Home Artists Posts Import Register

Content

恭太郎は、洗脳シールを使い、愉悦に浸っていたー。


自分のオタク趣味を馬鹿にしていた麗華は、

今や恭太郎に夢中な彼女であり、オタク仲間だー。

恭太郎のことをあざ笑っていた麗華が、今では嬉しそうに

隣でほほ笑んでいるのだー。


麗華の取り巻き二人も葬り去った恭太郎は、

麗華を自分の家に誘い込みー

”最後の仕上げ”に移ろうとしていたー


☆前回はこちら↓☆

fanbox post: creator/29593080/post/2759725

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


”お前をイカせたあとにー

 洗脳シールを、剥がしてやるよー。

 お前に、地獄を見せてやるー”


恭太郎は、そんなことを思いながら、

洗脳した麗華を自宅に誘ったー。


「ーほら、どうだ?お前の大嫌いなキモオタの部屋だ」

恭太郎が言うと、麗華はとても嬉しそうに、

恭太郎の部屋に足を踏み入れようとしたー。


「ーお~っと!いいのかな?いいのかな?

 お前が大嫌いな俺の部屋だぞ?クククー」


あの麗華がー

死んでも、絶対に恭太郎の部屋に入ろうとなどしない

麗華が、今、嬉しそうに恭太郎の部屋に足を踏み入れようとしているー。


「ーーお、どうした?どうした?入っちゃうのか?俺の家にー」

恭太郎の凶悪な笑みに、麗華は満面の笑みで答えたー。


「だって、大好きな彼氏の家に入るとか、

 うれしいに決まってるじゃん!」

とー。


「ーーはははははっ!ようこそキモオタの部屋へ!」

恭太郎は上機嫌で叫んだー。

あの麗華を、自分の部屋に招き入れてやったー。


それだけで、激しく興奮してしまうし、

優越感に浸ることができるー。


恭太郎の部屋にある美少女フィギュアやアニメグッズを見て

興奮した様子で麗華は熱く語り始めるー


今の麗華は、すっかり”オタク”だー。

洗脳で知識を植え付けることもできたかもしれないが、

恭太郎は”あえて”麗華に自らオタク道を学ばせたー。


その方が、”俺を笑っていたやつを、支配して仲間にした”という

感じがより一層強まるからだー。


「ーーあの最終回は、熱かったよね~!

 とくに、あみちゃんが泣くシーン!

 わたしまで泣いちゃって」


麗華のトークに、恭太郎も

「お前とオタクトークができるなんて、夢のようだぜ」と

笑いながら、麗華とオタクトークを繰り広げたー


同じ顔ー

同じ身体ー

同じ声なのにー

まるで”別人”のように見えるー


人は、同じ人間でもここまで変わることができるー

いいや”変えてやった”

そう思うだけで、恭太郎は激しく興奮したー。


「クククー

 じゃあ、これを着ろよ」


恭太郎は、そう言うと、購入したばりのアニメキャラの

コスプレ衣装が入っている袋をハサミを使って開封し、

そのハサミを机の上に置いてから、

麗華の方にコスプレ衣装を投げつけたー


「ー俺と…したいだろ?」

恭太郎が言うと、麗華は顔を真っ赤にしながら「うん…!」とほほ笑むー。


「ーーククク…あんなに大っ嫌いだった俺と

 したくてしたくてたまらないだろ?」

恭太郎の言葉に、麗華は「うん…!」と興奮した様子で返事をするー。


「ーーーへへへへ…俺と、何をしたいんだ?」

ニヤッとしながら、恭太郎は麗華に言葉を促すー。


”自分から求めさせる”ことで、

麗華をさらに支配したような愉悦感に浸るためだー。


「ーーー…え、、えっち…えっちなことをー」

恥ずかしそうに言う麗華ー


”ククククク

 無様な姿だな…!

 俺を笑っていたお前が、今では俺のおもちゃだ!”


「ーーーえっちなこと?遠回しに言うなよ」

恭太郎が言うと、麗華は顔を真っ赤にしたまま恥ずかしそうに

恭太郎のほうを見つめるー


「ー男と女のー

 なんていうんだ?ほら?言えよ」


恭太郎の言葉に、麗華「せ、、、せ…せっ…せ…」と、

顔を真っ赤にしながら繰り返すー。


恭太郎とすることに拒否反応でも出ているのだろうかー


いいやー

それはないー

単純に、恥ずかしがっているのだろうー。


「ーほら、言え。俺と何がしたいんだ?」

恭太郎はそう言うと、麗華は

「き、、き、恭太郎とセックスしたい…!」と恥ずかしそうに叫んだー


「ーぐははははははははははははっ!」

恭太郎は、これまでで一番笑ったー


「ー俺を笑っていたお前が、今では俺の前でほほ笑んでるー

 彼女として!

 こんな最高なことがあるか?!

 無様な姿だな!ククク!お前は洗脳されて、キモオタの彼女にされて、

 そして自分からエッチを求めてるんだ!

 くくく…はははははははっ!」


恭太郎はそう叫びながらも、

一度もエッチなことをしたことがない上に、

二次元にしか興味がなく、知識もなかったため、

何をすればいいのかは、分からなかったー。


だがー

麗華には彼氏がいたー

麗華の性格を考えればー

確実にヤッたことはあるはずだー。


「ー前の彼氏にヤッてたことー

 俺にしてもらおうか」


恭太郎が言うと、

麗華は「うん…」と嬉しそうに微笑んだー


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


恭太郎は、生まれて初めて三次元の女との

エッチな行為を存分に楽しんだー。


あの麗華が、自分に対してエッチなことを

してくれているー


”キモオタ”と蔑んでいた相手の肉棒を

口に咥えて微笑む麗華の姿は最高だったー。

顔を赤らめながら、必死に蔑んでいた相手の

肉棒を咥えて嬉しそうにしている麗華の姿は、

もはや、言葉に言い表せないぐらいの芸術的な

光景だったー。


そんな麗華の口に、恭太郎は白い液体を

容赦なく放出したー。


”麗華が正気を取り戻したとき”

どうなるのかー

そう考えて、ゾクゾクしながらー


最後には、麗華の中に出してやったー。


「俺の子供がほしいか!?」と何度も叫んでー

麗華に何度も「恭太郎の子供がほしい!」と言わながらの

エッチも最高だったー。


最後には「キモオタの遺伝子が欲しいか!?」と叫んでやったー。


そして、今ー

気持ちよさそうに裸ではぁはぁ言っている麗華に

恭太郎は静かに近づいていくー。


”洗脳シール”をはがすためだー。


「ーー恭太郎…♡」

嬉しそうに微笑む麗華ー


「無様だな」

恭太郎が麗華を見つめるー。


無様と言われても、嬉しそうな麗華ー。


「ー俺を笑っていたお前が、俺とセックスをしたんだー。

 クククー

 正気に戻ったお前はー

 どんな叫び声を、俺に聞かせてくれるのかな?」


そう呟くと、恭太郎は、にこにこしている麗華の

”洗脳シール”をはがしたー


「ーーー…!」

麗華の表情から笑顔が消えるー。

一瞬にして、笑顔が消えて、青ざめた表情に変わるー


「ひっ…!?」

裸だった麗華は、自分の胸を隠すようにして、恭太郎のほうを見つめるー


「ククク…どうだ?

 俺の”彼女”

 いいやー

 お前が大っ嫌いだったキモオタそのものになって、

 お前が大っ嫌いだったキモオタの彼女になってー

 そして、ヤッた感想は?」


恭太郎の言葉に、麗華は震えながら、目から涙をあふれさせるー。

悔しそうに歯ぎしりしながら恭太郎のほうを見つめるー。


「ー洗脳されていた間のこと、覚えてるんだろ?

 どうだった?感想を聞かせてくれよ?」


恭太郎の言葉に、麗華は”今までのこと”を頭の中で振り返るー


さっきまで、完全に洗脳されて

恭太郎とエッチできることを心の底から喜んでいたー

心の底から興奮して、激しく喘いでいたー。

オタク趣味を心の底から楽しんでいたー


そしてー

友達だった舞子も結衣も壊してしまったー


「う…う…うああああああああああああああああああっ!!!」

麗華が頭を押さえながら悲鳴を上げるー


「ーーククク」

恭太郎は勝ち誇った表情で麗華を見つめるー


「ー最初に喧嘩を売ってきたのはお前だぞ?

 俺はただ、オタク趣味を楽しんでいただけなのに。

 お前が俺に喧嘩を売ってきたんだ」


恭太郎がニヤニヤしながら言うー


「い、、いやっ…いや…あ…ぁぁぁぁ…うぁぁああああ」

麗華が悲鳴を上げながらその場で泣き崩れているー


恭太郎は、”洗脳シールで彼女になっていたときの麗華”に

ほんの少しだけ、好意のような感情も抱いていたー


三次元の女には興味はなかったがー

あそこまで”好き好き”オーラを出されるとーー


「ーーーー」

恭太郎が少しだけそんなことを思いながら

泣きじゃくる麗華のほうを見つめると、

麗華は、突然立ち上がったー


そして、エッチなことをする前に

コスプレ衣装を開封するため、使ったハサミの方に

向かっていく麗華ー。


「ーーなっ!」

驚く恭太郎ー


だがー

麗華は歯ぎしりをしてから、ハサミを机に叩きつけたー。


「ーー…もう…むり…」

麗華が頭を抱えて再び泣き崩れるー


「もう耐えられない…こんなの…耐えられない…」

目が虚ろになっているー

あまりのショックに、麗華は完全に精神崩壊状態になってしまっているー。


恭太郎はニヤリと笑みを浮かべながら

”このあとどうするかな…”と密かに考えるー


だがー

直後、麗華の口から放たれた言葉は、

恭太郎が全く予想していなかったものだったー


「ーー貼って」


「ーーは?」

恭太郎が思わず間抜けな声を出すー。


「ーわたしに………さっきのシール…貼って…」

泣きながら元気なく言う麗華ー


「ーーなんだって?お前、また俺に洗脳されたいってのか?」

恭太郎が言うと、麗華は「あんたなんかに洗脳されたいわけないでしょ!」と

怒り狂って叫ぶー。


しかし、それでもー


「ーーもう…むり…

 このままじゃ…わたし…耐えられないー」


麗華は泣きながらそう呟くー。


「ーそのシールさえついてればー

 わたしは…ずっと幸せな気持ちでいられるんでしょ?

 さっきまでみたいにー…


 もう、無理ー

 耐えられないー

 このままじゃわたし…耐えられないー」


麗華が歯ぎしりをするー。


洗脳シールが貼られていればー


恭太郎のことを好きになりー

オタク趣味を楽しみー

充実した毎日をこれからも送ることができるだろうー。

貼られている間、洗脳されているとはいえ、

麗華にはちゃんと自我もあるー。


けれどー

このままだと、

”恭太郎のことが嫌い”な気持ちは変わらないし、

その恭太郎にあんなことやこんなことをさせられていた現実で、

麗華は、もう耐えられなかったー

このままじゃ、自分が壊れてしまうー。

立ち直れないー


「ーー貼って…」

麗華が歯ぎしりをするー


どうせ、もう、人生は壊されたも同然ー

こんな苦しい思いをするぐらいならーー

何もかも分からないで、幸せを感じていたほうが、マシー


麗華は、そう考えることしか、もうできなかったー


「ーーククク そういうことかー

 このままじゃ耐え切れず自殺しちゃうかもしれないから

 洗脳されてでも、この苦痛を忘れたいってか」


恭太郎はそれだけ言うと、

新しい洗脳シールを手に、麗華の方に向かったー。


”俺も、洗脳されている間のお前は好きだぜー”

そう囁くと、恭太郎は、洗脳シールを麗華に貼り付けたー。


そして、満面の笑みでほほ笑んだー

再び洗脳された麗華も嬉しそうに微笑むー。

その表情から、苦痛の色は、一瞬にして消えていたー


”これからどうするかな”

恭太郎は、もう少しの間、オタク仲間として、

麗華と一緒に過ごすことを決めたー


だが、

恭太郎は”飽きたおもちゃ”は捨てるタイプー。


”飽きたら、その時はーー

 消えてもらうかー”


そんなことを思いながら、


”俺を笑っていたお前が、今では俺の彼女だ”


と、囁きー

恭太郎は邪悪な笑みを浮かべたー


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


”どうだー?洗脳シールの配布は完了したか?”


「はいー」

男が、電話で話しているー


”そうかー。

 洗脳シールのテストのため、お前にはもう少しだけ

 配布を続けてもらうぞー。”


電話相手の男は”洗脳シール”を人を介してばらまき、

その効力を”チェック”しているー。

当然、恭太郎に洗脳された麗華のことも、だー。


「ーーーはい。承知いたしましたー」

電話を切った男は、恭太郎行きつけのお店の店長ー


その店長の背中には、恭太郎に洗脳シールを渡す”前”から、

既に貼り付けられている”洗脳シール”が輝いていたー



おわり


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


コメント


洗脳モノの最終話でした~!

洗脳系で5話使うのは、私の作品では珍しい気がします~!


最後は、恭太郎がその場で

「使い終わったおもちゃはいらないー。死ね」と、

命令するエンドも考えていたのですが、

色々な可能性を残すため、

実際には↑のエンドにしてみました~!


ここまでお読みくださり、ありがとうございました☆!

(Fanbox)


Files

Comments

No comments found for this post.