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 ツインテールの娘を捕まえた。  いや正確には、ツインテールの娘に、捕まえてくれと頼まれた。  そのうえで、抵抗して暴れたら、逃げられないよう拘束を追加してくれと依頼された。  彼女からは、特に報酬の提示はない。正直、私にはなんの得もないし乗り気ではなかったが、暇だったから引き受けた。  ところがいざ引き受けてみると、私は彼女を拘束することにハマってしまった。  手足を縛って猿ぐつわを噛ませたときの、ほんの少し怯えの混じった、悔しげで抵抗を諦めない強い意志を込めた表情。  それはまさしく、気の強い女の子が見知らぬ年上のお姉さんに囚われたら、こんな感じになるだろうというものだった。  もし演技ならば、主演女優賞もの。  そして拘束に抗おうともがくさまも、真に迫っている。  その表情ともがきに触発されるように、いつしか私は夢中になり、彼女に厳しい拘束を施していった――。

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