ある褐色娘とショタの風景 後編 (Pixiv Fanbox)
Published:
2021-08-22 15:00:00
Edited:
2021-08-31 13:48:23
Imported:
2023-03
Content
海の月と書いてクラゲと読むらしい。クラゲが月に見えたことはないけど、空にぽつんと浮かんだ月が、なんとなくクラゲに見えることならある。今日の月はまさにそれやった。まん丸で、満月に近い。薄っすらとかかった雲のおかげで、その輪郭線がぼやけて見える。それでも満月だからなのか、あるいは雲が薄いからか、山の上から輝く月に、村は街灯もいらないほど明るく照らされていた。私は誰もいない家の中、Tシャツにパンツ姿でラタンのソファに座り、サンルームで一人その月を眺めていた。ローテーブルには麦茶を置いてあり、時折氷が溶けてカランと涼し気な音が鳴る。夜の村は静かで、湾に流れ込む波と、裏の山から聞こえてくる虫の声以外、外からは何にも聞こえてこなかった。
だからすぐに分かった。サンルーム前の小さな庭に、誰かの足音がしたのも。
「来てくれたんや、ハル君」
「こんばんは……」
開かれた庭の扉から顔を見せたのは、恥ずかしそうに胸の前で指を合わせているハル君やった。昼間見た時人は違い、半ズボンにTシャツという出で立ち。今日は月明かりが強く、かかっている雲も薄いからかはっきりと彼の表情が見て取れた。とはいえ、彼の内面まで伺えるわけではない。初めて年上のお姉さんの家に来た初々しい反応のように見えるし、あるいはこれから先生に怒られる少年のようにも見える。私はソファから立ち上がると、庭に出ていく。彼の前で膝に手をついて前かがみになり、視線を合わせた。
「ノックもせんと、お姉ちゃんのお家に入ってくるなんて、悪い子やなぁ?」
「あ……勝手に、入ってきてごめんなさい……」
「えーよ。ここは田舎やし、泥棒さんも来んから鍵なんてかけることないし」
「そう、なの?」
「それとも、ごめんなさい言うんは、おねーちゃんのおっぱいの谷間、見ちゃったことかぁ?」
「え、えあ、ぅぁ……」
「アハハハ、真っ赤になってかわええなぁ。ほら、こっちおいでや。麦茶出したる」
彼をサンルームへと案内し、私はもう一杯の麦茶を用意した。二人がけのソファの隣にハル君はちょこんと座って、膝に手をおいたまま肩を強張らせている。グラスを手にとって口につける動きもぎこちなく、テーブルに戻す際にはグラスの中で麦茶が波打っていた。彼の隣に腰を下ろし、飲み干した麦茶をテーブルに置きながら、彼の横顔を眺めて話を続ける。
「ホントに来てくれるなんて思わんかったよ~。お父さんとお母さんは何しとる?」
「パパは寝ちゃって……ママは、おじさん達とセックスしてる……」
「そっかぁ。おっちゃんたち、久しぶりに外の女の人来てたからなぁ。ママ取られて、寂しいんと違う?」
「べ、別に……ママが他の人とセックスしてるのは、いつものことだし……」
「へぇー。最近の子はそういう考えなんやねぇ」
「お、お姉ちゃんは、違うの……? お母さんって、普通色んな人とセックスするもんだと思うんだけど……」
「ん? あー、そうやな。そうやった……。まあ、ええやん? ハル君は、ソッチのほうでおっさん達とセックスに混ざらんかったの?」
「な、なんか……入っちゃ、いけないような感じして……大人同士のセックスって、感じだったから」
「ふぅん、なるほどねぇ……」
「お姉ちゃんは……ぼ、僕が、きて……いやじゃない?」
「……♡」
ハルくんにしなだれかかり、私は彼の小さな肩を包み込んだ。驚いてこちらを向いた顔を押しのけるように、互いの左頬をあわせて彼に前を向かせると、そのまま耳元に唇を触れさせ、吐息とともに言葉を流し込む。
「ぜぇーんぜん、嫌じゃない♡」
「わ、わわ……」
「ねぇ、ハルくぅん。お姉ちゃんと、いっぱい、気持ちいいこと、しよっか……♡」
「な、凪、お姉ちゃん……♡」
「さっきもおっぱい見とったやん……♡ したいんやろ?♡ エッチなこと♡」
「ぼ、ぼぼ、僕、は……ァっ♡」
「ちんぽさんは、したいしたーいって、言うてるなぁ?♡」
「ぁ、あ……♡♡♡」
ズボンの中ではもう勃起したおちんぽさんが脈打っとる♡ こっちまで熱くなりそうなほどに、ハル君は耳まで赤くなって、胸の前で手をもじもじと動かしていた。気持ちのいいことに体が訳わからんくなってまってるんやろうなぁ……♡ それでも私はやめてあげない。右手を背中から肩、左手を前から腰に回して抱き寄せて、Tシャツ越しの胸の谷間に、薄い彼の体を包み込む。そのまま彼のズボンを脱がせて、バッキバキにテントを張ってるパンツも下ろすと……。ちっちゃくて白いまんまの、可愛いおちんぽさんが勃起しとる♡ まだまだシコったりはせんけど、裏筋から先っぽまで、形をなぞるように人差し指で撫でて焦らす♡
「どや、びゅっびゅーって、したいやろ?♡」
「ぁっ、あ、ぁあぁ♡」
「なーにをそんな我慢しとるん?♡ それとも、気持ちよくってまともに喋れんか?♡」
「うっ、んぅっぐ、ぁっ、ぁ……ああぁ♡」
「……正直に、びゅーってしたいって、エッチにおねだりしてくれたら……お姉ちゃん、ハル君のしてほしいこと、な~んでもしたるよぉ?♡」
「ぁ、えっ、ぇッ……♡♡♡♡♡」
ちんぽさんがまた、びくーんっ、びくーんっ、て脈打っとる。こんな小さくっても雄なんやなぁ♡ 今までおっさんとかの相手ばっかやったけど……こういうのは新鮮で結構楽しいかもしらんなぁ♡
私は止めとばかりに、ハルくんの耳の縁を舐めて……、
「ほら、どうする?♡」
裏筋のところで人差し指をぴたりと止めた♡ もう射精しているかのような我慢汁は、ローテーブルにぶっかかってべっとりあとを作ってる♡ ハル君は私の太ももに手を添えると、そのちまちました指を、私の太ももに沈み込ませながら、体全体を弓のようにして、おちんぽ前に突き出して……♡
「したいっ、したいぃ♡ 僕、僕っ、凪お姉ちゃんといっぱい、エッチなことしてビューってしたいっ♡ 気持ちいいこと、いっぱいしたい、凪お姉ちゃんとしたいよぉ!♡ あ゛っ、ぁ、ぃっく、いっく、でるっ、でるぅう♡♡♡♡」
がくがくと震わせながら、彼はイキまくっとった♡ すぐさま私は、もう氷だけが残っている麦茶のグラスを手に取ると、そこに彼の、熱く、濃く、どろっどろの、ザーメンを注いでいく……♡
胸の中でハル君の強張りが消えて、粗く息を吐くだけになった頃、私は彼からするりと離れた。ザーメンのたっぷりはいったグラスを彼の前で鳴らし、視線が向けられたのを確認してから口につけ、喉を鳴らして飲み込んでいく。氷にまとわりついた白い粘液はグラスの中から消え、糸を引いて私の唇とグラスが離れる。口を開いて見せた時には、ハル君のおちんぽさんはまた、ぐぐっと大きくなり始めた♡
「さ、たくさん楽しもか? ハル君♡」
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「んしょっと……これでええ?♡」
「う、うん……♡ あ、あの、凪お姉ちゃん」
「なんや?」
「ほ、ほんとに、ほんとになんでもやってくれるの?」
「もちろんやよ~。海の時のゲームでも、負けてるんは私やし。危ないこととか悪いこと以外なら、な~んでも、エッチなことしたる。……とはいえ~……♡」
私はサンルームの出入り口で待つハルくんに近寄ると、顔を寄せてニヤリと笑ってみせた。ハル君はどぎまぎした表情で、頬を真っ赤に染めながら、わたしの顔をじっと見つめてきとる。
「水着のお姉ちゃん連れて、露出デートしたいなんて、ハル君も結構スケベやなぁ?♡」
「……♡」
うつむきながらも、ちらちらとハル君は私の体を見つめてきている。
私の体は、さっきまで着ていたシャツやらパンツ、下着類は一切つけていない。代わりに身に着けているのは、昼間泳いでいた時につけていたような水着やった。流石に昼間着ていたもんは洗濯中やけど、水着なんて何着かは持っとるしな。白い布地に、青と水色のハイビスカス柄。布地は薄くて乳首も浮いとるし、ビキニは小さくておっぱいの下側は三分の一をなんとか支える程度。横乳なんかこぼれ放題やし、下の方はハイレグで陰毛もはみ出してる……♡
流石にハルくんには刺激が強いのか、もうズボンのテントには我慢汁のシミができとった♡
「ハル君も裸になって歩く?」
「ぇ……♡」
「もぉ、いつおちんぽさんザーメン漏らしてまうかわからんやんかぁ♡ どうせ変態デートなんやし、裸んぼで、お姉ちゃんとスケベ歩きしよ? ね?♡」
「……うん♡」
ハル君はこくりと頷くと、私の前で服を脱いでいき、裸にサンダルだけの姿になった♡ おちんぽさんは可愛らしいハル君とは裏腹に、また一回り大きくなったかのように脈打って、先っぽからえっろいちんぽ涎をだらだら垂らしとる♡ 私は二人の体に虫除けスプレーをかけてから、家を後にした。
月明かりに照らされた夜の村は明るく、静かやった。明かりのついている民家は無い。薄暗いアスファルトの道は、わずかに月の光を照り返し、昼の間に温められた熱を出して、ほんのり温かく、裸で歩いて丁度いいくらいやった。とはいえ、デートと言ったって遊べる場所なんてありはしない。私らはそれとなく、海の方へと公園を通って歩いていった。
「い、いつも、そ、そんな水着、なの?♡」
公園の階段を下りながら、ハル君が聞いてきた。
「うん、そうやでぇ。おっさん達に、私みたいなエロイ娘にはこういうえっろい水着やろって、命令されてなぁ♡ だから私の水着とか下着は、ぜーんぶエッチなものなんや♡」
「そ、そう、なんだ……♡」
「でも、今日はハル君だけの、凪お姉ちゃんやで♡」
「……う、うん♡」
「なーんや大人しいなぁ。せっかくなんやから、もっと好き放題したらいいのに」
「で、でも、その……どうしたら、いいのかって……」
「んー、そうやなぁ」
どうしたらもこうしたらもないやろうが、まあ仕方がない。女遊びの方法なんていくらでも思いつくおっさんたちとは違うんやから。私はハル君の手をとると、私の腰に手を回させて、ほとんどTバックみたいになって水着がくい込んでるおしりを撫でさせてみた♡
「こんなふうに、お尻に手ぇ回してムチムチ揉んだりな?♡」
「わ、わ……♡」
「オマンコ触って、弄ったりとか……ん♡」
「す、っごい……濡れてる……♡♡♡」
「後は無理やりチューしたりとかなんやけど……まぁ、ハル君の身長やったらそれは無理やなぁ?」
「……な、なんでも、いいんだ、よね? 本当に……」
「そうやよ。恥ずかしがらんと、言ってみぃ?♡」
ハル君はそういうと、公園の真ん中を指差した。彼の指を追っていくと、村の中でも数少ない街灯がある。蛾がよっていっている、そのポールの足元。ポールダンスのスポットライトのように照らされたその場所に彼は私を連れて行くと、もじもじしていたが、やがて意を決したように言い放った。
「こ、ここで、おしっこ……してよ。お姉ちゃん」
「……ふぅん?♡」
「ぬ、脱いじゃダメだよ。僕の前で、ビキニの上からおしっこして! そ、それで、乳首をいじって、気持ちよくなってるとこ、ぼ、僕に見せてよ、お姉ちゃん!」
胸の前で両手を握りしめ、両目はじっと私を強く見つめている。幼いながらも一生懸命考えた、最上級にエッチな命令なんやろうなぁ。でもまぁ、それは案外悪くない。私はじっと見つめてくる彼に顔を近づけて、
「……変態♡」
と一言つぶやいてから、彼の唇に軽く吸った。舌を入れることはせず、ご希望どおりスポットライトの下へ立った。両足を開き、腰を突き出すようにして、光の下で下腹部に力を入れる。ちょうどトイレもいっていなかったし、少し頑張れば出そうやった。水着の上から勃起した乳首を浮かび上がらせるように弄って、腰を上下に揺らす♡
「んっ、ぁ……んぁ、はぁ……♡ ほぉら、見て、見てやぁ?♡ ぉっ、お゛♡ お姉ちゃんが、乳首オナニーしてぇ、ビキニ着たままの、変態放尿してまうとこ、しーっかりみてぇ?♡」
「あ、ぅ……う♡♡♡」
腰を揺らして彼に楽しんでもらう。背中は街灯にあずけてバランスを取り、両手はおっぱいの先♡ 乳輪から起き上がってきた乳首を、指で上下にシコシコシコ♡ 唾液を指にまとわりつかせて、水着の布地を透けさせる♡ それだけじゃない。片方の手は時折下へと伸ばして、上下に擦り上げて、オマンコをいじくり回す♡ すでに濡れているオマンコ汁は、糸を引かせながら指にまとわりつかせて、そのまま両乳首へ♡ ねっとりオマンコとおっぱいを見せつけながら、腰を揺らして見せつける……♡
「んっ、ぁっ、んぅぅ、はぁぁ♡」
「お。おねえ、ちゃん……♡♡♡」
「ど、どやぁ? ハル、くぅん♡ ぁっ、あ♡」
「す、すっごい、エッチ……おねえちゃ、お姉ちゃん……っ♡♡♡」
ハル君はもう、辛抱たまらないとばかりに、ビンビンに勃起したちんぽさんを、必死にシコシコしながら私のことを見つめてきていた。揺れるおっぱい、息の漏れる口元、体中を彼の視線が這い回る♡ ぁ、来た来た……ムズムズしてきたぁ♡
「は、ハル君……ちょっと、離れておきや?♡」
「え?」
「そろそろ、出る、出てまう、から……おしっこ♡♡♡」
「……ッ!♡」
離れていなというのに、逆にハル君はよってきた♡ 私の膝のあたりでしゃがみ込み、太ももを触りながらおちんぽシコシコして、熱心にオマンコのところを見ている。そんなにみたいなんて、結構変態さんやなぁ♡ まあ、ええやろ……♡ 私はそのまま下腹部に力を入れる。トイレじゃないところだから、尿道の奥が少しだけ開いちゃいけないと力むけど、その理性は快感で押しのけた。こんな公園で、小さい子の前でおしっこお漏らし♡ 悪くないやん♡ 温かいのが、お股の間から漏れ出てきた♡
「ぁ、あぁ……んぁぁ……♡♡♡」
「うわ……♡♡」
街灯と月の光を受けて、水着の中からこぼれ出た透明な液体がキラキラと落ちていく。少し遠くの土の上に、鈍い音を立てて落ちていくそれを見つめながら、私は放尿を続けていく。
ようやくそれが収まった頃、ハル君は私の腰のあたりを抱き寄せて、グリグリとおちんぽさんを押し付けてきた……♡
「んっふふ……お漏らし、してもうた♡ どうや、ハル君♡ エッチやったろ?」
「う、うん……♡ お、お姉ちゃんも、気持ちよかった?」
「んー♡ とっても気持ちよかったでぇ?♡」
「そ、そっか……ねぇ、凪お姉ちゃ」
「おーう、何や盛っとるなぁ、凪ぃ」
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私とハル君に声がかけられる。ふと見ると、タンクトップにハーフパンツのおっさんと、他2人。民宿のおっさん達が公園に近づいてきていた。
ハル君はその姿を見ると、私を起き上がらせて手をギュッと握ってくる。まあ、いきなり知らん大人の男に声をかけられたらびっくりするわな。私はハル君の手を優しく包むように握り返して頭をなでてあげる。
「大丈夫やよ。怖い人やない。民宿のおっさんや」
「う、うん……知ってる」
「なんや、知っとるんか」
「お、そっちのちっちゃいのはうちのお客さんやんか。僕ぅ、君のお母さんと仲良うさせてもろたでぇ」
「おう。美人なお母さんでええのぉ、羨ましいわぁ」
「こ、こんばんは……」
ハル君の緊張まだ解けてないみたいだった。裸の体を私の後ろに隠しつつ、私の腰に腕を回している。私はそんなハル君の頭をなでながらおっさん達に向かい合った。
「そんで、どしたの。ハル君のお母さん回しとったんと違うの?」
「まあ、ちょーっと小休止っつー奴やな。今も二人と生ハメ中やで、ほら」
おっさんはそう言うと、民宿の方を指差した。見ると、民宿二階の客室ではなく、一階の居間。おっさんの自宅スペースはよく見ると薄暗く明かりが付けられていて、その中で揺れる影がある。女の人が一人、二人の男の人に持ち上げられながら、前と後を同時に犯されている姿が見えた。よく耳を澄ますと、「お゛っ♡」「んぉお゛♡」とえっぐいメス声が聞こえてくる。そのうえでもう一度おっさん達に目を向けたら、勃起してテントを作っとるショートパンツの内側から、くっさいザーメン臭と、マンコ臭の混ざった匂いを漂わせとった♡
「これから風呂の方移動して、俺らの体洗ってもらいながらもう一回しと思っとってな? そうしたら、なんや凪がえっろいことしとったからなぁ」
「……!」
「なーんや見てたんか。覗きなんて質悪いでぇ?」
「ええやんか、何遍もハメあった仲やろ? そんで、どうせなら凪も回そいう話になったんや。どや、坊主。お前も来るか?」
「んー、そやなぁ……お」
ハル君にどうしようかと聞こうとしたところ、ハル君は私の腰から離れ、手を握ったまま海の方へと引っ張っていた。
「お姉ちゃん、海、海見に行こうよ! あっちの方!」
「えぇ、海ぃ? ちょっと、危ないでぇ?」
「行こ、あっち! あっち行こうよ、ね!」
「んー、なんやしゃあないなぁ。おっさん、パスするわ、そっちだけでヤってやー」
「んん? そうかい。ほなら、またなー」
おっさん達はポケットに手を突っ込みながら踵を返して民宿へと離れていく。私は反対に、ハル君に引かれるままに海の方へと歩いていった。
ハル君が向かうのは、防波堤を境にして民宿とは反対側の方やった。別に何が有るわけでもない。景色はいいけど、それ以外はおっさん達が漁の道具をしまっておくボロい小屋があるだけ。ハル君は後ろを気にしながらその子やへと歩いていくと、扉を開いて中へと私を連れ込んだ。
窓から月の光が差し込んで、なんとか小屋の中は見回せる。けれど変わったところは特にない。ボロい釣り道具だとか、網やらクーラーボックスが置いてあるだけで、誰かが隠れているわけでもなかった。ムードが有るわけでもない、ロマンチックでもなんでもないボロ小屋。その奥にハル君は歩いていくと、私に背を向けたまま、両手を握って立ち尽くしていた。
「なーんやぁ? ハル君。こんなところに連れてきてぇ」
「……」
「びっくりして走ってきちゃったんか? ん?」
横にたって覗き込むと、ハル君のおちんぽさんはギンギンにおっ勃ったまんまで、まだ萎えとらんかった。けれど、顔は背けて私には向けてくれへん。何なんやろか。私は彼の背中におっぱい押し付けながら、耳元に語りかける。
「んっふふ、ハル君。さては、お姉ちゃんと二人っきりでエッチしたかったんかぁ?」
「……っ、ぅぅ……♡」
「図星やろー♡ そんならハル君の口から言わなあかんやんかぁ♡ お姉ちゃんと二人っきりで、ラブラブエッチしたいって。ほれ、言うてみ?♡ ん?♡」
「ち……違う、もん……♡」
「ふぅん……?♡」
私はハル君の両肩を掴むと、くるりと前後を入れ替えさせて壁へと押しやった。それでも頑なに私から顔を背けるものだから、頬に軽くキスをしつつ、おちんぽさんを撫でてあげる♡
「な~にが違うんやぁ? ん?♡ おちんぽさん、こんなにギンギンになってるやんかぁ♡」
「ぅ、うう、んぁ、ぁっ♡」
「さっき、お姉ちゃんのエッチなところ見て、まだお射精びゅっびゅーってしとらんかったもんなぁ?♡ ほれ、言うてごらんて、ほぉれ♡」
「ち、ち、違う、違う、もんっ……♡♡♡」
「強情な子ぉやなぁ?♡ そんなら……はぁむ♡」
「んっぎ♡♡♡♡」
そっちがそう来るなら、こっちにも考えがある。まあ、素直じゃない子にはお仕置きが必要やからな♡ 逃げられないハル君の、まだ毛も生えていないおちんぽさんにしゃぶりついて、上目遣い♡ そのまま口の中で子供おちんぽさんに舌を絡ませると、前後に顔を動かしてじゅっぼ、じゅっぼ♡ 唇を窄ませたフェラで攻め立てる♡
「ぁっ、あっ、ぁぁ゛ッ、あ゛♡♡♡」
と、すぐに腰が震えて限界を迎えそうになったところで、口を離す。もう少しでイケそうだったのに。そう言わんばかりに、ハル君はせつなそうな表情をしたまま、背けた顔の中で目だけをこちらに向けていた。
「んっふふふ……ちゃぁんと言えんと、イかせてやらんでぇ?♡ 小さい頃からおっさんのおちんぽしゃぶって来た口マンコやもん♡ おちんぽさんが出しそうなタイミングは、ぜーんぶわかるんやからなぁ♡ 絶対フェラ抜きさせたらんよ?♡ ハル君に耐えられるかなぁ?♡ あっむ、ぢゅるるる、ぬっぢゅ、ぶぢゅるる♡」
「ぁっ、あ゛ーーーっ♡ あ゛っ、でちゃう、出るっ、ァっ、あ゛っ♡」
「んぷあ、はーいダメェ♡」
「~~~~~゛っ゛~゛♡♡♡」
声にならない声をあげて、ハル君は耐え続ける。まあ、いつまで耐えられるかは見ものやなぁ♡ 私はこの、残酷な拷問を彼へと続けていった♡
------------------------------------------------------------
もうどのくらいやろうか。時間にしたらそれほど長くはないかもしらんけど、そろそろいい加減私の口のほうが疲れてきた頃合いやった。
「ぁぁっ、ぅ、っぐ、ぁぁ。はぁあ、んっ、あ゛♡♡♡」
「んっふ、んぁ、れぅ♡ れろ、ぢゅるる♡ ァは♡ 先っぽから、しょっぱぁいお汁が出てきとるなぁ?♡ おちんぽさん元気元気♡ いっぱいエッチなことしたいってゆっとるでぇ?♡」
「ぁ、あぁ、はぁ、ぁぁっ♡」
かわいい子や、ほんまに……♡ 私は口からチンポを放すと、彼の両手を持った。首の脈が目にわかるほど打ち、それに伴って下の方。彼の可愛いチンポも、びくーんっ、びくーんっ、って、脈打っとる♡ そのまま両手を、私の焼けた褐色の肌を包む、ビキニのおっぱいに当てたる♡ ああ、やっぱり男の子なんやなぁ。すぐにおっぱいに両目が移って、むにむにって触って来とるわ♡
「そぉんでぇ? 君はどうなん?♡」
「えっ、ぇ……♡」
「だぁからぁあ……♡」
私は立ち上がると、太ももでグリグリとちんぽさんを押し当てながら耳元で語りかける♡ ちんぽさんがビクビク震えて今にも爆発しそうやけど、ギリギリのところでお預け♡ 薄い胸板も上下して、可愛い口は溺れているかのように必死で息を吸っている。私はそれらを眺めながら、乳首をカリカリと弄ってやった♡
「お姉ちゃんと、エッチなこと、せえへん?♡♡♡」
「ぁっ、あっ、ぅ……うぅ……♡♡♡♡♡」
「したいんやろぉ?♡ こんなにおっぱい揉んで、おちんぽさん、出したい出したい言う取るでぇ?」
「ぅ、う゛っ、ぅぅっぐぅぅ♡」
「はーい、残念♡」
「う、ぅぅ゛♡」
私はおちんぽさんから太ももを離して、また彼の腰の前に頭を戻した。
随分強情な子や。正直、ここまで耐えるのは予想外やった。ハル君はもうすっかり涙目で、目の両端に大粒の涙をためてきている。細い腰はこわれたオモチャみたいにガクガクと震え続けているし、歯も音を鳴らしてしまっている。もうこのまま一秒でも長くフェラしたら暴発してしまうくらいの焦らしっぷり。手コキですら危うい状態なんや。なのになぜ、頑なに言いたくないのか。私はわからんかった。
別に私としたくない訳やない。こうしていながら、ちゃっかり両手で私のおっぱいを揉んできとるし、ちらちらと私の方を見てくるのは変わらない。一方で無理やり出したいからとフェラしている途中の私の頭を抱え込んで無理やり出すなんてこともせん。こういう焦らしプレイが好きというわけではなさそうやった。彼の表情に有る辛さには嘘はなかった。
「なあ、ハル君。出したいんと違うのぉ?♡ 私と二人でエッチしたいんやないの?」
「……っ、……」
「ホントは乱交プレイやりたいんやったら、今からおっさんとこ行って混ぜてもらおうよ、いいって言ってくれんで?」
「ち、違う、違うの……お姉ちゃん」
「んもぉ。そんなんわがまま言うんやったら、私向こう行って」
「や、嫌だぁ!」
「あ」
「ん゛ッ♡♡♡」
私が離れていってしまおうと少し離れた途端、慌てたハルくんは私に近寄ろうと勢いよく踏み出した。けれど、元々限界近かったのだろう。震える足腰ではまともに踏み込めるはずもなく、バランスを崩したおちんぽは、そのまま私の谷間へと滑り込み……。
「お゛っ、お゛ぉお゛ッ、んぉお゛っほぉおお゛♡♡♡♡♡」
「うっわ、すご……!♡」
そのまま大量のザーメンを、私の谷間マンコにぶちまけてもうた♡ ハル君は両足をピーンッと伸ばして舌を突き出しながら、長尺数十秒にも及ぶ射精をぶちまけていく♡ 当然、私の褐色肌のおっぱいは、白い精液でねっとねとになり、谷間の上部分はねっとり♡ 下の方からはこぼれたザーメンが下乳へと広がっていってしまっている♡ ハル君は私の肩を掴んだまま射精を終えると、ヘナヘナと力が抜けたように私にもたれかかっていく。力なくずり落ちていきながらも、その小さな手を、私の背中へと回し……彼は一言つぶやいた。
「僕とだけ、して…………」
「え……」
私は崩れ落ちる彼の体を支えながらその顔と向き直った。一気にこらえていたものが崩れたのか、目尻に溜まっていた涙がこぼれ落ち、ハル君はしゃくりながら言い続けた。
「ごめん、なさい……ごめんなさい……でも、僕……お姉さんが、他の人とシてるの、なんか、すっごく……嫌だった、から……」
「ハル君……」
「お姉ちゃんと、二人でエッチしたい、けど……そ、それだけじゃなくて……僕とだけ、シてほしい……僕じゃない人と、シてほしく……ない」
「そ、そんなことなら、言ったらええやん! なんでそんな耐えて」
「だって、わ、悪いこと、だから」
「え……」
「ほ、他の人と、セックスするの、ダメっていうの、は……わがまま、だから……ダメ、だから……僕とするより、も。お姉ちゃん、おじさんと、する、のが……気持ちよさそう、だった、からぁ……でも、でも僕、どうしても、嫌で……ママとか、学校の子とかと、全然、違くって……」
「ハル……君……」
「ごめんなさい……ごめんなさい……」
ああ、そっか……。
私は泣きじゃくる彼を抱きしめながら、ようやく理解した。あの日、村の外の世界が変わった日から、恋愛の形は変わったんやと。
町の中ではどこでも、誰でも。この間彼氏ができたっていうクラスのギャルを、クラスメートの男子が後からちんぽしても文句言われへんのは。買い物帰りの主婦と娘を、仕事帰りのサラリーマンのおっさんがぶち犯してもなんもならんのは。ハル君が大好きなお母さんに相手されなくても、目の前で浮気ちんぽにヨガっているところを見ても我慢できたのは……「他人のセックスを留めてはいけない」という常識があったから。
けど、私には……私にだけは、違う……。
「ハル君。お顔、上げてや?」
「……?」
私は溢れる涙を指ですくって、彼の頬をなでた。
「そんなら、私がハル君とだけセックスしたくなるようにする方法、教えたげる……♡」
「ほ、本当……?」
「その代わり、ハル君も。私以外の人とセックスしたらあかんよ? これから先、ずっと。浮気したらあかん。守れる?」
「うん……絶対、守る」
「……そんなら、おいで?」
私は彼を起き上がらせ、手を握りながら小屋を後にした。
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もう月がだいぶ傾いてきた。山の端に隠れて、そろそろ落ちていく頃だろう。遠くの方では鳥が鳴いている。私は防波堤の先の方へ、ハル君と一緒に歩いていった。
「ハル君……本当に、私でええんか?」
「え……?」
「私とだけセックスする、そんな人生でええの? もしかしたら、私よりもおっぱい大きい女の子と会えるかもしれんし、可愛い子とも会えるかもしれんよ? 私はハル君がそうやって愛してくれるんなら、わたしも応えるけど……本当にええの?」
「いいよ」
間髪入れずに、ハル君は応えた。さっきまでの優柔不断で、もじもじとした男の子の顔とは違う。じっとわたしの顔を見て、私の手を握って言う。
「僕……よく、わからないし、うまく言えないんだけど……凪お姉ちゃんは、他の人と違うっていうのは、わかる」
「ハル君……」
「僕はまだちっちゃいし、子供だし、いけないことだけれど……凪お姉ちゃんが僕とだけセックスするんだったら、僕絶対に、世界で一番、凪お姉ちゃんを気持ちよくさせる。僕の一番は、凪お姉ちゃんだから」
「……分かった♡」
男子三日会わざればっていうけど、すごいもんやなあ。男の子って……♡
私はそんな彼の前で両足をつま先立ちにしつつ、左右に膝を開いてガニ股に。オマンコをくいっと揚げながら、両手は膝の上に置いて、オマンコを見せた♡
「ハル君……オマンコ見たこと、ある?♡」
「う、うん……ママのだけど」
「そっか……そんなら、おまんこに指、入れてみ?♡」
「うん……」
ぬぷりと、小さな指が入ってくる♡ ああ、そこ……♡ イジられる手付きに、私は思わず、ゾクゾクっと背筋が震えているのがわかった♡
「そう、そのまま……お、お腹の方、擦って、ゆうっくり、奥いれてって……?♡」
「こ、こう……?♡」
「お゛ッ、ん゛ッ、ぉ、お゛ぉ♡♡♡」
「お、お姉ちゃん?!」
「抜かんといて! だ、大丈夫ぅ、き、気持ちええんや……♡」
「そう、なの……」
「そ、そしたら今度は……ぐりっと上の方に指の腹向けて? わかる?」
「うん……♡ そ、れ……っ♡」
「ぁ゛ッ、あ゛っ、いぃっ、そこっ、そっこ、ぃい゛っ、んっぐ♡♡♡ も、もっと、無理やり、ぐって、入れ゛ッ、んっぐ♡♡♡」
「わ、わ……♡ なんか、プニッとしたのに、あたった……♡」
「お、おくっ♡ 奥まで突いたら、グリグリぃってシたり、上下に、動かしたり、お゛ぅぅ♡ お゛ッ、ぉ、お゛ッほぉお゛♡♡♡」
「お姉ちゃ……♡♡♡」
「アカンっ♡ あ゛ッ、あ゛ーーーいっぐ、ぃぐッ♡ いぐいぐっっぐぅうううう゛♡♡♡♡」
オマンコから勢いよく、潮がぶっしゃーっとぶちまけられていく♡ まるでポンプ式の水鉄砲のようにそのまま海に落ちていく潮を見たのか、あるいは私の姿を見て驚いたのか、ハル君は目を丸くして私のことを見てきていた。さっきまで入れていただろう指は、根本までべちょべちょ……♡ おそらく一番長い中指を入れたんだろう。薬指と人差し指まで、ねっとりと濡れてしまっていた♡
「はぁ……はぁ……♡ ハルくん、わかるぅ……?♡ 今のが、お姉ちゃんの……オマンコの弱点、全部や……♡♡」
「お姉ちゃんの……気持ちいい、ところ?」
「はぁ……んっぐ……んふふ、教えたの、ハル君だけなんやでぇ?♡ ほら……♡♡♡ もう後はわかるやろ?♡」
「……うん……♡♡♡」
「ここで、お姉ちゃんのこと、メッチャクチャに犯したってや♡ 村の男達全員に、私を一番気持ちよくできるんは、僕なんやって、凪お姉ちゃんは僕のなんやって♡♡♡ アピールしたろ?♡ な?♡」
ああ、もう始まってまう♡ ハル君は私の後から近づくと、裸んぼの体の真ん中で、おっきなちんぽさんをビンビンにさせて、私の体をよじ登ってきた♡ おしりを突き出してオマンコ向けて♡ 雄が雌の上に登って♡ 困難完全に動物の交尾♡ 発情期の犬っころとおんなじや♡ けど、けどもう戻れん♡ 体が完全に受け入れてんのわかる♡ おっさんとスルときとぜんぜん違う♡ この子の雌になりたいって、体中で言ってる♡ あかん、あかん、頭おかしなって……
「凪お姉ちゃん……♡♡♡」
「な、なに……?♡」
「大好き……♡♡♡♡♡」
「ッッッ♡♡♡♡♡♡」
そんなん、そんなん……そんなんズルやんかぁ……♡♡♡♡♡♡♡♡♡
「オお゛お゛ぉ゛お゛おッッ♡♡♡♡ お゛ッ、んぉお♡♡ ンお゛お゛おぉおおッっ♡♡ おお゛ぉおお゛お゛お゛ッ、おお゛おおお゛♡♡ ンぐぅうぅうう♡♡ あっ♡ ぁ、あ、ぁぁッぉ♡♡♡ あッ、んっぐ、ぁッん゛♡♡♡ ぉっほぉおおおおお♡♡♡♡♡♡♡」
こんなに雌堕ちしとるのに、好きって言われながら一番弱いコースでチンポぶち込まれて、耐えられるわけないやんか♡♡♡ 私はもう、波の音で掻き消えないほどに、おっぱい揺らして、おマンコ汁ぶちまけてアクメ声さらしていた♡♡♡
「お姉ちゃんっ、お姉ちゃん好きっ、だい゛、好きッ♡♡♡ 凪お姉ちゃんすきっ♡♡♡ 好き、だよぉ゛♡♡♡ おお゛ぉおお゛お゛お゛ッ、おお゛おおお゛♡♡」
「んっぐっ、ぉっ、おまんこッ、おまんこお゛ッ♡♡♡ あっぐ、ぎもぢぃっ、ぉゥ♡♡♡ お゛ッ、そこ、そこきもぢぃい♡♡♡♡♡」
「あ゛っ、ァッあ♡ あッ、っぐ、あ♡♡♡ 僕も、ぼくも゛っ♡♡♡ あっ、おちんぽ、チンポきもぢぃっ、んっぐ、っぉっほぉおお゛♡♡♡♡ なぎおねっぢゃ♡♡ すきっ、大好きっ♡♡」
「わ、わたしもっ、はるくんっ、はるくん゛っ、すきやぁ♡♡♡ あ、あたまおかしなるっ♡♡♡♡♡ で、でも、でもぃい♡♡ はるくんすきッ、大好きっ、お゛♡♡♡ んぉおっほッ、お゛ッぉおおおおおおお♡♡♡♡♡♡♡♡♡」
いったいどれほどの声で鳴いているのだろう。それとももう、本気で好きになっちゃったから、他の音なんかわからんのやろうか♡♡♡ 後ろの方からエッグい音聞こえてきている♡♡♡ タパタパタパタパタパタパっ♡♡ 何度も何度も小刻みに腰を打ち付ける音♡♡ ハル君は教えた通りの、いっちばん弱いところを、いろんな方向から突きまわしてきている♡♡♡ こんなん考えてやってるんやろか♡♡♡ けど、そんな風には見えん♡ でも私も、おまんこ周りどころか、汁が飛び散ってお尻全体、太ももまでびっちょぬれになっとった♡♡♡ もう何遍イったんかわからん♡♡♡♡ 気持ちいいのが、寄せて離れてまた寄せて、ずーーーーっとイくの、止まらへん♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡
「お゛お゛ぉ゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛お゛ぉ゛お゛ぉ゛お゛ぉ゛♡♡♡♡♡♡♡♡♡♡ おまんこッ、おまんこいっぐ、ぃっぐ、いでまぅう♡♡♡♡ あっ♡ ぁ、あ、ぁぁッぉ♡♡♡ あッ、んっぐ、ぁッん゛♡♡♡ オお゛お゛ぉ゛お゛おッッ♡♡♡♡ ちんぽさん、お゛っ、ハル君チンポさん、えっぐ、ぎもぢぃ♡♡♡♡♡ お゛ッ、んぉお♡♡ ンお゛お゛おぉおおッっ♡♡♡♡」
「お姉ちゃんッ、僕っ、ぼく、すっごいの、来るっ、おしっこ、おしっこ出ちゃうかも゛♡♡♡♡♡ やばいっ、あ゛ッおおおっほ、おぉお゛お゛お゛お♡♡♡♡」
「ええよっ、ええ♡♡♡♡♡♡♡ もぉ、何でも出していい♡♡♡♡ ハル君のこと、全部受け止めたるから、だからっ♡♡♡♡ だからやめんで♡♡♡ ぶちまけて、私のこと、全部ハル君のにしてぇえ゛ええ♡♡♡♡♡♡♡♡」
「あ゛ッ♡ あっ、あ゛っぎ♡♡♡♡ ぁあ゛、あ゛ぉ、あ゛ぁ♡♡♡♡ 出るッ、出る出る出る出る出る出るッッ♡♡♡♡ お姉ちゃんにだすっッ、だすっ♡♡♡♡♡ ォッホォオッおお゛ぉ~~~ーーーーーーーー♡♡♡♡♡♡♡」
「お゛っ、ぉお゛♡ オお゛お゛ぉ゛♡♡♡ おおおっほ、おぉお゛お゛お゛お♡♡♡♡ いぐっ、ぃっぐ、マンコっ、まんこいっぐぅうううううううう♡♡♡♡♡♡♡♡ お゛おッッ♡♡♡♡ お゛ッ、んぉお♡♡ ンお゛お゛おぉおおッっ♡♡♡♡」
火傷しそうな、マグマみたいな、融かしてドロドロになった鉄みたいな、あつくてどろっどろのモノが、私の中にぶちまけられた。火傷するのかと思った。けれど、お湯をこぼした時とは違い、同時にずっと、この熱をお腹の中に持っていたい。そう思った。あまりの快感に、足がふらつき、何度かたたらを踏んだ後……不意に明るくなりかけた空が視界に入り……視界は泡に包まれた。
海の中やと気が付いたのは、浅い海底に軽く体を打ってからだった。そしてもう一つ気が付いたことがある。今日は波なんてほとんどない。こうして揺蕩う間にも見上げる透明な水面は静かなもので白い網のような模様が広がっているばかりやった。水の中で体を掴まれる。見ると、ハル君が私の体に触れてきていた。泳げないと言っていたんに、彼の表情は落ち着いていて私の顔を静かに見つめていた。私もそんな彼を抱き寄せて、そっと静かに、唇を合わせた。ぴったりと合わさった唇の内側。唯一空気のあるその場所で、私達は舌を絡めて、揺蕩った……。日が昇り、浅瀬を明るく照らしてる……ああ、もう……このままで、いたい……♡♡♡
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日はずいぶんと高く上った。目は眠気にまどろみ、ぼーっと海の方を眺めている。そりゃあそうか。夜が明けるまであんなセックスを繰り広げて、濡れた彼をシャワーにかけてから何とか送り出したんやから。眠っている暇なんてなかった。防波堤には一隻の連絡船がつき、三人ぐらいの人影が乗っている。その中の一人がこっちを見た風に見えたけど、すぐに前の二人に呼ばれて連絡船に乗っていった。静かな海に、白い泡を残しながら連絡船は離れていく。
見送りに行くべきやったろうか。けれど別に約束はせんかった。お互い疲れていたのもあったし……私はちょっと、怖かった。恋愛のゴールってなんやろうか。好きになった相手と、セックスすることと違うの? あの時は高ぶっていた。興奮していた。だから……。確かめるのが怖かった。ハル君は来年も来るんやろうか。その可能性は少ない。親戚がいるわけでもない、観光名所があるわけでもない。あるのはただ自然と、寂れた民宿に、何でもない女子高生が一人。ハル君は来たいといっても、そんな場所に彼の親が来るやろうか。
これでいいんや。ひと夏の思い出。旅先で出会ったエッチなお姉ちゃんとエッチな思い出。それでええやんか。
「凪ぃー、いるかぁ?」
サンルームでぼーっと海の方を眺めていると、庭の端からひょっこりと民宿のおっさんが顔を出した。寝不足やと愛想悪なるなぁ。いつもは別になんも思わんけど、日の光に当たってテカる額がやったらうっとおしく思う。おっさんは私を見ると片手を上げながら中に入ってきた。
「なーんや、いるんやないか。返事せえよ返事」
「何や。眠いんやけど」
「んな煙たがるなやぁ。ええもん持ってきた」
どうやって断ろうか。おっさんの持ってきたモノの中身を考えるよりも、私はそっちを考えていた。眠いし気分やないと断ろうか。けどそんなその場しのぎの方法がいつまで続くんやろうか。どうせいいものったって、新しいエロ水着とか、ディルドとかやろうし……断ったら断ったで、明日からどんな顔して過ごしていけばいいんやろか……。別にええか。終わったことにくよくよ悩んでもしゃあない。今日はみんなに頼んで、前も後ろも口も胸も、頭おかしなるまで思いっきり……。
「凪、凪ぃ。おい。返事せえや」
「あー。そやなぁ、それやったら、今日は民宿でみんな呼んで……?」
私はおっさんの差し出したものに首を傾げた。差し出されたのは、小さな紙やった。何の変哲もない。電話の横とかにおいてあるメモみたいな白い紙。そこを開くと、アルファベットがいくつか書かれていた。
「……?」
「連絡したれや」
「え……?」
おっさんは照れくさそうに笑いながら頭の後ろを掻くと、自分のポケットからスマホを取り出して見せた。
「お前がこのまま逃げたら、凪を頼んだ俺の立場がないやろぉ? まあ寂しいんはそうやけど……そもそもがそもそもや。これでええ」
「……」
「みんなには俺から話しとっから。な? 未来の旦那を、悲しませるもんやないでぇ。ほんじゃ」
おっさんは庭から出ていき、しばらくの間、セミの音が聞こえていた。
私はすぐさまソファから立ち上がり、自分の部屋からスマホを手に飛ぶようにして戻ってくる。トークアプリに、メモのアルファベットを打ち込んで、登録。すぐさま通話をかけ、つながった。
『もしもし』
「……ハル、君……?」
『あ、凪お姉ちゃん! よかった、つながった!』
「…………」
『もしかしたら、寝ちゃってるかもっておもって、民宿のおじさんに渡してって、お願いしたんだ。ちょっと不安だったけど、凪を頼むって言ってくれたし……おじさん、ちゃんと渡してくれたんだね』
「……あの、ハル君……わ、私……」
『待ってて』
ハル君の声に、私は息をのむ。胸がこんなにも、苦しくて、痛くて……心地いい。
『僕、絶対凪お姉ちゃんのこと、お嫁さんにするから。毎日トークするし、来年も行く。お手伝いいっぱいして、ママとパパに連れてってもらう。大きくなったら、自分のお金で行く。絶対……絶対行くから!』
「うん……うん…………」
『だから待ってて、お姉ちゃん』
「うん……」
波一つない、静かな海の上を、連絡船が一筋白い尾を引いて動いていく。その白い線につられて、私の頬に何かが垂れていった。
「……待っとるよ。ハル君……」
答える私の声は、なぜだか、震えていた。