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幻想万華鏡17話カット74、宴会場で魔理沙たちがわちゃわちゃやってるカットです。

原画担当はノリさん。


まずはるなむーさんの作監修正。

部分修正ですが、魔理沙が酒を飲まされているらしいことはわかりますね。

ノリさんがこういう面白アクションは得意で、魔理沙も結構似せて描いてくれるので、部分修正になっています。





楽しそうにしているにとり。

手にはラジコンのプロポ(コントローラー)らしきものを持っています。


あわてている様子の早苗。



これらをノリさんが清書した原画がこれ。

魔理沙に強制的に酒を飲ませているのは、にとりの「のびーるアーム」であることがわかります。

「のびーるアーム」は原作風神録でのにとりの弾幕のひとつで、実際にこういう絵はないのですが、二次創作でのみんなの共通幻想的なイメージがけっこう固まっていたので幻想万華鏡でもこうしました。

(本来は、河童が片方の腕を縮めてその分反対側の腕を伸ばすことができるというのが元ネタの弾幕なんでしょう)












これ死ぬだろ!と思うくらい飲まされて倒れてます。

私トミー朕は学生時代に、人間が口から噴水を出すまで飲まされるのを見たことがありますし、自分がそうなったこともありますが、ああいうのは昔の話であって、今はあんな無法はもう行われてないと思います。

良い子のみんなは真似してはいけません。

死人が出ますのでやめましょうほんとに。

幻想郷の人間はたぶん外の人間より酒に強いんでしょう。

ノリノリでのびーるアームを操作するにとり。

べつに誤操作とか暴走とかではなく確実な意思を持って操作しています。

「ありゃ、死んだか?」みたいな顔、と蕨抜六監督もコンテ段階でも言ってました。

にとり自身は人間に友好的ですが、発明のためだったら別に人が死ぬのくらい仕方ないよね!くらいに思っているという解釈になっています。

ギャグなので死にませんが。

心配している真人間の早苗。

別に悪い子じゃないというかむしろいい子なんですよ。


早苗とにとりはるなむーさんの作監修正をベースに影などが描き足されて、そのまま原画になってます。




完成した画面がこれです。







「守矢神社退治が済んだら実験台になってもいい」的な口約束をしたばかりに、のびーるアームの実験台にされてひどい目にあってしまう魔理沙、というカットでした。

お話的には、ちゃんと伏線を回収しましたというわけです。

にとりは一切魔理沙に敵対はしていませんが、実はもっともダメージを与えた妖怪かもしれませんね。

このコンビが地霊殿につながるので、風神録編で描けてよかったです。

(地霊殿編が実際に作れるかどうかはわかりませんが)


ともあれ、人間も妖怪も守矢神社も楽しく仲良く(?)やってる良いシーンになっているのではないでしょうか。


すごいアクションというわけではなく、ゆかいなカットですが、

このように結構な枚数の原画が描かれている、意外に大変なカットでした。


では次回をお楽しみに。






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Comments

ドジラ

ギャグで笑わせて貰いラストの宴会で皆と戯れる光景は最高でした!