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『ねぇ、ホラホラみてみて~♪わたしの太もも、スリスリしちゃってるでしょ?中の人が気持ち良すぎてもどかしいんだって!でも、太ももスリスリしちゃうと、中の人の大事な部分がぐにゅっぐにゅって刺激されちゃうからさ、さらに気持ち良くなっちゃうんだって!もうね、中の人はごめんなさい、許してください、装置止めてくださいって泣きながらお願いしているみたいなの。でも私はリノ。中の人なんて居ないから関係ないのにゃ♪』 ・・・ 明らかに中の人が苦しみながら気持ち良くなっているにもかからず、ホントに他人事のように話すリノ。中の人がこの言葉を発しているわけじゃないのか・・・? きっと苦しくて大変なのに、まるで大変じゃないようにふるまい続けることを強制されている、そんな気がしてならなかった。 俺は何を思ったか、今まで説明を聞かされて悶々とした感情と、目の前の羨ましすぎる状況が許せなかったのか、 無意識のうちに、リノをベッドに押し倒し、おへそ下あたりの、丁度アソコの先端部分を目掛けて、モフモフした下腹部をカリカリと力強く刺激し始めた。 『にゃ、にゃぁ!スギタク大胆だよ~!私は何ともないけど、中の人はもうすぐイっちゃうくらい気持ち良くなっちゃってるよ!』 俺は目の前の男性がフェイクファーの布に覆われているだけで可愛らしく変身して、おまけに苦しそうで逃げられないような場にいるってだけで物凄く嫉妬していた。嫉妬しすぎて、悔しくて、少しでも中の人を攻撃して、あたかも憂さ晴らししようと試みていた。 それにしても、下腹部当たりの振動は本当に強力で、もし自分がこの刺激を受けたとしたら1分も持たないんじゃないかってぐらい、理不尽に強力な振動だなと感じた。ブーンというバイブレーターの音が無いのが不思議で違和感を覚える。 本当に他人事のようにあっけらかんとしたリノの言葉とは裏腹に、リノのカラダは大変なことになっていたと思う。 腰はつねにククっとヒクつき、呼吸は先ほどの2倍以上早くなっていた感じがする。 思わずだと思うんだけども、モフモフした自分の手を下腹部当たりにグイと押し付けて、何か耐えるかのように少し下を見ながら、小さくイヤイヤとしているのを見逃さなかった。 『もうすぐイっちゃうってさ・・・。我慢できない、苦しい、もう気持ち良すぎてどうにかなっちゃいそう・・・なんて言葉を発したくて仕方ないみたいだし、喘ぎ声もすっごく我慢してるんだって・・・』 ねっ?という具合に首をかしげるリノ。本当に可愛い。可愛すぎる。本当にこの中に男が・・・?なんて倒錯的なんだ。そんな中、咄嗟に俺はこんな質問をしてしまった。 「ね、ねぇ・・・本当にリノの中には、その、男が入っているの?」 『え~!さっきも言ったけど、私の中には人なんか入っていないんですよー♪』 「もう今更だから、ちゃんと答えてくださいよー!」 『スギタクはどう思うかな?』 「え・・・だって、ピクピクって刺激すると動くし・・・それって男のシンボルとしか思えないし・・・それに、こんなに振動の刺激を受けて、もうすぐイっちゃうんでしょ?そんなの、男の特徴そのもので・・・」 シドロモドロで恥ずかしくて、そして悔しい。色々な感情を受けながら、リノに力無く回答していたところだった。 『その男性のシンボルってやつなんだけど、こんな感じなのかにゃ?』 不意に俺の手をリノの自分の下腹部に誘導してきた。突然で振りほどこうとしたけども、俺の腕を掴んだモフモフとした腕は、結構な握力でグイと握りしめていて、簡単には逃げられなかった。しかも、まるで何かに耐えているような、そんな印象を受けた。 と、次の瞬間だった。 誘導された手のひらに感じる強烈な振動に加えて、硬くてコリッとしたものが激しくビクンビクンと波打つ様子がわかった。 かすかに、リノから、んぁ…って言う声が聞こえてきたような気がする・・・。中の人の喘ぎ声なのかもしれないと思った。 やっぱり、中には男が詰め込まれていて、今まさに俺の手の数ミリ内側の世界でイってしまったんだ。なんだろう、悔しい気持ちが止まらない・・・。 「・・・やっぱりそうじゃん!中は男の人が入ってて、今イったんだよね・・・?」 『え~?私はさっぱりわかんないよ~💦でも、今日の中で一番気持ち良くて意識が飛んじゃうかと思ってたみたいよ♪呼吸も今とっても苦しくて私の顔を引き剥がしたくて必死なんだってね。ホラホラ、私のお腹、すっごく早く呼吸しているのが良く分かるでしょ??』 明らかに中の人がイってしまって、過酷な環境でガンバって息をしているに違いないんだけども、それでもとぼけるリノ。 『スギタク~!今度はココ触ってみて~♪』 次に、リノは俺の手を、リノの頭についている耳に誘導された。 「あえ!?すっごい熱い・・・!」 予想していなかった温度でかなり驚いた。熱いといっても火傷するほどではないけど、出てきたばかりのアツアツのおしぼりくらいの熱さと言えば伝わるかな?とにかく、意表を突くような熱さだったのは間違いなかった。 『クーリング機能で放熱するからだにゃ♪わたしの内部に溜まった熱を、私の耳から逃がすことが出来るのよ!スゴイ仕組みよね!今日初めて出会ってくれたスギタクにたくさん教えてあげたかったの♪きっとまた来てくれると思うから、沢山教えてあげたかったのにゃ☆どうかにゃ?今回ので癒されたかにゃ~??』 癒されたどころか・・・逆に着ぐるみフェチを煽られて嫉妬心が湧き上がって仕方なかった。 「どうして・・・俺にこんなにもリノの、その、着ぐるみの中の情報を、じゃなくて、リノの秘密を沢山教えてくれたの?どうして・・・?」 『えっとね、それはスギタクのことが私、大好きだからです。初対面だけども、初対面じゃないって言うか、とーっても親近感があってすっごく好きになっちゃって・・・♪だから、イロイロな秘密が私にはあるんだけど、秘密にしておいちゃ申し訳ないって言うか・・・これが私の気持ちだよって伝えたかったのにゃ!』 『だからね・・・その、私を責めてイかせて欲しいの・・・』 俺は、正直リノの突然の告白に顔を赤らめて、そして嬉しくも複雑にも捉えて恥ずかしがった。着ぐるみの人形にまさか告白されるなんて、全く構えても居なかったからか、、、一体どんな顔をしてこの場に居ればいいのかすらも分からなくなった。 そして、そんな戸惑いを見せる俺を尻目に、リノは今日一番の衝撃発言をしてきた。良く聞いてほしい。俺はこの発言のせいで、リノを普通通り見ることが出来なくなってしまったから。。。 『スギタクはさ、イクってどんな感じになるかな・・・?大事な部分を刺激されて、くすぐったくて気持ちいい感情に支配されて、気持ち良さが頂点に達したときに、大事なお汁が沢山出ちゃって、そしてさっきまでの盛り上がりが嘘みたいに消えちゃって、大事な部分もしぼんでいく・・・そんな感じにきっとなると思うのね。でもね、私の中にね、もしも男の人がいたとすると、そんな風にはならないの。』 『今まで、大事な部分を振動で刺激して、暫くしたらヒクヒクって動きしてたよね?その後、硬かった大事な部分が少し柔らかくなっちゃったわよね?でね・・・実はね、中の人は最後まで果ててないの。。。』 『どういうことかって言うとね。すっごく強力な振動を大事な部分に受けてね、もうすっごく気持ち良くて、どうにかなっちゃいそうなんだって。でね、その刺激をずーっと受けてると、普通は大事なお汁がビクビクって出ちゃうと思うの。でもね。もう限界、イっちゃうー!!ってなったらね、大事な部分はヒクヒクって動くんだけども、イク気持ち良さは全く無いって言うか・・・果てるってことが無いの。だめぇー!イクっ・・・!ってなったときに、次の瞬間、大事な部分があっという間に萎えさせられちゃうの。』 『私のカラダって不思議でさ・・・最新の技術ってのが詰まってるみたいなの。。そのせいで中の人はね、ずーっとイキたくてもイけないんだって。限界まで盛り上がって、まるでイったかのようにヒクヒクと大事な部分が動くだけで、快感だけ無くて、そのまま、萎えちゃうんだって。中の人はずーっとイきたくてイきたくて、でもイく寸前で突然萎えちゃう、そんなのをずっと繰り返してるの。ヒクヒク動いても全然気持ち良く無くて、お汁も出ないの。そんなギミックのせいで、中の人はクーリング機能を瞬時に発現させられるようにできているみたいなの、イクことのリミットが無いから・・・。萎えてもイった後みたいに、復活するまで時間がかかるわけじゃなくって、刺激をされるとすぐにイキそうなくらいカチカチに復活するみたいなの。そのせいで、ずーっと気持ち良くなって、硬くなって、そして突然萎えちゃう、そんなサイクルを無限に繰り返しちゃうの。萎えた瞬間、あまりにも切なくて、呼吸がついつい早くなっちゃう……。』 『さっき、イったって私言ったけども、実はイって無くて、体はあとちょっとでイクところまでいったんだけどね、そのまま強制的に萎えさせられちゃったの。あとちょっとでイクことが出来たのに、あとちょっとでイけるのに、そのまま萎んじゃう切なさって、本当に苦しいみたいなの。イきたくてもイけないもどかしさのせいで、思わず声が出ちゃうこともあるみたいなの。スギタクもさ、もしも刺激受けて盛り上がってイクって時に、刺激止められちゃったら、すごく切ないでしょ?そんな気持ちにずーーーっとなってるの。もう、ホントに気がおかしくなっちゃうくらい、ずーっと快感漬けに逢って、そしてイけない魔法にかかっているみたいなの。苦しくて苦しくて・・・何も感じないような疑似的にイク動作があるだけ。その疑似動作があるおかげで、クーリング機能が発動するんだけどね。逆に、疑似動作を発現させるためには、ずーっと大事な部分を刺激して気持ち良くさせ続ける必要があるんだって。本当に切なそうよね・・・。』 ・・・ ・・・ つまり、リノの中の人は・・・イきそうになるまでずーっと刺激され続けて、イク手前でフっと快感がリセットされて、そしてまたイきそうになるくらい刺激されて・・・を繰り返してるってこと・・・? そ、そんな・・・。そんな中で演技なんてできるわけが・・・。 だって、イクほどの刺激を無限に与え続けられて今この時もすっごく切ないんだよ・・・?しかも、最終的にイってすっきりすることも許されない射精管理のような地獄なんだよ。。。まともに歩けることすら難しいんじゃないか・・・?そう思ってしまう。 リノを直視できない。今この時も、何らかの刺激を受けているんだろうか・・・?今は刺激を受けていなくて、何かのきっかけで始まるローターの刺激に、ビクビクおびえているのだろうか。。。 何度も何度もイクくらいの振動がやってくるのって、どういう状態なんだろ・・・?俺だったらその切なさで発狂してしまうと思う。 「その、リノ・・・今ももしかして、中の人がいたとすると、どんな感じなのかな・・・?」 『もーぉ!私のことを聞いてよねスギタクぅ~(笑)!もしも中の人がいたとしたらね、もう刺激来ないで・・・このまま静かにさせて、もう許して、責めるの止めてぇ・・・って思ってるみたいよ。どういうタイミングで刺激が始まるのか、全く分からないみたいなの・・・。中の人の体温が関係しているみたいだけども・・・。』 『あとね、イク方法ってのはね、一つだけあるの。私以外の人が刺激してくれること。自分で責めてもダメ。気持ち良くなって、萎えるだけでイクことが出来ないの。だから、だからね・・・私を責めてイかせて欲しいの・・・。』 っとリノが言い終えたところだった。 ピーッ、ピーッ、ピーーーっ! まるでサッカーの試合終了を知らせるかのようなホイッスルが部屋の中にこだました。 『うぅ・・・残念ね、今日はここまでみたい♪癒されてくれたかな~♪また今度ね!じゃあまたにゃん♪また来てくれたら・・・すっごく嬉しいにゃぁ♪』 そうリノが言い終わると、部屋のドア前に先ほどの受付の男がノックをして出てくるように指示をしていた。 リノの、さっきまでしんみりと話してくれたテンションとは打って変わってのテンションで、そのままお見送りされた。 若干放心状態の俺に、男は再度予約するための会員権兼予約ページを教えてくれた。あと、今日あった出来事は絶対に口外無用で、特にSNS等の扱いには気を付けてとの念押しがあった。思わぬ形で外部流出する可能性があるから仕方ないのかもしれないが。 こうして、初めての縫いぐるみセラピーなるものを経験した。 30度で湿度が80%を超えるような昼下がりも終わりを迎え、夕焼けになりつつある蒸し暑い空を見上げながら、今日あった出来事を思い返した俺。 目の前にいた、あまりにもフェチすぎる着ぐるみ、いや、リノを思い出すと、下半身が半端では無い位に滾ってしまう。 可愛すぎるくらいカワイイ猫のリノ。それは着ぐるみで中に男が入っている可能性が高い。しかも、ランダムに訪れるローターのような刺激を受けている。刺激を受けて、最後は絶頂を迎える・・・のではなく、ビクビクと形式だけで気持ち良くも無い絶頂を迎えて、急激に萎えてしまう。そしてすぐに復活してまた刺激を受けて、イクことなく萎えて・・・を繰り返す。まるで着ぐるみの中は寸止め地獄・快感地獄のようだ。。。 ・・・とそんなことを思い返していたためか、思わず近くのトイレに駆け込み、自慰行為であっさり抜いてしまった。 時間にすると1分近く。早漏もいいところだが、あんな興奮をさせられたのは人生で初めてだったかもしれないと思い返し、再びアソコが暴走しそうになるのを抑えつつ、自宅に向かった。その夜は再度2回、自慰行為に及んだことなんて・・・誰にも言えねぇよな。。。 ************************ その次の日の夜、この日は日曜日で、1日中ぼーっとしていた。いや、もうゲームをしようが、ネットサーフィンをしようが、その内容が全く頭に入ってこず、無駄でむなしい1日を過ごしてしまった。 第4話に続く

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