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 ロリ妹から一方的身体を入れ替えられた男が、なんやかんやで近所の男の子の童貞を奪い、妹の処女も失くしてしまう話です。

 戻らず終わります。

 ……これといって言うことがない。

 以下、本編どうぞ。


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「おはよ~……お兄ちゃん」

「おはよう、秋葉《あきは》」

 平日の朝7時。今日一日を元気に過ごすため、キッチンで朝飯を食っていると、妹である秋葉が現れる。秋葉は小さい口を目いっぱいに広げてあくびをした後、隣の席についた。

「……ん~」

「また夜更かしかよ?」

「うっさい」

 睨みつけられる。

 秋葉はまだ小学4年生。俺がそれぐらいの頃は鼻水垂らしてアホみたいに騒いでいたものなのだが、インターネットが当たり前にある世代であり、夜遅くまでスマホとにらめっこ。

 これがゲームや動画サイト視聴、あるいは友達とのおしゃべり等ならそれは健全といえるのだが、どうやらまた違うようで俺にはよくわからない世界だった。

「あ~……学校行きたくないなぁ~……」

「早く寝ろよ」

 カリカリに焼かれたトーストを目の前に差し出してなお、秋葉はぐでぐでとテーブルに突っ伏している。髪がスクランブルエッグにかかりそうでちょっとやめてほしい。

「アレ、使ってみようかな」

「仮病とかなら……いや、どうしても学校に行きたくないなら無理にとは言わないけどさ」

「は? キモ。なにわかったような口きいてんの」

 別に秋葉の事は嫌いというほどでもないのだが、はっきりいって性格は悪い。うちは二人兄妹、親族いとこにも姫が少ないこともあって、母さんや父さんはかなりの溺愛気味だ。俺が蔑ろにされているということもないので静観していた結果、この通り。

「あ~……よし。お兄ちゃん、言ったね? どうしても行きたくないなら無理しなくていいって」

「なんのつもりだよ」

 秋葉は笑い、椅子からぴょんと飛び降りた。何を企んでいるかは知らないが、俺はあまり気にせずマグカップのミルクココアを傾けて――



「――ん、お?」

 ――舌の中で転がしていたココアの味は、突如として消えた。

 それどころか、ここはキッチンですらない。イルカやカメのぬいぐるみ、青いランドセル、紺や空色でまとめられた部屋。どこからどう見ても、秋葉の部屋だ。

 俺も寝ぼけていたか? ここまで夢だったか? けど、そうだとしても秋葉の部屋で眠っていた可能性はない。そして目の前には『入れ替え完了!』と表示されたスマートフォンの画面。

 混乱していると、どたどたと騒がしい足音がして部屋に誰かが入ってくる。

 それは――俺自身、だった。

「……は? へ?」

「私、学校行きたくないから代わりに行ってきてよね? あ・き・は・ちゃん?」

「……?」

「ああもう飲み込み悪いな。私の顔でアホ面しないでよ」

 ぼんやりしていると、目の前の俺自身は俺の手元からスマホをひったくり、かわりに机の上にあったスタンドミラーを渡してくる。反射的に覗き込むと、映し出されたのは――ぼけっとしている秋葉の顔だった。

 鏡に、秋葉の顔? それに……代わりに学校? ってことは。

「まさか、俺が秋葉に……って、声も」

 自分の喉から出たのは、家で聞き慣れたキンキン声。それによく見れば、視界の端っこには茶色がかった髪がふんわりと垂れているし、俺が着ているのも裾やら袖がふりふりとしたピンクのパジャマ。その手足は細く華奢で、俺のものとは思えない。

「そ。学校行ってきて」

 整理がついてきた。つまり、秋葉は秋葉の意思によって俺と身体を入れ替え、俺を学校へと行かせようとしている。おそらく、さっきスマホに映っていた『入れ替え完了!』という文字列も関わっているのだろう。

 俺自身――俺の身体となった秋葉はさっきからずっとニヤニヤしている。事態を飲み込めていなかった俺を見て面白がっていたようだ。

 それも気に食わないが……もっと問題がたくさんある。

「やっとわかってきた? 学校から帰ってきたら、元に戻してあげるから」

「……待て待て。俺に秋葉のフリをしろってか? イタズラはやめてもとに戻せって。勉強はともかく、友達とかのことは――」

「大丈夫。なんとかなるから。頑張ってね。私はどっか行くかな~」

「あ、おい」

 俺は大学に行く準備を済ませており、そっくり横取りしていった秋葉は足取りも軽やかに家から出ていってしまう。追いかけようとしたが、本来の俺の靴を履いて秋葉の足には合わずずっこけてしまい、完全に見失ってしまった。

「……おいおい」

 家の中に戻ると、母さんが朝食を食べろと催促してきたのでひとまず秋葉の椅子に座り、食べかけだったトーストを――秋葉のトーストを咀嚼しながら考える。

 秋葉もスマホは持っているだろうが、あの様子じゃ電話をかけて呼び戻そうとしても無駄。冷静に考えてみれば大学生に小学生女子のフリをしろ、なんてできるわけがないのだし、兄妹かつ子供とはいえ異性にされて一日過ごせなんてのは正気じゃない。

 だが、残念ながら主導権は秋葉が握っている。理屈は通じない。せめてもの抵抗とお互いのためという正当な理由はあるものの、学校を休んだら何をされるかわかったもんじゃなかった。

 仕方ないか。俺は腹をくくらざるを得なかった。今日の大学の授業は出なくても問題がないものだし、もう秋葉は放っておくことしかできない。言いなりになるみたいで癪だが、俺は秋葉として学校に行くほかなかった。

 朝食を食べ終えた俺は、歯磨きやら洗顔やら、朝の身だしなみを整えてやる。流石に家族とはいえ他人の歯ブラシはちょっと嫌だった。

 それから、秋葉の部屋に入る。

「……さて」

 俺はパジャマを脱ぐ。マリンボーダー柄のショーツとキャミソールというまあお子様らしい下着に、お子様らしい体型。

 ぺったりとした股間をさする。やはりというかチンポはなくて平坦だ。ゴムを引っ張り中をちらりと覗くと、綺麗な一本筋だけがあった。

「うわ……」

 血の繋がった妹でもあり、別に珍しくもなんともない格好なのだが、これが自分だというのは違和感がすごかった。

 ふと視線をあげると、下着の上から身体をまさぐっている秋葉の姿。秋葉の性知識は……聞きかじっている程度だろうか。教育は受けているだろうが、兄とはいえ異性に身体を預けるあたり、恥じらいなんてものはまだ備わっていないだろう。

「……可愛いな」

 秋葉は外見だけなら可憐という言葉が相応しい。まんまるの目にぷにっとしたほっぺ、整った顔立ちで声も綺麗なもの。もっともそのおかげで周囲に可愛がられているのも、性格が歪んだ一因なのかもしれないがともかく。

「お兄ちゃん、大好き♡」

 姿見の前で、きゃるるんとポーズをとり言ってみる。少し虚しいが、やはり愛らしい。あの秋葉だとわかっていても、なんでも許してしまいそうだ。しかしながら下着姿なので、一抹の危うさもある。

 俺は少々照れながら着替えに手を伸ばした。ピンクのワンピースにショートスパッツ。これも女の子女の子した服装で恥ずかしいし、ぴっちりと張り付く股間がくすぐったい。

 続いてランドセルを開いてみるが、ほとんどノートや教科書は入っていない。学習机にも見当たらないので、学校に全部置きっぱなしなのだろう。毎日持ち帰るのは腰に良くない気がするので、不真面目だとか言うつもりはない。

「おっと」

 さて家を出てやろうか、というところで髪が流しっぱなしだったことに気がつく。梳かしてからツインテールに結ってやり、貝殻のモチーフがついたゴムで留める。

「……うわ、秋葉だ」

 パジャマから着替え、ばっちりと髪を整え、ラベンダー色のランドセルを背負う秋葉の姿。さっきまでも間違いなく秋葉だったのだが、いわば家の中のだらけきった秋葉。外に出る格好になったことで、他者からも秋葉として見られる支度をしたような実感が湧いてくる。

「……」

 どうしてこんなことになったのかという困惑が再度芽を出す一方で、身体の深いところがきゅんと唸った。おそらくこれは……女装をしていることでそわそわしているだけだ。妹に、小さな女の子になって喜んでいるだとかそういう類のものではない……はず。

「……い、いってきまーす」

 俺は邪念を振り切るように、秋葉のシューズを履いて家を飛び出した。



 とぼとぼと歩いて到着した小学校。秋葉は『なんとかなる』と言っていたが――実際、その通りだった。

 推測の域を出ないが、俺と秋葉の身体を入れ替えたアプリらしきものは、多少の記憶やら感情やらも相手に伝える仕組みがあったのだろう。身体が交換される、という事からしてあり得ないのでそんな機能があっても不思議ではない。

 まだ小学生、多少のグループやらスクールカーストはあるがそこまで表立ったものもなく、外面のいい秋葉は友達も多い。というより、おそらく秋葉から虐げられているのは俺だけで、ストレスのはけ口になっているのではないかとさえ思った。

 もっとも記憶云々はおそらく秋葉がコントロールしているのか、たとえばトイレについては全く思い出せることがなかった。

 そのため――俺はピンク色のタイルが眩しい女子トイレに入り、周りから女の子の声が聞こえてくる中、妹のスパッツとショーツを脱がしておまんこを晒し、どこから出てくるかも判然としないおしっこを垂れ流した後、年齢が二桁にもならない女の子のあそこを勝手に触る――という、字面にするととんでもない行為を強要されてしまう羽目となった。

 それも、なんだかドキドキしてしまったのだが――気の所為だということにした。


「~♪」

 無事学校を終えた、帰り道。数度のトイレ以外にトラブルや壁はなかった。むしろ久しぶりの小学校は楽しかった。女の子として過ごすという点が新鮮だったのかもしれない。

 この感想を秋葉はどう受け取るだろうか。気持ち悪がられたら最高の意趣返しではある。しかし味をしめてたまに入れ替えられたら俺の生活の方がまずいかもしれない。ずっとこのままなんて、もってのほか。

「ただいまー」

 家に着いた俺を母さんが出迎える。しかし、まだ秋葉――今の俺から見た『お兄ちゃん』は帰ってきていないらしい。俺の身体をエンジョイしているようだ。

「……むー」

 対して、俺は暇だった。秋葉のスマホも俺のスマホも持っていかれた。小学校なので下校してもまだ14時前。母さんが買い物に行くというのでついていく手もあったのだが、秋葉の身体でうろつくのも御免被る。万が一、服を選べと言われたら面倒が過ぎる。

 そんなわけで、家で一人ゲームをしていたのだが――不意に家のチャイムが鳴る。窓から外を眺めると、よく見知った影があった。

「ああ……そっか」

 俺はとてとてと階段を下りていき、玄関の扉を開く。

 そこに立っていたのは、夏希《なき》くんという近所に住む少年だった。秋葉のクラスメイトなのだが一人っ子で両親も共働き、なにより礼儀正しく落ち着いているので俺が気に入り一緒に遊んでやっている子だ。

「あ、秋葉ちゃん、こんにちは。お兄さんは居る?」

「あー……まず上がっていいよ」

「? うん、お邪魔します」

 確かに今日は、俺は午前中で大学が終わるために午後遊ぶ約束をしていた。けどこのまま帰すのも申し訳ない。俺は夏希くんをリビングに通して、いつも通り菓子とジュースを用意した。

「んー……」

「……お、お兄さんは?」

 夏希くんはそっぽを向いたまま、居心地の悪そうに尋ねてくる。秋葉と夏希くんの仲もそこそこだと思っていたのだが、妙によそよそしい。こちらを向いてくれなかった。

 俺は悩む。俺が秋葉によって身体を入れ替えられたのは両親にも黙っており、口外すべきではないはず。しかし、秋葉が使っていた『入れ替えアプリ』について学校で流行っているだとか、何か情報を持っているかもしれない。仮にそうだとしたら空恐ろしいのだが。

 まあいいか。夏希くんなら変にこじれないだろう、という謎の安心感があった俺は隠さないことにした。

「驚かないで聞いてほしいんだけど、俺は秋葉じゃなくお兄ちゃんなんだ――」


「――で、俺になった秋葉はどっか行ったし、どうしようもないって状況なんだ」

「ははぁ……そういえば『入れ替えアプリ』? みたいなのは話に聞いたことがあるかもしれませんね。クラスの何人かが、条件厳しくて使えないとか言っていましたが」

 一通りの事態を夏希くんに説明したところ、どうやら『入れ替えアプリ』はクラスでにわかに流行っていたらしい。しかしかなり対象が絞られ、すぐに廃れていったもの。俺と秋葉で使えたのは、兄妹だとかも関係のない全くの偶然のようだった。

「じゃあ……秋葉ちゃんの見た目ですが、本当にお兄さんなんですね」

「そそ」

 俺はうなずく。非現実的な出来事だが、前提があった夏希くんは理解してくれていたようだった。

 だが、夏希くんが戸惑っていた理由はまた別にあるとすぐ知ることとなる。

「……ひとついいですか。その、パンツ……見えています」

 俺はいつもの癖で、ソファの上で三角座りをするような体勢になっていた。締め付けの違和感がすごいショートスパッツも脱いでいたため、夏希くんからはずっとマリンボーダー柄のお子様ぱんつが丸見えだった。最初目をそらしていたのは、これが原因だったらしい。

 そういえば夏希くんは話の最中から俺の方を向いていたし、なんなら視線が下に落ちているのも気づいていた。お菓子に気を取られているのかとも思っていたが、なるほどひそかに覗いていたんだな。

 ――見られていた。急激に恥ずかしくなってくると同時に、お腹の中が

ぽかぽかとしてくる。こんなでも秋葉は妹なので、はしたない姿を晒すわけにはいかないのは確かだが、俺が羞恥心を覚えるいわれはないはず。しかも……この感覚は、この生理現象は男のそれと大差なさそうだ。

「……いいじゃん。秋葉はいないんだし、もっと見ておけって」

「え……あう……」

 俺はソファの上で、ゆっくりと足を開いていく。心臓の鼓動がとくとくと早まっていき、しっとりした汗をかいていった。

 秋葉の女の子の部分を、見たい。

 どうせ秋葉が一方的に入れ替えてきて向こうだって好き勝手してきたんだ。こちらだって遊んでも怒られる謂れはない……はず。

 ごくり、とつばを飲んで、夏希くんの腕を掴む。空いた手で、パステルピンクのワンピースの裾をたくしあげる。

「よし、遊ぶぞ」

 夏希くんは顔を赤くさせ、無言で首を縦に振った。そのまま手を引いていき、俺と夏希くんは秋葉の部屋に入り鍵をかけた。

「……秋葉ちゃんの部屋だ」

「初めてか?」

「うん……」

 夏希くんはせわしなく部屋中を見回す。俺が脱ぎ捨てていたスパッツやベッド、下着が透けるプラスチックのケースでいちいち目を止めていた。

 女の子の友達はいないのだろうし、まだ小学生の夏希くんはまったく経験や知識もない。緊張しても無理もないことだ。

 そんな夏希くんを尻目に、俺はさっさと服を脱いで裸になってしまう。

「よいしょっと」

「!? お、お兄さん……!?」

 平らな胸になだらかなお腹、そしてつるつるのおまんこ。どこからどう見ても成長が始まり性の意識が芽生える前の女児であり、女性的なセクシーさとは程遠い体型だ。

 しかし俺の興奮を受けてか、皮膚の薄い所はほんのりと赤く染まっている。乳首だって、心なしか膨らんでいるようだ。

「ほら見てみろよ……これが女の子の身体だ」

「……ほ、本当にいいのかな」

「いいっていいって。悪いのは秋葉だ」

 それでもなお遠慮がちに、夏希くんは俺の身体を眺める。胸や腰、おしりといった普段隠れている場所を辿った後、やはりというべきか男女差の最も大きい部位に注目がいく。

「おちんちん、ないんだ」

「中よく見えねえな……」

 夏希くんに見せつけつつも、俺もおまんこの中を観察しようとしたがこれが難しい。指で割れ目を開けば淡桃色が顔を出すものの、穴の所在ははっきりしなかった。

 俺はごろんと寝転んで、大股開きをする。鏡には股間が映り、そして中々きつい体勢だが身体が柔らかいおかげでしっかりと正対できた。

 これまで照れくさそうにしていた夏希くんもここは興味津々で、身を乗り出してきた。

「おー」

「女の子の……」

 膣の穴と、お尻の穴。尿道はよくわからなかったが、2つの穴がくぱくぱと呼吸をするように開閉を繰り返している。流石にお尻の穴は男とそう変わらないのだが、股間の構造が違うので結構見え方は違った。

「すげー……んっ」

 膣穴付近をぺたりと触れてみる。甘い疼きが流れ、きゅんと奥に伝わっていくのがわかった。

 そしてここで俺は確信する。この身体は発情している、と。

「……ふぅ……あぁっ」

 秋葉はオナニーなど知らないだろう。そういった場面に出くわしたことも、痕跡があったこともない。そのくせ、幼いはずの身体はばっちり反応している。さほど濡れてもいない粘膜の部分に指を這わせるだけで、全身がぴくぴくと悶絶してしまっていた。

 次第に、指に液体が付着していく。とろりとして糸を引くほどの粘性があり、メスのフェロモンを撒き散らしていたそれは、まごうことなき愛液だった。

「……んっ!」

 俺は指へ愛液を塗り込み、慎重に穴へと挿入する。非常にきつく痛みしかないと言っても過言ではなかったが、妹に――小さな女の子になってオナニーをしているのだと思うと、これまでの人生で一番心地よく、そして緊張していた。

「――ぅぁあっ!」

 そして――あっさりと、その時を迎える。目の前がちかちかとして、持ち上げていた足もぴんと伸びる。全身が脱力し、神経が快楽に塗りつぶされた。

「……あぁ……はは」

 これが女性の性感。まだ秋葉の身体は熟れておらず未完成なのだろうが、それでも強烈すぎた。

「……お、お兄さん……何を」

「あ、そうだった」

 ふわふわとした余韻に抱かれていると、隣に居た夏希くんが泣きそうな顔をしていた。しかも、見下ろされているのでズボンの前が、膨らんでいるのが明白だった。

「ええとね……やってみればわかるよ」

「やって、って……ええ!?」

 俺は問答無用で夏希くんのズボンとブリーフを下げる。勃起したおちんちんはほとんど垂直にそそりたち、小さくも存在感を示していた。

 ……入るかな。秋葉のあそこは十分に濡れているし、夏希くんのおちんちんも固くなっている。

 少しだけ怖くなった俺は、もう少し潤滑剤を増やすことにした。

「はむぅ……っ」

「え……ふわっ!」

 俺はためらいなく、夏希くんのおちんちんを口に含んだ。俺は同性愛者でも男児性愛でもないが、夏希くんの剥けきっていないおちんちんは可愛らしく、あまり嫌悪感がなかった。決しておいしいものでもなかったが、それよりも女の子になって男の子を襲っているという倒錯的なシチュエーションが俺を燃え上がらせていた。

 夏希くんはきっと、俺がさっき秋葉の身体で何をしたのか、今自分が何をされているのか、これから何が起きるのか、そしてこれらがどういう意味を持つのかも知らないはず。

 そんな無垢な男の子を、弟のように想っていた少年を襲う。いや――男にしてやろうとしているんだ。

「お、お兄さん……なにか」

「……っぷ。お口に出したらだめ。出すならこっち……♡」

 俺はベッドに寝転び脚を開く。とろとろになったおまんこも指でくぱぁっと開いてやれば、夏希くんも生物としての生殖本能が呼び起こされたようだった。

 夏希くんはふらふらとした足取りで脚の間に入り、おちんちんを入れようと試みるがうまくいかない。

「あ、あれ……これでいいんだよね?」

「わかってんじゃん――んっ!」

 しかし――にゅるん、といきなりの侵入を許した。

 痛みはあったが一瞬で、それをかき消すほどの満足感と快楽。おちんちんがねじ込まれると、男ではあり得ない体内の箇所がぐりぐりと刺激されて、女になっている実感が与えられる。

 同時にそのスケールの小ささと、目の前で精一杯に腰を振っている夏希の顔、自分の喉から奏でられるか細い声は己が少女になっていると教えてくる。

「ううっ、あぁっ……お兄さん……秋葉ちゃんの中、気持ちいい!」

「うあぁっ、あぁっ、おっ、あぁあっ!」

 手を繋ぎながら、男女の営みを繰り広げる。夏希くんもこの行為が快楽を伴うものだと理解したようで、気持ちいい気持ちいいと言いながら俺を犯してくる。もっとも主導権はとっくに失っており、もう夏希くんのおもちゃになっていた。

 だが、終わりは唐突だった。青すぎる二人はその前触れも知らず――果てることとなった。

「おにっ……何か……あぁっ!」

「あっ、中で――うぁああっ!」

 おちんちんが膣の中で脈動して、ぴゅるぴゅると温かいものを発射してくる。秋葉の身体もそれを歓迎するように痙攣して、奥へ奥へと精液を誘う。まだ生理がきた、とは聞いておらず真似事なのだろうが、それでもメスの役割を果たそうとしていた。

 そして都合二回目の絶頂を迎えた俺は何も考えられない。まだ夏希くんは腰をへこへこと動かしているみたいだったが、それもどこか夢の世界のように感じながら、快楽に身を任せていったのだった。

「――さん、お兄さん、起きて下さい」

「……ふぇ……?」

 ――気を失っていたようだ。数分ほどのようで、夏希くんに起こされた俺は全裸。もちろん秋葉のまま。

 股間からは朱と白の混じり合った液体が垂れている。夏希くんは満ち足りた表情で、ティッシュで身体を拭ってくれていた。

「……あぁ……そっか」

 俺は思い出す。そうだ、勢いで夏希くんとセックスをしてしまったんだ。

「とりあえず片付けるか」

 そう言って、俺と夏希はのろのろと後始末を始めた。



「――たっだいまー! あ、お兄ちゃんお疲れ!」

 秋葉が帰ってきたのは、夜更けになってからだった。俺はとっくに飯と風呂を済ませており、もう秋葉の部屋、秋葉のベッドに潜っている頃だった。

「ああ、お帰り……」

「ごめんごめん。お兄ちゃんの身体気に入っちゃった。もうちょっと借りてるわね。おやすみ!」

 有無を言わさず一方的に告げると、秋葉は勢いよく扉を閉じた。まあ身勝手なのだが、文句はなかった。俺は布団に隠れて――パジャマのズボンとお子様ぱんつの中に手を入れていた。

「……んっ♡」

 俺は秋葉が居なくなると、再び手を動かし始める。もうとろとろになっていた割れ目は、やはり甘い快楽をもたらしてくれたのだった。

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