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というわけで、初めての試みですわ。

今後は、あたくしの描いた作品の資料を700円プランをご選択いただいている皆様には大公開したいと思います。


短いSSですので大したものではありませんが、よければお付き合いくださいませ。


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〇コンセプト

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1……700円プランの皆様に、今まであまり深くは触れてこなかった、この世界(催眠わ~るどシリーズにおける世界)のごくごく一般的な生活を描くことで改めてこの世界のスタンダードを伝えていく。

2……なるべく特異なことは起こさず、淡々とした日常を描いていく。

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〇登場人物

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・主人公

 前川千秋。通称ちーちゃん。某所に住んでいる、二十代中ほどの事務職で働いている女性。交際相手の「夏くん」と同棲している。スリーサイズは87/54/89と現実世界ではメリハリのついたプロポーションだが、この世界においては極めて平均的な数値。

 セックスに対するハードルはバリアフリーがごとく低く、頼まれれば誰とでもセックスをする。しかし同時にセックスと恋愛感情は別物らしく、夏くんとのセックスは何物にも代えられない幸福の時間として考えている。


・夏くん

 菜摘夏。通称夏くん。物語上ではラストシーンに登場するのみだが、主人公の交際相手。あまり自信がなく、かっこいいわけでもない、優しいだけが取り柄の一般男性。

 物語上ではほとんど描かれないが、千秋のことを誰よりも愛している。自分には何もないと悲観しがちな性格であり、周囲からの評価は低めで自分から体の関係を誘うことは千秋以外にはまずない。

 この世界における純愛を示すための指標として物語上で機能する。多くの読者が感情移入をしやすくするため、外見的な特徴は希薄にする。


・鈴木さん

 主人公の隣の部屋に住んでいる老人。毎日主人公に下の世話を頼んでいる。数年前まで伴侶がいたが、現在は独り身の様子。

 物語上ではこの世界の一般的な習慣を描写するために使用される。


・筧先輩

 主人公の先輩。長太部長の不倫相手として一番のセックス相手となることを画策中。美人で努力家で有能。しかし誘惑の方法は一昔前の男性なら引っ掛かる程度でこの世界においては男を誘うのが下手。


・長太部長

 筧先輩の取引先。この世界では枕営業が一般的であることを描写するために機能する。悪人ではなく極めて善良な人として描くことで、枕営業がより当たり前のものとして描く要素となる。

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〇各シーン解説

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・朝のシーン……


 この世界においては、ハメ穴フリー法という大規模催眠によって、テレビに生の性行為が写されていたり、フランクに性交渉が行われる様子を描写する。

 主人公が鈴木さんにフェラをしていたのは、この世界における通念的な常識があり、「身寄りがなく」「独り身で」「風俗を呼ぶ経済的余裕もない男女」は、周囲の男女が性処理を行うことが当然のことで、タイミングはまちまちだが多くの場合は性処理を行われる側が周囲に頼むことで成立する。

 これが断わられることは稀で、言うなれば「ごみは決められた曜日にきちんと出す」くらいには守られている。あからさまに断ったり、嫌悪感を示すことはマナー違反につながり、むしろこれによって性犯罪や非合意のレイプを少なくさせるのだという認識がされている。


・昼のシーン……


 この世界におけるごく一般的な会社内の風景を描く。

 営業職の男女は外に回って会社の顔として契約を取るために、基本的には美男美女で、かつ、男性であれば巨根で筋肉質、女性であれば巨乳・巨尻といった、一般的に性的欲求をあおる容姿の人間が選ばれる。最もあくまでも枕営業は方法のひとつでしかないので、それだけでは働いてはいけない。

 一方で事務職は外見的には地味な男女が多いが、電話対応をすることが多い。主人公のように容姿は営業職だが、能力不足とみなされた社員が回されることも多い。逆に器量の悪い人間だとほとんどセックスするような機会はないのかというとそうではなく、社会人の中には営業職のようなきらびやかな男女よりも、少し不細工な男女のほうが安心するということで一定数の人気を確保している。

 セクハラ電話やセクハラメールが日常茶飯事であり、昨今は減ったが、日常のセクハラメールでは取引先等から毎日のようにチンポやおっぱい、おまんこの写真付きのメールが担当の社員に送られてくる。これは、事務職社員のデータは営業職社員が枕営業の道具としてリストアップされたものを先方に配ることが通例化しているためである。


・夕方のシーン……


 この世界における先輩後輩のギスギスとした関係と、枕営業がどのように行われているかを描写するためのシーン。

 枕営業は一般的に交渉役の社員と、先方に奉仕するための社員が必要になる。これを二人で兼任することもあるが、事務職の中に先方のお気に入りがいると、その社員が枕営業社員として性交渉を行う。営業中に男漁り、女漁りをする社員もいるので、今回のように狙っている男性が別な女性を気に入ってしまうとだいぶギスギスとした雰囲気になってしまう。


・夜のシーン


 この世界における純愛のカップル同士のセックスを描写するためのシーン。

 この世界では現実世界よりも純愛を重視しており、何も言わずともスタイルのいい女性やチンポの大きな男性とヤれるために、恋人同士のセックスではそれでは得られない充足感を味わうために行う。

 「そうはいっても、この世界どうせチンポがすべてなんでしょ?」と深読みしてくる読者に「いや、純愛もあるんじゃい」と言い張るためのシーン。


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以上が、簡単な作品解説でした~~~。


いかがでしたでしょうか、もしよければこれにも様々なことを書いて、催眠わ~るどの世界観がどのようなものかを語っていきたいと思います。


もし今後の投稿にご希望がある方は、コメント欄から是非コメントをおかきください。


ではでは、ごめんあそばせ!


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