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どうも皆様、ごきげんよう♪ おまたでしてよ。 今回はあたくし新記録のほぼ一日で2万字を描きましたわ。 いや正直長いだけで冗長なんですけど……( ともあれ寝取られ、鬱勃起性癖の有る方は楽しめると思いますわ。 寝取りが好きな方も是非寝取った気持ちで楽しんでくださいね♡ -------------------------------  いつもは出してあるローテーブルは畳んで壁に立て掛け、二人がけのソファとテレビの間はガランとしている。もう数年経つ、見慣れた夫婦の家のリビング。そこには四人の人物がいた。私から見て右側、部屋の入口に近いところでは、一人用のスツールに夫が腰掛けて私を見ている。私から見て左側の部屋の隅には、スーツ姿の上品な女性が微笑みながら私を見ていた。そして正面には……緊張した面持ちで、スーツに身を包んだ若い男性が立っている。男性の体は強張り、肩は軽く上がっていて、両手は体の横にピッタリとくっついていた。 「そんなに緊張しないでよ、ナオ。ここに来たのは初めてじゃないでしょ?」 「ま、まあ、そうっすけど……へへ」  可愛い……♡  はにかむナオの表情にうっとりとする一方、私は伏せがちに夫の方を見た。夫は私を見て、穏やかに微笑んでいる。いや、微笑んでくれている、というべきだろう。久々に出した、黒い冠婚葬祭用スーツ。その膝の上では、両手を強く握り込んでいるのだから。 「おふたりとも、よろしいでしょうか?」  左奥の女性が笑顔のまま声をかけた。私が頷くと、女性は手にしたバインダーを開くと、私達のすぐ前に立ち、彼と、私の顔を交互に見た後、私を見て合図をした。  私はうなずき返すと、目の前の彼の顔を一度見て、その場で少しずつしゃがんでいく。彼の股間の前に顔が来ると、もう大きくなっているのがわかった。スーツのスリットが膨らんで苦しそう。ジャケットを左右によけて、ベルト下のファスナーを開く。それだけでするすると、下に履いたピンクのボクサーパンツが滑り出てくる。柔らかな布地を下ろせば、やっと、出た……♡ 「ふぅー……」 「大楠さん?」 「あ、すんません。苦しくって……アハハ」 「まあ、ご立派だこと♪」  下に向かってだらりと垂れた肉は、わたしの前でむくり、むくりと大きくその角度をあげていき、先端は早くもヌラヌラと光っている♡ エナジードリンクの缶よりも太く、長い……♡ カリが大きく張って、血管も太く、中央で一度太くなって根本はまた細い中太り形状……♡ 「さあ、七香さんも」 「は、はい……♡」  私はまた合図をされると、両足を左右に開いて腰を前へとあげる。つま先立ちのまま股間を見せつけるようにすれば、この日のために毛を剃って、入念にパイパンにしたオマンコを、左右に大きく開いて見せた……♡  夫の視線が、私の一番恥ずかしいところに、差さる……♡ 「さあ、準備が整いました。それでは、これより。数少ない最高の相性をお祝いして、新郎・大楠直紀様と、柳七香様、改め、新マン・七香様との、マン婚式を開催いたします。さ、優弥様?」 「は、はい……」  夫は小さく笑うと、握りしめた手を開いて、その場で一人、拍手をした。弱く、小刻みなその音を聞きながら、私はここ半年前のことを思い出していた。 --------------------------------------------------------------  夫婦の常時は寝室でするものだろうか。それは人によるだろう。お風呂でスる人もいれば、玄関先で情熱的にヤってしまう人もいる。私達の場合は、リビングだった。 「なッ、七香、七香……なっちゃんッ♡♡♡」  私の上で覆いかぶさりながら、発情期の犬みたいに、ヘコヘコと腰を振る夫がいる。もう何度も見た光景。愛らしい私のワンちゃんだ。学生時代のあだ名を言ってしまうのも、いつもの通り。私は彼のモノを入れられたまま、彼の頭に抱きつくと耳元でささやく。 「好き、大好き、出して……いっぱい、出して♡」 「あっ、あぁぁ、ぁッ、あ゛ぁぁ゛♡♡♡♡」  両足を伸ばし、全体重をかけて腰のあたりを押し付けて、優弥は果てた。私の中に、温かいものが出される感覚が伝わってくる。それを一滴だって逃さないようにと、腰の後ろで足を絡めて、私は強く抱きしめる。数秒後、彼の絶頂が終わる。優弥はだるい体がもたれかかるのを抑えて、私の背中に手を回し、ぬぷりと小さくなったモノを抜いた。 「はぁ……はぁ、ごめん……また、僕ばっか……」 「いいのよ。セックスでイく必要なんてないんだから。大丈夫」 「……いつもごめん。舐めていい?」 「ん、お願い♡」  私は絡めていた足を左右に開き、彼のザーメンが零れ落ちそうなオマンコを晒した。優弥は体を下にずらし、まるで出ていく子種を必死に戻すように、私のオマンコを舐めたり、舌を挿して動かしたり、クリを弾いたりしてくる。 「ん、ンッ、ぁ……んぁ♡」  クリを撫で、縁を舐め、吸い付き、動かし、それらを巧みに使い分けてくる。彼の口の動きで私の快感は高まっていき、やがて……。 「んっ、ぃ…………っく……♡♡♡」  私はソファの端に頭を押し付けて絶頂を迎えた。  これが私達のセックス。私達の、愛のある、清く正しい夫婦の営み。優弥は私をイかせられないことを気にしているようだったが、彼には悪いけれど、私はそんなことは大きな問題ではないのだ。  女性にとってのセックスというのはイくかどうかというのは大切な問題じゃない。大切なのは、お互いの愛を確認できるかどうかだから。だから、優弥は気にする一方で、私は彼が私の中で果てることに、この上ない満足感があった。絶頂を迎えたいなら、こうして舐めてもらえばいい。口の周りを私の愛液で濡らした優弥が、体をずらして私に覆いかぶさってくる。私は彼の背中に手を回し、互いに甘く唇を重ねる。 --------------------------------------  変化があったのは、数日後の昼間だった。  変化は二つ。一つは小さな変化。休日に二人で訪れた生殖器科の病院だった。白い床に淡いピンクの壁をした病院で、白衣に身を包んだ女性の先生は穏やかに笑いながら私達にレントゲンを見せてきた。 「お二人とも、お疲れさまでした。こちらが、お二人の性的興奮時における性器のスキャンになります」  白く光るライトの上には「優弥様」「七香様」と書かれたプレートがあり、それぞれ二枚の白黒写真が張り出される。腰部を前と横から見た図だった。 「今回の検査で、お二人とも性病の感染は見受けられませんでした。先週の尿・血液検査につきましても問題はありません。きちんとセックスをされていらっしゃるようですね」 「そうですか、ありがとうございます」 「よかったぁ。先週はちょっと機会が多かったので」 「ははは。まあ数年前よりはだいぶ性病もオープンになりましたからね。誰でもなりうるし、なったとしても適切な処置できちんと治りますから。いやはや。新法のおかげで、私達もうれしい限りですよ。ああ、それで……オプションのお互いの性相性診断ですが……」  先生は語りながら、白黒写真の上にぽつぽつとピンクのマグネットを張っていった。勃起した優弥のちんぽには、カリのあたりと裏筋を沿うように全体に。私のオマンコには、奥の方と、入り口近く。そしてオマンコのお腹側を覆うようにピンクのマグネットが貼られていった。 「えー、お二人の体の相性ですが、優弥さんの方はセックスに満足されることが多いですね。検査中は完全勃起まで四十秒、勃起時10センチ……女性検査士のオナホール手コキで、快感スポットを刺激した場合、射精まで60秒。とても敏感で、感じやすいペニスです。七香さんが心配されるようなことはないでしょう」 「そ、そうですか……七香は? 家内は、僕とのセックスに」 「まあまあ落ち着いて。きちんと説明いたしますから」 「は、はい……」  食い入るように聞く優弥を、先生は両手を開いて制した。私はちょっと、その必死な姿に笑ってしまいそうになるが、彼にとっては重要な問題だ。こぼれ出そうになる笑みを耐えて、先生の説明を聞く。 「えー……七香さんの場合は、快感スポットがポルチオと、膣の腹部側に集中しています。ポルチオ迄の長さは15センチ。成功可能な状態になるまでは30秒。快感スポットを男性検査士がディルドで刺激した場合、絶頂までは13分と20秒。確かに、セックスのみではオーガズムを迎えることは難しいでしょう」 「……やっぱり……」 「もう、そんな落ち込まないで? 大丈夫よ」 「そのとおりですよ、優弥さん。確かに検査の結果は、相性数値で言えば31%ではありますが、この数字が全てではありません。奥様の言うとおり、何もセックスだけで絶頂を迎える必要はないのですから」  私は優弥の肩に手を置き、先生もまた笑顔で語り掛けた。それが功を奏したのかはわからないけれど、少し泣きそうだった優弥の表情が男らしく引き締まる。 「七香さんの快楽スポットは、入り口付近やクリトリスにも集中しています。セックスされる際には、優弥さんは亀頭の表側に快感スポットが少ないようですので、ゆっくりと亀頭でお腹側をかきだしたり、丁寧にクンニリングスをすることで絶頂を迎えられるはずですよ」 「ほ、本当ですか!?」 「だからいつも言ってるでしょ? 舐めてくれたらちゃんとイってるって。私が演技してると思ってたんでしょ?」 「あ、あははは……」 「七香さんもこうおっしゃられておりますし、特に夫婦間に問題はないようでしたら、このままでも問題ありません。アドバイスとしては、七香さんも積極的にオーガズムに達せられるよう、行為に至る前には寸止めオナニーをして敏感にしたり、クンニリングスをしてから性交に臨むことで優弥さんとオーガズムのタイミングを合わせることも解決策になるかと思います」 「そ、そう、ですか……ありがとうございます」 「ありがとうございます。すみません、うちの人ったらちょっと心配性で」 「大丈夫ですよ。こんな時代ですからね。セックスのアドバイスは積極的に受け入れるべきです。それでは、良い夫婦生活を」  私達は先生に一礼して診察室を後にした。  支払いを済ませ、病院から帰る途中も、優弥はどことなく落ち込んでいるようだった。そんな彼を、私はそっと手をつなぎ、美味しいモノでも食べに行こうと誘う。私のかわいい夫は、また不安そうな表情をしていたけれど、すぐに顔を振って笑顔を作ってくれた。  レストランで食事をとり、家に帰った私達は、家事と掃除を済ませて寝支度を整える。優弥は早速とばかりに、先生から聞いたアドバイスを忠実に取り入れてセックスへと誘った。以前からクンニはしてと頼んでいたが、その日はより一層丁寧に舐められ、私達は予想通り、一緒に絶頂を迎えた。 「はぁ……はぁ……大好き、だよ……七香……♡」 「私も、だよ……優弥ぁ……♡」  これが一つ目の変化。私達夫婦はそれまで順番に味わっていた絶頂を、同じタイミングで迎えるようになったこと。小さな変化というだけあって、これは大した違いではない。今まで通り、私達は清く正しく、お互いの愛を感じ、大切な存在だと認識している。ただ、絶頂のタイミングが違う。それだけのことだった。 ------------------------------------------------------------  二つ目の変化は、大きなものだった。それは平日、私も優弥も仕事の日だった。立て込んでいた仕事がようやく終わり、夜の八時を迎えていた。会社のパソコンを落とし、優弥に帰りの連絡を入れようという時だった。 「柳先輩!」  後ろから声をかけられた。  振り返ると、会社の後輩が緊張した面持ちで立っていた。確か、去年入社したばかりの新人だった。名前は大楠直紀。名前の通り身長がでかく、若いから失礼な言動も目立つが、持ち前の愛嬌の良さで先輩に可愛がられている男性社員だった。 「なあに、大楠くん」 「あの、お疲れ様っした! 俺、今回の案件、先輩に助けられてばっかで」 「そんなこと? 気にしないでよ。チームなんだし、助け合うのは当然よ。私がダメになりそうなときに助けて?」 「は、はい! いや、そうじゃなくって」 「そうじゃない?」 「そ、その……い、一杯! 付き合ってください! お願いします!」  体を90度に折り曲げて、彼は言い放った。短く刈り込んだソフトモヒカンの横から見える耳は、赤く染まっている。彼の後ろの方を見ると、同期の男性社員数人が囃し立てるように覗き見ていた。  金曜日、仕事も終わり、男性社員が女性社員に一杯誘う。なるほどね。そういうことか。私は頭を少し掻いてから、野次馬の男性社員に睨みを効かせて追い払う。オフィスで二人きりになって、未だに上がらない彼の後頭部に私は語りかけた。 「あのねぇ、わたし既婚者よ? わかってる?」 「わかってます!」 「そりゃ、今の時代他人とセックスするくらいは平気だけど、大楠くんの気持ちってそれだけじゃないでしょ? 私は今の夫を愛しているし、あなたの彼女にはなれないのよ?」 「お、俺……俺!」  彼は不意に体を起こすと、私の両肩を掴んで迫ってきた。それでも無理やり唇を奪おうとはしない。切ない表情を真っ赤に染め上げ、潤んだ瞳を私に向けてくる。髭をはやし、チャラチャラした雰囲気はあるものの、そこにいるのは好きという気持ちを抑えられない少年が一人いるだけだった。私がそっと下に視線をずらすと、もうスーツの股間部は大きく膨らんで苦しそうにしている。 「柳先輩……俺、一回でいいんです! 一回シてくれたら、それで、諦めますから……!」 「……はぁ……ちょっと離して」 「先輩!」 「誰もダメなんて言ってないでしょ? いいから離して。夫に連絡するんだから」 「え、それじゃあ……!」 「お店とホテルの代金はあなたが支払うのよ。それと、夫がダメって言ったらダメだからね?」 「も、もちろんッス! 下で、待ってますから!」 「はいはい」  彼は顔に満面の笑みを浮かべて、オフィスから去っていった。私は一人、パソコンの前でスマホに指を滑らせる。文字にしようか。いや、大事なことだ。声で伝えよう。優弥のアイコンを選んで、通話ボタンを指で触れる。程なくして、優弥の声が聞こえてきた。 『もしもし、七香? お疲れ様。どうしたの?』 「ああ、ごめんね優弥。ちょっと、会社の後輩くんから誘われたのよ」 『誘われたって……?』 「飲みとセックス。私のこと好きだから、一回だけ頼むって……」 『えっ……そ、そう、なんだ……』 「今回の案件、失敗は多かったけど、人一倍頑張ってたし、今後の仕事にも絡むから付き合ってあげたいのよ。でも、優弥がダメっていったらダメだってことは説明してるわ。彼もそれは納得してるけど、どう?」 『…………七香は……したい、の?』 「付き合ってあげるってだけ。一番なのはあなたよ」 『そっ……か……。わかった。平気だよ。取引先と付き合いでスるみたいなものだろう? 行っておいで』 「ごめんね? 帰ったら、いっぱいしましょ?」 『うん……愛してる』 「私もよ、優弥。愛してる」  通話を終えて、私もオフィスを後にした。  夜の繁華街を、後輩と二人で歩いていく。私は彼にイタリアンのレストランに連れて行かれた。レストランと言うよりも、個室の居酒屋という方が正しい。それなりにおしゃれな雰囲気だったし、彼の知っている店の中で一番おしゃれなところだったんだろう。彼はそこで、私のことをどれだけ好きなのか、私の好きなところ、惹かれたところをこれでもかと語ってきた。恥ずかしげもなく、むしろこっちが恥ずかしくなるくらいに。 「やっぱり、先輩の美しく見える角度は横顔なんですよ。首筋とか顎のラインとかが最高にきれいで、俺ぇ、新人研修の時にホントにきれいだなぁって思って、声もめっちゃタイプっつうか、ホント美人声っていうんスかね。もう俺ホントに、怒られてるのに申し訳ないンすけど。ああこんな素敵な声の人がいるんだなって」 「も、もういいわよ、わかったって……ほんと、よく言えるわねそんなセリフ。恥ずかしくないの?」 「そりゃ、多少は恥ずかしいっすけど……でも、コレが言えるのは今晩だけじゃないっすか。だから俺、今日全部言おうと思ってんス。そりゃ、旦那さんに言われるほど嬉しくはないだろうけど」 「うちの旦那はそんな言わないわよ……」 「そうなんスか? でも、俺はたくさん言っちゃいますから。それに先輩は、目がとてもきれいだし、先輩のこときついっていうやつもいますけど、俺はそんな優しい目が」 「も、もういいって……」  褒めて褒めて、褒めちぎってくる。しかしそれは口からでまかせというわけではない。彼が嘘をつけない男だっていうことは、この一年で仕事を通してわかっていた。彼はウソを付くとき、いつも目が斜め上を向き、口を尖らせながら喋るのだ。今は違う。彼の大きな、栗色の瞳はじっと私に向けられて、口は常に嬉しそうに開いている。ゴツゴツとした手はしっかりと、私の手を包んでいた。掴むのではなく、優しく、包む。優弥よりも大きく、男らしいその手で。  コレほど真っ直ぐな好意を向けられたのはいつぶりだろう。もしかしたら初めてじゃないだろうか。もう三十路も超えているというのに、一回りも下の男の子に顔を赤らめさせられてしまう。やがて私のほうが視線を合わせられなくなり、酔いのせいもあってふらふらと、場所はホテルへと移っていた。私の手を包んでいた手は肩を掴むようになり、私達は薄暗い部屋で、お互い裸になって向かい合っていた。 「夢みたいっす……先輩と、できるなんて」 「そ、そう、ね……ていうか……♡」  私は思わず、生唾を飲み込んだ。  彼のチンポは、明らかに優弥のものよりも大きい。目測で、20センチは軽く超えている。赤黒く勃起した亀頭は今にも射精しそうなほど跳ね上がり、私の下腹部にぐりっと押し当てられた。ピンクのゴムがついた彼のイチモツは、ピッタリとシワなく装着されて窮屈そうにしている。 「ぉ……♡」  腹部越しに感じる雄に、子宮が降りてまん汁が滴っているのがわかる。 「せ、先輩……お願い、いいっすか?」 「な、何……?♡」 「俺のこと、ナオって呼んでください。下の名前、直紀なんス」 「な、ナオ……?♡」 「……旦那さん、すんません……七香♡」 「……ッッ♡♡♡」  彼に名前を呼ばれた瞬間、耳から首筋を通って、何かが走り抜けていった。この上ないほど心地良い感覚。一体何なのだろうか。少なくとも、こんなこと長く続けたら、まともじゃいられなくなる。私はそう感じた。 「い、入れて……♡」 「え? でも、慣らさなくっちゃっすよ?」 「い、いいから、入れてよ……♡ さっさと、終わらせたいんだから……♡」 「……そうっす、よね。じゃあ、遠慮なく……」  彼は私を振り返らせると、後ろから腰を掴んできた。私は考えるまもなく、両手を膝に当てて、足を大きく開き、腰を突き出す。熱い割れ目に、熱い棒が当てられる。ゴムっていしてたっけ? シていなかったっけ? もう、どうでも良かった。腰に添えられた手ががっしりと掴んでくると、そのまま棒は……私の中をかき分けた。 「お゛ッッッ!?!?♡♡♡♡ んぉっ、お゛ッっぐぅう♡♡♡♡」 「あ、ああ、先輩ッ♡ 先輩、俺、最高っす、幸せッス!」 「んっギュッ、ぁっ、お゛ッ、っほぉお゛ッ、ぉお゛♡♡♡♡」  何が起こったのかわからない。私の中を、何かが出たり入ったりしている。それがチンポだということははっきりと分かる。生娘じゃあないんだから。けれどコレは何? 奥まで入って、引き抜かれる。また入って一番奥が突き上げられて、ゆっくりと中の肉がえぐられる。そのたびに……♡♡♡ 「あ゛ッ、ぁあ゛ッぉお゛♡ んぁあっぎゅッ♡ あっぐぅう♡ お゛ッ、んぉおお゛♡」 「先輩ッ、いっつも、こんな声、あげてッ……くっそ、旦那さん、羨ましすぎっすよ……♡ 先輩、先輩ッ!」 「んっふっぐぅうう♡ あ゛ッ、ぉく、おっぐ、おくきもぢぃッ、あっ、ぁ゛♡ あ゛♡」  違うッ! 知らない、こんなの、こんな声、出したことなんて、ない! 今までで初めてだ。取引先の太った部長とヤったときも、巨根を自慢していた課長とヤったときとも……優弥とスるときとも、違う……♡♡♡ やばい、やばい、コレっッ♡♡ 「ぁっ、ぃっく、イグッ、いっぐ、ぃっぐ♡♡♡」 「せ、先輩、イっちゃうんすか!? ご、ごめんなさい、俺まだ、もうちょっと……!」 「無理ッ、無理無理無理、ぃっぐ、いっぢゃうぅ、ィクイクイクイクぃ゛ッっ~~~~~ッッッ♡♡♡♡♡♡♡」 「ぁっ、くっそ、っぐぅう……!♡♡♡」  小刻みに肉がパンパンと打ち付けられて、やがて大きく突き上げられた♡  まるで耐えることなど叶わず、私は背筋を反らせていた。頭の中が、真っ白だ。これは、イったのか? イったんだろうか。確かに、優弥がいつも舐めてくれた後と似ている。けれど、コレは違う。あれよりももっとずっと♡♡♡ 「はぁ……はぁ……うわ、やっばぁ……♡」 「んぉ……い゛……お゛ぉ……♡」  考えなんてまとまる暇もないまま、ナオに支えられて私は足を痙攣させていた。力の入らないまま、股間から抜かれたチンポを見やる。まだ脈打って固いままのぶっといおちんぽの先端には、薄いピンク色に包まれた白濁液が注がれていた。すごい量だ……大ぶりのたこ焼きくらいあるんじゃないかしら……?♡  ナオはそれを片手で取ると、わたしの前でつまみ上げて見せてきた。 「これ……やばいっすよ、メッチャクチャ出た……♡」 「す、すごい、のね……♡」 「先輩もね。だ、大丈夫っすよ! 生じゃ出していないんだから。その……俺、こんだけ先輩で気持ちよかったんだって、知ってほしくって……ありがとうございました」 「……もう、いいの……?♡」 「え……?」  私は彼に支えられたまま、そっと部屋を歩き出す。二人用のベッドの上に彼を連れ込むと、うつ伏せからお尻だけ高くあげて、自分からオマンコを左右に開いてしまう♡ 「ほ、ほら、おいでよ、ナオ……♡」 「……ッ♡♡♡」 「ひ、一晩だけ、なんだからさ……もったい、ないよ?♡」 「……七香……ッ♡」 「お゛っ、ぉっほぉお゛ぉお゛~~~~~~~~~~~~ッッッ♡♡♡♡♡♡♡♡♡」  夜も深くなる中、ラブホテルの一室に、私の声が鳴り響いた。  二つ目の大きな変化。私は、初めて……男に、いや……雄にイかされるという感覚を、知ってしまった。 --------------------------------------------------------------

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