<女体化>男子校に通う女子高生②~周囲の異変~ (Pixiv Fanbox)
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「触らせてくれよ!」
昼休みー
男子生徒が駆け寄ってきて
七雄の胸を触るー。
七雄は「男の触っても仕方ないだろ?」と、
可愛い声で笑いながら言うー。
七雄の胸を触って顔を真っ赤にする男子生徒ー
七雄はー
今朝、起きたら、いきなり”女”になっていたー
髪が伸び、肌が女性的になりー
体格も、声も、胸も、何もかも、女になったー
ベースとなっている顔は同じだが
元々中性的な顔立ちだった七雄は
”美少女”と呼べるような風貌になっていたー。
「--いくら身体が女っぽくなったからって、
中身が男の身体なんか触って楽しいのか~?」
七雄は、呆れた様子で笑みを浮かべるー
「-っていうか」
親友の照也が、ズボンを指さすー
「--そこも、ついてないってことか?」
と、照也は朝から気になっていたことを、七雄に質問するー
「--ん?あぁ、ないけど…
触ってみるか?」
七雄がズボンのアソコのあたりを触りながら言うと、
周囲の男子生徒が何人か顔を真っ赤にしているのが見えたー
「--ま、、マジで?いいのかよ!?」
驚く照也に対して
「この前だってお前、悪ふざけで、俺のズボンの上から
触ったじゃないか」と、七雄が揶揄うようにして言うー。
高校生同士のおふざけ”で、時々、
おふざけて触ったり、触られたりすることがあるー
七雄からすれば”いつもと同じような”感覚だったー
”触ってみるか?”と言われた照也が戸惑いながら
女体化した七雄のズボンの上からアソコを触るー。
男子校のため、制服にスカートは存在しない。
そのため、女体化した七雄も、ズボンで登校しているー。
「--う、、うあ、、、うあああああああ!」
照也が顔を真っ赤にしながら、周囲の男子生徒たちの方を見つめて叫ぶー
「ねぇっ…マジでねぇよ!」
とー。
ズボンの上から、男子には必ずある”アレ”が
ついていないことを確認したー
「--お前…マジで女になっちまったんだな」
照也が顔を赤らめながら言うと
七雄は「ははは、まぁ、今日寝れば治ってるかもしれないし」と、
軽い気持ちで答えるー。
「---あ、ちょっとトイレ」
七雄はそう言いながら、教室から廊下に出るー。
教室に残された親友の照也は、周囲の男子生徒たちのほうを
見つめがらー
「あいつ、マジでかわいくなりすぎじゃね?」
と、笑いながら呟いたー
・・・・・・・・・・・・・・・・・
トイレに向かう七雄ー。
「---」
時折、長い黒髪を邪魔そうに払いのけるー。
「もし、明日も戻ってなかったら、髪、切るか…
邪魔くさいし」
そんな風に呟きながらトイレの前で立ち止まるー
「-----」
昼休みまで、一度もトイレを使っていなかったがー
”男子トイレ”と
”女子トイレ”の扉を前に立ち尽くす七雄ー。
男子校ではあるものの、教職員や事務員などもいるため
女子トイレも、ある程度の数は存在していたー。
「------」
少し考えてから、”いや、普通に男子トイレだよな”と
考えて男子トイレに入る七雄ー。
確かに、身体は”女”になっているー
だが、中身は正真正銘の”男”だー。
と、あれば、身体は女でも男子トイレに入るべきだろう、と
七雄は考えたー。
「--女装してる人とかも、男子トイレだろうし…
俺も男子トイレだよな、当然」
そんな風に思いながらズボンのチャックを開けてー
しばらく手を不自然に動かすー。
「--ん?」
七雄が戸惑った表情を浮かべながら、
ズボンのほうに視線を落とすー。
「あーー、そっか…ねぇんだった…」
”アレ”があると思い、いつもの癖で立ったまま
するところだったが、女体化している七雄には
アレは存在していないー
「--ってことは毎回個室か…!?
面倒くせぇ…」
だが、女の身体で立ってするのは、さすがにきついー。
しかも、不慣れである七雄がすれば
確実に下着やズボンを汚してしまうー
ここは、個室でゆっくりするしかないー。
「---…う~ん、、朝もしたけど…
こう、、、
なんか、、こう、、、出て来る時の感じが
男とは違うよなぁ…」
ようやくトイレを済ませた七雄ー
入って来た男子生徒が、七雄を見て顔を赤らめるー
あまり面識のない生徒だったが、
七雄は「あ、、お、、俺、男だから、気にしないで」と、
苦笑いしながらトイレから飛び出したー
「は~~ったく…面倒と言えば面倒だよな…」
色々な面倒ごとに巻き込まれつつもー
七雄は、なんとか女体化1日目を終えたのだったー
「---おかえり どうだった?」
父・功が言う。
「--ん?あ~、まぁ、なんとか問題なさそう」
七雄が言うと、
功は「そっか」と少しだけ安心した様子で呟いたー
「色々調べてみたけどー」
功がパソコンの画面を七雄の方に見せながら言うー。
父の功は平日2日間休みの職場のため、今日は1日中
家で七雄のために、女体化について調べていたのだー。
「--出て来るのは、こんなのばっかり」
功が苦笑いするー。
画面には、女体化ジャンルの漫画が表示されているー。
「--まぁ…そうだよな」
女体化した七雄は、戸惑いながらもそう呟いたー
現実で”朝、起きたら急に女になっていた”なんてことは
聞いたことがないー
ネットで検索すれば、女体化の漫画やノベルなどの
情報ばかり出て来るのは、目に見えていたー
「まぁでも、学校のみんなも理解してくれたし、
なんとか大丈夫そうだから、気長に戻るのを待つよ」
七雄がそう言うと、
功は「そうだな。俺の方でも時間があるときは色々調べてみる」と
約束してくれたー。
部屋に戻る七雄ー
「--あ、そうだ…髪、切るか」
髪を触りながら、一瞬そんな風にも思った七雄だったがー
少し考えてからー
「いや…せっかくだし、このままにしておくか」
と、呟いたー。
どうせすぐに元に戻る。
元に戻れば、長い髪は似合わなくなるし、
学校の校則で、男子がこんなに長い髪にしていれば
きっと何かを言われるー。
「---普段は味わえない長さだし、邪魔だけど、いっか」
そう呟くと七雄は髪を切るのをやめて、
そのまま自分の服に着替え始めたー
・・・・・・・・・・・・・・・・・
晩御飯を終える七雄ー。
七雄は、ジャージ姿ー
「---胸と髪さえなければ、顔は自分じゃ見えないし、
普段通りっぽい感じなんだけどな…」
と、七雄は心の中で考えながらお風呂に向かうー。
だがーー
お風呂に入った七雄は、急にドキドキしてきてしまったー
女の肌ー
胸ー
しかも、アソコには、アレがないー
「---…ちょ……ん…俺の身体なのに…なんだこの感覚…」
可愛い声で戸惑いを口にする七雄ー
自分の身体であるはずなのに
ドキドキしてしまうー。
いや、それだけではないー
女子のお風呂を覗いているような罪悪感すら感じてしまうー
「--お、、落ち着け…俺…俺の身体だぞ」
そう思いながら目を瞑って髪を洗うー。
髪が長いと、大変だな…と思いつつ、
そういえば、伸びてる部分の髪、どう洗うんだ?と
慣れない手つきで、肩のあたりまで伸びた髪を
洗っていくー。
やっとの思いで髪を洗い終えると、
今度は身体ー
胸を洗うために、胸に触れるだけで、ドキッとしてしまうー
なんだか興奮してドキドキゾクゾクしてきてしまうー
「っていうか…ここに何もついていないって…
なんかこう、、、なんなんだ…」
語学力を失いながら、七雄がアソコを見つめるー
普段ついているはずのモノが、ここには存在しないー
それだけでーーー
顔を真っ赤にしながら、七雄がようやくお風呂を終えて、
ジャージを着て、リビングの方に向かうと、
父の功は「随分長かったな?もしかして…」と揶揄うようにして
呟いたー
「ば、、ちがっ!自分の身体に興奮なんかしないし!」
七雄はそう叫んで、慌てて自分の部屋にある2階へと
駆け上がって行ったー。
「----」
心配そうな表情で、そんな七雄の後ろ姿を見つめる母・丸江ー。
丸江の視線に気づいた功は、丸江を安心させようと呟いたー。
「---大丈夫さ。明日の朝になればたぶん元に戻ってるだろ」
とー。
「そうだといいけど…」
母・丸江の心配そうな表情ー。
七雄本人と、父・功は
それほど”女体化”のことを重くは考えていなかったー。
”一晩寝れば治るだろう”と、
そのぐらいにしか考えていなかった。
しかしー
「----え」
翌朝ー
七雄は、女のままだったー
「ない!!!!!!!!!!」
股間のあたりを触って叫ぶ七雄ー
七雄もてっきり、一晩寝れば元に戻ると
ある程度期待していたため、
想定外だったー。
「---くっそ~!俺はいつまで女の子でいればいいんだ?」
そんな風に思いながら、
学校にやってきた七雄は、
コンビニで買ってきた新発売の炭酸飲料を口にするー
「お!それ、新発売のやつ!」
照也が笑いながら話しかけて来るー
みんな、七雄が女体化しても、普通に接してくれているー
その点は、七雄にとってもありがたいことだったー
「--ん?飲むか?」
よく飲みまわしをする七雄は、いつものように照也に向かって
ペットボトルを差し出したー。
「---え」
照也が顔を真っ赤にしているー
「--え?飲みたいだろ?」
七雄が”いつもならすぐに飲むのに”と不思議そうにしながら
照也に向かってもう一度ペットボトルを差し出すー
すると、照也は申し訳なさそうに呟いたー
「あ、、あ、、、あのさ……
ほら、、い、、一応、お前、、今、女子なんだし…
その、、間接キス的な…?」
男子高校であるからか、女子慣れしていない男子は多かったー
照也も、その一人だー。
「--ははははははは!」
七雄は思わず可愛い声で笑ってしまうー。
「--んなこと気にするなよ!身体はこうでも、中身は俺だぜ?
俺となんか、何度も間接キスしてるじゃないか」
七雄の言葉に、照也は「そ、そうだな」とそのまま
炭酸飲料を飲んだー
炭酸飲料を飲んだ照也は、感想も言わず、顔を赤らめながらー
ズボンのアソコのあたりをもっこりとさせて、
戸惑っていたー。
勃起しているー
七雄もそれに気づくー
「------…」
七雄は、親友が、勃起しているのを見て
戸惑ったー
”おいおい…俺は俺だろ?照也…”
そんな風に思ったが、口にはしなかったー。
そんな戸惑いを抱きながらも、体育の授業が始まるー
いつものように着替えだす七雄ー
しかしー
周囲が「おい!やめろ!」「ここで脱ぐな!」
「--や、、やべぇ」と、騒ぎ出すー
制服をいつものように脱いでー
しかも、ブラを持っていないため、ノーブラの状態でーー
胸を晒して、普通に着替えようとしていた七雄は、
「--え…」と、戸惑ったー
「い、、いいだろ?別に?どうせ俺なんだし」
と、七雄が言いながら体操着に着替えると、
他の男子生徒たちの一部が、顔を真っ赤にしていたー。
体育の授業が始まるー
だがー
そこでも七雄は”違和感”を抱くー
持久走ー
いつものように、走れないのだー
すぐに息が上がるー
他の男子に、追いつけないー
「はぁっ…はぁっ…」
汗を流しながら、"これが女子の体力なのか…?”と
戸惑う七雄ー
しかも、汗で胸が少し透けていたー。
「-----」
体育の授業を終えた七雄は、先生から別室に案内されたー
他の男子の一部から”同じ部屋で着替えにくい”という
申し出があった、とのことだったー。
男子校であるこの高校は、女子の着替えるスペースは
用意されていないー
そのため、七雄は体育準備室に案内されて、
そこで着替えることになったー。
「----」
着替えながら七雄は戸惑うー。
少しずつー
けれども確実に
”女体化したことによる壁”を七雄は感じ始めていたのだったー。
③へ続く
・・・・・・・・・・・・・・・・
コメント
ポツポツと問題が出始めていますネ~☆
今日もお読み下さり、ありがとうございました~~!