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“アニマルガーデン神社の参拝はコチラです” “参拝客はコチラにお並びください。現在、参拝まで1時間半待ちになっております” ココは動物園の脇に併設されている神社である。 今日もオオカミの御神体に触れようと、全国各地から参拝客が沢山訪れている。 ・・・ ・・・裏の事情も知らずに、ね。 つまりそう言うことです。この神社には裏があるのです。 世には絶対出回らないようにしたジャーナリストのまとめたレポートを、我々が取り込めたのは大きな成果ですが、この神社のほぼすべてが記されていましてね。神社の裏稼業について記載されています。もうそのレポート(URL:https://necky.fanbox.cc/posts/1505498)はご覧になりました? ・・・大変失礼しました、当然ご覧いただいておりましたか。では、その前提でお話を進めさせていただきますね。 おっと、申し遅れました。 私はMT社の高木と申します。お初ですね。役職は一ノ瀬と同じくらいといえば、結構な上位ポジションにいることがお分かりかと思います。私が説明するということ、つまりこの案件は弊社にとっても貴殿にとっても、非常に重要であることを意味します。 それでは、最近の状況についてのレポートを展開いたします。しっかりとご覧ください。後ほど、貴殿に今後の方向性に関して質問させて頂きますので、ご参考くださいませ。 ****************************** アニマルガーデン神社の売り上げはMT社の事業として成立するほどの規模になってきている。それに伴い、スーツアクターの確保が急務であるが、誰でもOKというわけには行かない。MT社独自で編み出された指標である、着ぐるみの適合係数。この適合係数の高い者を、我々が最短工数でしっかり見極めて、採用に繋げなければならない。 我々の運用する着ぐるみというのは、それはそれはかなりのフェチ向けである。一般的な、フェイクファーのボディにフルフェイスヘルメットを被るような仕様ではない。当該着ぐるみをライブ配信やビデオで見て愉しむお客様がいるため、特殊な仕様にしていることは既報である。 今回のレポートとしては、突貫かつ短絡的な選定によって生じた採用の失敗事例を紹介する。着ぐるみアクターとしての適合係数が十分でないものが選定されてしまった場合、どういうことが生じるのか、どういう状況になるのか、報告する。 ************************************* ―8月某日 照りつける太陽と日本独特の湿気が相まって、うだるような猛暑日。 この暑さの中であっても、今日もアニマルガーデン神社は大変に繁盛していた。 オオカミの御神体に触れようと、多くの人が集まっており、定期的にクロネコ人魚も登場するようになったこともあって、最近では親子連れの客層が増えてきている。 そんな中、本日より、オオカミとは異なる、もう一体の御神体を稼働させることになった。2日間限定の登場であるが、その登場は予告されていたものではなく、あくまで試験的に様子を見るために登場させるような意味合いが強かった。この御神体を用いて、新たな神社を日本のどこかに作ろうとするプロジェクトのいわゆる足掛かりのような実験であった。 アニマルガーデン神社があまりにも人気過ぎるため、分散化させる目的もある。 「よ、よろしくお願いします。」 新しい御神体のスーツアクターとして選ばれたのは、頼りないような感じのする三島という男。着ぐるみに極めて興味を持っている、身長154cmと小柄な男で、先日、あることをきっかけとして、強制的に着ぐるみに詰め込み、電マでの快感漬けによって適性試験を行った。結果としては、適合係数はCランクと不合格。快感と暑さの耐性に欠けるためだ。ただ、非常に強く着ぐるみフェチであることは高く評価されている。この事実を勘案し、過酷な現場を経験させることで、適合係数を伸ばすことが出来るのではないか、として今回の御神体に抜擢させた。 三島は、適合試験での快感漬け経験の後、MT社でスーツアクターとして働くことを熱望していた。着ぐるみに詰め込まれて電マで刺激されたことが相当印象に残っているそうで、新たな扉を開いてしまった、という具合にこちら側の人間となったそうな。 さて、本題。 オオカミに変わる御神体とはいったいどういったものなのか。ご利益のあるものとして崇められる存在、それは招き猫の御神体である。 手をニャンとした形で人やお金、縁起物を招くとされる、日本の伝統的な猫の置物。古くは養蚕の縁起物とされていて、養蚕が衰退した現代では、商売繁盛の縁起物として定着している。良く用いられるのはミケネコである。このアニマルガーデン神社で新たにミケネコの招き猫が鎮座する予定なのだ。 そして、この招き猫は珍しく、右手と左手、両方の手をニャンとして上げている招き猫だ。右手はお金を招き、左手は人を招くとされている。商売繁盛して、なおかつ金運もついてくるというような、非常に縁起物として良い招き猫のようだ。 それに、この招き猫は、なんとオスのミケネコ。生まれる確率が3千分の1とか、3万分の1とか言われる、非常に希少なオスのミケネコ。その生まれる確率が奇跡であるから、この招き猫には、他の招き猫には備わっていないような、神秘的なパワーが宿っている というのがコンセプト。 この御神体は、横に鎮座するオオカミよりもデフォルメ具合が強い。アニメチックで非常に可愛らしいキャラクターのようだ。親子連れのお客を意識した仕様のようで、伝統的なオオカミの御神体と、アニメチックなミケネコの御神体、程よく客層のバランスを考慮したものと考えられる。 目はクリっとしていて、マズルは短い。全身をくまなくモフモフとしたフェイクファーで覆われている。触り心地は抜群である。 そして、そのミケネコには特殊な仕掛けがある。着ぐるみの内側に張り巡らされたラバーのような生地が硬質化することで、あたかも着ぐるみが銅像のようにカチカチに固定されるのだ。外からモフモフとした生地に触れると、ふかふかとした縫いぐるみのような感触というより、まるで鉄でも入っているかのような硬さを感じる。 さて、時間も限られていることなので、この三島を早速ミケネコちゃんに変身させていく。 まずは三島には全裸になってもらう。 ・・・ 早くも三島のイチモツはかなりそそり立っている様子。ここで一抹の不安がよぎる。三島は、イクまでの耐性が弱い。着ぐるみの中の空間に興奮してしまうそうで、その影響で簡単に果ててしまう。 簡単にイク人が中に入るとどうなってしまうのか。 体温の上昇を検知して、熱中症を防ぐ役割のクーリング機能。このクーリング機能を作動させるためには、ある周波数で刺激されたイチモツがイクことによって、脳波からの信号を受け取り、全身にはひんやりとした爽快感を、そして、脳波には直にアドレナリンを抑制させる作用を促す。その爽快感は病みつきになるそうだが、熱中症のリスクを一挙に低下させるため、このシステムが当社着ぐるみに搭載されている。 つまり、刺激されてイクことがずっと出来ないと、このクーリング機能が作動しない。イきすぎてしまうことは、熱中症を誘発させてしまうリスクを伴うため、非常に危険なのだ。 三島は特別プログラムを受けて、出来るだけイクことを我慢するような訓練を重ねた。そのお蔭で今回GOサインが出ているが、果たして実践ではどうだろうか。着ぐるみを目の当たりにしただけで、今にも熱い白い液体をまき散らさんばかりのそそり具合だ。 時間が差し迫ってくる。まぁ、この不安が杞憂で済めば問題ない話だ。 ただ、今回は念には念を入れ、三島にはバルーンギャグが装着される。出来るだけ声を出さないような訓練も徹底的に受けているものの、やはり感じやすい体質なのだろうか、あまりにも強烈すぎる快感とイク寸前の快感でどうしても声が出てしまうことがあるそうだ。そのために、このバルーンギャグを仕込むというものだ。三島はこのバルーンギャグを装着することを知らなかったようだ。驚いている様子だったが、覚悟を決めた様子。 バルーンギャグを装着させるほうがかえって興奮を煽る結果にならないか、一抹の不安はぬぐえないが。 まず、ミケネコの着ぐるみを、全裸になった三島に着せていく。着ぐるみは手、足、頭も全て一体型である。 三島は、着ぐるみの内側に張り巡らされたラバーの冷たさにゾクッとしているが、淡々と私が三島に着ぐるみを着せていく。むぎゅむぎゅとラバーのような素材で滑りにくいが、何とか着付けていく。 すっかり、足が可愛らしいミケネコの脚になった。 次に、腰まで持ち上げたミケネコの着ぐるみに、イチモツを挿入させる。 「んぃっ・・・」 我慢していたがついつい出てしまった、そんな喘ぎ声を出しながら、三島は着ぐるみの中にそそり立ったイチモツを、ぐちゅっ・・・っと音を立てながら挿入した。挿入しただけでこんなにも感じてしまうものだろうか。イチモツを格納する着ぐるみ部分は、ヌメっとしており、容易に挿入できる仕様である。挿入した先端には、シリコンで出来たイボのようなものが沢山備わっていて、亀頭、尿道の先端をぐにゅぐにゅと刺激する。挿入するだけでも相当感じてしまう仕様なので、今回の場合は仕方ないものと思われる。 腰を少し動かすだけでも、ぐちゅっ・・・ぐちゅっ・・・と音を立てながら、イチモツが着ぐるみの中で擦れていた。 ちなみにだが、着ぐるみの外側の、ミケネコの股間はどうなっているのか? 丁度三島の挿入したイチモツが、着ぐるみに包まれてモコモコとした棒となって、外にそそり立っている。形は棒であるが、生々しいイチモツの形状をしているわけではない。ただ、可愛らしい着ぐるみには似つかわしくない、モフモフとした棒が股間から生えている。そんな状態だ。 どうしてこんな仕様なのか。 オオカミの御神体にも、元気よくそそり立ったイチモツが備わっており、参拝者はこのイチモツを擦ることでご利益を得るというものだ。 この三毛招き猫も、ニャンとした格好でお股を広げ、イチモツを触ってくれというようにしゃがんだ格好でペタンと座り、展示されるのだが、この招き猫の御神体も、アソコをモフモフと撫で上げることによってご利益を得るというものなのだ。 このコンセプト、実は三島には説明していない。きちんと説明した方が耐久性を向上させられると思うのだが、どういう方針なのか、本人には知らされていない。 あと、三島には知らせていない情報がもう一つある。着ぐるみの中でイクことのペナルティを設けている。イチモツを覆っている着ぐるみ部分の先端には、管が備わっている。イクと、その管を介して、精子が外の容器に排出されるようになっているのだが、その容器には、逆流防止弁を介して、鼻呼吸用チューブにも接続されているのだ。つまり、イってしまうと、自分の精子のニオイを嗅がざるを得なくなってしまうのだ。イけばイクほど、その匂いは強くなっていくそうだが、この仕様も、場合によっては興奮を煽るだけなのではと思ってしまう。こればかりは、技術部の判断であるから私が疑問に思っても仕方ないのだが。 腰まで着ぐるみを装着させて、残るは腕とマスク部分である。 まずは腕と手を装着。手は肉球のついた大きなグローブのような手であり、何一つ摘まみ上げることは出来ないくらい大きな手である。自力では絶対にファスナーをつまむことは出来ないだろう。 次に顔の部分だ。呼吸口は空いていない。呼吸は鼻にあるチューブを使用する。口は、先ほど申し上げた通りバルーンギャグでふさがれてしまう。目の部分では、ネコの縦筋の瞳に沿ってほっそりと光が差し込む。この狭くて細い部分が視界であるが、マジックミラーとなっていて穴が開いているわけではない。 ちなみに、鼻のチューブは、尻尾の付け根に伸びている。尻尾の先端にしてしまうと、参拝者が触っているときに感じてしまうリスクがあるためだ。根元の方が巧妙に隠すことが出来る。 そんな着ぐるみの頭の中を見てドキドキしている様子の三島だが、時間が差し迫っているので、淡々と準備に取り掛かる。 まずはバルーンギャグを装着させる。バルーン部分を三島の口の中に咥えさせて、バンドでしっかりと固定する。次に口に挿れたバルーンを膨らませていく。 「あ・・・あが・・・えあ・・・」 バルーンは喉付近まであり、かつ口に入ったバルーンはパンパンに膨れた状態になった。声を発そうとしても言葉には決してならない。三島は涙目になってイヤイヤとしながら呻いている。 「が・・んああ・・・あえあ・・・」 きっと苦しいのだろう。苦しくてどうにかしたくて仕方ないといったところか。 自らバルーンギャグを外そうとするが、私はそれを阻止して、そのままミケネコの顔を被せた。鼻チューブが上手く入っていないと窒息するので、ここは気が抜けない。 よし、どうやら問題なく着ぐるみに押し込めたようだ。相変わらず苦しそうな呻き声が聞こえるが気にしてはいられない。 そのままグイっと力を入れてファスナーを上から下に降ろし、尻尾の付け根付近に金具を埋めた。ピピッという音が鳴ったかと思うと、ファスナーはファーの中にまるで潜り込んでいくように消えていった。正確には消えたわけではないが、非常に綺麗にファーの中に埋没されていく技術が使われている。 最後に、首にスカーフと、大きな鈴の付いた首輪をつけた。肩が大きく上下している様子が良く分かる。 こうして、ミケネコの着ぐるみが現れた。 モフモフとしたミケネコ着ぐるみが棒立ちしているが、この猫ちゃんを私は台座に案内しようとした。 と、その時だった。 ミケネコは腰を大きく振ったかと思うと、ビクっと動き、その場でしゃがんでうずくまってしまった。尻尾の付け根から聞こえてくる呼吸音がとても苦しそうだ。 何が起こったのか。 歩いた拍子に、ゆさゆさとモフモフしたアソコが左右に揺れる。その拍子に、ぐちゅ、ぐちゅっと着ぐるみの中に格納されているイチモツに刺激が与えられてしまったようだ。 次いで、ミケネコの右かかと付近から、ドロっとした白い液体が流れてきた。イチモツの先端に繋がったチューブは出口がかかとに備わっている。台座のチューブと、かかとにあるそのチューブを繋ぐことで、精子をためるための容器に繋がる。まだ台座のチューブに繋がっていないため、かかとから先ほど果てた拍子で出てきた精子が漏れ出てしまったのだ。 呼吸が非常に苦しそうだ。肩を大きく揺らし、必死に空気を吸い込みながらぐったりしている。 だが、刻一刻と時間は迫ってくる。休まっているところ申し訳ないが、ミケネコを立たせて、台座に移動するように急かした。呼吸が整っていない様子は相変わらずだ。 こうして、1度果てたミケネコは、台座の前に到着した。 台座の上にあがってもらい、そしてしゃがんでもらった。 この台座の上でポーズを決定し、そして固化させる準備に取り掛かる。 もう少し左手を挙げて 右手と左手の高さをそろえて 首は少しだけ右に傾けて しゃがんだ状態でお尻ついて そんな指示を出した後に、ようやく可愛らしく、両手をニャンと上げた状態でミケネコが台座に鎮座した。お股には、モフモフとした白色のファーで覆われたイチモツがそそり立っている。ただ、イチモツはそこまで露骨に大きいわけではなく、サイズとしては15cmぐらいだろうか。隣の銅像オオカミのイチモツに比べたら、主張としては控えめか。お腹のモフモフ具合が協調されて、何とも触り心地は抜群に見える。 「時間は、とりあえず無制限だな。声は遮音モードにしておくか、最初だしね。バルーンギャグが口の中に更に深くまで押し込まれるけども、まぁ大丈夫だろう。クーリング機能は今はOFFだから作動していないね。・・・よし、それじゃあスタートだ。」 私は、早速タブレットを操作して、このミケネコの着ぐるみを招き猫の置物として変化させた。着ぐるみを固化する際、ミシミシと着ぐるみから音がする。ギュっとする圧迫感を中で感じるようだ。 ミケネコのぬいぐるみから呻く声が聞こえたが気にしない。イチモツを被せている着ぐるみがキューっと締まっていく影響だろうか。バルーンギャグが中で押し込まれている影響だろうか。顔もぎゅーっと圧迫されためだろうか。とにかく、中の人の表情を見てみたいものだ。 右のかかとにあるチューブと、台座にも備わっているチューブを接合して、中の人の白い液体が台座中に用意されている容器に繋がるようにした。 尻尾の根元に耳を当てた。激しい呼吸音が聞こえるので、呼吸経路に関しては問題なさそうだ。喘ぎ声を押し殺したような、そんな声が聞こえるのが不思議でならない。中では何も刺激されるような振動が生じていないはずなのだが・・・。全身をくまなく動けなくなった自分に興奮しているのだろうか。 全身が固化したかを確認する。招き猫の口や耳、尻尾、腕や足、モフモフとした肌触りが気持ちいいが、押すと硬さを感じる。 イチモツも触れてみる。モフモフとしているが硬さを感じる。モフモフと上下にさすったり、グイっと握ったりしてみた。よし、十分に固化しているだろう。 そう思った矢先、タブレットの表示が黄色に変化した、と同時に、かかとのチューブから白色の液体が流れていることに目が留まった。 私が招き猫のイチモツに触れていた時間は数十秒だったが、その間に三島は中で果ててしまったようだ。タブレットには、三島の状態をサーチする機能があり、酸欠や熱中症の危険から守る役目を果たす。イクとそれを知らせるような機能も備わっているため、今回はその表示が出たようだ。 身を捩ることもできず、声を上げることもできず、苦しくて気持ちいい招き猫の中でイってしまったのだ。 「おいおい、私のさっきぐらいの刺激で果てるとは何事か。準備段階で2回も果てるなんて・・・。もう少し耐えなさい。なんとしても、気持ち良くても我慢しなさい。」 私はもう一度、招き猫のイチモツをモフモフと触った。今回は、先ほどよりも力強く握り、長く、執拗に。 なにも変化の無い招きミケネコ。 モフモフとしたイチモツの先端部分を爪でカリカリと刺激をした。 「んーっ・・・・・んーっ・・・」 ミケネコからごく僅かな、そんな感じの喘ぐ音が聞こえてきたように感じたが、気にしない。もうしばらく刺激すると中の人が果ててしまうかもしれない。刺激はここまでにしておく。 特に変化が無い様に見える招き猫。よし、問題なさそうだな。 実際に、中に密閉されている三島はとんでもないことになっていたようだ。 第二話につづく

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Anonymous

興味深いテーマですね。 採用の失敗事例だなんて! まだ完璧なクルーではないので、口にさるぐつわをつける点が個人的に気に入っていますね。 非常に綺麗にファーの中に埋没されていく技術のファスナもグッドです。 楽しみですね。

ねっきぃ (Necky)

コメントありがとうございます! とても良い作品になると思いますので最後までお付き合いくださいませ♪