第27話 異世界監禁生活(全7頁)(2894×4093) (Pixiv Fanbox)
Published:
2020-06-19 11:16:32
Edited:
2020-09-03 02:27:31
Imported:
2021-04
Content
お待たせしました。
日本語セリフのマンガの続きです。
台詞をテキストにしましたので、必要に応じて翻訳してください。
(第27話) 異世界監禁生活
<<1Page>>
1.千尋を乗せたホバーバイクは、道もないような場所を走り抜け、とある山小屋にたどり着いた
紫髪女「ここまでくれば大丈夫だ」
2.紫髪女「少し古いが建物はしっかりしている」
紫髪女「しばらく潜伏するには丁度いいだろう」
腕を縛られた状態のまま追われる身となった千尋
3.紫髪女「名前は?」
千尋 「…千尋…」
紫髪女「足元に気をつけろ、千尋」
千尋が生き延びる為には、助けてくれたこの女に賭けるしか無い状況だった
4.紫髪女「窓を開けるぞ、千尋はここに座ってろ」
千尋 「わかったわ」
<<2Page>>
1.紫髪女「よいしょっと」
紫髪女「どうだ?いい場所だろう?」
2.紫髪女「ここなら雨風も凌げるし、人目にもつかない」
紫髪女「千尋を吊るす設備もある」
千尋 「えっ!?」
3.千尋 「はっ!!いつの間にっ!?」
4.千尋 「あの…私は異世界人で行く当てがないんです」
千尋 「逃げないから鎖を解いて」
紫髪女「本当にそうだろうか?」
紫髪女「千尋は逃げ出していまここに居るんだろ?」
<<3Page>>
1.紫髪女「さて…千尋のいきさつを話してもらおうか。正直に…偽り無く…」
千尋 「はい…本当の事を話します」
2.千尋はこれまでの身の上を包み隠さず話す事にした。
3. このハイヒールが千尋の意思では脱げない事も正直に伝えた。
4.紫髪女「……なるほど」
紫髪女「今の話を聞いた上で、試してみたい事があるんだけど」
紫髪女「もしかしたら高下駄を外せるかもよ?」
千尋 「本当?でも危険はないの?」
紫髪女「もちろん命に影響はない」
千尋 「それなら試してみたいわ」
5.紫髪女「じゃあ、早速試そう。立って」
千尋 「はいっ」
<<4Page>>
3.千尋 「これは、なにっ!?」
4.紫髪女「この首枷はじゃまね」
千尋 「試したい事って一体なんなの?」
5.紫髪女「よしっ、これで首への負担が減るわ」
千尋 「お願い!説明してっ」
6.紫髪女「えっとね…高下駄が外せない理由は…」
紫髪女「千尋が本気で外したいと思って無いからだと思うのよ」
紫髪女「…だから…片脚で吊るしたら全体重が高下駄に乗るじゃない?」
紫髪女「そうしたら痛くて本気で外したくなるかな?ってね」
<<5Page>>
1.紫髪女「さて、千尋は虫とか平気か?」
千尋 「…虫は苦手です」
紫髪女「じゃあ、ちょっと出かけるから戸締りしておくよ」
2.千尋 「真っ暗になるの?」
紫髪女「そうだな。でも室温は問題ないぞ」
千尋 「なるべく早く戻って来て」
3.紫髪女「よしよし」
紫髪女「日暮れ頃には戻ってくるよ」
紫髪女「早く高下駄が外せるように頑張ろうな?」
4.紫髪女「あっ!?そういえばここ幽霊が出るしいから」
5.千尋 「なっ、なんでそういう事言うのよっ」
<<6Page>>
1.ところが…紫髪の女は暗くなっても戻ってくる気配がない
2.夜が明けても一向に戻ってこない事から…
3.きっと彼女に何かあったに違いないと思い至る
4.2回目の夜が訪れ……いよいよ死を覚悟する
わたし(千尋)は一体どこで間違えたのだろうか?
5.遂に2回目の夜が明け、日が差し始めたころ…
ようやく人の気配があった
<<7Page>>
1.赤服「ふふっ、いるいる」
黒服「ようやく捕まえた」
2.黒服「換気をしましょ」
3.赤服「秘密基地としては最高ね」
4.黒服「思ってたより元気そうね」
千尋「反省しました」
千尋「助けて下さい~」
赤服「回復薬の効果が残ってたのかしら」
(つづく)