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「ねえ、3丁目の角に変態注意の立て看板ができたの、知ってる?」  私をアームバインダーで拘束しながら、レイカが訊ねた。 「知ってる……あれ、私のことだよね」 「うん、きっとそうだね」 「やっぱり、誰かに見られてたんだ……。やっぱりもう……」  こんなことはやめよう。  そう言いかけた私の口に、赤いゴム球が押し込められた。  ボールギャグ。それも穴あき樹脂球を使用したプレイ用のシロモノではなく、言葉を奪うことを主目的にした本格猿轡だ。 「うふふ……それじゃ今夜は、その立て看板のところまで行ってきて」  私にボールギャグを嵌めたレイカが、薄く笑って告げた。 「うぇ(えっ)……?」 「聞こえなかった? 変態注意の立て看板の前まで行ってきてって言ったの」 「うぉんぁ(そんな)……」  抗議の声は言葉にならず、コートを羽織らせられた私は、文字どおり背中を押されて戸外に出された。 「おぇあぃ(お願い)……」  懇願のうめき声は当然のように無視され、背後でドアが閉まる音。  その直後、貞操帯の奥に仕込まれた淫具が、いっせいに動き始めた。

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