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 集団入れ替わりでトイレに居たJYになり、そのままおしっこしたり周囲の様子を眺めたりオナニーを試みる話です。

 いつもよりさらに幼い系なのでちょっと閲覧注意。

 初めて挿絵つきでの限定公開です。今後は支援者限定でもイラストとかつけていければいいな~~~とか考えています。あとはTwitterであげたやつの続きとかも。


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 ――ふと気づいた時には、俺はトイレに居た。

 タイルの壁、やたらでかい扉。そのいずれもピンク。どこからか子どもたちが騒ぐ声も聞こえてくる。

「……?」

 急転直下の出来事に、まるで夢のようだという感想が浮かぶ。しかし一方で前触れがなさすぎる。そして、尿意もある。ひょっとしてここは夢の中で、寝小便をしているところなのでは。

「……ああ、夢か」

 何気なく身体を見下ろして、眉をひそめつつも疑念は確信に変わった。なぜなら、俺は桜色のワンピースを着ており――スカートの向こう、股間にはあるべきものがなかったからだ。陰毛がないどころかむしろ産毛がふわふわとしているほどの、つるっとした一本すじ。幼い女の子のそれだった。

 用を足そうと下を脱いでいるのみならず、チンポもないとは。そりゃあやけに股間がすーすーするわけだ。よく見ると靴も上履き、片足にはやはり女児が穿くようなチェックのパンツがひっかかっている。指も丸っこく、鏡を見るまでもなくごくフラットに自分が女の子になっている事実が理解できた。

 もっとも、おしっこがしたいのは変わらず。夢の中ですると実際に粗相してしまう、とはよく言うが耐えられそうにない。お腹とおまんこがうずうずしていた。

 夢なら起きてくれ。便器に座って、ご丁寧にパンツまで脱いだ状態だったのはよほど小便がしたかったはずだろう。なら、ちゃんと現実でトイレに行ってからにしたい。

 俺はスカートを掴んだまま、目を閉じてその時を待つ。その間、俺の意識はおしっこの我慢へと費やされる。やけに聴覚もはっきりしている気がしたが、そこまで注意は向けられなかった。

「……んっ、あ……」

 数十秒、ぷっつりと堰が切れる。決壊、というほど勢いのあるものではない。染み出すように、ちょろちょろと便器の水へおしっこが溢れでていった。

「……っふぅ……はぁ」

 俺は反射的におまんこへと目が行く。大人であればもうちょっとそこが開いておりある程度真っすぐ飛ぶのかもしれないが、ぴったりと閉じた割れ目はまったく誘導をしてくれない。

 もちろん排尿の心地よさもある。チンポがない分なのか力を入れるところが違うというか、逆に脱力する感じだが……これ、本当に夢だよな? 匂いといい、小便の感覚といい。

「……」

 リアリティは徐々に増していくようだった。物珍しさからまじまじと眺めていた股間も、いたいけな幼女のおしっこシーンを眺めていると思うと罪悪感が芽生えてきてしまう。

 やがて、おしっこの勢いは弱まっていき止まる。最後には、ぽたぽたと間に溜まったのだろうしずくが落ちるのみになった。

 さてこれからどうしようか、夢だと信じて朝を待つか、一応はこのシチュエーションにしたがいおしっこを済ませたものとして外に出るか。

「……俺が?」

 トイレットペーパーはある。しかし問題は、紙越しとはいえこんな子供のおまんこを触った挙げ句、子供のパンツを穿かなければならない。流石に気が引けた。犯罪的すぎる。

 ――しかしすっきりしたことで、耳が周囲に向いてくる。

「きゃー! おちんちん!」

「おいおい、一体何があった!? 教えてくれ!?」

「よ、幼女……幼稚園!?」

 なにやら聞こえてくる声は、異様なものばかり。それこそ今の俺のように、自分の置かれた境遇を疑うようなセリフ。しかも声はどれも甲高い。

 かと思えば、大人の女性の声で支離滅裂に泣き叫ぶ声。

 俺もすこしずつ、思い出してくる。俺はさっきまで、会社でキーボードを叩いていたはず。あまりに急な出来事で曖昧になってしまっていたが、決して眠ってなどいない。

「……夢なら醒めてくれ」

 どうにかなりそうだった。胸元で揺れる『えばら しほ』の名札が、湿ったままの股間が、つんざく声が、その全てが現実だと引き戻していくのに、状況は恐ろしいほど現実感のないものだった。

「――くそ、しょんべんしてえのに俺のチンポどこいった!?」

「あ、やべっ……もれ……あっ」

「お母さん……助けて」

 少しの間呆然としていたが、周囲の声が正気を摘んでいくようだった。

 俺は仕方なく、行動を起こすことにした。それは解決や状況の把握を目指すというポジティブなものではなく、塞ぎ込んでいると発狂しそうだったからだ。

 しかし直後、また違った覚悟が求められることを思い出す。濡れたままの股間と、脚にひっかかったパンツ。

 いや、やむを得ないことだ。俺は目を閉じてペーパーをとり、股間に押し当てた。

「ひゃっ」

 声が出てしまう。もう小さな女の子の声なのはいいとして、想像していたよりずっと敏感なそこに驚いてしまった。

「……んっ」

 揃えた指を差し込むように、割れ目の奥を目指す。痛みもあったが、男であり得ない部分がこすられていることで変な気分になってくる。

 というか……これが女の子のあそこの感覚? こんな小さいのに、男のチンポよりなんだか――

「……っふぁ……ぅ」

 ペーパーが千切れてなお、俺の指先は股間をまさぐっていた。爪の先が中をひっかくと、もどかしさが募っていく。もっとこの……おそらく快感を追求したい。そういえば、今の自分がどういう女の子かもちゃんと見ていなかった。

 ――どうせ夢だ。やるだけやってしまおう。そう、どうせ夢なのだから。

 開き直った俺は、いつの間にか脚から抜けていたパンツを拾う。丸まっていたパンツを広げると、タグには『100』というサイズを表すのだろう数字と『えばら しほ』と書かれていた。名札も同じ名だったし、今の俺は『しほちゃん』なのだろう。

「……へへ」

 クロッチには黄色い筋が残っている。ひょっとしたらしほちゃんは……いや俺は、まだおしっこに慣れていないのかもしれない。

「おー……妙な感じだな」

 パンツに足を通していき股間に密着させると、男のときにはなかった安心感に包まれる。締め付けが強いボクサーブリーフやらは穿いたことがあるが、すっぽりとおしりと股間を覆っているのにゴムのところ以外にきつさはない。生地も厚めで、とにかく落ち着く。スカートは頼りないが、大事なところが見られる心配はなさそうだった。

「……よ、よし」

 俺は見上げる位置にあるドアノブをつかむ。鍵はないし、見上げれば大人なら外からでも覗き込めるくらいの扉の高さしかなかった。

「……お、おう……」

 そして一歩、外に出るとまあ想像通りの光景が広がっていた。

 ここはトイレ。周囲に居るのは……本当に幼い子供ばかり。漏らしてしまったのだろう女の子や、皮かぶったちんちんを丸出しにして気絶している男の子やら。おしっこ臭く、タイルの床はびしょびしょだった。

「やっぱりか」

 俺はその脇をするりと抜けて、廊下に出る。

 ファンシーな絵柄の壁紙、折り紙やらなにやらで彩られた掲示板、花の名前で書かれた組分け看板、そして数名の子どもたち。真剣に何かを話し合っている子どもの姿もあったが、股間をせわしなく触っていたりする。

 やはり幼稚園のようだ。

 そして、俺は確信する。皆が俺と同じように――おそらくは大人なのだろう、他人の身体に精神が移ってしまったとみえた。それも、本来とは異なる性別で。トイレもそうだ。そのためにうまくいかず、おもらししてしまった子どもが大量発生したのだろう。

 人が少ないのも、冷静さを取り戻した子どもたちは幼稚園を抜け出すなりして状況の把握に向かったに違いない。

 やけに理屈がしっかりしている夢だと思ったが、そもそも他人になる時点でおかしいのでやはり夢だ。

「……お」

 俺はおもしろ半分でうろついていると、幼稚園の一角が騒がしい。そちらに向かってみると、そこは『おゆうぎのおへや』という部屋。一面が鏡張りになっており、ダンスやなんかの時に使ったりするのだろう。そうでなくとも、鏡張りだけでも幼稚園児なら楽しいものだ。

 だが、今の様相はどうだ――

「えへへ……ロリだ……いやペドか……」

「勃起しないわね……流石に……」

「はむっ……んっ……ちゅー」

 男女も関係なく、ほとんどの園児が半裸か全裸になり、自分や他人の姿を確かめながらやらしい行為に耽っている。

 一生懸命に股間をいじっていたり、誰かと抱き合いぽっこりとしたお腹をくっつけていたり。あるいは脱ぎ散らかされた服を漁ったり、そんな園児達を眺めて悦に入ってたり。セックスのまねごとまでしようとしている男女も。

 絶句。気を失うとすら思った。この子らは全て、誰とも知らない人間の精神が入っているという悪魔的な状況なのに、無垢すぎる外見はかえって牧歌的ですらある。天使たちの危険な戯れだ。

「……え、あっ」

 だが、めいめいに愉悦を貪る子ども達の中、ドアの前で突っ立っている女の子。俺だ。

「……かわいい」

 もちろんこの年代の子どもが可愛い、というのは一般的な感覚としてあるが、それを越えている。他の子どもたちよりひとつ抜けて愛らしい容姿をしていた。

 くりっとした瞳に、ほどよくぷにっとしたほっぺ。髪だけ癖っ毛気味だが、髪質はかなりさらさらとしている。

「……」

 お腹がうずいてくる。知っちゃいけない岸にある。夢とはいえ、ラインは犯せない。

 少しばかり、ためらいの言葉が浮かんでいくものの、目の前の狂宴に太刀打ちするには弱かった。

 俺は服を脱ごうとして、一回転する。背中側にファスナーがあるのは知っていたのだが、うまく手が届かなかったのだ。

「お、あんたもかい」

 そう言って、誰かがファスナーを下ろしてくれる。シャツを着ているものの、下半身を丸出しにしているツインテールの少女だった。にやにやと笑っており、このシチュエーション――この夢の設定を把握しているだろうことが窺える。

「けど、あんま期待しないほうがいいよ。所詮ガキだから。さっきから見てっけど、まともにセックスもオナニーもできやしねえ」

「はぁ……」

「ま、自分がガキになって興奮できるんならそれでもいいだろうけど。俺みたいにな」

 その少女は一通りぼやいた後『服もらうぜ』と言って俺が脱いだワンピースを拾っていく。さらに散らばっている女の子の服を集めてどこかへと行ってしまった。それを咎める者もいない。

「……よ、よし」

 俺はキャミソールとパンツも脱ぎ去って、鏡に近付いていく。

「おお」

 一片の汚れもない、少女の裸体。自然と股間へと手が伸びて、ふにふにのおまんこをつつく。

「んっ……」

 手応えはあった。俺はさらに、すじを開いて粘膜を触っていく。

 そこは実にシンプルな作りで、大人のそれと同じに思えない。穴も狭ければ、花びらも拡がっていない。しかし構造自体は違わず、孔がふたつと核。

「んー……ふはっ!」

 割れ目の中で遊んでいたが何も感じず、クリトリスの方に指を当てたところ、ぴくり、と背筋が震えた。

「……これか」

 とても繊細で精緻な部位。指も相応に小さくなっているものの丸っこいので、気をつけながら皮を剥いて直接クリトリスをつまんでみた。

「ぅやぁっ!」

 ほとんどは痛み。まあ無理もないのだろう。しかし、もどかしさとムラムラは積み重なっていく。どうやら、身体も少しではあるが発情しているようだった。

「……ん、っふぅー……」

 気持ちがいい。これが性感なのかは分からないが、確かな温かみと痺れが伝播していた。

「……んう、あぁっ……っ」

 目では十分楽しんだ。俺は床のパネルマットの上で横たわり、ぴんと足が伸ばしながらオナニーを試みる。

 おそらく、元の男に比べてもごく微かな快感。それこそ、ずっとおしっこをしている程度の緩やかなもの。だが、幼女になってこれを演じているという倒錯だけが高めていく。

 やがて、不意に――

「んっ、あぁっ!」

 ばちん、とブレーカーが落ちたように全身がきゅうっと縮こまる。それは、絶頂によく似た現象だったようだ。身体が一直線に繋がり、快楽物質が貫く。目の前が真っ白になって、一気に脱力する。

 そして――



「……ん、あれ?」

 ――俺は目を覚ます。ふかふかのベッド、暖かい毛布。

「……やっぱり夢……ん?」

 つぶやいて、声に違和感を覚える。声だけじゃない。股間がいやに暖かいし、べったりとくっついている。天井を望む視界の端には、俺の部屋になかったはずのクマのぬいぐるみ。

「……ああ、そうか……」

 俺は起き上がり――パステルカラーの子供部屋を見渡す。


 俺がこの少女――『えばら しほ』になったのはおよそ一週間前。なんと言えばいいのか……半径1km程度の範囲の人間が集団で発狂する事件が発生した。

 まあその実は言うまでもなく、男女同士での精神と身体がランダムに入れ替わったというのが実情。しかし原因もなにもわからない。しかも当日こそひどい有様だったが、2日もすれば何故か身体の記憶も読める用になってくる。むしろショックが大きかった人間ほど『元々その人物だった』と思い込んでしまう傾向があるようで――『発狂した人間』と『何事もなかったかのように生活を送る人間』とに分かれる事となった。

 かくいう俺も、しほちゃんという幼稚園児になってしまったのだった。


「……はぁ」

 俺も記憶が読めるので生活には困らないのだが……しほちゃんは、まだおねしょが治らない。

「オムツにするかぁ……?」

 俺はほかほかのシーツを眺め、唸るのだった。

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