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このお話はpixiv連動の続きや関連の制作予定が無い為FANBOXのみに掲載してます。

今回はパンツ化でもハロウィンのかぼちゃ色をイメージして「大おもらし」(早い話うんちの方)を採用していますので、この手の性癖に抵抗のある方はご注意くださいませ。


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「メアリー、良く聞くのよ。人間界へ行って、しっかりと人間界の魔女行事を学んでくるのよ」

「分かりましたわ」


 普通の人間達が住む世界とは少し違う所にある魔法界。

 メアリーは魔法学校へ通う女の子です。

 人間界ではハロウィンと言う行事が開催されていて、この行事が魔女に深く関わりがあるとの事です。


 メアリーは魔法学校の学習の一環として、人間界でハロウィンを学んでくる事になりました。


「気を付けて行ってくるのよ」

「はい、行ってきます」


 メアリーはホウキに跨り、魔法界から飛び去ると人間界を目指しました。


「わー、凄い。まるでお祭りみたいね」


 人間界が見えてきて空の上から見渡すと、地上はガヤガヤと賑わっていました。

 メアリーはホウキである程度高度を調整し、人気の無さそうな所を探してそこへ降り立ちます。


「誰にも見られなかったかな?」

「魔法少女のお姉ちゃんだ!」

「わー、魔法少女だー!」

「え、あたしの事?」


 メアリーは小さな女の子達から「魔法少女」と言われて、指を指されていました。


「さっきホウキで空から降りて来る所、見たもん!」

「魔法少女のお姉ちゃん、空飛べるんだー! そのホウキで飛べるのー?」


 女の子達はメアリーの魔法に興味津々です。

 と、ここでメアリーは人間界へ来た目的を思い出します。


「魔法少女……と言うのは、魔女と関係ありますの?」

「何言ってるの? お姉ちゃんの事じゃないー!」

「いえ、あたしは魔法少女ではなく魔女で……」

「嘘だー! 魔女ってもっとお婆さんみたいな魔法使いの事を言うんだよー!」

「どうみてもあなた、少女じゃないー! 魔法少女だよー!」


 女の子達にそう言われて、メアリーは何だか納得してしまったようです。

 確かに自分は少女なのだから、それで魔法が使えるなら魔法少女なのかもしれない、と。


「なるほど、ここでは魔女の事も魔法少女って呼ぶんですね」

「でもどうやったのー? ハロウィンの仕掛けでもあるのー?」

「ホウキで空を飛ぶなんて、私も飛んでみたいなー」

「空を飛んでみたいんですの?」

「うん!」


 女の子達は空を飛びたいと言いだしたので、メアリーは応えてあげる事にしました。


「これでいいですの?」


 メアリーは小さくて細長いステッキを取り出し、女の子達に魔法を掛けます。


「わっ! 体が浮き出した!」

「何これー! 自由に空中を動けるー!」

「でもお姉ちゃんのステッキ、魔法少女っぽい物じゃないんだねー。マジカルーとか言いそうな感じでもないしー」


 本物の魔女なんて、メアリーの世界からすれば実際はこんなものなのでしょう。

 魔法少女みたいなものは、人間達が勝手に思い描いている幻想に過ぎないのです。


「ところであなた達、手に持っているそれは何ですの?」

「パンプキンだよ!」

「うん、パンプキン!」

「えーと……パンツキン?」

「違うよー、パンプキン、だよ」

「うん? やっぱりパンツキンですよね?」


 実はメアリーちゃん、本人も気付いていないようですが少し聴覚が弱いようでして。

 「プ」と言う言葉を上手く聞き取れないようなのです。

 それでメアリーちゃんには、パンツキンと聞こえてしまったようなのです。


「変な魔法少女のお姉ちゃんー」

「ねえねえ、そろそろお菓子貰いに行こー」

「うん!」

「お姉ちゃん、魔法解いてくれる!?」

「え、はい」


 メアリーはステッキで魔法を撃ち、女の子達の空を飛ぶ魔法を解きました。


「じゃあね、魔法少女のお姉ちゃん!」


 女の子達はメアリーちゃんの元を去って行きました。


「ハロウィンにはパンツキンと言うものが関わっている、と言う事は分かりましたわ。でもあの手に持っているもの、何だかかぼちゃにも見えましたわね」


 先程の女の子達が持っていたかぼちゃは、顔と口が繰り抜かれていました。

 いわゆる「ジャック・オー・ランタン」と言うものです。

 しかしハロウィンが初めてなメアリーにとって、ジャック・オー・ランタンは初めて見るものだったのでしょう。


 その為、メアリーにはかぼちゃの事だ、と分からなかったようです。



 その後、メアリーはハロウィンで溢れかえる人ごみの中を歩きながら、色々と考えていました。


(パンツキン……パンツ? でも、だとしたらキンって一体……金色の金? それともばい菌などの菌? ばい菌退治のお祭りなのかな?)


 ハロウィンの事を良く知らず、1人で人間界に来た為に聞ける相手も居ないメアリーは、独自に考えを巡らせます。


(さっきの女の子達が持っていた物、かぼちゃにも見えましたの。かぼちゃ色……パンツ……菌……はっ? ま、まさか!?)


 独自に考えた結果、メアリーの中で答えが出たようです。

 しかしそれと同時に、メアリーは恥ずかしくなってしまい赤面してしまいました。


(パンツにかぼちゃ色で菌と言えば……うんち)


 ハロウィンはきっとパンツとうんちに関係のあるお祭りなのだろう、と。

 これがメアリーの行き着いた答えでした。


「わー! 魔女にパンプキンに変えられるー!」

「パンプキンに変えられないように逃げろー!」


 女の子達がふざけたように、メアリーの横をそう言いながら通り過ぎました。


(魔女がパンツキンに変える? え、となるとハロウィンと言うのは、魔女が人間達をパンツキンに変えるお祭りなの?)

「あらあら、どうしましょ。こんな所でおもらしちゃって……」

「お姉ちゃん、ごめんなさいー……」


 メアリーが恥ずかしそうに考えていると、近くから小さな女の子の声が聞こえました。


「2年生にもなっておもらしが治らないなんて、魔女にパンプキンに変えられちゃうわよ」

「うぅっ……でも魔女さんにどうにかしてもらえれば、おもらしも治るかなぁ……?」

「ええ、きっと治るわよ おいしいパンプキンスープも飲めるわよ」

「ほんと!? 私、パンプキンスープ大好き! じゃあ私、もう泣かないもん!」


 メアリーは女の子の言葉を聞いて、驚愕の事実を知ってしまい大変驚きました。


(パンツキンスープ……つまり、うんち汁!? それに、魔女がどうにかするって……ハロウィン、恐ろしいですの。何と言うお祭りなの……)


 メアリーは今まで得た情報から、お祭りの意味と自分の役割を自覚しました。


(おもらしの治らない子、治ってなさそうな子でもいいのかな……そういう子をあたし達魔女がパンツに変えて、どうにかするみたい)


 ハロウィンを全く知らないメアリーの曲解した考えは、とんでもない方向へと行ってしまいました。


(でもただのパンツではなくパンツキンだし、かぼちゃを連想してうんちだから……きっとパンツ状態のままうんちおもらしをするのね……)


 メアリーの中では勝手に色々進んでしまって、もう収拾の付かない所まで考えが飛躍しています……。


(きっと変身した状態でおもらしさせる事で、人間状態でのおもらしを予防する……そういうお祭りなのね、ハロウィンって。だからパンツキンなのね……)


 メアリーは女の子達ばかりがかぼちゃを持っている、と言う点も気になっていました。


(もしかしてあのパンツキンと言う物を持っている女の子達が、魔女を待ち望んでいる子達と言う目印なの? じゃあさっきの子達もまだうんちおもらしを……)


 最初にメアリーと会って、空を飛ぶ魔法を掛けてあげた女の子達。

 その子達ももしかしたら、スカートの中に隠れているパンツにはうんちを付けていたのかもしれない。

 メアリーはそう考えて、パンツキンを持っている女の子を探して早速行動に移りました。


(ハロウィン、理解しましたわ。恐ろしいお祭りですけど……人間の女の子達には必要な儀式なのね。ならば魔女のあたしがどうにかしなくては)


 メアリーは赤面しつつも、ハロウィンを学ぶようにと言われた言いつけを守り、女の子達のパンツキンの儀式をお手伝いする事にしました。



「トリックオアトリート! お菓子をくれないとイタズラしちゃうぞ!」


 メアリーがパンツキンを持った女の子を探して歩いていると、何だか呪文みたいな事を言っているパンツキン持ちの女の子を見つけました。


「まるで呪文みたい……それにイタズラしちゃうって……もしかして! イタズラでおもらしさせられちゃいますの!?」


 きっとあの子は魔女の救いを求めているに違いない、それで魔女を呼ぶ呪文を唱えているんだ。

 そう思ったメアリーは、とっさに細長い棒状のステッキを出します。

 そしてステッキを女の子に向けると、頭の中で強くパンツとかぼちゃ色のアレをイメージして……。


『ボワン!』


 女の子に向けて魔法を撃ちました。

 女の子の持っていたパンツキンはドサッと音を立てて地面に落ち、パンツキンの中に入っていたお菓子が零れました。

 パンツキンの上をひらひらと舞ってきた1枚の純白な幼女パンツが、零れたお菓子に覆い被さるように静かに落ちて行きます。


「これでいいの……? 本当に、これでいいの、かな……いいん、だよね……?」


 メアリーは魔法で女の子をパンツにしてしまい、おそるおそる本当に合っているのか自問自答します。

 落ちたパンツは少しピクピクっと微動していて、まるで女の子が何が起こったのか分からず必死に藻掻いているかのようです。

 そしてパンツが微動し続ける事、しばらくすると……。


『ブリッ! ブリブリブリィー!』


 パンツにされた女の子は、物凄い音を立ててうんちを盛大におもらししました。


「あわわっ……」


 自分でした事とは言え、その様子を見ていたメアリーも驚いてしまいます。

 うんちは内側のクロッチ部分から湧くように溢れ出てきて、みるみるうちにクロッチ部分をかぼちゃ色に染めて行きます。

 パンツ自身が女の子なので着用者を失ったパンツは、うんちを出し続けてクロッチ部分から盛り上がり、パンツの前後を汚して行きます。

 次第に量が多くなるとうんちは横に流れて地面に溢れ出し、落ちているお菓子を巻き込みました。


「これがハロウィン……」


 メアリーはかなり衝撃的な光景を見て、自分でやっておきながら呆気に取られてしまいました。


『ブリュブリュ! ブリュ……ブッ』


 次第にうんちの音は段々と静まり、勢いも衰えて溢れ出るうんちは止まりました。

 女の子だったパンツは盛大におもらししたかのように、外側から見ても分かるくらいに内側をかぼちゃ色に染め上げていました。

 うんちの質量で薄かったパンツはクロッチ部分を中心に厚みを増し、女の子だったとは思えないような異臭を放っていました。


 かぼちゃ色に染まったパンツは、まるでパンツキンスープをパンツで飲み込んだかのように……うんち汁を染み込ませていました。


「臭い……臭過ぎる。でも、きっとこれでこの子もうんちおもらしが治るん……だよね?」


 メアリーはうんちの凄い光景と強烈な臭いに耐えながら、考えていました。


(確かに人間の状態でおもらしするよりは、パンツになって人間と分からない状態でおもらしした方が良いのかな……)


 これがハロウィンの「儀式」ならば、仕方のない事なのでしょう。

 どちらが良いか選べと言われてしまえば、後者の方がまだマシと思ってしまいます。


「ハロウィンは今日1日中続くようだし、このままで大丈夫なのかな……きっと1日経てば、自然と元に戻れますよね?」


 メアリーは少し心配になりつつも、うんち塗れで悲惨な姿にされてしまった女の子の幼女パンツ……成れの果てから離れました。


「魔法で嗅覚を弱くしておいた方がいいのかも……」


 メアリーは自身に魔法を使い、嗅覚を弱めに調整しました。



 その後もメアリーはパンツキンを持っている女の子を探し、呪文が聞こえる度に魔法を使って同じ事を繰り返します。


「トリックオアトリート!」

『ボワン!』

『ブリブリブゥー!』

「トリックオアトリート!」

『ボワン!』

『ムリュ……ムリュムリュ』

「トリックオアトリート!」

『ボワン!』

『ブスススス……プスー、ブブォーーー!』


 女の子によってうんちおもらしの仕方は様々で、盛大に出たりムリュムリュ出たりおならのように出たり。


「トリックオアトリート!」

『ボワン!』

『ジョボボボォーーー!』


 下痢便のようなおもらしをした黄色パンツの女の子。

 もわんと凄い臭いが込み上げて、悪臭がメアリーの鼻を突きます。


「うっ、臭い! 魔法で嗅覚の調整をしているのにこの臭いって……」


 メアリーはその後もパンツキン持ちで呪文を唱える女の子達をパンツに変えて行き、うんちおもらしの儀式を続けました。


『ボワン!』

「見てください! 今、女の子がパンツに変えられたのを確かにこの目で確認しました! どうやらこの魔法少女のような子が何かをしているようです……!」


 メアリーはいつの間にか、大きなカメラを担いだ人達に囲まれていました。


『ブブーッ! ブリブリブリィ! ブブォーーー!』

「わー! うんちが映っちゃってるー! 一旦カメラ止めてー!」

「あなた達、誰……?」


 メアリーは大きなカメラを向けられると、彼女の元にマイクを持った女の人が近付いて来ます。


「カメラ再開してくださいー!」

「我々はこの謎の魔法少女にお話を伺ってみたく、インタビューを試みようと思います。ズバリ、これはあなたの仕業なんですか? 魔法なんですか!?」

「え、え? 突然何ですか!?」

「女の子達をパンツに変えている目的は!? うんちをおもらしさせている理由は!? 人間界を支配しに来たんですか!?」

「アナウンサーさん! 何かされないように気を付けてくださいー!」


 メアリーは訳が分からないながらにも、必死にマイクに向かって答えようとして……。


「あ、あたしは魔法界からハロウィンを学びに来たんです。それでパンツキンの儀式のお手伝いを……」

「パンツキン? と、言うのは一体何でしょうか!?」

「えーと、魔女が女の子をパンツにしてうんちをおもらしさせて、おもらしを治させる儀式で……それがハロウィンですよね……」

「女の子は訳の分からない事を言っていますがどうでしょう!? スタジオの専門家さんー!?」


 メアリーはここでようやく初めて、自分のした事は間違っていたのかもしれないと気付きました。


(あたし、何て事を……どうもおかしいと思ってましたの……女の子をパンツに変えて、うんちをおもらしさせるだなんて……)

「メアリー! こっち!」

「あ、先生!」

「魔法界へ戻るわよ! 早く私の手に捕まって!」

「は、はい……」


 メアリーは学校の先生に手を引かれ、魔法界へ戻って行きました。



「先生、どうしてあたしの場所が分かって……」

「さっきの映像、こっちでも魔法放送局で電波を拾って流れてましたわ」

「え、そうだったんですか!? あたしに向けられていたあの大きくて黒いの、映像化の魔法を起こす機械だったんですか!?」

「ええ、そうね。だからメアリーが何をやったのか、先生もバッチリ観させてもらいましたわ」

「うぅっ、間違えちゃいました……ごめんなさい」

「人間界は今、大混乱ですよ。あれだけの騒動を起こしておいてごめんなさい、じゃ済まないですね。メアリーには罰を与えます」

「え、罰って」

『ボワン!』


 メアリーの言葉を遮り、先生はメアリーに魔法を掛けました。

 メアリーは自分の穿いていた物と同じ、可愛いねこちゃんがバックプリントされた幼女パンツになってしまいました。


「同じ思いをして、自分が何をしたのかしっかりと悔い改めて反省なさい。さすがにおかしいと気付くでしょうに……メアリーのドジには呆れました」

『ブリュ……ムリュムリュムリュ、ブリブリ……ブリュブリュブリィー!』


 メアリー……もといねこちゃんパンツは、物凄い音を立てながらクロッチからうんちを湧き出しておもらしします。

 溢れ出たうんちでクロッチ部分はかぼちゃ色に染まりながらパンパンに膨らみ、止まらないうんちはパンツの前後も汚して行きます。


「人間界の方は先生が魔法で何とかしておきます。本当は落第にしたいくらいですけど、義務教育なのでそうも行きませんものね……困ったものです」

『ブリブリブリッ! ブリィー! ブブッ……プスプス……プッ』


 パンツは何も言わず、ただただうんちのおもらしを続けるのみでした。


 ねこちゃんパンツはうんちを全て出し終えたようで、女の子の面影すらも感じられないとても惨めで無様な姿になっていました。

 パンパンに膨らんだクロッチ部分は洗っても落ちなさそうな程のかぼちゃ色で染まり、パンツは沢山うんち汁を染み込んでしまってます。

 恐らく今年のハロウィンで本当にパンツキンと言う儀式があるならば、きっと優勝も間違いなしと言えそうな汚れっぷりです。


 ねこちゃんパンツは一体何を感じて何を思っている事でしょうか。

 もわんとしたうんちを纏いながらも微動だに生地がピクピクしているので、意識はきちんと残っている筈です。

 きっと普通の女の子としての正気さは保てていない、これだけは間違いなく言えそうです。


 ねこちゃんパンツはその後、洗濯機の中でしばらくグルグルと回り続けていました。

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