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「ーーー絶対、お兄ちゃんが助けに来てくれるもん!」


狭い倉庫ー

埃が飛び交い、わずかに外の光が差し込む中ー、

一人の女子高生がそう叫んだー。


制服のまま拘束されている少女は、

ヘルメットを被り、黒い手袋をはめた謎の人物と、

髪型をオールバックにした黒いトレンチコートの

怪しい人物によって拘束されていたー。


オールバックの人物が笑みを浮かべて、

ヘルメットの人物のほうを見ると

その人物は拘束されている少女の方に向かって歩いていくー。


「ーこれから、お前は悪い子になるんだー。

 兄を困らせ、家族を困らせ、周りを困らせる、そんな悪い子にー」


”正体”がバレないようにしているのか、

そのヘルメットの人物は、機械音声のような声で、

少女にそう語り掛けるー


「ーーそ、そんなことしないもん!」

その少女ー

神里 雫(かみさと しずく)は、必死にそう叫んだー。


「ーーーーー」

その言葉を聞くと、ヘルメットの人物は少し後ろに下がり、

背後に控えていたオールバックの人物に何か合図をすると、

その人物は、倉庫内の端においてあったスマートフォンを

ヘルメットの人物に手渡したー


「ーーお前は、今日からお兄ちゃんのことが大嫌いになるー

 ウザくて、ウザくて、ウザくて、仕方がないぐらいにー」

ヘルメットの人物の言葉に、雫は目に涙を浮かべながら

「ーそんなこと…絶対にないから!

 お兄ちゃんのこと、嫌いになったりしないから!」と、

雫は必死に叫んだー。


雫は、現在大学生の兄・悠馬(ゆうま)と小さいころから

とても仲良しだったー。

それは、高校生になった今でも変わらないー。


昔も、今も、雫にとって悠馬は

”大好きなお兄ちゃん”ー


「ーーーお前の意思など、関係ないー」

ヘルメットの人物の”不気味な加工音声”が響き渡るー


「ーーお前はこれから”洗脳”されるのだからー」


その言葉と同時に、スマートフォンを操作する

ヘルメットの人物ー


「せ…洗脳…? せ、洗脳ってなにー…!?

 わたしに何をするつもりなの!?」


雫が悲鳴を上げながら椅子に拘束された身体を

必死にじたばたと動かすーー


けれどー

ヘルメットの人物は答えず、倉庫の壁際に寄りかかって

腕を組んでいるオールバックの人物は、雫のほうを

見つめてニヤニヤとしているだけー。


「ーーお兄ちゃん!たすけて… おにいちゃん!」

目に涙を浮かべながら必死に叫ぶー


”ダークアプリ・M”ー

そう書かれた画面を表示させたヘルメットの人物は、

それを雫の方に向けるー。


「ーーーお前は、兄を憎みー、全てに不満を抱きー、

 非行を繰り返すんだー。

 ”自分の意思”でー」


ヘルメットの人物の素顔は計り知れないー

ヘルメットの下にマイクか何かを仕組んでいるのか、

AIのような不気味な音声が聞こえてくるのみー


「ーそんなこと…絶対に…絶対にしないから!」

雫は泣きながらヘルメットの人物のほうを睨むー。


「ーーわたしは、あなたたちの言いなりになんか、ならないから!」

雫が大声で叫ぶー


「お兄ちゃんは、絶対に助けに来てくれるから!!!」

とー。


「ーーーそう言ってられるのも、今のうちだー」

ヘルメットの人物がそう言うと

”ダークアプリ・M”を起動し、スマホの画面を雫の方に向けるー。


画面に表示された映像と、

特殊な音声ー

さらには、ヘルメットの人物が持つ特殊なスマホから

”人を洗脳するための”映像・音・電波”が放たれるー


「うっ… うっ… あっ… あぁぁっっ…やめて…」

雫がビクンビクン震えながら、もがき苦しむー


やがてー

倉庫中に、雫の悲鳴が響き渡りー

オールバックの人物は、「へっ…悪趣味だぜ」と、笑みを浮かべー

ヘルメットの人物は、そのまま無反応で雫にスマホを向け続けるー


「あ… ぁ… ぁ…」

雫はそのまま意識を失いー、

拘束されたまま、ガクッと下を向くー


「ーーーー…これで、この小娘はお前の意のまま、かー」

オールバックの人物がそう言うと、

「ーーーあぁ」と、ヘルメットの人物が呟くー


「ーーーー…(なるほどー)」

オールバックの人物は、心の中でそう呟くと、

腕を組んだまま、成り行きを見守るー。


「ー起きろ」

ヘルメットの人物が、雫の拘束を解くー。


目を覚ました雫は、先ほどまでとは違い、

睨むような目つきでヘルメットの人物と

オールバックの人物を見つめたー。


「ーーーほら、電話するといいー」

ヘルメットの人物はそう言うと、かがみながら、

雫のスマホを手渡すー。


”兄の悠馬”に電話をかける直前の画面にしてー


「ーーー電話?」

雫が呟くー。


「ーーーそう。お前の大好きな”お兄ちゃん”にー」

ヘルメットの人物が言うと、

雫はスマホを乱暴に取り返してから

「ーー大好き?あいつが?ふざけないで!」と、

鋭い口調で言い放つー


「ーーーおやおやおやおや」

背後にいたオールバックにトレンチコートの人物が

面白そうに笑うー。


「ーーーさっきまで”お兄ちゃんが助けに来てくれるから”

 な~んて、泣いてたのにな」


その言葉に、雫は立ち上がると

「ーーそんなこと関係ないし!」と、不満そうに吐き捨てるー


さっきまでの怯えた表情が、嘘のように消えているー


「ーーおぉ~…こわっ…これが洗脳かー」

オールバックの人物はそう呟くと、雫のほうを見つめながら、

「ーーお前、自分が何されたか、理解できてないのかよ?」と、

笑いながら呟くー


「ーーー洗脳? 

 ふんー ふざけないでー。

 あんたたちに洗脳されたからじゃないー。

 わたしは、元々アイツが大っ嫌いなの!」


雫はそれだけ言うと、不機嫌そうにそのまま立ち去っていくー


「ーー無駄だ。”M”の洗脳は完璧だー。

 意のままに操ることも、意識を操作することも、

 人格を変えてしまうことも、何だってできる」


ヘルメットの人物がそう呟くと、

オールバックの人物は「へへ…やばすぎだろ」と、

立ち去る雫の後ろ姿を見つめながら、

静かにそう呟いたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


★主な登場人物★


・神里 悠馬(かみさと ゆうま)

大学生。妹の雫が豹変したことに困惑する。


・神里 雫(かみさと しずく)

高校生。兄の悠馬のことが大好き。少しイタズラっ子な一面も。


・森永 愛梨沙(もりなが ありさ)

大学生。悠馬の彼女。成績優秀な優等生。コスプレ趣味がある。


・藤嶋 亮介(ふじしま りょうすけ) 

大学生。高校時代からの親友。困った時には頼りになる存在。


・西園寺 美桜(さいおんじ みお)

高校生。妹・雫の親友。表裏が非常に激しい。


・九条 輝樹(くじょう てるき)

高校生。妹・雫の幼馴染で悠馬とも小さいころから面識がある。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


「ーーお兄ちゃん!」


その日の朝ー。

まだ、”雫”が洗脳される前ー。


「ーーお兄ちゃん!起きて~!起きて~!起きて~!」


部屋をトントントントンとノックしながら叫ぶ妹の雫ー。


「ーーーあと…5分…」

雫の兄で大学生の悠馬(ゆうま)はそう呟きながらウトウトしていると、

雫は頬を膨らませてから

「お兄ちゃん!もう9時だよ!大遅刻だよ!!!!」と、叫びながら

部屋の中に入って来るー


「く、9時~!?!?!?!?」

悠馬が慌てて飛び起きるー


「ーーや、やべっ!なんでもっと早く起こしてくれなかったんだ!?」

悠馬は、半分自虐的に笑いながら、1階に駆け下りて、

母親の裕子(ゆうこ)のいるキッチン付近に向かうー


「やべ!やべ!やべ!」

悠馬がそう騒ぎながら慌てて大学に行く準備をしていると、

妹の雫も2階から降りて来て、いつも通り

のんびりと高校に行く準備をしているー


「ーーーってーーーー!なんで雫はのんびりしてるんだ!?

 っていうか、9時なら雫も遅刻じゃーー


 ハッーーー!」


ハッとして悠馬が時計を見ると、まだ7時台だったー。


「ーーまだ7時じゃないかよ~~~!」

苦笑いしながら頭を抱える悠馬ー


「ーだってお兄ちゃん、起きないんだもん!」

雫はそう言いながら少し頬を膨らませるー。


「ーー……はぁ~…雫は昔から俺をびっくりさせるんだよなぁ~」と、

苦笑いしながら、悠馬が呟くー


「ーーそんなことないよ~!お兄ちゃんがびっくりしすぎるだけ!」

笑う雫ー。


雫はよく、兄の悠馬にイタズラをすることが多く、

昔からこんな風に驚かされることも多いー。


けれどー

悠馬を傷つけるようなドッキリは仕掛けて来ないし、

ちゃんと”分別”もできていて、

普段はとても仲良しー。


兄の悠馬は、数年前は”雫も思春期になったら、俺のこと

キモイとか言い出すのかなぁ~”などと、悩んでいた時期もあったが

実際、妹の雫が高校生になっても関係は変わらぬままー。

そんなことを心配する必要もなかったー。


「ーーーそうだ!お兄ちゃん!わたし、生徒会に立候補したの!」

雫が笑いながらドヤ顔で生徒会の立候補者のプリントを見せて来るー


「り、り、り、っこうほー?副会長!?雫がー!?

 いやぁ~無理だろ雫には~!ははは」


悠馬は思わず笑ってしまうー


「も~!学校ではわたし、頼れる女の子なんだからね!」

雫の言葉に、悠馬は「ははははは」と笑うー。


”まぁー”

悠馬は、笑いながらも、雫が学校で真面目にやっているのは

知っているし、

彼氏の九条 輝樹(くじょう てるき)も、

”雫は、悠馬さんが思っている以上に、頑張ってますよ”などと

言っていたー。


普段は、こんな”可愛い妹キャラ”でも、学校では違う、

と、いうことなのだろうー。


「ーー今日が選挙!

 でもね、副会長に立候補した子4人いてー、

 受かるの2人だけなんだよね」


雫が自信なさげに言うー。


悠馬は少しだけため息をついてから、

「ー大丈夫、雫なら副会長になれるさ!」と、勇気づける言葉を

口にするー


その言葉に、雫は心底嬉しそうに笑顔を浮かべると

「お兄ちゃんにそう言われると、会長になれる気がしてきた!」と、微笑むー


「いやいやいやいや、副会長に立候補したんだから、

 会長にはなれねぇよ」


その言葉に「あ、そっか~!」と頭を叩きながら笑う雫ー。


そうこうしているうちに、雫は学校に向かう時間になるー。


「ーお兄ちゃん、いってきま~す!

 雫ちゃん、副会長に就任!!! 期待しててね!」


雫が笑いながらそう言うと、そのまま家から飛び出していくー。


悠馬は微笑ましそうにその背中を見つめると

「あ、やべー…あんまのんびりしてると、マジで遅刻するぞ」

と、そのまま慌てて大学に行く準備を始めたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「え~!雫ちゃんってば相変わらず可愛い~!」


大学の昼休みー

彼女の森永 愛梨沙(もりなが ありさ)が、

朝の出来事を悠馬から聞かされて微笑んだー。


「ー参っちゃったよー」

悠馬がそう呟くと、

愛梨沙は「でも可愛いなぁ~最近、雫ちゃんに会ってないし、

また今度遊びに行っちゃおっかな」と、笑うー。


「ーははは…雫も愛梨沙には懐いてるし、

 喜ぶと思うよ」


悠馬はそこまで言うと、

少し沈黙しながら周囲の視線を気にしたー


「ーー………ーーー」

「ーーーーーーー」


キョロキョロしながら悠馬は、やがて、愛梨沙のほうを見て

「っていうかさー…」と、愛梨沙に向かって言い放ったー


「ーな、な、な、な、なんでメイド服!?」

悠馬が叫ぶと、黒っぽいメイド服姿で平然と大学内を

歩いている愛梨沙が「え?だめ?」と、微笑むー。


「だ、だ、だめじゃないけど!?なんで!?」

悠馬が叫ぶー


「ーなんでって?今度の学園祭でホラ、

 わたし、メイドカフェ的なやつやるから、

 その確認と思って、昼休みにサークルの部屋で

 ちょっとだけー」


愛梨沙が言うと、

悠馬は、周囲の視線を感じながら恥ずかしそうに言うと

「なんで着ている愛梨沙より、俺が恥ずかしそうにしてるんだー」と、

苦笑いするー。


愛梨沙は、小さいころからの幼馴染で、

今は悠馬の彼女ー。

中学だけ別の学校だったものの、高校は偶然重なり、

大学も偶然重なったー。


とても真面目で優しい性格の優等生ーなのだが、

小さいころから”おしゃれな服”が好きで

やがてそれがコスプレ趣味に行き着いたー。


平気でコスプレ姿を晒すこともあるので、

そこが悠馬にとってはちょっとした、悩みの種ー。


「ーーおいおい、昼間からメイドをつれて何やってるんだよ」

背後から声がして悠馬が振り返ると、

そこには、悠馬の親友・藤嶋 亮介(ふじしま りょうすけ)の

姿があったー。


「ーーーってか、可愛すぎだろー、愛梨沙ちゃん」

亮介がメイド服姿の愛梨沙を見てそう言うと、

愛梨沙は「下心丸出しでじろじろ見ないでよね?」と、

少し低い声で呟いたー。


「ーみ、み、見ねぇよ!っていうか、なんで愛梨沙ちゃん、

 俺にだけ辛辣なの!?」

亮介が笑いながら言うと、

愛梨沙と悠馬は微笑むー。


「それだけ仲が良い、ってことじゃないか?」

悠馬がそう言うと、亜理紗は「そうそう!同性の友達みたいな感じで」と、

亮介に向かってそう言い放ったー


「ー友達~ 俺も彼氏になりたかったな~」

亮介が冗談を口にすると、

悠馬は「それはだめだぞ~?」と、亮介に言い放つー。


「へへ 冗談冗談ー

 大体、親友の彼女取るわけないし、俺も彼女いるしなー」


亮介は、バイト先で出会った、倫子(りんこ)という彼女がいるー。


雑談で盛り上がる三人ー。

やがて、愛梨沙は「あ、そろそろ着替えなくちゃ!」と

慌ててサークルの部屋へと戻っていくー。


「ーーっていうか、可愛くてコスプレ好きの彼女って、

 お前、前世でどんないいことしたんだよ?」

亮介が言うと、悠馬は「い、いや…俺は別にー」と苦笑いするー


「ーさて、と、今日は帰りに我妻(あがつま)と、一緒に

 ゲーセン行く予定なんだけど、お前も来るか?」


亮介の言葉に、悠馬は「あ、いや、今日は俺はやめとくよ」と、笑うー。


「そっか」

亮介は頷くと、「ー我妻のやつ、この前もクレーンゲームで

キレててさ~!」と、笑いながら悠馬に話を始めたー



そうー

”この時”までは、”今日”この日がー

”悪夢の始まり”になるとは、夢にも思っていなかったー


まさかー

妹の雫が”豹変”してしまうなんてー。


いやー

悠馬だけではないー

雫、本人もー。



「ー生徒会副会長はー

 2年C組の山口 徹(やまぐち とおる)くんと、

 2年D組の神里 雫さんに決まりましたー」


高校ではー

雫が”生徒会副会長”の座を勝ち取り、思わず「やった!」と

ガッツポーズしてしまい、恥ずかしそうに周囲を見渡して

「あはは…」と誤魔化していたー


「ーーー雫ー、おめでとうー」

一緒に副会長に立候補していた雫の

親友・西園寺 美桜(さいおんじ みお)が

雫の勝利を祝うー。


「ーーうん!ありがとうー」

雫は美桜と握手をすると、美桜はそのままにっこりとほほ笑んで、

「わたしもできる限り手伝うから、頑張って!」と、

応援の言葉を口にしたー。


「ーーーうん!」

微笑む雫ー


「ーーーチッ」

眼鏡をかけた真面目そうな雰囲気の美桜は、雫に背を向けると同時に

笑顔を瞬時に消して、不満そうにそう舌打ちをしたー。


そんなことに気付かず、雫は

”お兄ちゃんに、自慢できる♪”と、心の中で呟いたー



けれどーーー

”そんな未来”は、なかったー


部活で少し遅くなった雫はー

下校中ー

”ヘルメットの人物”と”オールバックの人物”に拉致されてー


”洗脳”されてしまったー。



「ーーーあれ?雫はー?」

今日は一人で帰宅した悠馬がそう呟くと

母の裕子は「まだ帰ってないよ~!」とだけ返事をしたー。


「ーーーははは さては生徒会副会長になれなくて

 拗ねてるんだなぁ~」


悠馬はそんなことを呟きながら、自分の部屋に向かおうとしたー


その時だったー


バン!


乱暴に玄関の扉が開くとー

そこには、雫の姿ー


「ーーお、雫ー

 おかえーーー」


「ー話しかけないで」

雫は不愉快そうにそれだけ呟くと、そのまま自分の部屋に

向かっていくー


「ーーーえ? な、何かあったのかー?

 副会長になれなー」


「ー喋んな!うざい!」

雫は兄・悠馬の言葉を遮ると、

今までに見たこともないような表情で、

そう叫びー

そのまま自分の部屋に入って行ってしまったー


「し、雫ー?」



”さァ、始めようー”


夜道をヘルメットの人物が歩くー。


その反対側から、夜の街頭に照らされた人物が姿を現すと、

静かに、そう囁いたー



②へ続く


・・・・・・・・・・・・・・・・・


コメント


先週、長編第5弾の「崩壊都市」が終了したので、

今週から新しい長編のスタートデス~!


今回は長編初めての「MC(洗脳)」モノになります~!☆


前回の長編では、難しいテーマを扱って、色々チャレンジしてみたりも

しましたが、登場人物の個性が(主に脇役のキャラたち)あまり

上手く描けないまま終わってしまったり、

ドキドキ要素が少し少な目になってしまったりしていました!

(と、私は思ってます~!)


今回は、その反省を踏まえて、登場人物たちをしっかりと練って、

ドキドキ要素もたくさん盛り込めるように、色々と

シナリオを考えました~!☆

この先の展開を頭の中で想像すると、私もドキドキします~笑


長編第5弾「崩壊都市」の自然災害や、長編第3弾「異世界の星空」の

ような異世界転生・ファンタジー世界などなど、

特徴的な個性はありませんが、その分しっかり、登場人物や

物語を表現していければと思います~!


②以降、豹変して、どんどん悪い子になっていってしまう妹を前に、

お兄ちゃんがどう向き合っていくのか、

誰が、何のために妹を洗脳したのかなどなど、

色々な部分を楽しんでみて下さいネ~!


お読み下さりありがとうございました~!

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