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「助手ちゃん、これが拘束晒し刑具ハ301号よ」 「博士、これが凶悪犯罪の増加にともない、新たに導入された拘束晒し刑のために、わが研究室が開発した新型刑具なんですね」 「うん、さりげない世界観と設定の説明ありがとう」 「いえいえ。それはさておき、口と鼻の開口に接続された、オレンジ色の長いチューブは何なんです?」 「呼吸および食餌制御用のものよ。鼻のチューブは気道に、口のチューブは食道に、それぞれ挿入したうえで、生体用パテで隙間を埋めて空気も液体も漏れなくするの。気道では声帯を呼気が通過しなくなるから、発声が完全にできなくなるの」 「うわぁ……」 「引くのはまだ早いわよ。これを見て」 「何ですか? このお股の……ハッ!」 「うふふ、なんとなくわかったようね。尿道と肛門に挿入し密閉する大小の排泄管理器具と、膣に挿入する強制快楽装置よ」 「さ、さすがにそれは酷すぎません?」 「そんなことはないわ。実施中の装着実験を見れば、よくわかるはずよ。ほら、あれ」 「ずいぶん若い子ですね。学生アルバイトですか?」 「違うわ、私の愛……い、いえ、恋人よ」 「刑具ではなく博士にドン引きです。今、愛人と言いかけたでしょう?」 「愛人とは失礼ね。愛奴と言おうとしたのよ。でもSM界隈の言葉で一般には伝わりにくいから、恋人と言い換えたの」 「そうですか……つまり肥大化された乳首を、位置をずらして十字に穿ち貫くピアスは博士の趣味と?」 「ええ……いやまぁ、そんなことより、あの娘の顔を見て」 「目のハイライトが消えて、恍惚の表情ですね」 「ええ、きつくつらい拘束晒し刑のあいだも、快楽を味わい続けていられるようにしているの」 「それで、肉体的精神的苦痛を和らげると?」 「そのとおりよ」 「でも、この姿で公の場に晒すのは、さすがにまずいんじゃないですか?」 「心配しないで、その点も心配ないわ……ほら」 「なにか新しいパーツが追加されましたね」 「被拘束者のプライバシーを守る目線パーツと、公共のリテラシーを守るおっぱいぼかしパーツよ。このように、拘束晒し刑具ハ301号は、さまざまな面で配慮されているの」 「……そうかなぁ?」

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Comments

Reimius

These steel restraints are my favorite. Would really like to see permanent welding, time difference before and after

masamibdsm

Thank you. I also think it would have been better to draw the process of wearing it. Next time I draw a similar work, I will try.