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逃亡中に崖から転落してしまい、

偶然居合わせた女子高生・金森 若菜に憑依してしまった

凶悪犯の龍介。


龍介は、若菜の身体で欲望に満ちた生活を送ろうと、

笑みを浮かべるもー

若菜の体調は、なかなか回復しないー。


なんとか少し回復したタイミングで、外出する若菜ー。

しかし、外出中に体調を崩し、帰宅直後に気を失ってしまうー。


そしてー

若菜は”生まれつき病弱体質である”

と、いうことをー、知るのだったー。


★前回はこちら↓★

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・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「--ふざけんじゃねぇ…」

部屋に戻った若菜は鬼のような形相で鏡を見つめていたー


「--この俺が…こんなできそこないの身体に

 なっちまっただと…?」

怒りを抑えられない若菜は、

壁を、華奢な手で殴りつけたー。


何度も、何度も、怒りの形相で壁を殴りつけるー。


「---役に立たない女だ!」

若菜は、自分のことを”役立たず”と叫ぶと、

まだ怒りが収まらないのか、”ふざけんじゃねぇ”と、叫びながら

部屋の中の小物を蹴り飛ばしたー。


「---……はぁっ…はぁっ…」

すぐに息が上がってしまう若菜ー。


若菜に偶然憑依してしまった凶悪犯罪者の龍介は、

”女子高生の身体”を手に入れたことに、

強い喜びを感じていたー


逃げ場を失い、逮捕される直前だった自分にとっては、

地獄から、天国…まさに、そんな状態だったー。


自分の身体で己の欲求を満たしながらー

悪女として暗躍するー。

そんな、ゾクゾクするような人生を頭の中で描いたー


だがー…

そんな、”夢”は、今、消えかけているー


学校に通うことすらできないような病弱な女の身体に

なってしまったなんてー。


「ーーー使えねぇ女だな!」

怒りのあまり、自分の頬を殴りつける若菜ー。


予想以上の痛みで、自分で殴った場所を押さえつけながら苦しむ若菜ー。


コスプレを存分に堪能しようとしたが、

めまいで気分を悪くした若菜は、そのまま不機嫌そうに眠りについたー


・・・・・・・・・・・・・・


”またかー”

龍介は、そう思ったー


白い空間ー。

この前、見た夢と同じー。


自分は、龍介自身の身体に戻っていて、

目の前にいる若菜は、悲しそうに嘆願するー


”----してーー”

とー。


「--ーーったくよぉ、本当に使えねぇ身体だな」

龍介はそう言いながら、若菜の方に近づいていくー。


「--もしも”別の身体”に移動できるなら

 速攻でテメェの身体なんて返してやるよ」

龍介が、若菜を睨みつけると、

若菜は細い声で呟いたー


「---してーー」


「--殺してーーー」


とー


「--!?」

龍介は表情を歪めたー


夢の中で出会う、”若菜本人の意識”はー

”身体を返して”と言っていたのではないー

”殺して”と言っていたのだー


「--それはーーどういう」

龍介が、そう言いかけたタイミングでー

若菜に憑依している龍介は、目を覚ましたー


「---…」

チッ、と舌打ちしながら、若菜の部屋を漁るー。


すると、机の引き出しの中に、若菜の日記らしきものを見つけたー。


若菜はつまらなそうな表情で、それを見つめるー。

片手では胸を揉みながらも、

体調が悪いからか、気持ちよさをあまり感じないー。


「----…」

記入された最後のページには、こう書かれていたー


”迷惑ばっかりかけるできそこないでごめんなさいー

 もう、わたし、これ以上迷惑かけないからー”


とー。


「-----…」

若菜は表情を歪めたー。


龍介が、山中に逃亡して、崖から転落したときー

”どうしてこんな場所に少女が?”と思ったがー

これで、合点がいったー。


「--この女、あそこで自殺しようとしてやがったのか」

若菜はそう呟くと、

もう一度日記を見つめるー。


「------」

若菜は、笑みを浮かべるー。


”焦る必要はねぇ…”

ペロリと唇を舐める若菜ー。


「--この女は死のうとしてたんだー

 だったら、この女の意識が目覚めたりする心配はねぇ…

 この身体は俺のものだー


 少しずつー

 少しずつ、俺用にカスタマイズしていけばいいー」


”病弱”な性質も、何もかもー

少しずつ”俺流”に染めていけばいいー。


若菜を支配している龍介は、そう思うと、

無気味な笑みを浮かべたー。



その日からー

若菜は突然、体力づくりを始めたー。


「--ど、どうしたの急に?」

戸惑う母親ー


若菜が腕立て伏せや腹筋を繰り返しているー


「--わたし、これからは生まれ変わるの!

 いつまでも病弱なんかじゃいられない!」


”くくくー

 体力をつけないと、夜のおたのしみもできねぇからなぁ”


そんな若菜の姿を見て、

母親は生まれつき病弱で、メンタル的にもすっかり弱ってしまっていた

若菜が”前向き”になった、と、嬉しそうに若菜の方を見つめるー。


「--健康のためにはー」

部屋に戻った若菜は、スマホで”健康のための食事”を考えるー


「-この女を太らせるわけにはいかねぇから

 カロリーとかも気にしないとな」

若菜は、あぐらを掻きながらスマホをいじりー

「あ~~~面倒くせぇ」とベッドに寝転ぶー


だらしなく、生足を晒したまま、

寝転んだ若菜は、「でもまぁ…ヤリまくるためだー」と、笑みを浮かべて

再び起き上がるー。


できれば高校生の間にー

遅くても大学生になるころには、若菜の身体を健康にしたいー


健康になれば、あとはーーー


「---クククククク」

若菜の身体でエッチなことをしまくる光景を浮かべる龍介ー


いいや、それだけではないー

”この身体”なら、悪さもしやすいー。

”女”を武器にした犯罪だってお手のものだろうー。


「--わたしは凶悪犯の若菜…♡」

若菜にそう呟かせて、ゾクゾクすると、

「-とにかく、体力づくりだ!」と、

再び腕立て伏せを始めたー。


・・・・・・・・・・・・・


「--チッー」

数日後、若菜は再び熱を出して寝込んでいたー。

めまいもするし、頭痛もするー


”なるほどな…確かにすぐこうなるんじゃ、

 心も折れるかもな”


若菜に憑依している龍介は、苦しみながらそう思うー。


”体調の良いとき”は前向きに考えることが出来るが、

”体調が悪いとき”は、本当に心が折れそうになるー。


こんな人生が、小さいころから続いていたのであればー

この、金森若菜という子が、

精神的にもやられてしまい、さらに不調になり、

自殺まで考えてしまったことも、うなずけるー。


「---」

だがー

今は違うー


龍介の強靭なメンタルが、若菜の身体を支配しているのだー

少なくとも、精神的な問題はないはずだー。


「---…不安は…こうやって消すんだよ!」

体調不良に苦しみながらも、若菜は

両胸を手で揉み始めたー


身体中がゾクゾクするー


「へへへへっ♡ へへへへへへへっ♡」

体調不良の苦しみを忘れるほどに、揉みまくると、若菜は

下心丸出しの笑みを浮かべ始めたー。


・・・・・・・・・・・・・・・・


「--おい…じゃなくて、お父さん…

 わたしって、なんの病気なんだっけ?病名とかは?」


数日後ー

若菜が、父親に声を掛けたー。


”若菜を健康にする”ためには、

若菜の病名を知っておく必要があるー。


「---…病名…は、特にないんだよな…

 小さいころから、よく調子を崩して…」

父親は戸惑いながらそう答えたー。


若菜はスカートから覗く足の上に手を乗せて

”役立たずが…”と拳を作りながらも、会話を続けるー。


小さいころからの若菜の状態を、

細かく聞き出すー。


大きな病気はしていないようだがー

とにかく身体が、弱いー。


それ故に学校などでもいじめを受けたり

周囲と馴染めずに、

精神的にも追い詰められ、

自律神経の乱れなどから、さらに調子を崩しているー


そんな、状況のようだー。


「--じゃあ、検査をしても、身体に悪い部分はないってことだよね」

若菜が言うー。


若菜のいつもとは違うハキハキした口調に、

強気な表情を見て、父親は


「--若菜…この前の事故から、何か変わったよな」

と、戸惑いの表情を浮かべたー


落下してきた凶悪犯・龍介と激突し、

病院に運ばれてから、若菜が変わった気がするー。


”頭”を怪我すると、人格に影響が出ることがあるー。

それだろうかー?


「---そう?別に。わたしは元気になりたいだけだから」

若菜はそれだけ言うと、部屋の方に戻っていくー


部屋に戻るとー

スカートを見つめながら若菜はクスッと笑ったー


大人しめのズボンや服が多かったがー

既に服は”好み”に変えてやったー。


「--クククククク…俺好みにどんどん変えてやるからなー」

若菜は、笑みを浮かべながら、再び部屋で体力づくりを始めたー


体力づくりー

精神面の強化ー

健康面に配慮した食生活ー

早寝早起きによる生活ー


体調を崩した時には

胸を揉んだり、コスプレをしたりしてー

女の身体で味わう快感>体調不良に対する不安 に

なるように徹底したー


不安を快感で上書きするのだー。


例えば、オナるのには体力がいるがー

ベッドに横たわったまま、胸を揉みまくるだけなら

特に体力は必要ないー


コスプレもそうだー

着替えるのには体力がいるがー

一度、メイド服やバニーガールの衣装に着替えてしまえば

後は体力はいらないー


鏡を見るたびに、目の保養になるし

激しく興奮するー。


そんな生活を続けた結果ー


若菜の身体は、健康とまではいかないまでも、

”ある程度”に回復したー



「--まさか、学校にまた行けるようになるなんてな」

父親が、戸惑いながらも嬉しそうに言うー


母親は「無理しないでね」と、呟くー


「----うん」

若菜は笑みを浮かべながら

高校の制服に身を通したー


”これがJKの着心地…くへへへへ”

汚らしい笑みを浮かべる若菜ー。


「----(この身体もだいぶ調子良くなったじゃねぇか)」

若菜の手を握りしめたり、開いたりしながら

笑みを浮かべるー。


だいぶ、この身体にも馴染んで来たし、

これからの生活を考えると、ゾクゾクが止まらないー。


乗っ取られている若菜は、そのまま学校に向かうー。


予想通り、クラスでは孤立気味の様子で、

周囲との接点はあまりないようだったー


”不登校”だったこともあり、当然かもしれないー


「--っ、非力な身体だな」

机を移動させるだけでも、息が上がってしまうー。


体力づくりをしても、これだー


「---」

華奢な手を見つめるー


「--っ…」

少しいら立った様子で机に座ると、若菜は、授業を不真面目に聞きー

そのまま休み時間を迎えたー。


次は体育の授業ー。

だが、若菜の身体は、まだそこまで回復していないこともありー

体育は親からの意見もあり、”見学”になったー。


「-------」

昼休みが終わり、女子たちが着替え始めるのを、

合法的に見つめる若菜ー


「---」

思わず顔を赤らめて、興奮してしまう若菜ー

下品な笑みを浮かべてしまうー

身体が火照ってしまうー


「--(やべぇ…犯したくなっちまうじゃねぇか)」

若菜はゾクゾクしながら

犯罪者としての血が騒ぐのを必死にこらえるー。


「---はぁぁぁ…一人ぐらい襲いてぇな」

若菜は小声でそう呟くと、他の女子たちが

着替え終わるのを見て、そのまま女子たちと一緒に

校庭へと移動したー。


体育の授業で汗を流す女子たちを腕組みしながら見つめる若菜ー


「あの女もエロそうだな…」

若菜は、すっかり下心丸出しの目つきで、女子たちを見つめるとー

一人が、授業中にトイレに行きたくなり、校舎内へと戻って行ったー


「----!」

若菜はニヤァ…と、笑みを浮かべたー


そのまま、その女子のあとを追うように、校舎に入っていく若菜ー


「--だめだ、もう我慢できねぇー」

凶悪犯・龍介は己の欲望を押さえることができなかったー


若菜の身体中に、龍介の欲望が充満しー

はじけそうなぐらいに興奮しているー。


女子トイレに入って行った生徒を見てー

若菜も後からトイレに入っていくー


そしてー


「--金森さん?」

不思議そうに振り返った女子をー

若菜は、有無を言わさず個室に引きずり込んでー

そのまま、強引に胸を触りー

悲鳴をあげようとするその生徒の口を塞ぎー

キスをして、舌を絡めさせたー


「--女の子同士なんだから、黙ってヤラせろよ♡」

若菜は歪んだ声でそう呟くと、

トイレの個室から、二人の女子の声が響きわたったー



④へ続く


・・・・・・・・・・・・・・・・・・


コメント


欲望のために、若菜の身体を使い始めた凶悪犯…!

続きはまた次回デス~!


今日もお読み下さり、ありがとうございました!!

(Fanbox)


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