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 支援者限定作品です。

 カバー画像のあらすじの通り、ギャル姉が嫌いな弟が懲らしめるため入れ替わったら快感にハマってそのままになる話です。

 ギャル書きたいな~とか考えて、最初はギャル姉とショタ弟が自由に身体を入れ替えてえっちしたり街中歩いたりして遊ぶみたいな平和な話にしようかなと思っていたんですけどなんかうまくまとまらなかったので、人生交換に舵を切りました。とはいえ合意任意ライトな感じの可逆入れ替わりはいずれ書きたい。


 それでは、本編です。


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「ぼ、僕のドーナツがない……!」

 小学四年生の少年、亮太《りょうた》は冷蔵庫の前でひとり愕然とする。

 きのう、母親が買ってきてくれたドーナツ。学校から帰ってきてから食べようとしていたとっておき。楽しみにしていた亮太は、空のボール紙の箱を何度も見返した。

 しかし、やはり無情にもドーナツは消えている。数秒間放心していた亮太だったが、ゆらりと立ち上がる。亮太は床を踏みしめながら、一直線に2階にある部屋へ向かった。その顔は怒りなどではなく、情けないような半泣きだった。

「お姉ちゃん、僕のドーナツ食べたでしょ!」

 亮太が文句を言いに来た相手、それは彼の姉である高校二年生の女子高生、夏美《なつみ》だった。

 夏美は着崩した制服姿でむっちりとした脚を投げ出したまま、ベッドの上でスマホをいじっている。片手には、ドーナツの包み紙。今まさに口がもぐもぐと動いており、亮太のドーナツが永遠に失われたことを意味していた。

「ぷはっ。あ、ごめ。これ亮太のだったんだ」

「やっぱりお姉ちゃんかぁ……」

「朝もすっごい悩んで残してたから嫌いなんかと思った」

「あ、あれは朝食べるか帰ってきてから食べるか考えてただけだもん!」

 悪びれる様子もない夏美。眉一つ動いていなかった。

「うるさいなあ……あ、電話。もしもし、カナ? うん、うん……へえ――」

 ちょうど電話がかかってきたようで、夏美は亮太との問答もすぐに切り上げた。茶髪のサイドテールをくるくると巻きながら、友人と化粧品の話に花咲かせるのであった。

 こうなったら亮太に成すすべはない。邪魔したら後できつく怒られる。もとより、ドーナツの代わりに何かを用意してくれるようなことは望むべくもない。あとは暖簾に腕押しでしかない恨み言を連ね、母親がやってきてなだめてくれる。それがいつもの流れ。


 亮太は、実の姉である夏美のことが嫌いだった。

 小学四年生と高校二年生という年齢差は決して小さくなく、舌戦でも腕力でも敵わない。夏美は良くも悪くも亮太を空気のように扱っており、理不尽に当たられることもないが可愛がられることもない。亮太が小さい時からこうで、嫌いや好きという次元でもなく、まるで興味を向けられておらず半ば無視されているような状況にあった。

 しかし、その関係も変わることとなる。


 ある日のこと。帰ってきた亮太は一目散に自室へ飛び込んだ。リビングでくつろいでいた夏美の前にプリンの空容器がふたつあることも目に入らなかった。

 亮太はランドセルを下ろし、汚い文字でURLが書かれた紙切れを取り出す。母親のお古であるスマートフォンを起動すると、アルファベットを手入力した。

「……これが」

 表示されたのは、黒背景に白文字で『ダウンロード』とだけ書かれたごく簡素なサイト。見るからに怪しいが、亮太は迷わずタップする。

 子供用にいくつかの機能制限はされているが、亮太は解除する方法を知っていた。全ての警告メッセージをすべて承認し、亮太はとあるアプリのインストールに成功した。

 それは――『入れ替わりアプリ』と呼ばれるソフトウェアだった。

 詳細は不明だが、他人に乗り移れる機能があるという。仲の良いクラスメイトが母親に乗り移ってゲームに課金しただの女湯に入っただの自慢げにアプリのことを話していた。もっとも、その友人はバレてしまいスマホ使用禁止となったらしいのだが。

 ともかくその話が本当なら、嫌いな姉に一泡吹かせてやることができる。亮太は、導入方法を教えてもらったのだ。

「……よ、よし」

 ドキドキしながらも早速アプリを起動すると、カメラ映像が表示された。リビングに移動し夏美を映し出すと、顔が四角で囲われ名前が浮かび上がる。

(本当に……!)

 もちろん夏美の名前は入力していない。不可思議な力が友人から伝え聞いていた特徴のままであることに、亮太の興奮は一気に加速する。

「よし……」

 逸る気持ちは抑えられない。震える指先で画面の中心に夏美を捉え『入れ替わり』ボタンをタップする。


 ――身体が無限に延長していくような、例えようのない感覚が亮太を襲う。瞬く間に意識を失い、亮太はぐらりと倒れ込んだ。

「……ん? お? ――うわぁっ!」

 ほぼ同時に、スマホをいじっていた夏美が声を上げる。驚いたのかスマホを取りこぼし、お手玉して、太ももの間に落とした。その行く末を目で追っていた夏美は、自分自身の身体に釘付けとなった。

 数秒間沈黙した後、ゆっくりと手が動き出す。胸へ向かった指だったが、途中で一時停止してからようやく触れた。両手は確かな乳房を包み込んでいき、やがて揉み始めた。

「本当に、夏美姉ちゃんになってる……」

 もちろん、これは――『入れ替わりアプリ』によって夏美の身体を得た亮太の仕業だった。

 疑っていたわけではないが、心のどこかで小馬鹿にしたような心持ちがあったのも事実。もっとも、仮に信じていたところで他人の肉体を得るという衝撃と不思議が和らぐものでもないとも。

「……あ、僕だ」

 しばらく胸に夢中となっていた亮太だったが、少し離れたところで床に伏している自分の肉体へ視線をやる。きちんとアプリが動いているなら、こちらには姉である夏美の精神が入っているはずだが、まだ気を失っていた。

 起こして確かめてやろうとソファを立った亮太だったが、視界の端をかすめた鏡に注意が奪われる。

 たなびく長髪にスカート、大きな胸。立ち上がったのもあるのか、はたまた自分の姿を視覚でも認識したからか、身体の至る所が違和感を訴えてくる。

 まとめた髪にひっぱられる頭皮、大きな胸を包んでいるブラジャーの締め付けと肩にかかる重さ、風を通すスカートとその仲で股間をひと撫でにするショーツの感覚。

「……あっ、あっ……これが、女の人の……♡」

 母親も夏美も、女性はたくさん服を着ていて鬱陶しそうだなと普段から思っていた亮太。しかし独特の心地よさに、亮太は恍惚とした表情を浮かべ全て納得してしまう。当然それが目的などではないのだが、亮太にとってはそれだけの刺激だった。

 無言のまま、亮太は震える手でスカートをたくし上げる。紫色で、サテン生地が金属めいた光を反射するレースのショーツ。家族である亮太にとって夏美の下着そのものも下着姿も珍しいものではないのだが、自分でスカートめくる行為に、そして自分自身である事実に言いしれない喜びを覚えていた。

 亮太はスカートを持ち上げたまま鏡にお尻を向ける。スカートの乱れを全く警戒せずくつろいでいる姿を盗み見ることが多い亮太にとって、こちらのほうが見慣れた景色だった。

「……お尻、おっきいなぁ」

 改めて夏美の肉付きのよさに唸る亮太。サイズが合っていないのかショーツはぱつぱつで、太ももの太さもだいぶある。かといって肥満体型でもないので、亮太にはとてもセクシーに映っていた。

 ついに、亮太はスカートを脱ぐことにする。何度か夏美の部屋に忍び込み観察したことがあったので、構造は把握していた。ためらいがちにホックを外してファスナーも下ろしたものの、太ももに引っかかった。親指をかけて下ろすと、スカートがぱさりと足元に落ちる。

「……あ、ああ……っ♡」

 ぷちり、と亮太の中で何かが切れる。

 亮太の身体となった夏美を少し懲らしめるくらいのつもりだった。裸で外に出るとおどかして、おやつを盗み食いしないよう言うぐらいのつもりだった。

 しかし、手元に差し出された姉の肉体の前に、それらはあまりにどうでもいいこと。優先すべき事ではなかった。

 勢いよく手は胸元へ伸びていって、上半身に着ていた衣類を取り払っていく。最後、ショーツとお揃いのブラジャーだけは少し苦戦したが、こちらもスカート同様に外し方くらいは知っている。戒めから解かれた胸はぽよんと弾み、乳首が直線をなぞった。

 ショーツの方は、何の障害もない。するりと下ろされて、淡い陰毛の生えた股間が露わとなった。

「お毛々……おちんちんもない」

 夏美と一緒に入浴していたのは亮太が幼稚園の時まで。それ以降は家族と言えど、裸を目の当たりにする機会はなかった。

 一糸まとわぬ姿となった夏美を見て、亮太はくらくらとする。もし僅かにでも夏美への情が残っていたなら、やめていたかもしれない。しかし亮太はそうしなかった。

 まず、亮太の興味は大きな胸に向いた。

 亮太の興味は乳首に移る。小さい亮太にとっては輪をかけて大きく映っていた巨乳の、その先端にあるピンク色の突起。

「これ……んっ♡」

 つまめそうだな、と思った時には手が動いていて、甘い痺れとともにくにっとした手触りが指先に伝わる。母乳を出すための器官であることも知っていたが、男の乳首とはまるで違っていた。元の自分の身体に備わっていた乳首は、出っ張りともいえない平らなものだった。

「んっ……なにこれ、きもち……いい?」

 乳首をこねたり乳輪をなぞって遊んでいるうち、緩やかな快感が蓄積していく。手のひらで胸全体を支えながら、指の間で乳首を挟むというテクニックを発見した亮太の愛撫は加熱していく。

「んっ……♡ ふぅ、はぁ……っ♡ おまたもムズムズする……♡」

 連動するように、股間の疼きを覚えた亮太。体温が上がっているのはわかる。その熱が、じんわりと滲み出るような奇妙な感覚もあった。

「んしょ……あ、え? 濡れ……てる」

 座り込んで股を開き、鏡越しに股間を確かめた亮太。何かおしっこではないねっとりとした液体が溢れてきて、陰毛にもねばっていることを発見した。

 そこに穴があることは保険の授業で習っていたが、まるで実感としては伴っていない。一方で、なんのために、どう使われるかは知っていた。

「……これ、いいのかな――ひゃっ♡」

 その意味を悟った亮太は、おそるおそる触れてみる。直後に声が出て、指はすぐに離した。想像より遥かに敏感で、鋭く、気持ちがよかった。

「……う、うそ……んっ♡ これ、すごっ♡」

 回すように指で撫でつける。陰毛越しに愛液を塗り広げるような手付きで慰める亮太。自然と漏れる声も普段の夏美より弱々しく、屈服させているバロメータのようで気分がよかった。

 女性の自慰をそれと知らず堪能していた亮太。まだ幾度か夢精をしたことがあるだけの少年にとって、女として目覚めた夏美の肉体はあまりに強烈だった。

「え……なにかっ♡ くる、うっ♡ うう、ああああっ、やあぁあっ♡♡♡」

 ――なにか大きなものが近づいてくるのを察知していた亮太だったが、止めることもできず、あっけなくそこに到達してしまった。快感がひと繋ぎになって背筋を貫き、全身が緊張する。

 びくびくと震え、そして喘ぎながら亮太は床に倒れ込んだ。

「こ、これ……戻りたくなくなっちゃうよ……♡」

 天井を見上げながらつぶやいた亮太。得られた快楽は、どんなゲームより、どんなおもちゃより魅力的だった。

 ――どうせアプリがあれば行き来が自由。あるいは夏美の身体にこだわる必要もないかもしれない。亮太はあれこれと勘案してから、裸のまま起き上がって床に転がっていた自分のスマホを拾った。

「えーと……記憶は僕だけに残して……あ、違うのか。今は僕がお姉ちゃんだからこうで……暗示? ええと……思い込みか、これもONにして……よし!」

 分からない言葉は検索しながらオプション項目を操作し、亮太は確定ボタンをタップする。

 きん、と頭痛がした亮太だったが、次の瞬間に脳内は晴れ渡っていた。

「……へえ。これが姉ちゃんの……あたしの思考と記憶かぁ」

 頭をさすりながら言う。先程アプリで設定したのは、記憶と人格について。

 亮太は夏美の記憶と性格を模倣できるようにした。夏美に対しては夏美だった記憶を消した上で自分が亮太だったと思い込むようにしたのだ。

 はっきり言っておぞましい力であり、うまく利用すれば――いや、まさしく亮太がやったように、全くの他人になりすますことが出来る。

 亮太は未成熟な精神性から重大さと残酷さに気づくことなく、実現させてしまった。

「あたし、オナニーしてたんだ……週一! こんな気持ちいいのに、全然しないの謎だなあ」

 爽やかな笑みを浮かべる亮太。自分の行為がなんなのか理解し、連鎖的に夏美の持ち合わせていた性知識が読み込まれていく。

 初体験からのセックス遍歴、今の彼氏とのセックス事情まで。ギャルの夏美だったがそこまで相手も経験も多くない。自慰の回数が少ないことから、特別セックスが好きというわけでもない過去を思い出していった。

「……けど、これからは違うもんね。セックス大好き、弟大好き……ふふっ」

 亮太はお腹の奥に再び灯った熱を感じた。倒れている夏美――亮太の肉体を与えられた夏美の元に歩み寄って、ブリーフごとズボンを下ろした。

「わ、かわいいチンポ」

 まだ毛も生えておらず皮を被ったモノ。男のペニスとして見れば幼すぎて粗末というにもふさわしくないのだが、男の子のおちんちんとしては可愛いの一言。家族の情というものもまともになかった夏美だが、年少者への慈しみや庇護欲はないわけではないらしい。

 亮太は逐次夏美の記憶を参照しながら、ペニスをふにふにと揉みつつ優しい手付きで皮を剥いていく。

 気を失っていた夏美だったが、身体は反応した。眉間が歪み、ペニスが精一杯に勃起していった。

「ふーん……ちゃんと勃起するんだ」

「……う、え……おねえ、ちゃん……?」

 流石に刺激が強かったのか、夏美は目を覚ます。

 リビングのラグの上、嫌いな姉におちんちんをいじられている。姉が直接的な暴力に出る人間ではないと分かっている分、目的や意図が汲み取れず余計に恐怖――それが、自分を亮太と思い込む夏美の気持ちだった。

「あ、起きちゃったか、ごめんね」

「一体なにを……うぅっ!」

 亀頭を露出させられた夏美は、痛みと鋭敏さにたじろぐ。血液が集まって赤く硬くなり、僅かな風にすら反応していた。

 亮太はペニスを見下ろしてぺろりと舌なめずりをする。もちろん、夏美が過去に相手をしてきた男達とは比べ物にならないサイズである。年少趣味もないのでそういったプラスの補正もない。

 しかし、それが元の自分のモノ。それだけでなく、あの憎き姉がガキンチョに陥れられ情けなく涙目になっている。一見、自分を馬鹿にしているような矛盾も内包しているが、今の亮太にとっては夏美の全ても並行で存在しており、どちらでもあった。

「……ふふっ……こないだのドーナツのお詫び。面白いこと、教えてあげる」

「なんなんだよ、面白いこと……っふああぁっ!?」

 亮太は夏美の上にまたがり、むっちりとした下半身で抑え込む。手も正面から握りあった。腰を動かして位置を調整すると――とろとろになったおまんこで、夏美のペニスをかっぷりと咥え込んだ。

「んっ……♡ 小さいけど、いい……っ♡」

「なに、これ……あっ、うっ」

 目を白黒させている夏美。本来の彼女であればまた違ったのかもしれないが、今は経験ゼロの無垢な少年。瑞々しくも女の身体と繋がっただけで、もうはちきれそうだった。

 亮太は容赦なく腰を振る。前の夏美がやっていたような指でのオナニーと同等程度だろうと踏んでいたのだが、熱さと形は想像より遥かにえぐりこんできていた。

「っふ、っふぅ、ううっ♡」

「うあああ、っ、おねえ、あああっ」

 姉弟同士の、禁断のセックスは続いていくかと思われた。亮太は続いて欲しかった。

 しかし、全く初めての性的快楽となった夏美にとって、セックスは過酷だった。

「ううっ、あぁ、なにっ――ああっ!」

 夏美はびゅるびゅると射精した。脚をピンと伸ばし、床に踏ん張る。亮太の手を強く掴み、ふるふると震える。全身が溶け合うように曖昧になり、身体のどこを動かしているのかもわからなくなった。

「はぁ♡ はぁ♡ ……あれ、お姉ちゃん……じゃないや、亮太イった?」

「あぁ……うう……」

 呆然自失の夏美。亮太は中で硬さが失われたのがわかったので、ペニスを抜いて夏美から降りる。すると、股間から少量の精液が流れ出た。

「……へえ、こんな感じなんだ……ねえ亮太……亮太?」

「……お姉ちゃん、これ……何?」

「うーんとね……また後でちゃんと教えてあげる。気持ちよかったでしょ?」

「わかんない……けど、好き、かも」

 ペニスをだらしなく晒しながら、だらしなく倒れている夏美。その滑稽さに、亮太は満足する。

「あ、おちんちんまた大きくなってきたね。じゃあ、あたしの部屋でシよっか?」


****


「――母さん、亮太知らない? 風呂はいってたみたいだけど……二階? ありがと」

 ある晩、夏美は母親に声をかけたあと、亮太の部屋へ行く。しかしそこに亮太の姿はなかった。

「さては」

 すぐに状況を理解した夏美は取って返し、自室へ向かう。ドア越しに物音を確かめた後、がちゃりと部屋に入っていった。

「亮太、抜き抜きしたいのかな?」

「うん……」

 亮太は夏美の部屋、ベッドの上にもじもじしながら座っていた。

「いいよいいよ。ほら、したげるからおちんちん出して」


 ――亮太と夏美が入れ替わってから数週間。

 亮太は――かつて夏美だった亮太は、すっかり自分が夏美だったことを忘れていた。入れ替わり直後の亮太は夏美のことを嫌っていた。

 しかし、夏美はそんな亮太にも優しく接した。嫌いだった姉と同じになりたくなかったからである。復讐といえば大げさではあるが、仕返しは完了している。

 姉だった人物は嫌いだが、元の自分といえば嫌いなわけがない。いきなり軟化した態度も怪しんでいたが、女体の柔らかさと快楽には抗えない。そうでなくとも今の夏美の姿こそが、亮太の望んでいたあり方なのだから否定する必要もなかった。

 肉体的な繋がりもあったとはいえ、二人はすっかり仲良くなった。仲良く、なりすぎた。


「うっ……うわああっ!」

 夏美の手とショーツに包まれていた亮太のペニスが爆発し、白濁液をぶちまける。はみ出した分も拭き取って、クロッチにシミを作った。

「よくできました。偉いね……んっ♡」

 指についた精液を舐め取った夏美は、汚れたショーツをそのまま穿く。少しだけ潤んだ股間に、精子がべったりと付着した。さらに布団に潜り込み、ふにゃふにゃになったペニスを舐めあげて綺麗にしてやった。

「あっ……また大きくなってきたね。じゃあもう一回」

「あのさ、お姉ちゃんが気持ちよくなってないよ。してあげたい」

「え……ふふっ、それじゃあお願いしようかな?」

「うん!」

「うん、そこ……ああっ♡」


 ――ベッドが揺れて、しばらくしてまた静かになる。寝入った布団の中、夏美は膣から愛液を精液を垂れ流しながら、亮太はそんな姉に抱きつきながら眠るのだった。

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