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モフモフとしたイチモツの先端部分を爪でカリカリと刺激をした。 「んーっ・・・・・んーっ・・・」 ミケネコからわずかに、そんな感じの音が聞こえてきたように感じたが、気にしない。もうしばらく刺激すると中の人が果ててしまうかもしれない。刺激はここまでにしておく。 特に変化が無い様に見える招き猫。よし、問題なさそうだな。 実際に、中に密閉されている三島はとんでもないことになっていたようだ。 ミケネコの着ぐるみによって、全身が硬直させられる際に、アソコがグニュりと強く締め付けられて、そのまま固化して身動きが取れなくなっていった。 話には聞いていたが、想像以上に過酷な状況と、自分の置かれている状況に興奮が最高潮に達し、目の前がクラクラしていた。ピクリとも動かせなくなった身体、アソコだけ締め付けが強くなった状態で、台座の上にしゃがんで座っていた。 口の中に押し込まれたバルーンギャグのせいで猛烈に苦しく、さらに鼻呼吸のみとなっている状態で、モフモフと上下にさすられた快感がイク程の刺激となって襲い掛かって来たのだ。泣きながら喘ぐ声を我慢して、刺激を必死に耐えようと頑張っていたものの、この超拘束ともいえる状態に身を置いている自分に興奮が抑えきれなかったようだ。 さらにそのような状態の中、グイっと私がイチモツを握った。実際、イチモツにソフトに触れただけでも、中の人に増幅されて刺激が伝わるそうで、この刺激は三島のガマンできる領域を遥かに越えていたようだ。これまで我慢に我慢を重ねて堰き止めていた白色の液体が、とめどなく、ビクンビクンと外に飛び出してしまった。 喘ぎ声を出そうにも、バルーンギャグで発せられず、身を捩って快感を逃がそうとしても、逃がすことが出来ず、ジッとした状態で着ぐるみの中で、意識が飛びそうになるほど気持ち良くイってしまったようだ。 イった後は暫く夢のようなフワフワとした放心状態が続き、そのあとに襲ってくる猛烈な呼吸の苦しさによって現実に引きずり出されたようだ。 さらに、三島はそんな息苦しさの中で気付いてしまったようだ。 基本的に、呼吸は鼻に装着されたチューブからしか行うことが出来ない。そんな鼻チューブから、いつも嗅いだことのあるようなニオイがしてきたようだ・・・。 そう、精子のニオイだ。 精子のニオイが、突然鼻を突いてきたのだ。台座下にある容器にイチモツからの排出物が繋がるようにセットされているが、呼吸用のチューブも容器内を経由するように接続されている。イけばイクほど、その匂いは強くなっていくそうだ。 イクと精子のニオイが強くなっていくペナルティのようなギミックを、中に入っている三島は知らなかった。突然のニオイに思わず、ニオイから逃げたい一心で顔を振ってみようとしたが、固化した着ぐるみはビクとも動かない。嗅いだことのあるニオイだが、ずーっと嗅がされることなんて無かったニオイ。そのニオイのせいで苦しくてたまらなかった。が、三島は興奮を加速させてしまったようだ。 そんな自分の置かれている状況に、固化した着ぐるみの中でさらに興奮してしまったのだ。先ほど果ててしまったばかりだったが、その興奮は高まる一方だった。 そんなイチモツに容赦なく刺激を再び与えられる。 イったばかりで非常に敏感になっているイチモツ。そんなイチモツに、私が握ったことによる強い締め付けが与えられたせいで、あまりにもくすぐったくて気持ち良くて、身を捩ろうとしたそうだ。全身が硬直しているせいで叶わなかったようだが。 さらに、モフモフとしたイチモツの先端部分を私は爪でカリカリと刺激をした。この時、三島は軽くパニック状態に陥ってしまい、置かれている状況を打開できず成すがままの状態だったそうだ。 パニックのせいで、自制心が利かず、思わず大きな声でうなってしまった。 本人曰く、もうやめて!ゆるして!と絶叫したかったそうだが、バルーンギャグのお蔭で一切声にならなかったみたいだ。イったばかりだというのに、その刺激だけで再び果ててしまいそうになるほど刺激は強烈で興奮は最高潮な状態だったそうだ。 そんなミケネコちゃんはこれからお仕事。実際に人前に出てもらわなければ始まらない。 「準備はいいかい?いや、覚悟はいいかい?しっかりと頑張ってくるんだよ。くれぐれも粗相の無い様に、ね。さっきみたいに、少しでも喘ぎ声が外に漏れたら、どうなるか分かっているよね?君はミケの招き猫。絶対に言葉は話さない。いいね?なぁに、2日間だけ耐えれば良い簡単なお仕事だよ。」 そう私はミケネコにささやき、台車を駆使してニャンとしたポーズの招き猫を外に運んで行った。 照りつける太陽と日本独特の湿気が相まって、うだるような猛暑日。 ただ外にいるだけでも汗が噴き出てくる程の猛暑。 そんな神社の境内に、2日間だけの特別スペースが設けられた。そんな場所に運ばれていく1体の招きミケネコ。 ガタガタガタ・・・ 舗装されているわけではない神社内の道。中に入っている三島はこの振動の影響で今にも精子を出してしまうんじゃないかというくらい、気持ち良かったそうだ。台車から伝わる振動は、いうなればランダムに振動するローターのようなもの。ミケネコのイチモツの中には、中の人のイチモツを刺激するように、シリコンで出来たイボのようなものが沢山備わっていて、亀頭、尿道の先端をぐにゅぐにゅと刺激する。ミケネコ着ぐるみがカチカチに固化状態であっても、ガタガタという振動でどうしても中の人のイチモツをソフトに刺激してしまうのだ。 ただ、この振動は気持ちいいがイクほど強烈ではない。中の人を悶々とさせるだけの振動であった。中の人の興奮を抑える方が無理難題と言ったところか。 運搬作業も終了し、展示が完了した。 ミケネコ着ぐるみの銅像が、ニャンとした格好でお股を広げ、イチモツを触ってくれというようにしゃがんだ格好でペタンと座っている。普通に見ると、とても可愛らしい。 そして、ミケネコの傍には、掲示板が掲げられていて、こんな文言があった。 “世界一幸せになれる招き猫🐾 右手に触れたら金運アップ、左手に触れたら千客万来、そして摩羅に触れると子宝、子孫繁栄に恵まれます” ふむふむ、この招き猫に触れることでご利益が得られる、といった謳い文句だそうな。 外観の最終チェックは完了。よし、問題は無い。あとは・・・タブレットか。中の人の確認だな。 「さて、もうすぐアニマルガーデン神社がOPENになる。その前にタブレットでもチェックしておくか。・・・中の人は相当暑くて大変な状態だな。興奮状態も極限に近いか・・・。こんな状態ではお客さんが来てしまったらすぐに果ててしまうぞ。」 私はミケネコの銅像のイチモツに手をかけ、強めに握りながら、まるで乳しぼりのようにグニグニと力を入れ込んだ。そして、親指をイチモツの先端に強く当てながら、グリグリと擦った。 非常にモフモフとしていて手触りは抜群。銅像のように着ぐるみの表皮が固化しているため、やはり中にまるで鉄板が入っているかのような硬さだ。まぁ、鉄板までとは行かないが、このモフモフとしたイチモツの中には、相当硬いモノが入っているはずだけども。 なぜあえて刺激したか。 お客に触られ続けてイク可能性が高い状況下、中の人が思わず声を出してしまうのではないかとの不安に駆られての行動だ。杞憂であれば問題ないのだが・・・。中の人、三島には、御神体のイチモツがご利益の対象として触れられることを説明されていない。つまり、これからイチモツなどを触られまくることを知らないのだ。適合係数はCランク、快感と暑さの耐性に欠ける三島に対して、本当に大丈夫なのだろうかと、そう思っての行動だ。三島を信じていないわけではないが、何故だか今回はこのような行動をとってしまった。 グリグリ、グニグニと刺激を与えて5分くらいだったころだろうか。私もそろそろ暑くて汗ばみ始めたころ、タブレットの表示が黄色に変わった。 どうやら中の人がイったみたいだ。 「おいおい、この期に及んでイク時に声を出すとは、、、我慢できないほどの刺激で気持ち良すぎるのは分かるが、我慢しなさい。ほんのわずかな喘ぎ声でも、感づかれてしまうと恐ろしいことになってしまう。それは絶対に避けなくちゃいけない。いいね。」 そう、イク瞬間にミケネコから喘ぎ声が聞こえてきた。大きな声ではなくささやくほどの小さな喘ぎ声だったため、一般人だと間違いなくスルーするような、そんな感じの声だったが、プロの私からしたらそれはれっきとした喘ぎ声でNGだ。 んー、、、大丈夫だろうか・・・。お客さんに感づかれてしまったら、と思うと私の責任問題になってしまうのだろうか。 「とにかく、しっかり頑張りなさい。とにかく感づかれるな!健闘を祈る。」 そうミケネコの銅像にささやいたところで、最初のお客さんが流れ込んできた。今頃は自分の放出した精子のニオイを嗅いで興奮しているのだろうか、それとも苦しんでいるのだろうか。外からでは分からないが、まぁ興奮している可能性の方が高いだろう。 このミケの招き猫にあっという間に長蛇の列が出来たのは想定の範囲内。 可愛い顔をしたオスのミケネコの置物。リアルなオオカミの御神体と打って変わって可愛らしい感じのご利益物に、お客さんは興味津々だ。 ミケネコに備わっている、あまり似つかわしくもないイツモツを目に、人々は三者三様の反応といった様子。 「うわぁ!モフモフで気持ちいい…!」 「生々しいなこのおちんちん…!」 「可愛い~♪」 「オスのミケネコとはなんと縁起の良い・・・!」 顔を赤らめて触ろうとしない人や、興味ありげにちょんちょんと触れる人、面白がってグイっと握ってグリグリ触る人などなど、オスのミケネコをいろんな視点から多くの人が楽しんでいた。 一方の中の人、三島は強烈な快感に頭が真っ白になりながら、形容し難い気持ちよさに浸かり、歯を食いしばって嵐のような快感を耐えていた。 とにかく、人々がミケネコに触れるのだ。 ぐるしい…ぐるしい…… きもちよすぎるよぉ……こわれちゃう…やだ…やめてぇぇ… ひぅく……んぃ……こわれちゃう…… きもちいい…きもちよすぎる… そんな言葉を発しそうになっていた。 ただ、お披露目の直前に私に抜いてもらったおかげか、お客さんからの不意打ちだらけの刺激にある程度耐えることができたそうだ。展示前の段階で3回も果てていたことを考えると当然か。 それであっても極限の興奮に投げ込まれている。 体温もガンガン上がっていき、今にもクーリング機能が作動しようとしていた。 展示が始まって40分ほど経過した時だった。 次にミケネコの御神体に案内されたのは成人男性3人。丁度20代前半の大学生といったところか?写真を撮りながらヘラヘラとミケネコを見ながら何やら話している。 「むちゃえっちすぎねこの男根w」 「モフモフして気持ちいいわー暑苦しいけどなw今の時期じゃなかったら最高なのになー」 「オレ、子宝に恵まれたいからこのペニスしごいておくわw」 小学生や中学生よりも成人男性の方がタチが悪いケースがあるが、正に今回はそれであった。 笑いながら、ミケネコのイチモツを見るや否や、グイっと握ったり、爪でカリカリと刺激したり、極めつけはシコシコとピストンを上下に動かすように刺激してきたのだ。 ピストンの刺激をしたのは時間にして数十秒で、そのあとは仲良く3人で自撮りしてどこかに行ってしまった。 ・・・ 私は恐れていることが起きるんじゃないかと・・・実際ハラハラしていたが、それが現実になった。 中の人の射精とクーリング機能の刺激が被ること、これが非常にマズイことなのだが、それが起こってしまったのだ。 どういう状況か説明しよう。 まず、刺激されてイクとする。その後にクーリング機能が作動しようとイチモツを刺激し始めたとする。クーリング機能を作動させるためにイチモツを刺激することになるが、イったばかりのイチモツはすぐにイクことは出来ない。熱中症寸前で体温を下げる必要があるのに、ずーっと刺激を加えても、すぐにイクことが出来ない。加えて、既に何度もイってしまっている状況下。つまり、本来すぐに発揮すべきクーリング機能が作動せずに中の人が熱中症を誘発させてしまうリスクが増大してしまうのだ。 タブレットに映る黄色の表示。恐らく男三人組のイタズラによって、40分間耐え抜いてきた我慢を大きく超えて盛大にイってしまったようだ。 その次の瞬間に、クーリング機能の刺激が始まった表示がタブレットに現れたのだ。 今、ミケネコの中では、4回目の絶頂を迎え、そして、イったばかりだというのに、強烈に刺激を受ける。 私は最悪のタイミングで重なってしまった事象と、感度耐性の低い三島が織り交ざったことで生じるリスクを考え、最悪のケースを考え始めていた。杞憂で終われば全く問題無いのだが・・・。 ミケネコの中の様子は・・・言語で表現できる状況ではなかった。何度も果てて、そしてイったばかりであるのにもかかわらず、容赦なく攻め立てられるイチモツ。その切なさは人間が我慢できるレベルを遥かに越えていたものと推定される。 よくもまあ、苦しさと気持ち良さと興奮で意識が飛ばなかったとおもうが。 外から見たら、ミケネコの中が快感地獄に浸かっているなんて誰も思わないし、しっかりと触れて確かめたとしても、クーリング機能の刺激の振動を感じることも無い。当然だが硬直になっているミケネコが動くことも無い。絶対に外からでは中の状況は分からないのだ。 そのため、何も変わることなく誘導係が一人ずつお客さんを淡々と案内していく。誘導係もミケネコの中にまさか人が埋まって快感漬けになっているなんて思いもしないだろう。 次のお客さんは女性2人組で、コレもまた大学生くらいだろうか。写真や動画をバシバシ取っては、すぐにSNSに上げているあたり、何かのインフルエンサーなのかYouTuberなのか分からないが・・・。 そんな彼女らも例外は無く、イチモツに触れながらミケネコのモフモフ具合を堪能している。 敏感なイチモツにクーリング機能の振動、そして、彼女たちからの容赦ない責めが加えられた。 腰を大きく振って、強烈すぎる快感を逃がそうとしたそうだが、ビクともしない着ぐるみのお蔭で、余すことなく快感を受け入れることになった。 パニックになるくらいの刺激の結果、ついに限界を迎えてしまった。 「んんんぁ・・・」 「ぁ・・ぐぁ・・んぁああ!」 ミケネコ着ぐるみの中に密閉されていた三島はイってしまった。 だが、絶頂の仕方があまりにもマズかった。 この時、熱中症を発症してしまい、判断のつかなくなった脳のせいであろうか、かなり大きな喘ぎ声を出してしまったのだ。 私の持っているタブレットには赤色警告と共にEmergencyの表示が点滅した。 と、同時にその場にいた女性2人組が困惑しながら騒ぎ立てていた。 「え・・・?今、ミケネコちゃんから声しなかった・・・?」 「私も聞こえたと思ったけどきっと気のせいだよ・・・ね?」 「え・・・なにない、さっきの?!ホント怖いんだけど・・・!」 女性2人組の次に並んでいたカップルもその喘ぎ声を聞いていた模様。ミケネコから呻き声のような声がしたというところで騒然となっていた。 私たちMT社スタッフは、三島の生命維持に支障が生じたと判断し、その場から即座にミケネコの展示を中断させるため、現場に急行した。 騒動があって僅か30秒足らず。困惑するお客さんを尻目に、5~6人はいたと思われる黒ずくめ風の男たちによって、ミケネコは境内の裏にゴロゴロと台車に乗せられて運ばれていった。 ・・・ 境内の裏に到着したミケネコ。 緊急解放として、三島から着ぐるみを脱がす。と、そこには汗と熱気で恐ろしく蒸れあがった三島がドロリと脱がされて、ぐったりとしていた。ミケネコの中の過酷さが物語る。台座の容器に溜まった精子の量も、4回分とは思えないほどの量であり、何度も焦らされ続けて我慢を重ねて大量に放出されたことがうかがえる。 緊急処置として熱中症患者用の処方がなされた。即座の解放のお蔭も有り、三島の状況としては命に別状はなくなった。 しかし、マズい状況となったのは、この騒動が生じて30分後であった。 密かに人気スポットとなっているアニマルガーデン神社に、有名ユーチューバーの2人が来てご利益ミケネコを紹介したそうなのだが、運悪く、先ほど喘ぎ声を聞いた女性2人組こそが、そのユーチューバーだったそうだ。 しかも、ミケネコの中に入っている三島のイった瞬間の動画や声が、編集無しにWeb上にアップされてしまったのだ。 動画に入った喘ぎ声は、周辺の音を拾っているようにも聞こえるし、非常に小さい声として拾われているので、動画を見た人たちは、「うめく声が聞こえるわけがない」「空耳だ」「雑音だろ」等のコメントで反応していた。 あまり話題にはならないだろうと高をくくっていたが、翌日に更にマズイ事態になった。SNS含めて爆発的な拡散によって、あの招き猫の中には人が入っているのではないかとの疑念が、人々に植え付けられてしまった。 転じて、あのオオカミにも実は人が密閉されているのではないかとの話も入ってきたのだ。 アニマルガーデン神社の存続と、MT社のビジネスに多大な影響を及ぼす可能性を危惧した役員たちは、この拡散された情報を、1年以上かけて人々の記憶から遠ざけ、当該記事のほとんどをもみ消し、実際は人が中に入る余地が無く、あり得ない、といった情報を拡散させることで、中に人が入っているという仮説を抹消させた。 情報というのは非常に厄介であり一度拡散した情報をキレイにすることは至極困難である。結局のところ、このもみ消しの処理として23億円を計上せざるを得ない事態になってしまった。個人でこれほどの情報を抹殺することは不可能に近いことが良く分かるだろう。 私はこの責任を取って、降格処分にされるものと覚悟していたが、半年の降格執行猶予処分で済まされた。その後、この失敗経験を活かして、ナニクソ精神で仕事を邁進していく姿勢が評価され、今では結構なポジションとして残ることが許された。 会社自体が寛大であるものの、完全実力主義である点が垣間見え、降格失効猶予期間中に成果を上げられなかったらと思うとぞっとすることは多々ある。その場にいた女性2人の人気ユーチューバーを、着ぐるみアクトレスとしてこちら側に引っ張って来れた点は大きく評価されたところでもある。のちに、二人ともに着ぐるみ適合係数Sランクである大物だと判明した点は、真に僥倖と言わざるを得なかった。 一方で、喘ぎ声を垂れ流してしまった三島はというと、、、 そのあまりの責任の大きさに辞表を提出して退社を決意していた。 が、上層部はコレを許さず、引き続き三島は着ぐるみアクターとして活躍させるようにとどまらせた。 今ではと言うと、アニマルガーデン神社の御神体、オオカミ銅像の中の人として活躍している。かつての失敗を知っている、MT社の着ぐるみサロンの人間たちに人気で、感じやすくて喘ぎやすい三島が、着ぐるみの中でどんなふうに責められて声を殺して頑張っているのか気になるようで、非常にフェチで人気のあるアクターとして活躍している。言いようによっては、御仁たちの良いおもちゃにされているようにも感じるが、三島の活躍だけで、高級サロンの売上を大きく伸ばした点は侮れない。 ただし、今回の件は、会社に損害を与えた失敗事例である。 今回の件で、三島基準という、着ぐるみアクターを採用するための指標が決められた。着ぐるみフェチだけではMT社の着ぐるみアクターとしては不足であり、しっかりと適合係数が十分である必要が求められるようになったわけだ。 着ぐるみフェチだけでは着ぐるみの気持ち良さを味わわせていけないようになってしまい、今では着ぐるみアクターになるために非常に狭き門となっている。 ****************************** と言うことです。 いわゆるこのレポートは職業体験みたいなものですが、このレポートをご覧になった、そこの貴方。えぇ、そうです。着ぐるみに興味があって、わざわざこのレポートを読んでいるそこのあなたです。 このレポートを読んだということ、それはどういうことなのか、もうご理解頂いているでしょうか。 近く、貴方様の携帯電話に、MT社面接の日取りについてご案内いたします。最初は着ぐるみの中は極めて苦しいですが、そのうち快感になりますから、心配なさらないでくださいね。貴方は選ばれたのです。一流の着ぐるみの中の人として。辞退しても良いですが、こんなチャンス二度と来ませんよ。 まぁ、覚悟は決まったかと思います。貴方は間違いなく、着ぐるみの適合係数はSランクですので、そこまでの心配は無用です。 さぁ、あなたはミケネコさんかオオカミさん、どちらの方に詰め込まれる方がよろしいでしょうか? 完

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