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魔物たちの王・グロンが勇者によって討伐されたー。


魔王と人間ー。

何十年と続いた”戦乱”が、先日終わりを告げたばかりの

アーク王国では、連日宴が開かれていたー。


王国の女王が、嬉しそうに勇者や、王国の騎士一行に

感謝の言葉を述べるー。


「--これで、ようやく平和が訪れるのですね…」

勇者と一緒に冒険していた巫女・マリナは、

穏やかな笑みを浮かべながら、

お祭りムードの王国の様子を見つめていたー。


もちろんー

これは”一区切り”に過ぎないー

長年の魔物たちとの戦いで傷ついた王国の復興はもちろん、

魔王・グロンを倒したからと言って、

残された魔物が全て消滅するわけではないー


”王国の復興”と”残党退治”

それが、生き残ったものたちに、課せられた使命でもあるのだー。


魔王グロン討伐から、半月ー

連日のお祭りムードも終わり、

人々は復興と残党退治の日々を送り始めたー。


巫女のマリナは、戦いで傷ついた人々を、

回復魔法で癒しつつー、

様々な効果を持つお札を使って、魔物の残党退治も行っていたー。


そんなある日ー


「---……わたしに、何か御用ですか?」

復興作業のために、戦いの最中に崩壊した

神社を訪れていたマリナの背後から、何かが姿を現したー。


「--ぐ、、ぐへへへ…」

姿を現したのは下級の魔物ー。


魔王グロンとの決戦の際に、強力な力を持つ魔物

大多数は討伐されたー

残っている魔物は、下級の魔物ばかりー。


そしてー

生き残っている魔物も、魔王グロンが倒されたことにより、

その魔力は半減し、弱体化している状態ー。


王国の騎士や、勇者、そして勇者と共に戦っていた巫女のマリナが、

負けるはずはなかったー。


現れたのは、口から異臭を放つ、ドロドロとした人型の魔物ー。


「--魔王…様の…仇…!」

力任せに襲い掛かって来るその魔物からは、知性を感じないー。


「--あなたたちの居場所は、もうありません」

マリナは、魔術のようなものを唱えると、周囲に

聖なる力を展開するー


”光の力で、わたしの力を引き出す能力ー”

マリナは、光を浴びて、自分の中の”退魔の力”を強めると、

ドロドロとした人型の魔物を攻撃したー。


投げ付けた札が、魔物の身体に付着してー

魔物を札の力で拘束するー。


「ぐおおおおおおっ」

魔物が苦しみの声を上げるー。

札に宿る退魔の力により、縛り付けられた魔物は苦しみながらも

「魔王様…の…魔王様…の!仇ィ!」と、怒りの形相で

マリナの放った札を自分の身体から吹き飛ばしたー。


再びドロドロとした人型の魔物が、マリナの方に向かうー。


マリナは少しだけ表情を歪めたー。


魔王の影響がなくなり、残っている魔物たちが

弱まったとは言え、まだある程度の力を持つ魔物はいるー。


「-ーーでも、わたしは負けません」

マリナは、別の札を取り出すと、それを魔物に向かって放つー。


マリナ自身の魔力を込めた札ー。


マリナは多彩な種類の札を用意していて、

それを使うことで、戦闘やサポートを行うー。


魔物の近くに放たれたその札からは、毒が吹き出すー。


「--ぐへへへ…こんなもの!」

魔物は少しダメージを浮けた様子だったが、

それを無視してマリナに突進するー


マリナは咄嗟に攻撃を回避してしまったもののー

少しだけ傷を負うー。


「--っ…」

マリナは、すぐに別の札を取り出して、それを使うー。


緑色の光が、周囲に溢れて、マリナの傷を癒していくー。


「---魔王様…の仇…!」

”強い恨み”それが、この魔物の力を強めているー


マリナはそう思いながら、魔物の方をまっすぐ見つめたー。


向かってくる魔物ー。

携えていた小さな錫杖を手にすると、

何かを唱えて、魔物を迎え撃ったー。


錫杖と、魔法による攻撃が、魔物の身体に直撃するー。


「ぐおおおおおおおおおお!」

悲鳴を上げる魔物ー。


「-ーこれで、終わりですーー」

ふらふらと苦しそうに歩く魔物を見つめて、

そう言い放つマリナー


ドロドロとした人型の魔物は、そのままその場に倒れ込みー、

決着はついたー。


「--ふぅ…」

マリナは一安心、という様子で、安堵のため息をつくと、

そのまま立ち去ろうとしたー。


しかしー

”魔王を倒されたことによる魔物の強い怨念”がー

魔物を再び立ち上がらせたー。


背後から迫る刃物に、マリナが気づいたのはー

魔物が、ドロドロとした手で、マリナの肩を

掴んだ瞬間だったー。


「---!?」

マリナが振り返るー。

しかし、それと同時にー

ドロドロとした人型の魔物はー

信じられないことに、マリナにキスをしたのだー


ヘドロのような汚物が口に入り込むー。


「--!?ひっ… うっ… あっ」


じゅるじゅるとした気持ち悪いモノが入って来る感触ー

とても、言葉では表現できないような”味”-。

汚物が口に入り込んでくるような、そんな恐ろしい感覚を味わいー、

マリナが必死に札を手にしようとしているとーー

ドロドロとした魔物は、マリナに吸い込まれるようにして、

そのまま消えてしまったー


「げほっ…げほっ…げほっ」

その場にしゃがみ込んで、巫女服を乱したまま咳き込むマリナー


「はぁ…はぁ…」

しばらくすると、マリナは、ゆっくりと立ち上がったー。


そしてーーー

「--グフ…ぐふ…ぐふふふふふふ」

と、綺麗な顔を、ギリギリまで歪めながら、無気味な笑みを浮かべたー。


「--わた、、し…は……」

しかし、マリナの表情がすぐにいつもの穏やかな表情に戻り、

頭を抱えるー


「--わたしの中に…入ってこない…で…」

苦しそうにそう呟いたマリナー


だが、次の瞬間ー

マリナは、「--この身体に、、あなたの居場所は、もうありません…♡」と

意味不明な言葉を呟いてから、

何かを唱え始めたー


知能レベルの低い魔物がー

マリナの中に入り込んだー。

そして、マリナにさっき言われた言葉を繰り返したのだー


マリナが呪文を唱え始めるー。

そして、戦闘前に展開した光と同じ光を周囲に展開するー


”光の力で、マリナ自身の力を引き出す能力ー”だー。


「--うひ…ひひひひ♡」

目から涙をこぼしながら表情を歪めて笑うマリナは、


その力で、対魔の力ではなくーー


「--うひひ、ひ、、”せいよく”強めちゃうぞぉ♡」

マリナは、本来、対魔の力を強める光で

自身の性欲を強めると、野蛮な表情を浮かべてー

札を取り出したー。


魔物との戦いで、マリナが相手の魔物を拘束するために

使う札ー


付着させた場所に、激しい”絞めつけ”を行う札だー。


それをー

マリナは巫女服の中に手を突っ込んで、

アソコのあたりに貼り付けたー


「んぐっ…ぐひぃぃ♡ ぐっ… ぐぃぃぃぃ♡」

苦痛から顔を真っ赤にしながらも、

あまりの快感に、マリナは、気持ちよさそうに

ニタァ…と、笑みを浮かべるー。


「--んっ… ぐっ…ぐ♡

 人間、、気持ちいい♡♡」

マリナに憑依した、低級な魔物は、

マリナの身体で性欲を満たすことしか

もはや考えていなかったー


欲望のままに、魔物を拘束するための札を

自分を絞めつけて快感を味わうために使うマリナ。


続いてマリナは、巫女服をはだけさせながら、

毒の札を、胸の上から押し付けるようにして貼り付けるー。


胸のあたりから、毒がマリナの身体を侵食しー

マリナはへらへらと笑いながら、顔を真っ青にしていくー


毒魔法特有の感触が、胸に妙な刺激を与えてー

あまりの気持ちよさに、マリナはその場に座り込んで、

涎を垂らすー。


やがてー

マリナは、さっきの戦闘でも使った”回復の札”と取り出しー

それをぐしゃぐしゃにして、無理やりアソコにねじ込むー


「ふっ…ふああああああああっ♡」

”下から回復”する、あまりの快感に、マリナは身体をガクガクさせて

反り返るような姿勢で、気持ちよさそうに声を上げたー。


魔物はー

さっき”マリナが使っていた技”を

欲望のために、マリナの身体で使っていたー。


毒の札で、苦しみながら快感を味わいー

毒が回って来たら、緑の札で回復するー


それを何度も何度も繰り返すマリナー。

もはや、マリナから、清純な巫女の雰囲気h

あっという間に消え去っていたー。


「--ま、、ま、、魔王さまの… 魔王様の…かたき…!」

マリナは、はぁはぁ言いながら、小さな錫杖を手に、笑みを浮かべたー。


「---や…やめ……… て」

マリナの微かに残った意識が、必死に抵抗しようとしたー。


だが、マリナは、小さな錫杖を手に、

それを自分に向けていたー。


マリナを乗っ取った魔物は、

さっきの戦闘をなぞるようにして

マリナが使った技を順番に、

マリナの身体で楽しむために使ったー。


そして”次”はー。


乗っ取られて自由を奪われたマリナの意識が

さっきの戦闘を思い出すー。


最後は、錫杖と魔法による攻撃だー。

そんな攻撃を自分に加えたらー


マリナは思うー


”自殺させられてしまう”


とー。


だがーーー

マリナを乗っ取った魔物はー

錫杖でマリナの身体を引き裂くのではなくー

まるで、錫杖を肉棒に見立てているかのようにー

マリナの身体を錫杖で弄び始めたー。


復興が始まったばかりの荒れ果てた神社の中で、

ひとり、欲望に染まった巫女の喘ぎ声が

しばらくの間、響き渡り続けたー。


そしてーー

巫女・マリナの意識はあまりの快感に

そのまま消し飛び、ただただ欲望に完全に支配されてしまったー


「----えへ♡」

乱れ切ったマリナは立ち上がると、

「---魔王様復活のために…♡」と、ゆらゆらと歩き出したー。


・・・・・・・・・・・・・・・・・


数週間後ー


マリナと一緒に冒険をしていた勇者は、

マリナの様子がおかしいことに気づき始めていたー。


マリナが王宮の兵士を誘惑しては、

淫らな行為を毎晩のように繰り広げているというのだー。


「--マリナ!」

勇者が、マリナの元を訪れると、

マリナは王宮の兵士の一人と身体を重ねて

巫女服のまま激しいキスを繰り広げている場面が

部屋の中に広がっていたー


「---ひ、、こ、、これは」

王宮の兵士が顔を真っ赤にしながら叫ぶー


マリナは飢えたメスのような表情で

勇者に近づいてくるー。


「--ねぇ、、今度は……

 夜の冒険しましょうよぉ…♡」

マリナは、勇者にしがみつくー。


勇者は「な、、何を言って…!?」とマリナを振り払おうとしたがー

マリナは札を勇者に貼り付けて、勇者が動けないように

”拘束”したー。


「--えへへへへへ♡ えへへへへへへへへ」

マリナは勇者の服を引きちぎるようにして脱がせると、

そのまま勇者のソレを口に咥えて、

予め口の中に充満させておいた回復魔法を、

解き放ち、回復魔法フェラを始めるのだったー。


・・・・・・・・・・・・・・・


「--はぁ…♡ はぁ…♡」

王宮で、たくさんの男を手玉にとったマリナは、

王宮の外で、魔物とエッチを繰り広げていたー


やがて、マリナは”妊娠”したー。


魔物と、マリナの間にできた子供ー。


マリナを乗っ取った魔物の強い邪念と欲望ー

魔王の遺された怨念ー

あらゆるものが、注ぎ込まれた”子供”が

今、マリナの中で成長を始めていたー


それでもお構いなしに欲望に身を投じるマリナー。


もう、穏やかな優しい巫女の姿はそこにはないー。


あるのは、欲望に満ちた巫女の姿だけだったー。



おわり


・・・・・・・・・・・・・・・・


コメント


1話完結の、巫女憑依モノでした~☆!

とっても酷使されてしまっているマリナ…

でも、本人はとっても嬉しそうですネ…!笑


お読み下さりありがとうございました~~!

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