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「奥さま、なにかご用でしょうか?」 「お掃除の途中に呼び出されて、ちょっと怒ってる?」 「いえ、そんなことは……ボク、いえわたくしは奥さまに絶対服従ですので」 「そうね。出来心からとはいえ犯した罪により検挙され、新たに定められた若年犯罪者矯正プログラムによりこの屋敷に預けられたあなたは、矯正指導員たる私に仕方なく従っているのよね」 「そ、そういうわけでは……」 「うふふ……いいのよ、わかっているわ。ともあれ、それもあと少し。来週には2年間の年季が明け、あなたは晴れて自由の身となるわ」 「はい、長いあいだお世話になりました」 「で、年季が明けたらどうするつもり? ここを出て、自由を手に入れるか。それとも、このまま私に仕えて暮らすか」 「も、もちろん、お暇《いとま》をいただき……」 「うふふ……ほんとうに、それでいいの?」 「えっ……?」 「2年間の矯正プログラム中、あなたは変わったわ。すさみきっていた表情は、とても穏やかになった。短かった金髪は黒に戻り、長く伸びた。もちろん変わったのは、それだけじゃない。すっかり似合うようになったメイド服の下の肉体も、精神も」 「ど、どういうことでしょうか?」 「私好みにいやらしく改造された肉体で、淫らに作り替えられた精神で、元の男の子としての暮らしに戻れると思う? 私の管理と調教から、離れて生きていけると思う?」 「そ、それは……」 「うふふ……まだ時間はあるわ。年季明けまでの1週間、よく考えることね」

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Comments

cjswpno

以前の話が読みたいんですね…

oysmart

この小説をぜひ見たいです。 いいですか

masamibdsm

今のところ予定もアイデアもありませんが、良さげなものを思いついたら。