＜入れ替わり＞崩壊都市⑬～衝突～ (Pixiv Fanbox)

作品の性質上、地震災害の描写などが存在します。

苦手な方は、ご注意ください！

作中で発生する地震災害、場所、物語は全てフィクションデス！

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建物が密集している蒼月市北部の一角ー。

彩香が最初に地震に遭遇したその場所は、

古き良き雰囲気が残された時代を感じさせる区域ー。

建物が密集し、昭和を感じさせるような駄菓子屋や

旅館、定食屋などが並ぶ、

蒼月市北部の名所の一つとして調べる場所ー。

”蒼月横丁”と呼ばれるその場所はー、

建物が密集していた故に、

地震による被害が大きかった場所でー

犠牲者も多数、発生していたー

「ーーえ～…現在はわたしは、蒼月市北部の蒼月横丁の

　一角にやってきていますー

　こちらではー」

ニュースを伝える報道関係者ー

その脇の溝にはー

開封されていないコーラの缶が、横たわっていたー…。

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主な登場人物

月森　彩香（つきもり　あやか）

高校3年生。修学旅行中に地震に巻き込まれる。俊樹と入れ替わっている。

日向　俊樹（ひゅうが　としき）　

彩香を助けた男。彩香と入れ替わっている。とある会社に勤務していた。

的場　聡（まとば　さとし）　

高校3年生。彩香の彼氏。彩香たちと再会を果たす。しかし…？

相馬　晴美（そうま　はるみ）

高校3年生。生徒会長。誰にでも優しい。避難所から姿を消してしまう。

木下　響子（きのした　きょうこ）

高校3年生。彩香の親友。地震発生後は消息不明。

早乙女　美穂（さおとめ　みほ）

高校3年生。大人しいタイプの子。何かを企む赤岩に保護されている。

赤岩　紀夫（あかいわ　のりお）

俊樹を追うサングラスにスキンヘッドの危険な風貌の男。

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★あらすじ

”兄貴に、元の身体に戻ってほしいー”

危険な風貌の男、赤岩のそんな提案に乗り、

宮尾製薬の研究施設に潜り込んだ

彩香（俊樹）と赤岩ー。

彩香と俊樹が入れ替わった原因である、

神代主任が作り出した試薬を研究施設から奪い取るために、

施設内でそれを探し回る二人ー。

二人は、苦難の末に、神代主任の試薬を入手することに成功するー。

しかしー、

赤岩の目的は”兄貴分である俊樹を元の身体に戻す”ことではなくー

”自分も俊樹のように女子高生の身体を手に入れる”ことだったー。

試薬を手に入れ、裏切った赤岩ー。

彩香と俊樹、二人の運命はー…？

★前回はこちら↓★

＜入れ替わり＞崩壊都市⑫～試薬～

作品の性質上、地震災害の描写などが存在します。 苦手な方は、ご注意ください！ 作中で発生する地震災害、場所、物語は全てフィクションデス！ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 「昨夜の地震以降、再び余震活動が活発化しており、 　油断のならない状況が続いていますー。 　蒼月市に本社を置く”宮尾製薬”の、 　...

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3日目　17:00ー

宮尾製薬の研究施設から少し離れた木々の生い茂る場所でー

俊樹（彩香）は、スキンヘッドの男・赤岩に突進していたー。

「ーぐぉっ！？」

余震でバランスを崩していた赤岩は、

俊樹（彩香）の突然の行動に対応しきれず、

身体ごと吹き飛ばされるー。

「ーー拾って！」

赤岩の手からこぼれた神代主任の”試薬”が入ったケースの

ほうを見て、俊樹（彩香）が叫ぶー。

彩香（俊樹）は「わかった！」と叫びながら、

痛みをこらえながら、試薬の入ったケースのほうを目指すー

”この薬があればー、俺たちの身体を元に戻すことができるはずだー”

俊樹は、そう思ったらこそ

”赤岩は信用ならない”ことは織り込み済みで、

共に神代主任の研究施設へと侵入したー。

彩香の身体になった俊樹一人では、

神代主任の研究施設に忍び込み、試薬を奪取するー…

などということは、不可能に近かったー。

だからこそ、赤岩の力が必要だったのだー。

「ーーこの小娘がァ！」

赤岩が、俊樹（彩香）を蹴り飛ばして、倒れた俊樹（彩香）を

殴りつけようとするー。

「ーーぐぁっ…ぁ！？」

だがー

その時ー

続けて発生した余震が、赤岩の身体を揺さぶるー。

彩香（俊樹）もバランスを崩して、

その場に手をつくー

「くっ…くそっ…」

彩香（俊樹）は表情を歪めるー

”俊樹自身の身体”と”彩香の身体”では、

正直、”バランス感覚”までもが違うー。

実際に”入れ替わりを経験”しないと分からないだろうしー

言葉に言い表すのも難しいー

しかし、”ただ立つだけでも”

感覚が明らかに違うのだー。

”性別が違うからー”

なのか、

”年齢が違うからー”

なのか、

”同性で、同年齢でもこう”

なのかー

それは分からないー

だが、ふとした拍子にバランスを崩してしまうー。

そんな状況の余震に、彩香（俊樹）は手をつくと、

必死に立ち上がって、神代主任の試薬の入ったケースを

拾おうとするー。

「ーー触るんじゃねぇええええ！その薬は俺のものだああああ！」

赤岩が怒り狂った声で、立ち上がり、

ケースのほうを目指すー。

しかしー

既にこれまでの地震でダメージを受けていた木の1本が

倒れて、赤岩の方に向かってくるー

「ーーくっ…くそがあああああああっ！？」

木を避けた赤岩は、すぐ近くの川に転落して、そのまま

川の流れに飲み込まれていくー。

地震の影響かー

元々、この川の流れは強いのかー、

荒々しい流れに飲み込まれた赤岩の姿は、あっという間に

見えなくなったー

「ーーー…早くそれを！」

余震が落ち着いたタイミングで俊樹（彩香）が叫ぶー。

「ーーあぁ！」

彩香（俊樹）が、慌てて試薬の入ったケースを拾おうとするー

だがー

そんな彩香（俊樹）の手をーーー

”何者かが”踏みつぶしたー。

「ーぐああああああああっ！」

彩香（俊樹）が悲鳴を上げるー。

俊樹（彩香）が驚いて目を見開くとー

そこには、白衣を着た人物が立っていたー。

「ーーそれは、私の薬ですー。

　日向俊樹ー…」

現れたのはー

神代主任ー

俊樹や、赤岩の上司にあたり、

現在の宮尾製薬を牛耳り、

俊樹の恩人である宮尾会長の会社を、私利私欲のために使っている、

悪の根源のような男ー

「ーーーか、神代主任ーぐっ…ぐああああああっ」

彩香（俊樹）がさらに悲鳴を上げるー。

神代主任が彩香（俊樹）の手を踏みにじるとー

「ー年頃のお嬢さんの綺麗な手が、汚れてしまいますよー？

　大人しくしてなさいー」

と、穏やかな口調で呟くー。

そして、試薬の入ったケースを拾う神代主任ー。

「ーーし…主任ー…こ、この子はー

　この子は関係ないー…！」

彩香（俊樹）が言うと、

俊樹（彩香）は困惑した表情で、神代主任と彩香（俊樹）の

やり取りを見つめるー。

辺りが暗くなる中ー

木々に囲まれた場所で、流れる川の音だけが聞こえてくるー

「ーーーしかしー困ったことをしてくれたものですー。

　この薬はー、私の研究の結晶ー…

　それを持ち出して、警察に持ち込もうとするとはー」

神代主任が半笑いで呟くー。

俊樹は、地震発生前、

神代主任の危険な研究や、裏社会組織が関与した売買を止めようと

悩んだ挙句、研究施設から、神代主任の試薬を持ち出して、

警察に向かう最中に地震に遭遇したー。

それは、彩香も聞いた話だー。

「ーーーそんなことされたら…

　私の研究が、全部台無しになっちまうじゃねぇですかー…」

神代主任が歯ぎしりをしながら呟くー。

「ーー……お前の研究ー？」

彩香（俊樹）が呟くー

「お前は宮尾会長や、俺たちが作り上げてきた会社に

　寄生して、技術を盗んだ泥棒野郎だ！」

彩香（俊樹）が叫ぶと、神代主任は笑いながら

彩香（俊樹）のほうを見つめたー

「ーーしかしーーー

　そんな華奢なお嬢さんになっちまったお前がー

　私にそんな威勢のいい口を聞いていいのですかねー？」

神代主任は笑みを浮かべるー。

その手にはー注射器が握られているー。

「ーー…ーーー」

彩香（俊樹）は、少し離れた場所にいる俊樹（彩香）のほうを見つめるー。

元に戻るための鍵である”試薬”は、神代主任の手にー。

彩香の身体を守りつつー

彩香を守りー

さらには、あの薬も手に入れたいー。

彩香（俊樹）は戸惑いながらー

”ご　め　ん”と、

俊樹（彩香）に、口の動きだけで

語り掛けたー。

「ーーーえ？」

俊樹（彩香）が戸惑いの表情を浮かべた次の瞬間ー

「ーーー！？！？！？！？」

彩香（俊樹）が、突然神代主任の股間を思いっきり蹴りつけたー。

”君の身体で人に暴力を振るってごめんー”と、

俊樹は言いたかったようだー。

「ーーー～！＝～！～～＝！～～！～？？？！～」

神代主任が、声にならない声を上げて、

持っていたケースを落とすー。

今は女子高生の身体でもー

つい数日前まで男だった彩香（俊樹）にはよく分かるー

その、痛みがー

だがー

「ーーあっ！？」

「ーーーちょっ…！？」

神代主任が落としたケースは、

赤岩が先ほど転落した川の方に転がっていきー

信じられないことに、そのまま流れ始めてしまったー

「ーくそっ！」

彩香（俊樹）が、水に飛び込もうとするー

しかしー

飛び込む直前に思いとどまったー

”慣れない女の子の身体で、この流れの強い川を泳ぐのは無理だー”

そう、思ったからだー。

俊樹が、俊樹の身体だったなら、迷わず飛び込んだー。

けれどー

今は、それはできないー。

「ーーーくそっー…」

彩香（俊樹）が呟くと、俊樹（彩香）が「どうしようー」と呟くー。

「ーーー」

彩香（俊樹）が背後を振り返ると、神代主任はまだ、蹲って苦しんでいたー。

「ーーー…とにかくーここを離れようー」

彩香（俊樹）はそう言うと、俊樹（彩香）の手を引いて走り始めたー。

既に周囲は暗くなりつつあるー。

「ーーもう今日は暗いー…

　また蒼月第3小学校の避難所に戻ろうー」

彩香（俊樹）が言うと、俊樹（彩香）は「うんー」と頷くー。

初日の夜を過ごした蒼月第3小学校の避難所ー。

そこに一旦戻って、このあとのことを考えたいー

元に戻るためには、神代主任の試薬が必要だー。

それをなんとかして手に入れると同時に、

震災から身も守らなくてはならないー

「ーーはぁ…はぁ…」

ふと、いつの間にか、俊樹（彩香）が、彩香（俊樹）の

手を引っ張る形で走っていることに気付くー

「ー大丈夫ー…？わたし、持久走とか苦手だからー」

俊樹（彩香）が言うと、

彩香（俊樹）は「ーーだ…だ…大丈夫ー」と、一度は

強がってみせたものの、すぐにー

「だ…だ、、だめだ…君の身体ー…限界だー」と、呟いて

その場に息を切らしながら座り込んだー。

「ーーご…ごめんー…

　っていうか、あなたの身体、これだけ走っても全然疲れないねー」

俊樹（彩香）が言うと、彩香（俊樹）は少しだけ笑いながら

「いやー、謝ることじゃないさー」と、答えたー。

周囲を見渡すー。

大分、神代主任の研究施設からは離れたし、

周囲に人もいるー。

ここなら、神代主任が仮に追って来ても、手出しはできないだろうー。

神代主任は”世間体”を表向きは気にする人物であることを、

俊樹は良く知っているー

「ーー…そ…そういえばさー…さっきのー」

俊樹（彩香）が呟くー。

「ーーーん？」

彩香（俊樹）は、走った疲れで荒い息をしながら反応するー。

「ーーー…その…男の人の…急所…って言うのかな…？

　あれって…そんなに痛いのー？」

俊樹（彩香）が、さっきの神代主任の光景を思い出すー。

「ーーん？あぁ…」

彩香（俊樹）は、汗をぬぐいながらそう呟くとー

「ーー今の君なら、試せるぞー？試してみるかー？」と、

少し笑いながら言ったー

「ーえっ…！？」

俊樹（彩香）は、今の自分の身体の下半身を見つめながら

「い、いや…いい！いい！やめとく！」と

少しだけ笑いながら首を振ったー。

少しだけ緊張感が解されながらもー

再び余震が発生して、二人は身構えるー。

少しー…

少しだけ気が紛れたと思ってもー

すぐにまた、現実に引き戻されるー。

ずっと、気を張った状態でいないといけない

この状況はー、いつまで続くのだろうー。

”人間”が引き起こしたものであれば、いつかは終わるー。

神代主任の悪事も、”いつかは”終わるー。

だがー

”自然”が相手では、そうはいかないー

終わりの見えないこの余震活動を前に、

人間は、ただ、身を守ることしかできないー。

「ーーーありがとうー」

彩香（俊樹）は「もう大丈夫ー」と、走った疲れが

消えたことを告げると、

俊樹（彩香）は「ーあなたの身体になって一番良かったことはー

やっぱりこの体力かなぁ～」と、笑いながら歩き出したー。

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3日目　20:15ー

二人は、蒼月市北部の避難所・蒼月第３小学校へと

再び戻ってきたー

初日の夜を過ごした場所だー。

先日、彩香たちがこの場所から移動した時点では

この避難所には、同じ行動班だったお兄ちゃん好きの美穂、

噂好きの裕梨、ギャルな理絵、

大口を叩く割に小心者であることからビッグマウスのあだ名を持つ守らが

避難していたー。

「ーーーーー月森さんー」

彩香（俊樹）が戻ってきたことを確認すると

クラスメイトの裕梨が表情を歪めるー。

「ーー先生がー」

裕梨が言うー。

昨夜発生した本震と同等の強い余震の際にー

担任教師の黒井が倒れてきた電柱の下敷きになりー、

救助されたものの、助からなかったのだというー。

「ーーー…」

彩香（俊樹）は、俊樹（彩香）と共にー

黒井先生の遺体が置かれているという体育館の

倉庫に方に向かうー

「ーーー先生ー」

俊樹（彩香）は寂しそうに呟くー

「ーーーー」

彩香（俊樹）は、”黒井先生が災害に乗じて女子生徒に問題行為”を

行っていたことを知っているー

最初の日の夜も、彩香になった俊樹は、黒井先生に狙われたからだー。

あの先生は、元々、女子に対して”そういうこと”を

影でしていたのだろうー。

だがー

”彩香”はそれを知らないし、それを伝える必要もないー、と

俊樹は感じたー。

”死体蹴り”のようなことはする必要がないー

黒井先生の本性を知らなくても、既に黒井先生がこの世にいない以上ー

黒井先生が彩香に危害を加えることはないだろうし、

黒井先生の死を悲しんでいる彩香に、

”その先生は…”と、わざわざ伝える必要性もないと、

彩香（俊樹）は思ったー。

「ーーーーー」

黒井先生の亡骸に手を合わせている俊樹（彩香）と見て、

彩香（俊樹）も静かに手を合わせたー。

遺体の側から離れて、クラスメイトたちのところに戻るー。

臆病な性格の美穂に乱暴をしようとして、

避難所の外に逃げ出した美穂を追いかけた末の死ー。

自業自得と言えば自業自得ー、と思いながらも、

目の前で先生が死んでしまったー、ということは、

クラスメイトの裕梨にも、ショックを与えていたー。

「ーーー早く、親、迎えに来てくれないかなぁ…」

ギャルの理絵がうんざりした様子で言うー。

「ーあのビッグマウスも役に立たないしー」

理絵が、ビッグマウス守のあだ名を持つ男子生徒のほうを指差すー。

守は体育座りを、体育館の端っこでしていて、

もはや地震を前に戦意を喪失している様子だー。

「ーーそういえばー、他のみんなはー？」

彩香のフリをして、彩香（俊樹）が尋ねるー。

少し離れた場所で、俊樹（彩香）も心配そうにそれを聞いているー。

彩香の親友・響子は、未だに行方不明ー、

同じ行動班だった美穂は、昨夜、この避難所を飛び出してから行方知れずー、

そして、彩香の彼氏である聡も、この避難所には来ていないというー。

ギャルの理絵は、さらに何人かの生徒が避難所で合流できたことなどを

説明してくれたー。

「ーーそれとー」

理絵が、面倒臭そうに首を動かして、体育館の端っこのほうを見るー

「あっちに、ヤバいのも戻ってきてるー」

理絵の指さした方向にはー

修学旅行の行動班が、彩香と同じだった女子生徒ー

生徒会長の相馬　晴美の姿があったー。

地震発生後から、パニックを起こして、普段の”頼りになる生徒会長”とは

真逆の醜態をさらし続けていた晴美ー。

「ーーーそ…相馬さんー」

俊樹（彩香）は思わず、晴美の姿を見て驚くー。

髪がボサボサで、生気も全くなくー

一人、ブツブツと何かを呟いている晴美ー。

普段の”頼れる生徒会長”は、

もう、そこにはいなかったー

戸惑いながら、俊樹（彩香）は、そんな晴美の方に向かって歩き出したー。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

「ーーーはぁ…はぁ…はぁー」

濁流にのみ込まれたはずの赤岩が、

下流で血を流しながら歩いていたー。

サングラスは割れ、スキンヘッドの頭には打撲が見えるー

「ーーはぁ…はぁ…はぁーーー…」

そんな赤岩の手には、”神代主任の試薬ー”

入れ替わりの力を持つと思われる謎の薬が１本握られていたー。

俊樹らとの戦いで、川に転落する前にー

赤岩は既に、ケースから１本、薬を取り出していたのだー。

「ーーへへ…へへへへへへ」

赤岩は、痛々しい姿のまま、笑みを浮かべると、

彩香のクラスメイトー、お兄ちゃん好きなツインテールの少女・美穂を

匿っている場所に向かって歩き出したー

⑭へ続く

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コメント

毎週長編を書く日になると

1週間の早さを感じちゃいますネ～…！

書く側だからこう感じるのかもしれませんケド…笑

今日もお読みくださりありがとうございました～！