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「ば、、罰…だって!?」


クレームをつけたチャラい男・美智雄は

店長の磯野に事務所に連れ込まれた挙句、

女体化させられてしまっていた。


わけのわからない状況に追い込まれた美智雄は叫ぶ。


「て…て、、てめぇ…!

 こ、こ、こんなことして、ただで済むと思ってるのか!」

可愛い声で叫ぶ美智雄。


「ふふふ…可愛い声だな」

磯野店長が言う。


「--ば、馬鹿にするんじゃねぇ!俺は男だ!」

美智雄が必死に磯野店長を威嚇しようとして叫ぶ。


だがー。

この可愛い声では、どんなに汚い言葉を

使っても、迫力がない。


「--”理不尽なクレームをつけて

 申し訳ございませんでした”」


磯野店長が言う。


「あ?」

美智雄が可愛い声で悪態をつく。


「---土下座して、言え」

磯野店長が言う。


さっきまでの”接客モード”の仮面を脱ぎ捨て

磯野店長は美智雄を脅している。


「ふ…ふ、、ふ、ふざけるな!

 て、、てめぇ、客に土下座させる気かよ!」

美智雄が叫ぶ。


「---言え。」

磯野店長は、全く動じずに、

美智雄を威圧した。


「ふ、ふざけるな!この店の評判、

 滅茶苦茶にしてやるからな!」

美智雄が、叫ぶ。


可愛い顔が、怒りで歪んでいるー


しかしー

磯野店長が指をぱちっとはじくとー

美智雄の服がー

ゴスロリ風ファッションに変わる。


「--ぬあっ!?な、なんだこれ!?」

突然自分の服装が

女体化する前に着ていた服ではなく、

見知らぬロリファッションになってしまったことで、

美智雄は焦る。


「-----あまり人を、見くびるなよ?」

磯野店長が言う。


”こ、こいつはいったいなんなんだ?”

美智雄は恐怖を感じていたー


そもそも人を女体化させるなんてのは聞いたことがないし、

今のもよくわからない


磯野店長はさっき


「クレーマーは同じことをされなきゃわからないー。


 だからー、僕は”お前の全部を奪ってやるよ”って言ってきた

 この男の全部を逆に奪ってやった。

 憑依してー、身体を乗っ取ってな。


 そしてー

 女性スタッフを馬鹿にした君には、

 女体化してもらった」


ーと言っていた。

あり得ないー


そう思いながらも、美智雄は震える。


もしー

もしも、”憑依”が本当だったらー


今、目の前にいる”磯野店長”という人物の

身体は、こいつのものじゃなくー

以前、こいつにクレームをつけたやつが

乗っ取られているのかもしれないー。


美智雄は、目の前にいる磯野店長に

底知れぬ恐怖を感じていた。


「--可愛らしい服装だな。

 誘ってるのか?」

磯野店長がわざとらしく言う。


「ち、、ち、、違う…お、、俺は男だ!」

美智雄が叫ぶ。


「---土下座しろ」

磯野店長は再度呟いた。


「ーークレーマーってのはな、

 結局、自分は反撃されないと思って

 調子に乗っているやつらばかりだ。


 お前もその一人だ。

 

 だから僕は、クレーマーに地獄を

 見せてやることにしてるんだ。

 同じ思いをさせて、なー」


磯野店長の言葉に、

美智雄は震える。


「ま、、、待ってくれ…わかった」

美智雄が可愛い声で言う。


「-も、も、もう、二度とクレームはつけない…

 だから、見逃してくれ…な?」

美智雄が言うと、

磯野店長は指をパチンとさせた。


「--のああああああああ?!」

美智雄が叫ぶー

それほど大きくなかった胸がー

巨乳と言えるサイズにまで膨らむ。


「な、、な、、何をするんだ!」

美智雄が叫ぶー


「------」

無言で磯野店長が近づいてきて、巨乳を

触り始める。


「んえっ…や、、や、、やめろぉぉぉ♡」

美智雄が叫ぶ。


さっきとはまた違う快感ー


「---あ・や・ま・れ」

磯野店長が美智雄を睨む。


美智雄は、慌てて

「わ、、悪かったよ…すまねぇ」と叫ぶー。


だがー

磯野店長は指をはじいた。


「ひぇっ!?」

美智雄がおびえるー。


露出度の高いアイドルのフリフリな衣装に

服装が変わってしまう。


美智雄は思わず恥ずかしさから身体を隠す。


「あ、、あ、、謝ったじゃないか!どうして!」

美智雄が必須に毛部ー


その表情には、もうさっきまでの強気の美智雄はいないー


すっかり怯えている美智雄の、

女の子になった姿が、そこにはあったー。


「--ど・げ・ざ!」

磯野店長が近くの椅子を蹴り飛ばして威嚇したー。


磯野店長はクレーマーを誰よりも憎んでいるー。

自分はかつて”クレームによって死んだ”


さっき、美智雄にはウソと言ったが

あの話は本当だー。

クレーマーによって死んだ磯野店長は

強い恨みから”クレーマーにだけ使える力”を

手に入れて現世に舞い戻ったー。


元クレーマーの身体を乗っ取り、

その身体で”磯野店長”を名乗っているー


「…く…うぅぅぅぅ」

美智雄は歯を食いしばるー。


「…できないのか?」

磯野店長が不気味な笑みを浮かべる。


「ならーーー」

磯野店長が再び指をはじこうとした。


「わ、、ま、、待ってくれ!待ってくれ!」

美智雄は半泣きしながら土下座をする!と叫んだ。


「--さっきまで粋がってた男が

 そんな情けない声で泣くんだなぁ…」

磯野店長は笑いながら

美智雄のほうを見る。


美智雄は、自分の恰好が恥ずかしいと思いながら

土下座の姿勢に入るー


”屈辱ー”


美智雄は、”このヤロー、今に見てろ”と

内心で怒りに震えていたー

元の姿に戻れたら、後ろから

殴りかかってぼこぼこにしてやるー

仲間を動員して、このコンビニを

ぶっ潰してやるー


そんな風に思っていたー


だがー

今は、この危機を乗り越えなくはいけないー

このままでは、大変なことになる。


土下座をした美智雄


「す、、すみません…でした」


美智雄が言うと、

突然美智雄の髪を磯野店長が引っ張った。


「あ、、いたたたたたたたた!

 何するんだ!」


叫ぶ美智雄。


磯野店長は美智雄を睨みながら言う。


「「--”理不尽なクレームをつけて

 申し訳ございませんでした”」 だろ?」


磯野店長は

指定された言葉以外で、美智雄を許すつもりは

毛頭なかったー。


「くっ…くぅ…」

美智雄が怒りに震えていると、

磯野店長は美智雄の太ももを撫で始めた。


「ずっと、女のままでいるか?お?」

磯野店長の言葉に

美智雄は歯ぎしりをしながら

磯野店長を睨むー。


”どうして俺がこんな目に…

 必ず殺してやる…”


そんな風に思いながらー


だがー

我慢した。

美智雄も、馬鹿ではない。

これ以上逆らえば、大変なことになる。


「---り、、

 --”理不尽なクレームをつけて

 申し訳ございませんでした”」


美智雄が悔しそうに歯ぎしりしながら

頭を地面にこすりつけるようにして、土下座をした。


パチンー


磯野店長が指をはじいた。


「--!?」

美智雄の服が変わっていくー


美智雄は”もとに戻れる”ことを確信したー


しかしー


「--って、おわあああああああ!?」

美智雄が叫ぶー


美智雄の服はーー

無くなりー

全裸になっていた。


「や、、、いやあああああああああ!?」

思わず女みたいな声が出てしまった。


「ど、どうして!?謝っただろうが!?」

美智雄が叫ぶー


だがー

磯野店長は美智雄をスマホで

撮影しながら笑った


「SNSで晒してやろうか?」

磯野店長が笑う。

クレーマーがよく言うセリフ。

それを言って見せた。


「---う、、や、、やめろ!俺を男に戻せ!」

美智雄が磯野店長に殴りかかる。


けれどー

今の身体では磯野店長にはかなわないー


「うぅ…」

床に手をつく美智雄。


「”どうして俺がこんな目に…

 必ず殺してやる…”


 元の姿に戻れたら、後ろから

 殴りかかってぼこぼこにしてやるー

 仲間を動員して、このコンビニを

 ぶっ潰してやるー」


磯野店長が、美智雄が心の中で

叫んでいたことを

そっくりそのまま口にした。


「---!?!?」

美智雄が驚く。


「心の中で、こう思っていたよな?」

磯野店長が言う。


「~~~~~~」

美智雄は絶句したー


心まで読み取られているなんて…


「わ、、、わるかった!もとに戻してくれ!頼む!」

泣きながら叫ぶ美智雄。


「もう遅い」

そう言うと、磯野店長は指をはじいた。


美智雄の服装がーー

バニーガール姿になる。


「服はやる。

 その恰好で今すぐここから立ち去れ!」

磯野店長が言うと、

美智雄は「待ってくれ!頼む!お願いします!」と叫ぶー


「----ゴキブリにして踏みつぶしてやろうか?」

磯野店長が言うー。

その言葉に、美智雄は恐怖を感じて、

「ひ、、、ひぃぃいいい!」と叫びながら

そのままバニーガールの恰好でコンビニから走り去ったー


磯野店長はその姿を見ながら

「クレーマーは、許さない…」と

静かに呟いた。


・・・・・・・・・・・・・・・


「いらっしゃいませ~!」

女性バイトの清美が

いつものように接客を続けているー


そんな清美を見ながら

磯野店長は半年前のことを思い出すー


”店員は客のいいなりになってればいいんだよぉ~”

ギャルの女がそうクレームをつけてきたときのことをー


”言いなりになっていればいいー”


磯野店長は、最初は丁寧に対応していた。

だがー

そのギャル女は、”客の言うことなんでも聞けよ!”と

乱暴な口調で磯野店長をまくしたてた。


磯野店長は、その女に言った。

「店員は、お客様の操り人形ではございません」と。


しかし、その女は反論し、店の中で

キーキーわめきだした。


「---なら、お前が操り人形になってみればいい」

磯野店長はギャル女にそう告げたー


半年前の出来事ー。


そうー

清美は、その時のギャルだ。


言いなりになっていればいいと

クレームをつけてきた女を

洗脳して言いなりにしてやっているー

磯野店長の好みに、外見も何もかも

変えさせてやったー


今や、清美は

磯野店長の操り人形だ。


「クレーマーには、罰を」

磯野店長は、そう呟き、静かにほほ笑んだー。



おわり


・・・・・・・・・・・・・・


コメント


今年もあとちょっとですネ!

何の年末感もないお話でしたが

お読み下さりありがとうございました~!




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