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 ここが、どこだかわかる?  うふふ……わからない?  そうでしょうね、頭に紙袋を被されて連れてこられたものね。  地名はね、教えてあげない。でも特別に、どういう場所かだけ教えてあげる。  とある町の、家庭ゴミ集積所よ。  もうわかった?  奴隷として役立たずのおまえは、ここに廃棄されるの。  街灯に照らされているから、深夜のうちに通りがかった人に見つけられるか。朝になって、ゴミを捨てにきた住人に発見されるか。  公的機関に通報されれば、まだいいほう。この姿を写真に撮られ、SNSで拡散されるかもしれない。あるいは、もの好きな何者かに、お持ち帰りされるかもしれない。  いずれにせよ、私にはあずかり知らぬこと。  20XX年に施行された、奴隷公認法は知っているでしょう?  法律に基づき、すでに公認奴隷として登録されたおまえを、ゴミ集積所に捨てたからといって、私が罪に問われることはない。  一方で捨てられたおまえは、公的機関に回収されれば、競売にかけられる。それで売れ残れば、公娼館に収監される……いずれにせよ、廃棄奴隷としての処遇を受ける。  写真を撮られ拡散されたら、おまえが公認奴隷の身分に堕ちたことが、友人知人すべてに知れ渡る。  お持ち帰りされ、あらためて奴隷登録されたら、おまえは誰とも知れぬ者の奴隷にされる。あるいは登録すらされず、好き勝手に使われたあと、再び廃棄される可能性もある。  いずれにせよ、おまえは人として、もう終了。  いえ、私に買われた時点で……いえ、借金のカタに売られた段階で、おまえは終わっていたのかもしれないわね。  だってそのときすでに、女装奴隷として生きることしか、おまえに選択肢はなかったんだから。  でも、おまえは私の女装奴隷になることを拒んだ。  愚かにも、隙を見て脱走しようとした。  だから今、こうして廃棄のため、放置されようとしているの。  さて、最後に愉しませてあげるわね。  人生最後の快楽、とくと堪能しなさい。  そう告げると、彼に見せつけるように、私はリモコンのスイッチを押した。  それは、肛門にねじ込まれた、緩い電撃で前立腺を刺激するアナルプラグのものだった。  そうなるよう調教された私の拘束露出放置女装子は、何度かの刺激で達してしまうだろう。  そして内蔵のバッテリーが切れるまで、嵌められた特殊貞操帯の小水排泄孔から、ドロリドロリと粘液を吐き出し続ける。  私に言われたとおり、それが人生最後の快楽だと自覚しながら、みじめな姿で発見される。  ほんとうは、それで彼の人生が終了するわけではない。  私の女装奴隷としての人生は、この先もまだまだ続く。  なぜならここは、私の所領に造成された、架空の町のゴミ集積所なのだから。これから彼を発見する住人や関係者も、すべて私の使用人なのだから。  その者たちの演技により、彼はこれから地獄を見る。  そして紆余曲折の末、私の下に連れ戻される。  そうなると、彼は二度と私に逆らわないだろう。私の下から脱走しようとは、けっして考えなくなるだろう。  実のところ、彼は心の奥底で、私の女装奴隷になることを望んでいる。  脱走を試みたのは、男子としての誤ったプライドが生んだ一時の気の迷いだ。  だが、その糞みたいなプライドは、これで粉々に粉砕される。それで、連れ戻された彼は、私の理想の女装奴隷になる。  そのことを確信しながら、背中でくぐもったうめき声をあげ始めた彼に背を向けた。

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