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「ねぇ〜♩どれがいいと思う?可愛いのとかオシャレなのあるけどぉ……そうだよねぇ……キミはお猿さんだから……すけべなのが好きなんだよねぇ……♡」 志希は上機嫌そうに、鼻歌交じりであなたに尋ねる。 一等地に立つ、ブランド物の高級ランジェリーショップだ。 通常の男子高校生には、およそ縁がない店。下着を選ぶ、と提案をしたのはあなただが、志希の行きつけの店がここまでの高級店であったとは、想像ができるはずもない。本来はノーブラノーパンの志希に下着を選ばせて、恥ずかしがらせる予定だったのだが、歯車がずれた。 「最近、胸もお尻も大きくなってきたからさぁ、新しいの買わないといけないんだよね〜♩んっ?……うんっ、きっとそうだよ。えっちなお猿さんが、朝も夜もあたしの胸と尻をモミモミして……揉めば大きくなるって無根拠だけど……でも……あたしの身体が媚びてるんだよっ……♡目の前の大好きな男の子が……もーっとお手手で遊べるような……どすけべな身体になるように……キミに屈服して媚びきってるんだよ、あたしの身体は……♡」 体温が上昇していくのがわかる。 伏し目がちに周囲を見回すと、優雅な雰囲気を漂わせる女性ばかり。1人、スーツ姿で恰幅の良い男性がいるが、隣には志希と同年代くらいの女性ーー志希の方が、何倍も美少女だーーを連れている。最初は親子かと思ったが、男が女性に色目を使っているので、愛人か、同伴相手だとあなたは察する。 男の脂ぎった視線は、あなたの隣の志希に向いている。 下卑て滾った性欲を、一切隠すことがない。ある意味では、最も男らしい視線だ。あなたは、志希を隠すように彼女の前に立つ。タンクトップに白衣の彼女はーーともに、ノーブラノーパン。少し背筋をなぞれば、乳首が隆起して、服の布地越しにそれが露呈する状況なのだ。 あなたは、途端に照れくさくなり、視線を逸らす。 ブランドショップだから当然だが、並んでいる下着は全てブランド物。近くにあるラズベリー色の下着は、上下で五万九千八百円。志希との金銭感覚の違いに、少し、頭がくらくらした。 「あっ、これ可愛いかも♩デートとは関係なしに、買っちゃおうかなぁ……♡そ・れ・に、また今度、普通にえっちするとき、キミもこういう可愛いのがいいでしょ?♡」 迷惑になる程な大音量ではないが、恥を忍ぶことなく声を潜めない。 志希の言葉は至極当然、といった様子で泰然と紡がれる。高校生カップルが、セックスの算段をしているのだ。脂ぎった男は、にやにやと志希を見つめている。彼の脳内では、志希が安っぽい娼婦のように、その太った腹に手をついて身体を支えながら腰を振っているのだろう。たとえ、他人の妄想であっても、志希が汚されるのは嫌だ。彼女は、妄想の中であっても自分だけのものであってほしい。そう考えながら、志希の背を押していく。 彼女はめぼしい下着を物色していき、結局、普段から使うために三点を購入した。六桁を超える金額だが、志希はカードで簡単に支払いを済ませる。とことん、本来自分とは縁がない高嶺の花なのだなと落ち込み、同時に、そんな高嶺の花を手折り自分のものにしているのだという事実に、少し、仄暗い興奮を得た。 ***** そのまま、あなたが志希を連れて行ったのは裏路地の地下にあるアダルトショップだ。 俗に言う「大人のおもちゃ」を販売している店だ。 店舗の半分は、アダルトビデオが陳列されている。所狭しと棚が並んでいるので、通路は狭く、二人が同時に通ることは出来ないーー雄の欲望が剥き身で晒されているこの場は、先ほどの高級ランジェリーショップとは正反対の存在だな、とあなたは思う。 「うわ〜……へぇ……キミもこういうところ来るんだ……♡あたしに意地悪するおもちゃをここで買ってるんだね……♡うんっ……なんか、もうムラムラしてきたかも……♡」 店内に漂う独特の雰囲気にあてられたのか。志希は頰を紅潮させながら、棚に並んだアダルトビデオの新作を眺めている。 フォトショップで修正された美人達でも、志希の容姿には敵わないのがほとんど。 だが、反面で、志希よりも胸が大きい女性も多い。 それがたとえ、シリコンを混ぜた硬い乳房で、志希のように天然で育まれたぷにやわのマシュマロとは違ってもーーサイズで負けるのは、志希にとっての敗北なのだろう。彼女はタンクトップ越しの乳房を見下ろして、一つ、ため息を吐いた。 「アメリカにいたときも思ってたけど……ポルノ界のトップスターと比べるとあたしの身体は貧相だよね……えっ?志希の身体の方が好き?……うーんっ……♡信用、出来ないなぁ……♡行動で示してくれたらーーひゃんっ♡」 あなたは、志希のタンクトップ越しの乳房を揉む。 今日の始まり、街中で揉むのとは意味合いが違う。 大勢の一般人が集まるところで、キスをしながら愛撫するのはただの、場所を弁えずに興奮しているカップルだーーだが、アダルトショップ内で乳房を揉みしだいているのは、超ド級の変態、となる。 志希の背中を通じて、腋の下から乳房を揉んでいる。 真夏の日だ。志希の腋はじっとりと汗をかいていて、あなたの前腕には汗で蒸れた腋がぺったりと張り付く。雌の、濃いフェロモンを放っている志希の腋。何度か発情したからか、朝よりも乳房はほぐれて、柔らかくなっているように思える。タンクトップの隙間から乳房を揉むと、肌はあなたの掌に吸い付いてくる。マシュマロのような乳房は、指先の動きに合わせてむにゅむにゅと歪む。乳首をキュッと摘むと、志希は甘い声を漏らして、あなたにもたれかかってくる。 店内には、男性客が数人いる。 アダルトショップに、わざわざ足を運ぶような客だ。彼らは、志希への獣慾を込めた視線を隠さない。隠す必要もない、と感じているのだろう。陳列されているアダルトビデオやエロ漫画ではよくあるシチュエーション。彼氏に相当する男側が、女の痴態を見られることを望んでいるのがほとんどだ。その願いに応えてやってるのだから、つがいの雌が快楽に悶える姿を記憶に焼き付け、脳内で、寝取られて精液を懇願する淫らな女に仕立て上げるのは当然の対価だろう、と言わんばかり。 「ねっ……ねぇ、ちょっと……恥ずかしいかも……んっ♡ま、待って……♡人が、見てるからっ……♡」 見せているーー見せびらかしているのだから、当然だ。あなたは、志希の胸を揉みしだきながら店内を闊歩していく。 心臓はバクバク。呼吸は苦しい。罪悪感に押しつぶされそうだ。志希の提案であっても、彼女に酷いことをするのは嫌だ。志希は口では嫌がりながらも、恍惚とした表情を見せ、乳首を固く隆起させ、嬉々としている。自分とは正反対。あなたは志希が自分の女であるのだ、とアピールするように、彼女の身体をまさぐりながら、手に持った籠へと商品を入れていく。 当初の予定の品は購入したのだがーー 志希の足は、一つの棚の前で止まる。 それはーー アダルトグッズのコーナー。 夜の営みにマンネリを抱いた男女のつがいが、性行為に、新たな快楽を求める際に使うもの。先端が激しくカーブした極太のバイブや、排泄口である肛門を拡張して性行為に使うためのグッズなどが並んでいるーー 志希の視線は、網棚にかけられた下着。 安っぽいビニールの包装ーーそこに、その黒の下着はあった。 「ねぇ……キミは、こういうのが好き、だよね?」 下着は黒のランジェリーなのだがーー布地は、手に触れずとも粗悪なものであることがわかる。アダルトショップの下着は、女性の乳房の形を保ち、秘部を保護することが目的ではない。性行為の際に、雄に視覚的興奮を与えて、欲情させ、いつもより硬度が増した肉棒で激しいピストンを誘い、普段より濃厚でぐつぐつに煮え滾ったザーメンを胤乞いするもの。 だからーー その下着も、肝心の秘部に三箇所、穴が空いている。 ブラジャーに二箇所、ショーツに一箇所だ。中心部に空いた穴は、両乳首と秘部をカバーしない。いつでもどこでも、男がムラムラっときたら、公衆便所に女を持ち込み、その肢体で性欲を発散させるためだけの代物。 「こんなの……こんなのだめだよ……♡女の子の身体を……本気で……性処理用の穴っぽこに思ってる人のものだよね……♡はぁ……♡ねぇ……キミは優しいから、絶対にこんなもの買わないよね……♡乳首もおまんこも……全部さらけ出しながら街中を歩かせるなんて……そんなの……素敵すぎるよぉ……♡」 下着は、人が人間性を確保するためのピースの一つだ。 ノーパンノーブラは、人間性から解放されたものだ。野生の動物が常に全裸で闊歩するように、志希も下着を身につけなければ、野を生きる獣のように振る舞えたのだろう。 だがーーエロ下着を身につければーー 人間性が確保された上での、露出行為だ。 野生の動物とは違う。雄に媚びる痴女であり、志希のように自由奔放な少女には、剥き出しの秘部よりも、エロ下着で飾られた秘部を見られる方が恥ずかしいのだろう。 値札は五千九百八十円。先刻の高級ランジェリーの、丁度十分の一。何の因果か皮肉か、わからないが、あなたは志希に命令して、自分のサイズのエロ下着を手に取らせる。 彼女の頰は真っ赤。 無理もない。これから、この下着を着用してエロいことをするとーー普段の彼氏では絶対にしないような激しいセックスをするのだーーと、身体の芯が疼いているのだろう。 あなたは考える。 これ以上、志希を辱める方法はないかーーと。 視界の端に映ったのは、試着室。 先ほどの高級ランジェリーショップ店の、何個も並んだ綺麗な試着室ではない。一つだけ、店の片隅にポツンと置かれた、小さな箱型の試着室。隅には埃が積もっていて、古く、使われていないのがわかる。 コスプレ用品はあまり多くない上に、一度開封したら購入しなければいけない。ここで着替える人用のものなのだろうがーー あなたは、志希の耳元で囁いた。 これからする命令をーーだ。 「……んっ♡……キミ、最初は嫌がってたけど……こういう才能ほんとあるよね……♡知らなかったなぁ……♡あたしの彼氏が……女の子に酷いことして……おちんちん硬くするど変態だったなんて……♡」 糾弾するような言葉だが、志希の言葉にはたっぷりの発情が含まれている。 あなたの提案通り、志希は穴あき下着を受け取ってレジへと進む。 あなたは、少し離れた距離でそれを見守る。 何かがあったとき、駆け寄って、志希を守れる距離だ。志希はあなたの才能を褒めたが、あなたはそれを肯定出来ない。志希にする酷いことは、すべて、志希が喜ぶからだ。彼女が、発情した店員や男性客に襲われてレイプされることがあるなら、一も二もなく彼女の身を守る。 幸い、素っ裸の女ならともかく、薄着の女を襲うような狂人はいないらしい。 「すみません……これの、お会計お願いします……♡」 眼鏡をかけた男性店員は、最初、何が起きたのか理解ができていない様子。 呆気にとられるのは当然だ。タンクトップの上から白衣をまとい、すらっと伸びた長い脚を強調するホットパンツの美女ーー男がアダルトビデオを見て、懸想するシチュが眼前に顕現しているのだ。 普段、遊びに興じているときの志希は子供っぽく、実年齢より下に見られることも多々あるのだがーー今の志希は違う。頰を紅潮させ、雌の湿度を高めて、雄を誘惑するフェロモンを放っているのだ。大人の女、にカテゴリされるので、通報される心配はとりあえずない。 店員は少しの間フリーズしていたが、年に数件、そういう痴女が来ることもあるのだろう。 淡々と下着の会計処理を済ませるが、その間も彼の視線は大きく開いた志希の谷間に釘付け。緩めのタンクトップだが、汗で身体に張り付いている。幸い、先ほどのランジェリーショップで購入したものをすぐに着用しているのだがーータンクトップがずれて、黒のブラ紐が肩から見えている。一ノ瀬志希という超絶美少女を前にすると、その程度の興奮材料でも、男子中学生並の性欲を抱くのが男の常で、業だ。 「ここで、着替えてもいいですか……?」 志希は狂人だが、常識は備えている。店員相手への敬語だがーー志希の弱気というものは、妙にエロスを湛えている。 店員には拒否する理由もない。彼は少し、どもりながら、それを受け入れる。 志希が更衣室に入り、あなたは少し遅れてから、そこに入る。 人目が途絶える位置にあるボックスに、靴を中に持ち込んだ。外からは簡単にはバレることはないだろう。時間の問題はあるが、装飾の多いコスプレ衣装も販売している店。数分なら、着替えに手間取っていると思われるだけで、不審には思われないはずだ。 狭い試着ボックスの中で、あなたは志希と密着する。 「すっごい興奮したね……♡店員さん、めちゃくちゃえっちな視線であたしを見ていたよ……♡帰ったら……あたしでシコシコするのかな……♡この変態下着を着たあたしに……パイズリされる妄想で……やば……濡れてきたかも……♡」 志希は囁くような音量で、あなたに呟く。 古い試着ボックスはギシギシと音が軋むので、激しい動きはできない。それは、あなたの想定外。2人分の重量に、床板が対応していないのだろう。鍵のかけられない個室は、悪意を持った人間ーー志希のドスケベな姿を見たい、と店内でストーカーをしている人間がいたら、一巻の終わりだ。 あなたはズボンを下ろして、志希の耳元で囁いた。 「『ムラムラしたから、三分で射精させて』って?……何か考えがあるの?……んっ、わかった……♡足あげて……パンツ下ろすから……うわっ♡すんっ♡すーっ……♡あはぁ……くっさ♡」 先ほどのカラオケ店での射精後、下着の中で熟成された精液と唾液と恥垢の臭い。 志希をトリップさせるには十分すぎる代物であり、彼女は瞳をチカチカとさせながらあなたの肉棒に釘付け。すんすんと臭いを嗅ぎながら、鼻先を当てる柔らかな感触。それがオナ禁後、初めての射精ならばともかく、一度射精をしているのだ。あなたは志希の頭を掴む。また、喉奥まで突っ込むイラマチオをしようとするのだがーー 志希は立ち上がり、あなたの身体にもたれかかる。 「キミのほーけーちんちんの……皮の中で熟成されたくっさい恥垢の臭いは名残惜しいけど……本気で射精したいんだよね?なら……手加減なしで行くから……声我慢してね……♡」 志希はあなたのシャツをめくり、乳首を露出させる。 彼女の性交渉は、責めのスタイル。マゾえっちの受け身ではない。志希はあなたの乳首を、指先でカリカリと擦っていく。硬くなっている乳輪部分をなぞるようにして、先端を削るように引っ掻く。 そのまま、志希はあなたの側頭部に顔を寄せる。 フローラルな花の香りに混ざり、発情した雌のフェロモンが濃厚に漂う。志希の目当ては、あなたの耳。れろぉ♡と、志希の真っ赤で長い舌が、あなたの耳を這う。 じゅぷぷぷぷ♡じゅぽっ♡ぶちゅっ♡ぐちゅっ♡じゅるっ♡じゅくっ♡ 耳の中に響くのは、淫らな水音。 たっぷりの唾液を絡ませながら、志希は片手で乳首を弄り、反対の手であなたの肉棒を扱く。志希は天才だ。本気の奉仕は、あなたの我慢を一切受け入れない。 亀頭を包皮の上から擦る。カリ首を指先で削りながら、唾液を肉棒にたらーっと垂らす。それを潤滑油がわりにしながら、揉みしだくように亀頭を責めてーー志希は包皮の間に指を突っ込む。 亀頭全体を洗浄するように擦りながら、耳と乳首への責め手は一切緩めない。二の腕に押し付けられた志希の乳房の柔らかさは、ブラジャーによって阻害されるが、股は違う。志希はあなたの太腿に、ホットパンツ越しの秘部をぐりんぐりんと擦り付ける。あなたの全身を使った自慰行為のような仕草。わざわざ扇情的で妖艶な腰使いをする、という徹底ぶりだ。 志希の本気の搾精だがーー あなたには、まだ刺激が足りない。 絶倫型の早漏であるとは自負していたが、射精を我慢すれば三分程度は余裕に持つ。だからこそ、この無理難題を志希に提示したのだがーー 一分が経過して、彼女は、肉体的奉仕だけでは時間が足りないと判断したのだろう。 「ねぇねぇ……♡まだイかないの?志希ちゃんお手手疲れてきちゃったなぁ〜……♡にっちゃにっちゃ……♡あたしの唾液でえっちな音立てて……あっ、いいこと考えた……♡キミが、三分で射精しなかったら……あたしがお店の人に抱かれる、ってのはどう?」 志希の言葉に、あなたはびくんと、腰を跳ねさせる。 そしてーー それを見逃す志希ではない。 「罰ゲームだよ……♡あたしがこのえっちな下着で……お店の人を誘惑するの……♡彼氏を三分間で射精させられない……だめだめなメスでぇ〜すって……♡おっぱいたくし上げて……ビンビンの乳首見せながら……男の人を悦ばせる練習したいからぁ……いっーぱいおまんこしてくださいって……♡土下座とかした方がいいかなぁ……♡あたしのおまんこ丸見えのランジェリーに……店員さんはおちんちんを大きくしてくれるかなぁ……♡」 それはーーあなたが不安視している、寝取られの妄想。 一ノ瀬志希という、自分には到底、天秤が釣り合わない彼女がいるのだ。その妄想は、どうしたところで心に膨らむのだがーー 実際に、志希の口から放たれると破壊力が違う。 何故ならーー 志希が望めば、それは現実になるのだから。 「罰ゲームだから……店員さんの彼女みたいにえっちしてあげないとねぇ……♡恋人繋ぎで指を絡め合わせて……瞳をジーって見つめながら……本気のディープキス……♡キミを満足させられないダメダメな女の子……店員さんの恋人になって……男の子の喜ばせ方を教えてもらうんだぁ……お店の中で、仕事中なのに……あたしがいーっぱい挑発して誘惑するから……どうすればいいかな、腰振り?オナニー?お仕事中の店員さんの汗臭いちんぽ……フゴフゴ嗅ぎながら……他のお客さん達も、混ざりたいかなぁ♡でも、仕方ないよね……♡キミを満足させられないんだから……他の男の子達におまんこ使わせてあげて……いっぱい練習しないと……♡」 滔々と述べられる、志希の寝取られ妄想。 一連のマゾえっちデートの中で、被虐心が点火しているのだろう。志希は言葉に悩むことはない。あなたは志希の愛情たっぷりの奉仕を受けながら、この手がーー足がーー胸がーー全てを奪われる妄想に、頭がいっぱいになる。 「みんなお風呂に入ってないのかなぁ……汗とザーメンのくっさい臭い……♡でも、女の子って弱いから……何日も歯を磨いていないようなねっとねとのお口で情熱的にキスされてぇ……『孕め!絶対に孕めっ!』って言われながらピストンされて……あたしの危険日卵子に気持ち悪〜い濃厚せーし注がれちゃうんだぁ……♡えっちな女の子の姿を想像して……陰嚢でポコポコ煮詰めた……生命力の強いせーし……女の子をぜーったいに孕ませるんだーって叫んでいるオタクせーし……♡あたしみたいなの……簡単に孕まされちゃうかも……♡だって……キミは三分間で射精できない……よわよわせーしだもんね……♡優れている雄の生殖器……かっこいーちんちんは、ほーけーでそーろーなのに……キミはそーろーなのかにゃ……?♡」 志希の妄想は、とどまるところを知らない。 それがあなたにとって最も避けたいことであるのと同様に、彼女にとっても最も嫌なことなのだろう。嫌悪するものだからこそ、深く想像できるし、リアリティもある。雄の矜持をくすぐられたあなたの肉体は、射精欲を増している。だめだと、身体が叫んでいる。この雌を孕ませるのは自分だーー最も優れている雄は自分だーーと。 それは、本能の叫びだ。 あなたは、志希を抱きしめる。 良い匂い。柔らかい。良い匂い。暖かい肉。良い匂い。思考は猿のように単純。志希のホットパンツをずり下ろし、ムチムチでプニプニでやわやわな太腿の間に、肉棒を挿入する。 「うわぁ……ぱっちゅ♡ぱっちゅ♡って音を鳴らして……他の人たちに気が付かれちゃうよぉ〜……?それとも……見せ付けたいのかなぁ?あたしはキミのつがいだって……誰にも寝取られないように……ふふっ♡意地悪してごめんね……♡キミのせーし、全然弱くないよ……♡匂いで、なんとなくわかるんだ……激しい雄の臭い……どんな雌でも一発でバカにしちゃう……キミのくっさ〜い男の子せーし……♡ほら、ぴゅっぴゅっしようね〜♡志希ちゃんの太腿、おまんこじゃないから孕めないけど……キミのつよつよせーし……格好いいなぁ♡素敵だなぁ♡ほーらっ、腰振りじょーず♡じょーず♡ぱーんぱん♡ぱーんぱん♡」 主従が完全に逆転した素股だが、あなたは構っていられない。 志希のタンクトップをめくり、ブラジャーを外す。硬くなった乳首に吸い付くと「あひゃっ♡」と、志希は声を漏らす。もしかしたら、既に気が付かれているかもしれない。試着ボックスのカーテンを開けると、店内にたむろしていた客がこの痴態を盗み聞きしていて、陰部を露出させながらその竿をしごいているかもしれない。 普通の女性であるならば、その光景にドン引きすることはあっても、歓喜することはない。 だがーー志希の嗅覚は、規格外。 雄どもが、志希の身体を堪能したいと欲望丸出しで、大小様々な肉棒をしごき、濃厚な我慢汁を垂らしているならーー志希の身体の雌の部分は、どうしようもなく反応してしまうかもしれない。発情してとろとろに蕩けたドスケベな雌。つがいの雄を殺してでも、種付けしたいと願うのは雄の本能であり、だから、あなたは不安になるのだが。 「お〜よしよし……大丈夫だよ……♡そーろーほーけーちんちん……雄としてはと〜っても優れてるんだから……♡外部から身を守る皮かむりで……女の子の卵子ぱくぱくしちゃう早漏ちんちん……♡キミは優れている雄なんだから……ねっ♡自信持って♡志希ちゃん天才のギフテッドだから……孕まされるなら……キミみたいに格好良くて優れた雄がいいなぁ……♡情熱的に腰を振って……あたしの太腿本気で孕ませるようなセックス……♡あっ、出そうなの?……うんっ、何百回もびゅーびゅーっ♡してるから……わかるよ……キミのことは、全部♡」 精巣から精液がこみ上げてきて、解放を求めている。あなたは、志希の身体をぎゅーっと抱きしめる。自分より小さく、華奢で、柔らかな女の子に助けを求めるような、情けない抱擁。それでも志希は、受け入れてくれる。あなたを強く抱きしめ返して、頭を撫でながら、頰に優しくキスの雨を降らせる。 「好き……大好き……♡はぁ……キミのこと本気で好き……♡ごめんね、いっぱい意地悪なお願いしちゃって……サドになるの大変だよね……♡今だけ、ちょっと休憩……いーっぱいあたしに甘えていいんだよ……♡そして……またいーっぱい、あたしに酷いことして……♡あたしの、雌としての尊厳をぐちゃぐちゃにするような……えっ?ティッシュ?うんっ、あるけど……わかった♡キミのくっさいザーメン、志希ちゃんのお手手じゃなくて、ティッシュで受け入れるんだね?」 志希はポケットティッシュを数枚取り出してから、振り返る。 あなたには背を向ける姿勢となる。形がよく丸みを帯びた、柔らかな臀部。我慢汁ローションで太腿はぬるぬるだ。雌の身体の一部を、征服し支配している興奮。あなたは志希のぎゅっと結ばれた太腿マンコに、肉棒を挿入する。 後背位で腰を振ると、志希の大きな臀部がぱん♡ぱん♡と音を立てながら肉が波打つ。普段の彼女の膣ならば、子宮口があるので、それを破壊するようなセックスはできないがーー太腿にはそれはない。あなたは全力で腰を振りながら、にっちゃ♡にっちゃ♡と志希の内腿をカウパーで汚していく。 「ほらほら〜♡あたしがティッシュ用意してあげてるからぁ……オナニーがんばれぇ〜♡あたしの太腿使った素股オナニー……♡キミが望めば……あたしのおまんこいっぱいにゅっぷ♡にゅっぷ♡ってゴムなし生えっちしてもいいのに……意地悪だなぁ……♡脂汗かいて……身体をプルプルさせて……三分まであと十秒だよっ♡がんばれっ♡がんばれっ♡」 肛門を引き締めながら、志希に体重を預けて射精を我慢する。歯の根を食いしばり、肉棒と陰嚢の付け根に力を込めるのだがーー もう、我慢ができない。 尿道を、ぷるぷるの精液が通過していく快楽ーー びゅーっ♡びゅるるっ♡びゅぷっ♡びゅくっ♡びゅっ♡ あなたは、射精した。 子宮口の行き止まりがある、志希の膣内射精ではない。虚空へと放たれた精液は、無慈悲に地面に落ちるはずなのだがーー志希は前屈みになりながら、ティッシュを構えていた。 ぺらぺらで、水分を吸収するちり紙。あなたの濃厚で、重たく、志希の言葉を借りれば優れている雄の精液。数枚のティッシュでは吸収しきれず、志希の手のひらに熱が伝わり、彼女は嬉しそうに手のひらを舐めている。 「うっわ……すっごい……♡キミのザーメン……ほーけーとは関係ないはずなのに……ほんとに臭くて……♡すんっ♡ふーっ♡あーっ……頭おかしくなりそう……♡電流ばちばちしてるよぉ……♡」 あなたは志希から、オナティッシュを受け取る。 本来の目的はーーそのティッシュだ。 志希の慈愛を感じる射精であったが、本質を見損なうことはない。 あなたはカバンから、マスクを取り出す。 風邪を予防する、白のマスクだ。少し大きめの、ゆったりとしたものだが、そこには何の細工もしていない。箱から取り出した直後のマスクを、あなたは志希に被せた。 野良犬のように敏感な嗅覚に、手綱をつけて使役している志希から、その嗅覚を奪い取るのだ。彼女は本来、それを拒みこそしないが、疑問に思い理由を尋ねてくる性質なのだがーー 志希は、ギフテッド。 その灰色の脳細胞が、事の顛末を察したのだろう。 「うそ……ううん、嫌じゃないけど……だめ、だよ……♡あたし……そんなことされたら……だめ……♡本気で……頭の中全部、キミだけになっちゃう……キミのことしか考えられなくなるよ……♡あっ……うん……わかった……♡」 あなたはーー 精液を拭ったオナティッシュを、志希のマスクの中に入れる。 数億の精子を受け止めたオナティッシュは、まだホカホカで暖かい。志希が取り出したポケットティッシュは数枚。彼女の端正の取れた、芸術的な肢体に興奮し、精巣でポコポコと強度の高い精液を製造したのだ。質が高い精液は、熱も量も濃度も桁違い。それは質の悪いポケットティッシュでは抑えきれるものではなく、当然、ティッシュは精液で湿っている。 栗の花が漂うそれは、蓋付きのゴミ箱の中に紛れ込んでも、部屋全体を異臭が覆うのだ。 そんなものをーー 志希は、逃げ場がないマスクの中に入れている。 ーーぶるるっ、と。 志希は、背筋を震わせた。 飛沫感染を予防し、細菌を遮断するためのマスクは当然のことだが、密閉性に長けている。吐息は外に漏れずに、マスクの内側で循環する。呼吸で常に高い湿度が保たれるので、喉の予防にもいいのだがーー そんな場所に、オナティッシュを入れるのだ。 ガシッ、と志希はあなたの腕を掴む。 見ると、下半身はもうだめだ。足はぷるぷると震えて、生まれたての子鹿のよう。あなたに掴まらなければ、満足に立てない状況。志希は、潤んだ瞳であなたを見つめる。ふーっ♡ふーっ♡と、荒い呼吸をしているのがマスク越しでもわかる。 「こえっ……こえっ、しゅご……♡あ゛ーっ……♡はぁ……はぁ……♡キミの、せーしの臭いで……♡チカチカ光ってる……だめ……脳内スパークしちゃって……♡頭、本当におかしくなるからぁ……♡」 今までにしてきた、どんなプレイよりも志希は嫌がってーー 今までにしてきた、どんなプレイよりも志希は喜んでいる。 自分の精液の臭いに、発狂しそうなほど狂喜する美少女の姿。ゾクゾクと、背筋を通過する背徳感。志希の秘部に手を触れると、愛液が溢れて止まらないのだろう。先ほど履き替えたばかりの穴空きの下着は、ぐっしょりと濡れていた。 あなたは、志希の腕を掴む。 まだーー用事が終わったわけではない。 あなたは、志希に耳打ちをした。 それはーー 彼女の、女性としての尊厳を破壊し、砕き、一匹の雌猫にさせるもの。 「んんっ……♡はぁ……♡キミ、ほんっと変態……♡さいこーすぎるよぉ……♡普段から、あたしにこういうことさせたかったの……?んふっ……♡はぁ……♡夢、叶ってよかったね……へんたいさん……♡」 試着室を出て、志希はレジへと向かう。 おぼつかない足取り。不安にはなるが、あなたが支えては意味はない。あなたはまた、少し離れた位置から志希を観察する。 志希はカゴを持ちながら、普段の倍以上の時間を使って、レジへと到達した。 眼鏡の店員は、志希の変貌に目を丸くしている。 先ほどまでは、余裕綽々と言った様子の、美人な痴女だった。それが今では一転、一切の余裕をなくし、発情しきった痴女だ。 眺めているだけで満足が出来る美女から、押せば、自分でもヤレるのではないかと思わせるような淫乱女への変貌。店員は制服のエプロンの下で、その肉棒を硬くしているはずだ。 志希が手にしたカゴの中にはーー 120個入りの、お徳用コンドーム。 ローション、バイブ、アナルパールとーー どれも安物の粗悪品だが、それすらも店員にとっては興奮材料のはずだろう。超最高級ソープでも決して出会えないような、ドスケベな美女が、こんな安っぽいバイブを嬉々として咥える姿。妄想だけで、三回はシコれる。 店員は動揺を隠せないが、それでも、業務中。 商品を一つ一つ、レジに通していくが、その間も視線は志希のざっくりと開いた谷間に釘付け。谷間に顔を埋め、すらっと長い足にむしゃぶりつき、全身の柔肉を堪能したいーー雄がそう思ってしまうのは、罪ではない。本能の話だ。 志希は、一度唾を飲み込む。 それからーー ゆっくりと、口を開いた。 「あの……コンドームは……すぐ使うので、袋はいらないです……♡」 店員は、志希の言葉に手の動きを止める。 それはアダルトビデオかエロゲーでは、よくあるシチュエーション。だがーー妄想の中では、それを女に言わせる側が常だ。この美女に、それを言わせる男がいるという事実。彼には到底看過できないのだろうがーー その、他の雄を出し抜いたという優越感が興奮材料になるのだ。 少し申し訳ないな、とあなたは罪悪感を抱く。 店員は何も悪いことはしていない。 ただ、職務を全うしているだけ。 しからばーー ご褒美の一つくらいは、与えられて然るべきだ。 「それと……あの……このブラジャーなんですけど……いらないから処分してください……♡」 志希が店員に手渡した下着ーー 購入した穴開き、雄を誘うエロ下着では無い。その以前に、ランジェリーショップで購入した代物。上下で数万円する代物だがーー 店員が目を丸くしているのは、それが理由では無い。 志希の温もりが残るランジェリーだ。 F65とタグに記載されている、重厚な装飾の下着。目の前の発情した雌が、身につけていたのだーーショーツは、少し湿っているかもしれない。 靴屋で履いてきた靴の処分、であるならサービスの範疇だが、着けてきたランジェリーの処分はーー 店員は、何も言わずに無言で二度、勢いよく首肯した。 発情したつがいのプレイに、巻き込んだ贖罪だ、とあなたは考える。せめて、夜を過ごす供になればいいなと思いながら、あなたは覚束ない足取りの志希の肩を抱く。 オナティッシュの臭いにあてられて、彼女はもう崩壊寸前。ふーっ♡ふーっ♡と、発狂寸前の獣のような荒い呼吸。あなたの手をギュッと握り、内股を擦り合わせているのは、おそらく膀胱が崩壊寸前なのだろう。尿意が近いわけでは無い。圧倒的な多幸感に寄って、全身が弛緩するーー 俗に言う、嬉ションをーー それをさせてやる、というのも選択肢の一つ。 長い階段を登り、外へ出た。夏の日は陽が落ちるのも遅い。薄暮の中、路上で、志希がいきなり失禁したらーー考えるのだが、流石にそこまでは厳しいしーー なにより、あなたも我慢の限界だ。 一刻も早く、到着せねばならない場所があった。

Comments

谷澤晴夫

ランジェリーショップで下着を買って、アダルトショップでくそ安い下着を買って、店員に高い下着渡させるの最高に興奮する。「コンドームすぐ使うんで」は鉄板だけど最高なんですよ。

wws2jsh7

ありがとうございます!ドラクエの「ここで装備していくかい?」を参考にしました。後靴屋さんで新しいのを履いて古いの処分してもらうやつもなんか使いたい