Home Artists Posts Import Register

Content

大学生になってから急におしゃれになった姉・凛香の影響で、

三度の飯よりガーターベルトが好きになってしまった

男子高校生の尚樹ー。


突然部屋に置かれていた憑依薬を使い、

クラスメイトの遥花で存分に楽しんだ尚樹は、

自分の身体に戻っても、そのことを忘れられずにいたー。


そして、事態は思わぬ方向へ…?


★前回はこちら★↓

<憑依>欲望のベルト②~快感の宴~

姉・凛香の影響で、 親友の栄治からも呆れられてしまうほどに、 すっかり下心丸出しの 男子高校生になってしまった尚樹ー。 そんなある日、尚樹が目を覚ますと 自分の机の上に”憑依薬”なるものが置かれているのを見つけたー。 誰がここに置いたのかー。 そんなことも分からないまま、尚樹はそれを手に、 ”己の欲望”を満...

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


遥花の身体に憑依して、

遥花の身体で堪能したガーターベルトの感触ー。

遥花の足に溶け込み、妖艶なる芸術を演出していたレッグリングー。


夜になっても、それが忘れられず、尚樹はドキドキドキドキと

し続けていたー。


だがー、

憑依薬の容器はもう空っぽー。


”1回きり”の憑依は、遥花の母親が想像以上に早く帰宅したことで、

あっけなく終わりを迎えてしまったー。


親友の栄治を誘惑して、これからが最高の時間ー

と、いうところだったのにー


「ってか、今頃、あいつ、どうなってるんだろうな…」

状況的には、かなり悲惨な状態だったー


さっき、栄治にLINEを送ってみたけれど返事がないし、

試しに遥花の方にもそれとなく、連絡を送ってみたけれど返事がなかったー。


「ーーは~~~……」

ちょっとだけ栄治のことを心配しながらも

すぐに頭の中で”遥花のガーターベルト”を思い出して

再び鼻血を垂らすー。


「だめだ…今日は、もう寝よう」


あまりの興奮に、頭がおかしくなりそうだー。

このままだと、遥花の身体じゃなくて、

自分の身体でも足にリングをつけたくなってしまいそうだー


そんな風に思いながら、

尚樹はようやく寝る準備を済ませると、

そのまま眠りについたー


がー…

数時間後、夢でも遥花の姿でガーターベルトを身に着けて

太ももを触りまくっている光景を見てしまいー、

寝ながらイってしまったー


「ーーー…はぁ…やべぇ…もう1回憑依してーーー え???」


その時だったー。

尚樹が、驚いて目を見開いたー。


深夜の真っ暗な尚樹の部屋にー

人影があったのだー


「ーー!?」

人影の方も、尚樹が突然起きたことに驚いた様子で、

そのまま部屋の外へと飛び出して行こうとしたー。


「ーど、泥棒ー!?」

尚樹は咄嗟にそう叫びー

寝起きにも関わらず、そのまま飛び起きると、

尚樹の部屋から逃げようとしていた

”真夜中の侵入者”の腕を掴んで、そのまま地面に突き飛ばすー


そしてー

”真夜中の侵入者”を抑えながらなんとか電気をつけるとー

尚樹はさらに表情を歪めたー


「ーーえ…???え…?ね、姉さんー!?」


深夜に、尚樹の部屋に侵入してきたのは、姉の凛香だったー。


「ーーちょっと!!!いつまで触ってるの!」

凛香が叫ぶー。


尚樹は、侵入者が男だと思い、乱暴に取り押さえていて、

偶然、片手が凛香の左胸に接触した状態になったままだったー


「う…あ、ご、ごめんー」

尚樹は慌てた様子でそう呟くと、凛香の胸から手を離して、

「ーで、でも何で夜中に俺の部屋にー…?」と、

困惑の表情を浮かべたー。


凛香は短いスカートを払いながら、

ガーターベルトつきのストッキングのあたりを触りながら

「そ、それはー」と、表情を歪めるー。


「ーーー!!!!え…」

凛香が”深夜に尚樹の部屋に忍び込んできた目的”を、

尚樹は嫌でも理解することになったー


尚樹の部屋の机の上に、昨日の朝、置かれていたものと同じー

”憑依薬”が置かれていたのだー


「ーーな、なんでー…?」

寝る時にはなかったはずー。


そして、今、まだ明るくなる前の時間帯に、

姉の凛香が、”尚樹の部屋に忍び込んできていたー”


それはー

”憑依薬を尚樹の部屋に置いたのは凛香であること”

を、意味しているー。


「ーーーーーっ… は~~~~~~」

凛香はため息をつきながら髪を掻きむしると、

「ーわたしのガーターベルト、触る?」と、呟くー。


「いやいや、誤魔化すなよ!」

尚樹が思わずそう反論すると、凛香はついに観念したのか、

「ーーーー…はぁ~~~なんでいつも起きないのに

 目を覚ますの?」と、不満そうに呟いたー。


確かに、尚樹は一度眠ると、ほとんど朝まで起きないー。


凛香によれば、”憑依薬”を設置する半月ほど前から

”あえて”尚樹の部屋に忍び込み、多少物音を立てても、

尚樹が起きないことを確認した上で、

昨日から、尚樹が寝ている間に、部屋に憑依薬を設置していたー。


だがー

今日は、尚樹が寝ている間に夢を見てイってしまったためー

”イレギュラー”なことが起きたー

普段、ほとんど夜中に起きない尚樹が、

偶然、凛香が部屋に忍び込んでいた時間に目を覚ましてしまったのだー


「ーーどういうことなんだよー…?

 ひ、憑依薬っていったいー…?」

尚樹が困惑しながら聞くと、凛香は、

「ーーー…ふぅ」と、ため息をつくー。


「尚樹をずっと見てたら、尚樹にも憑依を味合わせてあげようかなー

 ってそう思ったから、こっそり憑依薬をプレゼントしてただけ」


凛香の言葉に、

尚樹は「いやいや、そういうこと聞いてるんじゃなくて、

憑依薬って何なんだよ!?」と、叫ぶー


「ーーふふ… でも、どうせクラスの子で楽しんできたんでしょ?」

凛香が挑発的に笑みを浮かべると

尚樹は「はい」と、即答した


「ー素直でよろしいー」

凛香はそれだけ言うと、「尚樹さ~」と、言葉を続ける。


「わたし、高校時代まで真面目でどっちかって言うと、

 堅物的な女子だったでしょ?」


凛香が足を組みながら、自分の太ももを触るー。


「ん…あ、あぁ…

 ね、姉さん、大学生になってから、まるでサキュバスみたいな

 感じだもんなー!

 俺のことばっか誘惑して揶揄ってー」


尚樹はそう呟くー。

凛香は、大学生になってから、急におしゃれになり、

尚樹のことを誘惑したり、揶揄ったりするようになったのだー


「ーーーー何でだと思う?

 前はわたし、こんな格好、滅多にしなかったのにー」


凛香がクスッと笑う。


「ーーーーえ…」

尚樹は”なんでだよ?”と聞こうとしたものの、

自分の机に置かれている憑依薬と、目の前にいる凛香の姿を見つめるー。


「ま、まさかー…」

尚樹はハッとするー


高校生までの”真面目すぎてつまらない”感じだった姉・凛香の姿を

思い出すー。


そして、今のー

”大学生になった凛香”の姿を見つめるー


前から思っていたことだが、明らかに同一人物とは思えないぐらいの

”豹変”で、最初は戸惑ったー


けれどー

まさか、そんなー


「ーーね…姉さんー…なんだよな…?」

尚樹は表情を歪めながら凛香のほうを見つめるー


「ー”今は”お姉ちゃんだし、”身体”はお姉ちゃんー」

凛香がそこまで言うと、尚樹は震えたー。


凛香が”憑依薬”などという得体の知れないものを

持っているのはー

”自分が、凛香に憑依した別の誰か”だからー?


「ーー最高だよー”この身体”はー… ふふ♡

 でもね、尚樹は”わたし”にとって

 本当に大切な弟ー。

 だから、こうして憑依薬もあげよう、って思えたのー。」


凛香の言葉はー

既に”自分が、本当の凛香ではなく、凛香に憑依した誰か”で

あることを認めているも同然だったー。


確かに、姉・凛香が憑依されているとなればー

凛香が高校生から大学生になったタイミングで、

突然まるで別人のようになってしまったことにも納得がいくー。


「ーーーーわたしは別に尚樹を、それに”お父さんとお母さん”を

 傷つける気もないし、

 この身体で犯罪を犯したりするつもりもないのー。


 それにー

 尚樹、”今のわたし”の方が、好きでしょ?」


凛香が甘い声で囁きながら、尚樹の手を掴んで、

自分のガーターベルトの部分を触らせるー


「ーー……は、、は…は、、はい…」

尚樹は満面の笑みで答えたー。


正直ー

”前の凛香”は苦手だったー。

話しかけても、あまり話も聞いてくれないし、

とにかく勉強一筋の大人しいお姉ちゃんだったー。


けど、今は違うー。


今の”お姉ちゃん”が誰であろうとー…


「ーー素直でよろしいー」

凛香はニヤニヤしながらそう言うと、

「ねぇ、尚樹ー

 あなたも憑依薬を使えば、”女”になれるのよ?

 大好きなガーターベルトもレッグリングも、

 こうして、好きなだけ味わえるのー」

と、甘い声で囁いたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


翌日ー


学校にやってきた尚樹は、困惑の表情で

周囲を見つめたー。


昨日、尚樹が憑依した遥花の姿はなくー

遅れてやってきた栄治は、明らかにいつもよりも

元気のない様子を見せているー。


「ーーー…ど、どうしたんだよ?」

尚樹が言うと、栄治は「ーーーはぁ」と、ため息をつくー。


「昨日さー…大橋さんに急に家に誘われてさー…

 大橋さんがその…なんつーか…誘惑…的な?

 そんなことしてきたんだけどさー」


昨日あったことを説明する栄治ー。


”知ってるよー。それは俺なんだから”

心の中で、尚樹はそう思いながらも

”その後”を聞くために栄治の話を黙って聞くー。


栄治によればー

尚樹が遥花から抜け出したあのあと、

遥花は急に意識を失って、泡を吹きながら痙攣してしまったらしいー。


ちょうど部屋にやってきた母親にその場面を目撃されて、

警察と病院にすぐに通報され、

栄治は散々、”遥花に何かしたのではないか?”と疑われて

大変だったらしいー


が、結局、遥花に外傷だとか、毒を盛られた形跡だとか

そういったものが一切なかったために、栄治は無事に

解放されたのだというー


「ーーそれで…大橋さんはー?」

尚樹がそう呟くと、

「ーーーまだ意識が戻ってないらしいー…

 一体…なんだったんだー?」と、栄治は

昨日の遥花の態度を不思議そうに思い出しながら

そう呟いたー。


まさか、”昨日の遥花”に尚樹が憑依していたなんて、

栄治は知らないー


「そ、そっかー」

尚樹はそう言いながらー

遥花のことを心配して、少しだけ表情を曇らせるー。


だがーーー

すぐに、自分のズボンが膨らんでいることに気付き、

”昨日のことを思い出して、また自分が勃起している”ことを

自覚したー。


遥花になって、ガーターベルトという夢を楽しんだ尚樹ー

あの感触が忘れられないー


遥花の綺麗な足と、それを映えさせる芸術的な

ガーターベルト、それにレッグリングー


”また、あの足で、美という名の花を咲かせたい”

そう、思ったー


「ーーえへ」


尚樹は”姉さんのせいで、俺もとことん変態になっちゃったぜ”と、

自虐的に笑みを浮かべたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


夜ー


「ーー姉さん、俺、決めたよー」


勝手に姉・凛香の部屋に入った尚樹は

そう宣言したー


「ーちょ!着替え中!」

凛香はそう言いながらも、

「ーまぁ、別にいっかー」と、言うと、

下着姿のまま「で?何を決めたの?」と、笑みを浮かべるー。


「ーーーこの身体を捨てて、大橋さんー…

 大橋 遥花になって、えへ…今の姉さんみたいにー

 他の人になりきって生きていきたいー」


尚樹が笑うー

 

凛香は「え…じゃあ、あんた、自分の身体を捨てるってこと?」と、

苦笑いするー。


「ーーあ~…長い間、憑依してると、やっぱ戻れないものなのか?」

尚樹が言うと、凛香は「う~ん、戻れるかもしれないけど…

でもほら、長い間憑依してると、当然、行方不明扱いになったり、

死んだことにされちゃうから」と、笑うー。


「ーーーーへ~…まぁ…いいかなー…」

尚樹がそう言うと、凛香は少し表情を歪めるー


”尚樹ってばー”俺”以上に、変態になっちゃってー

 やっぱ、変態お姉ちゃんがいると、やばいのが育つなーふふ”


凛香に憑依している男は、凛香の中でそう呟くと、

尚樹の決意に対して「応援するよー。良い憑依ライフを」と、

笑みを浮かべながら答えたー


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


尚樹は、”尚樹としての人生”を捨てたー。


普通の人は、恐らく選ばない選択ーかも知れないー。

だが、姉・凛香のせいで、完全に変態になってしまった尚樹はー

昏睡状態だった遥花に憑依して、遥花として生き始めたー


毎日毎日ー

遥花の身体で、ガーターベルトやレッグリングを楽しんでいるー


”親友”の栄治とは、今度は”恋人”になったー


栄治に恋愛感情はないが、

”女として恋愛している自分”に酔ったー。

ゾクゾクするー。



そしてーーー


「ーーお邪魔しま~す」

遥花がそう言いながら、アパートの一室に入ると

そこには、姉・凛香の姿があったー。


尚樹が自分の身体を捨ててから、

凛香は”尚樹がいないなら”と、一人暮らしを始めたのだー


「ーー今度はーー

 ”近親者同士”じゃなくなったしー

 存分に、エッチなことできるねー」


凛香が笑みを浮かべるー。


そんな凛香に対して、遥花は、

”姉さんに憑依して乗っ取る割に、そんなことは気にするのかー”と、

心の中で考えてから、

「ー姉さんーー…」

「ーーーいや、今はー、凛香お姉さまとでも呼ぼうかなー」と、

笑みを浮かべると、そのまま二人で、

エッチなことを存分に楽しみ始めたー


もちろん、二人の足には、二人が大好きなガーターベルトが

綺麗な足に彩を添えていたー



おわり


・・・・・・・・・・・・・・・・・


コメント


今日もとっても暑いですネ~!…

とろとろしながら執筆する日々が今年もまた始まりそうデス~★!


今日もお読み下さりありがとうございました!!

Files

Comments

No comments found for this post.