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 幼い姉と幼い弟がそれぞれ隣家の夫と妻に憑依して、成熟した異性の身体で子作りセックスを体験する話です。

 記憶を読み取ってなりきりプレイ、経産婦の妻での母乳プレイなどが含まれ、妻のほうはこれがきっかけで第二子を妊娠したりします。


 なんていうか降って湧いたネタなので着想元とかはあんまりないし、これといった工夫もないIQ3くらいで書いたやつです。

 それでは、以下本編をどうぞ。


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「ねえ、あたしセックスしてみたいんだけど」

 幼い少女は、家でゲームをしていた弟に向かってそう言い放った。

 とりえあずゲームを止めて耳を傾けた弟だったが、言葉の意味がわかりかねた。

「セックス……ってなに?」

 弟の空《そら》はまだ小学三年生。まともに性教育も始まっていない年齢である。

 セリフだけ捉えれば大問題な発言をしたのは、姉の朱音《あかね》。彼女も小学六年生であり、セックスの知識も断片でしかなかった。

「赤ちゃんを作るための遊び。とっても気持ちがいいの」

「えぇ、僕とお姉ちゃんで子供を作るの!?」

「話は最後まで聞きなさいよ、そそっかしいわね」

 仰天した空に呆れながら、朱音は手に隠し持っていた小瓶を振る。

「これ。なんていうか……他人に憑依できるようになる薬。これを飲んで、誰かになってあたしとセックスしなさいって言ってんの」

「……ヒョウイ?」

「おばけみたいに乗り移って、その人の身体を操ったりできるの」

「うーん……よくわかんないけど、楽しいならいいよ。でも、誰にヒョウイするの? どうやって?」

「実は一回友達と試したことあるのよね。まずは薬を飲みなさい」

 未だ要領を得ていない空を尻目に、朱音は小瓶を開き錠剤を二粒取り出した。

「さ、飲みなさい」

「なんかちょっと怖いなあ……」

 そう言いながらも、空は姉である朱音に逆らうことができない。水もないのか、などと考えつつ、空は錠剤を口へ放り込んだ。

「飲んだわね。じゃあ、私も」

 続いて朱音も薬を口に含み、飲み込む。

 直後、ほぼ同時に二人は操り人形の糸が切れたように、その場に崩れ落ちる。目に生気がなく、四肢にもまるで力が入っているようには見えなかった。

 数秒後、空と朱音の二人の身体から靄のような何かが立ち込める。それは球を形成したが、すぐに見えなくなった。

(これが薬の効果よ)

(あれ……お姉ちゃんの声?)

(この状態ならお互い声が聞こえるし、なんとなく姿も見えるでしょ? ついてきなさい)

(どうやって……あ、動ける)

 球はふよふよと空中を浮遊しながら、時折震えたり大きく上下したりする。これらは、空と朱音のいわば魂とでも言うべきものだった。

 姿も何もないのに、視界があって聴覚もある。しかも、姉の声は頭に直接届くかのよう。空は不思議でならなかった。

(……あ、待ってよー)

 空が魂だけの感覚に慣れずふらふらとしている間に、朱音の魂は窓から出ていく。ガラスも突き抜け空中を泳ぎ、到着したのはすぐ隣の家だった。

 どうにか追いついた空だったが、気づけば朱音を見失っていた。仕方なくリビングに移動すると、スマホをいじっている三十代後半から四十代前半ほどの女性と、すやすやと寝ている赤ん坊の姿。

 隣家とあまり交流はなく、家に入ったことはない。空は物珍しそうに部屋や女性を眺めていると、赤ん坊から靄が染み出てまた魂を形作った。

(よし……と)

(あれ? お姉ちゃん?)

(うん。まあこの憑依って色々できるんだけど、赤ちゃんにはしばらく眠っておいてもらうことにしたわ。邪魔だしね)

(へー……)

 全く理解が追いついていないが、空はとりあえず頷いておく。

(……さて、あんたはそこのお母さんに乗り移りなさい。私は別な部屋に居たお父さんに乗り移るから)

(えぇ!? ぼ、僕、女の人になるの!?)

(私、男のセックスがしたいのよね。女の人のは試したし)

(で、でも……)

(いいじゃない、折角なんだし。人に重なるようにすれば、乗り移れるから、やってみなさい)

 後でバレて怒られやしないか、他人になるのはどういう感覚なんだろうか、そもそも乗り移れるのだろうか。

 いくつかの心配が空の胸に湧いたが、その女性の顔を見ていると興味が出てくる。

 とても穏やかそうな、美人さん。空にとっては母親と同じほどの歳で憧れや恋心と呼ぶには歳が離れすぎているものの、不細工ではない。

 朱音は使った事があると言っていたし、問題ないのだろう。

 覚悟を決めた空は、女性へと正面から近付いていく。そして眼前に女性の顔がきたとき、いきなり引っ張られるような感覚になって――


「――え、あっ」

 ――女性に乗り移った空は、思わず声が出る。

 一言で表すなら、違和感だった。

「なに……ああ、声も女の人の……」

 重力に縛られない魂だったこともあるだろうが、身体がずっと重い。得に肩と胸元、お尻が顕著。世界も小さい。テーブルの上にあったペットボトルが異様に小さく映る。

 身体を見下ろすと、当たり前だが見慣れた光景ではない。むっちりした肢体に、ブラウスとソーとロングスカートを纏っている。手の爪だけでなく薄手のストッキングに透けるつま先も紅色になっていたり、首元にかかる髪の毛もくすぐったい。

 なにより――小さなメロンほどもある巨乳と、それに隠された下半身にはペニスの鬱陶しさが消えていた。

「……これが、女の人の」

 ドキドキしながら、借り物の身体を見つめる。まだ性にも目覚めていない空でも緊張してくる。朱音が言っていたセックスとは何か分かっていないものの、大人じゃないとできない事だと思うと、僅かに優越が生まれてきた。

「おっぱい……」

 そうして、空が胸を触ろうとしたところで――リビングのドアが開く。

 現れたのは、空が乗り移った女性と同年代らしき中年男性だった。そのがっしりとした体型の男性は、精悍な顔を軟派に綻ばせた。

「やっほ。私よ私、朱音よ」

「ああ、お姉ちゃんか」

「それよりやっぱり、おっぱいに目がいってるのね」

 朱音はくすくすと笑う。全く反論できず、空は少しだけ顔を赤らめた。

「ま、そのサイズだと仕方ないか。さて、時間も限られていることだしセックスするわよ。寝室でするわ」

「わ、わかった。赤ちゃんはそのままでいいの?」

 階段を昇りながら尋ねる空。しかし、朱音は立ち止まらない。

「さっきも少し言ったけど、ぐっすり寝てもらうようにしてあるわ。起こさなきゃ起きないわ」

 やがて夫婦の寝室に辿り着いた二人。早速、朱音は成人男性の筋肉でもって、か弱い女性となった空をベッドに押し倒した。

「わっ! なにを……」

「ふふ……まあ、すぐに分かるわ」

 そう言って、朱音は空に覆いかぶさってキスをする。

 唐突のことに空は抵抗しようとするが、押し返すことなどできない。

「んっ……っふ」

 次第に、空の知っているキスからはかけ離れていく。唇を重ね合わせるだけではなく、口を拡げられ舌が侵入してきた。

 しかも、朱音の舌が這い回るたび、口の中がしびれるような感覚が走る。頭が働かなくなっていき、空の腕から力が抜けた。

 それでもなお、朱音は執拗に濃厚な口づけをする。精神が実の弟だとか、朱音からみたら女性同士などという嫌悪は全く見受けられなかった。

「っぷ……ふふ、どうだ?」

「……ふぇ? あ……」

 ようやく解放された空の表情は緩みきっており、頬も紅潮していた。

「私がお父さんで、あんたがお母さんなの。わかる?」

「……そ、そうなの? でも……そっか」

 考えるまでもない。赤ちゃんが居る家、若い男と女が居たらそれは夫婦。短絡ではあるが、空にも導き出せる答えではあった。

 しかし、今自分が妻に――それどころか赤ちゃんを産んだ母親になっているなど。今、男性とキスをしたことも含めて、まるで現実感がなかった。

「だから、セックスをして赤ちゃんができてもいいの」

「……いいのかな」

「平気だって。あと、そういや教えてなかったことがあったの。これ、乗り移っている人の記憶を読むことができるのよ」

「記憶を読むって……どういうこと?」

「えっとね、自分は生まれたときからこの人だ、この身体は自分のものだとか、自分の名前を思い出そうとしたりとか……そういうのしてるとわかるよ」

「って言われてもなぁ……」

 空は半信半疑ながらも、空は朱音から言われた通りにしてみる。

「うーん……え、ああ……なるほど……自分の名前は羽美……」

 初めこそイメージが掴めなかった空だったが、自分の名前を自問自答すると、羽美《うみ》、という名が浮かんでくる。それがこの身体の――今の自分の名前だと認識すると、勢いよく記憶が流れ込んできた。

 私は羽美。今四十歳で、夫の響《ひびき》さんとは高校からの恋人。二十八歳の時に結婚して、長年子供に恵まれなかったものの、ようやく去年赤ちゃんを産んだ。そんな情報が、空の頭に流れ込む。

「なるほど……このような感じなのですね。ってあら、口調も……」

「箱入り娘だった羽美が不良に絡まれたところ、俺が助けたのが出会いらしいな。素敵じゃねえか」

「……や、やだ……これ、私《わたくし》じゃないみたいです……とっても恥ずかしくて……」

 羽美の記憶、そこから形成された性格を得た空は、急激に照れてきてしまう。セックスのやり方も、その夫婦の営みが何を意味するのかも、全て理解してしまった。

 空は自分たちの行いが許されざることであるとも知ってしまったが、傍らでセックスの愉悦も思い出す。やめられず朱音が男のセックスを試したいといったのも、そして実行に移したことも肯定できた。

 顔を真っ赤にしていた空へ、朱音は抱きつく。じっと見つめられた空は、目をそらすことができなかった。

「お姉ちゃん、僕、セックスしてみたいな……」

「おいおい、旦那様に向かってお姉ちゃん呼ばわりとはどういうことだ?」

「え、きゃっ!」

 朱音は再び空をベッドに押し倒し、服を脱がせていく。ブラウスとスカート、ストッキングに清楚な白いユリ柄の下着も取り払うと、空の裸が露わになった。

 もう四十歳ということで、瑞々しさは失われつつある。しかし女ざかりの肉体に、もう十年も連れ添った相手との交わり。朱音から巨乳と呼ぶに相応しい大きな乳房を揉まれる度に、空は眉を歪めた。

「んっ、ふぁ……」

「……すげえな。これが男の性欲か。羽美を守りたいのに、めちゃくちゃにしてやりてえ。自慢したいのに、誰にも見せたくねえっつうか……」

 響に憑依した朱音も、男の身体を、男の心を堪能していた。

 中身が弟だとかはどうでもいい。女に対する独占欲と支配欲。それは、弟に向けているものと少しだけ似ているようだと思ったが、それはすぐに捨て去った。

 とにかく力強い。朱音は目の前で喘ぐ大切な女性を犯し、自分色に染めて、しかし尊重し愛してやりたいという衝動でいっぱいだった。意識せずとも口調が荒々しい、響本人のものになっていく。

「ちょ……んっ! やだ……手加減、してくださいまし……」

 一方で、空はまだついてきていない。

 ずっと昔から一途に想う人と家族になり、抱かれる、それが羽美としての喜びであることは理解したものの、その感情に身をやつせてはいなかった。単純に心の準備ができていなかったことが原因だ。

 しかし、朱音からの愛撫によって、女としての本能が引きずり出されていく。

 それは愛を受ける妻の官能だけではなく――

「……あぁ、っふ……なんだか、おっぱいが……あぁっ!」

 朱音につままれた乳首から、白い液体がほとばしる。

「そうか……まだ授乳期だもんな。おっぱいくらい出るのか」

「そんな……私、まだセックスの意味すら知らなかった男の子だったのに……旦那様と子作りして、赤ちゃんを産み、おっぱいを上げているなんて……あはっ♡」

 自分の大きな胸から噴き出る母乳。その光景は、空に残っていた少年としての心を刈りとった。

 空は朱音の手に自分の手を重ね、二人で胸と乳首を揉む。母乳は乳首付近から不規則な間隔と軌道で線を描き、大量に放出された。

 これまで何回も我が子に与えてきた母乳でありながら、本来なら絶対に知ることのない母性。空は凄まじい倒錯感に苛まれながら、ひたすらに絞り出した。

 空が浮かべる母でも妻でも、女でもない表情に朱音は興奮してくる。

「たくさん出んじゃねえか。溜まってたんだな」

「はい……♡ そろそろお乳を絞る時間でしたので……うあぁっ♡」

 今度は、朱音が乳首にしゃぶりつく。舌先でねぶりながら、乳房をこねて分泌を促されると、空は止めどなく母乳を溢れさせた。

「あんっ……旦那様っ♡ 赤ちゃんに上げる分がなくなってしまいますっ……♡」

「っぷ……ふう。まあいいか……そろそろ、ブチ込みてえな」

「え……あっ♡」

 手早く裸になった朱音は、ベッドで仰向けになった空の脚を広げる。当人は直接視認していなかったが、そこそこに手入れがされた陰毛に覆われた穴はどろどろになっていた。出産も経験しているためか、ぽっかりと口を開けて愛液を垂れ流している。

「……なあ、いいだろ。お前も女のセックス、知りてえだろ」

「お、お待ちください……私にも、させてください♡」

「へえ……奉仕だ?」

「し、失礼します……はむっ♡」

 空はその場でくるりと回り、朱音のペニスをためらいなく咥える。

「う……っ? お、おい……マジかよ」

 朱音は驚く素振りを見せるが、何も奇妙なことではないと分かっていた。

 現に、自分だって女なのに目の前の女に精を穿ちたい情動に駆られている。空だって、男の精を欲しがってもおかしくはない。

「旦那様の……っむっ♡」

 空はうっとりしながら、心底嬉しそうにペニスへ奉仕する。亀頭へキスをして、溢れる先走り汁をちろちろと吸って、そして竿を口に含む。

(いい匂いじゃないのに……とってもおいしい……♡)

 念入りかつ愛のこもった空のフェラチオに、ペニスは限界が近付いてくる。それを悟った朱音は、ちゅぽんと抜いてぐいっと空をベッドに寝かせた。その目は血走っていた。

 空もなされるがまま。自分のものより遥かに魅惑的な肢体に玉の汗を滴らせ、精通さえ迎えていなかった少年はメスとして屈服させられる。

「いくぞ!」

「はい、旦那様――あぁっ♡」

 朱音が腰を突き出すと、空の中へにゅるりと入り込んだ。十年かけて育まれた愛は、夫の形を完璧に憶えている。無数のひだがペニスを包み込んで、ぴったりとはまった。

「あぁんっ、やあぁあっ♡」

 空の頭には、夥しい快楽物質が駆け巡る。初めて知った性的な快楽が、中年夫婦の人妻として抱かれる幸せ。空の感情は、羽美のもので埋め尽くされていた。

 たぷたぷと揺れる乳房からは、母乳が溢れ放題。空の身体もシーツも汚していた。

「っふ、っううっ! おらおらっ!」

 朱音のピストン運動も激しい。まだ子供は手がかかる時期ということで、ここのところセックスしていなかった響の身体は余りに余っていた。性欲を滾らせ、精子を溜め込んでいた。

 ぱんぱんと腰を打ち付けながら、激しいセックスを繰り広げる中年の夫婦。その野性を荒ぶらせる夫も、母乳を撒き散らしながら喘ぐ妻。誰が見ても、身体を操っているのが幼い姉弟だとは思わないだろう。

「っふ……おあぁっ!」

「あんっ♡ ふぁっ♡ 旦那様、旦那様っ♡」

 熟れた女体はペニスを受け止めながら、手でもパートナーを探す。朱音は手探り踊る手を握り、腰を加速させた。

「っぅく……出すぞ! 中に全部! もう一人孕みやがれ!」

「くらさいっ♡ お子種私のなかにっ♡ 子供産ませてくださいっ♡」

「っく――うああっ!」

「あぁあっ、やああぁあっ♡♡♡ ああぁああぁああっ♡♡♡」

 感情も快感もピークに達し――二人は、ほとんど同時に絶頂した。

 ペニスは火山のように噴火して、四十歳とは思えない量と勢いでメスの一番深いところを塗りつぶす。子宮には精子が殺到して、全てを受け入れる。二人の身体はびくびくと跳ねて、体重も支えられず折り重なる。

 空と朱音のふたりもひどくいやらしい表情だった。

「だんなさまぁ……♡ もっと、わたくしに……おこだね……♡」

「……」

 体液にまみれながら、胤を懇願する空。その哀れなメスとしか言えない姿と、射精直後のクールダウンによって朱音は我を取り戻していく。

「……ちょっと、空。空! あんたは羽美じゃないよ、私の妻じゃないよ!」

「え……何をおっしゃる……いや、あ、そっか……」

 徐々に、空も目が醒めていく。

「うん……大丈夫だよ、お姉ちゃん」

「全く……まあ、しょうがないか」

 空は頬を染めながら、タオルケットを手繰り寄せた。

「……セックスって、すごいんだね」

「そうよ、すごいの。女のセックスは気持ちいいでしょ? けど、男のも悪くないわね……」

「お姉ちゃん、また別な女の人になってセックスしたい」

 やや低めの声で、空は無邪気に言う。

「ふふっ……そうね。たぶんそろそろ時間切れだけど……また、しましょうね」




「あ、お姉ちゃんあれ……」

「あら」

 ある日のこと。

 空と朱音は、大きくなったお腹をいたわりながら、ベビーカーを押す夫婦を見かける。それはかつて、二人が乗り移ってセックスをした響と羽美の夫婦だった。

「あれ、当たったのかな」

「さあ。でもあの調子だったらいつできてもおかしくないでしょ。それと」

 朱音はその場でくるりと振り返り――特撮ヒーローがプリントされたTシャツを空に向けた。

「――俺は姉ちゃんじゃねえ。外では気をつけろよ、母さん」

「あ……そう、だったね。ごめんなさいね」

 空は落ち着いたフリルワンピースの裾を気にして歩きながら、朱音に謝った。

「じゃあ……パパが帰ってくるまでセックスしましょうか。ママが教えてあげるからね」

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