのだが、彼女は気持ちよさそうに腰を振っているしーーきっと、断らないので、今はとりあえず、精巣が空になるまで志希の身体をたっぷり味わおうと、考えた。

Comments

谷澤晴夫

タトゥーがエロさを引き立てて良いです。しかも、腰っていうところがエロさを感じる。卒業の時はボテ腹の想像は覚悟が決まって感じで良かったです。

wws2jsh7

ありがとうございます!本気で大好きな上にアメリカの風土の空気が混ざってるのでファッション感覚でやりそうなところがいいですよね