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「FANBOX支援者向け肉畜人気投票第一回」の準グランプリ獲得者である赤羽英里佳ちゃんへのお祝いイラストとサイドストーリーです。


正確に言えば「R-18G」ではなく「R-18」になりましたが、このような世界観ですので、一応「R-18G」のタグを付けさせて頂きました。


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~~以下はSSです~~

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作者:まに


 恋人との情事を思い返しながらシャワーを浴びる赤羽英里佳は、魅力的に過ぎたのだろう。

 そう、彼女は美しかった。

 清水を伝わせる健康的な小麦色の肌が示す通りに快活な性格である彼女には、普段では考えられないような憂いがあった。

 ほんのりと。幸せそうに、目を細めて。彼女はその綺麗な瞳の奥に、つい先ほどまで味わってきた幸福の時間を再生していた。

 思い返すは、恋人である原川仁奈との、"最後"のセックス。

 肉畜として最高の悦びである屠畜を迎える前に、先日の夕刻から今日の15時に至るまで、ほんのわずかの休止を挟み、爛れるような快楽漬けの時間を堪能したあの時間を、英里佳は今なおまぐわいを続けているかのように幸せそうに反芻していた。


 今日は、待ちに待った屠畜の日。

 英里佳を憐れむ者もいるが、英里佳当人からしてみれば、ずっと待ち望んできた晴れの日である。

 その幸福を噛み締めながらも、別れを惜しみ最愛の恋人とじっくり身体を重ね合う――彼女にとってこれ以上の幸せなどありえなかったのだろう。

 だから、そう。今の英里佳は普段の何倍も、見る者を惹き付ける雌の魅力に溢れていた。

 だからシャワーを――つまり最後の沐浴を終えた彼女に、そう言った告白がぶつけられるのはある意味自然なことと言えたのだろうけれど。


   *   *   *


「あのっ……英里佳先輩っ、好きですっ!」

「……へ?」

 脱衣所。

 真っ白なタオルで頭を拭いていた英里佳本人は、予想外な告白に思わず間抜けな声を上げてしまったのだった。

 硬直。そして、目ばかり動かして。エリカは視線を下へと落とす。

 身長の低い、可愛らしい少女が一人。清水の舞台から飛び降りるかの如き決死の表情で、真剣に英里佳のことを見つめていた。

「あー、えっと……?」

 英里佳の沐浴に付き添ってくれた後輩の少女だ。確かまだ中1、と、英里佳は頭の片隅で情報を整理する。

 英里佳が言葉を選ぶより先に、少女はどもりながら台詞を続けた。

「あ、あのっ!先輩には恋人さんがいることも知っていますし、屠畜を前にこんなことを言われても困るでしょうしっ……こ、この想いはずっと、言わないつもりでいたんですけどっ!でも、そのっ……えっと」

 シャワーを浴びる英里佳があまりに魅力的過ぎて、とは、流石に少女が言えるわけもなく。

 とにかく、英里佳は鳩が豆鉄砲でも喰らったかのように目をぱちくりさせた。

 全くもって、予想外。

 確かに考えてみればこの少女は我先にと付添役を志願したし、そう考えれば不自然なことは何もない。

 しかし、屠畜を間近に控えたこんな時に、告白をされるだなんて思ってもみなかった。

 英里佳の思考はフリーズ状態。

「あ、あの……勿論、イエスの返事なんて期待してなくて……ただ、想いを伝えたかっただけで……ごめんなさい」

 ――しかし少しの時間を置くと、思考の硬直は溶け、なんだか少女への愛おしさが湧き上がってきた。

「……大丈夫、顔をあげて」

 なんとまぁ、健気で、可愛らしい。

 英里佳の中に、年上としての母性が溢れていく。

 それはなんだか、とても幸せなことのように思えた。

「ありがとう。……すっごく嬉しいよ」

「英里佳先輩……」

「でも、ごめんね。あなたの言う通り、私には大事な恋人がいる」

「はい」

 と、目尻に涙が溜まった少女。この答えは、彼女がとっくに予想していた。

「でもね、彼女……仁奈がどうしたって一番だけど……気持ちを伝えてくれて、本当に嬉しい」

 これは、慰めではない。心からの本心である。

 如何に自分に想い人がいようとも、本気で想いをぶつけてくれた人間を無下にするほど、英里佳は悪い性格ではない。

 むしろ英里佳はこういうことに非常に弱い気の良い人情家であった。

 だからこそ――英里佳は優しく微笑んだ。

「……切腹まで、まだちょっと時間があるから、急ごっか」

「え?」

 きょとんとする少女を、そうして英里佳は壁の端へと追いやった。

「え、えっ――」

「……君の想いに、答えてあげたいの」

 楽にして、と言葉を続けた。

 追い詰めた少女の唇に、英里佳のぷりっと瑞々しい唇が重なる。

「んんっ――!?」

「んふ……」

 初々しい、唇同士をくっつけ合うだけのフレンチなキス。

 英里佳はそこに舌を忍ばせ、少女の舌を絡めとった。

 甘い声と、淫靡な水音が溶けて絡んで脱衣所に満ち渡っていった。

 英里佳の舌はねっとり蠢き、少女の短い舌を的確に舐りつけていく。粘膜を溶け合わせるような接吻に少女は始め舌を引っ込めたが、すぐに色情が勝ったのだろう、甲斐甲斐しく英里佳に舌を絡め返した。螺旋に絡み合う肉厚な美少女舌。桃源郷を思わせる蠱惑的な接吻音が、にゅうるにゅるにゅる、五感を舐る。

 英里佳はやがて唇を離すと、手慣れた手つきで少女の股間をまさぐった。

「あっ、そこだめっ、せん、ぱいっ――」

「隠しても、先輩にはお見通し♡」

 股間を隠そうとする非力な手を払いのけ、意図も容易く目当ての代物を取り出す。

「……君のチ◯ポは♡こんな♡硬くして♡」

「うう……すいません」

「謝らないで」

 英里佳は屈んで、ふたなりである少女の顔を覗き込む。

 申し訳なさそうな泣き顔を撫でて、出来得る限り優しく言う。

「私の一番は他の人にあげてるけど……代わりにこの時間をあなたにあげるね」

「先輩……あっ」

 そのまま、英里佳は更に腰を落として。

 ――初めて見下ろす英里佳の姿は、少女にとってはさぞかし刺激的に過ぎることだろう。

 褐色美少女の英里佳が、大股開きの正座姿で自分のことを見上げて。

 舌なめずりをして――自分の肉棒を、咥え込むのだから。

「あっ♡」

 淫靡な視覚情報を、触覚に流れる強烈な快感が塗り潰した。

 英里佳の艶やかな唇が慎ましい勃起を咥え込み――啜った。

「ああっ♡しゅごっ♡んっ、せん、ぱいっ――♡」

 英里佳は目元ばかりにんまりさせながら、その頬肉を淫靡に凹ませる。尿道から精液を啜り取る決意に満ち溢れた吸引面で、英里佳は下品に、けれどどこか美しく、勃起に吸い付き顔を上下させていく。

 ぬぽ、ぬぽ、ぬ~っぽ、ぬ~っぽ。

 肉棒に口内粘膜を密着させ、全体で舐めるかのように、

 ねっとり、ぬぽぬぽ、扱きたて。

 何度も美少女先輩のおくちまんこの感触を重ね掛けしてから、啜り上げる。


「おおっ♡」

 ぶぢゅるるっ♡ぶっちゅっ♡

 ぶっぽ♡ぶっぽ♡ぶっぽ♡ぶっぽ♡

 肉棒が引っこ抜けるかのような、強烈なバキュームフェラ。

 恋人・仁奈のふたなり肉棒へのご奉仕で鍛えた性技の一つである。

 肉棒全体を包み込んで扱き上げる英里佳のフェラチオに、経験のない中1の少女が、少しでも我慢出来るはずはなかった。



「んんっ♡♡」

 瞬く間に、射精をしてしまう。

 濃厚で真っ白な精通の精液が、肉棒に吸い付く英里佳の口内に注ぎ込まれる。

 肉棒は当然暴れるように脈動するが、英里佳は益々口をすぼめて、しっかり肉棒を抑え込んだ。

 そうして改めて少女を見上げて、見つめ合いながら吸引を開始する。

 射精に合わせて、ずびずび、啜る。

 体位的には少女のほうが上位であろうに、少女は英里佳の口の動き一つであっさりその身体をビクつかせた。

 吸引する度、少女は腰を引っ込めるが、後ろは壁、逃げ道はない。

 結局最後の一滴を啜られるまで、英里佳の口淫を味わうこそしか出来ない。

「んふふ……♡」

 射精が終わると、英里佳は尚も痙攣する肉棒を改めて奥まで咥え込んだ。

 そして、ねっとり、引き抜いていく。

 英里佳の艶々照る唇から、艶めかしい勃起がずろりと姿を見せて――


 ちゅっ、ぽんっ♡

 ――軽快な音と共に、外の空気に弾け出る。

「あっ♡あっ……♡」

「んふふ……すっごい量……♡」

 英里佳は大きく口を開いて、口内にたまった精液を少女へと見せつけた。

 少女は身体を縮こまらせながら、その溜まりを本能的に凝視する。

 英里佳はその様子を見ながら益々目をにやりとさせ――口を閉じて、飲み込んだ。


 ごっ、くん♡

 これ見よがしな音と共に、少女の肉棒がびくりと跳ねる。


「……はぁい♡君の精液、飲んじゃった♡

 これで、私は君の精液をお腹に入れたまま死ぬわけだね……♡」


 挑発的な舌なめずりを一つ。それでもどこか、その目は優しい。

 英里佳の煽情的な姿に、少女の肉棒はひたすら暴れて止まらない。

「……もう数発くらい、抜いておこっか♡」

 少女は、黙って頷く。

 そんな彼女の切なげな肉棒を、英里佳は嬉々として咥え込んだ――。


   *   *   *


 ――結局、口内で抜かずの三発。

 英里佳は迷うことなく、全ての射精を飲み込んだ。

「あ、あのっ……先輩、本当にありがとうございました……!」

 最後に、二人でシャワーを浴びた後。

 体も拭き、死装束の着替えも終わり、今まさに切腹の場へと赴こうとした英里佳の後姿に、少女はお礼の言葉を伝えた。

 英里佳は振り返って、優しく微笑む。

「先輩、私っ……私もいつか、先輩みたいな立派な肉畜になって、いつか必ず同じ切腹をして果てます……!」

 ――益々、愛おしくなって。

 英里佳は少女に歩み寄り、その唇に優しく、別れの口づけを交わしたのであった。


 英里佳が魅了に溢れた切腹に至るまでの、それは隠れた、ほんの些細な物語。

 様々な想いを引き継ぎ、肉畜達は成長して、そうして淫靡に果てて逝く――。


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popstar-krby

ふたなりはタグ付けして欲しかった。