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旧作のリニューアルです。


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~~以下はSSです~~

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作者:まに


「X-Mas Eve屠畜の儀」は、ルルイチ学園に数あるイベントの中でも特に盛大な盛り上がりを見せる長年の伝統行事である。

 クリスマス・イヴに行われるこの行事は、志願者の中から選ばれた一匹の肉畜にサンタの衣装を着せ、生徒達の前で屠畜するという分かりやすいものである。屠畜の中でも特に華やかであることから肉畜達の憧れであり、この儀式に選ばれた肉畜は正に幸運と言えるであろう。

 そして、肉畜でない生徒達にとってもその年の儀式は特に注目を集めさせるものであった。

 なにせ、その年選ばれた肉畜は、あの、奥津多紀理(おきつ・たきり)なのである。

 人気絶頂のアイドルであり、誰もが羨む可愛さとスタイルの良さを誇り。

 ――とある噂の立っている、肉畜なのだ。

『皆様、ほ、本日は私のステージにご来場頂き、あ、ありがとうございます……』

 ルルイチ学園敷地内に存在する小振りなホール。

 座席を埋め尽くす生徒達の視線の先には、ステージの中央にいる、普段からは想像出来ない無様な姿をした多紀理の姿があった。

『本日、X-Mas Eve屠畜の儀の折、ギロチンによって処刑をされる……奥津多紀理です……』

 マイクを通し、会場に羞恥と色情の熱が入り混じった声を響かせる彼女は――サンタの衣装を身に纏い晒し台ギロチンに拘束されていた。

 蝶番となっている木製の板に首と手を拘束され、前のめりになりながら蟹股で踏ん張る多紀理の姿は、日頃華やかにステージで舞う彼女からは想像出来ないほどに下品であった。妖精のような彼女を知っているだけに、観客は沸き、股を開く彼女の裸体を舐めるように見やる。板に首から先を隔たれた姿は彼女の身体が無機物であるかのような倒錯感を際立たせ、それが一層観客の男根に芯を灯した。


「それでは……高等部2年Y組、奥津多紀理――」

 ――多紀理自身も、観客と同様に……いや、それ以上の発情に全身を火照らせていた。

 自分の屠畜がまさかこんなに華やかなものであるとは思っていなかったし、ステージの上で屠畜されるということが、こんなにも羞恥と興奮をそそるものだとも思ってはいなかった。アイドル冥利に尽きる――それに。

 自分の秘密を、こんな晴れの舞台で明かせるなんて。

「――本日は、御主人様達にレイプをされた後、斬◯で屠畜されます……っ」

 多紀理は高揚に声を震わせた。

 それと同時に、脇から十数人の男子生徒や教員が現れ――多紀理はそれを感じたのみで、子宮を甘く疼かせた。

「嗚呼、皆様、どうか……現役アイドル奥津多紀理の集団レイプ屠畜をお楽しみ下さいっ……」

 今すぐにでも獣としてよがりたい欲求をプロ意識で必死に押さえつけた多紀理の台詞は、行為への皮切りとなった。

 屠畜への期待に汗ばむ多紀理の身体に、男達が群がる。

 その内の一人がサンタ衣装の短なスカートをめくり、我慢出来ないように怒張したそれを蕩けた秘部へとあてがい、尻肉に股間を打ちつけるようにして乱暴に挿入した。

「ああっ」

 それは、手馴れた挿入であった。

 多紀理の身体をどう使えば良いかを知り尽くしたレイプであった。

「ああっ、皆さんっ、ごらんっ、下さいっ……私は、奥津多紀理はっ……いつもこうしてっ、彼らに犯される日々を送っていましたっ……」

 会場がどよめき、多紀理の身体に腰骨の蕩けるような電流を走らせた。

 会場のあちこちから、生徒達の声が聞こえる。

 あの噂は――奥津多紀理が襲えば無抵抗で犯される肉便器であるという。


「そう、ですっ、あっ。あっ。私はアイドルとして活動しながら、気が小さく押しに弱くてっ……セクハラやレイプにも、抵抗出来ずに晒されてきましたっ」

 敏感な膣壁を肉棒の硬さがえぐるように擦り、スカートに際立つ太腿や尻肉に肉棒がこすり付けられる。雌として最奥を鈴口に押し潰されて喘ぎながら多紀理は快感の最中に告白をする。

「初めはっ恥ずかしくて、嫌でっ……でもっ、段々犯されることが快感になっていって……どんなことでもする、ペットアイドルになっていきましたっ。あっ。もう今はっ、唯の淫乱ですっ。真摯に応援して下さった皆さん、申し訳ありませんっ、どうかお詫びの屠畜姿をっ、おっおっ」

 黙れ、とでも言わんばかりのピストンに、多紀理は家畜のように喘ぐ。

 晒し台を軋ませながら無様な拘束姿で快楽を享受する彼女は、最早アイドルとは程遠いマゾ豚に他ならない。しかしあくまで絶世の美少女であるがゆえに、そのレイプ姿は羨望と軽蔑を同時に感じさせる下品な美しさに溢れていた。

 多紀理は観客からの熱い視線を感じ、もう、限界であった。

「ああっ、いきますっ、逝きますっ!皆っ、私、もうイクッ、逝くねっ。多紀理のラストライブッ、見ててねっおっほっ」

 背筋を仰け反らせて喘ぎながら、多紀理はその首筋に刃の冷たさを想起し身悶えた。

 男達のレイプはこの上なく乱暴に、秘部を往復して高いカリ首で気持ち言い箇所を擦ってくる。皆の憧れるアイドルを己の肉棒で強制的に下したという現実を皆に見せ付けるという行為は、雄の本能をこの上なくそそるのだろう。

 多紀理はサンタ姿のまま、豊満な乳肉を揉みしだかれつつ、艶やかな尻肉に肉棒をこすり付けられる。乳揉みの手つきは悶絶するほどに荒々しく、肉棒は尻肉越しに子宮へ精液の存在を伝えてくる。余った男達が自分の身体に向けて肉棒を扱いているのも感じられ、多紀理は絶頂の気が湧き上がってくるのを感じた。

「あああっ、いっぐっ――」

 無論。彼女を犯すことに長けた男達が、彼女の絶頂を見逃すわけなどなかった。

「おっ――」

 激しいピストンの後、男は最後に強く股間を多紀理の尻肉へと叩きつけてきた。

 壮絶な快感が一気に全身へと迸るのと同士に、濃厚な精液が注ぎこまれ、雌として最上の絶頂に多紀理は晒し台が壊れるほど大きく仰け反る。板に縛られた首と両手が、ぴんと上に向くのが何とも無様な絶頂姿であった。

 そして、その瞬間――男の一人が、刃を落とした。



 このうえなく淫靡に絶頂する雌豚アイドルの首が、舞った。

 まっさらな首に刃が通り、鮮血の噴出す間もなく抜けるのは正に一瞬の出来事であった。サンタ姿のアイドルが唯の肉塊へと変貌するその瞬間は、男達の支配欲を恐ろしい程に高めた。

 ステージに曝け出された、元、奥津多紀理は無様なものであった。

 残った身体ばかりが快感を残して異常に痙攣し、なくなった首からは勢い良く血を噴出している。それでも拘束からは逃れられず衆目に晒される、晒し台の良さが良く出ている屠畜姿であるといえるだろう。

 生徒達は、転げ落ちた恍惚面の首と、痙攣を繰り返す身体にただ興奮し、見惚れる。

 多紀理の身体は死して尚、子宮で精液を受け止め続けていた。


 その後、多紀理の身体は首を無くして尚、長い時間をかけてステージ上にいる男達や、飛び入りのゲスト達にレイプされ続けた。

 奥津多紀理の淫靡な屠畜に、ルルイチ学園のクリスマス・イヴは盛り上がりの中、ふけていく。


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